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アニメキャラ・バトルロワイヤル個人スレ

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/02(金) 17:49:05 ID:RsUTbVvj
アニメキャラ・バトルロワイヤルのリレー小説方式とは別に
個人で書き手が自分の流れでSSを作っていくスレです。

【ルール】
・荒らし等は無視
・投下作品における感想雑談は他のスレを使わず、こちらで行ってください
・トリ必須(他作品と差別化)


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/02(金) 18:23:00 ID:I+tdedEj

――バンッ!

銃声が鳴り響く。
目の前の男が倒れる。
長かった。
これで俺は最後の1人となったわけだ。

【キャプテン優勝】


―完―

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/03(土) 00:04:03 ID:hMJmvl5n
投下します

4 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 00:05:04 ID:hMJmvl5n
バトルロワイヤル

近年多発する、少年少女による大人への反抗、事件。
大人たちは、これらを恐れるがため、ある法案が国会を通ることになる。
【BR法】通称バトルロワイヤル
犯罪を助長させたものたちへの見せしめのため、命をかけたゲームがはじまる。


5 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 00:05:32 ID:hMJmvl5n
参加者

【ひぐらしのなく頃に】
竜宮レナ 前原圭一 園崎魅音 園崎詩音 古手梨花 北条沙都子
【魔法少女リリカルなのは】
高町なのは フェイト・T・ハラオウン 八神はやて スバル・ナカジマ ティアナ・ランスター
【舞-HiME】
鴇羽舞衣 玖我なつき 藤乃静留 結城奈緒
【DEATH NOTE】
夜神月 弥海砂 竜崎(L)
【コードギアス 反逆のルルーシュ】
ルルーシュ・ランペルージ 枢木スザク C.C. シャーリー・フェネット ミレイ・アッシュフォード リヴァル・カルデモンド ニーナ・アインシュタイン カレン・シュタットフェルト
【Fate stay Night】
セイバー 衛宮士郎 遠坂凛 アーチャー
【涼宮ハルヒの憂鬱】
涼宮ハルヒ キョン 朝比奈みくる 長門有希 古泉一樹
【ガンダムSEED Destiny】
シン・アスカ キラ・ヤマト アスラン・ザラ カガリ・ユラ・アスハ ラクス・クライン  レイ・ザ・バレル ルナマリア・ホーク メイリン・ホーク ミーア・キャンベル
【らき☆すた】
泉こなた 柊つかさ 柊かがみ 高良みゆき
【新世紀エヴァンゲリオン】
碇シンジ 惣流・アスカ・ラングレー 綾波レイ

【総勢51名】


6 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 00:06:52 ID:hMJmvl5n
第1話 集められしものたち

20××年4月1日8時00分00秒
場所…太平洋上の無人島、中心にある廃校

「ここは…」
 顔を上げたのは緑色の制服を着たキョンである。
ご存知、SOS団を影で支える役目として存在している。
キョンが目を開け、周りを見ると、そこはどこかの教室のようだ。
自分は制服を着てイスに座っている。窓の外を見ると、青い空と鳥の声が聞こえてくる。
「なんなんだ…」
 どうして自分がここにいるのかもわからないまま、あたりを見回すキョン。
そこには、他にも自分と同じく机に顔をおいて眠っているものが大勢いる。
「お、おい。目を開けろ」
 キョンはとりあえず、自分の隣にいるものに声をかけた。
大きくいびきを書いていた男は、レナ〜もう料理は食べれないぞ…と声をあげながら、目を開ける。
「あぁぁ…ってうわぁぁ!!」
 キョンを見ると、そういってイスから転げ落ちる男子…前原圭一である。
圭一の声で、寝ていたものたちが目を開けて、辺りを見回し始める。
「キョン!!」
 それはハルヒ…涼宮ハルヒであった。ハルヒはキョンの顔を見ると、少しホッとしたのか息をついて笑顔をみせた。
ハルヒも不安だったのだろう。
いや、不安でないはずがないということか。
「2人とも無事でしたか」
「ど、どうなっているんですか??ここはどこなんですか〜?」
「……」
 どうやら古泉、朝比奈さん、長門は無事のようだ。
しかし、ここは一体どこだ。様子を見る限りではここは、俺達の知っている場所ではないようだ。
それに、他の奴らの会話を盗み聞きする限りでは、奴らもここは知らないようだ。弱ったな。
「古泉、場所はわかるか?」
 古泉は首を横に振る。視線を朝比奈さんや長門に変えても反応は同じだった。
こういった異世界的な場所には必ずこのハルヒが一枚噛んでいるはずなのだが。
一体、ハルヒは何を望んだって言うんだ。
おもいだぜ、なにかしら予兆はあったはずだ。

7 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 00:09:41 ID:hMJmvl5n
そんな矢先だった…チャイムが鳴る。
そのチャイムの音で、俺達の騒がしい声は静まった。
不気味なくらいに…。

 前のドアが開き、誰かが入ってくる。
俺はその教師を見たことがなかった。というよりも教師というよりも、子供のようだ。金髪の女は、黙って教卓にたち、用意したイスに乗る。
教師なのか子供なのかよくわからない少女は教卓に立つと、黒板に文字を書き始めた。
チョークで大きく白い文字を。
「お前達!これが読めるか!」
 そこには大きく『BR法』という文字が少し下手糞にかかれてあった。
「これは、BR法、近年施行された日本の法律だ」
 少女は黒板に手を当てて威勢よく話す。
「今日はみんなに殺し合いをしてもらうぞ」
 その言葉に一瞬、場が静まる。
 少女は言葉を続ける。

「日本はすっかりダメになってしまった。親に暴力を振るう子供。
漫画やアニメに左右され、自己管理も出来ない子供、さらには、教師をなんとも思わない子供。
子供がバカになったおかげで、この国はすっかり落ちぶれてしまった。
子供が頭が悪いせいで、世界の教育水準からは落ちる一方…。
これもすべて、子供が勉強も常識的なこともせず、ひきこもり、ニートになるからだ。
アニメや漫画はそういった子を生み出す、悪魔の産物だ。
よって、今日はお前達は見せしめに、殺し合い、世の子供たちに、その愚かさと、儚さを見せ付けるのだ!!」

 何を言い出すんだこの子供は…。
 キョンは、呆然とその子供の言葉を聞きながら思った。
確かに、最近の学生は学力が低下しているという話を聞く。
だが、それは俺達のせいじゃない。
大人たちのゆとり教育の賜物だろう。大人たちが勝手に決めたことを、子供のせいにするとは…。
だいたい、お前だって子供じゃないのか!?


8 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 00:11:24 ID:hMJmvl5n
「あっ!紹介が遅れたな。私の名前はレベッカ宮本だ。
10歳だが大学を卒業しているし博士号を持っているから、お前達よりえらいんだからなー」
 ベッキーはそういうと、俺達のほうを見て、言葉を続ける。
「じゃー、みんな机の中にあるしおりを取り出せ」
 机の中?キョンは机の中に手をいれると、そこにはビニールにはいった冊子がはいっている。
中を見てみると、地図と細かいことがいろいろと書かれていた。
「説明するのめんどうだから、ビデオで見せるぞ」
 そういうとこの、めんどくさがりやの子供教師、ベッキーはリモコンをとりスイッチをいれる。
テレビから光があふれる。
「本日バトルロワイヤル参加のみなさん。ごきげんよう。
今日、皆さんにバトルロワイヤルの説明をしますアリッサ・シアーズです。よろしくお願いします」
 また幼女がでてきたぞ。
 キョンの妹と同じくらいだ…さっきから子供どうこう語るくせに、子供しか出てこないじゃないか。
俺はこの矛盾に頭に気ながら話を黙って聞く。
「この場所は、私達シアーズ財団が買収し、島民の方々には出て行ってもらいましたので、誰もいません。
そこでこの島をエリア別にわけ、行動してもらいます。
あなた方には、ここを出て行く際に、それぞれの武器を持ち、それのみを使用することで、最後の一人になるまで戦ってもらいます。
エリアは時間ごとに縮まっていきます。エリア削減発表の一時間後には、そのエリアは使用できなくなります。
その時間にまだエリアにいるものも、また24時間以内に優勝者が決まらない場合も、平等に死んでもらいます」
 おいおい…こんな小さな女の子がなに平然と死ぬとか言ってんだよ。
 キョンはいまだに、この現実を自覚することが出来なかった。
あまりにも今までの生活とかけ離れていたからだ。
「では、あなた方の幸運をお祈りします」
 テレビがきれる。
「どうだ?わかったかー?」
 ベッキーは視線を俺達のほうに戻して告げる。
「わかるか!!」
「そうだね…わかるわけないよね」
 そういうのは先ほどの前原圭一、そして赤い髪をした女…結城奈緒の2人だ。
「こんなことをする必要がない。
僕らが戦い合ったとして、それで子供達の学力や、暴力を止めることなどとてもできないよ」
 論理的なことを言うのはキラ・ヤマトである。
 他のものも次々と不平不満を言い出す。


9 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 00:12:22 ID:hMJmvl5n
「う、うるさいぞ!私は先生なんだぞ、先生は偉いんだぞ!!」
 急に弱気になったのかベッキーは、肩を震わしながら大声で言う。
「先生に逆らう奴は、こうだぁ!!」
 ベッキーが何かのスイッチを押す。

 ピッ……ピッ……ピッ……。

 何か音が鳴り出す。俺はその音が鳴っているところを探す。
音が鳴り出しているもの…。
「うわぁぁぁああ!!」
 黒い制服を着た一人の男…リヴァルが慌てて自分の首についているものを見る。
今まさにその首輪上のものが鳴り響いているのだ。
「た、助けてくれルルーシュぅ!!」
「リヴァル!!いま、今それをとるぞ!」
 ルルーシュと呼ばれた男は、リヴァルの首のものを外そうとする。
しかし首についたものは音を早めていく。

ピッ…ピッ…ピッ…。

「あぁぁぁぁ!!」
「リヴァル!」「りヴぁるぅ!!」
 リヴァルはルルーシュから離れ、逃げ出そうと、窓の外にへと向かう。
近辺に座っていたものたちは慌てて立ちあがって離れる。
リヴァルは窓のガラスをあけようと手を伸ばした。

爆音とともに血が当たりに飛び散る。
そこまで大きくない爆発だったが、人間を死にいたられるには十分すぎた。
窓ガラス、そして周辺の奴らに血が飛び散っている。
「わかったかー?先生は偉いんだぞ!
言うことを聞かなかったり、エリアを時間内に出なかったりしなかったらこうなるから気をつけろよ」


10 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 00:13:12 ID:hMJmvl5n
「あんたぁ!!よくも、よくもリヴァルをぉぉ!!」
 金髪のスタイルが良く胸も大きい…こんなときに不謹慎だが、金髪の女…ミレイ・アッシュフォードがベッキーに食って掛かるところを、周りの女子達がとめている。
「会長!同じ目にあいます。ここは下がってください」
「でも、でもリヴァルがぁ!!」
 ミレイは涙をボロボロ流しながら、そのまま座り込んでしまう。
 そんなミレイを慰めるシャーリー、カレン、そしてルルーシュ。
「よぉし!話を続けるぞ。今から丁度…9時から、ゲームが開始されるからな。5分間ごとに次の奴がスタートだ。
そこからは自由に行動して、無事、全員殺して帰って来るんだぞ」
 ベッキーは笑顔でそういうと、教室にはいってくる銃を持った兵士達。
顔にもマスクをしていて、全然わからない。
しかし…一体どうしたらいいことか。
キョンは震えているSOS団の女子…ハルヒと朝比奈さんを見て、何とかしなければと思った。
古泉や長門に任せるしかないが。あいつらにそれが出来るのか。

 俺がそう思う中、ゲームははじまった。
 9時になり最初の奴が、荷物を持って外にへと出た。


11 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 00:14:45 ID:hMJmvl5n
投下完了

12 :BAD END ◆ZERO/Z.ZZs :2008/05/03(土) 06:35:34 ID:kraNkvzK
>>2の続きを書いてみた
―続―

…………バカな。
なぜ………この俺が。

幾百幾千もの死体死体死体死体の中で、
勝利の快感を右腕全体から湧き上がらせ、
天へと掲げたその瞬間。

キャプテンの右肩は盛大に火花を噴いて弾け飛んだのだ。

「俺は……勝ったんだぞ……優勝したんだぞ……だのに何故……」
『『『『ああ。汝は此の殺戮の地に於いて只一人生き延び、勝利をその手に収めた』』』』
『『『『だが其れは誤りだったのだ』』』』「な………誤…り……だと…………」
『総ての順序が狂った』
『総ての運命が狂った』
『総ての結果が狂った』
『総ての手元が狂った』
『並み居る強者よりも』
『並み居る賢者よりも』
『並み居る聖者よりも』
『並み居る変者よりも』
『汝は最も初めに死す筈だった』
『汝は最も惨めに死す筈だった』
『汝は最も簡単に死す筈だった』
『汝は最も地味に死す筈だった』
『『『『何故なら汝の価値等其の程度に過ぎなかったからだ』』』』
『『『『だが総ては狂い、総ての呪縛は解き放たれた』』』』
『『『『我々が創った名も無き者と汝のみを除いて』』』』
『『『『尚且つ汝はその者を亡き者にした』』』』
『『『『故に汝は我々の怒りに触れ、此れより死を賜わる』』』』
『『『『永遠に無限に裁かれよ、神々の怒りに』』』』

13 :BAD END ◆ZERO/Z.ZZs :2008/05/03(土) 06:47:02 ID:kraNkvzK
そこから先はよく覚えていない。
どうやら俺は死んでしまったらしいのだが、もはや損なことはどうでもいい。

だけどただひとつ言いたい愚痴がある。
………お前等神様の癖に八つ当たりなんかしてんじゃねーよ………
そんなに俺が優勝するのが嫌かよ………

うん。それだけなんだ。ほんとうにそれだけ。

【その他の皆様@いろいろ 全員死亡】
【男1@エキストラ 死亡】
【キャプテン@現実 死亡】

【次のバトルロワイアルの見せしめ決定戦ロワイアル 終了 優勝者……………無し】

14 : ◆MSAHcrCzxw :2008/05/03(土) 09:35:01 ID:7Vk5jBww
これってようするにSSの連載をしていいってことか?

それだったら俺の参加キャラはこれで行くぜ。
古泉、キョン、圭一、レナ、ドラえもん、のび太、ジャイアン、ルルーシュ、ナナリー、クーガー、ラオウ、トキ
みゆき、みなみ、遊戯、海馬、世界、誠、渋川、ジャック
この20人だな。

15 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/03(土) 10:03:09 ID:hMJmvl5n
そういうことになるね。
リレー形式だと途中からの参加は難しいし、
投下するにあたっての予告やらなんやらがめんどうだから。

16 :幕開け ◆boczq1J3PY :2008/05/03(土) 10:38:22 ID:DNHDUA8y

俺が気づいた瞬間、文字通り視界は地獄絵図と表すしかないものだった。
教室中が血に染まり、たくさんの人間が倒れている。
数秒前には人間だった屍たちの中心には妖艶な格好の金髪の男がなんとも奇妙な格好で立っている。

「支給品だとォオッ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアアッ!そんなものなくても、このディオが人間など駆逐してくれるわァアッ!」

ごく一般人の俺でもそいつが危険すぎることは本能で理解できた。
教室に残っていた人間は逃げる者、状況を理解出来ずに佇む者、多様だ。
出来るのならこの場にいる人間をすべて助けたいところだが、一般人の俺にそんな力はない。
俺は我に返り、後ろで呆然としていたハルヒの肩を掴みその場から逃げる。
しかし俺が教室を出た瞬間、あろうことかディオと名乗るその男が目の前にいた。

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアッ!このディオから逃げられると思うなァアッ!」

俺はとっさにハルヒの前に立ちふさがり、彼女を庇おうとする。
目を瞑り死を覚悟するが、ディオの一撃が俺に下ることはなかった。
目を開くとディオの体は廊下の奥まで吹き飛び、そこからは砂埃が舞っている。

「誰も俺に追いつけないッ!少年、その女の子を連れて逃げろッ!」

ディオと入れ替わり現れた男が言い放つ。
オレンジの髪に白のラインが入っており、ピンク色のサングラスをかけた男。

「だけど、逃げるわけには…」
「君には君がすべきことがあるだろうッ!例えば、その女の子を守ることッ!」

普段ならそんなことを言われたら否定の台詞を返すのかもしれない。
だが今はハルヒを守ることが俺にとって、優先すべきことだ。
だからといって、この男にディオを任せて逃げるのも気が引ける。

「そうだとしても…」
「大丈夫。俺は誰よりも速く動けるんです」

そう言って男はサングラスを外して俺に笑いかける。

「わかりました。どうかご無事で」

俺はそう言って男に軽く会釈し、ハルヒの手を握ってディオが飛んだ方向とは逆に逃げる。


17 :幕開け ◆boczq1J3PY :2008/05/03(土) 10:39:45 ID:DNHDUA8y

「よくもこのディオをッ!」
「衝撃のォオッ!」

俺が廊下から外に出る前に聞こえた声。
2人の戦いの結末を知る術はない。
ただ俺はハルヒを連れて逃げるしかなかった。

【レベッカ宮本@ぱにぽに 死亡】
【アリッサ・シアーズ@舞-HiME 死亡】
【キラ・ヤマト@機動戦士ガンダムSEED DESTINY 死亡】
【ミーア・キャンベル@機動戦士ガンダムSEED DESTINY】
【平賀才人@ゼロの使い魔 死亡】
【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔 死亡】
【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 死亡】
【カレン・シュタットフェルト@コードギアス 死亡】
【前原圭一@ひぐらしのなく頃に 死亡】
【立浪ジョージ@スクライド 死亡】
【運慶@スクライド 死亡】
【碇シンジ@新世紀エヴァンゲリオン 死亡】
【綾波レイ@新世紀エヴァンゲリオン 死亡】


【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険 生存】
【ストレイト・クーガー@スクライド 生存】
【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱 生存】
【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱 生存】


18 : ◆tPI1bfxBWo :2008/05/03(土) 21:42:55 ID:bAV6Bu3a
・・・妄想するだけなら自由だよね?

【ガン×ソード】
ヴァン/ウェンディ・ギャレット/ミハエル・ギャレット/ジョシュア・ラングレン
【ナイトウィザード THE ANIMATION】
赤羽くれは/四宝院エリス/柊蓮司/灯室灯
【バットマン】
キャットウーマン/ジョーカー/トゥーフェイス/バットマン(ブルース・ウェイン)
【THEビッグオー】
R・ドロシー・ウェインライト/エンジェル/ベック・ゴールド/ロジャー・スミス
【HELLSHING】
アーカード/アレクサンド・アンデルセン/セラス・ヴィクトリア/ベルナドット
【烈火の炎】
紅麗/佐古下柳/花菱烈火/木蓮
【幻想魔伝最遊記】
玄奘三蔵/孫悟空/猪八戒/清一色
【fate/stay night】
衛宮士郎/キャスター/バーサーカー/ライダー
【Get Backers 奪還屋】
赤屍蔵人/天野銀次/御堂蛮/王波児
【うたわれるもの】
オボロ/カルラ/ハクオロ/ベナウィ

主催者:ベール=ゼファー@ナイトウィザード Th ANIMATION


まあ書けたらいいなという願望

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/04(日) 01:43:50 ID:h5kBeykF
ここよりもなんでもアリ板あたりに立てて、アニメキャラ以外もありにしてほしかった

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/04(日) 05:37:58 ID:miis6AqF
本気でやるなら、俺も応援しますよ
頑張って下さい
もし自ロワが終わるまでここがあったら、1作くらい書きにくるかも

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/05(月) 00:16:08 ID:6C7pmW4P
保守っとくぜ

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/05(月) 01:20:25 ID:F65Bodm7
んじゃ俺も妄想垂れ流そ。

【逆境無頼伝カイジ】
伊藤開示/石井光司/佐原

【銀魂】
坂田銀時/新八/神楽

【ジョジョの奇妙な物語】
空条承太郎/ジョセフ・ジョースター/DIO

【トライガン】
ヴァッシュ・ザ・スタンピード/ニコラス・D・ウルフウッド/ミリオンズ・ナイブズ

【ひぐらしの鳴く頃に】
前原圭一/竜宮レナ/園崎魅音

【ブラック・ラグーン】
ロック/レヴィ/ヘンゼル/グレーテル

【ヘルシング】
アーカード/セラス/アンデルセン

【魔人探偵脳噛ネウロ】
脳噛ネウロ/桂木弥子/X

【魔法少女リリカルなのはstrikers】
高町なのは/フェイト・T・ハラオウン/八神はやて/シグナム/ヴィータ/スバル・ナカジマ/ティアナ・ランスター

【ONEPIECE】
モンキー・D・ルフィ/ロロノア・ゾロ/ナミ/ウソップ/サンジ/トニートニー・チョッパー/ニコ・ロビン/フランキー/ロブ・ルッチ

厨すぎる上に、このメンバーじゃマーダーが少なすぎるw
確実に無理www

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/06(火) 11:44:11 ID:9ThaWqRD
見てみたいぜ!!

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/06(火) 12:34:46 ID:2KJuAz5K
自分で書けば良いと思うよ

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/06(火) 18:15:08 ID:Uj5ZNXHr
お前らお乙ーww


26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/09(金) 13:51:42 ID:rEPXNSE3
>>1さん頑張れ!

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/10(土) 00:12:51 ID:2JiRC2Wn
夜神月は邪道ww

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/10(土) 06:48:09 ID:6LeAsEdt
>>22
DIO様がカリスマッ!で次々肉の芽を植えて行く姿が見える

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/10(土) 22:54:57 ID:sp3oQZLc
個人的にサザエさんを参戦させたい妄想

【サザエさん】
サザエ/カツオ/波平/マスオ/アナゴ/イササカ先生

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 12:23:39 ID:LLR/xskI
やっぱりロワを知らない人が新規書き手になるってのは夢物語なのかな
アニロワのwikiでも貼り付けとけば、宣伝にはなるかな

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 15:42:56 ID:iUKfkndV
ストーリー長くなっちゃうからな。
飽きちゃうのかもしれない

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/12(月) 17:29:21 ID:xNU+hTDr
自分だけのロワだ、別に何十人ものキャラの全ての行動を一人で全部決めなくていいじゃん
把握してない作品は出さないなり全滅させるなりできるし予約も期限も気にしなくていい
「いつの間にかこんだけ死んじゃった」とかでもアリだし
最悪オープニングが思い付かなければ途中からでもいいと思うんだ

と言いつつ俺はオープニング予約

33 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/13(火) 00:37:00 ID:FfD8rl/A
日本国は、急増する少年少女における大人に対する犯罪から、
少年少女を殺し合わせ、大人たちの威厳、そして自分達がいかに醜い存在であるかを実証させようとした。
それらはすべてテレビ中継される。
 
総勢51名の少年少女は己の運命を握られたまま、戦いの中に放り投げられた。

第2話ゲーム・スタート

「りヴぁるぅぅぅ!!!!」

 血がいまだに首からびゅーびゅーと流れ、血の池をつくっている。

【リヴァル・カルデモンド(コードギアス反逆のルルーシュ)死亡…残り50名】

 気を失ったシャーリー、怒るミレイ・アッシュフォードを抑えるスザクとカレン。
生徒会のムードメーカーとしていたリヴァルがこうも簡単に…。
ミレイは涙を浮かべたまま、怒鳴りつけている。

「時間だな〜。最初は…夜神月」
「はい…」
 ミレイの隣を表情を変えずに、歩いていくライト。
 脇見もせず、自分の荷物を受け取ると、教室を出て行く。
人が1人死んでいるのに…、あの表情は。
ルルーシュは、もう一度、周りの者達を見る。
怯えているもの、怒りを表すもの…平然としているもの。
なるほど…こういった場面に慣れているものも、多少はいるということか…。普通ならもっと混乱していいはずだ。それが……。
 ルルーシュは、次々と呼ばれていくものたちを見ていた。
相手が誰であれ…俺はこんなところで死ぬわけにはいかない。
こんなところで……。
 それだけではないぞ。
リヴァルを葬り、生徒会メンバーに傷をつけたお前達は死に値する。
己のやったことを後悔させてやる。

「…次、ルルーシュ・ランペルージ」
 ルルーシュは、立ち上がると、生徒会メンバーのほうを見て頷き、
 そこに置かれてある無造作に置かれてある荷物をとり、教室から出て行く。
 兵士達は廊下に数名並んでたっている。
 彼らは、やはり覆面をしておりその表情をうかがい知ることは出来ない。
 出入り口のところに立つレベッカ宮本。


34 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/13(火) 00:38:32 ID:FfD8rl/A
外に出る。
 青空の中、太陽の日差しがまぶしい。
さて…ここからだな。出入り口で、誰かが待っている可能性は十分にある。
俺の体力では追われたら最後、逃げ切れる自信はない。
だが順番的に行っても前半のほうであることは確か。
ここは…突き進むしかないか。
 ルルーシュは、そのまま見晴らしのいい校庭を避け、茂みの中をとおり、学校から離れていく。
しばらくいき、茂みの中で、自分の荷物を確認する。

【ルルーシュ・ランペルージ(コードギアス反逆のルルーシュ)】
配給品…短銃、ドーナツ 水 地図、

(銃があるのは心強いが…。これだけではとてもじゃないが安全とはいえない)
 地図を見て自身の安全を確認出来る場所を探す。
たいていの人間は身を潜める場所を探す。本来なら、戦闘行為などは起こらないはずだ。
だが、この異常な状況下、殺す理由がある以上…イレギュラー。
戦闘行為を進んで行うものがいるとすれば、これを狩にくるはずだ。
 音…。
 ルルーシュは身を隠してあたりを見る。
 こんなところを堂々と歩いているものは、イレギュラーだろう。
ク…時間までは、まだかなりある。
こんなところで、やられるわけにはいかない。
「誰だ!!隠れていないででてこい」
 女の声…。
こんなところで…イレギュラーの相手をしている暇はないというのに。
あまり奥の手を大々的に使いたくもないんだが
 ルルーシュは首輪に手を触れながら、木の茂みから顔をだす。
「僕になにかようですか?」
 背中のベルトに挟めて銃はある。
 しかしルルーシュの前にいる女は大きな剣を握っている。
 しかも身体全体を通して禍々しい殺気のようなものを感じる。
 こんなもの相手では銃など相手にならないだろう。
「お前、士郎を知っているか?」
「士郎?」
 この女、ただ人探しか。ならば…ここはやり過ごすが一番だろう。
「僕は知らないですよ。それに人の名前なんか、あの状況ですし、誰も知らないと思いますけどね」
 ルルーシュは丁寧に答える。
 目の前の女は頷くとルルーシュから視線を離す。
「お前は、この戦いに乗るのか?友人を殺められたようだが」
 リヴァルのことか…。


35 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/13(火) 00:40:02 ID:FfD8rl/A
「それよりも…今は生き残る必要がある。生き残らなければ、復讐も出来ないですから」
「生き残るには…私や、他のものを倒すことになるぞ?」
 随分と威圧的な態度をとるこの女…。それ相応に腕があるのか?
 まぁいい。今はこの女に俺が敵ではないと言うことを告げないとな。
「…あなたが探している人は、あなたの恋人ですか?」
「なっ!?ち、違う。私にとって士郎はマスターなんだ。だから…私が守ってやる必要がある」

 ……まんざらでもないようだな。恋人ではないところを見るとそれなりの気持ちはあるということか。

「こんな森の中、一人の人を探すのは並大抵じゃないでしょう」
「だから、こうして1人1人に聞いて探している。そうすれば、私が探しているということも伝わるだろうからな」
「でも、この祭に乗っているものもいる中、刀一本では危険では?」
 女…セイバーはルルーシュを横目で見ると、ルルーシュがたっている隣の木を、真っ二つにする。
 その切れ味、そしてスピード…どれもが尋常じゃない。
「他のものがなんであろうと、私は倒せない」
「なるほど…それなりの腕はお持ちということですか」
「私を打ち倒そうとするものがいれば、私は…戦うだけだ」
 クソ…どうなっている。
 普通の人間だけが参加しているわけじゃないのか?
 こうなると他の参加者もまともな人間は少ないと考えるべきか。
 そんな能力者が島中に点在し、イレギュラーとして、俺や生徒会メンバーの命を狙っていると考えると…。
 まずい…スザクでさえ、こんな怪物女と戦って無事で済むとは思えないぞ。

「士郎を知らないなら、私は探しにいく」
 そういうと女は、俺から離れていく。
 いや…違うな。
 ルルーシュは笑みを浮かべる。これは好機だ。
 イレギュラーが点在し、殺意を持って行動しているのならば、とっくに俺はやられているだろう。
 しかし…そうではない。イレギュラーもまずは合流を目指しているようだ。
 ならば…それを逆手に取ればいい。
「すみません…」
「まだ私に何かようか?」
 セイバーが振り返りルルーシュを見る。
 ルルーシュの片目が輝き、それがセイバーの目にと入っていく。
「はい…」


36 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/13(火) 00:41:17 ID:FfD8rl/A
士郎は森の中を彷徨っていた。
順番としては21番手。
セイバーが、その後と考えると、そろそろ森の中に入ってきてもいいはずだが…。

【衛宮士郎(Fate stay Night)】
配給品 水 地図 ハリセン 手榴弾

 今まで、人と何人かすれ違い、やり過ごしてきたが…本当にみんなこんなくだらない戦いに乗るのだろうか。
普通の神経なら戦うはずがない。
いや…俺は、普通じゃないか。
聖杯戦争なんていうものに巻き込まれて、セイバーとともに戦ってきたんだから。
セイバーがいないだけの状況。
「ふぅ…まったく大変なことに巻き込まれたもんだ」
 俺の力…試してみる場としてはいいが。
この場を乗り切るには情報が少なすぎる。
それに、ここにいるものたちを信用することも出来ない。
「士郎?」
 振り返る。そこにはセイバーがいる。
「セイバー!よかった。探したんだぞ?」
 駆け寄る士郎。セイバーは士郎を見つめ微笑む。
「っ!」
 士郎は腹部に走る痛みに目を見開く。
 士郎は自分の腹を手でぬぐうとそこには大量の血があった。
 士郎は口から血を吐き出す。
 刀は貫通しており、地面には大量の血が流れ出る。
 士郎はセイバーの服を掴んで見上げる。
「せ、せぇい…バー…」
 セイバーの瞳は虚ろだ。刀はそのまま士郎の身体が抜かれていく。
 刀が抜かれていくとさらに血が流れ落ち、地面に倒れる士郎。
「く、くぅそぉ……はぐぅ、ふはぁ…せ、せいばぁ…あぁ」
 士郎は涙を流しながら、何も出来ず、何もわからないその状況を悔いながら、口から血を吐き続け、そのまま目を閉じる。
 残ったセイバーは虚ろな目で、巨刀を自分の首に向け、突き刺す。
 血があたりを濡らして、そのままセイバーは動かなくなった。


37 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/13(火) 00:42:07 ID:FfD8rl/A
「…ご苦労だったな」
 そこにたつルルーシュは、セイバーと士郎の荷物を拾うと中を見ながら必要なものだけ取り出すと、捨てる。
「リヴァルのことを淡々と言うお前が悪いんだよ。友人を傷つけた、その罪、身をもって味わうことだ」
 ルルーシュは、彼女にギアス…絶対遵守の力をかけた。
『士郎を探し出して刀で刺せ、それを終え次第、お前も死ね』
 それは森の影であり、さらにはメモ用紙によって与えた命令。
 作戦本部のものにはわからないだろう。あるのはこの事実だけ。
「時間まではまだあるな。はやく生徒会のものたちを見つけなければ」
 ルルーシュは時計を見て、そのまま、その場を後にする。
 何事にも叶わぬ絶対遵守の力…それは、この状況下で己を生かすルルーシュにとっては最大の武器。
 それは、彼に何をもたらすのか……。

【衛宮士郎(Fate stay Night)】
【セイバー(Fate stay Night)】死亡
残り…48名


38 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/13(火) 01:04:48 ID:FfD8rl/A
遅くなったが
投下終了。

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/13(火) 08:56:08 ID:VoBeHS+v
>>38乙!
セイバーと士郎が一話死亡とは……
リレーだと周りの反応が怖くてとても出来ないですね
続き楽しみにしてます

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/13(火) 23:39:12 ID:h9dTYgZW
投下乙!
・・・だがセイバーの口調おかしくね?あの子基本敬語の筈だが

41 : ◆YcpPY.pZNg :2008/05/14(水) 00:25:38 ID:AVllv3+T
>>22なんだが、このメンバーに

【鋼の錬金術師】
エドワード・エルリック/アルフォンス・エルリック/ロイ・マスタング/キング・ブラッドレイ

【金色のガッシュ】
ガッシュ・ベル/高嶺清麿/ゼオン・ベル/デュフォー


の8人を加えた総勢49人でやってみる。
主催者は兵藤和尊、ジュエル・スカリエッティ、プレシア・テスタロッサの3人。
取り敢えずオープニング書いてるから、その内投下する。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 20:13:18 ID:m4hK1jQF
流石に2人とも別人過ぎるwww
誰だよ、こいつらwwwww
せめて、出すキャラは知ってる奴だけにしておこうぜ。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/14(水) 20:55:55 ID:dB32SJmn
流石に知らないキャラ出すのはやめようよ・・・

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/15(木) 10:14:26 ID:BOY6+qG5
アニメ版だけなら違和感ないけど、ゲーム版もやってる人にはセイバーの性格の違いがキツいか

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/15(木) 16:40:05 ID:puYMgcCc
アニメ版とかそういうレベルじゃねえだろコレwwww
「自分の力を試す機会」とかギャグでやってるなら最初にそう言って欲しかったぜ

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/15(木) 19:57:02 ID:zE+Jdz2V
アニメ版だけでも違和感の塊だろw
というか、Fateを二次創作だけで知ってる奴の二次創作を読んで書いても、
ここまで別人にはならないってほどに別人だw

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/16(金) 21:06:33 ID:M14MWEKW
実際Fateは把握の難易度が高い。
ZERO含めないでも、本編60時間+hollow30時間+アニメ8時間だしな。
アニロワで上手く回ったのも、多量の信者のおかげだし。
一人でやるなら、好きでも完璧に把握するまでは出さない方がいい。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/16(金) 22:44:29 ID:RoxnZJBR
一人でやりたいなら、相当の批判は覚悟したほうがいいぞ
リレーは一人消えたら全体に影響が出るが、個人だと一人消えても他の作品には影響でないし
書き手の顔色を伺わない批評がくるから上達はしやすいけどね

49 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/17(土) 14:39:38 ID:soAWH9n9
>>42-47
まずはお詫びを。
Fate stay nightファンの皆様申し訳ありませんでした。
一から見直しまして、間違いが多々ありましたことをお詫びします。
今後はしっかりとキャラを把握したいと思いますので。
また同じようなことがありましたら、指摘してください。

50 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/17(土) 14:40:20 ID:soAWH9n9
引き続き投下します。

51 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/17(土) 14:44:01 ID:soAWH9n9
日本国は、急増する少年少女における大人に対する犯罪から、少年少女を殺し合わせ、大人たちの威厳、
そして自分達がいかに醜い存在であるかを実証させようとした。
それらはすべてテレビ中継される。
総勢51名の少年少女は己の運命を握られたまま、戦いの中に放り投げられた。


第2話 2人の姉妹

「ってなんで私までが、こんな目にあわなきゃいけないのよ!」
 柊かがみは、島にある、町の建物の内部に隠れながら自分の荷物を広げていた。
配給品…ショットガン 水 コッペパン 地図
「なんなのよ!これぇ!!私がこんな恐ろしいもの使えるわけないでしょう!!こなたじゃあるまいし」
 かがみは1人で様々なものにつっこんでいく。
 そうでないと恐怖に押し潰されてしまいそうなのだろう。
 こんな異常事態など味わったことがないのだから。
「こなたやつかさたちと合流したいんだけど…どうしたらいいのかしら」
 地図をみつめるかがみ。こんなところで死ぬつもりはないが…。
「はぁ…なるようにしかならないか」
 かがみは、使い方も分からないような武器を握り、地図を見つつ移動をはじめることにした。
 つかさやこなたと合流するのが目的だ。
 今はそれしかない。動くのは危険だが、それでも、動かずにつかさやこなたが誰かにやられてしまうのは…
 こなたの場合は、なんか乗り気な感じがしそうだが。
 いや、あいつはゲームをやっているだけだ。
「私もゲームだったら…少しはね」
 日頃、こなたに鍛えられているのだ。でも本物の銃なんか…。
「そんな構え方じゃ、ひと1人倒せないわよ?」
 頭にあてられる冷たいもの。かがみは、それがなにかすぐに分かった。
「わ、私を殺す…の」
 いつもの強気な口調がでてこないかがみ。全然近づいてきていたなんで気がつかなかった。
 私がほかの事を考えているせいか…。こんなところで。
「こ、殺すなら、一思いにしなさいよ!でもねぇ!
 絶対にあんたを許さないぞ!呪ってやるから!絶対に、絶対にだ!!」
 かがみは後ろにいるものに捲くし立てるように言う。
 すると後にいるものの笑い声が聞こえてくる。
「な、なによ!」
「ごめん、ごめん。ちょっと驚かしただけ。悪く思わないでね」
 そういうと頭につきつけられていたものがおろされた。
 振り返るかがみ。そこにいたのは赤い髪の毛をした女子…。


52 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/17(土) 14:45:27 ID:soAWH9n9
「なんで、撃たないの?」
 不思議そうに問いかけるかがみに、その女子は笑って
「…こんな馬鹿なゲームにのるわけないじゃない。全員で脱出するのよ」
「そんなことって、出来るの!?」
「やってみなきゃわからないじゃない」
「…いい加減だな」
 なんとなくの掛け合い…こなた、つかさを思い出す。
「私は、柊かがみ…あなたは?」
「私はルナマリア・ホーク…よろしくね。かがみ」
配給品…マグナム 水 地図 ピザ
 今は一人でも仲間がほしかっただけに、かがみはホッと息をついた。
 それはルナマリアにとってもそうである。
 彼女もまた散らばってしまった仲間たちを探すことが先決だった。
「そう…妹を探しに?」
「うん…つかさ、こんな状況じゃ…きっと怖がってるはずだから」
 かがみは窓の外からの町並みを見て、どこかにつかさがいて、
 泣いているんじゃないかと考えると、いてもたってもいられなくなる。
「私にも妹がいる…いろいろ心配かけさせるから、私も不安ね」
「姉っていうのは大変なものね」
「フフ、そうね」
 2人は荷物を持つと立ちあがる
「それじゃー探しに…」
「いくとしますか」
 彼女達が外に出ようとしたとき…急に、音が聞こえてくる。

『あーあー。こんにちわちわ…コホン。早速、1日目の午前中の死亡者を発表するぞー』
 
 それは、あのレベッカ宮本の声である。
『セイバー 衛宮士郎 の二名だ〜。うーん。もっとペースあげていかないとダメだぞー。次に禁止地域の発表だ…』
 ルナマリアは、それを聞いて地図を見て場所を把握する。
「もう2人も…でも、こなたやつかさの名前はない」
 恐怖と供にちょっとした安心もそこで湧く。
「オッケー。これで、後は大丈夫ね…かがみ、早いとこ行くわよ。ゲームに乗った奴がいる以上、誰が襲ってくるかわからないわ」
 ルナマリアの言葉に頷き、2人は建物から出て、壁にそりながら移動を始める。
 海沿いのその町はゴーストタウンのように静まり返っている。
 それだけに不気味だ。
 進行するには細心の注意を払って…。


53 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/17(土) 14:47:28 ID:soAWH9n9
そんな彼女達がいることも知らず、のんびりと町並みを歩く1人の少女。金髪の髪の毛に化粧をし…弥海砂は、鼻歌を歌っていた。
「気をつけて〜神様はみ〜てる…暗い夜道は、手を繋いでください〜♪」
『…ミサ。お前はこのゲームどうする気だ』
 それは彼女につく死神であるレム。
 レムには自身の命をかけてでも守ろうとする強い意志がある。
 ミサにとって、これ以上ない味方だ。

配給品 ハリセン 水 イチゴ 地図

「う〜ん…こんなとこで死にたくないし。死ぬときはライトの腕の中って決めてるもん」
『私はお前を死なせない。死神のルールに抵触するギリギリまでのことでなら、情報として、教えよう』
「ありがとう。レム。ライトの居場所とかわかる?」
『探してきてもいいが、そうなると…ミサ。お前が危険だ』
「そっか…もう2人も殺されているんだもんね。でもミサは目があるもん!」
 ミサはそういって笑う。彼女はその誰もいない町を踊るように歩く。

「…あの子なに独り言を喋ってんの?頭大丈夫か?」
 かがみはそんなつっこみを壁際で話しながら、隣にいるルナマリアに告げる。
 ルナマリアはマグナムを片手で握りながら、その様子を見ている。
「なんだか、かがみとは少し違うみたいね。仲間として誘うべきなのか…」
「仲間は一人でも多いほうがいいんじゃない?誰だって、殺し合いに巻き込まれたいなんて思っている奴なんかいないわよ」
「そうだけど…既に2人死んでるのよ?」
 かがみはそこで気がついた。そう…ゲームはもう始まっているのだ。誰が殺したかはわからない。
 もし、あの子が殺したとしたら。ダメだ。そんなことを考え出したらきりがない。
「ルナ、そんなこと言い出したら私だって、あなただって誰だって疑うことになるじゃない。疑心暗鬼は何にも生まないわよ」
「…そうね。みんなで協力しなきゃ…ダメよね。メイリンや、かがみの妹にも会うために」

 ルナマリアはそういうと、かがみを見つめ
「私が様子を見に行くわ。かがみは待ってて」
「えぇ、気をつけてね」
 ルナマリアはウインクをして、建物の内部から、ミサの背後を取るように、移動を始める。
 かがみは、ミサが移動していくのを見ながら、ルナマリアの動向を探る。
 みんなが協力すれば、仲間になれば、このふざけたゲームから抜け出せる。
 そうすればまたいつものとおり、みんなでバカみたいに笑って、遊んで…そんな毎日が戻ってくるんだ。



54 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/17(土) 14:50:01 ID:soAWH9n9
「はい、手を上げて」
 ルナマリアはミサの背後に回りこんで、銃を突きつける。
 ミサは振り返ることもせず、その場で立ち止まる。
「…レム、何もしなくていいからね」
「?」
 ルナマリアはまわりを見渡す。
 他に仲間が!?ルナマリアは自分が単純な行動しかとっていなかったことを悔いた。
 相手の仲間などまさかいるとは思わないからだ。
「待って!私達は戦いにきたんじゃない!みんなで協力して、ここから脱出するのよ!」
 ルナマリアは声をあげて、そういう。
 ミサはふーんと頷く。
「それだったら、ミサに向けてる銃をおろしてくれてもいいんじゃないんですかー?」
 ルナマリアは、動揺しながら、あたりを見回す。
 仲間がいるなら…私が銃をこのまま下ろすはまずい。
 狙撃される可能性がある。
「あなたには、仲間がいるの?いるんだったら、その人も一緒に」
「そう?それだったら…」
 ふと、ミサはルナマリアの手にノートを触れさせる。

「あぁぁぁぁぁ!!!」

 ルナマリアの絶叫、その目の前に現れたものを見て腰を抜かす。
 ミサは笑顔で隣にいるレムを見つめる。
「ミサの友達のレムでーす…」
 ミサの瞳が輝く…。
 死神の目。
 相手の名前を知ることが出来る目。
 それにかかれば、名前の分からないものでも顔をみればすぐに名前がわかる。
 そして…その分かった名前を、デスノートに書けば。

 ルナマリア・ホーク

 これにより…40秒後に心臓発作で死ぬことになる。
「ごめんね。ルナマリアさん…だけどライトに言われているの。出会った子はみんな殺せって♪」
「な、なにいって!うぅ!!」
 胸を押さえるルナマリア。もがくが心臓の痛みはとまらない。
 私…死ぬの?こんなところで…こんな…、メイリン、シン…私、まだ会っていないのに。
 こんなところで。
 私の視界にうつる、ミサの後ろ、そこにかすかに見えるかがみ。
 逃げて…はやく、かがみ!!ごめん…私、甘かった。
 私のかわりに…メイリンに、あって……。

【ルナマリア・ホーク(ガンダムSEED DESTINY)死亡】
残り…47名


55 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/17(土) 14:51:06 ID:soAWH9n9
『よかったのか?殺して。敵意はなかったようだが』
「ミサに仲間はライトだけでいいもん。いきなり銃をつきつけてる子なんか信用できないって」
『そうか。ならばいうが…さっきのものには連れがいるぞ』
「え!?どこどこ?」
 あたりを見回すミサだが、全然わからない。


 走り出すかがみ。
 その表情にいつもの笑顔はない。
 余裕も…なにも。目の前で殺された。
 あんな簡単に。単純に…。
 死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない……


「ん?」
 振り返る赤い髪の毛の少女。
「どうしたんですか?メイリンさん…」
 柊つかさが立ち止まり、後ろを振り返ったメイリン・ホークを見る。
「今、お姉ちゃんの声がして…」
「…お姉ちゃん」
 つかさとメイリンは、言いようのない不安を感じながら、森の中を進んでいく。



56 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/17(土) 14:51:36 ID:soAWH9n9
以上、投下終了。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/17(土) 16:08:19 ID:MbRYdPO3
え、これは一体どういう世界観になってるんだ?
デスノートの死神はいるけど、SEED勢は普通の日本の住人なの?
でも、ルナマリアは銃に慣れてるっぽいし……。
日本は日本国として独立してるのに、なぜかもやしはギアス使えるし、
Fate組は聖杯戦争を経験してるっぽいし。
キャラの背景がどうなってるのかさっぱり分からない……。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/17(土) 16:21:08 ID:MbRYdPO3
それとも、全員の設定を20XX年の日本に住んでるって事であてはめて、
明らかに無理な設定になる奴は一般人にかえてるの?
SEED勢だったらプラント無し、ギアス勢だったら日本侵略無し、
日本どころか地球出身じゃないスバル・ティアナは日本に住んでるって風に。

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/17(土) 16:22:40 ID:KBEbeP4D
>◆HxLt3eoqWY
悪いけど、君は根本的に国語能力がダメな気がする・・・。
もっと本読んだほうがいいぞ。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/17(土) 17:38:58 ID:pePGGQuD
>>49
間違いがあった事は把握してるんだよね?
で、修正も改定も無しで「次に何かあったら指摘してください」か。
指摘されても直さない、直す気が無いんだったらわざわざこんなとこじゃなくてチラシの裏にでも書いてればいいと思うよ

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/17(土) 17:50:25 ID:QxAvb+HB
世界観の説明とFate勢の処遇は決めたほうがいいかと
それと人称はもう少し統一したほうがいいと思う

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/17(土) 18:07:18 ID:dreVmqvy
死者の数とかは置いといて、放送があったって事はそれなりに時間は経過してるんだよね?
かがみは荷物広げたりするのにどれだけ時間かけてたの?
ミサはレムに月の居場所を聞いてたけど、なんで次には出会った人間を殺すように言われたって言ってるの?
ルナマリアは素人相手にビビっただけで40秒間ボーっと死ぬのを待つようなキャラなの?
なんで遠くから見てただけのかがみがルナマリアが殺されたって分かるの?
そもそもなんでデスノを持ってるの?支給品じゃないんだよね?
最後に出てきた二人は何なの?
何の説明もなくいつの間にか合流しててチーム組んでるのはいいとして、なんで読者に何の説明もないの?

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/18(日) 09:08:39 ID:X/Tu/mVP
某召喚スレもそうだけど、個人は批評厳しいよね。
構成とかも見られるからかな?

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/18(日) 11:40:42 ID:32DF9ons
でも上手ければマンセーされるぞ
リレー小説よりはかなりハードル高いけど
SSを楽しみたいならリレー、SSが上手くなりたいなら個人かな

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 17:05:23 ID:DkQx+R3V
正直、個人で完結するのは相当難しいと思う。
少なくとも年単位の時間は必要。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 20:31:09 ID:Ze92Nnti
人数を少なくしたりすればいいんじゃないか?

というよりも評価が厳しすぎて笑った。
これじゃー新規書き手がこないぞ?

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 20:48:53 ID:gYRg4jFi
どの辺が厳しい評価なんだw
文章力はとりあえず置いといても、原作の設定は勿論ロワ内だけでも矛盾ありまくりなリレーだったら即NGなレベルだと思うが

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 23:17:32 ID:DkQx+R3V
今んとこ居る書き手は>>5と、投下はしてないけど>>41か。
どっちもメンバー的にはwktkなんだが……これからどうなるか……。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/20(火) 00:52:31 ID:nDzcO0jJ
楽しみだな。人が増えてくれば一ジャンルとしても確立されそうだ。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/20(火) 01:55:55 ID:UEo2V50S
よっぽどリレーのほうはイヤなんだな?w

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/20(火) 06:15:20 ID:pSQZDib8
いや、俺はリレーの方も大好きだぞw
楽しみは沢山あった方が良いだろw

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/20(火) 23:55:25 ID:HZ3n02JH
おもしろいものはたくさんある分には困らないしな。
リレーにはリレーの個人には個人の楽しみ方があるさ。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 01:15:05 ID:BRIg3CCh
作品数絞って一作品あたりからの参加者を多くすれば書けなくもないかな?

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/21(水) 17:43:38 ID:nYpRNoIw
1作品7人位がいいと思う
ズガン要因もバランスよく入れるだろうし


75 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 00:49:02 ID:E7/p9xeL
フェイトの口調を戻すために新たに投下をすると、スレの容量、他の方の投下に支障が出ると判断したためです
今後、まとめサイトなどがもし出来た場合は、その時点で変更したいとおもいます。
不快に思わせてしまい申し訳ありません。

76 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 00:49:55 ID:E7/p9xeL
では投下します。

77 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 00:54:03 ID:E7/p9xeL
 この日本はすっかりダメになった。
 引きこもり、ニートといった社会的障害者の増大、日本の首都である東京では引きこもりが二万人を超えた。
少子化問題に輪を駆けた高齢者問題。高齢者を支えなくてはならない労働人口の低下。
フリーター、ネオニートと呼ばれるもの。子供が親を殺すといった殺人事件、さらにはテレビの影響を受けた猟奇殺人事件。
 これらの原因は、影響を与えるメディアにあると政府は考えた。
そこで行われることとなったのが、今回のバトルロワイヤル…引きこもりやニートが見ているであろうアニメキャラクターを参加させ、
生を得るために、もがき、残虐な手段を取らせる。
萌えアニメやキャラクターの信者と呼ばれ、
奉っていた人間は、そのあまりの醜さに、アニメからの脱却を図るであろう、政府は実行に移した。
 社会的秩序を再び創生させるために…犠牲になってもらう、古代ローマでも宗教という人間がすがったものを抹殺することで、
政府の強さを世に示そうとした。
 それを世界の変化の中で、変化の形にあった方法で行おうとしたのである。


 最後の一人となるまで、ありとあらゆる方法で、戦いは行われる。
そこで行われる様々な醜いものを目に焼き尽くさせることで、人は立ち上がるのである。
支給品はそれぞれの特殊なものは据え置きとして、それにプラスして武器を与えた。
使うどうかは、人それぞれ。
己の特殊な武装がすべて通じるわけではない。
 全力で戦ってもらわねば意味がない。
いかなる手段を用いても生き残り相手を倒す。
それを見せることが、このゲームの本質にあるのだから。


78 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 00:55:00 ID:E7/p9xeL
レベッカ宮本ことベッキーは、木造建築の学校の二階から窓の外、陽が差し込む海を見つめる。
「…みんなとも、こういったところに来れればよかったな」
 ベッキーは写真を見る。その写真には、彼女のクラスメイトであったものが笑顔でベッキーを囲んで写っていた。
写真の中では、彼女達はいつも笑顔だ。
こっちがいくら哀しもうが、彼女達はずっと笑っていてくれる。
「先生!三佐がお呼びです」
「わかった。今いく…」
 ベッキーは写真を胸ポケットにしまい、
陽が差し込んでいる、海が見える窓のほうは一度も振り返らずにそのまま、暗い影に飲まれるように、部屋から出て行った。


79 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 00:57:19 ID:E7/p9xeL
第3話 魔法少女のなく頃に

 ゲーム開始から、3時間が経過…高町なのはは山林にいた。
 触れる首輪…レベッカ宮本は言った。変身してもかまわないが、お前達の行動はすべて見られている。
不審な動きをすれば、ヴィヴィオの命の保証はない…彼女はそう告げた。
ヴィヴィオ…私にとって一番大切な存在。その命は彼女達の手にある。
これでは手の出しようがない。誰かに助けを求める?
でも、それも出来なくなった。
なぜなら、私達の中で、誰かが人を殺しているから。
どんな理由であれ、人を殺してはいけないのだ。
そして、人を殺めたものを信用するわけにも行かない。

「どうして…こんなことになっちゃったのかな」
 なのはは首輪に触れる。冷たく、太いその首輪…。
 六課のみんなと協力しないと……六課のみんななら信用できるから。

「誰?」
 振り返るなのは、彼女の身の中にある動揺とは裏腹に、口調は冷静である。
 山林の茂みの中、小さな葉の音をたてて、姿を現すのは小さな青色の髪をした少女だった。
 こんな幼女まで、参加させられているなんて…一体、なんのために?こんな罪も穢れも知らない子が…どうして。
「ばれてしまったのですー。」
 その幼女は笑顔で告げる。なのはも、その無垢な笑顔につられて笑ってみせる。
 彼女の姿に、ヴィヴィオを思い出したからだ。
「みぃ。僕は古手梨花というのです」
「私は、高町なのは…。よろしくね。こんなときに…挨拶するって言うのも変だけど」
「なのははどうしてここに連れて来られたのかわからないのですか?」
「ごめんね。私もわからないの…ここに連れて来られる直前の記憶もおぼろげで」
 梨花はなのはの言葉を聞いて考えているようだ。
 小さい子だっていうのに…こんなことを聞いてどういうつもりなのか…なのはは思いながらも、こうやって話し相手が出来たことで、先ほど自分の心の固くトゲトゲした部分が収まっていく気がした。
「梨花ちゃんは、どこからきたの?」
「ヒナミサワというところから来ました。なのはにはわからないかもしれないのです」
「うん。日本もいろいろと広いから…。だけど、この世界は私の知っている日本じゃない」
 なのはは、自分が生まれ育った国は、このような強権国家ではなかった。
 ならば、この日本はなんなのか?別の世界の日本という場所?
「僕のいた日本も、あまり良い場所とはいえなかったですけど、ここまで酷くはなかったのです」
 この場所は…一体なんなの?誰がなんのために…。きっと無造作に集められたものたちではあるまい。
 何かしらの理由があり、そして、目的があるはずだ。
 それを見つけ出さない限り、ここからは逃げ出せない。


80 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 00:59:02 ID:E7/p9xeL
「なのはには仲間がいるのですか?」
 梨花の言葉に、なのはは同じ状況にいるであろうフェイトやスバルたちを浮かべる。
 彼女達は大丈夫だろうか…戦いに負けるとは思えないけど。
 それでも、こんな誰が敵であるかもわからないことは初めて…。
 心配でないはずがない。
「いるよ。信頼できる仲間が…」
「みぃ。その人たちを絶対に信じ続けてほしいのです」
「どういうこと?」
 梨花は顔をうつむかす。彼女の目が髪にかくれて見えなくなった。
 それだけで梨花の雰囲気がかわる。
 なのはは、梨花が得体の知れない存在であることに、ここで気がついた。

「疑心暗鬼…それがこのゲームの最大の敵…力が強ければ強いものほど、この敵は強敵」

「…疑心、暗鬼」
 梨花は顔を上げる。
 その梨花の表情は、先ほどまでの幼女の笑顔ではない。
 妖艶な表情で、その目つきは怖ささえ感じる。
 梨花はなのはを見つめたまま言葉を続ける

「私の仲間も、疑心暗鬼の前に何度も砕け散った…。互いを信じたいからこそ、信じられなくなる。みんなろくな死に方じゃなかった。
 あるものは喉を掻き毟り、あるものは身体中に刃物を刺され……
 人間は、残酷になろうと思えば、幾らでもなれる生き物」

 梨花の言葉は、なのはだけに伝えようとしているものとは感じなかった。
 自分への戒め…。
「…なのはには、生き残ってほしいのです。にぱ〜」
 梨花は突然、元の表情にへと戻ると、元来た森林の中を走って戻っていく。
「待って!梨花ちゃん」
 まだ、彼女には聞きたいことがある。彼女はこのゲームに自分よりも近いことを知っている。
 そうなのはは確信した。
 なのはは彼女を追うが、深い茂みの中にへとはいってしまうと、その気配はなくなってしまった。
 あの子は一体なんだったのだろうか…そして私に一体どういったことを伝えたかったというのだろうか。
『仲間を信じろ』
 彼女が私に言った言葉。
 これまで、仲間を信じてこなかったことはない、そしてこれからもそれは…かわらない。


81 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 01:00:49 ID:E7/p9xeL
「あぁぁぁぁ!!!!」

 絶叫が響き渡る。
 この声……スバル?
 なのはは、声のしたほうにへと向かう。
 まさか…誰かに襲われた?スバルに限って誰かにやられるとは思えないけど…。
 なのはが飛び出した場所は、山林から出た陽のあたる田んぼであった。
 スバルはそこに立ち尽くしている。
 その姿は変身している状態だ。
 なのはは、後姿で、それがスバルというのは分かったが、スバルは身動きせず、呆然としているようだった。
「スバル?」
 声をかけるなのは。
 ゆっくりとこちらを振り向くスバル。
 その表情は疲れきり、目に光がない。
 なのはを見て、かすかにその表情が反応する。
 なのははスバルになにがあったのかわからず、近づく。
「!?」
 そこでなのはが目にしたのは、胴体に穴をあけられたものと、壊れた人形のように全身の骨を砕かれた死体の二つが、無造作にスバルの前にあった。

【アスラン・ザラ(ガンダムSEED DESTINY)】
【カガリ・ユラ・アスハ(ガンダムSEED DESTINY)死亡
残り…45名

「スバル?」
 なのはは目の前の現実が信じられないでいた。あのスバルが…人の命を誰よりも大切に思っていたはずのスバルが、人を…こんな酷い風に。
 なのはは、スバルを見つめる。
「なにが…あったのか説明、してくれる?」
「わ…」
「わ?」
 スバルは頭を抱えて目を大きく見開きうずくまる。
「私のせいじゃない、私のせいじゃない、私が悪いんじゃない、私が悪いんじゃない、私が…、私が……」
 体中を震わせながら、スバルは言葉を放ち続ける。普通じゃない…スバルに何かがあった。
 そしてこんなことを…。
「スバル、しっかりして!なにがあったのか説明して!」
 なのはは、震えるスバルに手をかける。
 スバルは言葉を止めて、なのはのほうに顔を向ける。
 怯えきっているスバルは、なのはの腕にしがみつく。
「なのはさん…私、私がやったんじゃないんです!私が…」
「わかってるよ…スバルはこんなことをするような子じゃない。だから、説明…して?なにがあったの?」
 スバルは涙を流しながら何度も頷く。相当怖かったのだろう。
 なのはを抱きしめても、なお震えがとまらないようだ。
 なのはは、スバルの背中をさすりながら、彼女を落ち着かせることにした。
 でも…。


82 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 01:02:54 ID:E7/p9xeL
その死体は明らかに、スバルがやったもの…彼女の拳が腹部をつきやぶり、そして蹴りが身体をバラバラにした。
状況だけ見れば…そう思わざるをえない。
「危ない!その子から離れるんだ!!」
 なのはは、その声のほうを見る。
 そこには茶髪の学生服を着た男子…年齢的には、スバルと同じくらいだろうか。
 その男子は、なのはの胸の中で震えているスバルを指差して、はっきりという。
 なのはは男子の指を追うかのようにしてスバルを見る。
 スバルはなのはと視線を重ねた。
「あぁぁぁぁ!!!」
 そのなのはの目を見たスバルは、なのはを突き飛ばす。
「す、スバル!!」
「なのはさん、私を信じてくれない。私、私は、なのはさんの仲間なのに、私のこと信じて…くれ……な」
 スバルは首を指で掻き毟りながら、涙を流した。そしてそのまま田んぼから深い、暗い森の中に向かって走っていく。
 なのはは追いかけようとしたが、身体が動かない。彼女を信用していないから?先ほど言われた梨花の言葉が、頭の中に響く。
 だが…この状況では、信用しようにも…。
「彼女とは知り合いだったみたいだね…」
 男子学生はなのはの元に駆け寄り、声をかけた。
 なのははその場でうつむいてしまう。
 スバルを信じてあげることができなかった自分。
 言われたのに…忠告を受けたのに。
 追いかけられなかった、信じてあげれなかった。

疑心暗鬼…。
疑い、そして周りの人間、すべてを敵としてみてしまうこと。
それは病気のように伝染する。
他人、仲間、そして最後には…自分さえも信じられなくなる。

今、この場所にいる人たちは…みんな、そうなりつつあるんだ。
私もまた……。

 ゲーム開始から4時間。
 空の天候は、変化し始めていた。
 黒い雲が、島を覆い始めている。
 それはまるで、人の心が闇に隠されるかのように。
 参加者達は、その大半が自分達がなぜ、ここにいるのかもわからないまま…生き延びることを目的に動き出そうとしていた。
 疑心暗鬼という恐怖の前に……人間はただもがくしかできないのだろうか。


83 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/22(木) 01:03:28 ID:E7/p9xeL
投下終了。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 01:35:28 ID:wFUsWDOD
すげえ、相変わらず一部のキャラが原型を留めてないぜ!
というか、日本を変える事が目的なのに、なんで異世界人の
スバルとティアナが出場してるんだw
日本には、戦闘機人の技術があるっていう超設定なのか?

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 03:17:13 ID:tsWGNEC9
う〜ん。性格のズレは擁護出来ないかな。
ズガンも描写が薄すぎるし。
最初からもう少し参加者を減らしてたほうがよかったように思える。


86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 07:37:43 ID:wZWcRK01
だから知らないキャラを書くなって言ってんのに・・・。
そのキャラのファンが見たらどう思うのか、想像すらできないのかい?

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 08:31:18 ID:wm+1OspY
人気キャラを入れとけば人が集まるってわけじゃないぜ
まず作品の把握から出直して来い

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 19:04:37 ID:jtWlsXd6
初めて見るけど、あまり悪いようには見えない
ロワのスレってこんなに評価厳しいの?

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 20:58:32 ID:wFUsWDOD
>>88
いや、だってキャラが原型留めてないぞ?

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 21:04:46 ID:w2asDl5P
トリップパス流出防止機能について

トリップパスが流出して他人に騙られた。などの苦情が相次いだため、
2chにおいてトリップパスの流出を防止する機能が導入されました。

使い方
そのトリップを最もよく使うスレ(SSの作者さんだとこのスレかと)
名前欄に「fus&rian&ras&ran#(流出を防止したいトリップパス)」
本文に「Guard」を入力して書き込むだけ。

これで2chおよびインターネット上におけるトリップパスの流出が防止できます。
余談ですが、fus&rian&ras&ranは、この機能を開発した人のHNが由来だそうです。
また、この機能は実装から日が浅く、ぐぐっても見つからないかもしれません。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/22(木) 21:51:56 ID:ilKZ6Ymw
>>88
これでも優しい方だと思うぞ。
他のクロススレにこんなキャラ改変された話投下したら大変な事になるw

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 00:45:40 ID:+7pUJ4bz
>>90
実際働いたのはranとrianの2人だけだったがな。
まあ乙だ。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 09:51:23 ID:OT5Acxjw
上手い人は大体他のロワで精一杯
アニ2漫画ニコが終わる頃あたりがチャンスか

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 16:21:36 ID:rhsxR0vw
>>75
容量を気にして投下しないって、お前にとってはスレ>作品なのか?
次スレは絶対に立てないって意思表示ならそれはそれで構わんが。
つーか、他に指摘されてる部分はスルーかよ

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 16:47:54 ID:BMhWWn93
突っ込み所満載すぎワロタ

>今回のバトルロワイヤル…引きこもりやニートが見ているであろうアニメキャラクターを参加させ、
>生を得るために、もがき、残虐な手段を取らせる。
はいはい作中作オチね。
この世界の日本政府はどんだけバカなんだとか、
作中作なら対主催なんて作らず全員で殺し合いさせときゃいいじゃんとかは置いといて、なんでこんな序盤で種明かししちゃうの?

>ゲーム開始から、3時間が経過…高町なのはは山林にいた
それまでになのはや梨花は何してたんだ?
「六課のみんななら信用できる」とか考えてるが、それだけで放送があるまでボーっと突っ立ってたのか?

>触れる首輪…レベッカ宮本は言った。変身してもかまわないが、お前達の行動はすべて見られている。
>不審な動きをすれば、ヴィヴィオの命の保証はない…彼女はそう告げた。
>ヴィヴィオ…私にとって一番大切な存在。その命は彼女達の手にある。
今までのSSにヴィヴィオのヴの字も無いんですが。
前の話で省略された放送の時に出てきたのかも知れんが、それならそれでかがみ達はなんで無反応だったの?

>梨花の言葉に、なのはは同じ状況にいるであろうフェイトやスバルたちを浮かべる。
>彼女達は大丈夫だろうか…戦いに負けるとは思えないけど。
>まさか…誰かに襲われた?スバルに限って誰かにやられるとは思えないけど…。
大切な事なので二回言いました

>この場所は…一体なんなの?誰がなんのために…。きっと無造作に集められたものたちではあるまい。
オープニングの話を何も聞いてなかったんですね!

>そこでなのはが目にしたのは、胴体に穴をあけられたものと、
>壊れた人形のように全身の骨を砕かれた死体の二つが、無造作にスバルの前にあった。
日本語がおかしい。
と言うか、なのはは死体を一見しただけで全身の骨を砕かれてる事が分かるんだなw

>ゲーム開始から4時間。
>参加者達は、その大半が自分達がなぜ、ここにいるのかもわからないまま…生き延びることを目的に動き出そうとしていた。
動き始めるの遅せえよ!少しは危機感持てよ!

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 17:20:15 ID:ppYC9mSf
ネットにうじゃうじゃいる
「書きたいので書いてみましたホメテホメテー」な、
ファンフィクションとしては底辺のレベル。

まぁアマチュアが書くようなロワ系なんて大抵ダメダメなもんだけどな・・・。
その辺の妥協はそりゃするが、ソレを差し引いてもこれは問題外の出来。
どうも処女作っぽいが・・・アマチュアにありがちな、
身の程知らずな大作書こうとするタイプかね。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/23(金) 22:52:02 ID:+7pUJ4bz
邪気眼が疼く……

98 : ◆HxLt3eoqWY :2008/05/24(土) 00:18:57 ID:/HY19/Dw
やっぱり原作をしっかり見ていないのはまずいですね。
もう一度、修行しなおしてきますので、打ち切りということで。
スレ立て人として、もっと投下があるよう支援してきますね。


99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/24(土) 22:56:32 ID:zAdy45lw
>>98
またそのうち上手くなったら書いてくださいね。
楽しみにしてます。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/27(火) 20:20:09 ID:K6IDTRn+
保守

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/30(金) 02:33:19 ID:GAItOkK0
保守

102 : ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 21:52:26 ID:g1qZtYLB
オープニング投下します。
一週間前、遂にパソコンが逝ってしまわれたので携帯からの投下になりますが、暖かく見守ってやって下さい。

103 :時報(オープニング) ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 21:53:36 ID:g1qZtYLB
肩にまで掛かる長髪、鋭角に尖った鼻と顎。
男――伊藤カイジは覚醒後、数瞬で自分が置かれている状況の異常さに気付いた。

(何だ……これは……?)

カイジを包むは闇。
清々しい太陽の光も、人工的だが温もりを感じる蛍光灯の光もない。
ただただ暗闇が周りを包んでいる。
事態を確認しようと立ち上がろうとするも、一つの光の輪が体と椅子とを繋ぎ止め不可能。

――バインド。

カイジは知る由も無いが、それは屈強な魔導師をも拘束する事が出来る魔法であった。

(な……なんなんだ!これはっ……!)

自分の知識の外に存在する拘束具、そして明らかに異常な事態にカイジの思考が荒れる。

灯りの一欠片も無い真っ暗な部屋。
自分を拘束する見知らぬ光の輪。
異常、異様、異質。

どす黒い恐怖が心を侵略し始める。

「だ、誰か居ないのかっ……!」

恐怖に押し負けたカイジが叫んだ瞬間、部屋の照明が一斉に灯った。
光に照らされ部屋の様子が、カイジの目に飛び込んでくる。

(教……室?)

いきなりの事態に恐怖心も吹き飛び、ゆっくりと自分が居る部屋を観察する。
それは、窓が無い事を除けば、一昔前の小学校や中学校の様な教室。

104 :時報(オープニング) ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 21:55:40 ID:g1qZtYLB
綺麗に並べられた椅子にカイジを含め、数十人の人が腰を下ろしている。
幼稚園生の様な金髪の児童や、中学生くらいの少年少女、赤いロングコートを羽織った不気味な男、と多種多様な人がカイジと同じ様に、光の輪で椅子に拘束されていた。
困惑した様子で辺りを伺っている者も居れば、何かを考え込んでいる者も居る。
中には楽しそうに笑みを浮かべている者まで居た。

(何でこんなに人が……)

目の前に広がる光景は、カイジを更に混乱させる。
何処にでも居そうな普通な奴から明らかに危険そうな奴まで居る。

と、そこで何人かの視線が自分へと集中している事にカイジは気付く。
先ほど叫んだ事で注目を集めているらしい。

途端に気恥ずかしくなったカイジは、顔を伏せる。
人々もそんなカイジから直ぐに興味を無くし、視線を外していった。

(なんだよ、なんだよ……ビビってたのは俺だけかよ……!)

胸の中で悪態を尽くと同時に、安心感が浮かんでくる。
自分以外にも人が居る事。
学校の教室という平和的な光景。

105 :時報(オープニング) ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 21:58:25 ID:g1qZtYLB
この不可思議な状況は全く変わっていないのにも関わらず、カイジの緊張感は解けていく。

そして、カイジがホッと息をついたその瞬間――教室の扉が勢い良く開いた。
その扉をくぐり教室へと入ってきたのは一人の老人。

「お、お前は……」

知らず知らずの内に声が漏れる。

――悪魔。
カイジがそう評する老人がそこには居た。






驚愕に染まるカイジを尻目に老人は歩を進め、教卓の前へと立つ。
そして、両手を教卓へと置き、愉悦に歪んだ口を開いた。

「おはよう……諸君!……何が何やら分からないという顔をしているの……。何、今日は諸君らにやってもらいたい事が一つあっての……」

グフ、グフ、と気味の悪い笑い声と共に語る老人。
教室に居る殆どが訝しげな目でそれを見ている。

「ああ、そうじゃ……大事な事を忘れていた……!私の名は兵藤和尊……このゲームの主催者の一人だ……」

だがそれらの視線を気にもせずに老人――兵藤は語り続ける。



106 :時報(オープニング) ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 22:01:21 ID:g1qZtYLB
「さて……諸君らにはこれから一つの『ゲーム』をしてもらう……なに、『ゲーム』といっても小難しいルールなど存在しない。
勝利の条件は一つ……!生き残る事だ……!何をしても良い!他人を蹴落とし、謀殺し、生き延びろ……!
最後の一人になるまでっ……!」

堪えきれなくなったのか兵藤が手を叩き、笑い始める。

「そう、ここまで言えばもう分かるだろうが、諸君らには殺し合いをしてもらう!
生還する方法は一つ……最後の一人となる事……!制限時間は72時間……!それまでに自分以外の全てを殺せっ……!力っ……能力っ……知力っ……その全てを使い殺しつくせっ……!」

途端にザワザワとざわめき立つ教室。

ある者は困惑。
ある者は畏怖。
ある者は歓喜。
各々が各々の感情を宿し、狂気に染まった老人に視線を送る。
兵藤は、それらの視線を受け、満足そうな笑みを浮かべる。

「……とは言え、ここに集まてもらった諸君は正義感溢れる者も多い……。そこでだ……ゲームを円滑に進行する為にある装置を付けさせてもらった……」

そこで言葉を切り、まだざわめき立っている教室を品定めをする様な目で一通り見回し、一人の男を指差す。



107 :時報(オープニング) ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 22:05:19 ID:g1qZtYLB
「そこの君立ち上がってくれるかの……」
「……僕かい?」

バインドが消失し、自由になった男は警戒の色を強くして立ち上がった。
その男は、良く鍛えてありそうな筋肉質な肉体を持ち、優しげな印象の顔をしている。
その顔にした眼鏡はこれ以上ないほど、男には似合っていた。

「と、富竹さん!」

知人だろうか。
慌てた様に一人の少年が声を上げる。
立ち上がろうともしているが、バインドのせいでそれは叶わない。

「僕なら大丈夫さ、圭一君」

富竹と呼ばれた男は、少年を安心させるように微笑みかけ、兵藤を睨む。

「さて、諸君。彼の首を見て欲しい……何かついておるじゃろ……?」

教室の全員が富竹の首に設置された銀色の首輪に注目する。
そして数秒後、数人の参加者が自分の首にも同様の首輪がついている事に気付く。

「ほほ……勘の良い者は気付いたようじゃの……?……お主らの首には同じ物がついている……!」

再び教室がざわめき立つ。

「それは、小型の爆弾じゃ……儂の思い通りに爆発させる事ができる……このように……!」

ボンッという音ともに僅かな閃光が教室を走り、それと同時に何かが床に転がった。


108 :時報(オープニング) ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 22:09:17 ID:g1qZtYLB
数瞬後、床に転がる何かの正体に気付いた人々が悲鳴を上げる。

生首。

緑色の帽子を被り眼鏡をかけた、一つの生首がそこには転がっていた。
そしてもう一つ、頭を無くした男――富竹がそこら中に血を撒き散らし、自身の血に染まる床へと倒れ伏した。

「……この通り、私に刃向かった者は死んでもらう……また定時放送にて発表される禁止エリアに侵入しても、こうなる……」

止まぬざわめきの中、愉悦の顔で兵藤が語る。

「その他の細かいルールは、配布するデイバックの中にまとめ書きとして入っておる……各自、確認して置くように……それでは、そろそろいいかの……」

未だ慌ただしく騒いでいる教室を一瞥し、兵藤は右腕を振り上げる。

「それでは……バトルロワイアルを開始するっ……!」



109 :時報(オープニング) ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 22:13:37 ID:g1qZtYLB
高らかな宣言と共に、教室に居た総勢49名の参加者が消える。

残されるは一人の老人。
老人は笑い続ける。
今から始まる至上のゲームに思いを馳せて。
狂った様に笑い続ける。




こうして狂気のゲームは始まった。



絶望にまみれた参加者達はどの様な行動をとるのか。



それはまだ、誰にも分からない。



【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に:死亡】
【残り49名】

110 :時報(オープニング) ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 22:18:25 ID:g1qZtYLB
投下終了。
取り敢えずオープニングを。
ご指摘あったらバンバン突っ込んでやって下さい。

因みに次回はロロノア・ゾロ、前原圭一、キング・ブラッドレイの三人でお送りする予定です。

111 : ◆YcpPY.pZNg :2008/06/01(日) 22:33:46 ID:g1qZtYLB
追記。
トライガン、ヘルシング、鋼錬、ガッシュは原作準拠です。
アニメ版でも良かったんですが、見直すのがキツいんでw

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 21:24:58 ID:5szJ6cot
ほっしゅ

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 22:08:21 ID:b2NkfFyz
投下乙です
続き期待
時報はやっぱり時報

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/02(月) 23:29:50 ID:MQ10CzZM
GJ!
やっぱ時報は時報かw
まだオープニングなので何がどうなるかは全然分からないけど、メンバーは相当面白そうなんで続きに期待です!

115 : ◆FfZ2rFhW7Y :2008/06/06(金) 00:53:05 ID:DSUHe+8P
こっちも投下します

116 :戦闘遊戯<バトルロワイヤル> ◆FfZ2rFhW7Y :2008/06/06(金) 00:55:22 ID:DSUHe+8P
第零話 開幕<プロローグ>

「みことぉぉぉぉ!!!!」
 鬼の表情を浮かべた彼女の後ろから現れる巨大な炎の龍。
 龍は剣の突き刺さった耳元まで避けた口を開く。
 湯気が立ち上がる中、龍は前にいるものを見据える。
 前にいたのは、小柄な黒い髪の少女に向けられていた。
 少女は蛇に睨まれた蛙のごとく、身動きが出来ない。
 鬼女は首元を掻き毟りながら、唇を噛み切った血を流していた。
 炎の龍の腹部から昇りあがる、閃光…。

「カグヅチィィィ!!!!」


……時は少し、遡る。



117 :戦闘遊戯<バトルロワイヤル> ◆FfZ2rFhW7Y :2008/06/06(金) 00:57:19 ID:DSUHe+8P

「時は満ち、祭が始まる…」

 男の声は、やけに大きく響く。
 それはその場所がただの部屋ではなく、大きな空間であるということを証明していた。
 冷たい空気が漂い、男の後ろには幾つものテレビモニターが搭のように、無数につけられており、そこには様々な映像が映し出されている。
 世界中の暴力、環境破壊、それによる災害…。

男の前に立つ女性…その女性は、男を見つめて静かに冷たく微笑む。
その女性は黒い制服と帽子を身につけ、長い金髪の髪をおろしている。
スタイルもよく、美女という言葉がふさわしい存在であろう。

「長年の研究成果を、証明して見せるときがようやっときました」
 
 その言葉はやんわりとしていたが、話す女性の目つきは鋭い。

「君達の実験成果は、僕の計画にとても重要な部分になる。
 そのために東京に捨てられかけた君達を、僕ら一番地が摂取し、計画を進行させたんだからね」

 男は、大きなイスの上に横になりながら話しをする。
 女性のほうなど見る気はないようだ。興味もないのだろう。

「凪、人数は揃えたか?」
 
 その言葉が聞こえると、女性の後ろから白髪の小柄な少年が姿を現す。
 女性はその存在に気がついていなかったのか、少し驚いた表情をする。


118 :戦闘遊戯<バトルロワイヤル> ◆FfZ2rFhW7Y :2008/06/06(金) 00:59:34 ID:DSUHe+8P
その言葉が聞こえると、女性の後ろから白髪の小柄な少年が姿を現す。
女性はその存在に気がついていなかったのか、少し驚いた表情をする。

「言われたとおり、HiMEに近い年齢、環境を持つ多種多様な人間を集めたよ。中には、HiMEと同等の力を持つものまで」
 
 凪と呼ばれた白髪の少年は、面白そうに告げる。
 男はほぉーっと言葉を漏らす。
「鷹野三佐…これは所謂、前夜祭だ。思う存分にやってくれてかまわないよ。
 僕は結果だけ手に入ればかまわないからね」
 男の言葉の後、凪が鷹野と呼ばれた女性のほうを見る。
 鷹野は、薄気味悪い凪のほうを見つめ返す。
「わかってるよね?これがもし失敗したら、君の唱えた説は、机上の空論っていうことになるんだから。
 失敗は…許されないんだからね」
 凪の言葉に、鷹野は唇をかみしめると、あきらかに不愉快という表情を見せて、そのまま、後に振り返って去っていく。
 執念に満ちたその表情は、狂気さえ感じさせる。

「おぉ〜こわっ。とりつかれた女の人は、それが誰であれ怖いものだねぇ」

 凪は去っていった鷹野のほうを見ながら、ケラケラ笑いながら言う。
「目前に迫った蝕の祭……。良い前夜祭になればいいんだけどね。僕らにとっても彼女にとっても…」
 その男…神崎黎人は、頭上にあるたくさんのテレビモニターのほうに顔をあげた。
テレビ画面に光がつく。それはこれから祭が始まることを意味していた。


119 :戦闘遊戯<バトルロワイヤル> ◆FfZ2rFhW7Y :2008/06/06(金) 01:00:36 ID:DSUHe+8P
登場人物

【ひぐらしのなく頃に】
竜宮レナ 前原圭一 園崎魅音 園崎詩音 古手梨花 北条沙都子 古手羽入
【DEATH NOTE】
夜神月 弥海砂 竜崎(L)
【ガンダムSEED DESTINY】
シン・アスカ キラ・ヤマト アスラン・ザラ ラクス・クライン ルナマリア・ホーク 
メイリン・ホーク ミーア・キャンベル
【らき☆すた】
泉こなた 柊つかさ 柊かがみ 高良みゆき
【涼宮ハルヒの憂鬱】
涼宮ハルヒ キョン 朝比奈みくる 長門有希 古泉一樹
【らき☆すた】
泉こなた 柊つかさ 柊かがみ 高良みゆき
【BLACK LAGOON】
レヴィ ロック ヘンゼル グレーテル
【コードギアス 反逆のルルーシュ】
ルルーシュ・ランペルージ 枢木スザク C.C. シャーリー・フェネット 
ミレイ・アッシュフォード リヴァル・カルデモンド ニーナ・アインシュタイン カレン・シュタットフェルト
【アイドルマスター・セノグラシア】
天海春香 萩原雪歩 水瀬伊織 高槻やよい 菊地真
【NANA】
大崎ナナ 小松奈々 
【Candy☆Boy】
櫻井奏 櫻井雪乃


120 :戦闘遊戯<バトルロワイヤル> ◆FfZ2rFhW7Y :2008/06/06(金) 01:01:09 ID:DSUHe+8P
とりあえずここまでです。

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/11(水) 21:09:22 ID:9owYjhyQ
保守

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/13(金) 18:57:20 ID:ODkmB3tc
復帰記念age

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/19(木) 00:59:55 ID:f/h0D9Nu
保守

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 20:58:51 ID:m2WguvXh
保守。あと少しで書き終わりそうだ……

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/28(土) 15:42:10 ID:U5Jk4/RR
期待age

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/03(木) 00:05:12 ID:7ylEhL+U
ほす

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/05(土) 22:23:04 ID:1JM4IgeO
保守

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/09(水) 21:40:46 ID:EkH8cEa8
保守

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/13(日) 10:38:59 ID:b6fBCwzk
保守

130 : ◆YcpPY.pZNg :2008/07/13(日) 12:53:35 ID:dvd4rnIC
誰も居ないだろうけど投下予告。
今夜八時に、キング・ブラッドレイ、ロロノア・ゾロ、前原圭一投下します。

131 : ◆YcpPY.pZNg :2008/07/13(日) 19:06:29 ID:dvd4rnIC
すみません……用事ができ、今日は投下出来なくなりました。
後日投下するので…

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/14(月) 11:21:09 ID:3w97lrsU
頑張れ〜

133 : ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 18:32:49 ID:1EIjW9lb
今日こそ八時に、キング・ブラッドレイ、ロロノア・ゾロ、前原圭一投下します。

134 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:03:18 ID:yqv/1dn/
「なんだってんだ、こりゃ」

暗闇に包まれた森林にて一人の男がぼやいた。

緑色の髪に黒染めのズボンとブーツ。
その黒に対比するかの様な真っ白なシャツに緑色の腹巻き。
どうにもアンバランスな服装な男――ロロノア・ゾロはいきなり起きた事態に訳が分からずにいた。

昨晩はいつも通りムサい男部屋で眠りについた筈だ。
なのに目を覚ませば訳の分からない部屋にいて、見知らぬジジィの訳の分からない演説を聞いた後、知らない男が殺された。

自らの首元に触れる、指先に伝わる冷たい感触に小さく舌打ちをする。
眼鏡の男を殺した鉄の輪がゾロの首にも着けられていた。

「さて、どうするか……」


正直言って面白そうではある。
あの部屋には相当強そうな奴らもいたし、修行には持って来いかもしれない。

ゾロの顔に野獣を思わせる笑みが浮かぶ。

元々、彼自身は非常に好戦的な性格だ。
喧嘩を売られれば買うし、襲われれば命を奪う覚悟もある。
だが――。

「……取り敢えずはあいつらを探すか」

あの場には殺し合いなどとは縁が無さそうな子供もいた。
襲ってくるのなら別だが、無力な子供を殺すほど、ロロノア・ゾロという人間は腐っていない。

――それに、どうにも嫌な予感がする。

ルフィ、コック、ロビン、フランキーの四人がそう簡単に死ぬとは思えないが、残りの三人は実力的に危ういところがある。
早めに合流しといて損は無いだろう。

「で、だ」

このゲームに置ける行動方針は決まった。
後は適当に歩き回り、殺し合いに乗った奴らと戦いながら仲間を探せばいいだが、一つだけ気掛かりな事がある。

それは。

「何で刀が無い?」

何時も腰に刺さっていた三本の刀。
相棒とも言える刀達は影も形も見せずに、目下行方不明中。

右に、左に、首を回すも当然刀達は落ちていない。
試しに、何時の間にか肩に掛けられていたデイバックを漁るが――あった。
バックから手を出すと、そこには一振りの刀。
しかもその刀はゾロが持っていた三本の内の一本。
だが――おかしい。



135 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:04:07 ID:yqv/1dn/
「なんで雪走が……」

そうそれは、確かにあの時――エニエスロビーの戦闘で死んでしまった筈の刀『雪走』。
試しに鞘から抜いてみると、新品と見紛うばかりの光沢を放つ綺麗な直刃があった。
『偉大なる海路』にて、様々な冒険を共に潜り抜けて来た相棒だ、見間違えるはずがない。
目の前の刀は、正真正銘本物の『雪走』であった。

(あのジジィが修復した……?いや、無理だな。直せる傷じゃあなかった)

不可思議な状況に首を傾げつつ、雪走を腰に差すゾロ。
しっくりとくるその感触に頬を弛ませながらゾロは立ち上がった。

色々と疑問はあるがまずは後回し、仲間と合流すべく動こう。

歩き始めようと足を上げた瞬間――――ゾロの動きが止まった。
刀へと手を掛け、後方の闇を向く。

「ほう、気付いたか。なかなか鋭い……」

温和そうな印象を与える口調の言葉と共に、一人の男が闇の中から現れる。
柔和な微笑みと威厳を感じさせる顔付き。
その片方の眼は、漆黒の眼帯が覆っている。
服は青を基調とされていて、雰囲気から見るに恐らく軍服であろう。

「誰だ、あんたは?」

油断無く雪走を構え、ゾロが問う。
対する男は優しげな微笑みを浮かべたままゾロに一歩近付き、口を開いた。

「ちょっと聞きたい事があるんだが」
「……なんだ?」
「エドワード・エルリックという少年と、アルフォンス・エルリックという鎧姿の男を見なかったか?」
「見てねぇな……ここに飛ばされて人に会ったのはあんたが初めてだ」
「ふむ、そうか……」

ゾロの答えに男は、顎を抑え何かを考え始める。
そして、数秒後、顔を上げ真っ直ぐにゾロを見つめた。

「それではすまないが、死んでくれ」

その言葉を放った瞬間、男の瞳から温かみが消失。
まるで猛禽類の如く鋭い眼光がゾロを貫いた。

「はっ、猫被りはもう止めんのか」

だが、その視線にもゾロは怯まない。
むしろ、楽しそうに笑みを浮かべる。



136 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:05:24 ID:yqv/1dn/
「……良い瞳だ。力強く、誇りに満ちている」
「ありがとよ、ちょび髭」

ゾロの不遜な物言いに苦笑するかの様に、笑みを浮かべる男。
だが、それも一瞬。

眼光は鋭さを取り戻し、デイバックから出した得物を構える。
と、男が取り出した得物を見てゾロの表情が変化した。

「……それは」
「なかなかの業物らしくてな、良い刀だろう?」
「ああ、確かに……流石は俺の剣だ」

瞬間、ゾロが踏み込んだ。
月光に照らされた刃が、白銀の線を描き、男へと迫る。

「返してもらうぞ」

驚異的な速さの一閃。
常人だったら反応すら出来ないであろう一撃。
だが、眼帯の男は、事もなげにその一撃を受け止めた。

刃と刃が火花を散らし、鍔迫り合いの状態に変化。
二人の剣士の力を真っ正面から受け、二本の業物が激しい金属音を上げた。

「へぇ、やるじゃねぇか」

余裕の笑みで語り掛けるはロロノア・ゾロ。
対する男の表情は苦々しく歪んでいる。

(……なんという力だ)
全体重を刀に乗せ、何とか鍔迫り合いの状態を保ってはいるが、直ぐに崩れ去りそうなほど危うい。

「いくぜ」

――瞬間、男の体が宙に浮いた。

それは単純な剛力。
海賊狩り時代、そして海賊となってから経験してきた様々な戦闘、馬鹿とも言える様な過酷な特訓。
それにより培った人間離れした剛力。


「くっ……!」

空中で姿勢を整えるも、膝をついてしまう。
顔を上げた時には、緑髪の男が迫っていた。

一瞬の間に何十と繰り返される剣戟。
振るわれた白刃を自らの白刃で受け止めるが、やはり圧し負ける。

(正面からは不利か……)



137 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:06:54 ID:yqv/1dn/
一筋の汗と共に、タン、と後ろに下がる男。
それは逃げとも言える行動。
一流の剣士に対し退くという事、それは敗北と同意義。

「一刀流居合――」

瞬間、ゾロの姿が欠き消える。
いや、消えたと思える程の速度で男に接近。
文字通り目にも止まらぬ早さで抜刀、一閃。

「――獅子歌歌!!」

技名を叫んだ時には、既にロロノア・ゾロは剣を鞘に収めていた。

そして――ゾロの右肩から左脇に掛けてを真紅の線が走った。

「な……!?」

自らの身体に現れた傷を信じられない様な表情で見詰めるゾロ。

灼けるような痛み。
流れ出す血液。

ゾロの意識は、急速に霞の中へと消失した。




――それは、一瞬の攻防。

全身刀の殺し屋、政府直属の暗躍機関に属する剣士ですら、避ける事が叶わなかった一撃を易々と回避した男は、カウンターの斬撃をロロノア・ゾロへと叩き込んだ。

その一撃は、幾多の死線を潜り抜けてきたゾロですら、知覚不能。

麦わら海賊団『海賊狩りのゾロ』は異世界の剣士に――敗れた。






「人間とは思えない戦闘力……。力、スピードだけで言えば私よりも上……だが剣術のレベルはそう高く無い」

ゾロが倒れたのを確認し、男――キング・ブラッドレイが小さく呟いた。
それと同時に刀――和道一文字を振るい、纏わりつく血液を落とす。


(さて……これからどうするか。
眼が覚めたらこの様な訳の分からない殺し合い。しかもエルリック兄弟、ロイ・マスタングまで参加している)

ブラッドレイは冷静に思考する。




138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 20:06:58 ID:Gbjkwac/
 

139 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:08:00 ID:yqv/1dn/
父の目的には必要不可欠な人柱、または人柱に成りうる男達。

彼等は、殺すには惜しい人材だ。
出来れば彼等を殺さずに脱出をしたい、だがそれは可能なのか?

この首に付けられた、まるで犬を連想させる無骨な首輪。
これが爆発したところで、人造人間(ホムンクルス)である自分が死ぬ事は無い。

だが、普通の人間の場合はどうか?
考えるまでも無い。十中八九死亡する。

それに此処に倒れている緑髪の男の様に、常人離れした戦闘力を持つ人間が他にも居たら、国家錬金術師といえど後れをとる可能性はある。

この殺し合いの場に於いて、死は誰にも平等に襲い掛かる――そう自分にも。

ブラッドレイは頬に走る一筋の線に触れた。
その傷からは久しく見ていない、真紅の液体が流れている。

このような微小な傷、通常だったら瞬きの間に治癒される筈だ。
だが戦闘から数十秒経った今も、傷が塞がらない。
そこから考えられる事は――

「――能力の低下か」

だが、あの狂った老人がそんな強力な能力を持ってるようには見えなかった。
ならば、この首輪によって制限されてる可能性が高い。
そして、治癒力が著しく制限されたこの状態では、首輪の爆破には耐えられないだろう。

結局のところ、自分も鎖に繋がれた犬と変わらない。
尾を振り主人の御機嫌を取る醜悪な犬となるか、来る好機に向け心の中で牙を研ぐ狼となるか。

――人在らざる者、キング・ブラッドレイは選択する。







空に浮かぶ月が、漆黒の中に綺麗な円を描いている。
男はその月光の下、歩いていた。
手にはゾロから奪った二振りの業物、雪走と和道一文字。

男は選択した。
――この殺し合いに乗る事を。
――醜悪な犬として生き抜く事を。

ただ、主人に尾を振る事は無い。
ブラッドレイが尾を振るのは、自らを産み出してくれた父に対してのみ。

ブラッドレイが選択した道は『エドワード・エルリック』以外の人間を皆殺しにする事。

人柱にして、弟のアルフォンス・エルリックよりも実力を持った少年――今この場にいる人柱、人柱候補の中で、最も父に必要な人間。

彼を元の世界、父の元へと帰す為、ブラッドレイは犬となった。



140 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:10:01 ID:yqv/1dn/
【一日目/深夜/D-7・森林】
【キング・ブラッドレイ@鋼の錬金術師】

[状態]健康
[装備]和道一文字@ONEPIECE、雪走@ONEPIECE
[道具]基本支給品一式。
[思考]

基本:エドワード・エルリックを優勝させ、元の世界へ帰す。
1:参加者を探し見つけしだい殺害する。
2:武器を探す。

[備考]
※治癒力が制限されている事に気付きました。




――それはロロノア・ゾロとキング・ブラッドレイが戦闘している最中の事。
一人の少年が、その超人同士による現実離れした戦いに目を奪われていた。

「な、なんだよ、コレ……」

少年の名は前原圭一。
雛見沢という平凡な村に住む、平凡な少年だ。

圭一は、目の前で起こった、また現在進行形で起こっている出来事に混乱していた。

平和な生活を送っていた筈なのに、何時の間にか見知らぬ場所に連れてこられ――富竹さんが×された。

そして、その光景に茫然としていたら、今度は真っ暗な森の中。

急展開と言うのも生易しく感じる程、急激に移り変わっていく事態。

結果、前原圭一の精神は摩耗していった。

――誰でも良い、人に会いたい。
――自分と同じ様にあの教室に居たレナに、魅音に、会いたい。

その一心で森の中を歩き回り続け、その願い通り圭一は人を発見した。

異常な戦闘を繰り広げる二人を――。

「ほ、本当にあいつら人間かよ……」

知らず知らずの内に漏れた圭一の呟きは、誰にも聞こえる事なく、刀と刀がぶつかり合う音にかき消される。

「こんな化け物達を×せって言うのかよ……!」

無理だ。
例え自分が人を殺す覚悟を持ったとしても、もし銃がこの手にあっても、到底、勝てる気がしない。

――逃げよう。
こんな戦いをしてる奴等だ、殺し合いに乗ってるに違いない。
見つかったら殺される。
そう判断した圭一はゆっくりと後ろに下がる。
幸いな事に、二人共、戦闘に没頭していてコチラには全然気付いていない。



141 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:11:27 ID:yqv/1dn/
一歩、二歩、三歩、後退る。

そして一目散に逃げようとし――二人の内の一人が倒れた。

「あ……」

倒れた、と言う事は勝負がついたのだろう。
つまり――死んだのか?
さっきまで化け物みたいなスピードで動き回っていた男が、死んだのか?


間近で見た人の死に、先程、首を吹き飛ばされて死んだ富竹の姿――必死に思い出さないよう努めていたその無惨な姿が、頭に思い描かれた。

瞬間、圭一を襲う強烈な吐き気。
喉の奥、胃の底から甘酸っぱい何かが込み上げてくる。
圭一は口を抑え、その場に膝を付く。

「うっ……エ゛ェッ」

そして恥も外見も無く、圭一はその場に膝わ付き、胃の中身を吐き出した。



「レナ……魅音……」

粗方胃の中身を吐き出した後、圭一がポツリとつぶやいた。

それは、掛け替えのない親友達の名前。
あの二人も富竹さんの様に、倒れた男の様に、殺されてしまうのか。

胸を抑え立ち上がると、そこには誰も居ない。
あるのは緑髪の男の死体のみ。

再度込み上げる吐き気に耐えながら、圭一はその死体へと近付いていく。
死体はうつ伏せの状態で倒れていた。
先程までこの男が持っていた、刀らしき武器は何処にも無い。
勝負に勝った男が持っていたのだろう。

「…………」

圭一は黙って男の傍らに落ちているデイバックに手を伸ばした。
死人から物を奪う事に気が引けるが、この様な異常事態だ、仕方がない。
圭一はバックを拾い上げ、チラリと死体に目を向ける。

「ごめん……生き延びる為なんだ……本当にごめん」

最後にそう言い、立ち去ろうとした時――圭一はある事に気付いた。

(い、生きてる……?)

死体の背中がリズム良く上下している。
まるで、呼吸をしているかの様に、生きているかの様に。

――ヤバい。



142 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:12:28 ID:yqv/1dn/
――ヤバい。

即座にデイバックを肩に掛け、逃げ出そうとする圭一。
このまま此処に居たら、デイバックを奪うところを見られたら、×される。

あんな戦闘をする化け物だ。
自分の様な子供など、素手でも楽に×せるだろう。

――そうだ!俺みたいな普通の人間なんて、直ぐに×されちまうんだ!
レナも、魅音も、みんな!



その時、稲妻のような衝撃が圭一の脳内に走った。

――ちょっと待て、前原圭一。
今、この瞬間なら、この化け物も倒せるんじゃないか……?
いくら強くたってこの男は気を失っているんだ。
ほら、良く見ろよ。全然、隙だらけじゃないか。
あのマリモみたいな頭に、金属バットか鉈でも振り下ろせば、この化け物は死ぬ。
……そうすれば誰も死なない。
レナも魅音も、少なくとも、この化け物に殺される事はなくなる。

そうだ殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ――――何を考えてるんだ、俺は。
大事な事を忘れている。
トドメを刺す為の武器が無い。
素手で殺すか?
無理だ。
殺し屋じゃあるまいし、ただの学生に素手で人を殺す力なんて無い。
絞め殺すという方法もあるが、この男が目覚めてしまったら終了だ。
逆に絞め殺されてしまう。

どうする、やっぱり逃げるか――?

呼吸を荒く一歩後退した。その時、圭一はある事に気付いた。

――デイバック。

そうだ、あの爺さんが言っていた。
ランダムに武器になりうる支給品が支給されてる、と。

落ち着け、クールになれ。
倒れ伏すゾロを警戒しつつ、圭一はバックを漁る。
瞬間、何かが手に吸いつくのを感じた。
圭一は迷う事なくそれをバックから引き抜く。
圭一の右手に握られた物、それは――

「これは……」

――何処か見覚えのある金属バット。
様々な世界で圭一に使用される事となる金属バットが圭一の手の中にあった。

「殺せる……」

この金属バットを男の頭目掛けて振り下ろせば、この化け物のような実力を持つ男を、自分が殺せる。

見逃せば他の誰か――レナや魅音を襲うかもしれない。
殺せ、殺すんだ。



143 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:13:34 ID:yqv/1dn/
今まで経験した事のない、いや考えた事すらない、平穏からはかけ離れた思考――人を殺すか、否か。

呼吸は荒くなり、汗が噴き出す。
一瞬、だが圭一にとっては何時間と感じる思考ののち――

「殺す、んだ。此処でこの化け物を殺さないと、レナ達が……殺されちまう!」

――圭一は選択した。
目の前の男を殺す、その道を。

もし圭一が本当に冷静であったのなら、選ぶはずのない選択肢を、選択した。


バットを握り締め、倒れ伏している男へと近付く圭一。

(殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ――殺すんだ!)

バットを振り上げる。
それ程の重量を持たない筈のバットが異常に重く感じた。
そして、時間が止まったかのように、圭一の動きが止まる。
だがそれも一瞬。

「うぉぉぉぉおおおおお!」

獣のような咆哮と共に金属バットを振り下ろした。

(――殺った!)

金属バットを振り下ろす最中、圭一は確信する。
自分の全力、全体重を乗せての一撃。
確かにこの一撃が当たればロロノア・ゾロとはいえ、制限下に置かれた今なら死ぬ。
その緑色の頭から、漆黒の血液や薄黄色の脳髄を噴き出し、その生涯を閉じるだろう。

――当たれば、だが。


圭一の耳に届いた音は、頭蓋を叩き割る鈍い音ではなく、小気味よいパシッ、という音だった。

まるで固定されたかのように、ピクリとも動かないバット。
バットを掴む大きな手。
そして、肉食獣のような鋭い瞳で睨む男――気絶から覚醒している。

「……何やってんだ、テメェ」
「あ、ああ、あ……うわぁぁああああ!」

恐怖。
男の瞳に――本物の殺意が籠もった瞳を見た瞬間、圧倒的な恐怖が圭一の心を支配した。
ただひたすらに、恥も外見も、唯一の武器も振り捨て走り出す。
だが、相手は一億二千万の賞金を賭けられる剣士。
当然逃げられる訳もなく、

「逃げれると思ってんのか?」

その言葉が耳に届いたと同時に、圭一の意識は闇の奥へと消えていった。



144 :海賊狩りと人造人間、そして少年 ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:14:07 ID:yqv/1dn/


「何なんだ、コイツは」

目を覚ましたと思えば、直ぐ目の前に迫る金属バット。
反射的に掴み止め持ち主を見ると、見知らぬ少年。
そして、まだガキとも言える見た目とは裏腹にその瞳が映し出していたものは、ドス黒い殺意。

面白い、そう思い睨み返してやると、脱兎の如く逃走。
反射的に当て身をして意識を飛ばした。

そして、今現在そのガキは自分の足元で気絶している。

「このまま放っておくってのもな……」

数秒の思考の後、圭一を肩に担ぎ歩き始めるゾロ。
その様子からは肩からの一閃に対するダメージは見受けられない。


――ロロノア・ゾロは生きていた。
流石にピンピンしているとは言えないが、行動に支障が出る程でもない。
それは圧倒的な耐久力。
元来の異常なタフネスに加え、麦わら海賊団に入団してからの様々な冒険。
何時しか、その耐久力は化け物と敬称されるまでになっていた。

それは、人造人間キング・ブラッドレイでさえ見誤る程に常人離れした耐久力であった。



雪走は無くなっていた。
おそらくあの眼帯が持っていたのだろう。
何で気絶していた自分に止めを刺さなかったのかは分からない。
だが、自分は確かに敗北した。

獅子歌歌を避けられ、返しの一撃で自分の意識は途絶えた。

眼帯が放った最後の一撃は反応する事も、知覚する事すら出来ない程に早かった。
貧弱な力とは裏腹の圧倒的な技量。

剣士に対する二度目の敗北。
だが、自分は生きている。
ならば、何度でも挑戦しよう。
奴に勝った時、自分は今の自分より遥か高みに居るのだから。
最強の剣士に一歩近付く事ができるのだから。

「俺を生かして置いた事を後悔するんだな、眼帯チョビ髭……!」

決意を新たに剣士は歩く。
その背に危うげな少年を背負いながら。




145 : ◆YcpPY.pZNg :2008/07/15(火) 20:29:56 ID:1EIjW9lb
【一日目/深夜/C-7・森林】
【ロロノア・ゾロ@ONEPIECE】
[状態]右肩から胸までの切り傷。
[装備]悟史のバット@ひぐらしのなく頃に
[道具]基本支給品一式×2
[思考]

基本:仲間を探す。
1:圭一が目を覚ますまで周辺を探索。
2:刀が欲しい。
3:三本の刀が揃ったらブラッドレイにリベンジ。

【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】

[状態]首に極軽度の打撲、錯乱気味
[装備]なし
[道具]なし
[思考]

基本:仲間と合流、仲間の為、殺し合いに乗ってる奴を殺す。
0:気絶中
1:レナ、魅音と合流したい。
2:他の殺し合いに乗っていない参加者とも会いたい。


前回の投下から大分時間が空きましたが、取り敢えず投下終了。
ゆっくりとですが、これからも更新は続けていく予定です。

あ、あと一話目を読んだ人には分かると思いますが、実は兵藤は支給品についての説明などしていません。
初めはそれでもイケると思っていましたが、ちょっと無理ッポイので、兵藤は支給品についての説明をしたという事に脳内変換して下さい……いや、本当に申し訳ない。
次回はニコラス・D・ウルフウッド、デュフォーの二名で投下します

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:08:41 ID:H7bD6Iy3
投下乙!!
面白かったっす。特にゾロとブラッドレイの超人バトルが見応えあった
ゾロと圭一の絡みも楽しみだぁ

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 17:44:13 ID:VvxgQ/Q4
投下乙です
超人剣士対決や症候群っポイ圭一が良い感じでした。

次回はデュフォーとウルフウッドか。
原作準拠だったらアンサートーカーが使えるのかな?
次回の投下も楽しみに待っています

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/20(日) 17:44:03 ID:wXimX4BA
期待age

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 10:14:45 ID:4DCaJ6va
ほす

150 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 22:54:26 ID:Ot4Rr2/W
>>18で書いた者だが各作品一人ずつ増やした50人で書いてみようかと

【ガン×ソード】
ヴァン/ウェンディ・ギャレット/ジョシュア・ラングレン/ミハエル・ギャレット/レイ・ラングレン
【ナイトウィザード THE ANIMATION】
赤羽くれは/志宝エリス/ナイトメア/柊蓮司/灯室灯
【バットマン】
キャットウーマン/ジョーカー/トゥーフェイス/バットマン(ブルース・ウェイン) /リドラー
【THEビッグオー】
R・ドロシー・ウェインライト/エンジェル/ジェイソン・べック/ダン・ダストン/ロジャー・スミス
【HELLSHING】
アーカード/アレクサンド・アンデルセン/セラス・ヴィクトリア/ベルナドット/ルーク・バレンタイン
【烈火の炎】
陽炎/紅麗/佐古下柳/花菱烈火/木蓮
【幻想魔伝最遊記】
玄奘三蔵/沙悟浄/孫悟空/猪八戒/清一色
【fate/stay night】
衛宮士郎/キャスター/バーサーカー/藤村大河/ライダー
【Get Backers 奪還屋】
赤屍蔵人/天野銀次/不動琢磨/御堂蛮/王波児
【うたわれるもの】
ウルトリィ/オボロ/カルラ/ハクオロ/ベナウィ

主催者:ベール=ゼファー@ナイトウィザード Th ANIMATION

じゃあオープニングいきます。

151 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 22:56:08 ID:Ot4Rr2/W
聖杯戦争が終わり、俺とセイバーは別れ、俺達はまた日常へと戻っていった。
新しく家族の一員となったイリヤは今日も藤ねえと馬鹿騒ぎをしている。
そんな二人に桜と俺は苦笑を浮かべながら、藤ねえに学校に遅れるぞ、と注意をしようとした。
その時、世界が歪んだ。
不意の感触に何が起こったのか理解する前に意識が反転する。

「先輩!先生!」

意識を失う前に聞いた、桜の悲鳴の『先生』という単語に、漠然とした不安を抱えながら、俺は意識を手放した。

……どれほど眠っていたのだろうか。俺は誰かに揺り動かされて目が覚めた。
目が覚めた俺の視界にいた人物は…。

「士郎! 大丈夫? 怪我とかしてない?」
「……藤ねえ?」

心配そうに俺を覗き込む藤ねえ。
意識を失う前に俺が感じた不安は的中してしまったらしい事に、俺は内心苦い顔になる。
俺が巻き込まれたのか、藤ねえが巻き込まれたのか、多分後者だろう。
藤ねえは俺みたいな魔術師じゃない、一般人だ。加えて俺は聖杯戦争の参加者で聖杯の破壊者だ。ともなればなんらかの理由で狙われてもおかしくはない。
もし、俺のせいで藤ねえが巻き込まれたのだとしたら俺がなんとしてでも守り抜かないといけない。

「大丈夫、ありがとう藤ねえ」

ひとまず、心配そうに俺を覗き込む藤ねえに笑いかけた後、俺は周囲を見回した。
そこは遠坂の屋敷の談話室を数倍も大きくしたかのような空間だった。俺達以外にも何十人もの人が倒れている。
俺や藤ねえが気づいたように回りの人間も次々と起き上がっていく。
次第に辺りが騒がしくなってきた

152 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 22:56:55 ID:Ot4Rr2/W
「ひょっとして、これって、何かのパーティー?」
「何でさ」

素っ頓狂な答えに思わず突っ込みつつ、俺は辺りの人間を見回す。仮面を被った男にピエロみたいな男。なるほど、藤ねえがパーティーと勘違いしたのも頷ける。
そんな中、俺の視界はある人物を捉え、俺は驚愕した。

「あれはライダーの……」

そこにいたのはセイバーとの戦いで死んだ筈のライダーのサーヴァントだった。
真逆――、俺は急いで、注意深く辺りを見回す。
……いた。
遠目に見えるフードを被った女性、キャスター。そして、隅の方で体を拘束され、不気味な程に黙り込んでいる大柄なんてレベルじゃない巨人、バーサーカー。
他のサーヴァントの姿は見当たらない。どこかでセイバーもいるのではと期待していたが、残念な事にそれは叶わなかった。
問題はその三体のサーヴァントがこの場にいるという事だ。全員が全員敵対していた以上こちらにいい感情はあまりもっていないだろう。セイバーもいないのにもしも襲われたら。
俺の頬を冷たい汗が流れた。

「あれ、士郎? 士郎の首についてるのって……」

藤ねえに指摘され、何事かと俺は自分の首に触れた。輪っか状の金属製の何か。これは……首輪?
ここに来る前に首輪なんか着けていた記憶の無い俺が藤ねえを見ると、藤ねえの首にも首輪がかかっていた。
まさかと思い、俺が他の参加者をもう一度見回すと、やはり俺達と同じように首輪がかかっている。

俺達以外にも首輪に気づいた人間がいるのだろうかざわめきがどんどん激しくなっていく。

「皆目が覚めたようね」

不意に聞こえた声に場が静まり、俺を含めた全員の視線が声のする方向へと向けられた。
いつからそこにいたのだろうか、談話室のソファーにその女の子は座っていた。
ウェーブのかかった銀髪に金色の瞳、そしてポンチョを羽織った少女から嫌というほど放たれるプレッシャー。

153 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 22:58:54 ID:Ot4Rr2/W
本能が理解した。目の前の女の子は危険すぎる。

「おい、ベール=ゼファー! こんなところに俺達を呼び寄せて何をするつもりだ!」

ブレザーを羽織った俺と同い年くらいの学生が、彼がベール=ゼファーと呼んだソファーに座っている女の子に吼えた。
それに対して、ベールというらしい女の子は余裕の笑みを浮かべているだけだ。
ふと俺はその笑みをどこかで見た感じがして自分の記憶を掘り起こす。

「熱くならない方がいいわよ? 柊蓮司。今から説明するんだから黙って聞いていなさい」

そういうと彼女は俺達に向き直り、笑顔のまま口を開いた。
その時、俺はその笑みをどこで見たのか思い出した。
聖杯戦争で、言峰のサーヴァントであったギルガメッシュが俺と会ったときの笑み。

「申し遅れました。私は『魔界の大公』ベール=ゼファー。皆さんに集まっていただいたのは訳があります」

――つまり奴が俺達に向けた笑みは。

「今から皆さんには、殺し合いをしてもらいます」

――俺達の命なんか毛ほども思ってない人間の笑みだ。
笑顔と共に告げられた言葉に場が凍りついた。
殺し合え? 俺や藤ねえ達に殺しあえっていったのか

「何故我々がそのような事をしなければならないのか、説明を願おうか。ベル嬢」

凍りついた場を破ったのは黒いスーツを着たガタイのいい男だった。
その人は挑戦的な目で彼女を睨んでいる。

「あら、交渉するつもりかしらMrネゴシエーター。だけれども私は貴方達と交渉する気は何一つないの。私のすることは請願でも提案でも無い、命令なの。おわかりかしら?」

何て女だろうか、俺の脳裏にこいつはギルガメッシュの少女バージョンでは、などと突拍子もない考えが浮かんできた。
ネゴシエーターと呼ばれた人が苦虫を噛み潰したような顔している。周りの人間も彼女の言い回しが気に食わなかった殺気だっている。


154 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 22:59:47 ID:Ot4Rr2/W
そんな中、一人の男が飛び出した、仮面を付け薄笑いを浮かべた男は、瞬時に彼女との距離を詰める。
よく目を凝らしてみると、そいつの腕は鋭い針のように変形していた。
その腕が彼女の眉間へと迫り、寸前で止まった。
何故止まったのか、その理由はすぐわかった。
彼女の手にはいつのまにか鋭い槍が握られ、その穂先は狙い違えずに今自分を刺そうとしている男の心臓へと向けられていた。

「アラン・ゲイブリエル!」

さっきの黒服の人が叫ぶ。アラン・ゲイブリエルというのが仮面の男の名前らしい。
黒服の人に名前を呼ばれてもアランという男は笑顔を浮かべ彼女から視線を外さない。

「気に入らないな、その態度は。何もここにいる全員で殺しあう事もない。お前を殺せばこの場は終わりだ」
「あら、随分と血の気の多い事ね、半機械人間のブーギー(お化け)さんは」

半機械人間、テレビやアニメの中の存在がぽんと出てきた事に俺は驚いた。
対するアランは特に否定するでもなく、にいっと笑みを濃くした。多分当たっているんだろう。

「ふん、どこまで知っているのかは知らないが、まあいい。このままお互いの血を確かめ合おうじゃないか、お嬢さん」
「ふふ、それは遠慮するわ」

瞬間、俺は彼女から魔力が膨れ上がるのを感じた。他にも何人かは気づき始めたようだ。
このままではまずい。気づいたら俺は叫んでいた。

「アランとかいう人! 逃げ――」
「ヴォーティカルショット」

遅かった。突如として彼女の目前の空間が歪み。それが遠坂の使うガンドのように、闇の礫となって、アランの腹部に直撃し、彼を吹っ飛ばした。
それに合わせて、何人かが動こうとしたが、それはベルが手に持ったリモコンを掲げた事で停止した。
「全く、無粋な人ね。……まぁいいわ。もともと貴方を呼んだのはこの為だったし」

地べたに転がったアランを見やり、ベルはリモコンのスイッチを押した。
その瞬間、アランの首輪からピピピピと警報音が鳴り響いた。
ヤバイ、とてつもなくヤバイ気がする。

155 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 23:00:39 ID:Ot4Rr2/W
当のアラン自身もいきなり何が起きたのかわからず、その顔を怒りにゆがめ、ベルへと視線を向けた

「き、貴様!何をしt」

その時、俺達の目の前でアラン・ゲイブリエルと呼ばれた男の首が爆ぜ、宙を舞った。
銅線や機械部品などが見える生首が血とオイルを撒き散らしながら床に落ちると同時に、首を失くした胴体がそれを追うように絨毯の敷かれた床に倒れ伏した。

「きゃあああああああああ!」

俺のすぐ横から、いや、すぐ横からも悲鳴が聞こえた。
突然の光景に呆けていた俺は、藤ねえの我を取り戻した。
藤ねえにこの光景はショッキングすぎる。

「藤ねえ!見ちゃ駄目だ!」

慌てて俺は藤ねえの視界から死体を隠すように動く。藤ねえは顔を青くし、俺の服を握り締めながら震えている。
殺した。何の躊躇もなく、何の感傷もなく、アランという人はあのベルと名乗った女の子に殺されてしまった。

「ベルゥゥゥゥゥゥゥッッッ!! テメェェェェェッッッ!!!!」

怒号が響いた。
見ると、巫女服を着た女の子達の静止を振り切り、先ほど柊蓮司と呼ばれた男が殴りかかろうとしていた。
その柊に向け、ベルがリモコンを向けた。
場が、再度凍りついた。
沈黙。それはベルによって破られた。

「そんなに緊張しないで柊蓮司、これ以上私自身から手を下す気は無いわ。それに剣を持たない貴方と戦う気はないの。貴方だって剣無しで私を倒せるとは思ってないでしょう?A 大人しく説明を聞いていなさい」

悔しそうにベルを睨んだ後、柊は大人しく引き下がった。

156 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 23:01:56 ID:Ot4Rr2/W
ベールはそれを満足そうに見やると俺達に説明を開始した。

「さっきのでわかると思うけど、貴方達の首にかけられている首輪には爆弾が仕掛けられているわ。爆発する方法は主に3つ。
12時間以内に誰も死亡しなかった時・首輪を無理に外そうとしたり強烈な衝撃を与えた時。そして禁止エリアに抵触した時。禁止エリアに関しては今から説明するわね」

人通り説明してからベールが指を鳴らすと、俺達の目の前に巨大なテーマパークのような映像が浮かんだ。その中心部には城がふよふよと浮かんでいる。

「これがこの殺し合いの会場、ベールパークよ。私達が今いるのはこのお城」

そういってベールが城を指差すと赤い光点が何個も浮かんでいる。つまりこれが俺達を表しているのだろう。

「毎日6時間毎に放送を入れ、その都度このパーク内で通行禁止エリアを定めるわ、数分間の猶予があるから、運悪く禁止エリアとかち合っちゃったら全速力で逃げる事ね。
それとこの城のあるエリアは貴方達が会場に飛ばされた後、自動的に禁止エリアになるからまがり間違っても私を倒そうなんて馬鹿な真似は考えないように。」

そこまで言うとベールは何もない空間に手を突っ込みそこからデイパックを取り出した。
いきなりでてきたそれに俺は思わず目を見張ったがそれは他の皆も同じだったようだ。

「驚いたかしら? これは月衣といって簡単にいうと、一部の人間が使用できる、色んな物品を収納できる結界みたいな物よ。
貴方達に配られるこのデイパックには貴方達が使えるように、ちょっといじった月衣を装備させてもらっているわ。
デイパックの中には水やコンパスの他に、貴方達が生き残る為の支給品が何個か入っているわ。詳細と使い方は取扱説明書を添付しておくからよく読むことね。
最後に、優勝者には何でも願いを叶える権利を上げる。死者を生き返らせる、富と名声、何でもありだから良く考える事ね。
それじゃあルール説明はおしまい。せいぜい頑張りなさい」

その言葉と同時に、俺は本日二度目の意識を失う感覚を味わった。


【アラン・ゲイブリエル@THE ビッグオー:死亡確認】
【残り50名】


157 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 23:04:14 ID:Ot4Rr2/W
以上で投下終了します。
タイトルは「オープニングフェイズ」で

次回はトゥー・フェイスと赤羽くれはで投下します

158 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 23:05:22 ID:Ot4Rr2/W
そんな中、一人の男が飛び出した、仮面を付け薄笑いを浮かべた男は、瞬時に彼女との距離を詰める。
よく目を凝らしてみると、そいつの腕は鋭い針のように変形していた。
その腕が彼女の眉間へと迫り、寸前で止まった。
何故止まったのか、その理由はすぐわかった。
彼女の手にはいつのまにか鋭い槍が握られ、その穂先は狙い違えずに今自分を刺そうとしている男の心臓へと向けられていた。

「アラン・ゲイブリエル!」

さっきの黒服の人が叫ぶ。アラン・ゲイブリエルというのが仮面の男の名前らしい。
黒服の人に名前を呼ばれてもアランという男は笑顔を浮かべ彼女から視線を外さない。

「気に入らないな、その態度は。何もここにいる全員で殺しあう事もない。お前を殺せばこの場は終わりだ」
「あら、随分と血の気の多い事ね、半機械人間のブーギー(お化け)さんは」

半機械人間、テレビやアニメの中の存在がぽんと出てきた事に俺は驚いた。
対するアランは特に否定するでもなく、にいっと笑みを濃くした。多分当たっているんだろう。

「ふん、どこまで知っているのかは知らないが、まあいい。このままお互いの血を確かめ合おうじゃないか、お嬢さん」
「ふふ、それは遠慮するわ」

瞬間、俺は彼女から魔力が膨れ上がるのを感じた。他にも何人かは気づき始めたようだ。
このままではまずい。気づいたら俺は叫んでいた。

「アランとかいう人! 逃げ――」
「ヴォーティカルショット」

遅かった。突如として彼女の目前の空間が歪み。それが遠坂の使うガンドのように、闇の礫となって、アランの腹部に直撃し、彼を吹っ飛ばした。
それに合わせて、何人かが動こうとしたが、それはベールが手に持ったリモコンを掲げた事で停止した。
「全く、無粋な人ね。……まぁいいわ。もともと貴方を呼んだのはこの為だったし」

地べたに転がったアランを見やり、ベールはリモコンのスイッチを押した。
その瞬間、アランの首輪からピピピピと警報音が鳴り響いた。
ヤバイ、とてつもなくヤバイ気がする。


159 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 23:06:23 ID:Ot4Rr2/W
当のアラン自身もいきなり何が起きたのかわからず、その顔を怒りにゆがめ、ベルへと視線を向けた

「き、貴様!何をしt」

その時、俺達の目の前でアラン・ゲイブリエルと呼ばれた男の首が爆ぜ、宙を舞った。
銅線や機械部品などが見える生首が血とオイルを撒き散らしながら床に落ちると同時に、首を失くした胴体がそれを追うように絨毯の敷かれた床に倒れ伏した。

「きゃあああああああああ!」

俺のすぐ横から、いや、すぐ横からも悲鳴が聞こえた。
突然の光景に呆けていた俺は、藤ねえの我を取り戻した。
藤ねえにこの光景はショッキングすぎる。

「藤ねえ!見ちゃ駄目だ!」

慌てて俺は藤ねえの視界から死体を隠すように動く。藤ねえは顔を青くし、俺の服を握り締めながら震えている。
殺した。何の躊躇もなく、何の感傷もなく、アランという人はあのベールと名乗った女の子に殺されてしまった。

「ベールゥゥゥゥゥゥゥッッッ!! テメェェェェェッッッ!!!!」

怒号が響いた。
見ると、巫女服を着た女の子達の静止を振り切り、先ほど柊蓮司と呼ばれた男が殴りかかろうとしていた。
その柊に向け、ベールがリモコンを向けた。
場が、再度凍りついた。
沈黙。それはベールによって破られた。

「そんなに緊張しないで柊蓮司、これ以上私自身から手を下す気は無いわ。それに剣を持たない貴方と戦う気はないの。貴方だって剣無しで私を倒せるとは思ってないでしょう?A 大人しく説明を聞いていなさい」

悔しそうにベールを睨んだ後、柊は大人しく引き下がった。


160 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 23:07:01 ID:Ot4Rr2/W
ベルとベールの書き間違いがあったので修正させていただきました申し訳ない


161 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 23:09:03 ID:Ot4Rr2/W
当のアラン自身もいきなり何が起きたのかわからず、その顔を怒りにゆがめ、ベルへと視線を向けた

「き、貴様!何をしt」

その時、俺達の目の前でアラン・ゲイブリエルと呼ばれた男の首が爆ぜ、宙を舞った。
銅線や機械部品などが見える生首が血とオイルを撒き散らしながら床に落ちると同時に、首を失くした胴体がそれを追うように絨毯の敷かれた床に倒れ伏した。

「きゃあああああああああ!」

俺のすぐ横から、いや、すぐ横からも悲鳴が聞こえた。
突然の光景に呆けていた俺は、藤ねえの悲鳴で我を取り戻した。
藤ねえにこの光景はショッキングすぎる。

「藤ねえ!見ちゃ駄目だ!」

慌てて俺は藤ねえの視界から死体を隠すように動く。藤ねえは顔を青くし、俺の服を握り締めながら震えている。
殺した。何の躊躇もなく、何の感傷もなく、アランという人はあのベールと名乗った女の子に殺されてしまった。

「ベールゥゥゥゥゥゥゥッッッ!! テメェェェェェッッッ!!!!」

怒号が響いた。
見ると、巫女服を着た女の子達の静止を振り切り、先ほど柊蓮司と呼ばれた男が殴りかかろうとしていた。
その柊に向け、ベールがリモコンを向けた。
場が、再度凍りついた。
沈黙。それはベールによって破られた。

「そんなに緊張しないで柊蓮司、これ以上私自身から手を下す気は無いわ。それに剣を持たない貴方と戦う気はないの。貴方だって剣無しで私を倒せるとは思ってないでしょう? 大人しく説明を聞いていなさい」

悔しそうにベールを睨んだ後、柊は大人しく引き下がった。


162 : ◆tPI1bfxBWo :2008/07/26(土) 23:09:34 ID:Ot4Rr2/W
本当にすいません、さらに間違いがあったので修正しました。本当に申し訳ない

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 06:43:49 ID:zPdeoZF5
投下乙!
キャラは知らなかったけど、OPとして面白かった。
これからも楽しみにしています。

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 07:34:59 ID:TdpjuH6o
けっこう面白そうなスレだな

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 08:38:24 ID:+6NEGNUX
保守

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 15:30:32 ID:ocVTGYc1


167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/12(火) 20:30:45 ID:J83NI8Ee


168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/15(金) 23:57:28 ID:6nbB0iIf


169 : ◆xqhrgTJ31c :2008/08/17(日) 05:26:35 ID:VlyJP7c0
早朝に面白そうなスレを発見するとは
こんな感じの投下していいの?
【アカギ】
赤木しげる(13)/南郷/安岡/鷲巣巌
【うえきの法則】
植木耕助/森あい/ロベルト・ハイドン/カール・P・アッチョ
【キノの旅】
キノ/シズ/陸
【ギャグマンガ日和】
牛山サキ/二階堂/ラヴ江
【GS美神】
美神令子/横島忠夫/カオス/マリア/メドゥーサ
【金色のガッシュベル】
シェリー/ブラゴ/ココ/ゾフィス
【さよなら絶望先生】
糸色望/木津千里/日搭奈美/常月まとい
【ジョジョの奇妙な冒険】
空条承太郎/J・P・ポルナレフ/ジョセフ・ジョースター/DIO/ホルホース
【新世紀エヴァンゲリオン】
碇シンジ/碇ゲンドウ/惣流・アスカ・ラングレー/綾波レイ/渚カヲル/葛城ミサト/加持リョウジ
【涼宮ハルヒの憂鬱】
キョン/涼宮ハルヒ/朝比奈みくる/長門有希/朝倉涼子
【デスノート】
夜神月/L
【墓場鬼太郎】
鬼太郎/目玉親父/水木
【ハヤテのごとく】
綾崎ハヤテ/三千院ナギ/マリア
【ブラックジャック】
ブラックジャック
【魔人探偵脳噛ネウロ】
脳噛ネウロ/桂木弥子/サイ/アヤ・エイジア
【名探偵コナン】
江戸川コナン/灰原哀/小嶋元太/吉田歩美/円谷光彦
【吉永さん家のガーゴイル】
ガーゴイル/吉永双葉/吉永和己/百色/梨々・ハミルトン
【ルパン三世】
ルパン三世/銭形警部/一色まりや/エミリー
主催者はうえきの法則のアノンで

170 : ◆xqhrgTJ31c :2008/08/17(日) 05:30:58 ID:VlyJP7c0
やばい、普通のアニロワとキャラかぶってるな…

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/17(日) 20:59:48 ID:57BgsMni
キャラ被っていても、描き方次第で違う魅力を引き出すこともできると思うよ。

172 :プロローグ ◆xqhrgTJ31c :2008/08/17(日) 22:40:51 ID:VlyJP7c0
そうか。それじゃ遠慮なく投下させてもらう。
 
「う……んん……」
――朝、か? ……随分と長く寝ていたような気がするな。早く起きて鬼太郎の朝飯を作ってやらなくては。
深い微睡みの底から、意識が急速に滑翔してゆく。
――その異常は視覚に現れた。靄のかかった視界が徐々に開けてゆくにつれ、普段見慣れている天井がそこにはないことに僕は気付いたのだ。
青白い光彩を放つ二本の蛍光灯が、いくつかに渡って連なっている天井。
ぼんやりとしながら首を少し左に傾けると、壁の上半分を覆いつくす、くすんだ緑色のカーテンがあり、更に左へ視界を落とすと、何人もの人間が、床に敷き詰められるようにして倒れていた。
――なに?
「…………な、なんっ……うわぁっ!!!?」
訳の判らぬまま飛び起きた僕は、更なる異様な光景に驚愕する。
思っていた以上に広い室内――どうやらその中枢部にいるらしい僕の周りには、老若男女問わず、意識を失った人々で溢れかえっていたのである。
中には異国の者らしき容貌の者もいる。
犬や犬を模した銅像、更には桃色の紙コップを逆さまにしたような不気味な物体まである始末だ。
「い、いったい何なんだ、これは……?」
「うぅん……うっせえな〜、静かにしろよ兄貴ぃ……」
反射的に身構え振り返る。しかし、何のこともなかった。ただ幼い子供がもそもそと起き上がろうとしていただけのことである。
――落ち着け、とりあえず落ち着くんだ。
前にも同じくらい……いや、これ以上の恐怖を体験したばかりじゃないか。これくらい、恐るるに足りない。
僕は、すうぅ、と一回だけ深呼吸し、目の前で眠そうに両目を擦る子供に「大丈夫かい?」と尋ねた。
「ん、大丈夫……って、オッサンだれ!?」
「僕は水木……会社員だ。ところで、本当に大丈夫かい? どこか怪我は?」
「大丈夫だって。それよりおっさ…………っおぉ、なんだこいつらー!?」
そこでようやく周囲の異常に彼――いや、彼女か?――は気付いたようだ。
「どうなってんだよ、また誘拐されたのか!? いつの間に!? 昨日はたしか、ゴキブリ潰そうとしてまたテレビ壊したガーゴイルぶっ飛ばして寝たはずだよな、な!?」
いや、そんなこと訊かれてもわからない。
しかし誘拐……誘拐か。たしかに、この事態に陥った経緯を推測するに、その線が一番妥当だろうか。
「……きみ、名前は?」
「――ん? 双葉。吉永双葉だぜ」

173 :プロローグ ◆xqhrgTJ31c :2008/08/17(日) 22:49:55 ID:VlyJP7c0
「双葉くん「女だバカ!!」……双葉ちゃん、もしかしたらきみの知り合いも誘拐されてるかもしれない。ちょっと捜してみてくれないかい?」
「あっ、そうか……よし!」
彼女がいそいそと立ち上がるのと同時に、私もおもむろに腰を上げて、周囲に目を凝らす。
――今まで気にしていなかったが、どうやらここは映像資料室か何かのようだ。窓側を前方として右の壁に、いくつかの巨大なモニターが敷き詰められている。
それはそうと、右へ右へ、ぐるりとその場を回るように見渡すと、やはりというべきか、黄色いちゃんちゃんこを纏って眠りにつく少年の姿を、部屋の片隅に見つけることができた。
「あっ、兄貴にガーゴイル! それに百色と梨々まで! おーい、起きろ〜!!」
彼女も知人を発見したようで、嬉しそうに声を掛けている。そして彼女のその大声に触発されたのか、床に沈んでいた多くの人間の身体が、意識の覚醒と共に起き上がり始めた。
あっという間に辺りは喧騒に包み込みこまれる。十にも満たなそうな子供など今にも泣き出してしまいそうだ。そういえば双葉ちゃんの姿が見えなくなったな。きっと兄や友人の下へ駆けつけていったのだろうが、大丈夫だろうか?
 
 
『おはよう。ぐっすり眠れたかな、みんな?』
 
 
その時、突如として何者かのくぐもった声が室内に響き渡った。同時に、壁のモニター画面に映像が流れ始める。
「っ!? ア、アノン!?」
そこ映っていたのは、紫色の長髪を無造作に垂れ流している少年の顔であった。
どうやら彼はアノンという名前らしい。彼を知っていると見られる、雑草のような髪の毛の少年が、声を荒げて叫んだ。
しかしそれを意に介すことなく、彼は屈託のない――だが何故か、背筋がゾッとするような冷たい微笑を浮かべながら口を開いた。
『まずは自己紹介からだね。僕の名前は……まあ今聞いたと思うけど、アノン。
地獄人……ていってもわからないか。とにかく人間とは違う生物なんだ』
地獄人……幽霊族と同じようなものか?
『突然こんな所で目が覚めて驚いているよね? ごめんごめん、実はきみたちに殺し合いをしてもらいんだ』
 
 
 
……な、なんだって?
 
ざわ・・・ざわ・・・
 
再び喧騒に包み込まれる室内。しかし当然だろう。何が殺し合いだ。馬鹿馬鹿しいにもほどがある。
身の代金目的の集団誘拐と言われたほうがよっぽど真実味があるではないか。

174 :プロローグ ◆xqhrgTJ31c :2008/08/17(日) 22:57:18 ID:VlyJP7c0
『どんな手段を使ってでもいい。最後の1人になるまで殺し合うんだ。制限時間は3日……』
「何とぼけたことヌかしてんのよ、このクソガキ!!」
不意に、アノンの言葉を遮るように、疳高い女性の罵声が室内に轟く。
流石に僕も驚いて背後を振り向くと、そこには、青みがかった長髪を振り乱しながら、端正な顔を憤怒によって醜く歪ませている女性の姿があった。
「何が殺し合いよ、そんなくだらない話に付き合うと思ってる!? アタシはネルフの作戦部長よ。こんなことしてタダで済むと思ってんの!?」
『やれやれ、話はちゃんと最後ま「クソっ、開かない……ちょっと、さっさと解放しなさい、これは命令よ!」……まったく、しょうがない人だな』
群衆を掻き分けて出口へ向かった女性は、ヒステリックに喚き散らしながら扉を叩いたり蹴ったりしている。
馬鹿かあの人は? たしかに少年の言ってることはくだらない与太話だが、曲がりなりにも我々は人質という立場にいるんだぞ?
『……さて、もう気付いている人もいるかな? きみたちの首についているそれ』
首についてるそれ? 言われて僕は首に意識を向ける。
……何故僕は気が付かなかったんだろうか、僕を含め周囲の人間全てに紅い首輪が装着されているではないか。
『これはきみたちに殺し合いを強要させるための措置でね。それじゃあ改めてルールを説明するよ。その首輪はある禁止行動を行うと起爆する小型爆弾なんだ』
 
 
……ば、爆弾?
 
ざわ・・・ざわ・・・
 
『まず1つ目は無理やり首輪を外そうとすること。当然だね。
2つ目は禁止エリアに侵入すること――これについてはあとで詳しく説明するね。
3つ目は24時間以内に誰1人として死者が出なかった場合。まあ、念のためにね。
 
 
そして最後は僕に対して明らかに反逆の意志を示す言葉を「ボグチャッ!!」口すること……って、ああ、言ってるそばから仕方ないなぁ』
 
 
――何が起きたのか、しばらく理解出来なかった。
人は信じがたい出来事に直面すると、しばし現実を受け入れられず放心状態に陥るという。
見知らぬ女性の頭が吹き飛び、尚且つズタズタに引き裂かれた神経と血管が、頭蓋と胴体を繋ぐ役割を失った首から露わになり、鮮血が迸ったこの瞬間、まるで時が止まったような錯覚を覚えた。
そして恐怖は時間差でやってくる。


175 :プロローグ ◆xqhrgTJ31c :2008/08/17(日) 23:03:05 ID:VlyJP7c0
「ミ、ミサトさんが……ミサトさんが、そんな……こんなの嘘……嘘だ……」
あまりのショックに卒倒した白いカッターシャツの少年を皮切りに、恐怖と混乱がこの場を支配してゆく。
少年に習うように倒れだす者。
事態を未だ受け入れられず、呆然と立ち尽くす者。
うずくまり泣き出す者。
狂ってしまったのか不気味に笑い出す者。
アノンに怒りの視線を注ぐ者。
中には血溜まりに浮かぶ女の遺体を抱きかかえて涙ぐむ男もいた。
僕はといえば――非情かもしれないが、何も感じはしなかった。
最初のショックは大きかったものの、地獄を一度経験し生還した僕にとって、人の死はそこまで非日常的なものではなくなっていたからだ。
 
 
 
『黙れ』
 
 
 
………………。
 
『……素直で嬉しいよ。それと、さっきちょこっと話に出た禁止エリアのことを説明するにあたって、この殺し合いの舞台をまず教えてあげるね。
ここは絶海の孤島でね。まあ、1つの巨大な街と思ってくれて構わないよ。
島は合計88のエリアからなっていて、無人ながら、ライフラインとなる病院やレストランといった施設はもちろん、電話回線も島内部でのみだけど繋がっているんだ。
詳しくは支給品に含まれるマップを参照にね。
さて、禁止エリアについてだけど、きみたちはここからそれぞれ島のどこかへランダムに空間転移されて、そこから殺し合いを始めてもらうことになる。
その時に注意してもらいたいのがこの禁止エリアね。
6時間ごとに島のあちこちに設置されたスピーカーから、それまで死んだ参加者の名前と同時に、マップに対応する座標を3回放送する。それから30分経過すると、放送された座標のエリアは禁止エリアになるんだ。
禁止エリアになっちゃった場所に近づくと首輪から警告のアラームが鳴るんだけど、その時10秒以内にそこから離れないと、そこの女みたいになっちゃうから気を付けてね?』
はははは、と無邪気に笑うやつの言葉を遮る者は、最早誰一人としていなかった。
地獄人という名の通り、悪魔のような残酷さをひけらかした少年。妖怪や幽霊の類が恐怖の象徴だとすれば、こいつは狂気そのものを具現化したような化け物か。


176 :プロローグ ◆xqhrgTJ31c :2008/08/17(日) 23:09:50 ID:VlyJP7c0
『……みんなノリが悪いなぁ。ま、いいけどさ。
あ、それと支給品についてだけど、コンパス、時計、地図、ランタン、必要最低限の食料、ルールブック、参加者名簿、あとランダムアイテムが2、3個入ってるデイパックを空間転移と同時に渡すからね。
とりあえず大まかなルールに関しては以上。何か質問はある?』
 
 
「報酬は」
 
 
『ん?」
「報酬はないのか。まさか、我々に何のメリットもなく、ただただ不毛な殺し合いを強要させるとでも?」
そう言って前に進み出たのは、無精髭を生やし、濃いサングラスで瞳の表情を隠す、不気味な中年の男であった。
『そうだね……それもそうだ! よし、それじゃあ、きみたちのモチベーションを上げることも兼ねて、優勝者には何でも好きな願いを叶えてあげるよ』
……なん、だと?
ざわ・・・ざわ・・・
『巨万の富、未来永劫轟く名声、何者にも屈しない力、そして望むなら誰かの命を蘇らせることだって構わない。どうだい、素敵な優勝商品だろう?』
馬鹿な、そんな話、誰が信じると……いや、まてよ。現に僕は一度死んで蘇ったじゃないか。

だとすれば、こいつにも出来ないことは、ないのか?
彼の荒唐無稽な言葉に、先ほどとは違ったざわめきが皆の間に走る。
「……信じられんな」
『信じるも信じないもきみたちの勝手さ。どうせきみたちに拒否権はないんだし。さて、他には何かないかな?』
「……アノン、なんでこんなことするんだ!? なんで……なんでこんなひどいこと……」
『質問は殺し合いのことに関してのみお願いします、植木くん』
先ほどの知り合いであろう少年が涙ながらに訴えかけるも、表情一つ崩さず彼は質問を突っぱねた。もう無いのかと言いたげに、彼は視線を我々の間でキョロキョロと泳がせると、満足したような笑顔で「よし」と頷き、囁いた。
 
 
 
 
 
『それじゃあ殺し合い――バトルロワイヤルを始めようか、みんな』
 
【映像資料室/早朝】
【葛城ミサト@新世紀エヴァンゲリオン 死亡】
〔残り71名〕

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/17(日) 23:15:07 ID:VlyJP7c0
携帯で投下すんの氏ぬほどめんどい…
次は横島あたりを投下するか…とりあえずおかしな所あったら言ってください

178 : ◆UemszzI7pg :2008/08/20(水) 15:36:38 ID:Q4PaxVyJ
「ウッキ――――――――――!」
茶髪に学生服のサルっぽい少年が森の中を駆けていた
「ふほほほほっ!観念しなさいっ!!」
そのあとを追うのは身長2メートルオーバー
横幅も2メートルオーバーという超肥満体型で
そのうえスキンヘッドにハートマークのタトゥーを入れた絵に描いたような世紀末悪党伝説
肥満体は気色悪いほど軽やかな足取りで少年を追い詰めていく
(何なんだ一体!目が覚めたら知らない連中が一杯いて爆弾付きの首輪が嵌ってて
『これから殺し合いをしてもらいます』?わけわかんないうちに森の中に放り出されて
いきなり微笑みデブに襲われるしいつのまにか持たされてたバッグの中には
栄養剤しか入ってないし!)
ゴッド、冗談ならば恨みます
凶悪なトゲ付き金属バットを振り回し爽やかな笑顔で距離を詰めてくる肥満体を
肩越しに視認して恐怖の叫びをあげながら森から飛び出した少年は
なにか柔らかくていい匂いのするものに顔から激突した
“むにゅっ”
顔の両側がなんともいえない感触に包まれている
ためしに首を左右に振ってみると顔の両側に密着したソレが
“たゆん”と揺れる
視線を上げた少年が見たものはプラチナブロンドの髪を持つハンサムな女性だった
女性は胸の谷間に顔を突っ込んだまま硬直した少年を無言で殴り飛ばす
尻餅をついた少年は鼻血をダバダバと流しながら思わず目の前の女性に見入ってしまう
形のよいバストを見せ付ける上半身を覆うのはブラジャー同然の胸当てのみ
腰までスリットの入った蝶の絵柄入りのロングスカートから覗く白い太腿が艶めかしい
なぜか右手に携えたクイックルワイパーが激しくミスマッチだった
「はじめまして美しいお嬢さん!そしてさようなら!!」
満面の笑みを浮かべトゲ付き金属バットを振り下ろす肥満体
ガキンッ!
清掃道具は火花を散らして鋼鉄の凶器を受け止める
「ヌルいな…」
ハスキーな声で一声呟いた女性が片手で振るった一撃でタテ回転しながら崖下に落下する
微笑みデブ
少年は弾かれたように飛び出すと女性の前に跪いた
「サルとお呼びください!」
【華雄@恋姫無双】装備:チタン合金製クイックルワイパー
【猿飛秀吉@瀬戸の花嫁】装備:強力わかもと一瓶
【ハート様@北斗の拳】装備:エスカリボルグ

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