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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part95

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 17:39:17 ID:hODe7tAq
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

(前スレ)あの作品のキャラがルイズに召喚されました part94
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1198134041/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/


    __              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃  `ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
             ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!


     _
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は
    J{  ハ从{_,      本スレへの投下で問題ないわ。
    ノルノー゚ノjし     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、
   /く{ {丈} }つ     本スレではなく避難所への投下をお願いね?
   l く/_jlム! |     ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   レ-ヘじフ〜l      ・スレタイと違う内容になったり、痛い展開になったりする場合も、避難所に投下した方が無難ね。
              ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。


   ,ィ =个=、      ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。
   〈_/´ ̄ `ヽ      ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。
    { {_jイ」/j」j〉      これ以上だと投下できないそうです。
    ヽl| ゚ヮ゚ノj|      ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
   ⊂j{不}lつ     ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。
   く7 {_}ハ>     ・次スレは>>950か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。
    ‘ーrtァー’      ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 17:40:18 ID:vrP9M46Z
>>1
おつー

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 17:47:59 ID:o4GALQhh
>>1
今夜の晩餐に乙カレーを。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 17:49:32 ID:QEeXA9NT
>>1

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 17:50:01 ID:gGtXapX4
>>1
心からの割れんばかりの乙を!

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:02:24 ID:s9idBxn6
>>1
尻が割れんばかりの乙を!

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:15:02 ID:DfVk7/cY
>>1乙のケーキ
http://www.uploda.org/uporg1170101.jpg

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:21:52 ID:/1d4GYdB
>>1
http://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow63827.jpg

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:22:24 ID:DfVk7/cY
mjd?

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:24:32 ID:IwgX7J5F
>>1
乙。
でもテンプレ変わってないよ。
以下新テンプレ↓



    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・ここはあの作品の人物がゼロ魔の世界にやってくるifを語るスレッドよ!
    l lf小从} l /   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'     ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
              ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!



    _         ・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ?
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は
    J{  ハ从{_,      本スレへの投下で問題ないわ。
    ノルノー゚ノjし      ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、
   /く{ {丈} }つ       本スレではなく避難所への投下をお願いね?
   l く/_jlム! |      ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   レ-ヘじフ〜l        ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。
               ・作者も読者も閲覧には専用ブラウザの使用を推奨するわ。負荷軽減に協力してね。



   ,ィ =个=、      ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。
   〈_/´ ̄ `ヽ      ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。これ以上は投下出来ません。
    { {_jイ」/j」j〉     ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
    ヽl| ゚ヮ゚ノj|      ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。
   ⊂j{不}lつ      ・次スレは>>950か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。
   く7 {_}ハ>     ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。
    ‘ーrtァー’       ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。
                姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。



11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:51:58 ID:y+tkWRgd
荒らしに負けたヘタレ晒し

迷宮職人
ゼロの夢幻竜

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:57:33 ID:khsFO4fb
おっぱい革命がとうとう動く絵で見れるのか

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 18:59:35 ID:ZyLNB6Ig
これで声がりえりえだったら なあ

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 19:02:11 ID:UaM71uah
ttp://asame6.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/data/IMG_002592.png

今日のしっとマスク

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 19:47:33 ID:cCbip/iy
誰かクリスマスSSを書いてくれまいか
ルイズを祝おう


16 :ゼロのgrandma ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 19:58:36 ID:ogPI8CaJ
こんばんは。
前スレでは入り切りませんので、こちらに予約します。
クリスマスSSではありませんが。

良ければ5分後より投下します。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:02:07 ID:WFf+Ufdw
>>1
クリスマスも乙か霊夢!

>>16
支援準備完了

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:02:25 ID:OtOKaC2L
聖夜にグランマ支援!

19 :ゼロのgrandma 1/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:03:08 ID:ogPI8CaJ
「あー、ここにいたんですか」
昼食のバスケットを抱えたシエスタが、小走りで駆け寄ってくる。
「捜したんですよ。いつもの場所にいないんだもの」
「ごめんなさい。つい何となくね」
草原に寝転がったまま、リンディはひらひらと手を振った。
朝から根を詰めていたので、一休みするつもりだったのだが――いつの間にか眠ってしまったらしい。
「日差しが気持ち良くってねー」
「そうでしょう。何も無い村ですけど、ここだけは自慢なんです」
春には春、夏には夏の花が見渡す限り広がって、まるで花の海だそうだ。
見せられて良かったです――そう満面の笑顔で覗き込むシエスタに、リンディも満足そうに頷いた。

陰の無い明るい表情。
陽の光のようなそれは、本来の魅力を存分に表している。
全てを打ち明けた事で、心に積もっていた澱から解き放たれたのだろう。
あるいは、あの後二人で一晩語り明かしたのが良かったのかもしれない。
――泣き続けるシエスタを、リンディが延々と宥めていただけではあったのだが。

「それで、今日はどうでした?」
「えーっと」
いそいそとバスケットを開け、お茶の用意をしているシエスタは実に楽しそうだ。
片腕で苦労している様子に、手伝いを申し出たがあっさりと断られた。
切り替えが早いのか、そもそも決めたら突っ走る性格なのか。
それとも『身内』だと割り切ったから?
ここ数日の献身には、尋常ではない熱意が籠もっている気がする。

リンディは身体を起こすと、先程までいたドームを眺めた。
朝食後の、家事で忙しい時間帯。
シエスタたち家族の邪魔にならないように、そこで過ごすのが日課になっている。
「まあ、何とかなりそう……かな?」
「本当ですか!?」
一瞬、嬉しそうな表情を浮かべたが、すぐに複雑なものに変わった。
無事に帰れる事を望んではいるが、実際に別離を迎えるとなれば寂しいのだろう。
それに第一。
「で、でも、おじいちゃんは帰れなかったのに。そんなあっさり」
「それは仕方ないわ。あの人――おじいさまの所持品では、どうにもならなかったもの」
肩を竦めながら、リンディは食事の為に身を寄せた。


元の世界と最も関わりがありそうなのは『人間』だが、残念ながら、生物というものは環境に適応する。
数年も過ごせば、住人としてその世界の一部となる。新たな繋がりに縛られるのだ。
そもそも、膨大な魔力を使用する無茶な走査負荷には耐え切れまい。
人工物に至ってはさらに望み薄だ。加工された時点で『存在』が希薄になってしまう。
何れにせよ、得られるデータの解析も記録も出来ないのでは意味が無い。
それでも敢えて――可能性を上げるなら。


「変わった石ですね。不思議な色。……緑色、なんですよね?」
「うん。わたしに似合うからって」
食事後、二人は並んで座っていた。
微かに流れる風が、草花の香りを運んでくる。
シエスタは、リンディのブローチを陽に透かしてみた。
クリスタルに包まれた石は、磨かれずとも不思議な色合いを感じさせる。青にも見える淡い緑。
「幸運石――だったかしら。健康にも良いんだって」
「そう聞くと、いかにもプレゼントって感じですね。珍しい物なんでしょうか」
「らしいのよねえ。息子は稀少品だって言ってたし」
選んだのは孫らしいが、出費は当然ながら息子たちなわけで。



20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:03:41 ID:WFf+Ufdw
支援

21 :ゼロのgrandma 2/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:05:25 ID:ogPI8CaJ
ついでに言うなら――結構、高価な物かもしれない。
普段は質素な癖に、突発的に驚くような出費を行う娘もいるからだ。
好きな色とはいえ、いきなり真っ黒なスポーツカーを買って来た時は、表情の選択に困った覚えがある。
まあ、これに関しては無茶な事はしてないだろう。息子もいた事だし。
封じられた宝石。
母の日に貰った、保護する為のクリスタルで包まれた原石である。
ミッドチルダではなく、現在居を構えている世界の暦に換算した十一月の――グリーンのインペリアル。
ほとんどの場合、緑は放射線加工で作られるが、天然の物も極めて稀少ながら産出されるらしい。
その世界で悠久の時を過ごした、人の手の入らぬ稀少な自然石だ。
語源をある国の言葉で『捜し求める』に持つそれは、離れた者の想いを繋ぐとも言われている。

「道標に最適だとは思うんだけどね」
再び横になったリンディの様子に、シエスタは一瞬悩むような表情を浮かべた。が、
「意外と、顔に出るんですね」
そう笑いながら、ブローチを彼女の胸に留めた。
「普段は笑ってるから、どんなに複雑な事を考えてても分からないのに」
「今は分かるの?」
「ええ。わたし悩んでます、って顔をしてますよ?」

孫娘の言葉を、否定も肯定もせず。――リンディは、ただ黙って空を見上げていた。

   ◆  ◆  ◆

トリステインとゲルマニア、王女と皇帝の婚約を前提とした軍事同盟が締結された直後。
アルビオンに新政府が樹立され、不可侵条約の締結が両国に向けて打診された。
無論、軍事的に優位に立つ側からの申し出など、誰一人として底意無しとは思わない。
思わないが、結論として両国は受けざるを得なかった。
相手の意図が、例え内政を整える為の時間稼ぎだとしても、時間が欲しいのは同じだったからである。

つまり、激烈な軍備競争が始まったのだ。
いずれ起こる大戦に向けて、税制を含むあらゆる体制を整えねばならない。
――そう判断した政治家は多く、また、それは当然の帰結でもあった。



「しかし、これはやる気だろうな」
「いや、ですが、まさかそんな」
狼狽えるパリーに、彼は呆れたような顔を向けた。
「何故、『まさか』なのだ?」
「ア、アルビオンの長い歴史の中で、結んだばかりの条約を一方的に破棄するなどという恥知らずは……!」
顔を憤怒で真っ赤に染めた老メイジは、後を続けられない。
「唾棄すべき破廉恥行為だな。誇り高き貴族なら、死んでも出来まい」
「も、もちろんですとも! あってはならぬ事ですぞ!」
机に振り下ろされた拳に、彼は苦笑した。
「あまり興奮すると体に良くないぞ。少しは落ち着け」
「で、殿下こそ、何でそんなに落ち着いているのです!」
「殿下ではないと言っただろう。頭領だよ、パリー」
彼は肩を竦めると、椅子に深々と座った。
机に広げられた報告書を眺める。

両王家の結婚式には、国賓として神聖アルビオン共和国の『皇帝』か閣僚が出席するらしい。
通常であれば、不可侵条約を内外に知らしめる、デモンストレーションと取るのが筋だろう。
また、親善訪問に本国艦隊旗艦のレキシントンが参加するのも、示威行動の一環としてはおかしくない。
その為に新型の長射程砲を装備していくのは――少々行き過ぎだとは思うが。



22 :ゼロのgrandma 3/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:07:31 ID:ogPI8CaJ
ただし。
砲弾に装薬、糧食等が、通常以上に積まれるとなると話は別だ。
儀礼の為では有り得ない質と量。
それどころか、明らかに降下部隊の手配まで進められている。
数千人規模に渡るそれを、完璧に隠蔽する事など不可能に近い。
そもそも隠すつもりがあるのかどうか。
「他国から潜り込んでいる者がいるなら、当然気付くとは思うのだがな」
「気付いても、連絡手段が限られますからな」
国境閉鎖中の港の出入りは厳重な監視付だ。一般人が潜り込む隙はほとんど無い。
行き来している商船も、全てアルビオン国内を往来している物である。外部からの入港は当分無いはずだ。
当然、脱出するのは極めて困難。
立地条件から、こういう事に関してはアルビオンが圧倒的に有利である。
「どちらにせよ、格式有るアルビオン王国は既に無く、連中に誇りなどあるまい。今更何が起ころうが驚かんよ」
「ううむ」
パリーは未だに納得出来ないのか、歯を軋らせる。

「さて」
彼は新たな紙を用意すると、ペンを楽しげに振ってみせた。
「このまま黙って見過ごす訳にもいかん。空賊としては少々動きにくくなっているしな」
「獲物となる商船は多いのですが、それ以上に軍艦の出入りが多過ぎますから」
それに、無理する必要もない。
鹵獲した船は計二隻。物資は充分過ぎるほどに確保出来ていた。
そもそもこれ以上船を得たとしても、今の人数での運用は不可能である。
「そこで、だ。何とかこの状況を、トリステインに伝えたいと思うのだがね」
「手紙ですか」
渋い顔で、パリーは眉を顰める。
鍾乳洞に隠れ住む彼等からすれば、軍の目を盗んで降りる事自体は難しくない。帰還を考慮しない片道なら尚更だ。
問題は、そこまでして誰に連絡を取るかである。

この手紙が届けられる場所など、極めて限られる。
「城に直接は無理がございましょう。例えお目に触れたとしても、信じて貰えるとは限りませんぞ」
流言飛語が飛び交うのは当たり前だし、説得力のある証拠は提示出来ない。
降下部隊に関しても、準備が進められているというだけの状況証拠に過ぎないのだから。
「直接は無理でも、所在が明らかな者を二人ばかり知っているだろう」
あの者たちなら、王女へ直接連絡する事も可能なはずだ。
「手紙さえ届けば、姫は信じて下さるさ」

それに、最悪の事態も考えなければならない。
軍事同盟が機能する事無くトリステインが破れ、城が劫火に包まれるというならば。

かつて――ラグドリアン湖畔で、可憐な従妹と仲睦まじく語り合った者。
愛するが故に、求められた一言を口に出せなかった臆病者にも、為し得る事が一つ残っている。
「連中が動く場合は、私自ら城に赴くことになる。分かっているな?」
「止めても聞かんでしょうに」
パリーは深々と溜息を吐いた。
「賊に成り下がったとは言え、高貴な女性を誘拐するなどと……王に顔向け出来ませぬ」
「まさに空賊ではないか。得難い花を摘むならば、賊として最高の栄誉だと思うがな」
第一、彼は扉を破りに行くのではない。
自惚れのようだが――堅固な『鍵』は、どうせ内側からしか開くまい。

「だがな」
さらさらとペンを紙に滑らせながら、彼は淡々と言う。
「可能性は低いと思うのだよ。万が一、そのような事態になった場合は」
あの女性――先住種族を使い魔としたラ・ヴァリエール嬢が、指を銜えて見ているとは思えない。
多少の畏怖を籠めて思い出す。
あれだけ魔力に満ちた存在に、持てる力の全てを発揮させたら?



23 :ゼロのgrandma 4/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:09:39 ID:ogPI8CaJ
「埒もない事だ」
つい失礼な事を想像してしまった自分に、呆れてしまった。
彼女たちは貴族と船乗りの誇りを知っている。無意味な破壊や殺戮を好まぬはずだ。
期待するのは王女の護衛。それだけで充分だろう。
――そう考えて、重大な事に気付く。

「……脱出する際に結界とやらを使われたら、私も会えないではないか」
手紙に一文を書き加えながら、彼は慌てたように呟いた。

   ◆  ◆  ◆

虚無。
それは伝説の闇に沈んだ系統。四系統より外れた零番目。
万物の祖となる物だとも伝えられる。

「――って話だったんだけど?」
「いや、何が不満なのかね?」
不満と言うか。
ルイズは、王室から預かった国宝『始祖の祈祷書』を、ぱたんと閉じた。
混乱した頭を抱えながら、傍らの剣を睨み付ける。
「ねえ、伝説の剣?」
「何かね、伝説の魔法使い」
「あんたの言う通り、わたしが虚無の使い手だったとしても、よ。他の魔法は使えないの?」
「覚えてねえなあ」
「あのね」
無責任な返事に、腹を立てる気力も湧かなかった。


リンディが旅に出る直前、ルイズには大きな役目が与えられていた。
トリステイン王室の伝統として、王族の結婚式では、国宝を手にした巫女が式の詔を詠み上げる事になっている。
当然ながら、今回も必要となるわけで。
有力な貴族の令嬢であり、王女が自ら指名した相手とあっては異論の出ようはずも無い。
学院に届けられた国宝は、学院長から彼女の手に渡り――晴れて巫女となったルイズは頭を悩ます事となった。
何しろ、詔は巫女自身が考えるのだから。
自分には詩才の欠片も無い。――そう理解するのに時間はさほど掛からなかった。
頭を抱えて唸る彼女が、何気なくデルフリンガーに愚痴った時、
「指輪を嵌めて、その本を読んでみな」
と、何の関係も無さそうな忠告を受けた。
聞いた方が何も考えずに従ったのは、それだけ煮詰まっていた証拠だろう。
結果。
指輪と本が光り出したのを見て、彼女は驚愕する事となった。


通常だと白紙に見える紙面に浮かぶ、光の中の文字。
資格有る者が指輪を嵌める事で、初めて読めるらしい。
書かれているのは古代語で書かれた呪文と、その説明。
伝説の虚無。
「こんな事を知ってるって時点で、あんたもただの剣じゃないのは分かるけど」
ならば、これも嘘や偶然ではないのだろう。
「信用無いねえ。そんなに信じられないのかね?」
「残念ながら、信じるしかなさそう」
愚痴を言ったルイズ自身も、実のところは理解していた。



24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:11:08 ID:/losQXyC
支援

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:11:18 ID:9+BOIE2F
支援

26 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:12:16 ID:pnpR8K7U
支援

27 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:12:23 ID:pnpR8K7U
支援

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:12:33 ID:/losQXyC
支援

29 :ゼロのgrandma 5/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:12:36 ID:ogPI8CaJ
眺めた呪文のルーンは、染み入るように心に残っている。
滑らかに紡がれる詠唱。懐かしく感じられる音色と、身体を何かが循環していく様子が実感出来た。
これが、姉や先生たちが言っていた感覚?
だとすると、これが自分の系統だという事だ。本当に虚無かどうかは分からないが。
とにかく、全ては伝説の中にしか存在しなかったのだ。
虚無とは何なのか、何が出来るのか。この呪文はどれほどの物なのか。
――もし、きちんと最後まで唱えたらどうなるのだろう?

「あー待て待て。試すんなら外でやれ外で」
「あ、当たり前じゃない。部屋の中で唱えるわけないでしょ!」
つい顔に出てしまっていたらしい。
誤魔化すように怒鳴ってから、表情を真面目なものに改める。
「わたしに、虚無なんて使いこなせると思う?」
「知らね。けど、お前さんの頑張り次第だろ? 虚無の担い手ってのは間違いねえんだから」
「言ってくれるわよね」
そういう事なら、今までとさほど変わらない。
高揚感はあるし、自信も湧いてくるのだが――あまり大っぴらに公言出来るような内容でも無いわけで。
アカデミーに連れて行かれたりするのは、正直勘弁して欲しい。
「もちろん頑張るわよ。だから、あんたも色々教えなさい」
誰に相談する訳にもいかないから、この剣の存在は非常に有り難い。
「分かったって。けど、相棒にゃ言わないのかね?」

「もちろん言うわよ。だけど今のままじゃ駄目だと思う」
彼女はデルフを掴み、立ち上がった。
「堂々とリンディの前に立って、言ってみたいの」
「何を?」
「わたしはもう大丈夫。だから何の心配もいらないわ、ってね」
とにかく外に出よう。
練習でも何でも、頑張らねばならない事は、山程あるのだから。

   ◆  ◆  ◆

リンディが学院に戻ったのは、それから一週間後のことである。
休暇を貰ったはずのシエスタの姿もあった。
何があったのかは知らないが、片時も離れたくないらしい。
「で、聞いてもいいわけ?」
「えっと、それがね。言えない事ばかりだったのよ。……どうしましょう?」
あはは、と困ったように笑うリンディ。
だが、シエスタの祖父がリンディの知人であったかもしれない事。
彼の遺産によって助かった事。
その為に、シエスタが命懸けで頑張った事は聞き出せた。



30 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:13:27 ID:pnpR8K7U
支援

31 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:13:35 ID:pnpR8K7U
支援

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:14:24 ID:/losQXyC
支援

33 :ゼロのgrandma 6/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:14:56 ID:ogPI8CaJ
「充分な説明になってるとは思うけど……それでも言えないことが別にあるわけね」
ルイズは盛大な溜息を吐くと、座った目でリンディを見る。
「つまりシエスタは親戚ってこと? しかも命の恩人、と」
「そうなる、かな?」
「はい!」
嬉しそうに頷く彼女。まだ包帯姿が痛々しいのに、随分と明るい印象を受ける。
「そういう事なら……主人のわたしにも、やらなきゃいけない事があるのよね」
「はい?」
戸惑うシエスタに、ルイズは悪戯っぽい笑みを見せた。


「あ、あの、ルイズ様? わたしそんな」
抗議、と言うより悲鳴に近いシエスタの声が響く。
半泣きの彼女の腕は、貴族たちに半ば連行されるかのように捕らえられていた。
「いいから、さっさと治療してきて貰いなさい。――頼むわよ?」
「分かってるわよー」
ルイズが手を振ると、貴族たち――キュルケと数名の生徒が、楽しそうに返事をする。
リンディが戻ったと聞いて顔を出した彼女の呼び掛けに、水系統のメイジ数人が集まったのである。
「自分の使い魔を助けて貰ったのだから、その分きっちりお返しするって事でしょ?」
恩義を返すなら、平民相手でもそれほど問題無し、のはず。
この子の慌てている姿も、可愛くて面白いし。
どうせ治療に必要な費用は、ヴァリエール経由で王室が出すのだから、いっそ景気良くいってみよう。

「でもっ! リ、リンディさん!?」
高価な秘薬を用いた治療をされるのだ。気後れするのも無理はない。
いや、やたら楽しそうなキュルケの様子に、不安になったのかもしれない。
残念ながら。
助けを求められたリンディも――にこにこと微笑んだまま手を振っただけで。
「そんなあ」
肩を落としたシエスタは、引き摺られるように扉の外へ消えた。


「それで?」
見送ったリンディは、机の前のルイズに向き直った。
人払いをしたからには、それなりの話があるはずである。
「話が早いわね。これなんだけど」
と、一通の手紙を差し出した。
署名には、『ある船乗りより』とだけ記されている。
視線で了承を得てから、封を切られた物の中身を引っ張り出す。
「――なるほど。元気そうで良かった」
暫く黙読していた彼女は、やがて納得したように呟いた。
「中には姫殿下宛の手紙が別に入っていたの。それに、内容が内容だし」
「事有る時は花壇の世話を頼む、ね」
途中で開封される可能性を考慮したのか、文面はやや婉曲な言い回しが中心となっていた。
分かる者には容易に理解出来る内容ではあるが。



34 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:16:08 ID:pnpR8K7U
支援「

35 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:16:26 ID:pnpR8K7U
支援

36 :ゼロのgrandma 7/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:17:03 ID:ogPI8CaJ
「リンディが帰ってくる少し前、姫殿下に届けに行ったのよ」
「どうだった? 喜んでくれた?」
「それがねえ」
愛する者の生存が明確になったのだ。喜ぶのは当然だろう。
もちろん、手紙の不穏な内容は気になるはずだ。
それでも素直に感謝と喜びの表情を浮かべたアンリエッタに、ルイズも満足だった。
だが、その笑顔も瞬く間に萎んでしまったのである。
「やっぱり、アルビオンの事で?」
「違うのよ。姫殿下って結婚する事になったじゃない」
最初は理不尽だと思ったし、同情もしたのだが――ウェールズやリンディの話を聞く内に理解出来た事がある。
例えどんな事であれ、本人が決めた事を身勝手に評価してはならない。
自力で伸びる草木は、支えるだけが精々だ。もし折るのであれば覚悟と資格が要る。
と、理解していたのだが。
「国を守る為にって納得してたはずなんだけど――空賊の頭領さんが頑張ってるものだから」
「あー……それは分からなくもないかな」
いくら責任有る立場とは言っても、若い女性なのだから。

国は滅び、公に生を知る者はおらず、様々な意味で自由な立場を得た空賊。
更には、未だ心が繋がっている男性だ。
意に添わぬ結婚を控え、心が揺れない方がどうかしている。……と思われる。
マリッジブルーの一言では済まされないが。

「とにかく、今はアルビオンの方が大事でしょ。それで」
裏切ってしまったような気分を抱えて落ち込む王女を何とか説き伏せ、手紙に意識を向けさせた。
深刻な事態を理解したアンリエッタも、ようやく意識を切り替える。
二人で暫く話し合ってみたが、所詮は政治の素人だ。対応策が思い浮かぶはずも無い。
結局、マザリーニ枢機卿と相談するしか手が無かった。


情報の真偽について、枢機卿はそれほど疑義を唱えなかった。彼は理想家ではないからである。
内容は荒唐無稽とは言えず、潜り込ませておいた衛士隊長に要人暗殺を命じていたという時点で、底意は明らかだ。
手段を選ばず。――そういう事だろう。
更には、情報の出所自体が信用に値する。
もし手紙がアンリエッタ王女に直接届けられていたのなら、アルビオン貴族派の謀略を疑ったかもしれない。
密命を見事に果たした王女の幼馴染みを、しかも符丁の様に本人同士でしか知り得ない会話を経由した手紙。
これすら謀略だとしたら、それは既に彼の力量の及ばぬ所だ。考えるだけ無駄である。

取り敢えず、彼は幾つかの手を打った。
まずは、親善として来訪するアルビオン艦隊に対する、隻数制限の打診。
国の体面にも関わるが致し方ない。受け入れ態勢の不備を理由にしておく。
少なくとも、迎えるトリステイン艦隊と同数という形で依頼すれば、相手も表向きは反論出来まい。
また、降下部隊の編成が事実なら、展開出来る場所が限られるはずだ。
おそらくは接触予定地点の港町、ラ・ロシェール近郊の広大な草原か、その近辺。
タルブのアストン伯に密命を下し、有事の際は住民と共に速やかに撤収、港町の守備隊に合流させる。
他、近郊の領主にも儀礼参加の名目で軍を動かせるように準備させた。
空軍の方については。
内部に、どれだけアルビオン寄りの連中が潜り込んでいるか不明な為、大っぴらには対応策を伝達出来ない。
故に、隻数制限が守られなかったらという条件付で、充分な警戒態勢を整えさせるに留めた。

そして、最も重要かつ判断の難しい事。
今回の件が世間的には有り得ない可能性なら、ゲルマニアへの援軍要請はどうするのか。



37 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:17:07 ID:pnpR8K7U
支援

38 :ゼロのgrandma 8/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:19:09 ID:ogPI8CaJ
「万が一、アルビオンが作戦を取り止めていたら、大変だものね」
「だから、姫殿下が個人的に手紙を出す事にしたんだって」
アルビオン艦隊来訪に不安がっている王女が、皇帝へ私的に出した『お願い』――ゲルマニア艦隊の派遣要請。
トリステイン艦隊と共に不可侵条約の相手を丁重に迎えるというのは、儀礼上無いとは言えない。
「数が少なくても、何隻か出してくれれば儲け物だって言ってたわ」
「確かにね」
(それだけじゃないでしょうけどね)
リンディは心の中で苦笑した。
ゲルマニアに日和見させない為だろう。前線で被害を受ければ、体面上は傍観者を決め込むのが難しくなる。

「色々と、大変な事が起ころうとしてるのよ」
ルイズは、ベッドへ飛び込むように転がった。
「戦争なんて、やっぱり実感が湧かないわ」
「そうね」
現実的な判断として。
トリステインに、アルビオンの初撃を食い止めるだけの力があるのか。それは分からない。
それさえ凌げば、補給という観点からも防衛は可能だと思うが――空軍の戦力差は相当大きいようだし。

「ねえ、リンディ」
「なあに?」
「戦争になったらどうするの? 帰る方法は見付かってないのよね?」
「ええ」
「じゃあ――」
「わたしはルイズさんの使い魔でしょう? 最後まで一緒にいるから安心して」
逃げても良いのよ、と続くルイズの言葉は先に制された。
「もし王女様の為に何かしたいと思っているなら、わたしはルイズさんの為に頑張るから」
「……いいの?」
ぽつりとルイズは呟いた。
今だって目の前に浮かぶのだ。あの時のリンディの笑顔が。――あの夜の血塗れの姿が。
正直な話、もう二度と見たくない光景。
だから。
「わたしが何とかしてあげる。姫殿下もリンディも、学院の皆も。出来るような気がしてるの」
自信を僅かばかり見せながら、真剣な顔で宣言する彼女。
その隣にリンディも横になった。
「わたしの御主人様だものね」
「信じてないでしょ?」
ルイズの小さな身体が、ふわりと抱き締められる。
「信じてますよ。だから、抱え込まないでわたしにも分けてね?」
「それはこっちの台詞」
顔を見合わせた二人は、囁くように笑い合う。

暫くして。
覗きに来たキュルケが見たものは、仲睦まじく寄り添う二人の、微笑ましい寝姿だった。

   ◆  ◆  ◆



39 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:19:15 ID:pnpR8K7U
支援

40 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:20:28 ID:pnpR8K7U
支援

41 :ゼロのgrandma 9/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:21:17 ID:ogPI8CaJ
結局。
事態の流れに、大きな変化は訪れなかった。

対する者が、幾ら美辞麗句を並べても。
如何なる深慮遠謀を築き上げようと、単純な力の前には手遅れになる。
だからこそ暴虐は成り立ち、対応は事後に行われるのだろう。



その日。
迎賓の為に戦列を組んだトリステイン艦隊の司令は、雲海から降り来たる巨艦を目にしていた。
事前連絡のあった通りの艦だが、いざ眼前にするとその大きさは圧倒的だ。
後続の戦列艦が、まるで快速船程度に見える位である。
隻数を数えた者から報告が上がる。
こちらの艦隊と同数。要請通りという事だ。
旗艦メルカトールの艦長と顔を見合わせ、僅かに笑みを見せた瞬間。

哨戒員の叫び声が、弛緩した艦橋の空気を一気に塗り替えた。

ほぼ同数の別働隊が降下してくるのが視認されたのである。
つまり、最初の艦隊が主力部隊、後方のは揚陸任務を中心とした部隊なのだろう。
そう判断した艦隊司令は、僅かばかり迷った。

相手の意図は明らかだ。一方的な条約破棄と、布告無き戦闘開始。
後々、適当な理由を付けた宣戦布告文が王宮に届けられるのかも知れないが、今は考えても意味が無い。
更に言うなら、この事は既に予測の範疇である。
最悪の場合、と念押しはされていたが。

敵は行き足がついているものの、艦首を見せている為、舷側の砲は使えない。
初撃だけなら先手は取れる。こちらの戦列が一斉砲撃を行えば、それなりの戦果は上げられるだろう。
だが、それだけだ。
事前情報によれば、あの巨艦は新型砲を積んでいるという。その上、艦数もこちらの倍なのである。
最終的な敗北は、決定的と言えた。



艦隊司令は、やや頭の固いところはあっても無能とは程遠い。
結論に達した後の行動は素早かった。
旗艦に上げられた旗を確認した各艦は、砲撃を行いながら急速に反転する。
未練がましい抗戦を行う事無く、近隣の町に向けて転進したのである。

町――天然の要害、ラ・ロシェール。

地上陣地と連携出来れば、少なくとも一方的な敗北は避けられる。
相手の戦力は極めて強力な上、こちらの迎撃体制も整っていないが――利点が無いわけではない。
それは補給線だ。
如何なる強大な戦力も、撃てる弾や物資が無ければ続かない。
アルビオンは防衛には地の利を生かせるが、攻撃に回った時はそれが弱点となる。
橋頭堡を築けたとしても、補給ラインを維持するのが極めて難しいからだ。
浮遊大陸は常に動いている。距離という重要な運搬リスクが固定出来ないのである。

故に、トリステイン空軍は、正面決戦を出来る限り避けねばならない。
逃走するわけでは無く、敵の戦力を削りながら戦線を維持する。
保障占領などという事態を招くわけにはいかない。
その上で、来るべき通商破壊戦の為に戦力を維持し、持久戦に持ち込む条件を確保する必要があったのだ。

   ◆  ◆  ◆



42 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:22:32 ID:pnpR8K7U
支援

43 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:23:22 ID:pnpR8K7U
支援

44 :ゼロのgrandma 10/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:23:25 ID:ogPI8CaJ
学院に急報がもたらされたのは、翌日の事である。
王宮は緊急対応で忙しく、連絡の指示が後回しにされたのは仕方の無い事と言えた。



「どうぞ」
「ふむ、すまんの」
注がれたお茶を、オスマンが無造作に飲んでいる。
学院長室には、彼とミス・ヴァリエールの使い魔のみ。秘書のロングビルには席を外させた。
差し入れを持ってきた者の意味有りげな視線に気付き、人払いを行ったのである。

「つまらん服じゃのう。美人なんじゃから、もっと色気のある格好は出来んのかね?」
お茶菓子を摘みながら、オスマンは不機嫌そうに言う。
「あら、これでは駄目なんですか?」
「悪くはないが」
バリアジャケットは肌の露出が少な過ぎてつまらない。彼の望むのは、もっとこう――
不満そうな彼の様子に、使い魔はにこりと微笑んだ。
「わかりました。では」
そう言うと、一瞬の光と共に服が変わる。
どこにでもありそうなブラウスと、やや長めのスカート。
ゆったりとした服装だが、それでも均整のとれた体格が良く分かった。
かなりの細身なのに、出る所が十二分に出ているわけで。

オスマンは満足そうに頷いた。
――後は、もう一つ確認する必要がある。
「それで、何の用じゃな?」
「少しばかり抗議をしに来ました。身内の事で」
「ほう、身内とな。……それは、あのメイドの事かな?」
「察しが良くて助かります」
使い魔は薄く笑った。微笑んでいるのは間違い無いが――何とまあ怖ろしい笑顔か。
もっとも、この程度で動じる彼では無い。
と言うより、今の彼は別の事に集中していた。……後もう少し。
「彼女の危険を見過ごしたのは、何故なんですか?」
「仕方なかろ。そこまでとは思わなかったんじゃから」
素知らぬ振りを続ける事に専念する。
「恩人の彼は、少々変わった所があるにせよメイジじゃった。杖を持っておったしな」
「そうですね」
「話も少しばかり大袈裟じゃったし、そもそも、あれを使いたい人間に渡すのは約束じゃったからの」
「それが何の力も無い、平民の女の子でも?」
彼女が小首を傾げた瞬間。

「む」
オスマンは顔を引きつらせた。
彼女の足下に近付き、もう少しでスカートを覗こうとしていた彼の使い魔が、不思議な物に閉じ込められたのだ。
ガラスの様な透明な物で作られた正四面体。鼠を捕らえるには、丁度良い大きさである。
魔法かもしれない。
が、目の前の女性は指一つ動かしていなかった。
「な、なんじゃそれは」
「クリスタルケージと言いましてね。まあ、檻みたいな物です」
「先住魔法か」
露骨に舌打ちする彼を、にこにこと眺めていた彼女は――やがて笑みを消した。
「そろそろ、本題に入っても?」
「わかったわかった」
オスマンは諸手を上げて降参した。



45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:24:21 ID:lJjPPrix
SIEN

46 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:24:49 ID:pnpR8K7U
sien

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:24:56 ID:h7392dBC
支援

48 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:25:04 ID:pnpR8K7U
支援

49 :ゼロのgrandma 11/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:25:33 ID:ogPI8CaJ
「――元々お前さんも悪い。聞いた話なら苦しそうにしとるはずだし、もっと先の予定じゃったからな」
「杖も持ってませんでしたしね」
「そうじゃ。挙げ句にフライパンでは、あれと直接結び付けるには無理があるじゃろ?」
まあ確かに。
召喚時には不思議な光羽を展開し、杖を持たず、マジックアイテムを所有している先住種族。
オスマンが出会った彼とは、共通点が少な過ぎる。
しかし。
「それでも、渡すように要求された時点で気付いたのでは?」
「確かにそうじゃな。相手は予想出来たしの。だが、あのメイドは助けを求めなかった」
意味を知っているなら充分だ。それに第一、彼は詳細な事情を聞く事自体を、不可としたのだから。
「ならば聞く必要もあるまいて。まあ結果的に、お前さんの力を過小評価しとったのは否定せんよ」
「それなら、仕方ないかもしれませんね」
彼女は視線を和らげると、ティーセットに手を掛けた。
「もしかすると――」
ゆっくりと自分の分に注ぎながら、
「過大評価をされていたのかと思いました」
と、楽しそうに告げた。


学院に潜り込んだ先住種族。
以前聞いた話と関わりがあるか分からないが、どちらにせよ強大な力を持っているのは事実だ。
上限も詳細も読めないそれは、本来触れてはならない物ではないのか。
――と、思われていたのなら。
「学院の教師や生徒たちに、余計な被害を出したくないと判断したのかなって」
つまり、分かっていながら見殺しにしたという事だ。
確かに無難な判断だが、冷酷とも言える。

「ふむ。ならば、こちらも聞いてみたいんじゃが」
表情一つ変えず、オスマンは顎髭を撫でた。
彼が視線を向けたのは、彼女の左掌に刻まれた見知らぬ文字。
「その使い魔のルーンな――それ、嘘じゃろ?」
「はい?」
「最初はそんな物は無かったしの。後から浮かんだというなら、お前さんはそこから『使い魔』を始めた事になる」
つまり彼女は、ミス・ヴァリエールとの契約で縛られた使い魔ではない。
『使い魔』を演じているだけなのではないか。
「召喚儀式でお前さんが何をしたかは知らん。どんな魔法を使ったのかもな。一つだけ気になるのは」
人と使い魔との契約。
単純な約束事では無く、存在同士の様々な意味での繋がりを構築する物だ。
その上で、果たして契約対象となる『存在』自体を、別種の物に転嫁する事は可能なのか。
しかも、その対象が厳密な意味での生物では無かったら?
例えば。
「祝福でも呪詛でも、対象は人やら物やら千差万別じゃ。あるいは場所――伝統ある存在そのものにもな」
異世界の魔法が干渉した結果。
故意か偶然かは不明だが、個を対象とした契約が、縁深き場という『定義』に転嫁されたとしたら。
おそらく、その対象は。


「どうじゃな?」
「さあ? こちらの魔法には詳しくないですから」
リンディは肩を竦めた。
「どちらにしても、わたしがルイズさんの使い魔なのは事実です」
「ま、そういう事なら、こちらの配慮が足りなかった事は詫びておこうかの」
お代わり、と差し出されたカップに、リンディは冷え始めた茶を注ぐ。
「でも、今の話が本当だとしたら、彼女が『一人』になる事は有り得ない――そういう事でしょうか?」
「関係無いじゃろ。お前さん一人で充分じゃ」
「そう、ですね」
微笑んだリンディの瞳が、僅かに揺れた。



50 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:27:06 ID:pnpR8K7U
支援

51 :ゼロのgrandma 12/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:27:41 ID:ogPI8CaJ
予想外の反応に、オスマンが訝しげに眉を顰めた時。
大きな音を立てて、学院長室の扉が開かれた。
立っていたのは、案内をしてきたロングビルと――開戦の報を告げる、王宮からの使者である。

   ◆  ◆  ◆

学院の外れの一角で、日課のような声が響く。
「最後まで唱えんなよー」
「分かってるわよ。それにしても、詠唱途中で発動する呪文なんて、聞いた事も無いわ」
ルイズは杖を振り上げると、迷ったように動きを止めた。
傍らの壁に立て掛けられたデルフが、のんびりと問い掛ける。
「どうしたのかね?」
「今日はお終い。何か落ち着かなくって」
杖をしまい込み、彼女は大きく溜息を吐いた。

最近は、悩み事が多過ぎる気がしている。
アルビオンの件は当然だ。戦争が起こるならヴァリエール家も動くはずで、そちらの心配は降り積もる一方である。
この学院だってどうなるか分からない。
無事に勝てば勝ったで、姫殿下の今後が気になる。例の空賊の件があるからだ。
そして何よりも。
「二人が仲良くなったのは嬉しいけど、ちょっと複雑よね」
リンディとシエスタの事である。
以前にも増して菓子作りに精を出している。あちこちに配り歩いているものだから、学院中で評判になっているらしい。
それどころか、この前など『オムレツ』を作って来たのだ。
何気なく口にしてから気付く。
――この味は、以前にも?
慌てて振り向くと、嬉しそうなリンディと、申し訳なさそうなシエスタの顔が目に映って。
真っ赤な顔で怒鳴り散らす中、二人は慌てて逃げていった。

座り込んだまま、地面に何となく落書きをする。
「何だか、妙に楽しそうなのよね」
「嫉妬かね」
「ち、違うわよ! ……ちょっと変だなあって思うだけよ」
これだけ一緒に過ごしていれば、何となく分かってくる。
リンディたちの楽しげな様子に嘘は無い。それなのに、笑顔がどこか気になるのである。
「多分、悩んでるのよ」
「聞いてみたら?」
「今更聞けないわよ。それに、言いたくない事なら聞きたくない」
本当に必要な事なら、リンディはきっと話してくれる。
それに、いざとなったら。

「あの子に聞けばいいと思うのよ。どうせ知ってるんでしょうから」
「あの子ってな、あのメイドかね。今、向こうを走ってる?」
「そうよ。――あれ?」
ルイズは慌てて立ち上がった。
見慣れない表情を浮かべて、必死に走っているシエスタが見えたのである。
あれは、焦燥だろうか?
向かっている先はリンディがいる場所――つまり自分の部屋だ。
「何があったのかしら」
剣を掴むと、ルイズは走り出した。
異変の心当たりなら当然有る。
だが、シエスタの慌て様は、何となく別の事ではないかと思われたのだ。

   ◆  ◆  ◆



52 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:28:22 ID:pnpR8K7U
支援

53 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:28:28 ID:pnpR8K7U
支援

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:28:44 ID:h7392dBC
支援

55 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:29:03 ID:pnpR8K7U
支援

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:29:35 ID:Kp8rArZw
支援

57 :ゼロのgrandma 13/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:30:15 ID:ogPI8CaJ
部屋に飛び込んだシエスタは、リンディが不在なのを知ってへたり込んだ。
たった今聞いた話。
既に学院中に広まりつつある噂は、戦争が始まった事を伝えていた。
現在の主戦場は、タルブの草原と港町周辺。激しい戦闘が続いているらしいが、詳しくは分からない。
幸い、タルブ村の避難は完了し、住民は戦場から離れつつあるそうだ。
家族も無事だと思う。

問題は、村全域が戦場となった場合だ。
森は焼かれ、家々は破壊されるかもしれない。少なくとも、例の意味不明な建物が無事に残る保障は無い。
建物――祖父の遺産。
そして、リンディが帰る為の唯一の手段。
「どうしよう……どうしたらいいんだろう」
シエスタは真っ青な顔で呟いた。
「このままじゃ、リンディさんが帰れなくなっちゃう――」

「それ、どういう事?」
鋭い声が、背後から叩き付けられた。
「……え?」
慌てて振り向くと、開けっ放しの扉の前で、ルイズが息を切らしている。
肩を上下させてはいるが、眼差しは微動だにせずに、真っ直ぐこちらを見詰めていた。
「ルイズ様……どうして」
「帰れなくなるって言ったわね。それってつまり、帰る方法があるって事よね?」
「それは――」
気圧されたシエスタは、座ったまま這うように後ろに下がった。
合わせるように、ルイズもゆっくりと歩を進める。
「リンディも知ってるの?」
沈黙。
怯えながらも、シエスタは喋ろうとしない。
「内緒にしろって言われてるのね」
ルイズは腰を屈め、相手と視線を合わせる。
「じゃあ、一つだけ聞かせて。リンディはここにいるべきだと思う?」
「そ、それは」
反射的に否定しようとして、シエスタはその意味する事に気付いた。
リンディが帰れば、ルイズは使い魔を失ってしまう。
それは酷く寂しい事だ。本当の母娘みたいな二人が迎える、おそらくは永遠の別離。
自分は納得してるからいい。多分、我慢出来ると思う。
でも――主人であるルイズは?

「わたしにとって、使い魔はリンディだけよ。もしかすると一生ね」
ルイズは穏やかな口調で語り掛ける。
「だけど、わたしにだって家族がいるわ。もしもいきなり居なくなったりしたら、寂しくて――とても苦しい」
「ルイズ様……!」
シエスタは大きく目を見開いた。
「だから、リンディは帰らなくちゃいけない。本人が嫌だと言っても、絶対に帰らせる」
それが主人である自分を思っての事だとしても。
凄く嬉しいけど、間違ってると思う。
「その為にも、わたしには知る必要があるの。お願い、話して」

「でも」
尚も言い淀む相手に、ルイズは切り札を使う事にする。
含むように笑った彼女は、シエスタの肩を掴んだ。
「じゃあこうしましょ。わたしの秘密を話した罰として、リンディの秘密を話して」
「秘密って……あっ!」
例のオムレツの話。
シエスタは慌てて口を押さえた。
確かに、口止めされていたのを勝手に話してしまったのは彼女である。念押しまでされていたのに。
なるほど。
内緒話の対価としては、充分かもしれない。



58 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:31:13 ID:pnpR8K7U
支援

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:32:06 ID:Kp8rArZw
支援

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:32:13 ID:lJjPPrix
支援

61 :ゼロのgrandma 14/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:32:23 ID:ogPI8CaJ
「どう?」
「わかりました。じゃあ、一つだけお話します」
苦笑しながら、シエスタは頷いた。

   ◆  ◆  ◆

学院長室を出たリンディは、散策するように歩いていた。
「何か、すっきりしちゃったな」
窓の外を眺める。
いつもと同じ空だが、遙か先では大規模な戦闘が行われている。――あの、タルブの村で。
話を聞いた限り、あの設備が無傷で残る可能性は少ないだろう。
唯一の帰れる可能性が。

今からでも、あの場所に向かう事は可能である。
独自判断での介入は無理だが、緊急避難的に設備を守る事に問題は生じない。
しかし、その先はどうするのか。
戦は続くのだ。
主人であるルイズや、新しく得た家族のシエスタたち。そして、この世界で知り合った人々。
守るべきだろう。
自分は、その為に喚ばれたのかも知れないのだから。

この世界に来たのは偶然ではない。
彼が転移して来た事で、あの周辺の世界とここに繋がりが出来た。
自分が住んでいた管理外世界も含まれる上に、不思議と多くの優秀な魔導師を輩出してきた地だ。
『闇の書』が最後の転生先に選んだくらいである。力を求める者には目立つ場所なのだろう。
ルイズが、どんな使い魔を求めたのかは分からない。
だが、あの日の朝。
あの世界にいた高ランク魔導師は、ハラオウン一家の数名であり、起きていたのは自分だけだったのだ。

(もしかしたら、ここがわたしの『終の棲家』って事かもしれない)
運命論者ではないが、彼が眠る地に辿り着いたのは厳然たる事実。
悩む暇も無く、選択肢は断たれるようだし。
「開き直って、頑張るしかないわね」
振り切るように首を振った彼女は、いつも通りに扉を開けて――足を止めた。



小首を傾げつつも、後ろ手に扉を閉める。
部屋の主が、佇んでいた。
黙ってこちらを見ているだけ。完璧な無表情。
それなのに、何を言いたいのか分かるような眼差し。

責められている。――そう理解したリンディは、ルイズの後ろに立つ人影に気付いた。
俯いているシエスタの様子に、溜息を吐く。
「……聞いちゃったの?」
「さあ?」
ルイズは、突き放すように答えた。
「そっちの方が聞いたんじゃないの? 戦争が始まったってこと」
「ええ」
リンディは頷いた。



62 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:32:29 ID:pnpR8K7U
支援

63 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:33:27 ID:pnpR8K7U
私怨

64 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:33:54 ID:pnpR8K7U
支援

65 :ゼロのgrandma 15/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:34:29 ID:ogPI8CaJ
戦線は現在、かろうじて膠着状態を保っているらしい。
理由は、アルビオン軍が降下作戦に専念し、主力艦艇を護衛に回している事にある。
今までのところ、両軍艦隊は牽制程度の砲戦を繰り返すに留まっているが、これからは分からない。
防衛拠点たるラ・ロシェールの陣地構築も不完全だ。
ついでに、もう一つの懸念事項。
何故か王女自らが、兵を率いているらしい。
士気は上がっているものの、危険極まりない最前線に出して良い旗印かどうか。

「ゲルマニア艦隊は結局来なかったの。しかも王宮内は、弱気な人ばかりで」
「姫殿下が怒っちゃったってわけね」
怒ったというより、積もり積もったストレスが爆発してしまったのだろう。
折角、様々な事を抑え込んで決心した嫁ぎ先は、あっさり自分を見捨てたわけだ。
周りの連中は、国を憂いているのか保身を図っているのか分からない者ばかり――に見える。
ある国になど、全てを失ってすら戦い続けている皇太子がいると言うのに。
このまま、無様にトリステインを滅ぼされる訳にはいかない。
誇りを失った者に、彼と並んで立つ資格は無いではないか。

「勇ましいけど、少し無謀よねえ」
「姫殿下は、昔から見た目より気が強いの。よく喧嘩したものよ」
ルイズは楽しそうに笑った。

「じゃ、行くわよ」
そのまま、あっさり言って歩き出す。
左手には鞘に収まったデルフリンガー。そして右手には――古びた書物。
「えっと、どこに?」
「決まってるでしょ。姫殿下を手伝いによ」
「ちょ、ちょっと」
リンディは、慌ててルイズの前に回り込んだ。
両肩に手を掛け、言い聞かせる。
「いくら何でも無茶よ。戦争なんて、個人がどうにか出来るものじゃないわ」
「どうにかするわよ」
ルイズの射抜くような視線に、思わず手を離す。
自信に溢れた表情と、揺るがない意志を湛えた目の光。
「前に言ったわよね? わたしがどうにかするって。それが今ってことよ」
「だけど」
彼女に一体、何が出来るというのだろう。
自信の根拠は分からないが、少なくとも戦局に影響する程の事が出来るとは、到底思えなかった。



66 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:35:23 ID:pnpR8K7U
支援

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:35:31 ID:/losQXyC
支援

68 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:35:36 ID:pnpR8K7U
支援

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:35:58 ID:Kp8rArZw
援護

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:36:30 ID:rZqVBgIm
支援

71 :ゼロのgrandma 16/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:36:37 ID:ogPI8CaJ
「――聞いてくれる?」
不意に、ルイズは表情を和らげた。
「無謀に見えるかもしれないけど、リンディだけは信じて欲しい。わたしには本当に力があるって」
書物を握り締める。
「見せてあげる。わたしが一人で出来ること。――例え一人になっても、何の心配も要らないってこと」
その言葉は、自分でも意外な程、滑らかに紡がれる。
悲しさは感じない。言う前は泣いてしまうかと思っていたのに。
だから、そのまま詠うように告げる。
「主人としての晴れ姿を見せるのよ。だから使い魔である貴女も、今ここで全てを見せて」
「……ルイズさん」
リンディは、掠れるような声で呟いた。
「最後だもの。これで本当に最後なんだから、全力で頑張って――家族への土産話にしていったら?」
満面の笑みを浮かべたルイズを、彼女は呆然と眺めていた。


やがて。
リンディは、包み込むように彼女を抱き締める。
「少し悔しいなあ」
そっと髪を撫でた。
「子供って、いつもあっという間に大きくなっちゃうんだもの」
「背は伸びてないんだけどね」
照れを誤魔化す為だろうか。冗談交じりの声に、つい苦笑する。
その後、少しだけ静寂が訪れた。
黙ったまま髪を撫でるリンディと、気持ち良さそうに目を閉じたルイズ。

多分、ほんの僅かな時間。
それでも、後ろから眺めるシエスタには、とても長く感じられた時間だった。

ルイズは、ゆっくりと身体を離した。
静かに視線を合わせる。
「じゃ、行くわよ」
「はい」
微笑み合った二人は、力強く歩き出した。

   ◆  ◆  ◆

学内は騒然としている。
伝えられた戦の内容が、生徒たちを振り回していたのだ。
あちこちで交わされる噂を呼び水に、興奮と不安が入り交じった空気が広まっていく。
だが、それは徐々に別種の物へと変わっていった。
廊下を毅然とした表情で進む、一人のメイジと――その使い魔によって。

正門前に二人が着いた時、学院中の窓は開け放たれていた。
そこから集中する視線と、門の周辺で観察するように眺める生徒たち。
キュルケやタバサ、ギーシュたちの姿も見える。声を掛けて来ないのは、興味がそれだけ深い証拠か。
おかげで、少しばかり騒がしい。
シエスタは――少し離れた場所に、遠慮するように隠れていた。


「ちょっと待って」
意に介さず門を出ようとしたルイズを、リンディが呼び止める。
「何よ、今更忘れ物?」
「そうかも。――少し離れてくれる?」
「一体なにを……ってぇ!?」
不満そうに数歩離れたルイズは、唐突に放たれた光に思わず目を閉じた。
学院中が一瞬ざわめいた後――静寂に包まれる。



72 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:36:44 ID:pnpR8K7U
支援

73 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:37:19 ID:pnpR8K7U
支援

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:37:39 ID:/losQXyC
支援

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:37:47 ID:Kp8rArZw
援護!

76 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:37:58 ID:pnpR8K7U
支援

77 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:38:15 ID:pnpR8K7U
支援

78 :ゼロのgrandma 17/17 ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:38:46 ID:ogPI8CaJ
リンディの足下に描かれたのは、広大な魔法陣。
今までとは比較にならない程の輝きを放っている。
更に彼女自身に向けて、膨大な魔力が流れ込んで行く。
デバイスから与えられた式により、ほぼ完全に環境適応を終えたリンカーコアが、全力で稼働しているからだ。

彼女は、保有する膨大な魔法を、念入りに確認していた。
攻撃魔法全てに非殺傷設定を適用し、物理干渉専用の物は発動自体にロックを掛ける。
一切の人的被害と、物的被害を出さない為に。
――非殺傷設定とは、決して手加減などではない。
魔導師たちが、周辺被害を考慮する事無く力を発揮する為の、手段の一つに過ぎないのである。

リンディ程の高ランク魔導師が、殺傷設定を全て封じると言うこと。
それは即ち、全能力の開放――全開戦闘の宣言を意味する。

「……あなた、よくリンディに喧嘩売ったわよね」
「売られたのは、こっちだったでしょうが」
呆然と呟いたキュルケに、ロングビルの震える声が応えた。あの時、助かった事が信じられない。
いや。今、自分たちが立っていられる事の方が不思議である。
前方から感じられる魔力は、既に感覚が麻痺しそうな程の圧力へと高まっていた。
これが、たった一人の使い魔が発しているものだと、誰が信じるのだろう。
しかも。
「まだ、これから……?」
タバサが淡々と口にする。
集まっていく魔力は、衰えるどころか益々激しさを増していた。

「ありゃあ、御せんわ」
「……は?」
呆れたように肩を竦めたオスマンに、コルベールが何とか反応した。
目の前の光景は、二人の想像を遙かに超えていた。先住魔法だとかそういう問題ではない。
この世界の生物とは、根本的に違うのだ。
「いや、ミス・ヴァリエールの手に余ったら、何とか抑え込めんかなあと思ったんじゃが」
「無理でしょう。考えるだけ無駄な気がします」
断言するコルベール。
オスマンも頷いて、ぼそっと本音を漏らす。
「あんな物の相手をする連中に、真底同情するわい」


ルイズは、ただ黙って見上げていた。
目の前に広がった大きな――四枚の光羽。
この世界の膨大な魔力を湛えたそれは、長さ十メイルに渡って眩い光を放っている。

リンディの羽。
最初に見たのはあの時。そして、最後に見たのもあの時。
それからは、一度だって見ていない。
もしかしたら、一生見られないかと――見られないようにしてしまったのかと思っていた。
でも。

「綺麗ね」
ルイズは、精一杯の感情を籠めて囁いた。
それだけしか言えなかったが、伝わっただろうか。
「ありがとう」
リンディが微笑みながら、左手を差し出してくる。
剣を背負うと、『始祖の祈祷書』を抱え直してその手を取った。
ふわりと身体が浮く。
魔法で体重を消されたのだろう。リンディの細い腕の中に軽々と収まる。
手を伸ばせば、彼女の長い髪に触れる事が出来た。

「では、行きますよ?」
「ええ」
木漏れ日の様な優しい声に――ルイズは、幸せそうに頷いた。

79 :ゼロのgrandma ◆NeKJN1z7lI :2007/12/24(月) 20:40:59 ID:ogPI8CaJ
投下完了です。
支援感謝です。今日は規制に引っかからずにすみました。
次は週末になると思いますので、宜しくお願いします。

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:41:09 ID:rZqVBgIm
コリャそろそろ最終回か支援

81 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 20:41:52 ID:pnpR8K7U
支援

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:43:22 ID:Kp8rArZw
最終回のかほりがするねぇ

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:49:57 ID:x3y6Soc7
GJ. さすが魔砲少女軍団の頭取ってるだけのことはあるなぁw

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:50:21 ID:lJjPPrix
いよいよ最終回って感じがしてきたなぁ

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:51:02 ID:kdjk39Kt
よき終わりのかほりが漂うてくるのう
GJ

86 :蛇の使い魔:2007/12/24(月) 20:57:24 ID:Dzo6iEVV
grandma さんGJです


良作の後で若干緊張してますが投下OK?
小話なので2レスくらいです

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:59:55 ID:Kp8rArZw
支援しまあ

88 :蛇の使い魔:2007/12/24(月) 21:00:58 ID:Dzo6iEVV
SnakeTales Z 幕間
フーケ討伐後、しばらくして―

父親と兄弟の夢にうなされ、スネークは目を覚ます。
窓の外は薄暗い。まだ日が昇っていないようだ。
無駄に朝早く起きてしまったことに公開する。

「久々に煙草でも吸うか…。」

ルイズの部屋で吸うわけにも行かず、外へ出る。
冷たい風が頬を撫ぜる。東の空が薄明るい。
煙草を取り出し、先端を折る。
先折式の煙草なのでこれで吸えるはずだった。

「…?」

どうした事だ。吸えない。
煙草のパッケージを見る。

「≪ラッキーストライカー≫じゃないか…。」

ああ懐かしきかな、アウターヘヴン。
≪モスレム≫も火をつけたほうがうまいのでジッポならある。
先折式かどうかは大して問題ではないが、煙が必ず出てしまう。
潜入任務中にはつかえない。それに副流煙が生徒に対して毒だ。
あまり校内で吸うのはよくなさそうだ。

カチッ

ジッポで火をつける。紫煙をくゆらせる。
肺の中が煙で満たされる。久しぶりの感覚だ。

「ふぅ。」

このときばかりは、自分が異世界にいる事を忘れる事が出来る。
煙を朝風が揺らす。
煙の匂いすら懐かしい。
そのうち硝煙さえも懐かしくなってしまうのだろうか。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:01:37 ID:0dNFQa9z
C

90 :蛇の使い魔:2007/12/24(月) 21:02:03 ID:Dzo6iEVV
足音が聞こえる。
まだ日の出には時間がある。こんな時間から起きているのは誰だろうか?

「…スネークさん?」
「シエスタか?おはよう。」

既にメイド服に身を包んだシエスタだった。
煙草の火を消すスネーク。

「何をしていらしたんですか?」
「無駄に早く起きてしまったんでな。喫煙中だった。それより君は?」
「私は仕事です。喫煙って、パイプでもお吸いになるんですか?」

この世界に煙草は無いのだろうか?
そんな事を考えていると、シエスタが赤い何かが詰まったビンを取り出す。

「朝早いスネークさんには御褒美です。」
「俺は子供か?」
「ふふ。はいこれ。昨日作ったトマトケチャップです。何かに使ってください。」

ケチャップだけ渡されても困るが受け取っておいた。
潜入任務では何が役立つか分からない。
食料が無いときはこれも役に立つだろう。

NEW ITEM! 
<TOMATO KETCHUP>




以上です。支援ありがとうございました。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:04:07 ID:cfszkrvM


92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:05:02 ID:0dNFQa9z
投下乙

ケチャップは偽装にも使えるしどう使うか期待

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:05:22 ID:5sEg1Dvq
血糊の代わりになるか

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:06:19 ID:fI83LQO4

1のケチャップ使っての脱出は冷めたのは俺だけじゃないはず

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:07:00 ID:Dzo6iEVV
>>94
俺は面白かったなぁ

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:09:24 ID:ewx9YCmJ
投下乙です。

ところで、続いてHitma ZERO the assassinの第4話の投下をしてもよろしいでしょうか。



97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:09:57 ID:Dzo6iEVV
>>96
可能な限り支援する!

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:12:42 ID:OtOKaC2L
ちょいと毛色の違う被召喚者支援!

99 :Hitman ZERO the assassin:2007/12/24(月) 21:14:22 ID:ewx9YCmJ
 第四話 昼下がりに頭を抱えて


 47は、大きなテーブルを挟んだ向かい側に居る白髪を長く伸ばした老人と、その隣に立っている淡い緑の髪をした麗人を一瞥した。
 ルイズの言うには、老人はこの学園の学園長であり、麗人はその秘書なのだと言う。
 決闘の直後、ルイズと47はコルベールに連れられ、学院長室にやって来た。
 ルイズはその間、ずっとお咎めを食らうのではないかとしきりに何かを呟いていたが、此処にきて幾分か落ち着いた表情を取り戻していた。
「さて、ミスタ47。今回はとんだとばっちりを受けたようじゃの」
 その学院長、オスマンが暫く二人の顔を見比べてからこんな事を言ってみると、途端にルイズは慌てふためき、すみませんという言葉と共に頭を下げ続ける。
 何故か47も腰を叩かれ、一緒になって謝る羽目になったのは些か疑問だったが、その度に送られてくる彼女の視線がどうにも怖い。仕方なしに彼も頭を下げると、オスマンは静かに笑った。
「いや、良いんじゃよ。今回の件、彼らには良い勉強に成ったじゃろうし。それよりも、ミスタ47、君の右手をちょっと見せてもらえないだろうか」
 続けて出た彼の要望に、47は微かに怪訝そうな面持ちを浮かべる。一体、自分の手を見て一体何に成るというのか。そこで、彼は召喚された日の事を思い出す。
 確か、ルイズに契約の儀式と称して口づけを交わした直後、右手に痛みが走った。
 あれは何だったのか。自身もまた、身に起こった奇妙な事態を思い起こし、久方ぶりに黒い手袋を外す。すると、彼は右手の甲にタトゥーのような紋章があるのに気づいた。
 それは、そもそも彫り物の趣味のない彼が刻んだものでもない、召喚の時の、あの痛みのあった場所にあった。
 オスマンと、47の隣に居たコルベールも幾分か目を細めてそのタトゥーを確かめる。と、同時にコルベールは、手にしていた書物と見比べていた。
「どうじゃ」
「はい。確かにサモン・サーヴァントの証のようですが……この様な形のものは初めて見ます」
 コルベールも、オスマンも、お互いの顔を見やって驚きを隠せないでいる。47がどうしたのかと二人に尋ねると、コルベールは何処か嬉しそうに語り始めた。
 使い魔の儀式によって召喚された使い魔と、主が契約を交わすと使い魔にはルーンという、言わば使い魔としての証が刻まれる。そして、それらはまず何かの種類によって分断される。
 つまり、過去の記録の何れかに必ず当てはまる。だが、47にに刻まれたルーンは、その何れにも該当せず、まだ未確認のルーンの形をしているのだという。
 二人は、この未確認のルーンの発見に驚き、喜びを隠せなかったという訳だ。だが、この事を知った47は至極冷静であった。
 彼自身、この世界の人間でない事を承知している。であれば、その使い魔としてのルーンも、この世界にまだないものと成っても不思議でないく、寧ろ自然と言えた。
 とは言え、このルーンの形が一体何の意味を持つのか、彼の居た世界でも見た事がなく、何を意味しているのか全く知りようがなかった。
 それから、今回の決闘については生徒達の自主的な活動の一環という事で、47も、ルイズにもお咎めがない事を知らされた。この時、ルイズは若干涙目になっていが、47の思慮の内に入ってくる事は無かった。



 ※    ※    ※



 ルイズが、47を連れて学院の外へと出かけたのは、決闘から数日が経過し、47がハルケギニアに来てから初めての休日を迎えた日だった。
 彼の背中につかまり、闊歩する馬に揺られる今日のルイズは上機嫌だ。47は、断片的に知り得た情報によってそれが何故かを知っていた。
 先ず、これまで彼女を馬鹿にしていた生徒達が大人しくなっていた。これは、47がギーシュとの決闘の時のインパクトによるものが大きい。
 もし、ルイズの事をゼロと呼ぶ事があれば奇怪な技によって発狂させられる。そんな噂が決闘の翌日から直ぐに広まっていた。



100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:14:45 ID:PWMKeUfb
毛が無いのに毛色が違うとは何事か!支援

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:14:47 ID:Dzo6iEVV
しえn

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:17:19 ID:Kp8rArZw
右ってことはヴィンか支援

103 :Hitman ZERO the assassin:2007/12/24(月) 21:19:33 ID:ewx9YCmJ
 次に、47に刻まれた未確認のルーンの存在。初見で彼女は47の事を只の平民だと蔑視していた。
 しかし、今は違う。彼に刻まれたルーンは未確認、即ち未知の力を持った使い魔なのだ。
 強力なゴーレムを召喚して見返すという当初の目的とは少しずれたようだったが、こんなに腕の立つ使い魔が居れば安心という事らしい。
 そして、最も大きいのは、この二点によって彼女の性格に余裕が出始めていた、という事である。これまでの彼女は何の後ろ盾も無く、たった一人だった。
 だが、今は違う。強力な使い魔が居る。それによって邪魔な虫がつく事も殆どなくなった。相変わらず魔法は失敗ばかりであったが、それでも魔法の勉強に専念出来る。
 魔法など手段の一つでしかないと47は言っていたが、魔法は使えた方が良いに越した事は無い。
 そのせいか、昨日の錬金の授業では、やはり爆発を起こしたが、彼女の中で何か引っかかるものがあった。何時もと違う感覚の失敗に、彼女は何処か興奮していた。
 誰も信用せず、キュルケが彼女の使い魔、フレイムと共に小馬鹿にしても、満足そうに笑顔を見せてやった。
 だが、47にとって彼女は主であるが、底から信用しては居ない。どうしても、自身が殺めたクローンの少女と重ねてしまうのだ。世界が違う以上、同一人物か、それに似た存在である筈も無いのだが。
 だから、47は彼女に触れる事はまずない。朝、彼女が着替える時は必ず外に出る。そして、食堂で合流して朝食をいただく。そういった一連の流れが、確立しつつあった。
 相変わらず、ルイズは上機嫌のまま色々と47に尋ねてくる。随分体ががっしりしている、馬の扱いが上手い、と。47は決まってああ、と短く応えるのだが、ルイズの表情は陰る事を知らない。
 目的地の町についたのは、出発してから二時間後、47が何百回目かのああ、と呟いた頃だった。馬を木陰に残し、ルイズは足早に路地裏に入っていく。
 湿った空気が47の鼻をつく。どうやら彼女は47に、使い魔に似合う武器を買ってあげたいらしい。路地裏の店は、どれも怪しげな雰囲気を醸し出していた。
 その内の一つ、斧の看板を掲げた、如何にも武器屋に見える店に一瞬戸惑ってから足を踏み入れた。店主の親父は貴族の格好をした少女と、見慣れない黒ずくめの格好をしたスキンヘッドの男を交互に見てから眉唾そうにため息を漏らした。
「何ですかい。ここはお上に知らされるような商売はしてませんぜ」
「違うわ。この使い魔に相応しい武器を買いに来たの」
 言いつつ、ルイズは後ろに控える47を指差す。47は無表情のまま会釈をすると、親父は怪訝そうな表情を浮かべた。
 47の持つ独特の雰囲気を警戒しながらも、奥から幾つか武器をカウンターに並べ始める。何れも豪華な装飾を施した、金銀に輝く剣ばかりだ。
「へぇ、中々奇麗なのがあるじゃない」
「そりゃあ貴族様がお相手ですから。それ相応のものもご用意させていただきますよ」
 親父の顔が、醜い笑みで歪んだ。どうやら相手が貴族だと言う事は理解したものの、商売相手としては明らかに格下に見ているらしい。
 正直、47はその点には同意する。だが、主が変なものを買って仕事に支障が出る事は勘弁だ。
 豪華な剣を前に、目を輝かせるルイズを脇目に、47は試しに並べられた剣の内の、最も細い剣から手に取る。刃の所を軽く指で弾くと、乾いた音が店内に響いた。
 その音と、切っ先の煌めきから彼は直ぐにこの剣はなまくらだと判断する。
「ほう、そちらの方は中々良いものに目を付けられましたね。ですが、貴方程の体格でしたらこれくらいの方が丁度いいと思いますがね」
 親父の目線が今度は47に移り、強引に今度は二周り程も大きい、黄金の剣を手渡した。
 47は、刃の確認をするまでもなく眉をひそめる。手にした感覚が、既に本当の件のそれとは明らかに異なっていた。
 間違いなく、傲慢な貴族の為の剣と言った所だ。成る程親父の良い分はもっともであったが、とてもではないがこんな派手な剣を持ち歩くわけにはいかない。
 これであれば、まだバターナイフの方が使い道のあるというものだ。
 しかし、親父はそんな47の内心に気づく筈もなく、ルイズに対してこの武器の説明を始めた。47の知らぬ地名やら人名が出ていたようだったが、そもそも興味の無いものを買うつもりは無く、黙ってカウンターに戻した。



104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:22:06 ID:inAQDNIO
支援

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:23:48 ID:Kp8rArZw
支援!

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:23:58 ID:fMTi3Y2C
sien

107 :Hitman ZERO the assassin:2007/12/24(月) 21:27:39 ID:ewx9YCmJ
 それから、親父がルイズに黄金の件の値段を告げて、彼女の目が丸くなったのと、47が店内の隅にあった、傘立てに詰め込まれた傘のような、古い剣を見つけたのは同時だった。
 余りの高額に文句を言うルイズを無視して、47はその剣に近づき抜き取る。見た目こそ古かったものの適度な重量感、剣先の鋭さは紛う事無く物体を切るのに適していた。
「おう、兄ちゃん俺に目を付けるとはな。さっきからずっとアンタの鑑定見てたが、鋭いじゃねえか」
 47が古ぼけた剣を眺めていると、突然金属まじりの男の声が聞こえた。店内に居たルイズも、親父もその声を耳に入れて47の方を見やる。
「ああ、そこにあるのは口の悪い、役に立たないインテリジェンスソードですよ」
「ああん? さっきからそこのお嬢ちゃんにロクデモナイ品ばかり売りつけようとしやがって。手前の方がよっぽど役に立たないじゃないかよ」
 親父が47の持つ剣に対して毒づくと、剣の鍔の部分がカタカタ音を立てて動き始めた。
「おう、アンタ、あの親父の言う事なんざ真に受けちゃあ駄目だぜ」
 言下、47は今自分の手にしている剣が喋っているのだと理解する。どうも此処数日、奇妙な出来事が続きすぎていて、多少の不可思議な出来事ならすんなり受け入れられる様になっていた。
 一抹の不安を覚えつつも、47は剣に向かって話を始める。
「剣が言葉を話す。成る程、インテリジェンスソードという名前に恥じないな。武器としても悪くない」
「ね、ねえ47。まさかその剣を買うつもりじゃあ」
 淡々と話し出した47とは正反対に、ルイズは気が気で無かった。何故、こんな所まできてインテリジェンスソードなどという珍妙なものを買わなければならないのか。
 それだったら、先程眺めていた黄金の剣の方が、まだ見栄えが良いのに。
 だが、そんな彼女に親父は耳打ちする。今なら只同然で購入出来ると。成る程親父からしてみれば、あんな営業妨害をする剣など、早く売っぱらってしまいたかったのだろう。
 最終的に、意気投合したインテリジェンスソードと47の説得と、破格の値段という二つの要因によってルイズが折れた。
「へっへ、俺の名前はデルフリンガーってんだ。デルって呼んでくれよ相棒!」
「俺は47だ。こちらこそよろしく」


108 :Hitman ZERO the assassin:2007/12/24(月) 21:28:02 ID:ewx9YCmJ
 デルフリンガーと名乗ったインテリジェンスソードは、結構な大きさであった為に47は腰から、でなく背中に背負う形で持ち運ぶ事と成った。
 暗殺者としてやや動きにくくなったが、それでもこの買い物は後に役立つだろう、47はそう確信していた。
 一方のルイズは、剣を購入後予算が半分以上残っている事を確認し、様々な衣料品や雑貨の購入に走ってしまった。
 結果、一本の件を手にするよりも遥かに多い荷物を学院まで持って帰る羽目となってしまい、47は呆れずにはいられなかった。



 ※    ※    ※



 学院に戻った47は、今一度呆れずにいられなくなってしまった。
 ルイズの部屋の前に、47が品定めしたあの黄金の剣を抱えたキュルケとタバサが待っていたのだ。
 キュルケ曰く、決闘の時に47に惚れ込み、お近づきの印にと受け取ってほしいという。
 だが、そもそも購入する気のさらさらなかった剣であり、尚かつ隣のルイズが鬼の様な形相でいるが故にそう簡単に受け取る訳にはいかなかった。
 タバサは黙って本に目を通している。47が彼女に視線を送るとやれやれといった様子で肩を竦める。どうやらキュルケは剣を受け取らぬ限り帰るつもりは無いらしい。
「アンタみたいな遊び人からね、プレゼントなんかもらえる訳無いでしょ!」
 業を煮やしたルイズが先に怒鳴り声を上げた。しかし、それを聞いても尚キュルケは冷静だった。
「だから、ミスタ47に対する個人的なプレゼントよ。使い魔とか、貴族とかそんなんじゃないわ」
「勝手に人の使い魔に手を出さないで!」
「あら、でもこういうのって本人が決める事じゃない。ねえミスタ47、受け取ってくれるわよね」
 さて、困った。というのが47の本音である。何とか喉で塞き止めたがこのままでは埒があかない。
「まあ、このような豪勢なものも時には役に立つ。もらっておくだけもらっておこうと思うのだが。使わない時は飾っておけば良い」
 時折、喉が詰まってしまったが何とか47は言葉を絞り出す。どうにも、暗殺任務をこなす時とは別の恐怖があるような気がしてならない。
 ルイズはキッと彼を睨みつけ、キュルケはというと嬉しそうに笑顔を見せている。
 とは言え、元々その黄金の剣はルイズも欲しがっていたものだった。素直になれないものだとキュルケは口を尖らせていたようだったが、黄金の剣を47に渡すとウィンクをしてみせる。
 直後、ルイズに尻を強くビンタされた47だったが決して顔を苦悶に歪ませる事は無かった。
「……ああ。ところでミスタコルベールの部屋は何処か分かるか」
 代わりに、47はコルベールの自室を尋ねる。
 彼には、この黄金の剣の使い道や、少女の機嫌の取り方よりももっと重要な、そして早急に確かめて起きた事があった。
 彼の背中では、背負われているデルフリンガーが時々震えた。
 



109 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 21:28:54 ID:pnpR8K7U
以遠

110 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/24(月) 21:29:01 ID:pnpR8K7U
以遠

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:29:58 ID:0dNFQa9z
si

112 :Hitman ZERO the assassin:2007/12/24(月) 21:30:04 ID:ewx9YCmJ
以上です。

ちなみにルーンに関しては、47の設定をいかしてちょっと改変していきます。
余り言うとネタバレになりますが、今後の展開を楽しみの一つにしていただければ。


それと、メリークリスマスです。

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:30:25 ID:0dNFQa9z
si

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:30:54 ID:0dNFQa9z
乙&メリクリー

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:31:06 ID:12OChDdS
予告


116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:36:48 ID:12OChDdS
やっぱやめた

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:38:00 ID:l+uaLtBc
乙!

クリスマスネタなら魅惑の妖精亭なんかも使いやすそうだけど、
ここのSSで妖精亭で働いてる奴にロクなのがいないのに気付いたw

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:38:17 ID:w8GY9yra
支援

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:46:57 ID:bJ2kC32M
オーフェン曰く魔王だもの

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:50:27 ID:w8GY9yra


121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:52:08 ID:w8GY9yra
支援

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 21:58:39 ID:w8GY9yra


123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:04:19 ID:1mbrMgz9
ええと、避難所の運営議論スレではしていたのですが、本スレで告知していなかったので、こっちでも宣伝します。
現在、100スレ突破記念として、ある企画を進行中です。
長々と書いてレスの容量とるのもあれなので、簡潔にアドレス紹介だけ。

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1194526775/190
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9616/1194526775/241

完成したら、企画のページのアドレスを紹介したいと思います。
それでは、失礼しました。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:09:52 ID:zFuoNp74
VSからV1こと鷹匠次郎召喚を書いてみようと思うのだがマイナーかな?

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:10:37 ID:w8GY9yra


126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:13:31 ID:w8GY9yra
支援

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:15:03 ID:w8GY9yra


128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:20:48 ID:bJ2kC32M
待て、スレイヤーズVSオーフェンなんて今手に入るとも思えないんだが

この場合オーフェンやスレイヤーズから召喚したキャラの場合どういう扱いなんだろう。
オーフェン(目つきの悪い、使い魔編、使い魔オーフェン、キース)コピーレゾが該当するが…

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:30:16 ID:w8GY9yra


130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:31:18 ID:1mbrMgz9
>>128
あくまで舞台借りてるだけなので、作品をどうするかは一切自由です。
これ以降はスレの占有になるので、質問がある場合はチャットないし、掲示板なのでお願いします。

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:34:24 ID:5CD6MuyL
その企画で生まれた作品はWikiに載るのかな?

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:40:53 ID:12OChDdS
エリートヤンキー三郎から三郎 1/2

「なんていいひとなんだシエスタさん!」
(なんだかプライドの高い人が多いけど、中にはあんな人も居るんだ ジーン)

ルイズにより召還された三郎はまた事件かと驚いていたが、帰れないと聞かされてまた留年かと落胆したがなんとか生活するのであった。

「キャッ」
「空気読めよこのどじっ娘メイドめが!」

調理室で皿洗いを終えた三郎が見たのはシエスタがギーシュに攻められている場面であった。
(どうしよう、あの人ちょっと切れやす過ぎじゃないのか。この学校にはまともな生徒は居ないのか)

「ちょ、ちょっとやりすぎじゃないのかなぁ」
三郎が意を決してギーシュを止めようとすると
頭に血が登ったギーシュが凄い形相で三郎に掴みかかる
「フー、フー、この落とし前どうつけるんだコラ?」
(貴族ってこんなのばかりなのか!)
「ごめんなさい」
三郎が頭を下げるとちょうどギーシュの顎に当たり、ノックアウトしてしまった。

「あわわ、千人殺しのギーシュを平民が卑怯打ちしやがったぞぉ!」

その後、保健室にギーシュの見舞いに行った三郎であったが目を覚ましたギーシュが決闘をするというので広場まで引きずられいった。

「あわわ、どうしよう」
「僕のワルキューレをとくとご覧!」

キャシャーン
土から練成されたワルキューレが人外の踏み込みとともに三郎のストマックを狙い打つ
「ゴボッ、ゲホゲホ」
嫌な音と共に吐血する三郎、もはや死に体である

「はははは、平民ごときが貴族にたてつくからこうなるのだ!」
ワルキューレで囲んでボコボコにされる三郎は意識を朦朧とさせながら、
小便を漏らす
じわじわじわ

それと共にガンダールブのルーンが輝き始める

つづく


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:48:02 ID:Yspj2kXJ
>>124
どうせやるのならミュートスノートから穂村響を。
傲慢な貴族の思考ってZAMZA的思考に通ずるものがあるんだw

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:57:08 ID:QmcsV7I5
>>133
響より、相棒のメガネの方を召喚したら色々と面白い展開になりそうだ

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:58:18 ID:ob9Py68r
ならばザンヤルマの剣士から矢神遼も。
…ってガンダールヴにザンヤルマの剣ってめっちゃ危険だw
しかもミョズに至っては全ての遺産を使いこなしそうだし

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:02:31 ID:12OChDdS
三郎 2/2

ああだんだん目の前が暗く

回想シーン
(あ、あれは!?
 子供時代の俺)
その時三郎の頭に過去の悲惨な出来事が走馬灯のように現れては消えていった・・・

(父「三郎 目だ!!尖った物を持ったら迷わず目を刺せ!!」)

回想おわり

「ああ、なんて嫌な走馬灯だ・・」
ガク ジョー

(やらなければ・・殺られる・・)
ピキーン

突然立ち上がった三郎に一瞬止まったギーシュだが、
「え?」の疑問符が出る前に三郎は通常の数倍+ガンダールブ補正で
ギーシュに接近すると数メートル上に蹴り上げる

そして落ちる前に蹴り飛ばすとちょうど宝物庫の壁際
ミシッ
ギーシュの頭を片手で宝物庫の壁に何度も叩きつける
(R18描写)

「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

「とっ、止めろーーーーーー!!」
「本当に死ぬぞーーー!!」

「もういい三郎!!」
「死んじゃうってーーーーー!!」

周りで見ていた決闘見届け人達が十人がかりで三郎を抑えると
ようやく正気に戻る

(ウワッ!?何でこんな血だらけに?誰がこんな酷い事を)

その後、ルイズから豪華な食事を与えられて
妙に優しくされて暢気に喜ぶ三郎がその後、どんな伝説を作ったのか
ブリミルも知らない

おわり

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:09:12 ID:Kp8rArZw
「召喚された以上、主に仕えるのは当然」
とか
「人間を召喚するのは別に普通」
とか
「むしろ最初から帰る気なっしんぐ」
とかなキャラって、やっぱ難しいのかな…

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:11:52 ID:IBQRXOVR
>>137
ミカヤは定住する気満々のようですけどね。
まぁ仕えるというよりいろいろなことを教える先生のような位置ですが。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:14:34 ID:rKNyNaTM
暁って緑風じゃないんだよな
ギーシュにフルボッコを期待してたんだが

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:15:39 ID:vrP9M46Z
>>135
守護神機能は微妙に相性が悪そうだと思うんだがな。

そして、「特定の個人しか使えない」ように作られたものは、
如何に使い手ががんばろうと使えないと思う。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:20:11 ID:UaM71uah
いあ ふんぐるい むぐるうなふ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1046026

142 :ゼロの夢幻竜:2007/12/24(月) 23:22:40 ID:mPmpxHfy
今晩は。イブの夜いかがお過ごしでしょうか?
早速ですが明日当たり投下します。
大らかな気持ちでいればいいのですが、何分外野が煩いもので。
では。

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:31:35 ID:QQ3SZdLi
>>133-134
最終巻以降の場合、右腕とか右目のせいで初っ端から亜人扱いされるだろうなぁ彼
……人間関係とかアカデミー関連で不憫な展開になりそうな未来が……

あと聖也の参謀能力は異常

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:37:20 ID:XEPUfvRj
>>140
多分ガンダールヴのルーンとか剣抜いた途端に消えるよな。

遺産使うのは一応鷺澤さんの例があるから大丈夫なんじゃね?
ただミョズはともかくイェマドの遺産って純粋な武器ってない(?)からガンダ効果で使えるかは微妙。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:45:44 ID:Yspj2kXJ
このスレ、一体何人くらい麻生スレの住人がいるんだよwww
お宝発掘部の面々を召喚し、本編そっちのけで宝探しも面白そうかも。
…と、ついさっき「ゼロと迷宮職人」「ルイズ・キングダム」読了した俺が言ってみる。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:46:06 ID:ob9Py68r
>>140 >>144
ああなるほど、確かにガンダールヴってかルーンと守護神機能は相性悪いわ

あと遺産の個人識別はパーソナルデータを読み取る程度の代物らしいから意外と行ける気がするな。
そもそも原作で遺産渡された連中だって、本来の持ち主ではなく本来の持ち主に近い存在ってだけだし。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:48:44 ID:Ny+cw5RK
>>145
麻生スレ?
ローゼン麻生?

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:52:26 ID:vrP9M46Z
>>145
俺は住人だな。
運スレ→フロッ研→wktk→床屋→ですがスレ→ここ
の順でたどり着いた。

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:52:32 ID:XEPUfvRj
>>145
マイナーなだけに話題に出ると語りたくなるんだw
本編終了後の遼召喚をガチで妄想したことあるくらい麻生作品は好きだし。
あとはたんてーさん召喚とかも考えたことがあるw

>>147
ライトノベル板の麻生俊平スレの事かと。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:54:19 ID:ob9Py68r
>>148
こやつめハハハ(AA略

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 23:57:42 ID:ONgxrptd
つーか、ザンヤルマの剣士ってめちゃ懐かしいなー
当時としては異様に分厚い本だったっけ。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:01:08 ID:Yspj2kXJ
>>149
胸に風穴空けたままの遼召喚。秘薬で治療した後に決闘イベント発生。
ワルキューレにボコられてる最中に、空からザンヤルマの剣が降ってくる
――という光景が浮かんだw

>>151
最近のラノベは、アレ以上のページ数があって、麻生さん負けてるなと
残念に思ってる…_no

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:03:49 ID:G9SUj9y3
まぁ、浦次郎呼んで逃げられて、ハルケギニアに遺産ばら撒かれて―――
のほうが話は作りやすいかな?

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:04:00 ID:Ke7alFtg
>>151
今でも十分分厚いんじゃないか?特に最終巻。

それはさておきもしもジョゼフあたりに裏次郎が召喚されてハルケギニアに遺産ばら撒き始めたら・・・

ある日、ルイズの前に得体の知れない黒服の男が現れ、彼女にザンヤルマの剣を手渡す…
ああ、間違いなく欲望を暴走させて破滅するなルイズw

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:06:13 ID:ulPYLjtv
>>144
鷺澤さんが、パーソナルデータがマスターキーな人物なだけなので、
鷺澤さん以外意味はないかと。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:07:27 ID:8LzVTRrR
>>141でSAN値が下がりますた
聖夜に我らが神を!

∩(・∀・)∩いあ!すとらま!すとらま!

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:07:37 ID:0NAwTaxa
このスレ初心者なんだが、まとめwikiみたところ姫とかルイズ召喚OKってことは
7万止めて契約が解けたサイトが召喚されるのもアリ?

あと、型月禁止って過去に何かあった?

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:08:51 ID:G9SUj9y3
>>155
パーソナルデータチェック機能に干渉して沈黙させるとか
ダミーのパーソナルデータを渡してみるとか。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:09:59 ID:3gSHK2JB
型月は別館で運営中さ
かなり濃いトークできるから月スキーにはおすすめ

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:12:54 ID:G9SUj9y3
>>157
狭義のレギュレーションにも違反していないが小ネタならともかく
長編はきついんじゃないか?
まぁ、話のクオリティーしだいだな。

型月は、SS形のスレじゃ嫌われている。
つーか狂信者がマジでうざい。
はじめから禁止だったと思うし、一度レギュレーションの見直しをしたときも外れなかったな。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:19:17 ID:ddkHO/HO
型月はpart2が建ってるな
念のため誘導

型月のキャラがルイズに召喚されましたpart2
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1198309901/


162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:20:44 ID:Zj4WqufE
>>142
明日って今さ!

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:22:39 ID:X0yC/drd
>>157
あの作品のキャラがだからOKなんじゃね?

型月は
ttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1198309901/



164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:30:19 ID:0NAwTaxa
>>160
サンクス。サイトタイムスリップ(?)は小ネタくらいしかできないだろうけど考えてみる。

型月に関してはなんでわざわざテンプレにまでかかれてるのかなと思って
信者がうざいってのはSS系スレに限らずあちこちで聞いてたんだけど禁止されるほどひどいのか・・・

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:32:01 ID:QEaqNHDB
>>164
型月の酷さは少しググレばわかるだろが

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:33:08 ID:an51giDQ
ところかまわず設定語り始める信者と粘着していつまでも食いついてくるアンチ
と言う風に悪循環するのでカットしてある。

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:33:10 ID:/RekLKci
二次創作関係で最悪の厨の一つだよ>型月狂信者

168 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/25(火) 00:33:43 ID:ENSjqDc8
>>161
wikiのリンクも直しておきますね。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:38:45 ID:5OaLC60C
こんな風に話題が出るだけでアンチが嬉々として騒ぎ出すんだから
隔離しなきゃやってられん

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:40:02 ID:DVhvK4On
>>164
設定にうるさい儲とアンチが双方半端ないから収拾がつかないほど荒れると思われる。
幸いにして現場をみたことはないが

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:43:14 ID:Ke7alFtg
この混乱に乗じてテファのおっぱいとエレ姉さまの眼鏡は俺が頂く

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:46:10 ID:zlmZa33a
>>171
つまりテファに眼鏡をかけさせると。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:48:41 ID:L0LxK9qq
>>172
どうせならそれらをルイズに三身(?)合体で

…おや、イレギュラーが発生した模様

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:49:02 ID:/RekLKci
>>171
では貴様にはエレ姉さまのおっぱいをやろう

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:50:43 ID:wVMj0I28
>>164
契約解除後サイトはもしかすると広義のレギュレーションには反してるのではと言う意見が出る可能性あるから
投下するなら避難所が無難かも。

>もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

この文言の意味を考えるとそう言う意見が飛び出ても決して不思議じゃないし。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:50:48 ID:y+OQkAtq
なぜかシルフィがイャンクック亜種と言う電波が受信されたんだが………


青いし、可愛いし…
あとは喋れればなぁ………

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 00:53:39 ID:Ke7alFtg
>>174
エレ姉さまのおっぱいなら、メイド服とマチルダ姉さんの眼鏡も付けてくれ

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:03:36 ID:29M1aRtT
>>176
逆に考えるんだ
タバサがイェンクック亜種をすればいい

実力的にはスカーフェイスの方が出てきそうだけど(旧P準拠で)

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:07:05 ID:2+6t16bn
エレ姉さまのおっぱい叩き売りされすぎててワロタw

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:13:48 ID:5sagz05S
>>156
ここにも遂にストラマ教の魔の手が・・・

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:27:02 ID:5OaLC60C
>>178
いっそレウス亜種をだな…
可愛さが無くなってしまうか

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:40:28 ID:oy0evu6A
>>181
ならばイャンガルルガはどうだ
強さも申し分ない

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:40:49 ID:T+TPnGn5
聖夜にちなんでホーリーなブラウニーを召喚する話を投下しようと書いていたけど、なんかオチが迷走してグダグダなので寝るw
みんなお休み。
今年の聖夜の思い出:あかぎが死んだ(沈没した)
HP全開で全ユニット中最高レベルだったのに……

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:43:10 ID:nuOWeJNo
そろそろサイレンのSDKが来ても良い頃だろ?

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:46:25 ID:cVqJkOwx
S・D・K!
S・D・K!

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:48:05 ID:LPk75djI
竜種繋がりか 支援

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:48:56 ID:LPk75djI
ゴバーク ごめんね ごめんね

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 01:55:05 ID:dnUzC0Pc
だが、クックもガルルガも炎なんだよな・・・。
氷もしくは風というと、クシャルダオラとドドブランゴしか残らないから困る。

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 02:01:58 ID:KrBphwoh
ブギポ召喚書いてみようとしたらテファ惨殺された

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 02:48:15 ID:29M1aRtT
>>188
風属性の使い魔=飛行能力の高い物っぽいしその辺は目をつぶってもいいんじゃない?

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 03:04:09 ID:zbi82KVd
ランスとかが召喚されたらいったいどうなるかおもしろそうに思えたが
どう考えても18禁になるからここでは無理だと断念したw


192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 03:44:08 ID:mvGJliKA
>>191
どうせ呼ぶなら謙信ちゃん呼べばおk。
18禁にならないし、ガンダールブとの愛称バッチリじゃね?

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 03:44:16 ID:4cE0O9OE
相模祐介召喚。


194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 03:46:23 ID:zbi82KVd
>>192
それがあったか!
しかし、初日で食事に関して暴動が起きそうだw

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 03:53:46 ID:mvGJliKA
まぁ、あの貧相な食事っーかむしろエサ。はサイトがルイズを怒らせたからであって、
そうでなきゃ一応それなりの食事与えてくれるんじゃね?

これ以上書くとスレ違いになるのでオシマイ。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 04:06:48 ID:wVMj0I28
>>193
空を飛びながらどっかの犯罪張り手組織と血みどろの闘争を繰り広げるバレー部の人か。
「平民の癖に空を飛べるなんて」などと地団駄を踏むルイズが見える。
まあその前に超能力持ってる事隠すだろうけどな。
ハルケギニアでもそれがばれたら先住魔法とか色々言われて大変だし。


197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 04:49:56 ID:pxqSIxRl
っと、予約無いようだし、4時55分から投下開始

短発の前半、かなあ? ひとまず書けた分を。
長編になるかは未定、というか、まあ活躍できる状況が限られているし(笑)
SSというか、まだ状況説明な感じだが。

198 :ゼロの使い魔―闇の七人:2007/12/25(火) 04:55:34 ID:pxqSIxRl
 トリステイン魔法学院。メイジ達が集う、世界随一の学び舎。
 故に多くのメイジが、この学院で一生の伴侶となる使い魔を得る事になる。
 俗に「春の使い魔召還」と称されるこの儀式は、そのまま昇給試験でもあり、
 皆が皆、優れた使い魔を得るべく、自然と力をいれるのが常であった。

 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールも、その一人。
 貴族=メイジの家柄でありながら、およそ一般的な魔法の悉くが不得手であるという少女だ。
 “ゼロの”ルイズなる不名誉な渾名を返上する為にも、より一層の力を入れ、彼女は召還呪文を唱える。
 爆発。
 爆発。
 爆発。
 幾度と無く繰り返される爆発。そして空白。
 呪文を唱える度、色とりどりの火花が散り、空間が炸裂するが、
 しかし煙が晴れた後、其処には彼女の望む使い魔の姿は無い。

 周囲の人々も「さもありなん」と言った顔で頷いていた。
 所詮、彼女は“ゼロ”だ。
 何でもない。何もできない。故に“ゼロ”。
 使い魔すら、召還できないのだ。

 彼らの反応を知るが故に、ルイズは必死になる。
 使い魔が欲しい。 使い魔が欲しい。 使い魔が欲しい!
 悔しくて、悔しくて。
 涙が出るほど悔しくて。
 次第に周囲には夜の帳がおりはじめたというのに、彼女は諦めない。
 諦めず、必死に、もう何度目かもわからない召還呪文を、高らかに唱えた。

「全宇宙のどこかにいる私の使い魔よ!
 この世で最も強く、賢く、美しい存在よ!
 わが呼び声に答え我が元に来たれ!」

 あまりにも必死だったせいだろう。
 そして今、この時が“夜”だったからだろう。
 その声は、ある存在に聞き届けられた。

 ――爆裂。

 現れた使い魔の姿に、飽きずに様子を見守っていた皆が驚いた。

 其処にいたのは獣人であり、人間であり、そしてエルフであったからだ。
 その数、七人。

 獣人が召還される。これは有りうるだろう。
 人間も、生き物である以上、まったく無いとは言い切れまい。
 エルフも――恐るべき種族ではあるが、同様だ。

 だが、七人である。
 “ゼロ”だからと言っても、およそ信じられない現象だ。
 この光景を見て、召還した本人のルイズも、どう反応してかわからないまま、
 「春の使い魔召還」儀式は、一応、これをもって完了となった。

199 :ゼロの使い魔―闇の七人:2007/12/25(火) 04:57:27 ID:pxqSIxRl
 ――大方の予想に反し、彼ら七人は、極めて魔法学院に適応した。

 皆が皆、魔法を使えるという(メイジであるとは言わなかったが)驚くべき事実もあったのだろう。
 生徒達も彼らを見下すことはなく、また貴族ではないが故に学院で労働に従事する人々も彼らを受け入れた。
 
 もっとも率先して学院に関わったのは、二人の蜥蜴人である。
 オチーヴァ、テイチーヴァと名乗った彼らは、双子の姉弟なのだという。
 元来、読書を好んでいた二人は、学院の膨大な蔵書を読み耽り、
 そして時折、授業に顔を出しては、水を吸う樹木のように新たな知識を汲み上げていった。
 特に彼らと親しくなったのは教師、コルベール。
 未知の世界の、未知の知識。それらに夢中になったのは彼も同じだった。
 三人の間での交流が深められていくのは自然の成り行きである。

 ヴィンセンテという吸血鬼は、オールド・オスマンが好んで自室に誘っていた。
 当初こそ、やはりヴァンパイアという怪物を警戒しているのかと思ったが、そうではない。
 単に茶飲み相手が欲しいという、それだけの理由だった。
 何せこの吸血鬼、300年を生き延びてきたというのだから驚きだ。
 無論肉体は若々しいのだが、精神的にはオスマンに近い。話も弾むというものだ。
 つまり好々爺が一人増えたことになり、ミス・ロングベルの苦労が二倍になったのは言うまでも無い。

 学院の職員たちに気に入られたのはエルフのテレンドル、人間のマリーという女性陣二人。
 そして驚くべきことに、オーグのゴグロンであった。
 とはいえ、この恐るべき顔つきの大男が、そう簡単に受け入れられるわけもない。
 だが、その一方で彼はとてつもなく良い奴だった。
 職員の仕事を良く手伝ったし、貴族たちの無理難題を笑い飛ばすような人物である。
 そして傍らに寄り添うテレンドル。エルフであっても(あるが故に)美しい彼女だ。
 何かにつけて言葉の足りないゴグロンを補って、二人して認められていた。
 マリーはマリーで厨房に入り浸り、マルトーとの間で熱心に料理のレシピを交換している。
 彼女の「異国的な」料理は、中々に料理長を苦しめているようではあったが。

 一方、生徒達に気に入られたのは誰であろう、猫人のムラージ・ダールだ。
 口が悪く、人間種の事を「薄汚いサルめ」と公言して憚らない男だが、面倒見が良いことは直ぐに知れた。
 たとえば生徒達がインクを切らしたとき、授業用に使う魔法道具が足りなくなったとき。
 何処からか、そういった品々を調達し、困っている人々に配っていったのが彼だ。
 今ではすっかり気に入られ、皆に取り囲まれる日々を送っている。
 本人は実に迷惑そうだが。

200 :ゼロの使い魔―闇の七人:2007/12/25(火) 04:58:23 ID:pxqSIxRl
 そして最後の一人。
 一行の代表としてルイズの使い魔となったのが、蜥蜴人の彼だった。
 リザード――異国の言葉で蜥蜴という意味だ――と名乗った彼は、自分はそれ以上でも以下でもないという。
 短剣、長剣、弓矢、それに幾つかの魔術に精通し、滅法強い。
 容姿は蜥蜴人である為いたしかたないとしても、ルイズにとっては素晴らしい使い魔に思えたろう。
 何より、魔法の使えぬ自分を馬鹿にすることがない。
 ただ気に入らないのは、その寡黙で愚直、謎めいた雰囲気が――彼女の隣室の女性を虜にしたことだ。
 まあ、幾ら“微熱の”キュルケといえども蜥蜴に思慕の念を抱くことはあるまい。
 そう高を括っていたのだが、どうやら「種族の壁は恋を燃え上がらせるのよ!」とのことだ。
 悔しいかな、ルイズ自身も、この蜥蜴人に対して思うところがないでもない。
 だからと言っても鬱憤をぶつけても、リザードはそれを素直に受け止めてしまう。
 まったく、この想いを何処にぶつけて良いものやら、と彼女は日々悶々としているらしい。

 だが、誰もがこの奇妙な集団に疑問を抱かなかったわけではない。
 “雪風の”タバサは違った。あるいはコルベールもそうであったかもしれない。
 およそ尋常なる者どもではないことは、即座に見て取れた。
 相当な手練れだ。若年ながら、数々の修羅場を潜り抜けた彼女には、嫌と言うほどにわかる。
 気配を感じない。足音が聞こえない。
 自分も気付かぬうちに背後を取られている。
 そして、あの男――リザード。
 一体如何なる経験を積めば、アレほどまでに各種の武具に精通できるのだろうか。
 タバサには、想像もつかなかった。


 その疑問が解消されるのは、それからしばらく後のこと。
 とある貴族によって、学院のメイドが連れ去られた日の夜に――……。

201 :ゼロの使い魔―闇の七人:2007/12/25(火) 04:59:43 ID:pxqSIxRl
ひとまずはココまで。

リザードはアルケニアンの影座の暗殺者で、メインクエスト完了済み。
そして闇の一党の“あの任務”遂行直前とお考え下さい。

次回、彼らが任務に挑みます。

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 05:02:26 ID:UYZWHMUm
ゴメン……元ネタが分からない……
とりあえず後編を期待しておく

203 :ゼロの使い魔―闇の七人:2007/12/25(火) 05:04:49 ID:pxqSIxRl
オブリビオンというX−BOX360用のRPGより「闇の一党」です。
および主人公、アルゴニアン(蜥蜴人)。
ううむ、さすがにマイナーだったか。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 05:43:45 ID:SrxW6xOO
七人の人、乙です。
私も元ネタは分からないが、内容的に期待してる

ただ、気になったのはタイトルでも本文でも
七人となっているのに、紹介されたのは
八人・・・

これは、間違いなのか それとも何か意味があるのだろうか?

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 06:23:08 ID:8MFeG/+W
単に1年後ウエストウッドにテファ迎えに行ったらマチルダ姉さんが赤ん坊抱えて
「ほらお前の子だよ!」
「ぎゃー!」
というオチしか思い浮かばないな、ランスだと。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 07:41:31 ID:T+TPnGn5
シィルいないと避妊魔法ないしな〜

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 07:42:51 ID:PVtpc6TB
というかルイズはどうなんだろうか。ランスから見て
「もう数年したら俺様が初めてをもらってやる ぐふふ」
ってくらいなんだろうか

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 07:43:00 ID:8Q1Hj43+
その前にギーシュが「ざく ざく ざく」で殺されてしまうがな

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 08:39:43 ID:tksNG9WO
ダレモイナイ…投下スルナライマノウチ?

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 08:42:13 ID:qZqXBoFl
避難所ネタで、
ケティがアチャモを召喚。まずは査定会(コンテスト)目指して頑張ろうという短編を思い付いた。
木の実をゴリゴリすり潰してエキスを固めたお菓子や、木の実の入ったケーキを作るケティ。


きっとお父さんはスクウェアメイジで強さを追い求める男。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 08:47:47 ID:tksNG9WO
ヒトガイタ!とりあえず投下します

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 08:48:31 ID:uskPEUuD
こい!

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 08:48:39 ID:NrKa4CwZ
支援!

214 :異世界症候群:2007/12/25(火) 08:49:47 ID:tksNG9WO
もう何度目かも分からない爆発。周囲の生徒達も飽きてきたのかもう何も言わない。
それでもルイズは諦めずに杖を振り、またも起きる爆発。ただ、今度の爆発は今までのものとは違い、一際大きいものだった。
巻き起こる砂煙に騒然とする生徒達。
ただ一人、原因となったルイズだけは静かに爆発の中心点を睨んでいた。
今のはこれまでの失敗とは違う手応えを感じた。これで何も居なければ……
しかし、現実は無情だった。砂煙が晴れたそこには何もおらず、聞こえてくるのは嘲笑だけだった。
結局、自分はゼロなのか。付き添いの教師が何か言っているが、ルイズにはもう何も聞こえなかった。
皆が自分を嘲り、学院へと空を飛んで帰っていくのを地上から唇を噛み、涙をこらえて見ているしかなかった。
やがて誰もいなくなり、ルイズの目からは涙が零れた。
惨めだった。皆が空を飛ぶのに、自分だけが飛べず、それを眺めるだけ。
悔しかった。皆の隣には使い魔がいるのに、自分の隣には何もいない。
涙が止まらなかった。

どれほど泣いていたのかは分からない。ただ、もう涙は出てこなかった。
部屋に、戻ろう。空から二つの月がルイズを見下ろしていた。何も言わずに空に浮かぶそれすら自分を馬鹿にしているように思える。

〈クスクスクス………〉

ふと、女性の声が聞こえた気がした。

215 :異世界症候群:2007/12/25(火) 08:50:41 ID:tksNG9WO
目を開くとそこは知らない場所でした、なんて言えば何を言っているんだこいつは。と鼻で笑われてしまうかもしれないけれど。
実際に体験してみればそんな余裕も無くなるわけで。
部屋で眠りについたはずなのに、起きたら知らない場所でした、ときたら誰だって文句の一つも言ってやりたくなるんじゃないかと思う。
まあその文句を言うべき誰かが分からないんだけど。
とか考えられるくらいにはサモン・サーヴァントに失敗して、自棄になっていた頭も醒めてくるというものだ。
まあ、その、なんだろう。

「どこなのよここはーーーーー!!!」

正直私は混乱している。さっきまで落ち込んでたことも忘れるくらいに。
ここ、どこだろう。というか何で夜だったはずなのに夕陽が見えるんだろう。
ええと、何でこんなことになってるんだろう。もしかして誘拐された? それにしては拘束されているわけでもないし。
夢かと思って二の腕の後ろを思いっきりつねってみれば、余りの痛みに一人で悶える羽目になり。
じゃあ一体なによ? と聞かれても答えなんて見つからない。
そういえば夕食食べてないなー、なんてどうでもいいことを考えだすくらいに現実逃避が進行したあたりで答えがふらりと現れた。

「あら、目が覚めた?」

どこから出てきたの、とかここはどこ、とかどちらさまでしょうか、とか言うべきことはたくさんあると思うのだけど。
人間である以上突然の出来事には対応できないのが常で。
目の前に何の前触れもなく現れた少女に脳がフリーズしてしまった私を誰が責められるというのか。

「どうしたの?」

しばらくの沈黙の後、少女の声でやっと我に返った私の口から出たのはアンタ誰? というこの状況においては当然の質問だった。
そしてその質問に目の前の少女は。

「朝倉涼子。あなたからしてみれば、異世界人ってことになるのかしらね」
微笑みながら、そう言ってのけた。

216 :異世界症候群:2007/12/25(火) 08:52:01 ID:tksNG9WO
短いですが初投下終了です。涼宮ハルヒシリーズから朝倉涼子さん召喚です。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 09:01:42 ID:NrKa4CwZ
朝倉さんの外見しかわからない俺涙目

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 09:04:03 ID:hXfXZWEp
ランスなんて召喚したら文字通り原作レイプだな

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 09:09:35 ID:PVtpc6TB
>>218
最近のきれいなランスならシナリオ事体はまともになる…かもしれない

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 09:27:43 ID:lFLcZtm0
>219
シェフィールドがジョゼフと感覚を共有しているという設定があるぞ……シェフィールドにハイパー兵器を使うと、アッー!
後はタバサと一緒に行動すると、タバサは可愛がっても母親や翼人の姉ちゃんは餌食だな。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 09:29:20 ID:4cE0O9OE
ランス…
シェイラルド=シルヴァランス召喚


222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 09:38:57 ID:2fSEhvYM
>>218
誰がうまいこと言えとww

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:09:23 ID:zdKxEuQY
ここでFE封印の剣のランスを召喚
顔よし性格よしの騎士で
斧でも槍でも剣でも育て方によっては使いこなせ、
何より奴はワガママ貴族の娘とフラグを立てられる男だ
きっとルイズ相手でも上手くやってくれるはず

……俺Tueeeeにしかならなさげな悪感

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 11:19:09 ID:hpwvdsDR
ランス違いで、
テッカマンランス@宇宙の騎士テッカマンブレード
を召喚。

スーパーロボット大戦Wでは11歳児にすら負けたキングオブHETARE、異世界で汚名返上はなるのか?

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:04:08 ID:7TIQP9XX
ttp://gs.dengekinet.com/suteki/

誰を召喚させようか悩む…

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:27:26 ID:7z3WrL1q
七人の人、異世界の人乙です。

オブリビオンはよくプレイしていましたので、分かりますよ。
あの任務という事で、八人いる事も納得です。となると、色々妄想が膨らんで仕方が無いですが。




227 :黒猫:2007/12/25(火) 12:51:24 ID:GePEj2ZW
デビルメイクライから、ダンデ召喚


 ギーシュ、フーケ、レコンキスタ、涙目
 そして、ピザが無いと火病る。週休6日制だと怒鳴る。

ここまで妄想した

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:54:41 ID:QApUuLXC
ランスよりは闘神都市Uのシード君の方が召喚されるに当たって無難かもしれない。
基本真面目で人前で連続殺人やレイプに走ったりもしない真人間だ。
更にテファみたいな境遇の人には強烈な思い入れがあって、間違いなく命を懸けてでも守ろうとするだろう。
なにより本人自身が「ゼロ」だった過去もある。

まぁたまに自分に想いを寄せる少女を崖から突き落としたり、心に決めた相手が居る女性をレイプして自殺に追い込んだり
十代前半とおぼしき幼女の尻に手を出したりするが、その辺は目をつぶるとしよう。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 12:59:41 ID:OemodvSs
>>184
自分もSDKではいろいろと練っているが・・・
小ネタが限界かも・・・


230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:00:45 ID:S0ZK6IUF
>>228
ギーシュ戦でランスアタックを放って惨殺しそうだからなあ。
その後にモンモンは・・・まあしょうがないわな。

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:03:35 ID:8Q1Hj43+
アリスソフトから呼ぶなら魔窟堂のじっちゃんが一番無難だろ


232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:08:38 ID:OemodvSs
大悪事の長崎旗男もどうかと。
個人的に大好きなキャラだし、ゼロ戦との相性も最高だぜ!

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:37:01 ID:NrKa4CwZ
黒猫私の名前を見て思った。
「そうだナノマシンのお嬢さんを……」
3秒で挫折

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:50:13 ID:mKwTN5g8
とりあえず、ソフトハウスキャラのグリンスヴァールの森の中から学園長召喚とか
考えたわけだが、あの人がヘタにがんばるとオールドオスマンが涙目になるな。
「やべぇwwwww学園のっとられたwwwっうぇwwwww」

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:50:49 ID:7a6/Ysvb
>>228
個人サイトの話だが、既に呼ばれているな。
もちろんワルドさんは涙目でしたよ、えぇ。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:55:50 ID:Yshe6vW+
オブリの人GJ!
このスレに同好の人がいるとはうれしい。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:56:08 ID:QApUuLXC
>>234
いや、グリンスヴァールの学園長は実は長生きなだけでそんなに凄くない
学園の精霊が居ないとw

>>235
そりゃサイトにすら遅れを取った御仁が実戦経験豊富な魔法剣士に勝てるはずもないわなぁ

238 :異世界BASARA:2007/12/25(火) 13:56:22 ID:e38bMWf9
クリスマスは俺1人!!
でも無敵だから悔しくないっ!俺は無敵いぃー!!

…寂しさを紛らわす為に投下してもいいですか?

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 13:59:29 ID:AulRZw9I
やっちまいな

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:01:05 ID:GlccNWNK
投下しろよ同士

241 :異世界BASARA 1/6:2007/12/25(火) 14:02:07 ID:e38bMWf9
では投下します、俺は無敵ぃ!!

翌日、『魅惑の妖精亭』を後にしたルイズ達はトリステインの王宮にやって来ていた。
「ルイズ、今回の任務、ご苦労様でした」
「勿体無きお言葉ですわ」
アンリエッタの言葉にルイズと幸村がこうべを垂れる。
実は、アンリエッタはルイズと幸村にある頼み事をしていたのである。

『街で貴族が横暴な振る舞いをしているらしい。
だから平民に扮して街で生活し、確かめてほしい』

これがアンリエッタがルイズに頼んだ任務の内容だった。

ところが、快く承諾し、街に来た2人に問題が起きた。
アンリエッタから貰った資金を全て失ってしまったのである。
ルイズが「馬が欲しい」、「安い宿のベッドじゃ寝られない」などと我侭を言ったのも理由の1つだが…
幸村が言うには、残っていた資金が“かじの”という場所で全て無くなったとの事である。
「人から金を奪うとはけしからん!成敗せねばなりませぬぞ!!」
「い、いいのよ!もう忘れなさいってば!!」
“かじの”という場所がよく分かっていない幸村をルイズが制止する。

“かじの”ではなく、“賭場”と言っていたら幸村もルイズが悪いと考えたであろう。

結果、噴水広場でどうするか考えている所を、『魅惑の妖精亭』に戻る途中のスカロンに発見されたのであった。

「あなたにも感謝していますよ、大きな使い魔さん」
ルイズと幸村に労いの言葉を掛けた後、アンリエッタはその隣…こうべを垂れているが頭が高い忠勝に礼を言った。
「!!」ギュルギュルギュル
忠勝はその言葉に応える。アンリエッタに理解されたかどうかは謎だが…

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:04:10 ID:tnq2CCzY
支援

243 :異世界BASARA 2/6:2007/12/25(火) 14:04:26 ID:e38bMWf9
「でも、ゴーレムが歩いていると聞いた時は何事かと思いましたよ」
アンリエッタは小さく笑った。
彼女の言う通り、忠勝の体は大きい。
しかも人の言葉を話さないので、さらに人間離れしているように見えてしまうのだ。

『そこの者!何故王宮内でゴーレムを歩かせている!』
『こ、この者は人間です!』

王宮内でこんなやり取りを繰り返しながら、アンリエッタの部屋まで来たのをルイズは思い出した。
「も、申し訳ありません姫様…」
「いいのよルイズ!彼にも何か褒美を上げねばなりませんね」
それを聞いた忠勝は、体から機械音を発して何かを訴える。
「…!、!!」ゴォン!ヴィーンヴォン!!
「…え、ええと…」
しかし、当のアンリエッタには彼が何を言っているのかさっぱり分からなかった。
「!?…!」ウィーン!シュゴゴ!!
「困りましたわ…彼は何と言っているのかしら?」
「ううむ、タバサ殿ならば忠勝殿の言葉が分かるのだが…」


「…民の…平穏…?」
唐突に、ルイズが呟いた。


「!?!?」ブシュウゥゥー!?
それを聞き、忠勝だけでなく、幸村も驚いてルイズを見る。
「ルイズ殿!忠勝殿の言葉が分かるのでござるか!?」
「そ、そんな事を言っているのかなぁって思っただけよ…」
幸村が驚くのも無理はない。
忠勝の言葉を理解出来るのはこのハルケギニアにおいてタバサ1人だけだからである。
とは言っても、忠勝が本当にそう言っていたのかが分からないのだが…

244 :異世界BASARA 3/6:2007/12/25(火) 14:06:58 ID:e38bMWf9
「……………」ピポポポ、プシュ〜…
「きゃっ!ちょっと…止めなさい!」

しばらくルイズを見下ろしていた忠勝が、ルイズの頭をそっと撫で始めた。
どうやら当たっていたようだ。
「……………」ナデナデナデ、ウィィーン
「う〜〜〜…」
頭を撫で続けられているルイズは顔を赤らめながら唸る。

ただ、忠勝の表情がまったく変わらないのが少し怖い。

「そうですか。では、あなたの褒美はどうしましょうか…」
忠勝とルイズの様子を見た後、今度は幸村に問い掛けた。
だが、幸村の望みも忠勝と同じだった。
「拙者の望みも忠勝殿と同じ。城下に住む民を…どうか大切にして下され」
「フフッ、分かりましたよ使い魔さん。全力であなた達の望みに応えましょう」
「お頼み申す!」
「…!」ギュイーン!

ルイズ等3人が部屋から出て行った後、アンリエッタは1人ベッドに腰掛けていた。
先程の幸村達の言葉を思い出す。
「…自身は何も望まず、ただ人々の幸せの為に力を尽くす…」
アンリエッタからしてみれば、彼等は正に騎士…いや、貴族の模範となる者達である。
しかし、最近ではそのような志を持つ貴族は殆どいなくなった。


「…あの人達になら、頼めるかもしれない…」
指にはまった「水のルビー」を見ながら、アンリエッタは小さく呟いた。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:07:07 ID:cT8uss3M
しえん

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:08:06 ID:ooznVU4w
ここは俺が多いインターネッツですね支援

247 :異世界BASARA 4/6:2007/12/25(火) 14:08:46 ID:e38bMWf9
一方、王宮を後にしたルイズはトリステイン学院への帰ろうとしていた。
「じゃあ帰るわよ。ええと馬屋は確か…」
「なりませぬぞルイズ殿!!」
馬を買おうとしていたルイズを、幸村が止める。
「貴族とはいえ、質実剛健に努めなければいけませぬ。それに歩けば足腰の鍛錬にもなりますぞ!」
どうやら幸村はここからトリステイン魔法学院まで歩いて帰ろうというのだ。
「馬鹿言わないで、ここから学院までどれだけあると思っているの?」
最もな言い分である。
彼女の体力では途中で力尽きるのは目に見えている。
「むむむ、致し方ありませぬな…」
流石に幸村もルイズでは無理だと分かったのか、別の方法を考えたようだ。
幸村はルイズの前まで来ると、背を向けてしゃがんだ。
この使い魔は何をしているのだろう…いやちょっと待てまさか…

「さぁ、拙者がルイズ殿をおぶって行くので、参られよ!!」
「ででで出来るわけないでしょ!そ、そ、そんな恥ずかしい事…わわ私をおんぶして走るなんて…!」

「…!!」ヴイィーン!!
その時、忠勝が幸村と同じように背を向けてしゃがんだではないか。
「!…!」ギギギ、キュォーン!
よく分からないルイズに向かって、もう一度機械音を発する。
しばらく考えていたルイズだったが、おもむろに口を開いた。
「………乗れって言ってるの?」
「!!!」プシュウゥゥーー!!!
その言葉に、忠勝は応えるように体から蒸気を噴き上げた。
どうやらルイズの思った通りだったらしい…学院まで送ってくれるようだ。
「そ、そう…ならお願いするわね」
ルイズはそう言うと、忠勝の右肩の方によじ登っていく。
幸村は左肩に移動した。
「それじゃあ行くわよ……えーと…」
ルイズはこほん、と咳払いを1つすると、上空を指差して高々と叫んだ。



「と…飛べ!!タダカツ!!」

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:09:58 ID:cT8uss3M
支援

249 :異世界BASARA 5/6:2007/12/25(火) 14:11:58 ID:e38bMWf9
トリステイン魔法学院の中庭…
この時間は昼休みだったので、何人かの生徒が外でお茶の時間を楽しんでいる。
その内の1つのテーブルに、タバサとキュルケが座っていた。
「……………」
と、本を読んでいたタバサが本を閉じ、立ち上がって空を見上げる。
「どうしたのタバ…あら?」

…ゴゴゴゴゴゴ…

タバサが空をしばらく見ていると、重低音が辺りに響き渡り、それがどんどん大きくなってくる。

ズズウウゥゥンッッ!!!!

そして、空から黒い鎧を纏った巨人…忠勝が降ってきた。
忠勝が地面に着地した振動で、庭にいた生徒はイスから転げ落ちたり、紅茶を零したりしている。
「…!!」ウィーンキュキュキュキュキュ!!
地に降り立った忠勝はタバサの姿を見つけると、体から高い音を発した。
タバサもまた、忠勝に近づこうとする。

「…タ、タダカツ…早く帰りたいからって飛ばし過ぎよ…」

と、忠勝の右肩からルイズがひょっこりと顔を出した。
風圧のせいか、綺麗な桃色の髪がバサバサになっている。
「ルイズじゃない、しばらく見掛けないと思ったら…何でこの子と一緒にいるの?」
「ちょっと用事で街に行っていたのよ。そこで会ったから…」
「拙者達を乗せてくれると言ったので乗せてもらったのでござる」
今度は左肩に乗っていた幸村が言った。
「乗せてくれる…ってちょっと待って、あなた言葉が分かったの!?」
「ま、まぁ私にかかればタダカツの言っている事ぐらい理解できるわよ」

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:13:41 ID:IMsbgMrI
SHIENの時間だぜ

251 :異世界BASARA 6/6:2007/12/25(火) 14:15:01 ID:e38bMWf9
「……タダカツ……」
ルイズと幸村が降りた後、タバサは忠勝に近づき、頭を撫でる。

「……………」プシュウゥゥ〜

「おかえり…タダカツ…」

その時、忠勝が“ただいま”と言ったのか…それはタバサにしか分からない。




―――おまけ―――

「……………」

スタスタスタスタ…

「な…何よタバサ…」


「私が一番タダカツの言葉を理解出来る」


「なっ!?」

スタスタスタスタ…

「な、何よあれ…」
「タバサったら…もしかしてやきもちかしら…」
「…?」キュイィーン?


これにて投下終了!
バイトの女の子がイブの日に一斉に休みを取っていても俺はバイトオォー!!!


252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:17:23 ID:NrKa4CwZ
な〜む〜

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:23:28 ID:OemodvSs
>>235
そのサイト教えて〜〜〜

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:37:16 ID:7a6/Ysvb
>>253
サイト名「馬の骨」and/or作品名『 闘神と魔法使い』でググルとよろしアル!

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:39:24 ID:OqHgXbBg
馬の骨?

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:44:56 ID:OemodvSs
>>254
感謝
さっそく行ってきます

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 14:47:42 ID:ITiCVkxo
他所の話はスレ違いだろう……

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:00:47 ID:mvGJliKA
「戦国ランス」から上杉謙信ちゃんを・・。
そういや普通の武将verと帝verどっちがいい?

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:09:09 ID:d6q0P445
>>254
作者乙

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:14:36 ID:tksNG9WO
>>258
帝verを激しく希望

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:17:38 ID:zkd+KGtE
帝の威光って、JAPAN人じゃない日本人にも効果あったっけ?
もしないとしたら、帝Verと武将Verの違いって、光ることだけ?
・・・あったとしても、効果があるのはサイトとシエスタ一家だけだが。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:26:52 ID:tmP1JCIu
もやしもんの沢木惣右衛門直保の能力がルイズに伝染したら

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:28:36 ID:iY02VJIQ
>>262
なるほど、それで?

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:32:41 ID:JdGK+gxy
ホンダム乙

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:37:13 ID:k8FoU7M+
各アトリエクロスを読んでたら俺も猛烈に錬金術師召喚で書きたくなってきたんだぜ。

グンナル先輩とか!!

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:46:43 ID:gsISO4xi
>258
帝verだとレベルがどのくらいかだな
一旦Lv1まで落ちちゃうから、どこまでLVが戻ってるかで剣士としての強さが決まるし
最高レベルに近い謙信ちゃんがデルフ振るったら強すぎると思うけど、読んではみたいね

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 15:49:14 ID:I0lffC/N
>>261
実はブリミルがJAPAN人で、ハルケ世界の貴族は全員JAPAN人の血を引いている
とかなら

まあ、あの描写からして、血よりもJAPANに暮らしているということが重要なんだろうが
そこはアリス的超設定で

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:02:49 ID:m114DXsH
>>237
シャルロット召還か

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:08:00 ID:PKhyvqVl
>>237
是非、生徒会で征服方法を考えてきた生徒を!

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:47:11 ID:JlreUCcH
桜木花道を呼びたい

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:19:21 ID:rIcBd4Gc
   エクスプロード          エクスプロード
 おお、炸裂よ! 塵と灰に。 おお、炸裂よ!

          _, ´ ̄ ̄`ヽ.
         /        .
          |! ト、〃 斗.! ! .∧
    \      .!ハ.|kリ∨kリ | ! ヽ\
     \__ rー/人_ ワ__ / ト、   } }
      (心}._〈  {::YY:::{  ∨. { {、
        / ̄}  〉∨:::::ヽ }:::\\ 、
       i ≦..ノ:::∧::::::/ 〈_::::::::::. リ ノ
       |  ..::::::::| \ \__≧::::::∨:{ト、
       |__..:::::::::::/Y^ ! \:::::::::::::::::∨ト、!
         \:::::::ト'ーL.」ム:::::::::::::::::::i
            |::::::j ̄/:::├‐ト、:::::::::::::::|
           \/ :/::::::::| :|-\::::::/
           / / ̄ ̄! :!  レ′
             亠 ┴―‐┴┴‐

 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの胸には虚無があった。
 そのことを指摘された彼女はしばし身を震わせ……

        グラウンド・ゼロ
 そして彼女は爆心地となる

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:20:58 ID:XrmH+nLV
>>262
むしろ沢木惣右衛門直保を召喚して菌ダールヴで

青銅かもせる菌っていたっけ

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:22:22 ID:iY02VJIQ
直でギーシュを水虫にしたほうが速くないか?

ってこれじゃ劣化チョコラータだな

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:27:55 ID:XGRCSZW5
グンナル先輩・・・マナケミストからですか

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:32:17 ID:DiPoHCx8
>>272
アルミニウムを腐食させるカビがいるくらいだし、いてもおかしくはないわな。
あと、糖を食べたら酸(orアルカリ)が出たっちゃー、っで間接的に
金属を錆びさせる菌は割と至る所にいるはず。

>>273
即効性無さ過ぎワロタ。
糞尿をかもして火薬を作ったり、適当な作物をかもして酒を造って金を稼いだり、
長期的には汎用性が高そうなんだがな。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:41:26 ID:lFLcZtm0
>275
そういやブラックジャックで腸に食べ物が溜まる奇病で、腸内の炭水化物が発酵して急性アル中を起こす小学生がいたな。
というか、翌日以降ギーシュのテーブルに出てくる料理はことごとく熟成済みとか。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:45:10 ID:a/rCT4wJ
菌が使えるんならギーシュを性病か陰金にしてしまったほうがいいのでは・・・・
あまりにも哀れすぎるか

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:46:13 ID:iY02VJIQ
即効性?
菌ダールヴで即効で水虫になるんだろ?

増幅しだいだがひどいとマジに人食いカビになるぞ

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:47:43 ID:BYbiRTPB
人間でカビってエイズかよ

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:48:06 ID:QaHMG5gh
「Darker than Black」から黒が召喚されたらと妄想してみた…
ルイズかアンリエッタかシェスタが悲惨な目に会いそうな気がする。
でも話は作れそうだな…

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:51:37 ID:iY02VJIQ
>>279
水虫の正体はケラチンというたんぱく質を食べるカビで、
白癬菌とよばれる真菌な

ついでにいうと
胴体で発症するとタムシ
性器周辺で発症するとインキンタムシ

名前が違うだけで原因は同じカビな

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:54:02 ID:lFLcZtm0
>281
ごめん、読むだけでムズムズしてきた。許してw

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:57:50 ID:iY02VJIQ
>>282
あぁすまなかった

とりあえず乾燥させて根気良くな
いい薬でているから 頑張れ

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:59:12 ID:adPPle/D
とりあえず脱線しすぎだwww

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 18:19:01 ID:m114DXsH
インキンタムシなら夏にベランダで玉を裏返して全裸日光浴がおすすめ

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 18:21:01 ID:h6w2+nxU
ゼロの黒騎士さんがこっちに書き込めないようなので、代理投下いきますね。

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 18:24:54 ID:VfSCnvAF
>>285
イメージがあまりにもシュール過ぎる
あと支援

288 :ゼロの黒騎士 第十二回 1/5 代理:2007/12/25(火) 18:25:11 ID:h6w2+nxU
ワルドが連れられた先は、船長のためのものと思しき、一際大きな部屋だった。
豪華なディナーテーブルが据え付けられ、
その上座には頭領がどっかと座って、水晶のはめ込まれた杖を弄っている。
周りを囲む屈強な男達が、威圧するようにワルドを睨み付けた。
だが、ワルドはそんな視線を意に介さず、
黒い縮れ毛に、眼帯、更にぼさぼさの髭を生やした頭領に恭しく一礼する。

「お前か。この俺が、ウェールズだと駄法螺を吹いてるのは」

「初めてお目にかかります。
 トリステイン王国魔法衛士隊、グリフォン隊隊長、ワルド子爵と申します」

丁寧な名乗りも、この状況下では小馬鹿にしているようにしか聞こえない。
現に、空賊の頭領は目に見えて機嫌が悪くなる。

「誰が名乗れといった。
 おい、あんまり舐めた口利いてると、甲板からロープなしで飛び降りる羽目になるぞ」

頭領はそう言って凄む。が、ワルドは動じない。

「別人だ、と仰られますが、その手に光る玉は、紛れもなくアルビオン王家伝来の宝重、風のルビー。
 三年前、私はラグドリアン湖畔での園遊会で警備についておりました。
 その折に、ご尊顔を拝する機会が数度ありましたが、今と変わらず、その指輪をはめておられましたね」

頭領は、参ったとでも言う様に天を仰ぐと、にやりと笑った。
まるで悪戯がばれた悪童のような笑い。

「神のご意思は、正に計り知れない。
 まさか、私の顔を知っている相手と行き会うとはね。
 ならば、もうこれも用済みだな」

そう言うと、無用の長物となった、鬘と付け髭、そして、眼帯を毟り取る。
その下からは見事な金髪の、凛々しい若者の姿が現れた。
従兄弟というだけあって、青い瞳に、何処かアンリエッタを思わせる雰囲気を漂わせていた。

289 :ゼロの黒騎士 第十二回 2/5 代理:2007/12/25(火) 18:25:57 ID:h6w2+nxU
「アルビオン王国皇太子、ウェールズ・チューダーだ。
 王立空軍大将、本国艦隊司令を務めているが、まあ、こちらはあまり実が伴っているとは言えないな。
 何しろ、誇り高き王立空軍も、もはやこの『イーグル』号しか残っていないのだからね」
 
その言葉に跪こうとするワルドを、ウェールズは押しとどめる。

「ここでは息苦しいだけの虚礼は無用だよ、ワルド子爵。
 それにしても、大した眼力だ。
 三年前にちらりと見ただけの、しかも、変装している相手を見分けるとはね。
 きみのような立派な貴族が、私の親衛隊に十人もいれば、今日のこの苦境はなかったかもしれないな」

「お褒めいただき、光栄の至り。
 一度見た顔を忘れるようでは、魔法衛士は務まりませぬ。
 ……そして、大変失礼ながら、殿下」

そこまで言ってから、ワルドはやや気まずそうに続けた。

「世間一般では、そういった装いは変装ではなく、仮装と呼ばれるのです」

それ見たことかと言わんばかりに、副官と思しき男がウェールズを見つめる。
ウェールズはそれを受け流しきれず、ゴホンと咳払いをして誤魔化す。

「ま、まあ、知らぬ者が見れば、私がアルビオン皇太子だとは思わないだろう?
 それで十分だし、今まではばれる事もなかったのだから、結果的には正しかったんだ」

それは兎も角、とウェールズは表情を改めると、ワルドに向き直った。

「トリステインの魔法衛士が、一体、何用があって、アルビオンへ?
 知っての通り、アルビオンは今、微妙な状況にある。
 そんな時、安易に干渉すれば、母国へ火種を持ち込む危険がある事くらいは、きみも理解していよう」

「殿下、詳しい事情は、大使であるラ・ヴァリエール嬢からお聞き下さい。
 わたしはただ、アンリエッタ姫殿下より彼女の護衛を仰せつかったに過ぎません」

ウェールズは形の良い眉を跳ね上げる。

「ふむ、ならば、何故、今このタイミングでこの事を明かした?
 後でも……そう、あの可愛らしい大使殿が目覚めてからでも、良かったはずだ」

「道中の危険を廃するのが護衛の務めならば、
 不幸な行き違いを回避するために、あらかじめ誤解の余地を潰しておくのも、その範疇に含まれましょう。
 これが一つ。そして、もう一つ……」

290 :ゼロの黒騎士 第十二回 3/5 代理:2007/12/25(火) 18:27:03 ID:h6w2+nxU
「もう一つ?」

「はい。
 ラ・ヴァリエール嬢に、もう少し上等な部屋をお貸し頂けたら、と」

ウェールズの瞳に、興味深げな光が灯る。
場合によっては、王族に対する不遜、不敬の類とも受け取られかねない要求だが、
ワルドがその事に気づかないほど鈍い相手では無いことは、今までのやり取りで十分に承知していた。

「ワルド子爵、不躾な質問になるが、もしやラ・ヴァリエール嬢ときみは何か、その、特別な関係が?
 ああ、勿論、答えたくないなら、答える必要はないよ。
 部屋は部下に用意させよう。幸い、使っていない部屋の方が多いくらいだからね」

ただ、君にそこまでさせる以上、ただの同行者というわけではないのかなと思ってね、と付け加える。
ワルドは気を悪くした様子も見せず、隠し立てするつもりはなかったのですが、とそれに答えた。
何処か楽しげでさえある。

「慧眼、恐れ入ります。
 実を言うと、ラ・ヴァリエール嬢は私の婚約者なのです」

「はは、なるほど。
 了解した。部下には一番良い部屋を空けるように言っておこう。
 彼女はアルビオンが迎える最後の大使だ。
 であるからに、是非とも今夜の祝宴には出席してもらわねば困る。
 そのためにも、十分に疲れをとって貰わないとね」

ウェールズは、得心が行ったというように、一つ頷くと、朗らかに答えた。
だが、その言葉、正確には“最後の大使”という言葉に、痛ましいとでも言うように、ワルドは眉を潜める。

「殿下……やはり……」

そんなワルドとは対照的に、むしろ、淡々とすら言える調子で、ウェールズは答えた。

「取り繕っても仕方あるまい。
 ニューカッスルが陥ちれば、もはや退却する先はない。
 ああ、この度の戦は、我々の負けだ。
 戦力差も三百対五万となると、無駄に希望を抱かずに済む分、返って有難いくらいさ。
 だが、ただで負けるつもりもない。
 次の攻撃で、奴らは王家の誇りと気概をその身で知る事になるだろう」

場の空気が一変する。
そこにいたのは、先ほどまでの凛々しくも気さくな王子ではなく、
死地を定めた一人の武人だった。

291 :ゼロの黒騎士 第十二回 4/5 代理:2007/12/25(火) 18:27:46 ID:h6w2+nxU
ルイズが目覚めると、そこは船倉ではなく、飾り気のない部屋のベッドの上だった。
上級船員のための部屋なのか、ベッドは割合に良い品を使っている。
枕元には、ノワールがちょこんと座ってこちらを見つめている。
その姿を見て安心し、ごろりと寝返りを打つと、再び眠りの淵に戻ろうとするルイズ。
だが、眠気がその思考を絡め取るよりも一瞬早く、脳が周囲の状況を認識する。
思わず跳ね起きた。
まず第一に確かめたのは、上着の胸ポケットに入れておいた密書の有無。
それがあることを確認したら、今度は何を想像したのか、安堵する間もなく慌てて着衣の乱れを改める。
マントこそ傍の椅子に掛けてあるものの、上着やスカートに変わりがない事を知ると、
ほっとため息をついて、ベッドに倒れこんだ。
事情こそ分からないものの、とりあえずの何事もなかったと認識し、落ち着いたところで、
ようやく部屋の中に複数の人影がある事に気づいた。

一人は、ワルドだ。それは良い。
いや、あまり良くはないのだが、そこは婚約者の誼で許してもらうことにする。
だが、問題の、もう一人の男には全く見覚えがなかった。
金髪に、青い瞳。端正な顔立ちが、高貴な出自を感じさせる。
目を丸くしてこちらを見ているが、たった今演じた醜態に驚いたのであろう事は想像に難くはない。
見ず知らずの異性にそんな姿を見られた恥ずかしさに、真っ赤になって思わず布団を頭まで被る。
ワルドが慌てて何か言っているのだが、パニック状態に陥ったルイズにはビタ一聞こえちゃいない。
暫く布団に包まってうずくまる様に丸まった後、恐る恐るという感じで、布団から頭を突き出した。
どうやら、ワルドが見知らぬ男に謝っているようだった。
男は何か苦笑しながら、謝るには及ばないとでも言うように、首を振っている。

「……ええっと、ワルド、そちらの方は?」

「ルイズ……なんというか、色々言い辛いのだが……こちらは、アルビオン皇太子ウェールズ・チューダー殿下だ」

今度こそ、ルイズの思考は完全に停止した。

「……は?」

見ず知らずの男――ウェールズ――は、困ったように笑うと、すまない、間が悪かったね、と言った。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 18:28:00 ID:oy0evu6A
支援

293 :ゼロの黒騎士 第十二回 5/5 代理:2007/12/25(火) 18:28:32 ID:h6w2+nxU
とまあ、そんなわけで、ウェールズとの会見中にも関わらず、現在ルイズは絶賛現実逃避中なのだった。
その証拠に、一見まともに受け答えしているが、目の焦点がいまいちあっていない。
隣では、ワルドが冷や冷やしながらそれを見守っている。
お座りをしながら、この様子を眺めているノワールは実に退屈そうだ。

「そうか、姫は、アンリエッタは結婚するのか。
 私の可愛い……、従姉妹は」

だが、ウェールズのその言葉を聞いて、ようやく再起動。
どうやら、殆ど無意識のうちにアンリエッタからの密書を手渡していたらしい。
慌てて頷いて肯定の意を示す。
それを確かめたウェールズは、再び手紙に視線を落とすと、続きを読み始める。
そして、最後まで読み終えると、小さく微笑んだ。ルイズには、その微笑が何処か寂しそうに見えた。

「了解した。姫は、あの手紙を返して欲しいとこの私に告げている。
 何より大切な、姫から貰った手紙だが、姫の望みは、私の望みだ。そのようにしよう」

ルイズの顔が任務を果たせるという喜びに輝く。

「しかしながら、今、手元にはない。ニューカッスルの城にあるんだ。
 姫の手紙を、空賊船に持ってくるわけにはいかぬのでね」

ウェールズは、笑って言った。

「実を言うと、この事が無くとも、きみ達を招待する心積もりだったんだ。
 丁度良い。ニューカッスル城まで、ご足労願いたい」


294 :代理の人:2007/12/25(火) 18:30:44 ID:h6w2+nxU
代理投下終了しました。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 18:30:46 ID:iY02VJIQ
支援

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 18:42:58 ID:jNYFEriK
>>261
帝になれば剣戦闘が2Lvから3Lvになる
どんぐらい変わるのかは知らん

297 :オッパイスキー:2007/12/25(火) 19:10:02 ID:peHYbyvi
なんか、書き込み規制がかかってる?


298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:13:12 ID:ooznVU4w
>>297
名前欄のせいじゃね?

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:13:23 ID:XGRCSZW5
レベル2、達人クラス
レベル3、伝説のクラスでその時代に一人いるかいないかでしたっけ

300 :オッパイスキー:2007/12/25(火) 19:28:56 ID:peHYbyvi
ぐはあ!
な、名前が・・・

そーだよ俺はおっぱいが好きだよ
特にタバサの美にして微なおっぱいがスキだよ

悪いか

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:33:44 ID:Y8OT6QPz
いや、正しい。
そして投下予約。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:35:29 ID:VfSCnvAF
>>300
悪くはない
むしろいい
ところでsageようか

303 :趙・華麗なる使い魔 第10回 趙・公明昇天!! 1/5:2007/12/25(火) 19:37:26 ID:Y8OT6QPz
華麗なる貴族伝説、遂に終焉……!!


始祖・伏羲、神・普賢真人と袁天君、董天君。
4人が作り上げた空間系宝貝『誅仙陣・改』により、巨大植物と化した趙公明が冷凍される。
「花の命は短い……暖かい季節に栄華を極めては、寒さとともに散華する……」
ロマンチックに毛玉(袁天君)が呟く。

「プッ、プリンス・チョウ・コウメイさま……!!」
「ああっ、お兄様……!! けれどミス・ヴァリエール、これも天数ですわ。
 我ら神々も仙人も、始祖といえども、それには抗えませんの。
 それに封神は『死』にあらず、新しい存在へと生まれ変わること……!!」

ルイズとビーナスが涙にくれる中、趙公明は絶命する。
凍結した趙公明の森と巨大花は崩壊し、『レコン・キスタ』の空中艦隊もほぼ全滅した。
巨大花の根元に、ゆっくりと趙公明の魂魄が現れる。

『ルイズ……ビーナス……悲しんではいけないよ。
 僕はこんなにトレビアンな戦いが出来て、とても満足している。
 さぁ、さようならルイズ!! 僕は「神界」へ帰らなくてはならない……!!!』

すぅっと暗くなった天上から光の柱が差し込み、羽毛と花弁が降り注ぐ。
幼児の姿をした天使たちも現れ、楽器を吹き鳴らし、讃美歌を歌い踊る。
巨大花の根元、『レキシントン』号の残骸から、趙公明が昇天する……!!

(ラ―――――ラ――――― ラ―――――ラ―――――)

『ありがとう、ミス・ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!

 プリンセス・アンリエッタ! プリンス・オブ・ウェールズ!

 ミス・キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー!

 ミス・タバサ! ミスタ・ギーシュ・ド・グラモン! ミス・フーケ!

 そしてミスタ・ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド!!

 さようなら……さようなら……さようなら……』


ご丁寧にエンドロールを背景に流しながら、趙公明の魂魄は『神界』へ帰還した。

304 :趙・華麗なる使い魔 第10回 趙・公明昇天!! 2/5:2007/12/25(火) 19:39:47 ID:Y8OT6QPz
神々は、ニューカッスル城上空に集結する。

「なんだあれは、それに今の吹雪は!?」「て、天使だっ!! 我らには天が味方しているぞ!!」
「あの森と巨大な花はなんだったんだ!?」「ってゆーか、プリンスは!?」
「貴族派の艦隊が全滅したのは、あのプリンスのお蔭か?」「皇太子よ、いずこにおわす!?」

「キュルケ、起きて。大変だから」
「ええ、起きているわタバサ。あのプリンスは、天に帰ってしまわれたのね……」

地上では大混乱が続いていたが、やがてニューカッスル城から凱歌が挙がる。
ウェールズ皇太子を失ったが、『レコン・キスタ』の空中艦隊は壊滅し、王党派が勝利したのだ。
この不思議な戦闘は、のちに『ブラック・プリンスの戦い』と呼ばれたという。


「フィー……久しぶりに力を使うと、疲れるのう……。
 あやつはしばらく大人しくしとるであろう、多分。で、後始末をどーしたもんやら……」
「そうですね……『歴史の道標』の事もありますし、介入してみますか?
 どうせ最近、皆ヒマしていたことですから」
「ルイズちゃんも悲しんでいるし、誰かを新たな彼女の『使い魔』にしてあげて、
 少しずつ助力するって形にしたらどうかな? ……僕はちょっと、忙しいけど」

「むぅ……わしとてめんどくさいし、役職のあるやつらは行かせられんし。
 スープーはあんまり戦闘力がないしのう……誰ぞ、立候補せぬか?」

300余りの神々や仙人の中で、ぽつぽつと手を挙げる者がいる。
「ああこら、ナタクや雷震子は破壊しか能がないからいかんっ。土行孫はすっこんでおれ。
 そこそこ強くて、頭も回って、人間出身の奴が望ましいのだが……」

そこへ、袖のない革ジャンと破れジーンズを着た、鼻に傷のある黒髪でバンダナの青年が進み出た。
「スースよお、俺っちはどうさ? 俺っちも長らく戦ってねえから、ヒマでしょうがねえさー。
 たまには羽根を伸ばしてえし、倒すのは妖怪や怪物や、『神界』から来た奴らでいいんだろ?」
「おお、そうか、天化なら適任だのう。ルイズも喜ぶぞ」

「なーによ、女の子に使われるから立候補したんでしょ。にしし」
「蝉玉ぅ、俺っちは道士出身の神さー。そーゆー下心は卒業してるって」

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:40:54 ID:rknJMmBH
>>300
オレの大きな手で包み込みたい!

306 :趙・華麗なる使い魔 第10回 趙・公明昇天!! 3/5:2007/12/25(火) 19:41:57 ID:Y8OT6QPz
やがて『神界』の元始天尊も現れ、役者は揃った。
神々はウェールズの魂魄体を城に降し、事情を軽く説明させてから、大広間に集まる。

「……では、『三山管領正神・至聖炳霊公(へいれいこう)』黄天化よ。
 始祖と神仙両界教主の勅命により、おぬしをこの世界『ハルケギニア』に天降す。
 ルイズにはこの『レプリカ打神鞭』を授けよう。これで魂魄が封印できるゆえ、『封神鞭』とでもしておくか」
伏羲から『封神鞭』が下賜される。見た目よりずっと重く、触れるだけで魔力が吸われていくのが分かる。

「封印されていた魂魄は抜いておいた。これは、ワルドも使っておった通り、風の力を操る宝貝。
 あまり使えばメイジといえども消耗が激しいが、なかなか強いぞ。
 魔力は豊富なようだし、おぬしの杖として、ここぞという時に使うがよい」
「は……はい!!」
マジックアイテムを介してとはいえ、魔法が使える!
ルイズはプリンスを失った悲しみも和らぎ、感激する。

一方神々は、ひとまずの対策を協議する。
「逃走というか、おそらくジョカもどきによってこの世界に召喚された神々は、
 まだリストが揃っていませんが……先ほど再封神された趙公明、劉環、陳桐、張桂芳と風林を除いて、
 およそ36名前後。ほとんどは妖怪仙人出身です。
 主なものには、余化、呂岳、馬元、丘引、高継能、陳奇、楊任……ほぼ趙公明絡みですね……」

地上からニューッと剣が伸びてくる。
「余化のジジイなら、トリスタニアって街で武器商人してるぜ! 宝貝もいろいろ持ってきてるし」
「おお、『飛刀』もおったのか。こういう妖精や宝貝、わしらの把握しとらん妖怪変化もおるであろう。
 天化ひとりでは、ちとキツイかのう……」

「ワルドはこの玉鼎が預かろう。剣の腕は立つようだし、鍛えればいい仙人になるかも知れない」
「うむ、数年してモノになったら、天化のサポート役として天降してやろう。
 ジョカもどきによる洗脳も、わしがちゃんと解いておくぞ」
「あとでリストも作っておくから、何か手におえないことがあればこの携帯宝貝で連絡してくれ、天化くん」
「分かったさ。けど、『莫邪の宝剣』と『鑚心釘』だけじゃ、ちょっとなあ……」

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:42:01 ID:DVhvK4On
>>294
作者&代理の人乙ー

>>269
寧ろデルフが帝の剣(名前忘れた)だったことにすればよくね?
シエスタの爺さんがJAPANから姿を消した先代の帝とか
学園の宝物&タルブで三つ揃うとか

308 :趙・華麗なる使い魔 第10回 趙・公明昇天!! 4/5:2007/12/25(火) 19:44:27 ID:Y8OT6QPz
『それならば、グッドニュースがあるよ諸君!!』
再封神されたばかりの趙公明が、ニュッと顔を出した。ルイズもみんなも吃驚する。
「ぬおっ、趙公明!! いきなり雲間からくどい顔を出すでないっ!!」

『フフフ、彼女は「虚無の担い手」という特殊なメイジ。
 彼女の接吻を受けた者は「ガンダールヴ」という強力な使い魔となり、
 あらゆる武器や兵器を自在に操る事が出来るのさ!!
 宝貝も一緒に来ている者が多いようだし、それらを回収がてら戦うがいい!!』
ポーイと『万里起雲煙』が投げ渡される。劉環の宝貝だった物だ。

「ヘェ……って、せ、接吻!?」
天化が思わず赤面する。
『契約の証だ。気にすることはないよ、黄天化くん!』

「ばっはははは、そーだぜ天化、一つばしーっとキスしちまえ!!」
「ガンバでーす、ファイトでーす天化!!(スポーツ)」
「親父も師父(コーチ)も……まぁ、戦えるんなら我慢するさー」

それを聞いて、ルイズがムッとする。
「が、我慢って言い方はないでしょ!! あ、あんたはテンカっていうの?」
「そうさー、もと殷の鎮国武成王にして周の開国武成王、死後は東岳泰山天斉仁聖大帝に封じられた、
 黄飛虎の三男! 三山管領正神・至聖炳霊公の黄天化とは俺っちのことさ!! 
 よろしくな、ルイズ・フランス・ナハトムジーク……だっけ?」
「な、長過ぎるわっ! あんたなんかテンカで充分よ!
 それに私の名前は、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ!!」

二人はギャーギャーと言い争い始めた。
周りの神々は、ニコニコニヤニヤしながら見守っている。

309 :趙・華麗なる使い魔 第10回 趙・公明昇天!! 5/5:2007/12/25(火) 19:46:02 ID:Y8OT6QPz
「まぁ天化ったら、ルイズちゃんとすぐ仲良くなって」
「手が早いのは、兄上譲りだねっ!」
「おふくろ、叔母さん! からかうんじゃねぇさ!
 まあ俺っち男前だし、惚れられるのも無理はねーけど」

「なっ、何言ってんのよ!! しょしょしょしょーがないわね、
 プリンスの代わりとしちゃ随分格落ちだけど、せっかくだからあんたを使い魔にしてあげる。
 かかかかか、感謝しなさいよねっ!!」

天化は、ぶっちゃけかなりかっこいい。美青年というか、細身の筋肉質で精悍な剣士だ。
飄々としているが立派な身のこなしで、仙骨があり、剣の腕前なら趙公明以上だろう。

「ちぇ、俺っちだって武成王・東岳大帝の三男だからプリンスさー。
 そんじゃま、ちゃっちゃと契約しちまうべ」
「わ、分かったわよ。ちょっとしゃがんで、目を閉じてなさい!
 『我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
 五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ』……!」


契約は完了し、左手に『ガンダールヴ』のルーンが現れ、天化は数千年ぶりに受肉する。
キスはタバコの味がした。

その後、彼はルイズの使い魔としてハルケギニアを転戦し、
三十六柱の迷鬼妖怪を封神して天下の騒乱を鎮め、
のちに元始天尊より『夷伐大勇王(いばつだいゆうおう)』の封号を賜わるのだが、
それはまた別の話である。

(趙・華麗なる使い魔・完)

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:48:13 ID:s3kkKyhw
原典のネタもふんだんに使っていたのが予想外でした。
GJ。

311 :貴族:2007/12/25(火) 19:48:54 ID:Y8OT6QPz
投下完了。長らくありがとうございました。
黄天化(泰山三郎・炳霊公)は民間伝承でも女たらしだからなぁ。惚れた女はあの世に連れ去られますが。
ちなみに夷伐大勇王は「イーヴァルディの勇者」の漢訳?っぽいの。
では、別の作品でまたお会いしましょう。(昇天)

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 19:57:38 ID:LxTVgUKn
お疲れ様でしたー…って昇天しちゃダメー!?

あと>>305、そこは大きな心で包み込んであげたい、と発言すべきだろう。
たとえうわべだけでも。

313 :307:2007/12/25(火) 20:04:19 ID:DVhvK4On
>>311
貴族の人乙&割り込み済みませんでした。

アンカーミスった……
>>269じゃなくて>>296です

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 20:20:42 ID:QQ0EetxQ
お疲れ様でした。最後まで楽しめました。
しかし、居場所が判明してる仙道がよりもよって余化で天化ですか。
こりゃ、後も退屈しなさそうなことになりそうですな…
あと呂岳がミョズになってないことを祈っとこう…

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 20:29:42 ID:lqII0hXk
あれだな、あれ。
死亡フラグ。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 20:30:29 ID:m3lLvv3t
お疲れ様でしたー
後釜の天化も凄いいい人なのでルイズの将来は明るいですね!

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 20:31:58 ID:Y7wuPW2V
お疲れ様ー!

久々に、チャンとラストまで書かれる長編を見た
本当にGJでしたー

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 20:33:27 ID:jZbC4xKb
華麗なる使い魔乙でしたー
つーかプリンスの影響を受けたキュルケやギーシュ達のその後が無茶苦茶気になる!
GJでした!

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 20:59:26 ID:ooznVU4w
夜天さん更新キター

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 21:01:49 ID:jNYFEriK
>>307
帝ソードがデルフ……エロくないカオスじゃねーか!!
あと先代帝は普通に死んでるんじゃね?ランス世界でも五百年以上前の人だし

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 21:15:03 ID:Lk7fkDNu
華麗なる使い魔の方、乙でした!


さて、そろそろ夢幻竜の方の出番かな?

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 21:43:35 ID:2RfEDA27
まぁ気長に待とう。

しかし13巻のアレはあれか、ここでブルーティカスネタをやれというノボルの御告げなのか。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 21:44:22 ID:vXMnL2ZL
そのお告げを受信したのは俺だけではないらしいな。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:01:54 ID:qZqXBoFl
避難所でケティが炎ポケモンの卵召喚ネタをやる予定の者ですが、歴代御三家のどれにするか悩み中。
性別は♀固定。性格は適当にアミダで決めるつもり。

上でアチャモにしようかとも書いたけど………。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:04:39 ID:vXMnL2ZL
あみだでいいんじゃない?
そーいうのは自分で決めたやつじゃないとやる気おきにゃーよ

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:10:26 ID:IHLwNlce
>>320
カカカカミーラさん召喚と言うのを考えたが学園の美少年が皆使徒にされてしまうな

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:18:51 ID:qZqXBoFl
>>325
OK、アミダで決めてみるよ。
今からネタが思い付いて楽しいな。味の好き嫌いとか。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:19:57 ID:vXMnL2ZL
>>327
がんばっておくれ。楽しみながらやってもらえると読む側としても
期待できるんでね。

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:21:42 ID:PW0OPPJ9
>>322-323
>ブルーティカスネタ
改造したらスペースシャトルになっていた佐々木爺さんの零戦

と言うことですか?>_<

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:29:51 ID:GX7LyKm1
>ブルーティカスネタ
スペースシャトルに宇宙から狙撃させたら全部味方に当たるんだよねw


あれ?これバルディガスだっけ?

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:33:08 ID:ooznVU4w
今日ツタヤからトランスフォーマーの映画版借りてきたけど、おもしれーな。
ディセプティコン・ゼロ読み直そうっと。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:33:11 ID:LhQoJ1eu
>>276
スーパードクターKにもその話があったな

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:37:15 ID:0iSCHUtC
おいおい、ホントに投下がすくねーな
代わりに避難所の設定考察スレが熱いぞ

13巻のインパクトってそんなに強かったのか?

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:38:36 ID:vXMnL2ZL
ここが静かなのもよくある事。
つか今日はメリーホニャララだからじゃね?
関係ねーけどwwww

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:43:26 ID:BYbiRTPB
>>333
作者が泣きいれるほどにな。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:43:47 ID:BYbiRTPB
作者ってのはここSSのな。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:47:33 ID:0iSCHUtC
>>336
つまり、おまえさんかね?

 ちなみに13巻に何の矛盾もないSSを書いてる私は勝ち組

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:56:58 ID:vnTIqnpd
なんというリアルラック

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:58:13 ID:PKhyvqVl
やばいw
まだ買いにいけてないから13巻がどうなってるか怖すぎるw

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 22:59:44 ID:NrKa4CwZ
とりあえず現状聞いた範囲では大丈夫そうだが…

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:04:33 ID:LxTVgUKn
ポケモンネタで練っていたけど13巻を読み終わるまで一旦封印
あんまり関係なさげだけどね?(w

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:11:06 ID:ec0WvoNr
13巻どこにも売ってねー。

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:16:42 ID:0iSCHUtC
でかい書店行けば、必ず置いてるもんだろ?

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:18:02 ID:PsvUdKfU
田舎にはそのでかい書店がないんだよ

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:19:12 ID:ec0WvoNr
地方だと2日遅れて入荷することが多いだよなあ。
12巻は当日に入手できたんだけどなあ。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:22:11 ID:BYbiRTPB
>>337
ねーよ。

>>340
ネタバレコピペされて無い部分こそがヤバイ。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:22:41 ID:v9zXFNbs
某無貌の神様とか関係するのだと13巻の設定までいじってそうだ

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:24:31 ID:8UQXqRFb
gdgdですねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:28:50 ID:rxokEZ+9
13巻ネタバレ

今回デルフセリフ無し。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:28:57 ID:0iSCHUtC
>>346
 そりゃ失礼した


>>348
 それもしょうがない事だ

 あの設定は、強烈すぎる

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:31:50 ID:PsvUdKfU
ロボ物とのクロスはやりやすくなったけどな

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:32:42 ID:tkw325Uw
>>349
嘘だっ!

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:36:40 ID:PsvUdKfU
サイトはルイズから一切の理不尽な要求を受けない
が本当

354 :ゼロの夢幻竜:2007/12/25(火) 23:42:52 ID:87Y8UeyW
皆さん今晩は。
ある人との戦闘において(notフーケ)ちょっと推敲に手間取りそうなのであと数時間はかかりそうです。
未明の頃になるかもしれませんが頑張ります。
では。









ヘタレじゃねえよ。やってやるよ。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:43:52 ID:mvGJliKA
>>353
日本語でおk

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:44:33 ID:rxokEZ+9
今のうちに竜支援

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:45:40 ID:XGRCSZW5
支援したいが睡魔に限界

お先にしつれい

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:47:00 ID:S0ZK6IUF
>>349
おでれーたな、オイ

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:49:48 ID:G/P/JEpo
>>354
押忍!ごっつぁんです!

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 23:59:29 ID:knONwv/N
>>354
釣れた釣れた

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:02:13 ID:UCFcrkWV
大物が釣れたようだのう

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:07:31 ID:iQoYEX7J
足つった
首つった
つった場所がちょっと違うだけなのになぜこんなにも危険度に差が出るのだろう

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:08:28 ID:8b00bbtk
足つった
夏に海で
つった場所がちょっと違うだけなのになぜこんなにも危険度に差が出るのだろう

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:12:18 ID:klA8jIz1
>>320
オレの嫁をルイズが召喚すると申したか!
おのれ、ネタフリされたら書きたくなったじゃねーか

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:14:48 ID:t0sVuuin
>>281
俺は以前、水虫が右足から全身に回りかけて死にかけた。
…もう少し遅かったらマジ右足切断のハメになったらしい。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:19:38 ID:SxFBajHc
>>365
皮膚の柔らかいところやられるとかなり不味いことになるらしいな
感染の条件が厳しいとはいえいったんやられるとかなり治りにくいようだし

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:25:46 ID:ITr4SZfL
>水虫
乱世の薬売りシン召喚というネタが……
コッパゲにお薬塗ー布! 「か、髪がふさふさに!」
ちぃ姉さまにお薬塗ー布!「こんなに動き回っても、もう全然苦しくありません」
タバサママンにお薬塗ー布!「……シャルロッテ? 私は今までいったい……」「!」

ただしその場合、例外無く「あなた水虫ですね?」と言われるため、元水虫というレッテルが付くw

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:34:00 ID:XaNhORzT
>>364
書きたくなったら書く!
それが始祖アイバの意思だ!

>>365
ひょえええっ!?恐るべし水虫。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:35:14 ID:qYOKjm9F
そろそろ水虫から離れませんか・・・

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:35:47 ID:IuP6FYNU
>>367
能力的には誰も敵わない無敵っぷりだったよな。
水虫を治すことしか頭にないので無害ですがw

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:37:21 ID:UFshNwU6
>>368
イバリューダー若本乙

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:42:25 ID:0SWUTEAR
>>368見てふと思ったがスパロボWのラダムとイバリューダー召喚は……
流石に無理か

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:53:08 ID:2+YrYel/
ルイズが可愛らしい小鳥を召喚しました


使い魔「トゥートゥー」

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:54:31 ID:l8HEN1BK
>>373
全然可愛らしくねぇよwww
……金銀では主力でした

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 00:56:54 ID:UFshNwU6
ラダムは呼び出したのがあるが更新が止まってる

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:05:22 ID:2+YrYel/
>>374
ポケスペのネイぴょんタソはかなり可愛いいぞ!




ガンダールヴの時はこんな感じ。
http://nicovideo.jp/watch/sm968273/

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:10:07 ID:5u7dWlyn
>>376
洗脳動画を貼るんじゃないwwwwww

378 :ベルセルク・ゼロ:2007/12/26(水) 01:13:50 ID:B5UZleFo
無幻竜の人、お先に失礼させていただきます。
投下してもよろしいか?
誰かの許可が出次第開始する!!

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:16:14 ID:2+YrYel/
>>378
トゥー下開始!!

380 :ベルセルク・ゼロ10:2007/12/26(水) 01:18:33 ID:B5UZleFo
 『土くれ』のフーケと呼ばれる盗賊がいる。
 その手口は繊細かつ大胆。フーケに狙われて無事で済んだ宝物は今までない。
 トリステイン中の貴族を震え上がらせる、しかしながらまったく正体不明の大怪盗。
 それが、『土くれ』のフーケだ。
 そんな男か女かも不明なフーケだが、ひとつ分かっていることがある。
 フーケは盗みを行う際、『錬金』の呪文を多用する。
 宝物を守る強固な壁を、錬金によって粘土や砂に変え侵入するのだ。
 また、巨大な土ゴーレムを錬成して強引な破壊を行うこともある。
 『土くれ』の二つ名はそれらの手口からつけられたものだ。
 強力な『固定化』の魔法をかけられた壁をあっさりと錬金してしまうその実力から、フーケは少なくとも『トライアングルクラス』の『土』のメイジであろうと噂されている。
 もうひとつ―――フーケに対して分かっていることがもうひとつあった。
 それは、フーケは様々な魔力が付与されたマジックアイテム―――とりわけ、珍しいものには目がない、ということだ。


 魔法学院の庭園に、巨大な人型のゴーレムが立ち上がる。
 突如現れた土ゴーレムは太陽の光を受け、魔法学院に黒く影を落とした。
 その場所は授業を受ける生徒たちの死角となっているのか、誰一人として騒ぎだす者はいない。
 魔法学院に突如訪れた異常事態は実に静かに進行していた。
 ある一部分を除いては。
「なによなによ!? あれなんなの!?」
 学院長室を出て廊下を歩いていたルイズとガッツ、そしてパックの目にソレは突然飛び込んできた。
 窓の外で巨大な土ゴーレムが魔法学院本塔の五階にあたる部分を殴りつけている。
 当然起こるはずの轟音は不思議なことにまったくルイズの耳を打たない。
 サイレントの魔法をかけている―――? 考えてみたが答えはわからない。何より、その思考に意味はない。
 もっと他に考えなければならないことがあるはずだ。
 あのゴーレムは何のためにあのような真似をしているのか。
 ルイズははっとした。
 あの場所は―――宝物庫がある場所ではなかったか?
 だとすれば―――ルイズの脳裏に巷を賑わす盗賊の名が浮かぶ。
 巨大な土ゴーレムを操る大怪盗、『土くれ』のフーケ。
(まさか…!? フーケが魔法学院の宝物を狙っているの……!?)
 外に飛び出してくる生徒も教師もいない。どうやら気づいているのは自分達だけのようだ。
 ルイズは廊下を駆け出した。




381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:18:42 ID:c+r2VTxr
トゥートゥー(よし、がんばれ!)

382 :ベルセルク・ゼロ10:2007/12/26(水) 01:19:47 ID:B5UZleFo
「くっ……何よコレめちゃくちゃ硬いじゃない……!! まったく…あのハゲ随分と自信満々に適当こきやがるじゃないか!!」
 ゴーレムの肩の上で、フーケは忌々しげに愚痴をもらした。
 あまり時間をかけてはいられない。
 『サイレント』の魔法でゴーレムが壁を殴る音は消しているが、それでもいつ誰に気づかれるかわかったものではない。
 それこそあのオールド・オスマンが目覚めたりなどしたら、厄介極まりない事この上ない。
 焦るフーケの目の端に、学院から飛び出す桃色の髪が映った。
 そしてその桃髪の少女に追随して、黒一色の男が飛び出してくる。
 その姿を認めると、本来焦るべきはずのフーケはにやりと笑みを浮かべた。
「間近で見るとまた凄いねコレ。ん…コホンッ、では失礼して………でかっ!!!!!」
 ルイズの頭の上でパックがビシッとポーズをつけて叫んだ。言うわりには余裕しゃくしゃくである。
「なんなんだありゃ?」
 ガッツがゴーレムを見上げたまま尋ねる。
 再びゴーレムの拳が壁に叩き込まれた。音はしないのに空気を震わす衝撃だけは伝わってくる。なんとも奇妙な感覚だった。
「あれは土で作ったゴーレムよ。あれだけの大きさの物、少なくともトライアングルクラスのメイジじゃないと作れないわ。多分だけど…あれ、盗賊の『土くれ』のフーケだわ。きっと学院の宝物庫を狙っているのよ…!」
 ルイズはゴーレムを見上げていた視線をガッツに移した。
「フーケを捕まえるわ。協力して、ガッツ」
「断る」
 即答だった。おそらく、ルイズがこう言い出すことをある程度予測出来たのだろう。
「な、なんでよぉ!?」
「理由がねえ。別にここのお宝がどうなろうと俺の知ったこっちゃねえ」
「つ、使い魔はご主人様の命令には絶対服従なのよ!! それに、このままフーケの好きにさせるなんてこと、許せないわ!!」
「さっきのジジイにでも知らせとけ。別にお前がやることじゃねえだろ」
 至極もっともな意見である。
 だが、ルイズは激しく首を横に振った。
「いやよッ!!!!」
 その剣幕に少々意表をつかれたのか、ガッツは自分を見上げるルイズの顔にゴーレムを眺めていた目を移した。
「ここで何もせずに人を呼びに行ったらきっとみんな私が『ゼロ』だから逃げたって言うわ!! 『ゼロ』だから人に頼ることしか出来ないって……!! そんなのは嫌…嫌よ……!!」
 ルイズは唇をかみ締める。
 ルイズには『魔法が使えないメイジ』、『貴族たり得ない貴族』という劣等感が心に深く刻まれていた。
 ガッツは無言でルイズを見つめている。
 じわ…と涙が浮かんできて、それを見られたくなくて、ルイズは下を向いた。
 パックがひらひらと舞い、ガッツの肩に降りる。
 そしてガッツの耳元に口を寄せると、そっと呟いた。
「あ〜あ、泣〜かしたぁ〜〜」
 むんず。
 ガッツに掴まれた。次いで、首をくりっと捻られる。
 こきゃ。
「おふ」
 パックは奇妙な音と声を上げるとそのまま沈黙した。
 ガッツが指を開くとぽとりと地面に落ちる。パックは泡をふき、ピクピクと全身を細かく痙攣させた。
 突然視界に現れた瀕死の栗に、ルイズはぎょっと肩を弾ませた。
 直後に聞こえたガシャ―――という響きに思わず顔を上げる。
 ガッツがゴーレムに向かって一歩歩み出ていた。
「え……?」
 涙で少し潤んだ瞳が大きく開かれる。
 風が吹いて―――ガッツの広い背中、黒いマントがはためいた。

 ―――まあ、鈍った体を動かすにはちょうどいい

 ガッツはゴーレムの肩に立つフーケに鋭い視線を向ける。
 ガッツとフーケの視線が交差した。
 いつの間に装着したのか、ガッツの左手義手には既にかつての戦友リッケルトお手製の連射式ボーガンが取り付けられている。
 ガッツの右手がボーガンの引き金となる回転型レバーを握る。そして左手は真っ直ぐフーケへ向けて。

 ヒイィィィィィン――――――!!!!

 左手の鉄製義手。その手の甲でルーンが輝いた。




383 :ベルセルク・ゼロ10:2007/12/26(水) 01:21:39 ID:B5UZleFo
 フーケは考えていた。
 この宝物庫に通じる壁を破壊する手段を。
 眼下には『黒い悪魔』と生徒たちから恐れられる、大剣を背負った黒い剣士が立っている。
 フーケは知っている。
 その男がいとも容易く学院の壁を破壊してみせたことを。
(何とか……利用出来ないかねえ……)
 そこでフーケは気づく。男は自分に向けて左手をかざしていた。
 ぞわりとフーケの背筋を冷たいものが駆け巡る。
 直後に何本もの矢がフーケめがけて飛来し―――フーケは反射的にその手に持つ杖を振った。

 ドルルルルルルルルル!!!!!!

 レバーを回す。次々にボーガンから矢が放たれる。
 一呼吸の間にガッツの左手から幾本も吐き出された矢は、しかしフーケには届かない。
 フーケが杖を振るとほぼ同時―――ゴーレムの肩からせりあがった土壁が、放たれた矢をことごとく受け止めていた。
 フーケの頬を汗が伝う。
(厄介なものを持ってるじゃないか……! 剣を振るしか能がないってわけじゃなさそうだねえ!!)
 再び迫り来た矢をフーケは再度土を立ち上げ防ぐ。
 カキン―――ガッツの左手でボーガンが高い金属音を上げ、『弾切れ』であることを訴えた。
 次の矢を一秒と間を置かず装填しまた放つ。
 ガッツはゴーレムを中心に円を描くように移動し、フーケを狙った。
 だが、遥かな高みから見下ろすフーケにはその動きは見え見えなのだろう、その度にせり上がる土に矢は受け止められ、一本としてフーケには通らない。

(チッ―――どうする?)

 ガッツは思案した。
 以前、魔女フローラの館を訪れたときに似たようなものと戦ったことはある(といっても規模は桁違いだったが)。
 あの時は土ゴーレムの体内の『核』を破壊すればよかったが、今回のこのゴーレムには『核』というものが存在するのだろうか?
 いや、仮にあったとして―――それを見つけて貫くのは、無茶というものだ。今回の場合は対象がでか過ぎる。
 左手義手の大砲も、どれほどの効果があるかどうか。
 ガッツの顔に黒く影が差す。気づけばゴーレムの拳が自分を狙っていた。
 太陽の光を背に、土の塊がガッツに向けて振り下ろされる。
 ガッツは即座に後ろへ飛んだ。
 ゴーレムの拳が地面を叩く。地面が揺れた。空気を伝わる衝撃と、巻き起こる風がガッツの体を叩く。
 風を受けて―――ガッツは空中で体勢を立て直すとルイズのすぐ傍に着地した。
「おい、何をぼけっとしてやがる」
 ガッツはルイズを横目で見ながら声をかける。
「あ、あんた凄い武器持ってるのね…剣だけじゃ無かったんだ……」
 ルイズはガッツの左手に装着されたボーガンを指差して口をパクパクさせていた。
「そんなこたぁ今はどうでもいい。サボってねえでお前も働け」
「わ、わかってるわよ!!」
 ルイズが杖を手に詠唱を開始する。それを確認するとガッツはドラゴンころしを手に駆け出した。
「ファイアボール!!」
 後ろからルイズの声が聞こえる。と、同時に学院の壁が弾けた。
 ぱらぱらと壁の破片がガッツに降り注ぐ。
 ガッツは思わず立ち止まるとルイズの方に向き直った。
 実に呆れた表情を浮かべている。
「何してんだお前は。ちゃんとやれ」
「う、うるさいわね!! やってるわよ!!!!」
 言いながらルイズはまた杖を振るう。またもや見当違いの所で爆発が起こった。
「……俺に当てるなよ」
 ガッツはため息をつくとゴーレムに向けて駆け出した。


384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:23:15 ID:2+YrYel/
トゥー下支援

385 :ベルセルク・ゼロ10:2007/12/26(水) 01:24:14 ID:B5UZleFo
 再び迫ってきたゴーレムの腕を今度は前に潜り込むように駆けることでかわす。
 ゴーレムの足が目の前という位置まで即座に詰め寄った。
 こういう自分よりも遥かに巨大なものと戦う時に狙うべき箇所―――ガッツはそれを豊富な戦闘経験から知っていた。
(わざわざ二本足で立つたぁご丁寧なこった―――!!)
 ゴーレムの足元に潜り込んだガッツはドラゴンころしを横薙ぎに振るう。
 構成物質が土であるゴーレムにその一撃が通らないわけも無く、あっさりとドラゴンころしはその足を切り裂き、土煙をあげた。
 しかし一撃では足りない。ゴーレムの足はあまりに巨大すぎる。
 だがフーケがガッツの狙いに気づき、対策を立てるよりも―――ガッツの動きは速かった。
 一撃で足りなければ二撃。それでも足りなければ三撃―――!!!!
 剣を振るたびに一歩ずつ前進し、ゴーレムの足を斬り進む。
 遂にゴーレムの片足は完全に両断され、それと同時にゴーレムの胸が爆裂した。
「当たった……!!」
 ルイズは歓喜の声を上げる。絶妙のタイミングで起こった奇跡の成功。
 片足の支えを失い、さらに爆発によってバランスを崩したゴーレムの体が傾いでいく。
「くっ……!!」
 フーケは倒れゆくゴーレムの肩から魔法学院、宝物庫のある本塔の壁に向かって飛んだ。
 空中に投げ出されている格好のまま、杖を構え魔法を唱える。
 いかなる術を用いたのか、フーケは本塔の壁に『垂直に』着地した。
 そしてフーケは壁に立ち上がると倒れゆくゴーレムの足元に目を向ける。
 もうもうと立ち昇る土煙の隙間からフーケから視線を外さぬガッツの姿が現れた。
 フーケのフードの下で光る目が、ガッツを熱っぽく見つめている。
 フーケの指が、ガッツを指差す。指差したその手は、そのまま手のひらを上に向け―――くい、くいと、ゆっくり二回曲げられた。

 かかっておいで―――――

 フーケの唇は―――そう動いていた。
「へ……」
 ガッツもまた、その口元に笑みを浮かべた。

 上等じゃねえか―――――

 ヒイィィィィィィン――――――――――!!!!!
 ガンダールヴのルーンが輝く。
 ガッツはフーケもルイズもまったく予想だにしていなかった行動に出た。


386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:25:27 ID:pzWWyhfc
支援します。



387 :ベルセルク・ゼロ10:2007/12/26(水) 01:27:01 ID:B5UZleFo
 ガッツは地に向かって倒れゆくゴーレムの体を駆け上り始めたのだ。
「なななぁーーーー!?」
 ルイズが驚愕の声を上げる。
 ザム、ザム、ザム―――!!!!
 ゴーレムが倒れる速度―――それよりも速くガッツはゴーレムの肩まで一気に駆け上る。
 その時点でガッツの位置はフーケよりもやや上。
 ガッツはゴーレムの肩を蹴り、フーケに踊りかかった。
 ドラゴンころしを大きく振り上げる―――!!
 しかし、フーケが驚き我を忘れていたのは一瞬。
 フーケは、笑った。

「元よりここまでの『架け橋』は私が作ってやるつもりだったけど……そうくるとは予想外だったよ!! 大したやつだねアンタは!!!!」

 ガッツがドラゴンころしを振り下ろす―――だが、それより速くフーケは自身にかけていた魔法を解除すると地面に向かって落下した。
 ガカァ―――――!!!!
 ガッツのドラゴンころしは狙うべき対象を失い、そのまま壁を大きく斬り砕いた。
「フライ!!!!」
 落下していたフーケの体が宙へと舞い戻る。
 重力に抗う術を持たぬガッツはそのまま自由落下を開始した。
「ガッツ!!!!」
 ルイズは咄嗟にレビテーションの魔法を紡ぎ、杖を振る。背後で爆発が起こった。
「うきゃッ!! もう……なんで………!!!!」
 ルイズは涙目になりながらガッツに目をむける。
 ガッツは咄嗟に壁を蹴り、近くに生い茂っていた木へと落下方向を変えた。
 バキバキバキ―――――!!!!
 何本もの枝をぶち折りながら、しかし何とか落下の勢いを殺したガッツは両手両足を地につけて、這いつくばるように着地した。
「がッ……!!」
 それでも学院の五階にあたる部分から落下したのだ。その衝撃は凄まじい。
 全身に走る激痛を噛み殺しながらガッツは立ち上がりフーケの姿を追った。
 ―――目の前に倒れたはずのゴーレムが聳え立っていた。
「……んだとぉ」
 思わず呟く。フーケはその肩に舞い戻っていた。
「礼を言うよお兄さん。おかげで何とかなりそうだ」
 嘲る様なフーケの声が響く。男とも女ともつかない、中性的な声だった。
 ゴーレムが大きく腕を振りかぶる。
 ガッツの一撃によって深々と傷がつけられた壁に、その拳が叩きつけられた。
 衝突の瞬間、ゴーレムの拳が『鉄』に錬金される。
 壁は拍子抜けするほどあっけなく破壊され、ゴーレムの腕は塔内に侵入した。
 フーケがゴーレムの腕をすべるようにして塔内に侵入していく。
 しばらくの後に出てきたフーケの手には、何かペンダントのような物が握られていた。


388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:28:04 ID:2+YrYel/
キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルト・ツェルプストゥー支援

389 :ベルセルク・ゼロ10:2007/12/26(水) 01:28:50 ID:B5UZleFo
「さ、用はお終い。またね、お嬢ちゃん。真っ黒な剣士さん」
 フーケの乗ったゴーレムが動き出す。
「に、逃がさないわよ!!!!」
 ルイズが後を追おうと駆け出したその時、ゴーレムの体が一気に崩れ落ちた。
 ゴーレムの体を形成していた大量の土砂が舞い上がり、1m先も見通せぬ程の土煙が立ち昇る。
「う…ごほッ!! ごほッ!!」
 思わずルイズは顔を手でかばうと目を瞑った。
 バサ―――という音がルイズの耳を叩く。
 おそるおそるルイズが目を開くと、いつの間にか目の前にやってきていたガッツがマントで土煙を遮ってくれていた。
「あ、ありがと………」
 ルイズはポツリと礼を漏らす。
 ガッツは答えず、もうもうと立ち昇る土煙を睨み付けていた。
 土煙が晴れた時―――フーケの姿はきれいさっぱり消え去っていた。



 数分後、のんきに眠りこけていたオスマンの元にフーケ襲来の報が届く。
 最初は寝ぼけ眼でこっくりこっくり聞いていた老人も、盗まれた品物の名を聞くとその顔を蒼白に染めた。
 思わず部屋を飛び出し、宝物庫へと駆け入る。
 その壁に残された文字を見て、オスマンはがっくりと膝をついた。
「おぉ…何ということじゃ……何と…いうことじゃ……!!」
 その顔を両手で覆う。その声には極度の焦燥が滲み出ていた。
 同行していた衛兵はそれ程のものなのかとごくりと唾を飲み込み、壁に目を向ける。
 そこにはこう書かれていた。


 覇王の卵、確かに頂戴しました―――――土くれのフーケ


390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:28:52 ID:DJ3z26LX
ベヘリット?

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:30:20 ID:+392bAd+
お街さん死亡フラグ?
そして閻魔大王と戦うフラグ?(そっちのお街じゃねえ!)
ともあれGJ!!

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:30:28 ID:2+YrYel/
シャルロットゥー支援

393 :ベルセルク・ゼロ10:2007/12/26(水) 01:31:49 ID:B5UZleFo
以上、投下終了。
支援してくれたみんな、いいクリスマスを過ごせたかな!?
俺? んなもんオナニーしてキーボードカタカタ叩いてたらいつの間にか12時過ぎてたよ
あと、うpろだにベルセルクの絵描いてくれた人、超GJした!!!!

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:34:35 ID:2+YrYel/
>>393
おトゥーかれ様でした。

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:41:11 ID:ID97fEDS
乙。
ところで、魔法は一度に一つだからゴーレム使いながらサイレントってのは……
といってみるテス

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:52:26 ID:NVqZdIdI
ギーシュがワルキューレ出しながら錬金してたように、ゴーレムは作った後は大丈夫なんだろう
単にフライやレビテーションしながら(こっぱげが驚いて集中切らしたら堕ちそうになってた)が困難なだけで

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 01:54:20 ID:tM8jIn+U
乙でした。
ベヘリットが絡んでくるということはガッツが本気になりそうだ

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 02:01:52 ID:alMTvRF1
み、皆落ち着け
きっとおマチさんはきれいなペンダントに目がくらんだだけさ
あんな気味の悪いもの……
う、うう……
まあそれはそれとしてGJでございまする

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 02:15:45 ID:8b00bbtk
ただのベヘリットじゃなくて、よりにもよって覇王の卵か……。
テファが陵辱されるところ想像して不覚にもおっきしたw

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 02:18:28 ID:pe/JiY9D
>>254
とりあえず、葉月を殺してる時点で読むのを止めた

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 02:21:35 ID:eDy4vbm5
ところで
上のほうに出てくるオブリビオンとか闇の一党について詳しく

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 02:22:31 ID:YUHAHAxr
ふと、マチルダ中尉召喚を思いついた俺ガノタ

もちろん、竜の羽衣はミデア輸送機w

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 02:33:03 ID:Pudn9NWl
ベルセルク>>蒐集するのは構わないが、分を弁えろよ
それで自分の大切な物を失っちゃ意味無いんだからな

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 03:52:03 ID:Y/p/AEQ0
>>402
魔法くらいじゃ落ちそうにない…
さらにコンテナ満載のコッパゲ兵器(((゜д゜;)))

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 04:09:27 ID:Ke6e7Wgp
まあベヘリットは誰でも使える物じゃないし。持ってても使うべき人じゃ無いなら大丈夫かと。
強い感情とか大事な人とか要件は満たすかも知れないけどね。
作者さん次第って事で。乙でした

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 04:13:43 ID:aVkZoYV5
>>401
10年以上続いてる洋RPGシリーズの四作目。
概要はこちら。
http://www.spike.co.jp/oblivion/overview/index.html
http://vaglem.net/wiki/tes4/index.php?TES4_Oblivion%E3%81%A8%E3%81%AF


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 04:50:33 ID:eDy4vbm5
>>406
なるほど、箱庭型RPGの完成形態みたいなもんか。
闇の一党ってのは、暗殺教団なわけね。
できれば所属メンバー?の解説もしてもらえるとー。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 04:57:34 ID:l8HEN1BK
>>406
つまり据え置きはPS2しか持ってない俺には縁が無いと
泣くぞ

409 :ゼロの夢幻竜:2007/12/26(水) 05:47:49 ID:pSH6jkRb
何勝手に投下してるわけ?

410 :ゼロの夢幻竜:2007/12/26(水) 06:09:18 ID:IrJ7bUm8
お早う御座います。荒らしに負けずに投下します!

ゼロの夢幻竜 第十四話「紅の誘い」

キュルケはタバサの使い魔が懸命に急いでいる事は分かっていた。
タバサはそれに加えて、その理由がルイズの使い魔ことラティアスに対しての、並々ならぬ対抗心からである事も見抜いていた。
それ故に自分達があと少しで街に着きそうだといったその時に、ルイズを乗せたラティアスとすれ違った時は言葉も無かった。
その次の瞬間、タバサの使い魔は背中に人を二人乗せているのも忘れたかのように、急転進して後を追い始める。


「こいつぁおでれーた!娘っ子が変身できるのもおでれーたが、こんな速さで飛べるのもおでれーたぜ!」

ルイズに抱かれているデルフは素直にラティアスの持つ力に驚嘆した。
風竜と競争するなら、例え数百リーグ差をつけていたってあっという間に追い抜いてしまうだろう。
いや、それ以前に比べる事さえもおこがましい。
途中何かとすれ違ったが、相手も相当な速度を出していた為か視認は不可能だった。
萌黄色の草原を一陣の風の如く疾走するラティアス。
その視界には早くも魔法学院の立派な校舎が入ってきた。
翼の角度を変えて徐々にスピードを落としていき、ゆっくりとアウストリの広場に着陸する。
その時ラティアスはふっと時間の事が気になった。
まだそんなに時間は経っていない筈―恐らくはまだ午前中―だから、ご主人様ことルイズに許可を貰い、シエスタを背中に乗せてまた街へ行くのも良いかもしれない。
彼女は自分がどれくらいの速度で飛ぶのか知らないだろうから、かなり加減しなければならないだろうが。
そう思いつつラティアスはルイズに向かって訊ねた。

「ご主人様。あの……シエスタさんと一緒に出かけたいんですけど良いでしょうか?」
「シエスタ?……ああ、あのメイドね。えーと、そうねぇ……良いわよ、行っても。
但し、帰ってきたら使い魔としての仕事をちゃんとするのよ?それとあんまり遅くなっちゃ駄目。街中って結構日も暮れる頃になったら物騒だから。それも忘れちゃ駄目よ。」
「はいっ!有り難う御座います!ご主人様!」

ルイズは忠告しつつ答える。
もし行き先がブルドンネ街なら、大通りにある多種多様な店等については先程口が疲れてしまうほど説明をしたから分からないという事は無いだろう。
ラティアスはかなり物覚えが良い方でもある。
そもそも元々この地に住んでいて、尚且つ何回かそこへ足を運んだ事のあるであろうメイドがいるのならあまり心配する事は無いと思えた。
ラティアスは一礼をすると、喜び勇んでシエスタのいるであろう使用人宿舎へと向かおうとした。
その時である。強烈な風を吹かせながら一匹の竜が殆ど同じ場所に降り立った。
ルイズはその姿を一目見て、自分と同じ学年の子が召喚した竜だと気づいた。
確かその名前は……思い出そうとして失敗する。
何分影の薄い生徒だった事と、使い魔の印象の方が大き過ぎたからかもしれない。
その竜ことシルフィードは相当参ったらしく、地に足を付けると同時にその場に崩折れてしまった。
そしてその背中から召喚した本人ともう一人、ルイズにとっては何時だろうとあまり顔を合わせたくない人物が現れた。



411 :ゼロの夢幻竜:2007/12/26(水) 06:10:16 ID:IrJ7bUm8
「キュルケ!何であんたがここに?!」
「あなたを追ってたのよ。正直に言うとラティアスをね。でも……信じられないわ。
この子の風竜も目一杯頑張ったんだけど、まさか街まで半分も行かない内に行って帰って来るなんて。」

それを聞いたルイズは少し得意げな声になって胸を張って言う。

「そ、そうよ!凄いでしょ?!やっぱり私に相応しい使い魔なのよ!風竜なんかと比べたらこの子が可哀相だわ!」
「おめでたい人ねえ〜。使い魔とその主の魔法的な才能と力は平均される物なのよ。
ラティアスは爆発ばかりで何の魔法も出来ない『ゼロ』なあなたの大きな穴埋めと同じなの。
肝心の実力、ついてきてると本気で思ってるの?素敵なご本を読む事だけが魔法じゃないのよ?」

が、キュルケは呆れた調子できりかえした
傍で聞いていたラティアスは黙ってその様子を見ていたが、僅かに腹を立ててしまう。
そりゃあご主人様であるルイズは、通常の授業において魔法の実技をやろうとすれば爆発ばかりで上手くいった試しは無い。
だが先生からの質問には満足に答えられているし、毎日夜遅くまで勉学に励んでいるのを彼女は知っていた。
握っているデルフそっちのけでルイズの言葉の応酬は続く。

「な、何よ!そう言うあんたの使い魔は只のサラマンダーじゃない!只の!」
「只のって言うのは違うんじゃない?火竜山脈のサラマンダーよ。尻尾の火なんて好事家に見させたら値段の付きようもないわね。
それに使い魔としての条件もちゃんと全部満たしてるし。それに……」
「それに何?色ボケしたあんたにこっちの国でのお相手ホイホイつれて来るって言うの?」

冷ややかな笑みを浮かべて挑発するルイズ。
流石にその台詞にはキュルケもかちんと来たのか震えた声で答えた。

「言ってくれるわね、ヴァリエール……」
「何よ。本当の事でしょう?」

正に一触即発の状況。触れれば直ぐにでも火花が飛びそうだった。
暫く睨み合った後、最初に動いたのはルイズの方だ。

「あたしはねあんたの事が大っ嫌いなのよ。いい加減決着つけない?」
「あら、凄く奇遇ね。私もあなたと同じ意見よ。」
「それじゃ……」
「それなら……」
「「魔法で決闘よ!」」

怒りが剥き出しになった二人は遂に互いに怒鳴る事となった。
しかし、この世界の現行法ではメイジ、ひいては貴族同士が互いに決闘を行う事は出来ない。
それを思い出したキュルケの前に険しい表情をしたラティアスが現れる。



412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 06:10:45 ID:IrJ7bUm8
「事情は分かりました。あの、私がご主人様の代わりにお相手しても宜しいですか?」
「ちょっと!ラティアス?!」

突然割って入るラティアスにルイズは驚いた。
その様子を見てちぐはぐな間だと思いつつキュルケは言う。

「あらあら。私はルイズと決闘をするのよ。それも魔法を使ってね。まあ、この国の法律じゃ貴族同士の決闘は禁じられているけど。」
「だったら尚更です。誰も知らないからといって決まり事を破ったらいけません。あと、ご主人様とあなたが戦ったら圧倒的にご主人様には分が悪いです。使い魔の私でなら問題は無いでしょう。」

その言葉を聞いてキュルケは小さく吹き出した。
使い魔にまでそう思われているのでは可哀相どころの話ではないと思ったからだ。
だがラティアスは眉一つ動かさずに続ける。

「それとこの間の私の言葉覚えていますよね?」
「え?ああ、覚えているわよ。この間あなたが見当をつけた通り、私も相当な使い手だから覚悟しておきなさいね。今更謝ったって許さないわよ。」

キュルケは意地悪そうに笑ってみせる。
ラティアスはそれに対して、特に意に介した素振りを見せるわけでも無く続けた。

「許して頂かなくて結構です。時間は……今すぐですか?」
「今から?まさか。今日は虚無の曜日よ。私だって色々とやりたい事があるの。そうねえ、今夜にしましょう。それなら良いでしょ?」
「私もやりたい事があるんで……その条件のみました。」
「結構。場所は中庭。異論は認めないわ。」
「どこがその場所でも構いません。」
「大変結構。それじゃ私一旦部屋に戻るわ。せいぜい良い作戦たてておきなさい。」

そう言ってキュルケは、離れて顛末を見ていたタバサと共に寮塔の方へ向かっていった。
その姿をじっと見ていたラティアスにルイズは少々厳しい口調で話しかける。

「私が決闘の相手なのよ。どうして代わったの?」
「決まりは決まりです。誰も見ていなかったとしても守らなきゃいつか必ず罰が当たりますよ。」
「罰って……あんたねぇ……それと、キュルケはギーシュなんかとは力の差があり過ぎるのよ。幾らあんたが凄い力持っていても勝てるかどうか……」
「ご主人様は私があの時全力全開で戦ったと思ってらっしゃるんですね……」

その言葉にルイズは眉を顰める。
と、同時に心の中では大きな好奇心が沸いていた。
そうでなかったとしたら、彼女はまだ本領を発揮していない事になる。
それも踏まえて彼女は恐る恐るその理由を訊いてみた。

「どういう事なの?」
「私にはまだ隠しているちょっと面白い力があるって事です。」

ラティアスは返事と共にふっと不敵な笑みを浮かべた。
残っている隠し玉は一つや二つではないのだ……



413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 06:11:18 ID:H0yNLQqK
sien

414 :ゼロの夢幻竜:2007/12/26(水) 06:11:35 ID:IrJ7bUm8
その日の夜、本塔に程近い中庭には4人の人影があった。
元の姿のラティアス、それと対峙するキュルケ。
面白い物見たさで連れて行けと駄々をこねたデルフを抱えるルイズ。
そして相も変わらず本を読み続けているものの、キュルケの事が気になったタバサ。
双月の光は彼女達を包み込む様に照らし続けている。
ラティアスはあの後シエスタを連れて街に出ようかとしたが、大事を前に遊んでいたら負けてしまうと思い取りやめることにした。
というよりもシエスタはラティアスがルイズと出かける前から『一緒に出かけるのはまた今度』という事で納得していた訳なのでどう動いても大きな変更点は無かった訳だが。
かなり冷めた視線で見つめるラティアスにキュルケは杖を構えつつ話す。

「勝敗の決め方は?私は杖を奪われたらそこまでだけど……あなたはどうするの?」
「そうですね。飛べなくなったら……という事にしましょうか。」
「分かったわ。」

ラティアスは臆す事も無い。
その様子にキュルケの胸は鼓動を速くし始める。
ギーシュの時も大立ち回りをやってのけた彼女は、果たして自分に対してどんな責め方をしてくるのか。

「そっちからどうぞ。」
「それじゃ、いくわよ!」

その言葉を合図に遂に両者の衝突が始まった。
キュルケは先ず得意な『ファイヤーボール』で様子見を行ってみる。
素早い呪文の詠唱はメロン程の大きさもある大きな火球を幾つも作り出し、ラティアスに対してそれらを撃ち放つ。
ラティアスはそれらを素早く避けてキュルケに接近しようとする。
しかし、キュルケは炎の壁を自分に近い四方に展開させ、ラティアスの侵入を防いだ。
暑さもかなりのものがあるためラティアスは一旦後退って距離を取った。
それを見計らったかのように炎の壁は一瞬の内に解かれ、
中から現れたキュルケが自分の周りに予め作って滞空させておいた『ファイヤーボール』を、弾道を変えながら再び幾つも間断無く放ってきた。
その瞬間的な速さは目を見張る物で、やっと相手との間を詰められるような距離になっても避けるだけで精一杯である。
次にその距離になって攻撃しようとすれば、あっという間に炎の壁を展開され近づけなくされてしまう。
後はその繰り返しである。
ラティアスもギーシュに対して繰り出した物と同じ技を用いて対抗する。
確かにそれは一時的にせよ効果を齎した。
しかし、キュルケが編み出す炎の勢いの方が些か勝っているのだろうか、防壁とも呼ぶべき炎という名の牙城を崩すに至っていない。
一進一退の攻撃は尚も続く。
悟られぬようにしてキュルケに近づくしかないと考えたラティアスは、精神を集中させて全身の羽毛を震わせた。
これこそがラティアスがルイズに話した隠し玉の一つであった。
そしてそれと同時に炎の壁を消したキュルケ、事の成り行きを見守っていたルイズとタバサは自分の目がおかしくなったのかと思う一瞬を見た。
目の前で一瞬にしてラティアスがその姿を消したからである!
何が起きたのか把握するのに一瞬戸惑ったキュルケは慌てて炎の壁を展開する。
そして自分が暑さを苦痛に思わない範囲にまで壁の幅を狭めた。
その中で彼女は今自分の目の前で起こった出来事について必死で考える。
光の粒子が彼女の周囲に取り巻き、一際強く輝いたかと思ったら消えたのだ。
ラティアスは確かに素早い動きを繰り返していたが、それは見えなくなるほどの物ではなかった。
ならば光を利用したのだろうか?
双月の光と自身が繰り出した『ファイヤーボール』の光を使って?
しかしその答えが出る前に勝敗は決した。
キュルケの背中を、いきなり強力な風と猛烈に濃い霧が襲ったからである。
バランスと集中力を崩した彼女は前につんのめる形で地面に転ぶ。
それと同時に彼女の周囲にあった炎の壁も、滞空状態にあった『ファイヤーボール』も一偏に消えた。
キュルケは一体何が起きたのか把握しようとすると大変な事に気づく。
自分の右手に杖が無いのだ。
探そうとして身を起こそうとすると、自分の眼前に探そうとしている杖がその先を向けられた。
それを持っているのは、人間形態に変形したラティアス。
彼女は息一つ荒げる事無く、すっぱりと言い切った。

「あなたの、負けです……!!」


415 :ゼロの夢幻竜:2007/12/26(水) 06:12:37 ID:IrJ7bUm8
投下終了します!!それではまた近い内にお会いしましょう。

荒らしに負けてたまるか!

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 06:15:20 ID:H0yNLQqK
乙でしたー。

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 06:24:24 ID:Y/p/AEQ0
う〜ん
キュルケに序盤で勝つのは正直いかがなものか

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 07:28:48 ID:K+ZDp2Id
夢幻GJ!!
トリつけた方がいいかもね

>>417
毒吐き池

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 07:39:05 ID:Sug0GzVH
毒じゃないじゃない

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 07:48:26 ID:l3IaUzXM
それ自体毒じゃなくても、擁護否定呼んで荒れる可能性があるのは毒吐き行った方が無難と思う
特にこの時期色々あるからね

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 07:53:00 ID:2+YrYel/
ラティの方グットゥージョブでした。
トゥートゥー。

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 08:13:26 ID:trvjQXqk
とりあえず夢幻竜乙
キュルケに勝つというのはまあ良いとしても、流石にトライアングル相手に余裕の無傷というのはどうかと
このままだとワルド戦でバランス取れなくなる気がするのだが

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 08:24:14 ID:KPx4ZvoI
>>422
メイジ側が頭を使えば良いではないか?

スペックでごり押しする主人公に頭を使って立ち向かう敵

王道とは逆パターンなだけですよ。


424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 08:36:36 ID:mrGQB6CX
全然関係ないけど、まとめの訪問者数がいつもより少ないんだぜ…うわあああああああああ

425 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/26(水) 08:39:25 ID:n/VcSW2u
>スペックでごり押しする主人公に頭を使って立ち向かう敵

「卑怯・非人道的な策を使う敵を正面から打ち破る主人公」

とすれば、王道的な展開になる気がする。


426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 09:06:30 ID:6SJzj+SF
>>423

> スペックでごり押しする主人公に頭を使って立ち向かう敵


つまりヘルシングか。

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 09:08:19 ID:LUyhHlaH
実際伝説系ポケモンに魔法使いと言えど人間が勝つのはほぼ無理だろうから勝つこと自体は全く問題ないと思うけどな
なにせ地上近くをマッハで移動できるんだ
もうその時点で近くに居た人間は衝撃波でまず即死する

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 09:18:27 ID:pMFZtfFs
伝説の強さ=逆襲時のミュウツーと同等と思えば圧倒的戦力ってのはわかる気がする

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 09:23:08 ID:mWkF5984
>132,136

まとめの小ネタに入れようかと思ったけど、タイトルがない。
なんにすればいいのかな?

「使い魔ヤンキー三郎」とかか?

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 09:38:57 ID:TJTqsBiB
姿消して攻撃できるって時点で対策練らなきゃ勝てねーよ

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 09:43:10 ID:zSTupjnH
3次元機動が普通に出来て飛び道具も有るというだけでも
圧倒的に有利なのに姿消して攻撃までできるのか


432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 09:43:30 ID:CgS6oGyn
>>421 おまいさんが昨夜からトゥートゥー言ってくれる&洗脳動画のせいで
夢 に ネ イ テ ィ オ 達 が 出 て き た じ ゃ な い か


伝説でなくともインドゾウを簡単に倒しちゃったり、マッハで飛行したり、壁や天井を這い回る奴はいっぱいいるしな。

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:09:54 ID:YSSH6r3u
このままじゃルイズが調子に乗りかねんから諌めてくれる人が必要だな
やっぱカリンさんあたりが妥当か?

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:11:36 ID:oofiA8+w
アニメのポケモンはあんま強そうに見えない
不思議

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:15:16 ID:pMFZtfFs
一つの町を覆うほどの大津波を消滅させたラティ兄妹や
世界の海流を掌る島を守る三鳥を強そうに見えないとな

ああこりゃ映画の話か

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:19:27 ID:zSTupjnH
ポケモンってさ凶暴性ってないのかね?

あの不自然なほどの多様な攻撃能力はどこから生まれてきたんだか

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:20:37 ID:CgS6oGyn
>>433 それこそ、風=鳥ということでカリンさんのパートナーはトゥートゥーで。レベルが互角でも戦術次第でラティにも勝てるし。
カリンさんの手持ちならとっくに100レベ行ってる気がしないでもないが。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:20:56 ID:HCDfqVxo
っつかポケモンって人間よりも生物的に強すぎるだろ。
よくあの世界の人類はポケモンに淘汰されずに文明を築き上げられたな。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:24:17 ID:CgS6oGyn
ダイヤモンド・パールのミオ図書館の本には
あの世界の人間とポケモンはかつて結婚ができるくらい近い種だったことや、
あとは人がポケモンを食べて、骨を綺麗にして川に流せば肉体を得て再び戻ってくるとか、
かつて人とポケモンの間で交わされた盟約とかが書いてあった。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:29:40 ID:FNLqmfW5
すべてのポケモンの遺伝子のもとはミュウじゃなかったか?

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:32:41 ID:0BYaxkDv
意外と民話の精霊とかに近いな

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:36:23 ID:YSSH6r3u
そういやポケモン世界の科学力ってめちゃくちゃ凄いんだよな
……あんな強さを持ったポケモンたちを御するためならあれぐらいいくか

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:37:49 ID:pMFZtfFs
そもそもモンスターボールの原理はどんなんだっていうね

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:39:49 ID:l8HEN1BK
>>443
元はぼんぐりの実とかいう木の実に色々やって作るんだっけ?


445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:40:21 ID:TJTqsBiB
物質転送が一般的に使われてるし
一研究所で天候操作なんかもやってたな
ポケモンの力を利用してるとはいえ、古代遺跡にタイムマシンがあったりもしてるし

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:40:22 ID:iQoYEX7J
>>443
ポケモンはデータ化できることがわかったので容器を作ってみました

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:41:20 ID:zSTupjnH
>>439,441
なるほど
そうするとポケモンの能力を宿した先祖帰りもいそうだね

>>442
ポケモンカプセルそのものが
現代の物理法則を無視したオーバーテクノロジーの塊だからね
DBのカプセルコーポレーション並の企業に発展できるんじゃないかな
オーキッド博士

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:43:21 ID:OrZJwpna
ポケモン召喚プログラム

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:46:20 ID:oofiA8+w
悪魔召喚プログラムとモンスターボールはどっちが使いやすいだろうか

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:55:33 ID:KPx4ZvoI
合体が可能な悪魔召喚プログラムが上かな?


451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:57:19 ID:NEcam+2o
召喚後のMAG不要なぶんだけボールのほうがいい。
ライドウはボールみたく弱らせなきゃダメな分召喚後のMAGは不要だったけど。

まぁ、いくらミュウツーでもセラフだの邪神だのよりはマシだろう…

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:57:47 ID:2+YrYel/
ニシノモリ博士がオコリザルの研究中に発見したんじゃなかったっけ。>モンスターボール


出番だコッパゲ!!

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 10:58:51 ID:ATJFpBVZ
邪神と言えばモッコス

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:09:09 ID:HZWU9K0V
伝説も上を見ればどうしようもないのがいっぱいいるしな
次元や空間を作り出した創世神話のポケモンとか

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:21:28 ID:xlVdlFTq
一瞬ポケモンスレに迷い込んだかと思ったよ。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:29:30 ID:Y/p/AEQ0
ポケモン云々より、無闇に強いキャラを召喚してどうするって突っ込みたかった。

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:31:04 ID:LJifyJlB
ガブリアス(素早さ102)の図鑑には
「ツバサを折りたためばジェット機なみの速さで飛行することが出来る」みたいに書いてるんだぜ?
ちなみにテッカニン(150)は「あまりに速すぎるため姿がないポケモンだと思われていた」とか書いてる。

>>452
首藤さんが書いたあのシリーズもっと欲しいよな。
「オコリザルを怒らせるつもりで電気ショックみたいな実験中、傷ついたオコリザルが体を休めるため小さくなってなんかに潜り込んだから」
とか有ったな。
子供が自宅のコピー機にモンスターボールを入れてコピーしようとしたら。
ファックス機能になっていて、父親の仕事先のファックスにモンスターボールが引っかかっていた。
という話もあったらしい。


458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:32:33 ID:oofiA8+w
ゼロの使い魔のキャラが弱いと考えればおk

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:35:04 ID:OaUxtiFq
ポケモンは金銀まで
異論は認めない

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:39:45 ID:2+YrYel/
ダイパも面白いぜと、赤緑以来十年ぶりに遊んだ自分が言ってみる。


メイジは実はポケモンと混血した人間の子孫。平民はやや人間寄りだが交配可能。
トライアングルやスクウェアは個体値によるものだが鍛練(努力値)次第で克服可能な人もいる。
系統はそのままご先祖様のタイプ……と妄想した。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:43:47 ID:aVBNwV/X
>>460
ポケモン相手ってハードル高いなあ、おい。

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:45:40 ID:pMFZtfFs
>>461
>>439

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:54:40 ID:kwUO65xV
ふと魔法→失敗(爆発)つながりでマリア・ショートを脳内で喚んだんだが
ハチャメチャコメディにしかならねぇorz
台詞回しとかの記憶も曖昧だしなぁ…
とりあえずUQ1・2とensemble一通りやってくる。

書ける人がいたら任せた。


る〜ん・ばれっとぉ〜

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:57:04 ID:zSTupjnH
>>460
その理論だと
虚無ポケモンに該当するポケモンいたっけ?

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:58:31 ID:0SWUTEAR
>>464
伝説とか?

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 11:59:09 ID:qGrm/mwO
マルマインで良いんじゃなかろうか

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:04:51 ID:2+YrYel/
>>464
おんみょ〜んとかぷわわー!

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:12:45 ID:LJifyJlB
>>467
ミカルゲと、ぷわわーはなんだw

>>460
おまえの所為で。夜シエスタが自分のポケモンとベッドで寝てたら。
翌朝卵がとうじょー、っていうのを空想したじゃないかw
卵から生まれてくる人間。もしシエスタの手持ちがミミロップ♂なら三色パンチを使える平民が誕生するぞw

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:12:56 ID:Sug0GzVH
いつだったかポケモンを犯してるエロ画像にドン引きした覚えがあるんだが
今じゃそれも公式設定になってるのか…

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:15:41 ID:NIPM9yaA
つまり結論から言うと、サーナイトは俺の嫁、キルリアは妾。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:18:07 ID:OrZJwpna
>>461,469
そっち方面に踏み込むには勇気がいるよな。
DBのプーアルのは、画像とかが前から沢山あるみたいだけど、
さすがにネタとしてしか見れないな。

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:22:26 ID:2+YrYel/
適当に分けてみた

ノーマル・格闘→平民
炎、ドラゴン→火
水、毒、氷の一部→水
飛行、電気、虫、草の一部、氷の一部→風
地面、岩、鋼、草の一部→土
ゴースト、悪→虚無
エスパー→エルフ

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:22:41 ID:zSTupjnH
>>469
ポケモンに組み敷かれるのじゃなく
ポケモンを組み敷いているのかよ!?

そりゃハードル高いわ…

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:29:14 ID:OrZJwpna
ちょっと昔、ドラゴンハーフって漫画があったけど、
あれって母親側がドラゴンじゃなかったか?
つまり、あれってそういうことだろ?

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:34:20 ID:isEpvmCQ
ピエトロ王子だって母親は竜だから気にしない

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 12:43:50 ID:LJifyJlB
>>474
それ軽く十年以上前じゃねぇかw
あの母親は魔法で人間の姿になって子供産んでたからな。
父親の方がドラゴンになれないんだから仕方ない。

作者つながりでキャプ召喚とかも考えたんだが。
キャプの場合は、黒髪→珍しいけどいないわけじゃない→普通に接してくれるシエスタやキュルケがいる→騎神召喚できなくなる。
になるんでとりあえず保留ー


477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 13:29:22 ID:yHLM87Yz
>>475
あれは人間の姿にも竜の姿にもなれるからな

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 13:38:38 ID:pe/JiY9D
>>476
問題はそこじゃない。

人間の姿になったところに欲情したのではなく、ドラゴンそのものの姿に欲情したってことだ。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 13:48:25 ID:oHQWQsRO
なんでも良いがゼロ魔にも作品にも関係ないような話を延々続けない方が良いと思うぞ。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:00:17 ID:TJTqsBiB
つまり
誰かきゅいきゅいに子供を産ませる猛者はいないのか
という話になるわけだな

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:06:37 ID:c+r2VTxr
>>480
荒熊「だが彼女はまだ乙女だ」

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:10:11 ID:Y/p/AEQ0
きゅいきゅいは変身中なら余裕でいけるんじゃね

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:18:48 ID:dQREJve5
きゅいきゅいは俺の嫁

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:21:03 ID:dbcVwM7f
>>476
キャプ召喚なら最終回後が良いと思うよ!
ようやく「自分が受け入れられる世界」を見付けて世界に対する憎悪が消滅したと思ったら、異世界に強制召喚されるキャプ。
かつて父親が自分の世界から青い宇宙に飛ばされた時の心境を思い知って、自分も必ず生まれ故郷に帰る事を決意する……みたいな。
最終回後だと騎神召喚能力も無くしてるから、戦力バランス的にも悪くないし。

……ただし、最終回後から呼び出した場合は「自分を仲間達から引き離した世界」に対して憎悪を抱きかねないんだよな。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:23:23 ID:0SWUTEAR
>>480
夫は誰だ?

リオレウス?リザードン?神龍?ヤマタノオロチ?バハムート?性転換アンヘル?

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:25:20 ID:HgHtjQL5
>>481
新シャア板に帰りますよ中佐

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:25:56 ID:5u7dWlyn
>>485
ブラッド・ラインなどいかがかな?

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:42:15 ID:fyJVILGC
>>487
サイズ差がありすぎるだろうww

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:45:19 ID:5u7dWlyn
>>488
安心しろ
ちゃんと奴も人間サイズになれる

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:46:26 ID:Va8vll3O
>>488
ヤツラは巣作り、もとい子作りするときは人間形態だ。

つまりはそういうことだ。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:46:58 ID:4sDb46QX
サモンナイト4の竜の子・・・ゲフンゲフン

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:47:30 ID:2+YrYel/
カイリュー、バンギラス、ボーマンダ、ガブリアス、チルタリス、リュウタロスのうちどれか。

砂漠の精霊と言われるフライゴン辺り良さげだがあいつら実はトンボやカゲロウだし。

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:50:59 ID:6sDBVMsW
ここは魔導書を孕ませた変態とその息子に任せてもらおうか
きゅいきゅいでもまったく無問題だっぜ

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:53:09 ID:LJifyJlB
>>484
完結後ならばバランスは良いかもしれないがそれだとサイトとどっこいどっこいだよなぁ……
かといって騎神だと強すぎるしー……

指輪だけだったらゼロ魔世界の誰も使いこなせそうにないしなぁ……
ルイズの意地だけでは多分ちと弱い。

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:55:07 ID:TJTqsBiB
いっそギーシュに

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:55:19 ID:Va8vll3O
>>493
最大の問題はきゅいきゅいがナイスバディだということと、タバサが
あの変態親子の好みのつるぺたひんぬー過ぎるということだ。あとルイズも。

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:55:32 ID:zSTupjnH
そういえばきゅいきゅいがメインヒロインのクロスは今のところ
なかったな

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:56:18 ID:5u7dWlyn
>>495
そしてヤンデレ化するモンモン、ケティによるnice boat.だな

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 14:59:51 ID:6sDBVMsW
>>496
きゅいきゅいは精神的ロリだぜブラザー?

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:05:03 ID:x38cv7cF
半人半本と金色の妖とアンヘル雄モード辺りなら生殖も可能かもしれない

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:17:02 ID:pU53fh5n
>>493>>496
世の中には俺の理解を超える変態が存在するんだな。

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:20:12 ID:sAd3m5o5
けっきょくおまいらきゅいきゅいをどうしたいんだwwwwwwwwww
ママしたいんだろwwwwwwwww

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:21:32 ID:0eW6C2ya
違う!問題はあの胸なんだ!
ちくしょう…いつになってもおっぱいは俺を惑わせる…

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:22:00 ID:isEpvmCQ
蛍の化身を落とした横島ならなんとかしてくれる

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:23:34 ID:6sDBVMsW
きゅいきゅいヒロイン化計画に決まってるじゃないか
・人外
・精神的ロリ
・ナイスバディ
この三つはかなり強力な武器だ


>>501
神様だって想像できないような変態はいるのだよ

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:27:55 ID:Sug0GzVH
>>499
つまりカミュと同類と

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:30:38 ID:4FKpqzWs
アクエリアスの?

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:31:13 ID:xlU6XGM8
もう横島召喚でいいじゃねえかw

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:31:34 ID:6sDBVMsW
>>506
ぐっと来るだろ。身体は成熟してるが心は10才程度なんだぜ?
しかもきゅいきゅいは魔法の力で変身している………つまり成長次第ではロリボディへの換装も可能となるのだよ!!

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:33:42 ID:27oIZSQ2
単に私はきゅいきゅいにイケナイ遊びを仕込んでたのしみたいのだよ。うん。

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:37:25 ID:gIiLtWkr
>>506
きゅいきゅい? まるで女みたいな名前だな。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:38:40 ID:6sDBVMsW
>>511
ジェリド自重

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:38:45 ID:TJTqsBiB
>>511
そりゃカミーユだ

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:40:59 ID:xlU6XGM8
お前等雑談はいいから、SS書けよw

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:41:57 ID:zSTupjnH
>>514
13ショックで現実逃避したいんだわかってやれよ

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:44:50 ID:5X4z8ee1
どこぞの準にゃんを召喚してギーシュを道から外せという指令が飛び交っているようで


517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:46:17 ID:6sDBVMsW
>>516
さあ、今すぐ執筆作業に取り掛かるんだ

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 15:48:31 ID:E4Y52tbX
AKやティガー戦車が出てきたときには「ああ、なんて俺設定。SAGAじゃあるまいし」と眩暈がしますた。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:02:30 ID:2tx9Bgzv
しかしまあこんな時間になんとも深夜向けの雑談で盛り上がるのか貴様らはw

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:02:52 ID:6sDBVMsW
最近見ていないが双剣の人にはきゅいきゅいを頑張って攻略対象にして欲しい
主に人外(精神的)ロリな意味で

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:15:58 ID:sZi5fnzV
実際に異種姦が趣味だった男がいたが
そいつは最後に象をレイプしようとして抵抗されて踏み殺されてたな
象は正当防衛ということで無罪だった

江戸時代だか明治時代にも蛇とヤった男が
蛇とのセクースについて詳細なレポートを残していたはずだ

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:16:56 ID:8b00bbtk
双剣の人って「パルパレオスより早漏(はや)――いっ!」の人?

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:19:15 ID:6sDBVMsW
魔導書を孕ませた変態の息子の人だ<双剣の人

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:19:22 ID:E4Y52tbX
>>522
ホームランの人じゃね?

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:22:13 ID:l8HEN1BK
>>523
そう書かれるともはや人外の領域にスキップで踏み込む変態に見えるな
実際に変態は変態なんだが。


526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:23:00 ID:9Y6+uk8b
>>518
雌を喰らえっ……ッッ!





こうですか?わかりません!><

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:26:22 ID:ICbvX7kr
アークザラッドのキャラが召喚されたものって、もう誰か書いた?
もしいるのなら全力で応援したいのだが

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:27:35 ID:UCFcrkWV
AK?戦車?ゼロ戦?ロケットランチャー? くくっ、くくくくく

うれしいね 戦争だ これでまた戦争ができるぞ

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:31:47 ID:QKla3qb9
>>528
 どこの少佐だw

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:35:47 ID:l8HEN1BK
>>529
あ、そうか
……少佐がシエスタのおじいちゃんでタルブの村がミレニアムと言う妄想がそんなに無理でも無くなったんだよな
スレ違いだが。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:38:27 ID:6sDBVMsW
>>525
スキップどころかルパンダイブしてます

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:44:55 ID:8aPE7vmS
>人外の領域に
デモンベインの中で魔導書とにゃんにゃんしているときの奴の顔は、邪神の宇宙に侵食された存在の如き様だしな。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:51:14 ID:7bfLcYIi
とゆーかあれは間違いなく宇宙を浸食している

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 16:54:36 ID:6sDBVMsW
ゼロ魔世界ではロリやボインちゃんだけでなく獣姦でもにゃんにゃん可能なんだぜ?
最低に最高な世界だぜ、フーハッハッァ!!

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:01:39 ID:x38cv7cF
ギーシュのヴェルデを寝盗る
きゅいきゅいと爛れた関係
水の精霊とスライム風プレイ

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:07:22 ID:8aPE7vmS
>>535
最後のキュンと来た!半透明の体の中に漂うアレとか、全身を飲み込まれてみたりとか……

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:08:05 ID:QySCti3p
フレイムの熱でタダでサウナプレイ
フレイムが暖かいので冬でも安心して露出プレイ
フレイムの炎でSMプレイ








モートソグニルで動物挿入プレイ(ボソッ

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:11:27 ID:N9X+f2a0
お前らここは全年齢板だぞw

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:12:54 ID:6sDBVMsW
原作でクリームプレイをなされた今となっては…………


540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:19:27 ID:5IZ2l5OA
この変態大人どもが……!

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:20:29 ID:BUe17U8d
この流れを読んで、ナポレオンのあの台詞思い出したわwww

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:21:31 ID:Y/p/AEQ0
魔導書については夜天さんという前例があるからなぁ…
杖についてはレイハさんがいるし…


ラグナロク0204ならいけるか…

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:24:30 ID:6sDBVMsW
変態紳士と呼んでもらおうか、少年


流れ的にこう言うべきかと

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:31:53 ID:ICbvX7kr
>>543
クマ吉くんを思い出した・・・

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:33:39 ID:sAd3m5o5
そんなことはいいから、みんな好きなキャラの胸に飛び込め!

オレはきゅいきゅいに!・・・ってタバサ、何をする!?ぎにゃっ・・・

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:34:26 ID:Y/p/AEQ0
じゃあ俺はタバサに

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:35:30 ID:0SWUTEAR
俺もタバサに

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:38:29 ID:JzTG1BPw
狂ってるよ 貴様らw

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:39:24 ID:wBkJqAUv
じゃあ俺は>>548に。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:39:45 ID:EsYj9H0L
マチルダ姉さんをお持ち帰りついでに投下予告

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:40:15 ID:aTv7U9CS
狂ったんじゃない、足を踏み外しただけさ。

552 :異世界症候群:2007/12/26(水) 17:40:15 ID:EsYj9H0L
名前入れ忘れました

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:40:38 ID:5IZ2l5OA
>>516
ここは瑞穂お姉さまに来てもらってだなトリステインのエルダーに
ついでにルイズを馬鹿にしている生徒に「恥を知りなさい」と説教を……

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:41:04 ID:iVmWWn5y
>>546>>547
このロリコンどもめ!(AAry

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:41:13 ID:Cdmq6RFo
恵心

556 :異世界症候群:2007/12/26(水) 17:42:38 ID:EsYj9H0L
では投下します

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:43:14 ID:wxxV8fph
人形に突っ込んで楽しいか?

俺はシャルロットとにゃんにゃんするよ

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:44:46 ID:Cdmq6RFo
この人スル―対象なの?変態話に夢中になってるけど

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:46:57 ID:Y/p/AEQ0
しえ〜ん

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:54:53 ID:sAd3m5o5
支援ごと突っ込むぜ!ぎにゃっ・・・

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:56:41 ID:EsYj9H0L
てすてす

562 :異世界症候群:2007/12/26(水) 17:57:35 ID:EsYj9H0L
あれ?書き込めるようになった?

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:57:37 ID:Cdmq6RFo
だそうです、いつでもどうぞ

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 17:58:16 ID:em4B3dDQ
来いっ!支援!!

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:00:42 ID:sAd3m5o5
支援する!ぎにゃっ・・・な、何で・・・

566 :異世界症候群:2007/12/26(水) 18:01:31 ID:EsYj9H0L
えーと、すいません。SSだとなぜか書き込めなくなるみたいなので代理投下をお願いしたいのですが…

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:02:48 ID:mGlbq3Ll
>>566
良く分からんが、文字数オーバーしてんじゃないの?

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:03:05 ID:6sDBVMsW
支援じゃわっしょい

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:03:20 ID:NHD0HdOy
>>566
テンプレを読むと何故投下出来ないかわかると思うよ。

行数か一行あたりの文字数オーバーしてるんだろう。
一番長い行をとりあえず分割してみると宜しい。

570 :異世界症候群:2007/12/26(水) 18:04:29 ID:EsYj9H0L
>>567
いえ、テンプレの文字数行数も確認したんですが、なぜか…

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:08:21 ID:Cdmq6RFo
避難所のを専ブラで確認してみたが、字数は約2000、行数は24行分の余りがある。
ついでだから代理しようか?

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:09:31 ID:Cdmq6RFo
文字じゃない、Bytewwwwwwwwwwww

573 :異世界症候群:2007/12/26(水) 18:09:45 ID:EsYj9H0L
申し訳ありません、お願いします…

574 :異世界症候群(代理):2007/12/26(水) 18:10:37 ID:Cdmq6RFo
自称異世界人、というどこかで頭を打ってそのまま放置したのかと心配したくなるカミングアウトをしてそのまま私を見つめる朝倉涼子。
彼女はアレか。
思春期に突入した少年少女にみられる実害はないが大人になって振り返ってみれば悶絶すること間違いなしな病気の患者なのだろうか。
そんな些か失礼な印象を私が抱いているのを感じているのかいないのか、朝倉涼子は微笑みを崩さずに続ける。

「信じられない? まあ、普通はそうだよね。でも、事実なの。
それを信じるかどうかはあなた次第。どちらを選んでも事実は変わらないけどね」

どうする? と首を傾げる仕草が媚びを感じさせないのは彼女の持つ雰囲気故か。
それはさておき、正直に言わせてもらうと私は彼女の言うことを全く信じていない。
考えてみてほしい。突然拉致されて突然現れた少女に私は異世界人です、と言われて何を信じろというのか。
はい信じます、と言ってしまうような人は将来不当な値段で怪しげな壺を買ってしまわないよう注意してほしい。
こういうときははっきりと意思表示すべきなのだ。でないと相手のペースに引き込まれてしまうから。というわけなのではっきりと言わせてもらう。

「信じられないわ」
「ええ、そう言うと思ってた」

……思っていたのなら聞くなと言いたかったが続いて出てきた言葉にそれを中止することとなった。

「でも、ここがどこかは知りたいんじゃない?」

知っているのならとっとと教えなさい、と口をついてでそうになるのをどうにか堪える。
彼女が例え思春期的思考にどっぷり浸かっている可哀相な人間でもこの状況について何か知っているであろう唯一の存在なのだ。
不用意な発言で機嫌を損なわれて大事な所を話してもらえない、なんてことになっては洒落にもならない。

「ここがどこか、それを教えるにはまずあたしが普通の人間ではないということを理解してもらう必要があるの」

要はさっきの妄想話を信じろ、ということだろう。信じるなら話を続ける、信じないならそこでオシマイ。そう言っているのだ。
これでは信じると答えるしかないではないか。忌々しい。

「信じる、と言えば満足かしら?」

多少皮肉っぽくなってしまったのは勘弁してほしい。この理不尽な現状に対する私なりの必死の抵抗なのだ。

「まあ、今はそれで十分かな」

575 :異世界症候群(代理):2007/12/26(水) 18:11:19 ID:Cdmq6RFo
「そうね、分かりやすく言うならここはあなたの中」

……なんとなく卑猥な想像をしてしまった私はダメな奴かもしれない。
まあ冗談は置いといて、一つ言わせてもらいたい。
どこが分かりやすいのかと。さっぱり分かんないじゃないかと。

「もっと言うなら、あなたの精神の中に作ったあたしのための部屋、ってところかな」
「意味分かんない……ここが私の中? 何よソレ、そんなバカみたいな話信じられるわけないじゃない」

やっぱりコイツは頭が可哀相な人なんだ。きっと年中お花畑に違いない。

「やっぱりコイツは頭が可哀相な人なんだ。きっと年中お花畑に違いない。……流石にこれは失礼じゃない?」

朝倉涼子の言ったことは、一言一句の違いもなく、私が先程考えていたことだった。

「な、な、な、何で……?」
「言ったじゃない。ここはあなたの精神。あなたの思ったことはそのまま形になるの。
気付いてないだろうけど、さっきからあなた喋り続けてるのよ?」

ハッとして口を押さえると、確かに口が勝手に動いていた。思ったことをそのまま喋っているらしい。
止めようとする私の意思を気にも止めずに自由に動くマイマウス。とんだ不良息子だ。いや、不良口か。

「……ま、まあ、私の中っていうのは一万歩譲って認めてあげなくもないわ。
ただ、どうしてあんたがその私の中にいるわけ?」

実は私の他の人格とか?いやいや、そんな馬鹿な。そんな面白設定は欲しくない。

「心配しなくてもあなた自身にそんな不思議属性はない。それは私が保障してあげる」

……この空間にプライバシーという言葉は存在しないのだろうか。もし変な想像していたらどうするつもりなんだ。
いや、淑女たる私はそんなことはしないけども。

「……続けてもいい?」

ぜひそうしてもらいたい。このままだと余計なことばかり考えてしまいそうだ。


576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:11:46 ID:EsYj9H0L
アッー!そこは見てなかった…
これ以上引き伸ばしても迷惑ばかりなので、避難所でやります。

577 :異世界症候群(代理):2007/12/26(水) 18:11:50 ID:Cdmq6RFo
「あたしがここにいる理由はね、あなたが喚んだから」
「……はい?」

だから、あなたが喚んだの、ともう一度そう告げられた。
ははは、何をおっしゃいますやら。私にはあなたのような見えない小人さんと戯れる趣味をお持ちの方を呼んだ記憶はございませんが。
いや、何となくどういうことかは分かっているけれども。
あまり信じたくない、というかあって欲しくない、むしろあってはならないことのような気がするのですよ。
ただ、こういう嫌な予感というものは何故かよく当たるものなわけで。

「あなたがサモン・サーヴァントであたしを喚んだのよ」

……………。

「………チェンジ」
「うん、それ無理」

ですよねー。

「生憎だけど、今の私ではここから出ることすらできないの。ここから出たら多分消えてしまうから」
「……どういうことよ?」
「詳しくは言っても理解できないだろうから簡単に説明させてもらうわ。
最初に異世界人って言ったよね? それも間違いではないんだけど、そもそもあたしは人間じゃないの。
とある存在に作り出された端末、それがあたし。創造主のために働く道具、とでも言えばいいのかな」

また妙なことを、と思ったが朝倉涼子の表情を見てそれを改めた。
先程までの微笑みとは違う、どこか人形の様な、そんな不自然な作り物めいた微笑みだった。

「創造主はあたしに命令を与えたわ。ある存在の監視、そんな命令だった。あたしはそれに従ってたの。
でもね、ある日気付いたの。何でただ見てるだけなんだろうってね。見てるだけじゃ何も変わらない。事態は悪化していくだけ。
そう思ってあたしは創造主に意見を出したの。そうしたら、なんて返って来たと思う?」
「……」
「監視を続行。それだけ。笑っちゃうよね? 結局上の方にいる人は何も理解していない。
自分達に火の粉が降り掛かるかもしれないから、動きません。それが上の方針だった。
実際、上の人達にとってはそれが最善だったんでしょうね。
でも、あたしみたいな末端の存在にとってはそうじゃない」


578 :代理投稿中止:2007/12/26(水) 18:14:04 ID:Cdmq6RFo
え??おいおい…



579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:17:01 ID:EsYj9H0L
>>578さん、あの、本当に申し訳ないのですがこの話だけ代理していただいてもよろしいでしょうか?
今後は避難所でやりますので…

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:29:47 ID:alMTvRF1
えーっと、今どういう状況?
代理の代理が必要なのか?

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:31:51 ID:EsYj9H0L
ごめんなさい、どなたか最後の一レス分を…

582 :異世界症候群(代理の代理):2007/12/26(水) 18:32:50 ID:alMTvRF1
「変化のない監視対象には正直飽き飽きしてたわ。上に何度意見しても返ってくる答えはいつも同じ。
何度も何度も繰り返して、それでもダメだった」

私は、何も言えなかった。言葉だけなら、ただの妄言と切り捨てたかもしれない。でも、確かに私は朝倉涼子の中に感情を見た。
彼女は、どこかが私に似ている気がした。

「だから、私は動いた。自分の手で直接変えるために。リスクも大きかったけど、それしかなかったから。
……でも、結局失敗した。あたしと同じ末端の、監視対象に最も近い存在に邪魔されてね。
理解できなかったわ。あたし達の中で最も近づいていながら、何の行動も起こさなかった彼女が。
そして、あたしはそのまま消されかけた。肉体が消えて、構成情報も分解されかけたその時、あなたに喚びだされたの。
あたしは迷わずそれに答えた。
でも、正直焦ったわ。この世界に来たはいいものの、分解は続いていたの。
無我夢中で目の前にいたあなたの情報に結び付いたわ。あなたと一つになったことで、あたしの情報も変質してどうにか分解は止まった。
そのままだと意識が混ざりあって壊れちゃうから、こうしてあなたの中にあたしのエリアを作らせてもらったわ」

そこで朝倉涼子は一息ついた。話すことはこれだけなのだろう。

「……質問してもいい?」
「あたしに答えられることなら」
「正直分かんないことの方が多いんだけど、とりあえず、あなたは私の使い魔ってことでいいのよね?」

いろいろ気になることは多いが、自分の進級が懸かっている以上一番重要なのはこれだ。

「そうなるのかな。ただ、まだ契約はしてないから仮使い魔ってところ?」

……初めて成功した魔法の結果がこれかあ……

「はあ……まあ、いいわ。じゃあこのままコントラクト・サーヴァントもやらせてもらうわよ」
「あら、あたしでいいの?」

さも意外そうに朝倉涼子が言う。

「…仕方ないじゃない」

全部を信じたりはできないが、さすがにあんな話を聞いて追い出しては寝覚めが悪い。
同性にキスというのはさすがに抵抗があるが、まあこの際仕方ない。我慢することとして、コントラクト・サーヴァントの呪文を唱える。

「本当にあたしと契約するつもりなの? どうなっても知らないわよ?」
「黙りなさい」

おとなしく口を閉じた朝倉涼子に、口づけた。ファーストキスは、とても柔らかかった。
これで、彼女にルーンが刻まれれば無事成功……!?

「あ……ッつぅ……!」

何故か、私の左手に激しい熱と痛みが走った。なんで?

「あーあ、だから言ったのに。今のあたしはあなたと同じ存在なのよ? 
主導権を握っているのはあなたなんだから、ルーンが刻まれるのはあなたに決まってるじゃない」
「そ……そんな……うッ……」

あまりの痛みに、話すこともままならず、私の意識はそのまま沈んでいった。


583 :代理投稿中止:2007/12/26(水) 18:32:53 ID:Cdmq6RFo
なんだ、終わったと思って離れてたらまだ必要なのかい

584 :異世界症候群(代理の代理):2007/12/26(水) 18:35:25 ID:alMTvRF1
134 :異世界症候群:2007/12/26(水) 17:54:18 ID:Jd64uPfY
これで終わりです



なんかgdgdしちゃったなw
最初はこっちで投稿できたんだから、やり方調べて続ければいいんじゃいかな?>作者さん

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:36:32 ID:Cdmq6RFo
>>584



これからは支援に徹しよう

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:39:10 ID:EsYj9H0L
本当に申し訳ありませんでした。代理してくださった方々、ありがとうございました。
私のワガママのせいでスレを汚してしまいました。特に>>578さん、何度も無茶を言ってしまって、本当に申し訳ないです。
今後は避難所でやります。ごめんなさい、今後はしっかりとリロードしてから書き込みます

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:39:48 ID:ObOqGcPg
そもそも投稿できない時のエラーメッセージちゃんと読んでるのか?

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:40:21 ID:Cdmq6RFo
>>586
いいいいいよ
がんばれ

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:46:45 ID:EsYj9H0L
>>587
すみません、一応読んだのですが、利用規約、とでもいうのでしょうか?それしか表示されなくて、エラーの原因が書かれていなくて…
お目汚し失礼しました

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:52:10 ID:alMTvRF1
まあ、うまくいく自信が無いなら最初から代理投下スレに落とすってのは手だな

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:10:38 ID:GOM5NMjL
投下のほう、今よろしいでしょうか?

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:11:39 ID:alMTvRF1
問題なし 支援

593 :“微熱”の使い魔7−1:2007/12/26(水) 19:13:28 ID:GOM5NMjL
 「これは、アイフェに似てる…使えそう。こっちは……オニワライタケかあ」

 森の中を小動物じみた動きで歩きながら、エリーは次々とキノコやら草やら、木片やらを籠へ入れていく。何というか、すごく手馴れている動作だった。

 「あ、あのう、エリーさん? 一生懸命なところ、悪いんですけれど……その、キノコはちょっと食べられませんよ?」

 シエスタは籠の中を覗きこみながら、ちょっと気の毒そうに言った。

 「え、毒キノコなの、これ?」

 エリーが何か言うよりも先に、才人が驚きの声をあげた。

 「これって、ゲラゲラキノコじゃない?」

 同じように籠を覗いたキュルケが、キノコを手にとって首をかしげた。

 「ゲラゲラキノコ?」

 「食べたらゲラゲラ笑いが止まらなくなるってキノコよ、確か。毒キノコとはいえば毒キノコだけど、死ぬほどのもんじゃないわね」

 「へえ、こっちではそういう呼び名なんだ」

 言いながら、エリーはさらに二、三のキノコを放り込む。

 「確かにこれ食用にはならないけど……薬にはなるんだ」

 「毒薬でも作るつもり? それともイタズラ用とか?」

 キュルケは興味深げにたずねる。特に“イタズラ”の部分に力を入れながら。

 「違いますよう。栄養剤とか、酔い止め薬の材料になるんです」

 「毒キノコなのに?」

 こう言ったのは才人だった。

 「毒っていっても、成分全部が毒ってわけじゃあないし。それに、毒でもほんの少しだったら薬になることも多いんだよ」

 「ふーん……」

 持ち前の好奇心から、才人は籠の中のキノコや木片をしげしげと見つめていた。
 エリーが色々な薬を作れるのは聞いているが、それがこんなものが作られるのか。
 才人は何となく不思議な気分だった。

 「こっちの木も、薬にするわけ?」

 「ううん。こっちは、そうだね……楽器の材料とか、紙とか」

 あれこれたずねる才人に、エリーはちょっと嬉しそうに答える。
 そんな二人を、あまり暖かいとは言いがたい目で見つめる者がいた。
 エリーたちから離れた場所。草むらに身を潜めて、唇を噛んでいた。

 「何よ、あいつ……デレデレしちゃって、ほんと、みっともない……」

 視線の主は、ピンクがかった金髪の少女、ルイズだった。
 密かに才人の動きを監視していたルイズは、キュルケたちが出かけたところを、一人尾行してきていたのだ。
 ルイズは草むらからじっと才人の様子をうかがう。
 何というか、仲良くやっている。主である自分とは、まともに口さえきかないくせに。
 才人を睨む目から、いつ間にか涙がにじんでいることに、ルイズはしばらく気がつかなかった。

594 :“微熱”の使い魔7−2:2007/12/26(水) 19:15:11 ID:GOM5NMjL
 エリーを見よう見真似で“採集”を行っていた才人は、シエスタの腰のあたりへ目をとめた。
 お尻に注目? いや、腰にぶら下がっているものに。そこには、メイド姿の少女には似つかわしくない、大き目のナイフが揺れている。

 「シエスタさん、それ……」

 「……? ああ、これですか?」

 最初若干不審げであったシエスタは、才人が何を見ているのか気づくとふっと笑った。

 「大して意味はないかもしれませんけど、護身用のナイフです。マルトーさんが貸してくれたんですよ」

 「へえ? ちょっと、見せてくれる?」

 「気をつけてくださいね。何でも、もともと傭兵が使っていたものらしくて、よく切れますから」

 受け取ってみると、見た目以上にずしりと重い。恐る恐る抜けば、ぎらりと不気味な光沢を放つ刃が現れる。

 「おお、すげえ……」

 才人は感嘆の声をあげた。声ばかりではなく、体までも震えている。
 明確な殺傷力を持ち、そのために創造された“武器”をその手にするのは、まったく初めての経験だった。

 「すごいナイフだねえ…。どんな人が作ったんだろ?」

 いつの間にかシエスタの近くに来ていたエリーがため息を吐いた。

 「頑丈そうだけど、ちょっと地味なんじゃない?」

 キュルケの評価はあまりよくないようだ。

 「きっと、実質本位なんですよ」

 「傭兵が使うわけだから、そりゃあ華美さはいらないんでしょうけど」

 エリーが意見を述べると、キュルケは少しばかり肩をすくめた。

 「マルトーさん、これどこで手に入れたのかなあ?」

 「さあ…? マルトーさん、確か傭兵をしてる人からもらったとか、そんなこと言ってましたけど……。あんまり詳しい話はおぼえてないです」

 「そうなんだ? って、あれれ? サイト? どうしたの、それ……」

 「へ」

 いきなり目を見開いたエリーに、才人はわけがわからず空気の抜けるような声を出した。

 「その、左手」

 言われるまま、才人は自分の左手を見る。刻まれたルーンが。

 うっすらと光っていた。

 「なにそれ」

 キュルケは身を乗り出して、光るルーンを見る。

 「いや、俺にもぜんぜん……なにかな、これは」

 「それって、使い魔のルーンとかいうものだよね? 私の額にもある……」

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:15:39 ID:vtagV4nx
しえん

596 :“微熱”の使い魔7−3:2007/12/26(水) 19:16:21 ID:GOM5NMjL
 私にもあるけど……と、エリーは自分の額をなでた。

 「でも、光ったりなんてしたことないなあ。なんでサイトのは光ってるの?」

 「いや、俺に聞かれてもなあ」

 「さっきまでは光ってなかったんですよね? なんで急に」

 「さっきと違ってることといえば」

 シエスタが首をかしげる横で、キュルケの目はサイトの持つナイフに向いていた。

 ――な、なにやってんの、あいつらは……。

 わいわい騒ぐエリーたちを、隠れながら見ていたルイズは低い姿勢のままぐいと顔を近づけた。
 なんというかさびしんぼう全開の図である。

 「なにやってるんだろ、私こそ……」

 しばらく睨み続けた後、ルイズは視線をそらし、むなしげにつぶやいた。
 魔法成功率ゼロのメイジ。使い魔さえ御せないメイジ。
 というか、なんというか、自分の使い魔にさえ相手にされないメイジ。
 はっきりいって生きてるが価値あるのか?
 エリーと親しげに話す才人を見て、どうしようもなくネガティブな思考がルイズの頭から噴き出し始める。

 ――なんで、よりによって、ツェルプストーの女の使い魔なんかと、仲良くやってるのよ……!

 悔し涙を浮かべて、ルイズはうつむいた。ぽたりぽたりと涙が地面に落ちていく。
 そりゃー鞭でしばかれて貧相な飯で寝場所は床という環境を提供してくださる“ご主人様”と、普通に人間として接してくれて、親切で優しい女の子とどっちを選ぶと言われたら、ほとんどの人間は後者を選ぶ。
 よほどご主人様にべた惚れ、萌え狂っているか、さもなきゃ特殊な性癖の持ち主でない限りは。
 しかし、貴族>>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>>平民という常識の中で育ち、使い魔=主に服従という思考から抜けられないルイズにとって、そんなことが理解できるはずもなかった。
 そんな余裕もなかった。
 ただでさえゼロのルイズとして崖っぷちの状態で、召喚したのが平民(敵視しているキュルケも同じく平民召喚しているのが微妙なところだが)と来た日には。
 それが才人への傍若無人な態度となり、それでますます才人の心が離れていくのだ。まったくの悪循環だった。
 顔を上げたルイズは、いつの間にかエリーを見ていた。
 余裕のない心は悪感情を生み、悪感情はひどくとどまりやすい……。

 「あんな田舎者の、どこがいいのよ」

 ルイズがつぶやいた直後。

 「何かいるよ!!」

 「ひっ…!?」

 ルイズは自分の心臓が破裂したような錯覚をおぼえた。
 気づかれてしまったのか。使い魔の、ツェルプストーをこそこそとつけてきた自分の姿を。
 どうしようもない羞恥の念に、ルイズは気絶しそうになる。
 が、エリーの声はルイズに対してのものではなかった。
 エリーたちの周囲を何匹もの狼が取り囲んでいたのだ。
 才人はエリーとシエスタを後ろにかばい、ナイフを握り締めていた。本人は気づいていないが、ルーンの輝きがさらに強いものへと変わっている。

 「そんな……昼間にこんなに狼が!?」

 「何かえらいことになっちゃったみたいね」

 シエスタは震える声で叫ぶ。キュルケは挑発的な笑みを浮かべて、杖を狼たちに向ける。
 エリーは持ってきたフラムを両手に持ち、緊張の面持ちで狼たちを睨んだ。
 睨み合いの後、大きな一匹がひと声鳴いた。

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:17:59 ID:l8HEN1BK
しえーん
アトリエってアドバンスで無いのかな
DSのはバグで評判だし……

598 :“微熱”の使い魔7−4:2007/12/26(水) 19:18:08 ID:GOM5NMjL
 それが合図であったらしい。
 うなり声をあげ、狼たちが一斉に襲いかかってきた。
 キュルケは杖を振り、火炎を狼たちに放つ。燃える炎に焼かれ、数匹が悲鳴を上げた。

 「このお!」

 飛びかかる狼に、エリーがフラムを投げる。BOM! という爆発を浴びて、狼が吹っ飛んだ。
 出鼻をくじかれて、狼たちはわずかに怯んだようだ。しかし、退散する気はないらしい。
 思った以上に数は多く、数匹やられた程度ではどうということはないようだ。

 「隙をうかがってるわね……」

 杖をゆらゆらとさせながら、キュルケは笑う。だが、その顔には汗が浮かんでいる。
 俊敏で数の多い狼たちに対して、彼女らは少々不利なようであった。いつしか、杖やフラムを持つ手に力が入る。
 最初は油断していたので何とかなったが、次は向こうも狡猾に動くだろう。
 ごくりと、エリーは喉を鳴らす。そのエリーの前に立っていた才人の姿が、いきなり消えた。

 ――ええ?

 目の錯覚? エリーがあわてている瞬間、黒い風のようなものが狼たちを薙ぎ払っていった。

 「なんなの!?」

 キュルケも驚いていた。
 だが、一番驚いているのは、狼たちだろう。
 仲間が次々と血煙をあげて倒れていく。中には、真っ二つに両断されたものもいる。まさにほんの一瞬で、半数以上の狼が地に伏していた。

 「はあ。はあ。はあ……」

 サイトが、ナイフを構えたまま狼たちを睥睨していた。呼吸は荒いけれど、疲れたという印象はない。

 「さ、サイト、すごい!」

 「サイトさん……」

 「まさか、君にこんな特技があったなんてね」

 三人の少女たちはみな賛辞の視線を才人に送る。
 しかし才人はそれに応える様子はなく、ぽかんとした顔で自分の手を見つめていた。

 「な、何よ……あいつ! すご…いえ、ちょっとはやるんじゃない!!」

 陰でそれを見ていたルイズも、キュルケやエリーと同じく驚嘆していた。
 ただの平民だと思っていたのに、よもやこのような剣術を習得しているとは思わなかった。
 ルイズは完全に才人の見せた力に気を取られ、周囲のことなどわからなくなっていた。
 がさり……という音を聞くまでは。

 ――がさり?

 音に気づいたルイズがハッとした途端、うなり声をあげた狼がルイズにとびかかっていた。
 思わず顔をかばったルイズの腕に、鋭い牙が突き立てられた。

 「きゃあああああああーーーーーーーーーーーー!!?」

 「誰?! 人が!?」

 突然の絹をさくような悲鳴に、エリーは愕然とする。

 「いけない! ルイズ!!」

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:18:32 ID:vtagV4nx
しえん×しえん

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:19:17 ID:l8HEN1BK
>>599
=支援

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:19:18 ID:vtagV4nx
あらIDかわってるw
しえん


602 :“微熱”の使い魔7−5:2007/12/26(水) 19:19:39 ID:GOM5NMjL
 キュルケは顔色を変えて叫んだ。

 「るいずって、ミス・ヴァリエールですか!? どうして!?」

 「あのバカ! なんで、こんなとこにいるんだよ!!」

 青くなるシエスタ。怒ったように叫ぶサイト。

 「大変だよ、助けないと……。 う…!!」

 「もちろんよ! 死なれてたまるもんですか!! ……ち! 鬱陶しい連中ね!!」

 ルイズを助けようとするキュルケ、エリー。だが、狼たちはルイズの悲鳴で勢いを取り戻したのか、再び牙をむき出し威嚇しだした。

 「こいつめ!」

 エリーがフラムを投げる。爆発に飛びのく狼たち。だが、今度はクリーンヒットとはいかない。
 しかし、よけた先にキュルケの炎が炸裂。焦げた肉の臭いと共に狼たちが倒れ伏した。

 「しっつこい奴らだな! そんなに俺たちを飯にしたいのかよ!?」

 才人がナイフを構えると、それだけで狼たちは警戒したように後退する。

 「まずいわね、急がないと本当にルイズが……」

 狼たちを見ながら、キュルケはつぶやく。

 「サイト! ここはいいから、ルイズさんを助けて!!」

 エリーは才人に向かって叫んだ。
 才人はおう、と叫ぶ。すぐにうなずきルイズのいるほうへと走り出した。途中にいる狼たちを斬り伏せて。

 「…ぎぃ! ぎゃあああ!!」

 狼の爪や牙に蹂躙され、ルイズは悲鳴を上げ続けていた。そこには獣に襲われる無力な少女がいるだけで、貴族の誇りをかかげる普段の令嬢はどこにもいなかった。
 幸運であったのは、襲ってきた狼が一匹であったこと。そして、その狼がまだ若く、狩りの未熟なものだったということだ。これが熟練した個体であれば、ルイズは一瞬で急所をやられ、絶命していたであろう。
 だが、ルイズにそんなことなわかる道理はなく、悲鳴と絶望の中でもがき続けるだけだった。
 才人のナイフが、狼の急所を突き刺すまでは。

 「この野郎ーーー!!」

 ルイズにすっかり気をとられた狼は、風のような速さで接近してきた才人に気づく間もなく、刃を首筋に受けて絶命した。

 「おい、大丈夫か?」

 「ふ、ふえ…?」

 才人は血とほこりでぼろぼろになっていたルイズを助け起こす。

 「生きてるな。よし」

 ルイズが一応無事である確認すると、才人はエリーたちのほうを向き直った。
 その時には、炎と爆弾にやられて狼たちは逃げ出していた。どうも先ほどの勢いは一過性のものだったようだ。

 「サイトー! ルイズさんはーー!?」

 エリーがサイトのもとへ駆け寄ってくる。

 「ああー、大丈夫。腕に怪我してるけど、どうにか生きてるよ」

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:20:45 ID:alMTvRF1
野生の狼は怖いなあ支援

604 :“微熱”の使い魔7−6:2007/12/26(水) 19:21:17 ID:GOM5NMjL
 「良かった……」

 それを聞いて、エリーはホッとした表情になる。それを見て、才人の表情も和らいだ。
 そんな二人を横で見ていたルイズは、どこか暗い表情でうつむいた。

 「あ、ルイズさん、大丈夫ですか? ……急いで手当てしないと」

 エリーはルイズのそばに座ると、傷を負った腕を見る。

 「ほっといてよ……」

 ルイズはつぶやく。だが、それはまるで蚊の鳴くような小さなものだった。当然エリーには聞こえていない。

 「シエスタさーん! リュック持ってきてー! ルイズさんの手当てしないと!」


 採集の帰り道。ルイズは才人におんぶされていた。腕を噛まれただけではなく、どこかでひねったのか足首も痛めていたのだ。腕は応急手当がなされ、包帯をまかれている。

 「それにしても、お前何で一人であんなとこいたんだよ? 散歩か?」

 才人は背中のルイズに若干厳しい声で言った。
 しかし、ルイズは無言。

 「おい……」

 「よしなよ」

 返事のないルイズに、ムッとする才人をエリーが止めた。短いが強い口調だった。

 「今色々言ったって無理だよ。あんな目にあったんだから」

 一歩間違えば食い殺されていたのだ。それは凄まじいショックだろう。
 エリーの言葉に、才人も納得したのかそれ以上は何も言わなかった。
 キュルケも何か言いそうな顔ではあったが、エリーの意見にちょっと苦笑し、口を閉じたままにしていた。

 「でも、才人さんも人が悪いですね? あんなすごい特技を隠してたなんて」

 無言になった場を変えようとしてか、ちょっとはしゃいだ声でシエスタが言った。

 「隠してたわけじゃないよ。あれは何つーか、体が勝手に動いたんだ。ナイフとか剣とか、全然扱ったことなかったのに……」

 「嘘でしょう? だって、あれとても素人の動きとは思えなかったよ?」

 エリーはまじまじと才人を見る。

 「ほんとだって。俺だって、嘘みたいな感じなんだ。自分のことなのに」

 「そういえばあの時、左手のルーンが光ってたよね? ひょっとして、それと関係があるのかな?」

 エリーの意見に、才人は自分の左手、そこに刻まれた使い魔の証を見た。今は、光っていない。

 「そういうことは、コルベール先生にでも聞いてみたら? 何かわかるかもよ」

 キュルケの意見に、才人はそうっすね、とうなずいた。

 ルイズは終始無言だった。
 ただ、才人の背に、そっとを頬を寄せて。

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:22:34 ID:mdEqL4PL
しえん

606 :“微熱”の使い魔:2007/12/26(水) 19:23:06 ID:GOM5NMjL
以上で今回の投下終了です
支援してくださったかたがた、ありがとうございます

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:24:52 ID:vtagV4nx


608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:25:53 ID:alMTvRF1
GJ
これで虚無の主従の関係の改善を期待できるかなw

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:26:27 ID:4sDb46QX
支援しそこねたGJ
ガンダールヴ発生の別パターンということでニヨニヨ度アップ

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 19:58:33 ID:mlHZ3zFh
良乙でした。
決闘なしで、ガンダールブの能力を発露させる方法としては、
かなり上手いやり方でしたね。

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:01:55 ID:sAd3m5o5
アトリエGJ!そしてきゅいきゅいの胸に特攻!あれ?エリーさん?タバサちゃんのエアハンマーに乗せてフラム撒かないで!ぎにゃ〜〜〜っ!

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:12:29 ID:UgMWlndd
>400-500
ちょっと、話題的に遅いかもしれんが、萌えっ娘モンスターなら何の問題もないということに気づけ。

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:14:36 ID:gWE4zqPl
進化したらぽっちゃりするのは勘弁して欲しい

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:15:29 ID:icPbql7W


615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:15:53 ID:iQoYEX7J
>>612
言ってることはその通りだが、範囲指定おおざっぱすぎだろw

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:18:38 ID:UgMWlndd
>>615
スマン、ぶっちゃけめんどかった

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:19:26 ID:icPbql7W


618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:20:27 ID:OrZJwpna
《クェイサー召喚、ただしジョシュア》みたいな感じで。


619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:24:20 ID:okN8IGyT
>>611
お前さっきから気持ち悪い
具体的には夕方頃から

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:25:56 ID:icPbql7W


621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:31:11 ID:icPbql7W
微熱乙

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:36:19 ID:eJYk9/uN
>>611
うるせえ
ブタ野郎

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:37:25 ID:NwvPF8K/
ブリーチからルイズに召還

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:39:30 ID:UgMWlndd
差し支えないところで犬面の人がいいな

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:40:15 ID:ATJFpBVZ
>>597
GB,GBAならある
GBAのはちょっと高い

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:40:54 ID:icPbql7W


627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:41:17 ID:Pudn9NWl
夢幻竜>>乙です
蒸し返す様で申し訳無いのですが、自分は主人公が最強の話って好きですよ
最強か最弱かの二極
続話、頑張って下さい(_ _)

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:42:48 ID:mdEqL4PL
>>597
マリーとエリーが競演する奴ならバンプレストから出てる。
あと、アニスという新キャラも登場する。

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:42:54 ID:sAd3m5o5
すまん。自重。

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:45:02 ID:icPbql7W
主人公最強乙

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:46:41 ID:4sDb46QX
>>629のきゅいきゅいへの愛は理解したwww

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:49:01 ID:icPbql7W
>ID:sAd3m5o5
>ID:sAd3m 5o5

>5o5
こいいう文字列はなんか好きだ

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:52:33 ID:iVmWWn5y
エリーの作者さん乙でした。
これでサイトとルイズの関係修繕の道筋が見えてきたね。
GJでした

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:53:54 ID:l8HEN1BK
>>625
>>628
サンクス
GBのは探してるがさっぱり見当たらんのだ
つかGBAあったのね

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:55:32 ID:mlHZ3zFh
ガンダールブが武器全般を扱う使い魔ってことを考えると、
剣だけじゃあなく、エリーが自作した武器をサイトが併用すれば、
かなり戦い方に幅が出てくるだろうね。

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:55:56 ID:NhWBISqA
誰だ今まさにきゅいきゅいエンドの場合のエンディング
ネタバレしてる野郎はッ!!

冗談のつもりだったのに…。いや姉妹スレの作品の話ですがね。

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:57:36 ID:icPbql7W


638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 20:58:15 ID:sAd3m5o5
>>631
ありがとう!それでも自重。

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:03:16 ID:HCDfqVxo
>516
準にゃんのパトリオットキックならば軽くワルキューレを粉砕しそうだw
っつか準にゃんはUMA一筋だからなぁ…難しつか無理だろ。

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:04:56 ID:ATJFpBVZ
>>634
オクが手っ取り早いんじゃない

Yahoo!オークション - 【ゲームボーイカラー】マリーのアトリエ
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w11039034
Yahoo!オークション - マリーのアトリエ
http://search4.auctions.yahoo.co.jp/jp/search/auc?p=%A5%DE%A5%EA%A1%BC%A4%CE%A5%A2%A5%C8%A5%EA%A5%A8&auccat=22849&alocale=0jp&acc=jp

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:05:36 ID:4sDb46QX
誰か、リトルウィッチパルフェを知ってる猛者はいないか・・・

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:11:18 ID:qRJ+lxID
>>629

今書いてる長編のオチはきゅいきゅいENDの予定なんで、まぁ首をろくろ首にして待っててくださいな。
と言ってみる。

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:12:44 ID:ATJFpBVZ
>>641
十分メジャーと思う

だんじょん商店会
まじかる☆アンティーク

このあたりもまだでてないな

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:12:53 ID:N9X+f2a0
首をヒトウバンにして待ってるよ

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:16:20 ID:mlHZ3zFh
>>644の頭が抜け出た隙に、身体を動かせば死ぬな。

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:17:05 ID:sAd3m5o5
ああ!それ俺のセリフ!

楽しみにきゅいきゅいしてます!

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:19:04 ID:NwvPF8K/
スト2からダン(笑)を召還

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:19:33 ID:G3A57HEl
>>643
マンドラとかダークローダーズとかでも見たいな。

例の書物を召喚してしまって、魔法が使えるってんで魔王を目指すルイズ。
しかし生来の真正直な性格が邪魔して、なかなかレベルが上らない。
そんなある日、ルイズは気が付いてしまう。
タバサの手にも、自分の物と同じ書物が携えられていると云う事に……

みたいな

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:20:32 ID:4sDb46QX
なぜパルフェかというと
やつもまた、魔法失敗爆発物だかr

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:23:04 ID:UgMWlndd
>>647
挑発伝説にギーシュぶち切れ

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:24:00 ID:vjdoOvya
>>602
>ぎゃあああ
ルイズふるぼっこにワロタ


652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:37:55 ID:XMZTVf6/
>>641
ガチレズだからカップリングも問題ないな

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:46:54 ID:osacFM8Z
>>643
・魔法の使えない魔法使い
・ピンクの髪
・小さい背格好
という点ではサララとルイズは一致するけど、
目の前で死に掛けてる子猫を助けるために使い魔にして
その猫に力が無かったせいで魔法使えなくなったんだよな
自分の魔法より目の前の命を優先させたサララを見て、
ルイズは一体何を考えるのか……

……とか、色々考えてみたが自分の腕じゃゼロのアトリエとゼロの迷宮職人を
足して2で割ってものすごいマイナスにした作品しか書けない気がするorz

伝説の剣が量産できるようになって涙目なデルフとか
ルイズの部屋に魔女の大鍋が設置されたりとか
宝物庫にしまわれてるのが『食神の鍋』と言う名をつけられた
『変化の鍋』(入れたアイテムが生ゴミでも石でも何でもスキヤキになる)だったりとか
色々面白そうなんだけどなー

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:50:41 ID:isEpvmCQ
元祖アル中の問題児な錬金術マリーの登場マダー?

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:50:53 ID:7bfLcYIi
魔法の下手な魔法使いだったらルフィーアとかはどうだろう。
マイナーすぎるか

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:54:51 ID:4sDb46QX
問題児が二匹になって、さらに凹むサケマス君が見たいだけだったんだがな
けっこういるねぇ、失敗魔女っこ

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 21:58:09 ID:pU53fh5n
>>643
まじアン……ああ、冒頭でルイズが激突死するのか。

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:03:06 ID:gQkogtLs
進路が開いてるようならば投下いきます

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:03:19 ID:vlaGlDTR
ロリでサドで魔法少女だと円環少女のメイゼルとかいるけど……あれは天才だからなあ。
二十歳の頃には、もしかしたらグレンの域に至れるかもしれないとまで言われてるし。

ルイズが魔法使えてたらあんな性格になった気がしないでもない。

あの作品だと、神音魔導師としての素質が決定的に欠けてた機械化神音騎士団の皆さんとは割と分かり合えるかもな。

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:03:54 ID:pe/JiY9D
天然戦士Gのララミー。

どんな魔法を唱えても攻撃魔法になってしまうおちこぼれ。

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:05:04 ID:5X4z8ee1
>>643
魔力とともに乳バイーンな体型になっていくスヒーにルイズ涙目

662 : ◆W/vqCdWURM :2007/12/26(水) 22:05:17 ID:FzJlvbYx
支援

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:05:22 ID:nCNqgVfp
>>654
マリーは強すぎるような‥
でもシア様召還とかもええかも。暴力ハタキ

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:05:23 ID:isEpvmCQ
な・ら・ば、支援

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:05:50 ID:FzJlvbYx
すまんミス

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:06:21 ID:wFd5j0dR
支援

667 :ダブルクロス ゼロ 1/9:2007/12/26(水) 22:07:35 ID:gQkogtLs
 ふ、と吐いた息は、そのまま夜の中にとけて消えた。吐き出す息の中にどれだけ疲労感を滲ませても、その色までもが抜けてくれるわけではない。
 戦いから二日がたっていた。
 たった、というべきか、すでに、というべきか。隼人にとっては”やっと”という方が適切ではあったが。

「お疲れだな相棒。パーティなんだから楽しんだらどうだ?」

 いつものようにカチャカチャと金属片を鳴らし、デルフリンガーが言う。
 鞘に仕舞えば喋らなくなる、と店主に言われたが、あまり積極的に納刀するつもりはない。デルフ自身の性格もあれば、事情も関係する。話しやすい相手、というのがいるだけで随分と気が楽になるものだ。
 とまれ、皿の上に盛った料理を一つ口にいれ、ゆっくりと飲み込んでからため息と同時に答えた。

「楽しんでるさ」

 事実、料理には一層の手間がかかっておりその味に文句はない。
 海外の任務というのも少なかったが、こういった洒落た料理を食べる機会はなかった。それを考えると十分に楽しめている。
 そう。今はパーティの時間なのだ。フリッグの舞踏祭と呼ばれる学院の催し物、それに隼人は参加していた。
 平民なんぞが、という最早聞きなれたフレーズも何度か耳にしたが気にしない。どうせ使い魔なんだろ、という区切りがあるのだ。参加していても問題はない、はずだ。
 しかし本音を言えば参加などせず、部屋で藁の中でもいいから眠りこけたい気分であった。

 後処理に追われ、ルイズが気絶したあとも一睡もせずに学院に帰還。その後オスマンに説明をし、気絶したままのルイズを部屋に連れて彼女を見ていた。
 オーヴァードとして覚醒したのだ。いったい何が起こるのかわかったものではない。
 隼人はUGNの中でも戦闘員として参加していたので、調査の類になると殆ど知識がない。それ故に、何かが起きたら兎に角自分で対応できるよう、ルイズを見ている必要があった。
 それ以外にも単純に彼女が心配であったから、という理由もある。
 覚醒の仕方が問題だった。恐らく、フーケに殺されたのだろう。それがトリガーとなってルイズの対内に感染していたレネゲイドが活性化し、彼女を死の淵から呼び戻した。
 その際に発生した彼女の根源にある問題――フーケに殺された、という恐怖が、彼女の心を蝕んでいるのは、疑いようのない事実であった。
 更にルイズ以外にも問題があった。オスマンと話した結果、吉報と凶報を同時に受けたのだ。
 学院に帰ったのは空も白み始めた朝方。一睡もすることなく後処理とルイズの世話、さらにオスマンからの話。流石にキャパシティを超えたなぁ、と隼人は頭を押さえながら思った。

 フーケはすでに治療され、牢獄に入っている。右腕はもう戻らないようだ。その事に胸の奥がずくりと疼く。
 あれをやったのは、ルイズだ。
 その事実に間違いはない。下手をすればフーケは死んでいただろう。それが彼女の心に一つの闇を落とすのが怖かった。
 死んではいない、とはいえ重症に違いはない。そのことは確実にルイズの負い目になるだろう。オーヴァードの力に対しても。
 覚醒してしまった以上、話すしかないだろう。
 今日の昼ごろに起きたルイズにそれとなく話そうとは思ったのだが、いつもの態度で逆に拍子抜けしてしまった。

 まさか覚えてないのか?

 無自覚のオーヴァードはいるし、確かにあのような経験をしたのならば忘れたというのも無理はないだろう。
 そのことを問いただそうと思ったが、治癒の使えるメイジがやってきて部屋をすぐに追い出されてしまった。
 これで眠れるか、とも思ったが、その後すぐさまオスマンからの呼び出し。それにおける後処理、そして説明と、全く休む暇がない。
 やっと処理が終わったかと思えば「今晩はフリッグの舞踏祭というものがあってのぅ」などと言われ、しかもルイズがそれに参加するというのだから、流石に隼人もため息をついた。
 シエスタが気を利かせてくれたので多少の睡眠をとることはとったのだが、眠いものは眠い。ついで、腹も減っている。
 飯を適当に食って、終わったらとっとと戻って寝よう。
 騒がしい空間と好奇の視線に耐えきれず、皿に適当な料理を盛ってバルコニーに逃げ込んだ隼人はそう考えていた。

「しかし色々あったな相棒、このちょっと間に大騒ぎだ!」

 何が楽しいのか、どこか弾んだ様子で金属片を鳴らしながらデルフが言う。

668 :ダブルクロス ゼロ 2/9:2007/12/26(水) 22:09:40 ID:gQkogtLs
 そうだな、とも答えられず、再びため息をついて隼人は言った。

「全くだ。ったく、帰る手立ても見つからないし、任務でもないのにかけずり回って……そういう星の下にでも生まれたのかね、俺は」

 元の世界でもやたらと難度の高いミッションに挑んでいた。無論それには自身が望んだものも多々あったが。
 因果なもんだぜ、とだけ呟いて、皿に盛った料理をぱくりと口に入れる。
 途端、ぐぇっと苦虫を噛み潰したような表情になる。口に入れたのは虫ではないが、苦いのは確かだ。それでも吐き出すのは流石にまずいと思い、そのまま一気に飲み込んでしまう。

「……っにっが! なんだこのサラダ、苦っ!」

 タバサの奴、こんなの勧めやがって、何かの嫌がらせかよ。と思いながら恨めしげに部屋の中に目を向ければ、先ほど自分が食べたサラダを恐ろしい勢いで食べるタバサが目に映った。
 ああ、嫌がらせとかじゃなくて単純に好きなのね。などと、正に苦い顔をしながら納得する。人の味覚は十人十色だ。
 誤魔化すように違う料理を口に入れ、視点を外に向ける。
 租借しながら思うのは元の世界、そしてこの世界――ハルケギニアの事だ。

 異世界。こう言葉にするとなんとも陳腐なものだろうか。

 それならば自身等を指すオーヴァードという言葉も似たようなものではある、が、あれはまだ”あの世界”の話であり、常識は覆ったものの大元の世界は変わっていない。
 それに比べれば、異世界。この状況の、なんと不可思議なことだろうか。
 月が二つ。魔法、そしてそれを使う魔法使い。本を読んで調べた情報によれば、空を飛ぶ島もあり、ドラゴンやリザードマンといった魔物と呼ばれる存在まである。正にファンタジーの世界だ。
 とはいえ自分がいたあの世界も、裏ではジャームという存在が闊歩し、更には世界の掌握(といっていいのだろうか)を目論む組織なんてものも存在するのでどっちもどっちではあるのだが。
 そう考えると自分の世界も相当なものだな、としみじみ思ってしまう。
 さておいて――そのファンタジーな世界観の中で一つ明らかに浮いた存在がある。自分か? 確かにそうだが、それとは別だ。
 オスマンの話から聞いた破壊の杖、その持ち主。そして悪魔の秘薬――全て、全てがこの世界にとっての異分子だ。
 隼人にとって常識はずれの世界にて、隼人の常識が通じる代物が存在していた。
 その事実がどうにもしっくりこないのだ。そもそも、異世界というのは一つだけなのだろうか。
 パラレルワールド、といったか。そういった感じに無数に分岐してるだのどうのこうの。そんな話もあった気がする。
 だとすれば――おかしい。何故俺のいた世界なのだろう。俺も、”彼も”。そしてきっと、”俺たち以外の誰か”も。

 考えて結論の出る問題ではないし、隼人自身、頭がいいとは思っていない。それでも考えざる得ないのは、元の世界に戻るためだ。
 オスマンにいわれた言葉を思い出す。それを聞いてなお、彼は戻ることを諦めきれずにいた。
 この地に骨を埋めても、というオスマンの言葉には苦笑いしか浮かばなかった。そんな考えは、一瞬でも思わなかった。
 やはり自分は仮初の存在なのだ、と思う。何度も何度も、自分に言い聞かせる意味合いも込めて、思う。
 メイジという異能がある世界なのだから、受け入れられる可能性もあるだろう。そして大体の前提として、”レネゲイドが既にこの世界に存在していた”可能性もある。
 それはオスマンの話から考えられたことであり、そして隼人自身が閃いた事だ。

 ――何故、魔法を使うメイジと呼ばれる彼女達にワーディングは意味をなさないのか。
 デルフリンガーは元々EXレネゲイドだったのではないか。
 その疑念は尽きない。結論も出ない。

 自分は理由もなくこの世界に呼ばれただけなのか。偶然? その言葉だけで完結させていいのだろうか。
 戻りたい、と思う。置いてきたもの、待たせているもの、自分がなくしてはいけないもの。全てが元の世界にある。
 偶然ではないのなら――何かをしなければならないのだろう。この世界で、自分が。
 何ができるのだろうか。この両腕で守れなかったものは無数にある。それでも守りたいと剣を握り、仲間と共に戦ってきた――否、今もまた、戦い続けている。
 結局のところ、自分にはこれしか出来ない。誰かを守るために足掻いて、足掻いて――そう誓った自分に、後悔はない。

「なら――何を、守ればいいんだ」

 誰と戦えばいいのか。

 左手のルーンがずくりと疼く。訴えるように、責めるように。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:09:44 ID:oHQWQsRO
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた支援。

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:09:54 ID:j5RI8BK4
>>643
まじかる☆アンティーク と聞いて召喚したらスフィーが空から降ってきてルイズ即死亡するのかと妄想した
そして関係ないけど名前がよく似ているラジカルあんてぃ〜くからモンモランシーがシズクを召喚とか考えてしまった

671 :ダブルクロス ゼロ 3/9:2007/12/26(水) 22:10:48 ID:gQkogtLs
 この左手もよくわからない。最適な使い方を俺に訴え、何かをしろと叫んでいる。
 ガンダールヴ。オスマンは言った。伝説の使い魔の証だと。
 隼人は思う。自分は伝説なんていうカテゴリに入るほどの大した人間じゃない。だから――きっと、違う。
 ガンダールヴは虚無の使い手を守る。ならルイズは虚無の使い手なのか? ルイズを守るのがやるべきことなのか、それならば何時まで、何所まで。守れなかったという事実もあるというのに。

 ――虚無とは”オーヴァードなのか”。

 わからない事だらけだ。情報も得たというのに、それが逆に判断を迷わせる材料にもなっている。

 苛立ちを紛らわすように皿の上にのった料理を口に頬張る。味は――よくわからない。美味い、というのはわかるのだが。
 ふと昔を思い出す。とある任務の途中、現地にやってきた日本UGN支部長である霧谷が直々に作ったフルコースの料理だ。
 あの任務には苦い思い出があり、そして大切なものも多く得た。その中で出された「日本UGN支部長の手料理」というのは、どうともいえない違和感を感じたのを覚えている。
 そのことを思い出し、苦笑いを浮かべて――と、不意に、ざわりと部屋の中がざわつく気配があった。
 何事だと思って視線を向ければ、そこにはドレスで着飾ったルイズがいた。

 ピンクの髪をアップにまとめ、清楚なドレスを着込む彼女は、普段とは違い落ち着いた雰囲気を醸し出している。
 光に照らされた彼女は、どこか幻想的に――あの時、助けを求めてきた彼女に何所か似ていた。
 それが少しだけ悲しくて、なんとも言えない表情になる。
 綺麗だと思う。だが何か違うような、そんな違和感があった。
 一瞬静まった会場はすぐさまざわめきを取り戻した。そうしてから一部の男たちがルイズの方へ殺到する。ダンスの誘いだろう、とぼんやり思った。
 しかし意外なことにルイズは断りながら会場内を見まわしている。
 誰かを探しているのかと思い、隼人も会場内に視線を走らせた。

 ギーシュは意外にも元気だ。複数の女性に囲まれだらしない風体で笑っている。と、その背後に一人の女性――確か食堂でギーシュにビンタを食らわせた――が恐ろしい形相で立っている。
 触らぬ神になんとやら。ギーシュから視線を外し、さらに見まわす。
 キュルケは無数に群がる男たちのダンスの相手をしているようだ。この様子だと、舞踏祭とやらが終わるまでつきっきりだろう。ご苦労なことだ。
 タバサは変わらず料理を食べている。その恐ろしいほどの勢いに、ダンスに誘おうと思う男性はいないようだ。

 そこまで見まわしてからルイズに視線を戻すと、同じタイミングで視線がかちあった。
 そこにいたのね、と言わんばかりの表情で、ルイズはダンスを断りながらバルコニーの扉を開いた。

「ここにいたのね、ハヤト」

 ルイズは何所か優しげな笑みを浮かべながら、言った。
 月明かりも相乗して――その笑みは驚くほど綺麗に見えた。




   ダブルクロス ゼロ 15




「いささか……信じられる話ではないのぅ」

 オスマンの言葉に「だろうな」と目の前の青年が頷く。彼の名前はタカサキハヤトという、学院に所属する生徒、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔である。
 使い魔であるはずなのに、人間。そして左手に刻まれた使い魔のルーンは伝説のガンダールヴ。話を聞けば異世界の住人であり、

「オーヴァード、か」

 その異世界の異能力使い、ともなれば規格外にも程が在る。

 オーヴァード。レネゲイドウィルスという名の微生物。ジャームという名の化け物。UGN、そしてFHという組織が世界を二分しているという事実。
 言葉に聞き覚えはあった。”恩人”の言葉だ。意味を成していなかった言葉が、ハヤトとの会話で明確化されていく。
 そう思うと彼との会話の中に納得できる点が増えていく。隠そうとした理由。悪魔の秘薬を手にしたときの彼の表情。
 日常を守るために戦うオーヴァードたち。それぞれに背負った宿命、そして悪夢。

672 :ダブルクロス ゼロ 4/9:2007/12/26(水) 22:12:11 ID:gQkogtLs
 非日常の世界、というのがいまいち想像し難い部分もあったが、裏の世界にもある種通じているオスマンはその点も理解した。
 ある意味でメイジを超える異形。オスマンは自身を化け物と語り、それでも人間だと訴えるハヤトの目に、懐かしい感情を抱いた。
 悪魔の秘薬――ハヤトの推測が混じっているが、恐らくはFHという組織が作り出した”強制的にオーヴァードへと変じる薬”であるαトランスという薬――を、決意の表情で飲み下したかの恩人を彷彿とさせる瞳を、彼はしていた。
 それもそうだろう。同じ世界、そして恐らくは同じ組織。同じ理念の下で決意をした人間の瞳だ。

 荒唐無稽な話ともいえるハヤトの話を信じる根拠がそれであった。しかしその様子が気になったのか、ハヤトという青年は小首を傾げた。

「あんま驚かないん……ですね」

 無理やり敬語に直した感があるハヤトの様子にオスマンは苦笑いを浮かべた。
 それでも敬語を使うのは、恐らく彼の所属しているという組織に起因するものだろう。そう思いながらオスマンは口を開いた。

「破壊の杖は見たかね?」

 その言葉にハヤトは驚き、そして頷く。

「見た。あれは、俺の世界の兵器、です」
「じゃろうな」

 でなければ説明がつかない。恩人と同じ力を持っていた、彼の世界と同一でなければ。
 あれも同じく異世界の兵器。一撃でワイバーンを殺した恐るべきもの。メイジの魔法かとも思ったが、今思えば「なるほど」と納得する点もある。ハヤトの話は、オスマンにとっても十分有益であった。
 恩人の正体が少しでも知れたのは、それだけで喜ばしいことだ。
 何か聞きたげな表情でハヤトはオスマンの目を見る。後ろに控えるコルベールも、恐らくは同じような表情をしているのだろう。聞きたがりな彼にしてはよく黙っているほうだ。

 恩人――そう、彼の事は今でも思い出せる。名も知らぬ、というよりは互いに名乗りはしなかった。別れの間際、一言言葉を残したのみだ。
 名は、知らない。知れない。

「君には聞く権利がある――否、私が話さねばなるまい」

 彼を語るのならば。悪魔の秘薬を語るのならば。破壊の杖を語るのならば。
 それは一言で足りるものではない。簡単に語ることに対し、オスマン自身の納得がいかないのだ。

「あれはもう――」


  ・  ・


 思い出すのに苦労する年月があり、それでも鮮明に覚えている。

 ワイバーンの集団に囲まれた記憶。
 すわ絶体絶命か、とオスマンは決意して杖を握り締め、ワイバーンの大群と対峙していた。
 魔法により倒しても、決定打になり得ない。魔力にも限界がある。さしもオスマンといえども、無数の竜を相手に無傷、それどころか勝利を掴むことすら難しかった。
 逃げる算段を立てつつも魔法を放っていたオスマン。終わりの見えない戦いに辟易としていた、その時。

 突如真横より飛来した何かがワイバーンを直撃した。

 爆音、それと同時に黒い消し炭となってワイバーンの死骸が堕ちた。何が起こったのかと驚愕に目を見開くと同時に、耳に叫ぶ声が響いた。

 ――こっちだ!

 若い、そうまだ若い声だった。
 自分よりも遥かに若い男の声だった。女性であればよかったのぅ、などという無駄な思考をする余裕があることにはあったが。
 ともかく言葉に従って避難する。一匹落ちたとはいえワイバーンは未だ無数にいた。それこそ、数えるのが億劫なほどに。
 何やら鉄の筒――破壊の杖と後に呼ばれるそれを投げ捨て、オスマンの姿を確認すると同時に青年は走り出した。

673 :ダブルクロス ゼロ 5/9:2007/12/26(水) 22:13:21 ID:gQkogtLs
 黒い、見慣れない服を着た青年だった。スーツという異世界の服だと知ったのは、後のことだ。

 ――大丈夫かご老人。

 そういった彼の顔立ちは、あまり馴染みのないものだった。
 つくりが違う、そして服装も違うことから、遥か東方の人間かとも思った。

 実際に話してみれば、どうにも会話が食い違う。異世界から来たとなれば常識からして違うのだ、それも当然といえよう。
 青年はオスマンの戦いを見ていたのか「オーヴァードなのか」と問いかけ、オスマンから見ればあの威力のある「魔法はなんだったのか」と問う。
 魔法ではない、オーヴァードとは何か、という食い違う会話を幾分かした後、青年は何かを悟ったように目を瞑った。

 ――幻覚にせよ何にせよ、あの化け物に負わされた傷は本物、か。

 今思えば、というよりハヤトの話を聞いたあとでは、幻覚などの能力を持つ「ソラリス」というシンドロームによるものだと彼は思ったのだろう。ということが理解できた。
 そうでなくとも傷を負ったのは事実であり、ワイバーンに囲まれるという絶体絶命の状況は変わらない。そして彼が一人の老人を助けたという事実もまた、変わらなかった。
 故にオスマンは深く青年に礼をし、名乗ろうとした。それに対し、青年は小さく首を振るだけに留めた。

 ――何にせよ、一時の夢みたいなもんだと思う。名乗らず綺麗に終わらせるのが、一番いい。

 現実にせよ、幻覚にせよ。そう続けてから、諦めるように彼は項垂れた。
 この時点で気づいていたのかもしれない。自分は異界に迷い込んだのだ、と。


  ・  ・


「場所は霊峰と呼ばれる場所じゃった――必要であった薬草の危険性ゆえ、名は伏せるがの。私は薬草を得るためであったが、彼は偶然そこに召喚されたのかもしれん」
「そんな事が可能なのか? その、呼び出されて別の場所に出るだなんて……」

 懐かしそうに語るオスマンの言葉を遮るようにハヤトは言った。
 答えるように、ハヤトの後ろに控えていたコルベールが口を開く。

「人間を召喚する、という事態こそイレギュラーなのです。どういった条件でそれが成されるのかは不明ですが、召喚の魔法は未だ解明されつくしたものではありません。
 アカデミーでも送還の魔法の研究がされています。それほどに不安定で、それでも必要な魔法なのです。
 どのようなイレギュラーが起こっても、不思議ではないでしょう」

 例えば、まったく見当の違う場所に呼び出されたり。
 例えば、意図せぬ呪文で呼び出されたり。

「…………ハタ迷惑な事だ」
「それについては謝罪の言葉しか出ぬのぅ。申し訳ない事をした」
「ああ、いや。今はそれよりも」

 ハヤトは焦るように頭を下げるオスマンに手をひらひらと振って続きを促す。
 その様子にオスマンは軽く笑いながら再び口を開いた。

「本来なら私自身が行く必要もなかったんじゃがの。特性上、どうしても本人が取りに行く必要があった。あの頃は面倒くさいもんじゃと思っていたが、しかし結果として彼と出会えた幸運があった。
 それだけには感謝をしておる。同時に、後悔ものぅ…………

 彼が女性であったのならば、もっと最高じゃったんじゃが」

「………………」
「………………」
「……いや、冗談じゃよ?」

 信じられませんね。ああ、信じられない。そんな眼差しを受けながら、オスマンは一つ咳払いをした。

674 :ダブルクロス ゼロ 6/9:2007/12/26(水) 22:14:45 ID:gQkogtLs
 続きを話すぞ、と暗に伝える。

「まぁ、そんなわけで私と彼は三日ほど共に生活した。眠れぬ日々じゃったのぅ。互いに見張りを交換しながら、それでも恐怖により眠りは浅かった。ワイバーンどももしつこくての」
「魔法は、使わなかったのか?」

 隼人の台詞にオスマンは悔しげに首を横に振った。

「杖が折れたのじゃ。あの時点で、私は全くの役立たずじゃった」

 正確にいうならば折れてはいなかった。が、修復が難しい段階にあったのは確かだ。下手に使えば折れてしまう、そんな状態だった。
 故に大きな魔法を使うのは難しく、あまり打つ手がなかったのは事実だったのだが。


  ・  ・


 事件は三日目に起こった。オスマンが負傷をしたのだ。
 右足をやられ、杖もほぼ使い物にならない。魔法使いとしてのオスマンは、完全に足手まといとなってしまった。不本意にも、である。
 あと二日、あと二日逃げ切れば学院からの使いが来る手筈になっていた。
 二日間逃げることが出来たのなら、オスマンは彼を恩人として学院に迎え入れ、深く言葉を交わしただろう。もしかしたら今もまだ学院におり、ハヤトを導いたかもしれない。
 だが、その未来は選ばれなかった。

 逃げるのだ。オスマンは言った。自身を見捨て、逃げるのだ。この杖と、印を持っていれば学院の手のものが君を助けるだろう。
 それは出来ない。彼は言った。他者を見捨て生き延びるのは、嫌なのだ。だから、見ないでくれ。

 三日。たった三日であった。それでもオスマンと彼は友情を感じていた。それほどに密度の濃い三日であった。
 互いに助け合い、互いにくだらない話をし、互いに生き延びた三日だった。
 可能ならばもっと話したかった。明らかに普通ではない彼の素性を知りたかった、という理由もあれば、生き延びるという一つの目的に向かって共に戦った彼と、全てが終わった後安心して杯を酌み交わしあいたかったという理由もある。
 過去にこんなことがあったと笑いあえる友に。そこで出会ったのだったなと懐かしむ間柄に。友が出来たのが一番の収穫だと、手を握り合う、信頼された人に。
 見知らぬ知識、聞き覚えのない単語。確かに心の奥底は隠していたかもしれないが、信頼にたる関係だったのだ。
 故にオスマンは、彼の言葉を真摯に受け止めた。

 ――この薬を、貴方に託す。

 そういって渡されたのは、見たこともない容器に入った液体であった。それが二つある。
 うちの一つをぷちりと取り、彼は強く目を瞑った。

 ――認めるしかないんだろうな。ここは俺の知らない世界だと。あんたは、その中で信頼できる人だと、勝手に思っておく。

 私もじゃ、背中を預けるに相応しいと、答えたかった。だがワイバーンにやられたオスマンは言葉を発することが出来なかった。

 ――これは、この世界にあっちゃいけないものだ。俺が持ち込んだ。その点を謝りたい。

 彼は続ける。これは劇薬だ。だから、貴方の手で封印してほしい。
 苦笑いを浮かべ、彼はその薬の入った容器の蓋を開けた。

 ――深く、事情を説明している暇はない。だから、これでお別れだ。楽しかった……多分、俺はもう戻れない。

 最後に寂しそうに笑い、彼は――薬を、飲んだ。


 それが人の形をした彼を見た、最後の姿だった。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:14:50 ID:isEpvmCQ
支援

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:14:57 ID:MjPHEiqz
支援

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:15:25 ID:alMTvRF1
だが、人々の知らないところで世界は大きく変貌していた支援

678 :ダブルクロス ゼロ 7/9:2007/12/26(水) 22:15:58 ID:gQkogtLs


  ・  ・


「αトランス……」
「む?」
「いや、αトランスか、多分βトランス、かな。ファルスハーツって連中が作った、人を強制的にオーヴァードにする薬だ」

 成る程、とオスマンは頷く。しかし要領を得ない、とハヤトは言葉を続けた。

「そいつがファルスハーツだとしたら、そんな事を言うのは変……かもしれない。あっちの連中は何を考えているか、わからねぇんだけど」
「ふむ。彼はゆーじぃえぬと名乗っておったが」
「UGN? んで覚醒してなかった……ってことは、潜入任務かなんかで奪ったのか? ……っと、悪い。話を切っちまった」
「いや、構わんよ」

 頭を下げようとするハヤトを片手をあげてオスマンは止める。また一つ、過去の思い出に色が乗った。それだけでも価値はあった。
 ほんの少しの静寂。
 懐かしむ空気でもあり、思案する空気でもあった。それを破ったのはハヤトだ。

「それで、どうなったんだ?」
「彼は異形となってワイバーンの群れを完全に殲滅した。その体躯を膨らませ、見たこともない獣になって、のぅ」

 故にオスマンは、彼が託した薬を封印した。
 本来ならば見つかるはずはなかったのだが、今回フーケに見つかったのは何かの偶然が働いたとしか思えない。事あるごとに場所をかえ、隠してきたのだから。

「それは多分キュマイラの力だ」
「キュマイラ?」

 ハヤトの言葉に背後に控えていたコルベールが疑問の声を上げる。ああ、と頷いてハヤトは続けた。

「獣の力、って言えばいいのかな。人の体の中にある獣の因子を呼び起こして、とか……そんな感じの力だ。全身が変わったのは、完全獣化って能力だと思う」
「その口ぶりからすると、他にもありそうだのぅ」
「あー……まぁ、そこら辺はまた今度で。とりあえず今は」
「ふむ……彼の話か……そう、じゃの。彼はワイバーンを全て滅ぼしたあと――」


 その体を、――――――


  ・  ・


「あんたこんな所で何してんのよ」

 ルイズの言葉を受けて隼人は苦笑いしか浮かばなかった。彼女だ、彼女らしい、だ。変わらない。彼女は変わってなどいない。
 少しいつもと違う格好で、いつも違う空気を感じたからといって、あの能力を発現したときのルイズと重ね合わせるのは少々馬鹿らしかった。
 自分が笑われたと思ったのだろう、ルイズは顔を真っ赤にして抗議の声を上げた。

「ちょっと! 何笑ってるのよ!」
「いや、悪い悪い……なんだ、その。似合ってるな、それ」
「ぬ、く……ぅ、嬉しくなんかないわよ! 別に、褒められてなんて、もう! 何なのよぅ!」
「お前がなんなんだよ」

 謝る意味合いも込めてドレスを褒めれば、よくわからない理由で激昂する。全く、と隼人は欄干に寄りかかり、変な奴だな、と苦笑いとも違う笑みを浮かべた。

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:16:07 ID:oHQWQsRO
オスマンしっかりロイス結んでるなぁ支援

680 :ダブルクロス ゼロ 8/9:2007/12/26(水) 22:17:02 ID:gQkogtLs
 隼人の様子に何かおかしなところを見つけたのか、ルイズは端正な眉を顰めた。

「どうしたのよ、ハヤト。あなた――」

 泣きそうな顔、してる。

 と、言いそうになったルイズは口を噤んだ。
 自分と隼人は似ている、とルイズは思っている。だから、今の隼人の表情は、ルイズにとっていつかの鏡をみたようなものなのだろう。

「――こんな所で、何をしてるの?」

 故に言葉を最初に戻す。

「ああ、熱気がちょっとな。あと疲れてんだよ……中は煩いしな」

 隼人の台詞に納得する点があったのか、成る程、とルイズは言った。そうしてから皿に盛ってある料理を見つける。
 何もこんな所で食べないでも、と言おうと思ったが、確かに平民と呼ばれる隼人が、使い魔とはいえパーティの会場にいればいい視線は受けないだろう。
 そこまで言ってから隼人はふとルイズにも同じようなことを言った。

「ルイズはどうしたんだ? 中でダンスの誘いを断ってたみたいだけど」
「相手がいないのよ」
「誘われてたみたいだけど?」

 ルイズはフン、と鼻を鳴らして、なっちゃいないわ、と答えた。

「散々ゼロだゼロだって馬鹿にしてたくせに、掌を返したようにっていうのは嫌いなの」

 それに――私が何か、したわけじゃないもの。
 その言葉を受けて隼人は首を横に振った。

「そうでもねぇだろ。ルイズがいなきゃ誰も手を挙げなかったろうし……何もしてないってわけじゃない」
「……そうだとしても、ダンスを受けるかどうかは別でしょ」
「それもそうか」

 何処となくいつもと違う様子にルイズに、隼人はぽりぽりと頭をかいた。大人しいといえばいいのか、喚き散らすことをしない。
 そして隼人も微妙に話しにくい状況であった。覚醒したときのことを覚えているのか、忘れているのか。覚えているとするなら、どう接すればいいのか。どう説明すればいいのかと頭を抱えてしまう。
 どうしたものか、と互いに言葉を捜す。そんな様子をデルフリンガーは呆れた様子で見ていた。とはいっても目があるわけではないのだが。

「なぁ」
「ねぇ」

 互いに何かを思い浮かべたのか、同時に顔をあげて言葉を発する。完全にかち合ってしまい、数秒見詰め合ってから決まりの悪い表情で視線をそらす。
 参ったな、と隼人が小さく言うと、そうね、と同じく小さな声でルイズも答えた。
 まぁいいわ、と首を振って、話題をかえるようにルイズは薄い胸を張った。ついでに鼻息も荒くフンッと吐き出して、さぁ掛かって来いといわんばかりの表情で隼人を見、右手を差し出す。

「んっ!」
「……? 俺にどうしろと」
「んっ!!」

 と、言われても隼人には訳がわからない。一体自分に何をしろというのか。
 どうすればいいのか、と考えていると、ルイズの額に血管が浮かぶのが見える。いかん、我慢している。
 折角それなりに落ち着いた空気なのに、ここでまたいつも通り、というのも締りが悪い。

681 :ダブルクロス ゼロ 9/9:2007/12/26(水) 22:18:21 ID:gQkogtLs
 しかしよく考えれば何をすればいいのかというのは明白だった。何故なら――


「……俺と一曲、踊ってくれないか?」
「――ええ、勿論よ」


 舞踏祭なのだから。


  ・  ・


 月下で二人は静々と踊る。
 手を合わせ、そっと。会場には入らずに冷たい外で、足を運ぶ。
 バックミュージックは木々のざわめき、虫の声。そして会場から微かに聞こえる音楽で。無言で、少しだけ表情を赤らめて二人は踊る。

 不意に、ルイズが口を開いた。

「ねぇ、ハヤト」
「なんだ?」

 多少ぎこちないが、二人はステップを踏みながら言葉を交わす。


「――ほんの少しだけどね、私、覚えてるの」
「………………そうか」

「何をしたのかも、わかってるの」
「…………そうか」

「それで――それでね」
「……ああ」

「ハヤトも一緒、なんだなって思ったの」
「そうだ」

「あんなの知らないから、だからハヤトが別の世界から来たって、私、信じる」
「ああ――」

「それで、それでね」
「…………ん? なんだよ」

 トン、とステップを踏む。それを区切りに、ルイズはハヤトの顔をじっと見つめた。


「ハヤトは私の使い魔だから。私に何かあっても、貴方が何でも――――ハヤトを信じるわ」


 そういって、ルイズは微笑んだ。


  ・  ・


 ――そして傷ついた彼は、そのまま淡雪のようにその姿を消してしもうた。

 オスマンの声が頭に響く。
 ”彼”は――ジャームとなった。そしてその上で、死んだ。レネゲイドの暴走に耐え切れなかったのだ。

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:19:14 ID:oHQWQsRO
……ああ、そうか。ルイズにもジャーム化の可能性があるんだな。支援

683 :ダブルクロス ゼロ 10/9:2007/12/26(水) 22:19:23 ID:gQkogtLs
 隼人自身、この世界で何度か”死んでいる”が、レネゲイドの力によって蘇生している。
 だが、その限界が見えた。例外はなかった。この世界で死ねば、自分は――この世界から、消えるのだ。
 ルイズは言った。元に戻るには死ぬしかない、と。ならば”彼”も、ジャームとなって、死体のまま元の世界に戻ったのだろうか?
 何にせよ――隼人自身、自分の結末を見た感覚があった。


 ルイズの言葉を受けた隼人は、笑った。笑みを浮かべた。気負いのない、彼自身の笑顔を浮かべたのだ。
 この世界は優しいな、と思った。話そうと、そう思った。

 まだわからないこともいくつもある。だが、とりあえず今は。


「それならルイズ――ご主人様、か。俺はお前を、日常を守る」


 そう誓った。


 二人は踊る。静かに、手を合わせ、月下を舞う。
 欄干に立てかけられたデルフリンガーは、何も言わずにそんな二人を見ていた。無粋な真似はしねぇさと、剣は呟く。

 モンモランシーに怒られていたギーシュは、不意に窓の外を見た。そのまま軽くギーシュは笑った。
 キュルケは羨ましそうにそちらを見つめ、タバサは無表情ながらに窓の外に視線を向けている。



 バルコニーにて、主従二人が楽しそうに踊っていた。


 ダブルクロス ゼロ 「異界の出会い」
                   fin

684 :ダブルクロス ゼロ:2007/12/26(水) 22:20:26 ID:gQkogtLs
本文が多すぎます、といわれたのでまとめる文を削ったら10個になりました。
数字がはみ出てしまい申し訳ないですorz

というわけで一巻分終了しました。何とか年内に間に合った……

ところでルイズがオーヴァードになったので、彼女のシンドロームとかだけをちょろっと。自己満足ネタですが。
シンドロームはバロール・エンジェルハイロゥのRC使い。
覚醒は死、衝動は恐怖。Dロイスは今現在秘密です。
エフェクトまで書くと蛇足が過ぎるので、ここらで。作中に出せればと思います。

次回から二巻分に入ります。それでは年明けに、また。

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:22:33 ID:alMTvRF1
GJ
人間関係は重要だよね
そして時すら操る可能性を秘めたルイズの未来に期待

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:27:29 ID:oHQWQsRO
オスマンが恩人にまだ何か思い入れがあるってのが見えて良かったよ。
ルイズが自分の身に起きたこと把握したらどうなるのか楽しみだ。
GJ!

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:32:58 ID:NwvPF8K/
コブラがルイズに召還されたら

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:39:30 ID:XnkokfCY
サイコガンにルーンが刻み込まれるの?
「使い魔にはハンバーグを食いに行く自由時間もないってか?」
とか言うのかな?


689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:42:05 ID:NwvPF8K/
義手をギーシュにぶつける

ざぶとん一枚

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:47:22 ID:UCFcrkWV
桂歌丸師匠を召喚、トリステイン魔法学院で大喜利を開始?

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:47:53 ID:l8HEN1BK
>>689
山田くん
座布団引っこ抜いて

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:48:27 ID:Jshkb9Qz
もしもおちよしひこ版マリーのアトリエのマルローネがジョゼフに召喚されたら〜

マルローネはすっとこどっこいを広めまくったあげく、
件の台詞がシャルルの口から出た際も憎悪がわき起こるのではなく

「そういやコイツもスットコドッコイだったか」で終わりそう。

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:52:18 ID:iZpqKFcA
冒険者としてもレベルが高く、錬金術師としてのレベルが高い。魔王だろうと龍だろうと倒してしまうマルローネにデコルーンを付与。
すっとこどっこいでなければTUEEEEE常態か?

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:52:33 ID:c+r2VTxr
>>692
おちよしひこと言えばとりあえず軽量化する人が

695 :名無し@お腹いっぱい:2007/12/26(水) 22:58:11 ID:6Ueqy97l
リアル系の軍人とか傭兵とかのキャラを召喚したら素手での戦闘も訓練されてるんだから無手でもルーンの効果が発動しそうな気が。
つまり何を言いたいかというとだ。







ジェイソン・ボーンを召喚すると始祖の祈祷書から万年筆まで持った物が何でも武器扱いになると思う。絶対。

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:58:18 ID:l8HEN1BK
>>693
やめて暗黒補正やめて

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:59:16 ID:alMTvRF1
>>690
アニメのキャラになってたりするしなー師匠

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:03:27 ID:e/oLEdp3
>>690
実在の人物は止めとけってのに。
存命なら尚の事。


699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:04:40 ID:2+YrYel/
>>691
マリコルヌが山田になりそうだ。


ギーシュとワルドの罵倒合戦、レイナールのパスタは不味いことで有名、
座布団十枚集めたギーシュが『世界一の美女とデートが出来る』と言われて行ってみたらモンモンが居たり………

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:12:18 ID:icPbql7W


701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:24:19 ID:PlZ4F/iG
>>692
ハルケギニアにすっとこどっこいウイルスを持ち込むな
世界が平和になっちまう

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:34:57 ID:F+tQn4f5
ハルケギニアに光画部が召喚されました
ってネタが一瞬浮かんだけどそういやあ〜るくんが召喚されてたな

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:41:22 ID:E4Y52tbX
>>699
相手がいませんが。いませんが。

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:46:55 ID:z1V1lwd0
デスマスクを呼びたい

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:49:51 ID:GhPsU9La
ならついでにアフロディーテも呼んでしまえ

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:50:33 ID:oofiA8+w
やっとセシルがパラディンになった・・・・・・やっぱり弱体化してるよな

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:54:09 ID:l8HEN1BK
>>704
マニゴルドとセージも呼ぼうぜ
あとセージの兄ハクレイは積尸気冥界波が撃てるんでこいつも

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:55:27 ID:F+tQn4f5
>>704
「貴族とかいう生まれながらの力を得る血筋でありながら
それを使いこなすことも出来んとはマンモス哀れな奴!!」とか言っちゃうんですか

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:56:43 ID:alMTvRF1
>>707
あの漫画で蟹座は株を上げたよな
魚座もだけど

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 23:59:41 ID:P7JtuQnj
>>709
逆に考えるんだ。
前聖戦で蟹座と魚座があまりにも格好良く活躍したから
ハーデス・タナトス・ヒュプノスの三神に呪われてしまったんだと。
だからデスマスクとアフロディーテはへっぽこだったんだと。

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:01:26 ID:HEOtaOAM
ライダーマンこと結城丈二が召喚されたらコッパゲとの絡みが面白そう

学者としてもだけど、自分達の過去の話とか

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:03:40 ID:F+tQn4f5
>>710
まあ今まで蟹座と魚座は聖闘士カースト制で最下位だったからな
少しくらい地位回復してもバチは当たらんw

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:05:38 ID:KIUvz4rF
>>711
学者系のキャラが召喚されたらコッパゲと研究に没頭しそうだw

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:06:11 ID:8jzmBZ1M
>695
日本人から囲碁と暗殺技”裸=殺”を教わった白ロシア系ドイツ人の日本かぶれ
ニコライ・ヘルさんとか

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:24:22 ID:TyNpjtFL
クウガやブレイドがあるからアギト(津上 翔一)を呼びたいな。

学園の中庭がすべて家庭菜園になる。
そしてフーケのゴーレムに畑荒らされてシャイニングフォームで殲滅w

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:26:46 ID:AsUBc7yI
バトルスキンパニックのミミを喚びたいとは思ったな
裸神活殺拳の伝承候補がいくらでもいるし

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:27:35 ID:IH4tFPjY
以前投下されてたけど・・・もともと奴隷のような環境下の人とかもっとみたいな
セスタスとか

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:28:28 ID:i0dUQ8sD
>>714
>>713とごっちゃになって、「ドクター・ヘル召喚」に見えてしまったw

ついでに13巻のあの挿絵に、“機械獣ヨルムンガントJ2〜J11”なんて
字幕も幻視してしまったww

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:29:45 ID:lnUf877k
>>714
日本かぶれだと?
つロジャー・サスケ


720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:34:25 ID:HEOtaOAM
>718
本当に機械獣に居そうな名前だから困るwww

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:37:40 ID:pxDYR/8q
>>698
まじめな話し
ぉゅぃ

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:45:41 ID:lnUf877k
>>711
プルトンロケット(爆発中)とヘルメットがオスマン危機一髪に召喚され落ちてきたヘルメットを誰かが助けてくれて兜だけが残ったと思い大事に保管
結城丈二が記憶喪失でルイズに召喚されスピリッツ風に進行
決闘ではギーシュを義手で殴る
コルベールとバイクを作ってたらフーケが襲来。学園長の思い出の品、爆炎の兜が盗まれる。
ゴーレムに殴られた丈二、ショックで記憶を取り戻しライダーマンに……まで考えた

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:54:41 ID:iviwxYSO
>>722
でも所詮ライダーマンだからなあ。
フーケのゴーレムに勝てるだけの武装があるか?

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:55:52 ID:vtkg5fAR
記憶喪失ネタはZXでやった方がいいかもしんない

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 00:56:42 ID:lnUf877k
>>723
デルフリンガーアーム!
ヤァァアア!

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:01:41 ID:yHrYuYLf
でもhybrid insecter仕様のライダーマンならフーケやワルドもあっさり倒せそうな気がする。

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:08:32 ID:kQ+oh7Fy
「俺は確かに中途半端なガンダールヴかもしれん。
 だがこれだけは覚えておけ―――俺の科学力は完全無欠だ!」

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:08:36 ID:XpRnH7iA
SPIRITS仕様のライダーを召喚すると男女を問わずみんな漢になりそう。

ルイズ「あいつの夢を聞いたからよ」
ギーシュ「僕はあなたの魂に参加します」
タバサ「これが……怒りね」

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:10:39 ID:lnUf877k
今講談社オフィシャルファイルマガジン 仮面ライダー
ってのでライダーマンの項目見てみたらさ
ベルトのランプあるよね。四つの電球。
あれミサイルらしいぜ
ライダーバックル
1発で20階建てのビルを粉砕する超小型ミサイルを4基内蔵するバックル。専用の怪人探知レーダー、およびヘルメットのコンピュータと連動した誘導装置が装備されている。

どうしよう公式設定からパワーバランスがえらいことに

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:12:34 ID:HArgtNIs
>714
そこはプー閣下でしょうが常考
あれ、こんな時間にだ(ry

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:13:55 ID://JrebPN
皆さんこの方を忘れておりませんか?


仮面ライダー1号を召喚
素手で闘えるからデルフが要らない子に…

>>729
それマジ?

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:15:29 ID:K7gITUpc
手に取ったもの全てを武器にして戦うリトルバスターズの面々
ギーシュの薔薇を手にとった場合、ピラニアンローズが可能に。

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:17:45 ID:XpRnH7iA
>>731
確かに彼は素手で戦えるけど、戦闘員の剣を奪ってざくざく斬るシーンもあるから一対多の時には重宝するかも。
フーケやワルドのような強敵との一対一では使ってくれなさそうだけど。

漫画版仮面ライダーではショッカーライダー(含む一文字隼人)が銃や剣を多用しているので、ライダーは武器禁止という事はなさそう。
単に彼等の超パワーに耐えられる武器がないので標準装備していないのでは。

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:19:07 ID:z3zO4EJS
また、したらばが落ちているな

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:19:57 ID:kQ+oh7Fy
スーパー1の場合、五つの腕は武器になるのかなぁ
と、考えた所でルーンが何処に付くのかとゆー問題が浮上。
スーパーハンドにルーンが付いたら、他の腕の時は発動しないとか?

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:20:55 ID:BUGFzw94
>>731
どっちかというとデフォルトで武器持ってるXとかの方が怪しいな
アマゾンのあれは武器といっていいのか……?

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:21:29 ID:QBJkgoiY
>>735
じゃあ、ここは一つ額で

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:22:20 ID://JrebPN
>>733
つまりデルフがライダーの怪力に耐えられるかどうかが鍵となる
ということですね


739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:23:00 ID:hMJntzZt
昭和ライダーは体そのものが兵器なんだよな
ガンダールヴが常に発動すんのかな

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:24:29 ID:lnUf877k
>>731
あー、御大が死んだ以上公式は言い過ぎたかな
だが監修……東映・石森プロって書いてるし結構信用できるんではないかと
ちなみにミサイルの件は劇中未使用って書いてる
他にも
ハイジャンプシューズ
ジャンプ力は人間の10倍とする資料と、20mとする資料とがある。靴底はスチールボトムと呼ばれる特殊金属製で、高熱や猛毒、強酸の中でも歩行可能。


ガンダ補正付けたら間違いなくゴーレムの肩まで余裕で届く
考えたらサイトであれなんだから半端とはいえライダーの名を持つ改造人間呼べば強すぎるのも当たり前か

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:26:11 ID:vtkg5fAR
ライドルスティック
バイオブレード、リボルケイン、ボルテックシューターetc

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:30:24 ID:XpRnH7iA
RXが召喚された場合、バイオライダーになるとデルフリンガーも液化するのかな?
ちなみに彼の乗るアクロバッターはバイオライダー形態ではマックジャバーとなるけど、バイオ共々液化します。

ただこいつは絶対に召喚しちゃ駄目。
フーケやワルドがぶっ飛ばされて「逃がさん!」と追いかけられたり、偏在がバイオ液化であっさり破られたり……。

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:31:47 ID:KLo+G8vH
お主らがライダー好きなのはよくわかった。後はその情熱をぶつけるだけだな。
ライダーブレイクッ!

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:32:23 ID://JrebPN
平成ライダーはみんな武器持ちだし

しかしここの住人ほんとにライダー好き多いな…


745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:35:59 ID://JrebPN
>>744
訂正させていただきます
今更気付いたがアナザーアギトだけ武器持ってねぇ!


746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:39:02 ID:WVyRcmEZ
とりあえず、RXとクウガのアルティメットフォームだけは呼んじゃだめ。
どっちも反則だあれ。

あとは555か?

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:39:04 ID:qoUm24MQ
ノリダー召喚はまだかね?

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:40:25 ID:tysr/WTo
>>742
あー、RXはほぼ間違いなく歴代ライダーの中でも最強クラスの化け物だからなあ。
下手すると奇跡が起こって時空を越えてバイオとかロボとかやってきちゃう。

まあ、それはさて置き昭和ライダーの殆どは強力な反面、場合によってはメンテナンス問題が生じるな。
特に定期的なメンテナンスが必要なスーパー1。
コッパゲでも流石に難しいんじゃないか?
普通の物品とかと違って、下手にいじるとライダー自身にかなりの不具合が生じるし。
基本的にどいつもこいつもオーバーテクノロジーの産物だからなぁ。


749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:41:43 ID:lnUf877k
>>746
まて
ファイズはフォトンブラッド漏れたら即環境汚染だ
特にアクセルフォームで制限時間過ぎたら確かkm単位で周囲にフォトンブラッド巻き散らして死の大地になる

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:46:44 ID:BUGFzw94
>>749
体感時間で2時間以上とかだから制限時間超えることは無いんじゃね?
つーかファイズ自体は既に召喚されてるじゃねえかw

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:52:32 ID://JrebPN
>>746

クウガはぷっつんいっちゃうと世界が滅亡するし
カリス(ジョーカー)喚ぶとゴッキー大量発生
G4は常時暴走ノンストップだから使えない、使っちゃいけない
ゼロノスは変身の代償が重すぎる、闘うたびに誰かに忘れられるなんて嫌すぎる

ペナルティまともそうな平成ライダーって響鬼とカブトあたりか?


752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 01:56:10 ID:Jfej/ob/
お前ら…
RXは確かにダメだがブラックのことも少しは思い出してやって下さい
あいつならそこまでバランスブレイカーではないはず

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:02:05 ID:hMJntzZt
>>752
RXのせいで霞んでるがBLACKも相当な壊れになるぞ

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:02:16 ID://JrebPN
すっかり忘れてたよ!

携帯の着メロがそれのOPなのに…(現在1○歳)

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:04:45 ID:z8wKojIq
ドッコイダーじゃだめかなぁ?
ドッコイ・ソードは相手が武器を使ってくる相手限定の技だから
恒常的に武器を使用したければデルフが必要で存在意義があるしね

問題は正体を隠さないといけない設定かな?

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:05:45 ID:2dWUrkvG
ネルロイド・ガールなキュルケを想像しておっきしたw

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:06:08 ID:HEOtaOAM
>752
キングストーンフラッシュを忘れるな
ビカビカ光って偏在を掻き消しかねないぞ

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:10:21 ID:tysr/WTo
>>756
つまりルイズがドッコイダーになると言う事か。


759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:11:01 ID:HPzMdrb7
>>752
あいつキングストーンフラッシュで、異次元空間を破壊してるぞ
それに終盤の復活後だと回し蹴り一発で怪人倒すし

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:16:35 ID:NFs8qhct
コスモス荘ごとってのはちょっとムリか。
いっそのことパワードスーツのテストをハルケギニアでやる展開になれば面白そうだが。


761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:19:21 ID:HEOtaOAM
とりあえず、改造人間とか召喚すると、パワーバランスがエライ事になる訳だ


ガンダ繋がりで大将軍とかスペリオルドラゴンが来ても凄い事になりそう

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:24:45 ID:cAPGAhmB
まだ完結してないから難しいが、電王のゼロノス召喚とか面白いかも、と思った。
アルビオンの対七万でゼロフォーム解禁して、
「これでいいんだ。俺との記憶がなくなれば誰も悲しまない」

「いくぞデネブ! ついでにデルフ!」

「最初に言っておく! 俺はかーなーり! 強い!」

みたいな。ああくそ、文章力がないのが恨めしい。

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:30:06 ID://JrebPN
>>762
7万VSゼロライナーとかも面白そう…
一方的ないぢめになるけど

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:42:27 ID:wj8Yer8v
仮面ライダーは脇役がいいと思う。
立花藤兵衛を召喚すれば大特訓の末ルイズがパワーアップする。

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:45:08 ID://JrebPN
ザンキさんを喚んでみるのは?

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 02:50:10 ID://JrebPN
ガンダ〜って繋がりで




ジオン公国と地球連邦軍(MS量産可能)を丸ごと召喚

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:07:02 ID:9uy4Dsd6
>>765
ザンギに見えたのは多分俺だけ。

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:09:26 ID:ZgKyopmw
まあ、原作でライダー1号が脳改造による洗脳で幹部怪人になる予定だった事実を考えると
他の幹部怪人も何割かは洗脳されてたとみていいかな?
それを踏まえて記憶喪失+洗脳解除のコンボでルイズに召喚されるのはどうかな?
(もちろん変身前の人間の姿で)

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:12:12 ID:5iy9Y1jk
そして現れるズ・バヅー・バ

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:26:07 ID://JrebPN
>>769
ここは変態キング仮名赤道斎を

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:29:46 ID:cAPGAhmB
>>769
言葉の問題がないとはいえ、グロンギ連中に言うこと聞かせるのは至難の技だぞ?

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:30:08 ID:K7gITUpc
隊長のザクさん召喚

洗濯姿とか似合うから困る

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:36:33 ID:WVyRcmEZ
>>769
ゴ・バダー・バだときついな

>>770
そして変態自重

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:41:23 ID:z8wKojIq
>>765
つまりこんな感じか?

「平民がっ!!」
「平民だよ」
 ギーシュの罵声に応え、眼前に大きな教師が使う杖のような物を突き刺す。
「あのバカ! 何を自分から武器を捨ててるのよ!」
 このスキを見逃さず、ギーシュのワルキューレがザンキに襲いかかる。

 無防備なザンキに容赦の無い一撃が加えられる、、、ハズだった。

 異常事態が発生した。ザンキに雷が落ちたのだ。
 その場に居る全員が何が起きたのか、全く分からなかった。
 そこには雷によって吹き飛んだワルキューレと、黒い何かが居た。
 普通に考えれば黒焦げのザンキだと断定するだろう。
 しかし、それはあきらかに別の生物。
 鎧を装着しているようにも見えるが脈打つような各部の『筋』が通っている。
 口も見当たらなければ目も見当たらない、代わりに角らしきものが頭部を覆っていた。

 その「何か」はザンキの突き刺した杖のような物を抜き取り、ギーシュに向けて構えた。
「さあ、これで終わりじゃないんだろう?」
 ザンキの声だった。


775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:43:32 ID:BUGFzw94
>>774
>>767につられて、「あれ、ザンギにそんな技あったっけ?」とか思って呼んでしまった俺涙目

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:45:07 ID://JrebPN
>>774
ぜんぜん違和感ねぇや
あんたすげぇな


そういや服どうするよ

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:50:05 ID:BUGFzw94
ザンキさんはプロだからな
そりゃあ先にコートを脱いでおくんだろう

【犯罪度が増しただけである】

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:55:23 ID:TXrsI8L6
ソフトホモはギャグになる説

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 03:57:17 ID:bjKs+FpG
ここはミンメイの歌でハルケギニアにカールチューンを思い出してもらうしかないな

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 04:01:26 ID:cAPGAhmB
>>777
つまり尻フラグということか

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 04:11:05 ID://JrebPN
>>777

変身前に


「キャストオフ」
Chenge ZENRA
変身

といった流れかマルトーから服を借りるか

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 04:26:21 ID:D8hOpgf8
真夜中にザンキさんの話がちょっとでも見れるなんて俺嬉しいッス!


783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 05:33:27 ID:zU0mEufV
>>695
ああっ
七万の軍勢がワルキューレで蹴散らされているッ!!
これぞ正にジャーナリスト無双ッ!!!!!
デルフリンガーが泣いてるぞぅ

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 05:55:06 ID:RzVMKG8b
フランク・ウェストが頭に思い浮かんだのはおれだけじゃないはず。
シエスタのメイド服にコッパゲカツラを装備したフランクさんが、ラグビータックルで7万の軍勢を次々に蹴散らしまくる!!

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 06:18:02 ID:h+d8wKeB
お前等こんなに最低SS垂れ流して恥ずかしくないの?

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 06:19:02 ID:4bqevfTb
嗜好や感受性によることは確定的に明らか

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 07:04:27 ID:O8vfQ8nq
ブロントさん乙

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 07:29:45 ID:B7CCX/qX
仮面ライダーの代わりにセガタ・サンシロウを召喚

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 08:11:24 ID:3wixVgkE
>>788
あれ点火してるミサイル捕まえてジャンプして大気圏まで飛んでなかったっけ

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 08:30:24 ID:g4zXSBg3
仮面ライダー自重

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 08:44:52 ID:HEOtaOAM
三匹が斬る!の殿様、千石、たこ
シエスタ関係でモットが斬られて、タバサ関係でガリア王が斬られる

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 08:48:44 ID:TWJQLRGo
もうショッカー召還でいいんでね?

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 08:52:02 ID:bAOprAS0
死神博士呼ぶだけで大惨事になりそうだなw

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 09:10:11 ID:pg/AxGDh
>>789
ハルケギニアまでミサイルが届いたんだよ

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 09:14:14 ID:jsv82waX
アマゾンだったら機械式ライダーじゃないから
メンテ必要ないな

というかヴィダーシャルと素で馬が合いそうなんだけどな


796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 09:23:31 ID:uNJTz0/K
適当な怪人が出る作品の怪人召喚とかで良いんじゃないか?

ジャッキーとかヴォルケン隊とかペンコマとか……

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 09:46:01 ID:dhCCfu7H
え・・・ヴォルケンリッターだせって??

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 09:52:37 ID:bAOprAS0
おーけおーけー
つまりガイバーU呼べってことだな?OVA版のバルキュリアさん(女性)を。

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 09:55:24 ID:koqS5Bpq
>>789
S●NY製ミサイル付きのせがた三四郎召還。大爆発必至。

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 10:12:19 ID:WVyRcmEZ
>>797
不憫王召喚ともうしたか。
ツンデレ×ツンデレでとんでもないことになりそうだ。
ワルキューレが銅板にされる光景しか妄想できねぇwww

シグナム&アギト召喚だと、ルイズ涙目(主に胸的な意味で

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 10:31:16 ID:0F31Ts/h
>>694
亀だが、あびゃんてあびゃんて

>>781
> 「キャストオフ」
> Chenge ZENRA
> 変身

つまりこういう事だな?

服無きボウケンスピリッツ!!

       *'``・* 。
        |     `*。キラキラ
       ,。∩wWww   *    
      + (´し_` ) *。+゚  全裸は不滅だ
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・'ωつ +゚
       ☆  ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 10:34:18 ID:kDArDuTu
>>801
来ると思ってたよチーフw

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 10:45:17 ID:Hbqa/in3
ジャンパーソン呼びたかったが
俺に文才が無いので考えるのをやめた

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 10:55:19 ID:yjgFV87F
そしてお約束の一言。
俺はいつ特撮板に迷い込んだんだw

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:05:53 ID:PkU46M4O
ゴールドプラチナム召喚。
ルイズがハイパールイズにパワーアップ。


806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:08:53 ID:OIJzEhA4
ゲ半身開放モードのジャパレッドこと赤羽召喚。
ギーシュをジャパレッドでボコッてシエスタフラグを立てようとするも、電気が来なくて変身できず。
逆にフルボッコにされ、泣いて土下座してパシリになる。

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:13:56 ID:3wixVgkE
>>803
ジャンパーソン洗脳されるんかな…

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:20:19 ID:Szkn8FpQ
既出な気もするが、キスで契約、かつ絶対的な服従?
鋼鉄天使を。
やっぱりバランスブレーカー。

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:31:23 ID:u5HXq/XM
pureのほうならだいじょぶ

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:31:25 ID:sGF/0vA7
>>776
学園にはいっぱい予備があるメイド服

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:40:21 ID:w+pa+V0x
>>803
文才なにそれおいしいの?
というわけで書いてくれ

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:45:23 ID:ftU0tABF
>>808
あれ、今日俺書き込みしたっけかな

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 11:47:03 ID:g4zXSBg3
召喚シーンというか

自 己 紹 介 シ ー ン が 一 番 難 し い と 思 わ な い か

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:00:09 ID:32WdOHW4
確かにww

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:15:43 ID:u5HXq/XM
メタルヒーローは強すぎるのでロボコン召還

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:22:52 ID:PkU46M4O
じゃあタマゴロー召喚。

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:33:55 ID:lnUf877k
じゃあジロー召喚
キカイダーの。

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:41:51 ID:u1KTaaPl
確かアマゾンは小ネタで召喚されてた気がする。
まとめには無かったけどね

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:51:41 ID://JrebPN
じゃあここは


メタルギアソリッド1よりグレイフォックス
メタルギアソリッド2よりミスターX
メタルギアソリッド4より雷電
を召喚で

誰にどの使い魔をやらせるかは作者次第

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 12:53:18 ID:eqd63v9i
ルイズ⇔雷電
キュルケ⇔ミスターX
タバサ⇔フォックス


821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 13:12:44 ID://JrebPN
すまん少し妄想してみたんだが

雷電 敵に捕まり強化骨格を剥かれるも何とか生還。しかしZENRA
フォックス ヨムンガルドに潰されそう
「タバサ、俺たちは政府や誰かの道具じゃない。
戦うことでしか自分を表現出来なかったが
いつも自分の意志で戦ってきた…タバサ、さらばだ」
ぐしゃ
って感じで

笑え…笑えよ…どうせおれなんて…orz

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 13:47:39 ID:lnUf877k
キックホッパー召喚したらルイズにマーボーが振る舞われるな

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 13:51:00 ID:HjO0PJac
>>788
お花畑でルイズと一緒にキャッキャ言ってるサンシローかw

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:03:29 ID:OIJzEhA4
>>823
俺の頭の中ではピカチュウの着ぐるみをきたセガタを見て泣いているルイズが再生された。
フーケが盗んだ「破壊の箱」「破壊の板」の表面には「P○NY」「プレイ○テーション」

般若の形相で「破壊の箱」を粉砕するセガタ
廃屋の窓から「破壊の板」を次々と投げ捨てるセガタ


825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:11:00 ID:i0dUQ8sD
>>823
ルイズコスプレした釘宮と、セガタ藤岡による実写CMw

挿絵は 島 本 和 彦 ww

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:11:43 ID:b1GroPxS
こげぱんが召還されたらこうなるな

こげぱん「・・・どうせ捨てるんでしょ」
ルイズ「うっ・・・・;」

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:13:44 ID:HjO0PJac
>>824
つまり、シエスタの祖父は湯川専務ってことですね。

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:16:57 ID:9miBStZP
 ルイズがG(ガイバー)ユニットを召喚。契約しようとしたところで、当然ユニットが起動して、ガイバーT(♀形態)に。醜い亜人になってしまったと絶望した瞬間、殖装が解ける……という光景を幻視した。
 当然、ガイバーUはワルド。偶然発見したユニットUを装着済みで、ウェールズ王子暗殺直後の対決でルイズは苦戦させられるが、原作どおりコントロールメタルに傷がついていたため、辛くも勝利する……とか。
 あと、ガイバーVはジョセフが妥当か。ヴィンダールブは、原作でのバルカスやグリセルダが持ってた思念波による獣(獣化兵や使い魔含む)のコントロール能力で、ミョズニトニルンは、降臨者の遺物を理解し扱う能力だとすれば、それなりに合いそう。
 ちょっと書いてみたい気もするが、問題はこの流れだと、ギーシュは間違いなく消し炭になっちゃうことなんだよなぁ。デルフもいらない子になっちゃうし。

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:18:39 ID:LosyJLEL
ギーシュと戦わせないという手もあるぜ。
ユニットがギーシュに喧嘩売るわけ無いから別にすっ飛ばしても不自然にはならんと思う。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:28:48 ID:9Olj2UZ0
やっぱり、ドクター・ウェストを召喚しようぜ

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:29:55 ID:dhCCfu7H
SSなんて久々に書いたんで自信ないが、おっことしてオケイ?

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:31:03 ID:BzE/7en3
よろしい、ならば支援だ!!

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:31:40 ID:lnUf877k
>>831
なんだか知らんがとにかく良し!

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:33:53 ID:OIJzEhA4
>>831
ごゆるりと。

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:34:11 ID:dhCCfu7H
んじゃ、サモンナイト1よりくられっとん召喚
どーせ3レスしかねーから支援なくても爆撃可能だろうけど支援感謝
タイトルは「魔法使いと召喚師」(仮題)
暫定で一発ネタ


*ココカラ*

荒野の果て。
本来ならば誰も近寄らぬその場で、その儀式行われていた。
その径、数十メートルはあろうかという魔法円。
その数、数十人からなら召喚師の集団。
この世ならざるもの、魔を司る王を呼び寄せる儀式である。

世界の再生のために、世界を破壊する者達。
それが彼ら。

少女は諦めていた。
自分が器とされることに。
自分が贄とされることに。
これが自分の宿命であると、自分を騙していた。
子に親を選ぶ権利はなく、彼女の親は召喚師だった。
それだけのこと。

だけど、最後の瞬間、彼女は願ってしまった。
生きたい、と。
助けて欲しい、と

だから、それはきっと奇跡ではなく必然。
精緻に編まれた術に、他所からの召喚という楔を打ち込まれた。
輝ける鏡が捕らえた獲物は、儀式の要、魔王の依り代、捧げられし娘。
全ての意味は崩壊し、織りこまれた式は意味を失い、流れを見失った魔力が荒れ狂う。
その嵐は、あらゆる生物がただの物になっても矛を収めなかった。

魔力の嵐はおさまったのは、巨大な陣は抉り取られ、荒野に大穴があいたころ。
生き物がいない以上、結果を気にするものはもういない。
仮に、儀式の参加者と死体の数がつりあわなかったとしても……。

   * * *

ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは焦っていた。
使い魔の召喚に成功した。そこまではいい。
その使い魔が人間の少女なこととか、それなりにいい服を着ていることとか、
オマケに目が合った直後に意識を失ったことは、今は脇においておこう。
最大の問題は、彼女の召喚とともにぶちまけられたものだ。
へし折られた杖、血に染まった布、破損した剣が幾本か。
色とりどりの宝石も散らばったが、それを問題にしない程にキナ臭すぎる品ばかり。
使い魔自身も無事とは到底いえない程に、傷にまみれていた。

「……ミスタ・コルベール!」

故に、ルイズが禿頭の教師に判断を仰いだのは当然のことであり、
結果として、その日残った授業全てを欠席することとなった。


836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:35:04 ID:dhCCfu7H
   * * *
   
数刻後、保健室の中は妙な空気に満たされていた。
原因は桃色がかったブロンドの魔法使いと、紫がかった黒髪の眠り姫。。
保健室の水のメイジ曰く、「気絶の原因は精神力の使いすぎ」らしい。
精神力が尽き、杖も折られる。メイジとしては最悪の状況。
コルベールとしては、ルイズの召喚が彼女を救ったと思いたかった。
場合によっては外交問題である。
そうなってしまっては、教え子も進級どころではないのだから。


蒼か、金か、無色か。
召喚された少女、――クラレットが最初に考えたのはこれだった。
この状態はどう考えても召喚術の結果だからだ。
リィンバウムの存在を召喚できるかは知識にないが、他に表しようがない。
まず手当てを受けていること確認。
無色じゃない。無色だったら使えない召喚獣はその場で破棄される。
夢うつつで聞いた単語に「学院」というのがあった。
金でもない。彼らは召喚術を家単位の秘伝としている。
ならば蒼か。帝国の軍の可能性もあるが、どちらにしろ当面は安全だ。
とりあえず起きよう。起きて話をしよう。


「お目覚めかな、え〜と、ミス……」
「クラレットとお呼びください。家名は申し訳ありませんが……」

人間関係は自己紹介からはじまる。これはどこの世界でもきっと同じこと。
だが、その始まりに問題が発生した場合どうすればいいのか。
家名があるのに名乗れない。それは彼女が訳あり以外の何者でもないことを示している。
沈黙が場を支配するのは当然かもしれない。

「あの……、続き、よろしいですか……?」

先に沈黙に屈したのはクラレットだった。

「あぁ、これは失礼。私はこのトリステイン魔法学院で教師をしているコルベールと申します。こちらは、」
「ルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」
「私を召喚したのはルイズさんで……え……」

小さな違和感。その原因を求めて情報を反芻する。
――魔法学院?

「今、魔法学校って言いました?」
「いかにも。ここは魔法学院です」

生粋のリィンバウム人にとって、魔法とは召喚獣が使うものである。
ここは、その魔法を教えてくれる教育機関らしい。
つまりは……異世界。

「あの、ここは……」
「ハルケギニア大陸の、トリステイン王国にある、トリステイン魔法学院。って、なんで頭抱えてるのよ?」
「知ってる地名が……ありません……」


   * * *

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:35:36 ID:BzE/7en3
支援!!

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:35:40 ID:F2Njqn/i
4円だ^^

>>828
ところでガイバーVはテファが好いと思うのだが。
おもに見た目でww

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:36:18 ID:dhCCfu7H
夜。双月は二人を照らす。
やっと『魔法使い』になれた少女にとっても、暗闇から抜け出た少女にとっても、その光はまさに祝福だった。
右手に刻まれた絆の証を掲げ見る。

「『コントラクト・サーヴァント』でしたっけ」
「先生ももう少し気を利かせるべきよね……」
「ちょっと恥ずかしかったです」

調べ終わるまで自分が若い女性の手を握っていたのに気がつかないあたりが、彼の独身の理由な気がする。
できれば契約の儀式を凝視するのも勘弁して欲しかった。
いやまぁ、それが仕事なのは二人ともよ〜くわかっているのだが。
そして問題はもうひとつ

「異世界、ねぇ」
「信じられませんか?」
「いきなり信じろって言う方が無理よ」
「私には、他の世界を知らないことのほうが不思議でした」
「召喚術だっけ。まぁ、あんたからすればそうなのかもね」

人間を使い魔にするのも前代未聞だが、使い魔の立場を自分から希望するというのも希少だろう。
元より送還する術がない旨を伝えたときの表情も、『安堵』と思しきものであった。
クラレットの召喚術は送還とセットで扱うものだという。
ならば、それはつまり彼女に帰る意思がないことの証。
むしろ帰ることを恐れているということなのかもしれない。

「ねぇ、クラレット。」
「はい?」

小さな疑問だ。答えをえる必要はどこにもない。
使い魔は一生のパートナー。答えを求めるのは無駄でしかない。

「召喚した私が言うのも変なんだけど、いいの? 帰る方法、探さなくて」
「幸か不幸か、向こうには悲しい思い出ばっかりでした。だから少し嬉しいくらいで」

言葉だけ聞けばそれは真実なのだろう。

「嘘」

でも虚言だ。証拠だってある。

「本当ですよ」
「泣きながら言っても説得力ないわね」
「いじわるですね。嬉し涙ってことにして頂けませんか?」
「ならそういうことにしといてあげるわ」

故郷というのは帰る場所のことを指す言葉だ。
あるいは「帰る」という言葉を聞いて、二番目くらいに思い出す場所でもいい。
もし自分がラ・ヴァリエール領に帰れなくなったら、というのはあまり考えたくない。



840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:37:14 ID:dhCCfu7H
「……ルイズ」
「何?」
「無色の派閥の召喚師、『破戒の総帥』オルドレイク・セルボルトが娘、
 クラレット・セルボルトはもうこの世にはいません」

それはとても強くてまっすぐな言葉。
だから、ルイズは聞かないわけにはいかなかった。
だってそれは、使い魔の決意表明なのだから。
自分の主としての最初の仕事であり、クラレットの使い魔としての最初の仕事。

「ここにいるのはあなたの、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔の…」

一拍置いて、彼女は言った。
それはもう嬉しそうに。これ以上ないほど誇らしげに。
そして、とても楽しそうに言い放った。

「クラレットです」



*ココマデ*
計算ミスってちょっとオーバーしちまった
あと支援感謝
以下オマケ

「あの、私はどこで寝ればいいんでしょう?」
「とりあえず今夜は一緒に寝るわよ…。探せば予備のベッドくらいあるでしょ」

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:39:23 ID:OIJzEhA4
>>838
おまえのせいでティファ版ガイバーギガンティックを創造してしまったぞ!
一部大変なことになったぞおい

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:39:26 ID:dhCCfu7H
とりあえず勢いだけで書いたが、うpして読み直すと文章力のなさにへこむなぁ
推敲するあたりまでは、「まあいっか」くらいの感覚だったのに・・・

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:40:58 ID:BzE/7en3
乙でした〜
やっぱ帰る気がないやつだといいな

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:43:02 ID:9miBStZP
クラレットの人、乙!
続き……ますよね?

>838
その発想はなかったわ! 829の意見も含め試行錯誤してみる。

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:43:18 ID:dhCCfu7H
というか、くられっとんの場合、パパ上が自分の子供を道具扱いするようなヤツでして
召喚されたらコレ幸いと居残るに違いないと思った

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:45:44 ID:dhCCfu7H
連投ゴメ

>>844
ヤル気ダケハアルトダケ
一応、ギーシュは決闘ナシ方向に持ってくプロットちゅ
つたない筆でモウシワケナイ

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:47:56 ID:HTo2Zg1h
>>841
なぁ・・・ガイバーって確か「殖装ッ!」ってやつだよな?
ティファ嬢に殖装されたらメガスマッシャー撃つ度に色々と不都合がwwww
そこら辺は調整されるんだろうか?

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:52:35 ID:LosyJLEL
革命ってほどすごいんだぜ。
メガスマッシャーも革命的に強化されるに決まっておる。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:52:48 ID:g4zXSBg3
サモンナイトの女パートナーはガチレズ揃いだからなぁw
百合厨であることを期待せざるを得ない

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:53:03 ID:njQeRoVP
一人の少女が、誰もいない草原に佇んでいた。

風がそっと吹き、その髪を撫でる。

地位を失くし、祖国を捨て…
彼女は…それでも生きる事を心に誓う。
例え、盗賊稼業に身を沈めようとも。

風に乱された、美しい髪を、そっと直す。

静かに…
呟くように、詠唱を開始する。
それは、使い魔召喚の儀式。

使い魔は、そのどちらかが命果てるまで、共に生きるパートナー。

しかし少女は…
―これから自身が進むであろう、陽の当たらない世界。
―役に立たなそうなら、この場で処分しよう。
そんな軽い考えで召喚の儀式を行っていた。

少女の詠唱が終わり―
光の柱が広がり―
それは徐々に細くなり―

そして、姿を現した。

奇妙な形をした、鉄の棒。

「なんだい…これは…?」
そう呟き、少女は『それ』を見つめる。

ズッシリとした、確かな重量感。
一体何故、こんな物を呼び出してしまったのか…。

少女は自嘲気味に、少し笑う。
―今の自分には、こんなくだらない物がお似合いだ―

そして、地面に静かに横たわる鉄の棒を、そっと拾い上げた。


―――――


数年後、世界に名を轟かせる盗賊が出現した。

どんなに強力な固定化も、どんなに堅牢な扉も、易々とこじ開ける。
全てを嘲笑うかのように打ち砕き、破壊し、秘宝を手に立ち去る。

人々はその手口から、その盗賊をこう呼んだ…

「バールのような物」のフーケ




フーケが、夕方のニュースから「バールのような物」を召喚しました。

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:54:06 ID:W1OMoztr
これはひどい

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:56:27 ID:bAOprAS0
くられっとんの人乙っしたー。
夏美×クラレットでプレイしてた(しかもパートナーEND)身としては
ステキな百合展開を期待してしまいます。

そしてバールのようなもの自重w
意外と高価いんだよね、バールって。

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:57:41 ID:94+2Cf/r
ちきしょうバール噴いたw

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:58:57 ID:F2Njqn/i
>>848
メガスマッシャーも革命的に強化___
それって、拡散ハドウホウ、じゃない拡散スマッシャーくらい??

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 14:59:57 ID:tysr/WTo
投下予告くらいしようよ。

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 15:03:31 ID:LosyJLEL
>854
しかも拡散した一発一発がギガを超えて、テラスマッシャーの破壊力。

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 15:09:55 ID:vtkg5fAR
予告確認も出来ない
sage進行も出来ない
これ以上無いグダグダだな

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 15:38:24 ID:g4zXSBg3
サモナ+百合ネタのせいでハサハをルイズお姉ちゃんの嫁にしたい衝動が…

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 15:46:03 ID:87Q7cwCP
あえて言おう
これは酷い

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 16:04:31 ID:WIB6UHjl
〜のようなものじゃないか懐かしい


861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 16:05:26 ID:Id5fHM+6
ルールは別として面白かった

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 16:06:22 ID:OIJzEhA4
作業BGMからふと思いついたけど、サンホラからアーベルジュ、ゲーベンバウアー、パーシヴァルとかって既出じゃないの?

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 16:54:03 ID:MR9kVaVG
>>862
一日に何個も妄想してんなら一つくらい書けよ

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 16:59:53 ID:ftU0tABF
>>862
日本語でおk

サンホラは好きだがクロスできるほどキャラたってねぇからな。
個人的にはクロニカ様が……
それは、ルイズが呼び出したレッドアイズブラッククロニカが持っていた緑の背表紙の文庫。
計十五巻(続刊)からなる……このあと忘れた。
ほぼ確実に出オチになるな。書くなよ?誰も書くなよ!?俺も書かないけど。

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:06:07 ID:g4zXSBg3
出オチになるなら一発ネタでいけぇ

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:13:40 ID:87Q7cwCP
>>864
レッドアイズブラックドラゴンに見えた

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:29:10 ID:fvWHWHeM
来い!レッドルイズブラックドラゴン!!

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:30:09 ID:Bc5Aygat
>>864
じまんぐのキャラはピンコ立ちだけどな。

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:33:48 ID:i0dUQ8sD
>>867
                                          ○________
                                             |:|\\:::::||.:.||::::://|
                                              |:l\\\||.:.|l///|
                         __ ィ   ,. -――- 、     |:|:二二二二二二二 !
                        /    L /        \.   |:l///||.:.|l\\\|
                / ̄ ̄ ̄ ̄ 7 / / f  / /   l l l lハ  |:|//:::::||.:.||:::::\\|
  ト、     ,.    ̄ ̄Τ 弋tァ―    `ー /   从 |メ|_l  l_.l斗l |ヽ V |:| ̄ フ  ̄ ̄ ̄ ̄
  ヽ \__∠ -――く  __       .Z¨¨\   N ヒj V ヒソ l .l ヽ\| / /
   ヽ  ∠____vvV____ヽ   <   ≧__/ ゝ、t‐┐ ノ .|┐ ./ /
.    \\_____ivvvvvvvv|   V.    (  (  /Tえハフ{  V / /
       \!      |   / 入_.V/|      >-ヘ  \:::∨::∧   / ∠ ___
 __  |\       l/V  _{_____/x|    (_|::::__ノ   }ィ介ーヘ ./  ,. ---――
  )-ヘ j ̄} /|        /___/xx|       _Σ___/| | |V::::ノ/ ∠___
  {  V  /`7.         /___./xXハ    ( |:::::::::::::::::ハ   >' ____二二
.  \_   |/        /___l XX∧     __≧__::::::::/:∧/   `丶、
    |   ヽ        /____|]]∧  __|__L.∠ ム'  <`丶 、 `丶、
    |     ',         {     |]]]>'  __      ∧ l\ \   丶、 `
   ノ     }       l ̄ ̄ ̄.|] >' ,. '  ̄ / .// :/  V'  \ ヽ    `
  / ∧   { \      |      .|>' /      // :/ :/ :   ', l   \ ヽ  ,.-―
 入ノ. ヽ  く  ヽ______7 ー―∠__    〃  l :/    :l l     \V
`ー′   \  `<  | {      /   | /〃   :|/  __V/ ̄| ̄ ̄{


モンモン「やめてルイズ!ギーシュのライフはとっくに0よ!!」

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:34:16 ID:gm4uQUIT
>>828
ってことは、ルイズは膜を触手にブチ破られるんですなw

一番最初のOVA版ガイバーはエロかった。

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 17:39:15 ID:oprJZYZo
>>867

                                          ○________
                               なぎはらえー     |:|\\:::::||.:.||::::://|    /イ
                                              |:l\\\||.:.|l///|  .///
                         __ ィ   ,. -――- 、     |:|:二二二二二二二 !// /
                        /    /          \.   |:l///||.:.|l\\\|/  /
                / ̄ ̄ ̄ ̄ 7 / / ./  / /   l l l lハ  |:|//:::::||.:.||:::::\\l    /
  ト、     ,.    ̄ ̄Τ 弋tァ―   `ー /  l从 |メ|_l  l_.l斗l |ヽ V |:| ̄ ̄ ̄ ̄ フ  ̄ ̄    |                  イ
  ヽ \__∠ -――く  __       .Z¨¨\   N ヒj ∨ ヒソj .l ヽ\|       / /     |                / !
   ヽ  ∠____vvV____ヽ   <   ≧__/ ゝ、t‐┐ ノ .|┐  . \   / /         \           /   l
.    \\_____ivvvvvvvv|   V.    (  (  /Tえハフ{  V   ‐一 '´ /     __. -―=-`      /  / l  l
       \!      |   / 入_.V/|      >-ヘ  \:::∨::∧  ∨ ∠二 -‐ .二二 -‐ ' ´ /        /   / l.  l
 __  |\       l/V  _{_____/x|    (_|::::__ノ   }ィ介ーヘ  /  ,.-‐ ' ´           /       ____  ̄ ̄フ ∧  l
  )-ヘ j ̄} /|        /___/xx|       _Σ___/| | |V::::ノ/ ∠___           {     /      `<  /  \|
  {  V  /`7.         /___./xXハ    ( |:::::::::::::::::ハ   >' ____ 二二二二二二>   /   __    〈
.  \_   |/        /___l XX∧     __≧__::::::::/:∧/   `丶、           /     {   {____ハ    }
    |   ヽ        /____|]]∧  __|__L.∠ ム'  <`丶 、 `丶、       /       \_____/    /
    |     ',         {     |]]]>'  __      ∧ l\ \   丶、 ` 、   ∠ -――-  ..____ノ   /
   ノ     }       l ̄ ̄ ̄.|] >' ,. '  ̄ / .// :/  V'  \ ヽ    `丶\/                 /
  / ∧   { \      |      .|>' /      // :/ :/ :   ', l   \ ヽ  ,.-――┬      \         /
 入ノ. ヽ  く  ヽ______7 ー―∠__    〃  l :/    :l l     \V       ヽ       \    ,.  '´
`ー′   \  `<  | {      /   | /〃   :|/  __V/ ̄| ̄ ̄{_     \_      ` <
        \  `' ┴ヘ     {    .レ__r‐|ィ‐┬、lレ' |    /  ノ`y‐一'  >、_/   / ̄ 7丶、_   丶
         \    ヽ   /`ー「と_し^´ |  |    }  ム-‐'  /     /    \_/  /  /  ヘ    \
           ヽ   _>-ヶ--∧_}   ノ  j   /` 7 ̄ ̄ ̄{      (         ̄ ̄`ー‐^ーく_〉  .ト、_>
            ', /     人__/   .ィ  {__ノ`ー'    ヽ    人     \__              {  }  |
            V     人__/  / | /           ̄{ ̄  >‐ ァ-、    \             〉ー}  j
                {  / ./  ∨      __      ̄ ̄ >-</  / ̄ ̄         廴ノ  '
      <ヽ__      /し /        < )__ \   _r‐く___/  /    < ) \     {__ノ /
        Y__>一'    /         ___r―、_\ >'   `ー' ,.  ´       >.、 \__ノ    {
     ∠二)―、       `ー‐┐    ∠ ∠_r‐--―      <__       ∠ )__          \_
       ∠)__ノ ̄`‐⌒ヽ__|>      ∠)__r―――-― ..__{>        ∠_廴,. ⌒ー'  ̄ \__{>


なんかコレを貼れと言われた気がした

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:01:22 ID:i0dUQ8sD
>>870
むしろ、強植装甲の再現機能により、植装解除する度に膜再生かも。

原作ではガイバーI(晶)がコントロールメタルに付着した強植細胞の一片から中身ごと再生した際、
晶が子供の頃に負った火傷の跡まで再現してた事から考えると。


873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:01:32 ID:wJc45Iba
>>868
胡散臭い髭のガンダールヴか…

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:04:31 ID:qyLE0Gc2
じまんぐのルーンは絶対胸だと思うんだ

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:12:53 ID:se5G/zp3
なおざりダンジョン(三作目)よりモカを召喚。
耳が長いのでエルフと誤解されて恐れられるが、魔法を使えないので馬鹿にされていつものように暴れだす。
キリマンはタバサ、ブルマンはタバサか?

おざなりダンジョン(一作目)ではエスプリソード、・なりゆきダンジョン(二作目)ではロゴスの牙を持っているのでデルフ涙目に。

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:15:11 ID:wbo3PD8t
忍たまの土井先生で構想練ってる

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:15:28 ID:vtkg5fAR
自前の生体組織は脳以外植装時には次元的に圧縮されてるのか見かけ上ほとんど消失している
これキャプテン連載時に公式に発表されてた事

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:22:37 ID:WxBG6S2G
>876
正統忍者か、期待。ハルケギニアには練り物ないから、暮らしいいかもね。

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:32:10 ID:se5G/zp3
土井先生ということは
猪名寺乱太郎/ルイズ(落第寸前)、摂津きり丸/キュルケ(お金)、福富しんべヱ/タバサ(食欲)に対応するのか。


880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:35:29 ID:DrzIL6yd
あの3人は皆落第寸前なんじゃなかろうか

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:41:05 ID:eSkPcdw9
>>875
エスプリさんの活躍が見てみたいな
あと三作目のキリマン強すぎ

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:41:29 ID:HEOtaOAM
コッパゲを怪奇大作戦の世界に逆召喚させ、SRIに所属させる

素晴らしいと思っていた科学が犯罪に使われて苦悩し、戦争が遺した傷に触れ、自分の過去を思いだしたりする

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:42:34 ID:O+AZdfTo
そしてついに○ハゲに

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:51:21 ID:m15qRTo2
則巻千兵衛召喚したらコッパゲと組んで何作るだろうか

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:55:23 ID:OIJzEhA4
>センベエ
服の透けるメガネ!

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 18:58:01 ID:nWLaJGAe
土井先生って実は手裏剣投げなどの実技がダメダメなんだぜ……。

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:02:16 ID:1AKXv5wj
>>886
それ初耳だわw

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:05:40 ID:3wixVgkE
>>882
24話辺りで欠番の話が出るのか

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:06:57 ID:WxBG6S2G
設定上はダメってことになってるけど、キャプテン達魔鬼と互角に戦ってたりするわけで、
「山田先生など実技担当教師に比べると」ダメ、ということでは?
wikipediaによると、
>火薬や兵法に詳しい(しかし、自分で火矢を作る際によく火薬の調合を間違えている)。
>教科担当で実技に自信が無いとの発言はあるが、チョークを投げれば百発百中の腕前。

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:07:13 ID:B7CCX/qX
ナルトの声が同じ忍者の先生がいたような

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:08:22 ID:66Gr9um8
なぁに、白く塗った棒手裏剣を用意して

『先生!ギーシュの奴が
「女性が見ているわけでも無いのにこんなことやってられないね。僕は帰らせてもらうよ。」
とか言って逃げようとしてます!』

とでも言えば、百発百中でブチ当ててくれるさ。

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:08:45 ID:1AKXv5wj
>>890
名前間違ってると思うが確かイルカ先生だったと思う

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:13:46 ID:DrzIL6yd
もしかしたらクジラ先生なんじゃね

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:32:24 ID:S8n5tipD
幽遊白書でおk

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:39:59 ID:0EwY395c
昼間、職場の大掃除中にふと、妄想してしまったんだが。

『魔法先生 ネギま!』からネギ・スプリングフィールドを召喚した場合、
相手がメイジだからルイズがショックを受けるとか言われている。

だが、ルイズがコントラクト・サーヴァントするためキスしようとした時、
カモがこっそりバクティオーの魔法陣を描けば、ルイズも何らかの
アーティファクトを得て魔法少女化できるのではないだろうか?

まあ、ルイズがどんなアーティファクトを入手するかで満足度は違うと思うが。

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:41:23 ID:lnUf877k
>>895
ハマノツルギ(エンシス・エクソルキザンスだっけ?)を入手して凄く微妙な顔のルイズなら見えた

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:46:40 ID:8g1drTj7
招喚のタイミングにもよるだろうけど、現在のバトルジャンキーの道に足を踏み入れ始めたネギだとイロイロやばそうだ。
ギーシュに限らず貴族メイジの皆様方まで。

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:50:17 ID:lnUf877k
命がかかるとギアが上がったり
右腕を斬り落とされてまだ左があると魔法付きで殴りかかったり
最近のネギは追い詰めると逆に危険だよな


899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:51:19 ID:0EwY395c
>>896
ハマノツルギは自分も考えたのですがね(ディスペルの効果が似ていますから)。
ただ、ルイズの場合アスナほど身体能力が超人レベルではないわけで、
そうなると近接戦闘用アイテムは出ないかな?と思いました。

あと、キュルケやタバサとバクティオーした場合、どんなアーティファクトが
登場するか想像してみると、面白そうです。

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:56:15 ID:ptGDgkZg
hitmanとのSSを書いている者です。年明け前にもう一話投下出来ないかいかと執筆していました。
第五話完成しましたので投下したいのですがいいでしょうか。



901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:57:50 ID:Qf2hjLKn
>>898
種の主人公がピンチになると脈絡もなく種割れするようなものか

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:58:38 ID:Bc5Aygat
>>900
問題ない。

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 19:59:12 ID:BUGFzw94
>>900
むしろありがとうといわせてください支援

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:02:48 ID:B7CCX/qX
何より支援

905 :hitman ZERO the assassin:2007/12/27(木) 20:04:12 ID:ptGDgkZg
 第五話 傲慢たる死


 シェスタの様子がおかしい。
 47が異変に気がついたのは決闘のお礼だとマルトーに厨房へ招待され、今までになく豪勢な料理を振る舞われた日の翌日だった。
 その日の早朝、広場の方が騒がしいとルイズに引っ張られ外に出てみれば、一台の馬車が止まっていた。豪華な飾り付けから、学院外の、かなり高貴な貴族だと想像するに難しくない。
 現に、普段なら大騒ぎする筈の生徒達が、遠巻きでその馬車を見ている。
 その後、朝からの授業はこの為に遅刻するものが続出してしまった。47が人づてに聞いた所によると、あの馬車に乗って来たのはジュール・ド・モットと言い、やはり高い位に位置するメイジであった。
 しかし、余り良い噂を耳にしない。今回学院を訪れたのも、王宮の勅使という名目であったが其の実、夜の遊び相手という意味をも含んだメイドを捜しているのだという。
 色に狂った貴族、47が抱いた第一印象はそれであった。
 興味本位であったが、デルフリンガーを背負ったまま広場の隅で馬車を監視する。ルイズの衣類を洗濯していると、その男が学院から出て来た。丁寧に整髪された髪と髭、学院内では見た事も無いような服飾を見て、第一印象は間違っていなかったと確信する。
 後ろから、オスマンも一緒に出て来た。それから、二人は一言二言話をしてから分かれ、モットは馬車に乗り込む。その時の彼の顔を、47は確かに見た。強欲で、傲慢な男が浮かべる歪んだ笑みを。
 それから、47は洗濯物を全てロープに掛け、これから散歩でもしようかという時にシェスタと再会した。奇しくも始めてあった時と似た状況だった。
 違う点があるとすれば、47がブラウスを飛ばさず、シェスタの表情が暗く沈んでいたという点だ。47は直感的にモットと何か繋がりがあると予想する。
「いえ、私はメイドとして、今度はモット伯爵にお仕えするだけです」
 しかし、いざその事を尋ねてみると、シェスタはこう答えて笑ってみせた。だが、偽りなど47には通じない。彼女の浮かべたそれは、見た目こそ笑顔であったが動きがぎこちない。
 だから、47は続けて尋ねた。断る事はしなかったのかと。この学院でメイドを続けるつもりは無かったのかと。
「私達平民のメイドは、貴族にお仕えするのが仕事、ですから」
 恐らく、47に迷惑をかけまいとして必死なのだろう。何せ、自分の失態のせいで彼に一度決闘までさせているのだ。シェスタはそれきり、まだ片付いていない仕事があると告げて足早に立ち去ってしまった。
「しかし、随分早く話が進むもんだな」
 背負われていたデルフリンガーが、ここでようやく47に話しかけた。元々お喋りな性分の彼だが、雰囲気を察してずっと黙っていたのだろう。
「俺は、ああいうのを何度か見て来た。欲に、富にまみれた者は何時も決まって同じ事をする」
「そんなものかねえ。にしても、随分と冷静じゃないか相棒」
「そうだな」
 そう。傲慢な者は大抵強引に物事を押し進めていく。学院としても、王宮の勅使だと名乗る相手を無下に出来ないのだろう。それは、見送りの時にわざわざ学院のトップもついて来た事から良くわかる。
 昼になって、ルイズもまた怒りを露にしていたがそれ以上の事が出来ないもの納得だった。メイジとしても優秀、貴族としても優秀、そして勅使。一介の学院の生徒ごときがどうこう出来るものではない。
 しかし悪い話も当然耳にしており、それが尚彼女を葛藤の渦へと巻き込んでいた。
「確かに、貴族は平民よりも立場は上だから、平民は言われるがままの所はある。でも、モット伯爵は麗しき女性の扱いがなっちゃいないのさ」
 それは、他の生徒にしても同じだった。彼女と共に食堂に行くと、ギーシュが恐れを抱きながら47に話を切り出す。何とも歯がゆくなりそうな内容であったが、不信感は募るばかりなのだろう。
「確かに、以前僕は彼女に対して酷い事をしてしまった。でも、今は反省しているよ。
貴族としてどう振る舞えば良いのかをね。彼女は平民だが可愛くて、働き者だ。平民というのが惜しいくらいだよ」
 キザな台詞を残して一方的にギーシュは会話をやめ歩き出す。その後ろ姿を暫く眺めていたら、モンモラシーが歩み寄って来たのが見えた。
 成る程、そんなものかと47は納得する。
「私だって、出来る事なら引き止めたいのよ」
 ルイズがこの日初めて不満を漏らしたのは皆が食事を終え、次の授業へと向かっている途中だった。



906 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/27(木) 20:04:39 ID:GF+2YObz
支援

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:06:58 ID:mSTnqve1
>>895
ぶっちゃけカモをヴィンで召還して普通に迷い込んだサイトと共感して能力上昇、ルイズと仮契約してアーティファクトデルフなんてどーだ?
これならちょっと書けそうだ。

908 :hitman ZERO the assassin:2007/12/27(木) 20:08:26 ID:ptGDgkZg
「それは、あのモットという男が憎い、という事なのか」
「……そう、かもね」
 47の突拍子も無い質問に、ルイズは困惑しながらも肯定する。
 それは、とどの詰まり自分嫌いが高じたものと言って良いのだろうが、そこまで突き詰めるのは酷だろう。
 それ以外の会話は無く、無言のまま教室の前まで来る。此処で二人は一旦別れる。ルイズは授業に出て、47は適当な所で時間をつぶすのだ。
 もっとも、今日の47は先約があった。少し急ぎ気味に47はコルベールの自室目指して歩く。
 生徒の部屋と教師の部屋は離れた位置にあるので随分時間がかかってしまったが、コルベールは待たされたと言った様子を皆目見せず、快く47を迎えた。
 彼の部屋は所狭しと研究用のフラスコや、試験管のようなものがあった。彼は適当に部屋を整理した後、隅にあった椅子を引っ張り出して47を座らせる。
「それで、ルーンの事なのだが」
「はい。そちらのインテリジェンスソード、いえ、ミスタデルフリンガーの言っていた事を考慮して調べてみました」
 昨日、47がわざわざ出向きコルベールに伝えた事、それは武器屋での47とデルフリンガーとの会話に起因する。
「確かにガンダールヴというルーンは聞いた事があります。しかし、それは伝説上のものだとしか。
その上、それが刻まれる場所は左手です。貴方のルーンが刻まれた場所は右手。位置が違うのです」
 意気投合した47に向かってデルフリンガーは嘗ての相棒と雰囲気が似ていると言っていたのだ。その者は伝説のルーン、ガンダールヴをその手に刻んでいた。
 だから、似ていると感じた理由を、47もこのルーンを刻んでいるのではないか、とデルフリンガーは想像していたという事である。
「うぅん、何だか懐かしい感じがあったんだけどな。あんまり昔の事だから記憶がおぼろげになっているのかも」
 しかし、一日かけてコルベールがガンダールヴについて調べてみても、47に刻まれたルーンとは一致しなかったのだ。背負われたままのデルフリンガーは悲しそうに呟く。
「ですが、他の可能性もあるのではないかと」
「他の、可能性とは……」
「はい。伝説のルーンというのはガンダールヴだけではないのです」 
 少しずり下がった眼鏡を押し上げ、興奮気味にコルベールは語り出す。
 そもそもこの伝説のルーンを刻んだ者というのは、始祖プリミルの使い魔を示す。
 始祖プリミルとは最も偉大な魔術師と称され、強力な使い魔を従えていた。
 畏れ多いとして記録には殆ど残されてはいない。
 だが、その使い魔は四人おり、ありとあらゆる武器や兵器を扱えるガンダールヴのルーンを持つ者、ありとあらゆる幻獣を従えられるヴィンダールヴのルーンを持つ者、
 ありとあらゆる魔法道具を扱えるミョズニトニルンのルーンを持つ者。この三人までが判明しているらしい。
 それを踏まえた上で、とコルベールは念を押しとある本を開いて彼らに見せた。47は見た事が無い文字ばかりで困惑したが、一ページの半分まるまる使って記した入れ墨のような絵に見覚えがあった。
 自身の右手に刻まれたそれと、酷似していたのだ。
「つまり、この本に描かれているルーンと、ミスタ47の右手のそれが一緒だとすれば、ミスタ47。貴方はヴィンダーヴの力を持つ者になるのです」
 最後の方は力みすぎて、言い切ると同時にコルベールは身を乗り出していた。47との距離が縮まっていた事に暫くしてから気づき、恥ずかしそうに咳払いをして自身も椅子に腰を下ろす。
「つまり、獣使いという事になるのか。この俺が」
「ははは、相棒のその言い方もあれだけどよ、まあそんなところかな。……しっかし妙だよなぁ。前の相棒にそっくりだと思ったんだけどよ」



909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:08:40 ID:ieqy0uiz
モット伯逃げて!支援

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:09:23 ID:B7CCX/qX
必殺仕事人支援

911 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/27(木) 20:11:36 ID:GF+2YObz
支援

912 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/27(木) 20:11:40 ID:GF+2YObz
支援

913 :hitman ZERO the assassin:2007/12/27(木) 20:12:37 ID:ptGDgkZg
 47の後ろで、デルフリンガーがカタカタ音を立てた。どうやら自分の記憶の曖昧さをどうしても認めたくはないらしい。
「悪い言い方をすればその話は伝説でしかない。実際にあったかどうかも疑わしい」
 フォローするつもりは無かったが、敢えて突き放すような言い方を47はする。視線を移すと、コルベールも悲しそうに肩を落としていた。
「だが、俺の刻まれたそのルーンというのが珍しい、未知のものであるのは間違いなさそうだな。また、何か分かったら教えてくれ」
 沈んだ表情のまま、コルベールは頷く。だが、その表情には次なる目的への、飽くなき探究心が宿っていた。
 一方、コルベールの部屋を後にした47は珍しく浮かない表情をしていた。
 無論、それは常人には到底判別しようのない、極めて微弱な筋肉の動きに過ぎなかったが、デルフリンガーはいち早く彼の変化に気づく。
 だが、別段彼に問う様子は無い。今、問うても明確な答えが返ってくる事は無いと分かりきっていたからだ。
 伝説。47はこれの無意味さに半ば呆れる。彼とて、元の世界では伝説とまでされて、実在しないとさえ言われた暗殺者であった。だからこそ、こんな幻想世界にまで連れてこられて尚この二文字を聞かされるのには嫌気すら覚える。
 何故、誰しも名を望むのか。そんなもの、望む望まれるに関わらず与えられると言うのに。そして、それが本人の願いすら時に押しつぶすというのに。
 気がつけば、また広場に戻っていた。どうも最近は暇つぶしと称してここに来ている事が多いと47は思う。自分が初めて土を踏んだ場所だから安心するのだろうか。
「……怖い顔」
 妙な感傷に浸っていて、47は隣に本を抱えたタバサが立っている事に気がつかなかった。彼女は珍しく本に目を通す事無く、47の向いている方向、空を一緒になって見上げている。
「失礼。ミスタバサ。こういう顔つきなんだ」
「でも、何時もと違う。何に怒っているの」
 青髪の少女は、47に似て言葉を多く紡がない。しかし、的を射ていた。一番痛い所をつかれ、47は苦笑する。
「この世界は、どうも苦手だ」
「そう……。それは、私も」
 彼女も、無表情だった。何を考えているのか分からないが、憂いを帯びたその表情は、過去に何かがあったのだと47に分からせるには十二分だった。
 だから、47は追求はしない。ただ、時間が流れていくのを、怒りがおさまるのを待ち続ける。
 すると、その少女はマントの下から袋を一つ差し出した。どうやら47に受け取ってほしいらしい。一瞬、怪訝そうな顔をした47であったが、その袋の中身がこの世界の通貨、金貨である事に気づく。
 百枚はあるだろうか。ルイズと買い物に行った時、黄金の剣の価値が確か百枚だった。そして、その事を聞いたルイズが目も飛び出しそうな程に驚いていた辺り、かなりの大金なのだろう。
 何故、殆ど会話もした事のないタバサが47にこれを渡すのか。彼女はやはり無表情のままだったが、47は直ぐに把握した。
「今日、モット伯爵のもとに行く、シェスタを連れ戻してほしい」 
 彼女の依頼は、簡潔な内容だった。



 ※    ※    ※



 モット伯爵は上機嫌だった。何せ、数週間前にたまたま訪れた学院で容姿端麗な平民のメイドを見つけ、そしてそのメイドを今日手中に収める事が出来たのだから。
 自室での独り酒も進む。メイドには部屋を既に用意していたが、今夜はそこを使わせるつもりは無い。
 どんな風に弄んでやろうか。アルコールの回った脳内で様々な妄想が交錯する。


914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:12:42 ID:BUGFzw94
新たなミッションのにおい支援

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:15:13 ID:+FwDB8GW
次はモット伯邸に潜入か支援

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:15:56 ID:mSTnqve1
モット死亡フラグ支援

917 :hitman ZERO the assassin:2007/12/27(木) 20:16:11 ID:ptGDgkZg
 気がつけば高らかに笑っていた。自身が貴族の、それも位の高い家の者で良かったと、こういう時には思わずにはいられない。
 ただ、気に食わなかったのは、学院内で歩きながら学院長と話をしていた時にルイズとか名乗った少女の存在だ。
「フランソワーズ家め……」
 同じ貴族とは言え、勅使という事でこちらの方が位は遥か上だ。それなのに、生意気にもあの少女はシェスタを学院に残らせる事を嘆願してきた。
 彼女の目には、疑念が混じっていた。メイドとして雇う事自体に偽りは無かったが、彼女はモット伯爵本人に流れる悪い噂を鵜呑みにしているのだろう。
「ふん、あながち間違いでもないがね」
 また、独り言が漏れる。開き直ったかのような言葉だった。
 多少苛立ち、頭が熱くなっていくのを感じたモットは夜遊びの前にさっぱりしようと風呂場へと足を運ぶ。
 大理石の巨大な浴槽、黄金のライオンを象ったジャグジー。天井からはシャンデリアが吊るされている。
 自身の財を見せつけるような豪華な造りの中での入浴で、モットは幾分か機嫌を戻す。熱い風呂につかり、多少は酔いも覚めて来たようである。
 天井を見上げる。湯気と、覚めつつある酔いと、風呂の熱で視界が微かにぼやけていた。
 学院とモットの邸宅まで一時間。流石にずっと馬車に揺られているのは体に酷だったようだ。
 だが、それを嘆くのは、入浴を済ませるまでだ。その後は、とても愉しい時間が待っている。また、口角が歪んだ。
 その刹那、モットの顔面が浴槽の中に沈んだ。本人の意思とは関係なく、熱湯の中に押し込まれる。
 余りにも不意な出来事に、モットは状況が理解出来ない。強い力で、全く浴槽から頭を上げる事が叶わず、更に奥へと押し込まれていく。
 自然と、体がくの字に曲がる。
 悪い事に、押し込まれたとほぼ同時に、モットはお湯を大量に飲み込んでしまっていた。胃袋の中が熱湯で満たされ、内から強烈な痛みが走る。
 最早、酸素を取り込む余裕など無い。口からは胃液の混じった唾液と共にわずかに残っていた空気が泡となって放出される。
 モットの意識が遠のく。精神的な面から、視界がぼやけていく。呼吸の出来ぬ苦しみと、異常事態への恐怖から必死に手足を動かすが、もとより無理な体勢になっている為殆ど動かない。
 声を上げようにも、顔はお湯の中。警備の者や、メイドに届く声など出る筈も無い。
 微かに歪んだ視界の先にあったのは、己の二の足だけ。そこで、モットの意識は途絶えた。全身の力が抜け、浮力によって彼の体がうつ伏せのまま浮き始める。
 湯に引っかからない様に、二の腕まで服をまくり上げたスキンヘッドの男が、彼の後ろに立っていた。
 その表情は、たった今、一人の人間を殺したにもかかわらず、全く変化のない無表情だった。
 



918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:16:26 ID:i0dUQ8sD
モット伯終了のお知らせ乙

919 :hitman ZERO the assassin:2007/12/27(木) 20:18:08 ID:ptGDgkZg
以上です。

47にとってはターゲットであればメイジも何でも無いような気がします。
今回は後々のデモンストレーション的な意味合いでしたので、敢えて殺される側から書いてみました。

次回は年明けになります。それでは皆さんよいお年を

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:18:11 ID:Gk8PCAAM
な、なによ!べ、別に支援してる訳じゃないんだからっ!

921 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/27(木) 20:18:12 ID:GF+2YObz
支援

922 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/27(木) 20:18:17 ID:GF+2YObz
支援

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:18:24 ID:BUGFzw94
伝説になるほど有名な暗殺者って色々と問題ありだよな支援

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:22:02 ID:PhAEKANz
でも『フランソワーズ家』はないだろ

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:23:10 ID:mSTnqve1
普通『ヴァリエール家』だよね。フランソワーズはむしろ名前に近いと思うんだけど。

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:24:51 ID:ptGDgkZg
>>924
>>925
あ、すいません、今気がつきました。
書いている途中ずっとルイズフランソワーズがリピートされていて……。ヴァリエールという単語が全く出ていませんでした




927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:26:06 ID:BUGFzw94
ルイズがヴァリエールの名前を出さなかったからモット伯爵は強気だったのか?
いや、フルネームを言わないってことも無いか

というかあまりの瞬殺っぷりにちょっとオロオロw
GJです

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:26:57 ID:lnUf877k
プリミル?
ブリミルじゃなかったっけ
ともかく暗殺者GJ!

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:34:11 ID:mSTnqve1
>>928
プリミルだと何か魔法少女っぽいな。

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:37:36 ID:2dWUrkvG
魔法少女☆タミフル

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:38:55 ID:mSTnqve1
絶賛混乱中!?

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:39:03 ID:NHSKm3A9
紺碧の艦隊からルイズに召還されました

使い魔とかいいから、兵器を出すんだ
地中戦艦ヴェルダンデwとか超弩級空中要塞シルフィードwとか
超科学兵器のオンパレード!
虚無の魔法使いの存在感はもはやゼロ
これぞゼロのルイズ

おあとがよろしいようで

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:40:09 ID:WWaIXbyX
よくあることだで、直せばいいだけのことよ。

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:44:50 ID:eqd63v9i
>>930-931
ワロタ


935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:50:35 ID:66Gr9um8
ぽけぽけと大掃除ではないが部屋の片付けをしていると、昔懐かしスレイヤーズが出てきたので読みふけってしまったw

んで気づいたが、スレイヤーズからの召喚はほんっと無いよなぁ・・・小ネタのコピーレゾくらいか?
まぁリナあたりがくるとルイズが涙目すぎるからかなぁ

にしてはオーフェンは多いんだよな・・・

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:58:25 ID:BpHECoRU
>893
オカマの蛇野郎になるじゃないか

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:10:07 ID:vpeA3sVi
みな「ルイズに〜を召喚させろ」とかいうが

そして、「多重召喚は危険だ、クソだ」とかいうヤツもいるが

んなことせんでも、聖地ではとってもヤバイ者や戦艦丸ごとやらがポコポコ沸いてでている


エルフはいつも、涙目だ

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:13:27 ID:bAOprAS0
13巻ショックで結局架空戦記ものが使いやすいんじゃないかということになってしまった気がするなぁ。

よし、『ヴァルハラの戦姫』からミカエラ・ヴィットマン呼ぼう。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:16:36 ID:0EwY395c
でも出現した途端、エルフの総攻撃を受けますよ。
聖地に出現したら。
それに戦艦とか、砂漠の真ん中に転がる事になると大変ですよね。

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:17:28 ID:RczlEQPh
>>935
リナだと、戦闘時にどう動かすか難しいからじゃね?

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:18:31 ID:O+AZdfTo
潜砂艦でおk

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:18:53 ID:lnUf877k
>>939
つ 超力超神
…砂漠は流石にだめか?

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:21:00 ID:vpeA3sVi
ふと気が付いた

「何故異世界からの被召喚者が、ウィルスだのをハルケギニアではやらせたりしないのか」

簡単な事だ。聖地から沸いてでたヤツらが昔から居るから、みんな感染済みだわ。
免疫があるんだな


>>939
 それがいい加減大変になってきたから、ジョゼフに泣きついたのか〜

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:28:00 ID:eqd63v9i
>>940
ガウリィならあるいは

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:28:22 ID:YrUirnb+
>>943
バイオネタやサイレントヒルネタは既出

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:30:11 ID:vpeA3sVi
>>945
 いや、単なるインフルエンザとか、天然痘とか、コレラやらの話

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:31:05 ID:vpeA3sVi
asge忘れた、すまん

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:32:20 ID:m3TqO7o8
エボラ出血熱がアウトブレイク

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:34:49 ID:rMRf0D5g
>>935
虚無=L様の力、と解釈すればエルフが虚無を嫌う理由も説明がつくし、
世界剣や、その他全体的な雰囲気も近いんだよ。
だけど、魔法や技術その他、全体的にスレイヤーズのほうが上というイメージなんだよな。

むしろ、世界観が近いからこそ、上のものが下のものを丸ごと飲み込みかねない。
そのあたりが一番の問題だと思う。

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:35:20 ID:/fMxqFin
>>932
っドンナー
っ土竜
っトリスタンとイゾルデ
トリスタンに至っては宇宙から核攻撃する攻撃衛星だしなぁ・・・
零式艦上戦闘機の代わりにF-22あたりを置いておかないとダメぽい

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:37:52 ID:OpQZGibZ
医療ネタか
どっかの医者が召喚されてハルケギニアの先端医療のパイオニアに・・・
なんて言うのは簡単だが医療ネタは知識がないと無理っぽいから敷居高そうだな…

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:38:28 ID:vpeA3sVi
このまま聖地に当代最強兵器が召喚され続けると

いずれ、イゼルローン要塞が・・・


扉に詰まって、以後は何にも出てこれなくなって、問題解決だな

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:38:32 ID:NHSKm3A9
ルイズが才人を召還するまでに失敗した理由はリアルワールドへのポインターのアドレスが範囲外を示したからではなかろうか

   ∧_∧
  ( ´∀`)< ぬるぽ

   ( ・∀・)   | | ガッ
  と    )    | |
    Y /ノ    人
     / )    <  >__Λ∩
   _/し' //. V`Д´)/
  (_フ彡        /  ←>>サイト

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:41:18 ID:QBJkgoiY
>>932
見える……見えるぞ!
件の超科学兵器がルイズの八つ当たり失敗魔法で片っ端から粉々にされる姿が!

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:41:37 ID:/fMxqFin
イゼルローンは兵器やない
星や!
・・・3つ目の月誕生?

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:41:52 ID:00uOaiTB
>>941
まっ先にユグドラW(ゼノギアス)が頭に浮かんだ。

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:42:29 ID:NHSKm3A9
デスノートをルイズが召還したら・・・

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:43:10 ID:vpeA3sVi
>>957
 英語が読めなくて使い方が分かりません

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:44:33 ID:5hwHdWLi
名簿として活用されてアッー!

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:45:15 ID:eqd63v9i
>>949
だけど黒魔法1つも使えないよ

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:45:53 ID:NQVsc158
トリスタンとイゾルデ、とか言われると、時虚遺伝詞を抽出できる地脈加圧機構と最強神器作成の為の言詞加圧機構しか出てきませんorz

川上稔はクロスないなあ……やっぱ難しいのか。複数の意味で。


962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:47:59 ID:JYl39IZa
超巨大陸上戦艦 スレイプニル接近!

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:50:07 ID:HArgtNIs
>772
俺と同じこと考えている奴がいたw
ザクさんでクロス書きたいが、ザクさんの世界はモビルスーツが人間みたいな
ものだから、人間を見たらどんな反応をするんだろう?

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:53:00 ID:qyLE0Gc2
ザ・サードをクロスさせた日には……
グレイブ・ストーンだのエグいものが門からでてくるわけか

あ、しずくが出てくるのはいいかもしれない
でもSIZUKUだったらタバサ向けかな?
ブルーブレイカーもありか

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 21:54:27 ID:bvbvRJjm
>939
陸上戦艦大和なら砂漠の上でも無問題
徳川将軍様も一緒に召喚だ

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:02:08 ID:Z7IeNjzW
>>950
次スレぷりーず。

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:02:21 ID:Jfej/ob/
>>962
超電磁重力防御場発生装置自重

あれから引っぱってこようと思うと他はヴリルオーディンとホバー戦艦、ジュラーウリクくらいか

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:05:20 ID:MHNrgFPe
13巻呼んでないのに、小ネタを投下。

「私が使い魔か」

 男は、自らの立場を確認するように言葉を口にする。
 にわかには信じられないが、自分は異世界に飛ばされたらしい。先ほど『魔法』で空を
飛んでいった少年少女達。自身と同じように『召喚』されたという、奇妙な生き物達を見
れば、彼も納得せざるを得なかった。なにより、狙撃によって瀕死の重症を負っていたは
ずの身体に、かすり傷の一つすら残っていない。これも『魔法』のおかげらしいが、ここ
まで証拠を突きつけられては、この『現実』を否定することなど出来ようはずが無かった。

「だが、こういう世界は、私より麻生君のほうが似合うと思うんだがな」

 彼は、元の世界で最後に卓を囲んだ男の事を思い出し、苦笑いを浮かべた。あの後、彼
は敵の放ったミサイルに体当たりをして、その生を終えたはずだった。それがこうして異
世界に飛ばされ、元気に歩いているのだから人生とは分からないものだ。

「何をぶつぶつと独り言を言ってるの」

 男の前を歩いていた少女が振り返る。

「あんたの名前を聞いていなかったわね。いくら平民だからって名前くらいはあるんでし
ょう?」

 ピンクの髪の少女はその傲慢な口調を改めようともせず、男に尋ねる。

「私の名前? 小泉ジュンイチローだよ、お嬢さん」

 壮年の男は、そう名乗った。


ムダヅモなき使い魔 ムダヅモ無き改革より、小泉ジュンイチローを召喚

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:05:37 ID:GOyYt166
次スレたてました。

http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1198760561/

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:06:16 ID:HArgtNIs
>808
介錯作品との召喚か…神無月の巫女でやってみたいが、姫子と宮様は
鉄板だしこの二人のCPは特に大好きだからなぁ。
自他共に認める貧乳マニアのギロチならば問題ないが、ギロチで書いても
面白くないw

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:08:53 ID:N8NSLyVI
>955
実はすでに召喚済みで、2つの月の片方がイゼルローンとか。

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:11:29 ID:BUGFzw94
>>968
ひでえネタから来たなw
もっと長く、といいたいところだが、元ネタから危険度120%だしその程度で抑えるが吉かw

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:11:42 ID:NFs8qhct
中の人たちも召喚されているんだろうか?
帝国か同盟かはわからんけど。

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:12:11 ID:/fMxqFin
>>968
小泉なら前本家のが召還されてたな
保管庫の小ネタに入ってた
>>971
むしろ片方イゼルローンで片方ガイエスブルグ

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:13:54 ID:HjO0PJac
>>971
じゃあ、もう片方はリングロドのオヤジだな。

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:14:41 ID:PRwAv38m
トランスフォーマーギャラクシーフォースの創造神『プライマス』召喚。
二つの月をアメリカンクラッカーの用に扱い敵に投げつけるぞ!

原作でやりゃがったからな

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:24:03 ID:eqd63v9i
召喚繋がりで、火魅子伝から九峪雅比古を召喚

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:26:37 ID:JYl39IZa
メイドスキーねたでなんか書くかなあ・・・

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:27:53 ID:B0K81F7m
>>963
そりゃ全長18メートルのゴーレムがでてくりゃ驚くに決まってる。
ましてや自分の意思なんか持ってたら・・・。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:28:37 ID:Bc5Aygat
夜天さん更新キタ

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:32:18 ID:B7CCX/qX
ダブルゼータくんならサイズ的にいいかもしれない

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:37:59 ID:MHNrgFPe
架空戦記だと……
孤島で1対1の殴り合いをしてた、空母艦隊血風禄の山口とハルゼーとかどうだろう。

二人が渾身の力を込めた拳で、互いに殴りかかろうとした瞬間に召喚。
たまたま真ん中にいたルイズは、両側からパンチを食らって昏倒……とか?(ひでぇ

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:38:21 ID:3wixVgkE
>>952
てかひょっとして月の一つがイゼルローンで
もう一つの月がガイエスブルグなんじゃね?

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:39:12 ID:3wixVgkE
>>983
ってよく見たらもう他の人が書いてるじゃないかこのネタ

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:40:20 ID:HArgtNIs
>979
いや、流石にザクさんは等身大になる予定。ザクUの頭頂高が17.5mだから、その
十分の一の175cmぐらいにしようかと。

>981
ゼータちゃんは俺の嫁だからな!

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:40:21 ID:/fMxqFin
>>982
ロイエンタールとロイエンタール思い出した
艦隊司令が殴り合うなよ

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:41:05 ID:N8NSLyVI
日本の架空戦記は概ね海軍が部隊だよな。
ブリミルが海の物は海に召喚されるように調節しててくれればいいんだが。
地上で身動きがとれない戦艦なんて見たくないぞ。

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:41:28 ID:/fMxqFin
ロイエンタールじゃねぇ、シェーンコップだ

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:43:11 ID:AsUBc7yI
航空燃料がなんとかなるなら、エリア88を丸ごと呼ぶのはどう?
地下基地の頃か空母の頃のどちらか
コルベールがいればA4やタイガー2なら整備できる気がする
ミッキーのF14は多分無理だろうけど

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:44:15 ID:3wixVgkE
>>988
あれはロイエンタールも「俺としたことが不様な姿を晒してしまった」とか言ってたな

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:45:58 ID:N8NSLyVI
>989
本気で運用しようと思ったら、練金使えるメイジが総出で航空燃料を作り続けないといけないだろうな。

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:46:37 ID:/fMxqFin
>>987
何だかんだ言っても日本は海軍国だからなぁ
>>989
そんな物出すまでもなくグレッグ+A-10で終わりなような
そういやエリ8には陸上戦艦も・・・
陸上戦艦ならビッグトレーも面白いかもしれん

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:48:25 ID:n0bob6gM
…兵器が召喚されてくるなら、いつかはイデオンも 

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:50:43 ID:rMRf0D5g
兵器―――パンジャンドラムでも呼んでみるか?

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:51:00 ID:IvW9sdNb
>1000ならイザベラ様主役のSSを書く

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:51:50 ID:ptGDgkZg
hitmanとのSSを書いている者です。
先程投下した第五話で色々訂正する点があったのですが、次スレに訂正版として改めて投下した方が良いのでしょうか。

実は、文庫版もアニメ版も見ていたのに、何故か頭の中でずっとプリミルと……ちょっと耳掃除してきます。

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:51:55 ID:3wixVgkE
ハルケギニアでちゃんと整備できる兵器ってどんくらい?
零戦がいけるならメタルダーくらいはなんとかなるか?

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:52:00 ID:N8NSLyVI
戦艦召喚は面白いとは思うんだ。
内陸にいる空飛ぶフネにどうやって対応するか、アルビオンに戦場が移ったらどうするかって考えるところ結構あるし。

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:52:02 ID:IE9ClLHZ
>>1000なら閉鎖都市巴里からロゼッタ召喚

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 22:52:04 ID:qmrIHuyj
1000ならノエル召喚

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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