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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part154

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 16:53:44 ID:hdo1E0Wd
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

(前スレ)
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part153
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1215756692/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

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    __             ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃  `ヽ  .    ・ここはあの作品の人物がゼロ魔の世界にやってくるifを語るスレッドよ!
    l lf小从} l /   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.    ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'     ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   ヽ_/ィヘ_)〜′    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
              ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!


--------------------------------------------------------------------------------


     _        ・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ?
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は
    J{  ハ从{_,      本スレへの投下で問題ないわ。
    ノルノー゚ノjし     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、
   /く{ {丈} }つ       本スレではなく避難所への投下をお願いね?
   l く/_jlム! |     ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   レ-ヘじフ〜l     ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。
               ・作者も読者も閲覧には専用ブラウザの使用を推奨するわ。負荷軽減に協力してね。


--------------------------------------------------------------------------------

   ,ィ =个=、       ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。
   〈_/´ ̄ `ヽ      ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。これ以上は投下出来ません。
    { {_jイ」/j」j〉     ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
    ヽl| ゚ヮ゚ノj|      ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。
   ⊂j{不}lつ      ・次スレは>>950か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。
   く7 {_}ハ>      ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。
    ‘ーrtァー’      ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。
                姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。
              ・一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えます。
               SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイです。
               レイアウト上一行目に改行入れる時はスペースを入れて改行しましょう。


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2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 16:58:55 ID:4U4ZPtSH
乙ー

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:04:46 ID:a3Je7wKy
>>1
乙!

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:05:12 ID:AHqBqUwK
>>1おっつつつ

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:05:57 ID:a3Je7wKy
ageる気はなかった。今では反省している

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:06:27 ID:Qd874+NL
>>1乙です!

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:10:56 ID:BoQ6hDwT
>>1乙かれー


8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:14:15 ID:FO4j5YkS
>>1
乙ー。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:17:21 ID:BGC8suWi
>>1
乙ー

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:28:18 ID:0FAXU6Wq
モツカレー

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:28:38 ID:4zsfGR5M
>1
乙であります!

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:35:15 ID:O6mwzNVt
>>1
テファに卑怯番長召喚させたいですの

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:40:07 ID:i7uIEb51
>>1モツ

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:41:08 ID:nt8qQ1cV
>>1

ジョニー(アキバ)召喚


15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 17:47:51 ID:CHr0SFWt
>>1

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 18:11:22 ID:SFNNh3/b
1乙だ!

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 18:46:24 ID:XzC2YQ4d
>>1乙。



18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 18:46:34 ID:B8mCjVeZ
あの作品のキャラがルイズに召喚されましたスレのガイドライン

第1条 人の和を大切にしなさい。
第2条 仏教をあつくうやまいなさい。
第3条 天皇の命令には必ず従いなさい。
第4条 役人は礼儀を正しくしなさい。
第5条 裁判は公平に行いなさい。
第6条 悪をこらしめ、善を行いなさい。
第7条 その役めにあった人に仕事をさせなさい。
第8条 役人は、朝早くから夕方おそくまで熱心に仕事をしなさい。
第9条 おたがいに信じあいなさい。
第10条 異なる意見に対しても、おこらないようにしなさい。
第11条 功績、過失を明かにし、必ず賞罰をくわえなさい。
第12条 役人は、勝手に税をとってはいけない。
第13条 役人は、他人の役目もよく知っておきなさい。
第14条 役人は、おたがいにしっと心をもってはいけない。
第15条 自分の利益を考えずに、国のことを大事に考えなさい。
第16条 人を使ううときは、その時期をよく考えなさい。
第17条 大事なことは、必ずみんなと相談しなさい。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 18:51:34 ID:BoQ6hDwT
ご主人様に向かって、胸の話題を出してはいけない。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 18:55:30 ID:SFNNh3/b
ご主人様より大きい胸を召喚してはいけない。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 18:58:51 ID:4+RalZX5
>>20
ずいぶん制約が厳しいな…

22 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/15(火) 19:03:08 ID:HnWVsv5f
男性でも負ける可能性が十分にあるからな。

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:09:46 ID:Z4pFZNvY
【十戒】

わ、わたしはあんたのご主人様である。

・わたしのほかにご主人様があってはならない。
・あんたのご主人様の御名をみだりに唱えてはならない。
・ご主人様を常に心にとどめ、これを聖とせよ。
・あんたのご主人様を敬え。
・ご主人様を襲ってはならない。
・か、姦淫してはならない。
・誰かの心を盗んではならない。
・ご主人様に関して偽証してはならない。
・浮気してはならない。
・ご主人様の財産を欲してはならない。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:11:30 ID:4U4ZPtSH
>>23
ご主人様の愛が欲しいのですが、財産に含まれますかぁ!?

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:21:11 ID:dVVCMGvy
ソロモン72柱神より蝿の王を召喚するのですね、わかります。


26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:38:38 ID:sTwm1oUc
【憲法】
・上諭
「わたしは、使い魔の総意に基づいて、主従建設の礎が、定まるに至った事を、深く喜び、
 貴族顧問の諮詢及び魔法学院校則第七十三条による教員会議の議決を経たコンクラクトサーバントを実行し、ここにこれを召喚せしめる。」
・前文
「使い魔は、サモンサーバントにおける儀式を通じて召喚され、(中略)使い魔は、ご主人様の名誉にかけ、全力をあげてこて崇高な理想と目的を達成する事を誓う。」
・第一章
ご主人様およびメイジ主権について規定
・第二章
封建主義「ご主人様に絶対服従」を規定
・第三章

…もうやめたw

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:42:40 ID:l85BGgoZ
44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/11(金) 18:50:30 ID:xar9BVx+
管理人様
以下自作品の削除をお願いします。
(本人証明として、自ブログの方も削除致しました)

長編:1編
「ゼロのgrandma」
短編:2編
「色鮮やかな空へ」
「四系統だけど」

色々とご迷惑をお掛けしました。以降、忘却願います。






夜天の使い魔 第一部
夜天の使い魔 第二部

http://rein4t.blog123.fc2.com/

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:43:01 ID:l85BGgoZ
やる夫が小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-244.html

完結:やる夫が小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-245.html

やる夫が「売れっ子」ラノベ作家を目指すそうです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-284.html

やる夫が同人小説家になるようです
ttp://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-371.html


29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:43:36 ID:l85BGgoZ
このぐらいまで単純化できそうな気がする。

爆発召喚
キス契約
「ゼロ」の由来判明(教室で爆発)
使い魔の能力が明らかに(ギーシュ戦)
デルフ購入
フーケ戦
舞踏会

最近はその流れでいかに飽きない話を作るかに凝りがち>>16

爆発
平民プゲラ
コルベール問答無用さっさと汁
キス契約
フライに唖然とする
説明はぁどこの田舎者?
何者であろうと今日からあんたは奴隷
二つの月にびっくり
洗濯シエスタと接触
キュロケフレイム顔見見せ
みすぼらしい食事厨房でマルトー
教室で爆発片付け
昼食シエスタの手伝い香水イベント
オスマンコルベール覗き見
ギーシュフルボッコ場合によって使い魔に弟子入り
キュルケセクロスの誘いしかし使い魔はインポテンツか童貞w
ルイズ寝取られの歴史を切々と語る
休日街でデルフ入手 キュルケタバサがついてくる
ルイズが爆破訓練宝物庫破壊フーケ侵入お宝げっと
この段階でフーケは絶対つかまらない
翌朝捜索隊保身に走る教師一同
教育者オスマン犯罪捜索を未熟な子供にマル投げ
小屋で破壊の杖ゲットフーケフルボッコしかし絶対死なない
オスマンから褒章 舞踏会 終わり

途中飛ばすけど、

 対7万戦と再召喚(一度使い魔契約が切れ、まっさらな状態からルイズとの関係を再構築)

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:44:09 ID:l85BGgoZ
このぐらいまで単純化できそうな気がする。

本スレに1人か2人の荒らしが登場
「うぎゃああああ荒らしがでたああああ
 本スレのやつら民度が低いから触りまくってスレが荒れるにちがいねええええええ」×20
本スレでスルー
「本スレの奴等も少しはマトモになったようだなプゲラ」×5
今までの流れが本スレに貼られる→スルーか一人二人が「肥溜めにカエレ」
「ここを肥溜めとか言う奴は上から目線のお子ちゃま。むしろ俺たちの方が大人」×10
いぬかみ投下
「まったくよー、本スレの奴等、嫌いなSSならあぼーんするかスルーしろってんだよなwwwwww
 ちったあ俺達を見習えよwwwwww
 ・・・ナニ? いぬかみ投下? ぎゃあああああ何でここまで叩いてるのに投下できるんだああああ
 お前らもっと叩こうぜえええええ   何? スルー? ここはお祭り好きな奴等の集まりだから良いんだよw」
以後ダラダラと「ぼくののうないのこんごよそうされるいぬかみのてんかいのひはん」×50

以降無限ループ



このぐらいまで単純化できそうな気がする。

本スレに1人か2人の荒らしが登場
「うぎゃああああ荒らしがでたああああ
 本スレのやつら民度が低いから触りまくってスレが荒れるにちがいねええええええ」×20
本スレでスルー
「本スレの奴等も少しはマトモになったようだなプゲラ」×5
今までの流れが本スレに貼られる→スルーか一人二人が「肥溜めにカエレ」
「ここを肥溜めとか言う奴は上から目線のお子ちゃま。むしろ俺たちの方が大人」×10
提督投下
「まったくよー、本スレの奴等、嫌いなSSならあぼーんするかスルーしろってんだよなwwwwww
 ちったあ俺達を見習えよwwwwww
 ・・・ナニ? 提督投下? ぎゃあああああまたビッチ談義でスレが埋め尽くされるううううううううううう
 お前らもっと叩こうぜえええええ   何? スルー? ここはお祭り好きな奴等の集まりだから良いんだよw」
以後ダラダラと「ぼくののうないのこんごよそうされるていとくのてんかいのひはん」×50

以降無限ループ

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 19:44:41 ID:l85BGgoZ
ルールじゃないけどマナー上しておく方が良い事・システム上の注意事項
投下時はタイトルをコテハンとする、トリップ推奨
予告でクロス元他必ず説明する(一発ネタ等でばらすと面白くないならその旨明示)
 ※過去「投下してもいい?・投下します」等の予告から
  最低の荒らし投稿を強行した馬鹿者が居たため同類認定されるリスク極大

1時間に一定量超える投下は「さるさん」規制に遭うので注意
連投規制には有効な支援レスもこれには何の役にも立たない
文章量(kB)と分割予定数の事前申告をしておけば、規制に伴う代理投下をしてもらいやすい
投稿量カウントも規制も正時(00分)にリセットと言われている
他スレでの実験により規制ボーダーは8.5kBらしいという未確認情報あり

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 20:04:38 ID:ZMjJlB/0
>>23
・あんたのご主人様を敬え = 無理

33 :鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/15(火) 20:47:29 ID:C8x7mADC
投下してよろしいでしょうか?

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 20:49:47 ID:Jq5CRIiC
よろしゅうござりまする

35 :鷲と虚無 ◆lSxRZP20Bc :2008/07/15(火) 20:53:32 ID:C8x7mADC
ヴァリエール公爵家の三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは貴族でありながら生まれてからただの一度も魔法を成功させた事がない。
トリステイン魔法学院に入学して、魔法が使えない事が露呈して周りから「ゼロ」というあだなをつけられて1年経つ。
周りから見れば彼女はそんなあだなの事など大して気にしてないかの様に振舞うが、実際はその名で呼ばれるたびに腸を引きずり出される様な気持ちになっている。

貴族は単純に言ってしまえば魔法が使えるからこそ貴族を名乗れ、魔法を使えない平民の上に立つ事を許されている。魔法を使えない貴族がいるなら平民と同じ、いや貴族の名を持つ分、平民以下の役立たずのクズになってしまう。
そしてその汚名はクズ本人だけでなくそんな出来損ないを生み出した家にまで及ぶ。

自分だけならまだ良い。だが由緒正しく、王家の傍系ですらある公爵家の名に傷をつけ家族までもが侮蔑の対象になるのだけは耐えられない。
そして当然ながら「ゼロのルイズ」等という呼び名は彼女にとっては侮辱と自分の無能の証明でしかない。

だからこそ人一倍勉学に打ち込み、実技以外の成績も学院でも上から数えた方が早い位に上達した。
だが肝心の魔法がどうやっても成功しない。どれだけ理論を暗記し、完璧なタイミングで杖を振り呪文を詠唱しても起こるのはいつも爆発。
そうこうしてる内に二年生になってしまい、召喚の儀式の日がやってきた。
もしこれに失敗すればよくて留年、下手すれば退学になってしまうだろう。

退学になる。今のルイズにとってこれ以上の恐れは存在しなかった。
それだけでもとてつもない恥だが、単に何かの問題を起こして退学になるのではない。
使い魔を召喚できなかった為に退学になると言う前代未聞の理由で学院から放逐されてしまうかもしれないのだ。

だからこそ彼女は何週間も前から夜な夜な儀式に使われるサモン・サーヴァント、コントラクト・サーヴァントの呪文について予習を繰り返し、万全を期した。
そうして儀式に望んだが、何回やっても起こるのはいつも通り、爆発だけ。
他の生徒たちの嘲りも無視し何回も繰り返すが成功しない。
今まで必死に抑えてきた不安、もしかしたら自分は本当に周りの言う様な「ゼロ」、魔法が使えないクズなのかもしれない。
その恐れは召喚を失敗するごとにルイズの中で大きくなっていった。


36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 20:54:10 ID:J3Oc4XLe
支援だ

37 :鷲と虚無 ◆REogsUQHvU :2008/07/15(火) 20:54:46 ID:C8x7mADC
彼女はもう既に何百回もの間、サモン・サーヴァントを失敗し続けていた。
日はもう暮れかかっている。
他の生徒達はとっくに帰っており、残っているのは教師のミスタ・コルベールのみである。

そのコルベールも
「ミス・ヴァリエール。あなたが非常に真剣にこの儀式に取り組んでるのは解ります。ですがもう夜が近い。例え今日失敗しても落第する様な事はありません。私も協力しますからまた明日と言う事にしてはどうですか?」
と言い出した。
「お願いですミスタ・コルベール!後一回、あと一回だけやらせて下さい!」ルイズは必死の形相になって頼み込む。
彼女もコルベールが、例え今日はたまたま午後に受け持つ授業が無かったとは言えここまで付き合ってくれ、なんとか自分を成功させようといろいろとアドバイスをしてくれた事には(例えそれが何の役にも立たなくても)感謝していた。

もし逆の立場なら自分は何かもっともらしい理由をつけて強引にやめさせたかもしれない。
他の生徒たちは殆ど一発で成功させているんだから、もう何百回も失敗している自分は明らかに異常だ。

そして今日だろうと明日だろうと恐らく違いは無い。それも解っている。
だが、いま諦めてしまったら本当に「ゼロ」になってしまうのではないか。もう魔法が使えないと決定してしまうのではないか。彼女はその考えに取り付かれていた。
だからその恐れを打ち消す為に彼女は盲目的に詠唱に打ち込んだ。それに集中すればその恐れを少しの間忘れる事が出来るからだ。

そしてもし今日止めてしまったら明日、他の生徒たちは思う存分自分を嘲り、わざとらしく自分たちの使い魔を見せ付けるだろう。
既に彼らは何回も召喚を失敗した自分に対して思い出すのもいやになる程嘲っている。
それも嫌だった。特にあのツェルプストーの女は自分が召喚したご立派なサラマンダーをここぞと自慢するのは目に見えてる。
そんな事は耐えられない。

コルベールは、ルイズの哀願を聞き入れ「解りました。ですがこれが最後ですよ?これが失敗したら明日の放課後にまたやる事になりますからね」と言った。

これが最後の機会だ。失敗は許されない。
ルイズはそう強く自分に言い聞かせ、全神経を杖に集中させ、頭の中で呪文をイメージする。
呪文を詠唱し、杖に魔力を送り込んだ。


38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 20:54:58 ID:QumKAaaI
支援

39 :鷲と虚無 ◆REogsUQHvU :2008/07/15(火) 20:55:32 ID:C8x7mADC
それまでの二倍はある巨大な爆発が起こり、土と草を巻き上げ轟音を轟かせた。
爆発が起こった場所は濃い煙で覆われ何が起こったか良く見えない。

傍目には大失敗にしか見えなかったが、ルイズは成功を確信していた。
手ごたえが明らかに今までと違う。
今回ははっきりとイメージしたままに魔力が杖に送られたのが解った。

生まれて初めて自分の魔法が成功した!その興奮で体の震えが止まらなかった。
(お願いだから他の人から見ても恥ずかしくない使い魔であって!ドラゴンだなんて高望みはしないからせめて鷲かなにかを。
でもおかしいわ……魔力を杖に送った時二回放出された様な気がしたんだけど……でも魔法が成功したのは初めてだからそれが普通なのかも……)
ルイズは自分が召喚した使い魔をいまかいまかと待ちわびていた。

煙が晴れ始める。少しずつだが煙の中心にいる者の姿が見え始めた。
獣ではなく、者である。輪郭と背格好からして人間である事は恐らく間違いない。
どうも地面に倒れている様だ。
しかも三つ。
つまり――使い魔を召喚する筈の儀式で、人間が召喚された。しかも三人。
(亜人にしては小さすぎる……まさか人間なの?なんでサモンサーヴァントで人間が現れるのよ!で、でももしかしたら凄いメイジを召喚しちゃったとか?でもそんな偉い貴族の人を召喚したら大問題になるんじゃ……?そもそもこれって成功なの?)
ルイズは顔をコルベールの方を振り向いたが、彼も困惑しているようだ。

煙が無くなり、三人の姿が明らかになった。
三人とも男の様だ。
一人は黒い髪を持った少年。
奇妙な格好をしているがとても高価な服装には見えない。
杖も持ってない。これはどう見ても平民だろう。

もう二人は少年よりずっと奇抜な格好をしていた。
一人は頭には大きな毛飾りが水平につけられた兜をしている。
体には胸に様々なメダルがつけられ、肩の部分が二重になっている鎖帷子。
腰には剣と短刀の鞘をさしてあるベルト。
左手には何かの模様が描かれ中心が丸い金属で出来た大盾を持ち、右手には剣を握っている。
足にはズボンではなく何故かスカートの様な物を履いていた。
もう一人はほぼ同じ格好だが兜は馬の毛の飾りがついているだけで、鎧にはメダルがついていなかった。

40 :4/9 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/15(火) 20:56:59 ID:C8x7mADC
(マントをつけていないし杖も持って無い上に、剣をつけている。だからメイジじゃないわね。じゃあ平民の兵士?でもなんで男がスカートをつけているのかしら?
数々のメダルや兜の飾りを見る限り、ただの兵士じゃないみたいね。傭兵の隊長か何かかしら?)
そこまで考えてルイズは二人が血にまみれているのに気づいた。

(ち、血!?まさか死んでるの?)
「ああ、ミス・ヴァリエール。おめでとうございます。とうとう成功しましたね……ただいささか奇妙な結果になったようですが……」
「ミ、ミスタコルベール!あの傭兵、血まみれです!い、生きてるんでしょうか?」
「えっ!?ちょ、ちょっと待って下さい。私が見てきましょう」

コルベールは二人に近づき彼らの体を見た後に、ルイズに返答した。
「いえ、これは返り血です。彼らは無傷のようです……血はまだ乾いていませんから恐らくこの二人は今さっきまでどこかで戦っていたのかもしれません」
そう聞いてルイズは安心した。死体を召喚するなんてシャレにもならない。

だがこれは一体どうすればいいのだろう。
人間が召喚された事を抜きにしてもサモン・サーヴァントで一度に三体も召喚されるなんて聞いた事が無い。
そもそもこれは成功と言えるのかどうか。

ルイズはコルベールに振り向いた。
恐らく彼にとってもこれは予想外の事態だ。
「あの……先生はサモン・サーヴァントで人間が召喚されたり一度に複数の生物が呼び出される例を知っていますか?」
「ごく稀に複数の動物が召喚されると言うのは聞いた事がありますが、人間、しかも三人とは……」
やはり彼も何が起こっているのかわからないらしい。
その時、黒髪の少年がむっくりと起き上がった。

少年は阿呆の様な顔をしながら周りをキョロキョロと見渡している。
「これは成功、なんですよね……?」
「サモン・サーヴァントによってゲートが開き、生物が召喚される。そう見れば成功したとは言えますが……これは果たして……」


そう言ってコルベールは思索に耽り出した。
そしてルイズはある事を思い出した。契約だ。生物を召喚したのだから契約して使い魔にしなければならない。
それが召喚の儀式の規則だった。

「あの……契約……しなきゃいけないんですよね。あれと。と言うか契約って複数の生物と出来るんですか?」
「はい。複数の動物が召喚される例でも一体と契約すれば残りの動物にもルーンが刻まれ契約された筈です。」
正直言って嫌だった。ファーストキスを見ず知らずの平民に捧げると言う屈辱もさる事ながら、平民を使い魔なんかにしたら更にクラスメートから馬鹿にされるに決まっている。
下手をすれば召喚に失敗した時よりなまじ成功してる分嘲りは強くなるかも知れない。

41 :5/9 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/15(火) 20:58:33 ID:C8x7mADC
そもそも平民の使い魔なんて何の役にも立たない。傭兵の二人なら用心棒位には使えるかもしれないがそれだけだ。
「あの、召喚をやり直す事は出来ませんか?お願いです!今回も一応成功したから次はきっと……」
ルイズはコルベールに哀願する。
「無理ですね」
コルベールは申し訳なさそうに答えた。
「召喚した使い魔と契約しなければならないのがこの神聖な儀式の規則です。そもそも彼らが召喚されている以上、サモン・サーヴァントの効果は持続していますからやり直す事は物理的に不可能なんですよ」

あれだけ予習をしていたのに忘れてしまっていた。
確かにサモン・サーヴァントで既に生物を召喚してしまった以上、契約しようとしまいと、その生物を殺さない限りもうゲートを開く事は出来ない。
(もう諦めるしかないみたいね……)
その時、少年が口を開いた。
「あの〜、あんたらは一体誰?つーかここはどこ?」


……頭に靄がかかったみたい様に何も考えられない。
自分が誰でさっきまで何をしていたのかよく解らない。朝に、目は開いているのに夢を見ているあの状態に似ている。
何か声が聞こえてきた。頭がボヤっとしているからよく聞こえないが、口論の様だ。

「……もう一度聞くぞ。なんなんだよお前は!ここはどこなんだ!一体何をしたのか説明しろ!あれは一体なんのつもりだ」
少年の声だ。それを聞いた時、ウォレヌスは手の甲に一瞬鋭い痛みを感じ全てを思い出した。
自分はあのとき光る鏡の様な物に吸い込まれたんだった。
「使い魔とか契約とか意味不明すぎるぞ!何を訳のわからない事を…………」
「訳がわからないのはあんたよ!大体なんでサモン・サーヴァントで平民が召喚されちゃうのよ!」
「まあまあ、ミス・ヴァリエール、まずは落ち着いて……」
この二人は一体何を話しているのだろう。そもそも何が起こったのか、自分達がまだタプススにいるのかどうかすら解らない。

ウォレヌスは身をゆっくりと起こした。
目の前には三人の人影がいた。
一人は黒髪の少年。
もう一人は桃色がかった金髪の少女。随分と変な色に染めているなとウォレヌスは思った。
もう一人は頭が禿げた中年の男。ウォレヌスはその見事な頭を見てカエサルを連想した。
奥には石造りの壁と幾つかの巨大な塔があり、そしてその周りには大きな森があった。

全員見た事も無い様な奇怪な服装をしている。そして周りの景色を見たとき、ウォレヌスは絶対に何かがおかしいと察知した。
木々が鬱蒼と生い茂るここはどう見たってタプスス、いや、それどころかアフリカですらない。
気温もアフリカが嘘の様に涼しい。
ガリアに似ていない事も無いが、ガリアにはこんな巨大な建造物は無かった。いや、ガリア以外でもこんな巨大な塔が存在するかどうか。
存在したとしてもこんな立派な建築物の名が知られていない筈がない。


42 :6/9 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/15(火) 20:59:51 ID:C8x7mADC
一瞬あの鏡がどこぞの神の仕業で、目の前の三人が神々だと言う考えが頭をよぎったが、その考えはすぐに破棄した。
目の前の三人からはどう見たってそう言う雰囲気が全く感じられないし、神々がこんな事をするとは聞いた事が無い。
神々が人間に手を出す時はもっと直接的にするか、全く悟られないようにする筈だ。

だとすればこれは一体どう言う事なのか。
そこまで考えてウォレヌスはプッロの事を思い出した。
そして隣にプッロが自分と同じく身を起こして怪訝な表情で三人を見ているのを発見した。
どうも目の前の三人は口論に夢中で自分達が起きた事には気づいていないようだ。
プッロを見つけウォレヌスは安堵し、ウォレヌスはプッロの耳に小声で呼びかけた。

プッロはウォレヌスに気づき、小声で話し返した。
「あぁ、隊長もここにきたんですね。一体なんなんですかここは?訳がわかりませんよ」
「聞け、プッロ。見ての通りここはどう見てもアフリカじゃない。これが神々のイタズラじゃないとするならこれは異常だ」

そう、自分で言って気がついたのだがこれは明らかに異常だ。
もし神々の所業でないとするならば自分達は何らかの理由でどう見てもタプススから少なくとも数百マイルは離れた場所に運ばれたのだ。
「目の前の連中が恐らく我々をここに連れてきたんだろう。少なくとも我々の言葉をしゃべっているのだから話は通じる筈だ。プッロ、剣を構えろ」
「え、もう殺っちまうんですか?ちょっと性急なんじゃ……」
「馬鹿め!殺しては意味が無いだろうが。捕縛して尋問するんだ。こちらに一体どう言う害意を持っているのか解らないからな。私が合図を出した後に少年を羽交い絞めにし、喉に剣を突きつけろ。私は男をやる」
「はい、解りました。殺しは無し、ですね」
「連中はまだこちらに気がついていない。機は今だ」
二人はスッと立ち上がり、剣を構えた。
盾は邪魔なので地面に置いたままだ。
そしてウォレヌスが「行け!」と叫ぶと二人は脱兎の如く駆けだし、男と少年は反応できる前に羽交い絞めにされた。


43 :7/9 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/15(火) 21:00:48 ID:C8x7mADC
ウォレヌスは素早く男の喉に剣を押し付け、もう片方の手で男の握っていた杖を叩き落し、彼の耳に囁いた。
「よく聞くんだ。貴様に質問が幾つかある。速やかに答えなければ私の部下が少年の喉を掻き切る。解ったな?」
男は狼狽しながら言った。
「お、落ち着いて下さい。あなたたちは……」
「黙れ。質問に答えろと言った筈だ。余計な事を言っても少年の命は無い。解ったら頷くんだ。質問に答えればお前も少年も危険は及ばない」
男は抵抗するのは不可能と悟ったのか、おとなしく頷いた。

「ミ、ミスタ・コルベール……!あ、あんた達自分が何をやってるのか解ってるの?先生を今すぐ放しなさい!」
少女が目を見開いて叫び、杖を取り出した。
それを聞いて高々に笑ったのはプッロだ。
「ハハハ、こりゃまた威勢の良いお嬢ちゃんだ。いいかい、お嬢ちゃん。武器を持ってるのはこっちだ。あまりそんな態度を取らん方が良いんじゃないか?それにそんな棒切れで一体何をしようってんだ?」
ウォレヌスも少女が取り出した棒を見ていぶかしんだ。
あんな棒切れで一体何をしようと良いのだろう。
少女は棒をこちらに突きつけてるが何もしようとしていない。まさかあれで脅しだとは思えないが念を押す事にした。

「娘。その棒切れをゆっくりと地面に置き、そして手を頭上に掲げてこちらが聞くまで何も言うな。少しでもおかしな動きを見せたら両方の命は無いと思え」
少女は歯軋りをしながらもウォレヌスの指示に従った。
「よし。では、えーと、コルベールだったな?私の質問に答えて貰おう」
だがコルベールが返事をする前に少年が声をあげた。
「な、なあ。誰かは知らないけどあんたらも俺と同じくあの光の鏡を通ってきたんだろ?俺も被害者なんだよ!俺を人質に取るのはおかしいって!放してくれ!」
喉元に剣を突きつけられた経験など無いのだろう。少年の額には汗が滲んでおり、顔は青ざめていた。
「ふーん。口は達者な方だな、坊主。だがそんなバレバレな嘘で……」
そこにウォレヌスが口を挟んだ。

「彼の言う事は多分正しいぞ、プッロ」
プッロは驚いた様子で抗議の声を上げた。
「あんた、こんなあからさまな嘘を信じるってんですか?」
「理由は二つ。第一に彼は娘と口論をしていた。第二に彼の服装は他の二人とまるで違う。これらを考えれば彼の言う事と辻褄がある。だが」
とウォレヌスは少年の方を向き、「君の言う事には証拠が無い。よって解放はしない。そして娘と同じく許可が出るまで口を開かないでくれたまえ」と言った。
少年は諦めた様子で「わ、わかりましたよ……」と答える。


44 :8/9 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/15(火) 21:01:42 ID:C8x7mADC
「さて、コルベール氏。質問に答えて貰おう。第一にここはどこなのか?第二にお前達は何者なのか?第三に我々に何をしたのか?少年とあなた自身の命の為にも速やかに答えた方がいい」
「こ、ここはトリステインの魔法学院。私はここの教師のコルベールで、彼女は生徒のルイズ・ラ・ヴァリエール。少年の名前は知らない……彼はあなたたちと同じく先ほど召喚されたんですよ」
ウォレヌスは剣を更にコルベールの喉に押し付けた。
剣の刃が皮膚を薄く切り、血が滲んだ。

「トリステインの魔法学院だと?トリステインと言うのは一体どこだ!?」
ウォレヌスにとって全く聞いた事が無い地名だ。
魔法学院と言うのもわからない。魔術師と呼ばれる連中は大抵何かの教団に属している。ここはその類の場所なのだろうか?
コルベールはこの質問に驚いた様だった。
「ト、トリステインはトリステインだ。ハルケギニアの北方にあるトリステイン王国だよ!まさか知らないのかね!?」
「もし貴様が訳のわからない事を言ってこちらを煙に巻けると思っているなら大間違いだぞ?もう一度聞こう。ここはどこだ。もし本当にトリステインとやらならハルケギニアはどこに位置する?ローマからどれ位な距離だ?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ……君はトリステイン王国もハルケギニア大陸も知らない。そう言う事なのか?ローマ?そんな場所は知らない。ロマリアと関係があるのか?」
それを聞いたプッロが呆れた様に言った。

「そいつの親指でも切り落としたらどうです?そうすりゃ目が覚めて少しはマトモな事を言い出すかも知れませんよ」
「お前はそのうるさい口を閉じていろ!コルベール氏、もしあなたが我々を謀ろうとしているならフリアイの名にかけて少年も娘もお前も殺す。解ったか?もう一度聞く。ユピテルの石に誓って言え。ここはハルケギニアのトリステイン。間違いないんだな?」
「ユピテルというのが何かは解らないが、始祖ブリミルの名に誓って言おう。私は嘘は何一つついていない。ここはハルケギニア大陸、トリステイン王国の魔法学院だ。そしてローマと言う場所がロマリアに関係ないのなら私は何一つ知らない。」

コルベールははっきりと答えた。
剣を喉に突きつけられていると言うのにもう落ち着いている。
貧相な見かけによらず中々肝が据わった男らしい。

とても嘘をついている様には見えない。無論そう見えない様にうまく嘘をつける人間はいるがこの男はそう言うタイプではないとウォレヌスには思えた。
「解った。信じよう。では三番目の質問だ。我々に何をした?」
そしてコルベールはウォレヌス達に召喚の儀式について説明をし始めた。

「あなた達はミス・ヴァリーエルに召喚されたんです。使い魔召喚の儀式で。サモン・サーヴァントと言う呪文でゲートを開いてそこから……」
コルベールが説明し終わる前にプッロは吹き出し、馬鹿笑いを始めた。そして突然笑うのをやめた。
「おいおっさん。あんたはつまり自分たちが何かの魔術を使って俺たちをここに呼び寄せたと、そう言いたいのか?」
「え、ええ、その通りです」
「てめえ、ふざけてるのか?そんな事が出来る筈がねえ。嘘をつくんならもうちょっとマトモな嘘をついた方がいいぞ?」

ウォレヌスは呆れていた。
コルベールに対してでなくプッロにだ。
(少しは理性を使え、馬鹿者め)

「プッロ」
「ん?なんですか?」
「周りを見てみろ。何が見える」
「周り?木が沢山あって馬鹿でかい塔がありますね」
「我々はどこにいた?」
「タプススです」
「ここがタプススに見えるか?」
「見えませんね」
「つまり我々はどう見てもタプススから数百マイルは離れた場所に一瞬で連れて来られたのだ。この時点でもう馬鹿げてると思わんか?」
「まあそりゃそうですが……」
「この男の話を全面的に信じる訳ではない。例えば我々の事を知らない彼がなぜ我々の言葉をしゃべっているのかは判らない。だが話の筋は通っている」


45 :9/9 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/15(火) 21:02:34 ID:C8x7mADC
ウォレヌスは何とかして事態を冷静に把握しようと努めていた。
確かにプッロが言った通りこれはどう考えても馬鹿げた話しでしかない。
謎の魔術師が魔法を使って何百マイルも離れた人間を呼び寄せるなんて子供でも信じなさそうな荒唐無稽な話だが、
現にこの意味不明の場所にいる以上、ウォレヌスには他にこの現象を説明出来る話が思い浮かばなかった。

「そうだ。学院の中に入って学院長、ここの責任者と話してみませんか。ここで何時まで話をしていてもラチがあきませんし、彼ならあなた達に私が嘘をついていない証拠を見せる事が出来ます。それに正直言って事態は私一人の手で負える段階じゃなくなっているので……」
コルベールは相変わらず落ち着いた声で言った。
これはどうした物だろうか。

罠である可能性もあるが、もし害意を持って自分達を「召喚」したならとうに襲われている筈だ。
だが彼らには警戒心は全く無くあっさりと我々に捕縛された。
そして彼の言う通り何時までもここで押し問答を繰り返していても進展は無いだろう。

「……解った」
「ちょ、ちょっと、正気ですかあんた!?どうせ罠に決まってる……」
「もし殺したり捕まえるつもりだったんなら我々はとうに死んでるか牢に入ってるだろう?こっちに現れた時、我々は呑気に寝ていたんだから」
「そ、そりゃそうですが……」
「それに彼の言う通りこのままじゃどうにもならん。ここの責任者に話を直接つけた方が早いだろう。もちろん彼らが妙な事をしたらすぐに遠慮なく叩き切れ。だが今は押さえるんだ。解ったな?」
プッロは納得いかない様子だったが、頷いた。

「では行きましょうかコルベール氏。先にどうぞ。娘、お前ももう動いて構わん。プッロ、その少年も離してやれ」
そう言ってウォレヌスはコルベールを解放し、歩く様に促した。
剣は鞘に収めたが用心深く柄は握ったままだ。
「あんた達、自分が何したか自覚してる?平民が貴族二人に剣を向けたのよ?良くて縛り首、悪ければ釜茹でよ!?」
ルイズが血相を変えて叫んだ。
ウォレヌスにとって二人が貴族だと言うのは少し意外だった。

だがそう言われればこの二人は見慣れない物だが高価そうな服装をしていた。
「貴族?あなたがたは貴種だったのですか。それは失礼を致しました。あなたの口の利き方は貴族と言えど娘が大人の男にする物ではないのでまったく予想がつきませんでした」
ウォレヌスは露骨な皮肉を含ませて返した。
「へっ、平民の傭兵が私に礼儀を教えようっていいの!?なんと恥知らずな……だいたい魔法学院の生徒なんだから貴族なのは当たり前でしょ!」
「おいお嬢ちゃん、ぎゃあぎゃあ騒ぐのはそれ位にしてくれ。うるさくてかなわん。それに剣を持ってるのはこっちだって事をまた忘れてないかい?」
プッロがうんざりとした様子でルイズに言った。
ルイズはプッロをにらみつけたがそれ以上何も言わなかった。




46 :鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/15(火) 21:03:42 ID:C8x7mADC
以上です。
最初の数レスはトリップの後に話数を入れてしまったのでトリップがメチャクチャになってしまいました。
すみません。

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:05:43 ID:CnYex/lt
投下乙ですー

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:07:54 ID:7TOZGs7z
>>46
お疲れ様、なんだけど……
できれば元ネタとキャラ名を教えてくれるといろいろとうれしかったり

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:13:31 ID:nJ6dhvX5
確か避難所の新人投下スレで見たことあるが、遂に本格的に連載か

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:17:23 ID:Gne/Z16F
投下乙です

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:20:35 ID:1ElSELtr
乙したー。
クオリティ高いと思いますよ。
期待期待。

>>48
海外ドラマ「Rome」からウォレヌスとプッロ。
これ2話目なんで、まとめサイトを見るが吉。

52 :ゼロ・HiME:2008/07/15(火) 21:21:31 ID:yzq+KLJy
鷲と虚無さん、投下乙でした。
さて第16話書きあがったので、21:20ぐらいから投下しようと思いますが、進路クリア?

53 :ゼロ・HiME:2008/07/15(火) 21:22:19 ID:yzq+KLJy
22:30の間違いですた・・・orz

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:22:53 ID:7TOZGs7z
>>51
うお、マジで?
情報サンクス

>>52
おk

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:23:16 ID:PASCEywI
>>53
1時間も待たなくても十分開いてるよ

56 :ゼロ・HiME:2008/07/15(火) 21:26:10 ID:yzq+KLJy
うい。それでは投下はじめようと思います

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:27:39 ID:UIasNCVz
ふむ、予約がありますな。
では明日にしましょう。

元ネタは、ドラゴンボールのあの人で

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:28:34 ID:n/Hl0Lxc
>>57
そんなああああ

59 :ゼロ・HiME〜嬌嫣の使い魔〜 第十六話(1/3):2008/07/15(火) 21:30:32 ID:yzq+KLJy
 宿から出たルイズたちは裏路地から続く長い長い階段を上がって桟橋のある丘にたどりついた。

 「へえ、こらまた凄い眺めやねえ」

 丘の上から見える光景に、静留が感嘆の声を上げる。
 そこには四方八方に枝を伸ばした高さが数百mはありそうな巨大な樹が鎮座しており、その枝にまるで木の実のように何隻ものフネがぶら下がっていた。

 「……なるほど、確かに『桟橋』どすなあ」
 「いや、そんな普通のことを感心されても……」

 そんな会話を交わしながら静留とルイズはワルドに先導され、樹の根元に開いた裂け目を潜り抜けて、その内部へと入り込んだ。
 そこは吹き抜けのような空洞になっていて、各枝に通じる階段が縦横に張り巡らされていた。
 その中からワルドが目当ての階段を見つけると、三人はその階段を駆け上り始めた。
 足場の悪い階段きしむ音を聞きながら、途中の踊り場に差し掛かった時、静留は何者かの気配を感じて背後をふりかえった。
 黒い影が頭上を飛び越え、のっぺらぼうな白い仮面を被った黒装束の男がルイズの側面に降り立った。
 静留はデルフを鞘から引き抜くと同時にルイズに怒鳴る。

 「ルイズ様!」

 ルイズが振り向く。一瞬で男はルイズを抱え上げると何の躊躇もなくその身を空中へと躍らせた。

 「ルイズは渡さんぞ!」

 即座にワルドが杖を振り、風の鎚(エア・ハンマー)の呪文を叩きつける。それに打ち据えられた仮面の男は思わずルイズから手を離す。

 「きゃあああっ!!」
 「ルイズ!!」

 ワルドは踊場から飛び出すと、ルイズ目掛けて急降下した。そのまま落下中のルイズを抱きとめ、空中に浮かぶ。
 仮面の男は身を翻して踊り場へと引き返すと、デルフを構えた静留と対峙した。

「どこの回し者かしらんけど、しつこい男は嫌われますえ」

 ワルドと同じぐらいの背格好をした男は静留の言葉には答えず、無言で突き出すように杖を構えた。
 とたんに周囲に冷気が漂い男の方へと収束していく。男が呪文を放とうとしているのに気づいた静留が阻止しようとデルフを振り上げた瞬間、デルフが叫んだ。

 「姐さん! 俺を突き出せ!」

 静留がデルフを突き出した瞬間、男の杖から放たれた稲妻の束がデルフを持った静留の左腕に直撃した。
 
 「こんの、くっそたれが〜〜〜〜!」

 デルフの絶叫と共にほとんどの稲妻がデルフに吸い込まれるが、わずかに残った電流が静留の体を貫く。

 「――くっ!」


60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:30:50 ID:4zsfGR5M
>56
支援!

61 :ゼロ・HiME〜嬌嫣の使い魔〜 第十六話(2/3):2008/07/15(火) 21:31:59 ID:yzq+KLJy
 心臓を貫くような痛みに静留は意識を手放しそうになるが、歯を食いしばってそれに耐え、男に向かってデルフを袈裟懸けに振り下す。
 男は弾き飛ばされるようにして踊場から足を踏み外し、地面に向かって真っ逆さまに落ちていった。

 「シズル!」

 ワルドに抱えられて踊場に戻ってきたルイズが、しゃがみ込んだ静留に駆け寄る。

 「痛っ……心配せんでも大丈夫どす。ルイズ様の方こそ怪我とかありまへんか?」
 「この馬鹿っ、私より自分の心配しなさいよ! 服の左袖が肩の方まで焼け焦げてボロボロじゃないの!」

 ルイズはそう言うと服の袖を引き裂き、静留の腕に怪我がないか調べる。幸い袖のコゲで汚れたぐらいで左腕には何の外傷もなかった

 「しかし、いきなり風系の上位のライトニング・クラウドを撃ってくるとはな。あいつ、相当の使い手だぜ」

 デルフの言葉にワルドが驚いた表情を浮かべる

 「それは本当か? 本来なら死ぬほどの威力があるはずだが……ふむ、この剣が魔法を中和したというところか。ところで君の材質は金属ではないのか?」
 「知らん、忘れた」

 デルフが不機嫌そうにワルドに答える。

 「インテリジェンスソードか、いささか口が悪いがいい品のようだ」
 「まあ、うちに相手してもらえんでスネとるだけなんで、口が悪いのは堪忍したってや」
 「ちょっ、姐さん! 俺は別に……」

 静留は自分の言葉に反論しようとするデルフを鞘に押し込んで黙らせると、ルイズの手を借りて立ち上がった。

 「ほな、邪魔もいなくなったことやし、一気にフネのとこまでいきますか」


 階段を駆け上った先は、一本の枝が伸びており、一隻のフネが係留されていた。ワルドたちがフネに乗り込むと、甲板で酒を呑んでいた船員が邪魔するように立ちふさがる。

 「なんでえ、おめえら! 用があるなら、明日の朝改めて来な!」

 船員は酔いの回った表情で、酒くさい息を吐きながらそう言い放った。

 「僕は貴族だ。死にたくなければ、僕が杖を振るう前に急いで船長を呼ぶんだな」
 「ひぃっ、き、貴族!」

 杖を振り上げたワルドの脅しに船員は顔を真っ青にして、船長室にすっ飛んでいった。

 「何の御用ですかな?」

 睡眠中だったらしい初老の船長は寝ぼけ眼で、うさんくさげにワルドを見つめる。
 
 「女王陛下の魔法衛士隊隊長、ワルド子爵だ」
 「これはこれは……して、当船へどういったご用向きで?」

  相手が身分の高い貴族と知った船長は態度を一変させると、揉み手をしながらワルドに尋ねる。


62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:35:12 ID:Gne/Z16F
しえん

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:36:03 ID:yzq+KLJy
 今すぐにアルビオンへと向かうと言われた船長は最初難色を示したが、ワルドが王家の勅命だと宣言し、積荷の倍に相当する報酬を保障すると言ったら、あっさりと出航することに同意した。

 「アルビオンにはいつ着く?」

 ワルドが尋ねると、

 「明日の昼過ぎには、スカボローの港に到着しまさあ」

 と船長が答えた。

 静留は舷側から地面を見下ろした。『桟橋』である大樹の枝の隙間から見えるラ・ロシェールの街の明かりがぐんぐん遠くなってゆく。結構な速さのようだ。
 ルイズは静留の隣に並ぶと、同じように地面の方をじっと見つめて呟く。

 「いよいよアルビオンにつくわね」
 「……そうどすな」

 そのまま無言で佇む二人の元に、ワルドが近寄ってきた。

 「船長の話では、ニューカッスル付近に陣を配置した王軍は、攻囲されて苦戦中のようだ。」

 ルイズがはっとした顔になった。
 
 「ウェールズ皇太子は?」
 「わからん。生きてはいるようだが……」

 ワルドの答えにルイズは困ったという表情を浮かべた。

 「どうやって、連絡を取ればいいかしら」
 「……危険だが陣中突破しかあるまい」

 ルイズは緊張した顔で頷いた。それかなら尋ねる。

 「そういえば、あなたのグリフォンはどうしたの?」
 
 その言葉にワルドが微笑んで、口笛を吹くと、グリフォンが甲板に着地し、船員達を驚かせる。

 「ほな、うちは先に寝かせてもらいますわ」

 静留はそう言って舷側に座り込むと、まだ続いているルイズとワルドの会話を聞くこともなく、深い眠りについた。


64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:37:10 ID:yzq+KLJy
以上で投下終了です
あ、タイトル抜けてしまったorz

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 21:52:48 ID:pSgO3HbL
HIMEの人乙でした

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:08:09 ID:qLyiDTHf
HiMEさん乙です
いざ麗しのアルビオンへ

>>57
この後予約もないみたいだから投下したら?
ドラゴンボールキャラなら見てみたいんだけど

67 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:17:44 ID:UIasNCVz
 では、寝る前に行きましょうか。

タイトル:ゼロの使い魔〜純白の騎士団〜

ネタ元:ドラゴンボール

召喚キャラ:原作者が一番好きだというあの人

話数:全十八話

投下間隔:不定期

68 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:20:15 ID:UIasNCVz
  プロローグ
 彼には、何が起こっているのかすぐには理解できなかった。
 どうも周りが騒がしい。幻聴が聞こえるまでに衰えてきたか、と思ったが多数の人間の
“気”を感じた。
 これは幻聴などではない。
 カッと目を見開き周囲を見渡すと、黒いマントを着た十代くらいの子供たちがじっとこっち
を見ていた。
 ここはどこだ?
 彼は一緒に暮らしている人物に頼まれて、ある店に行った。そこの女主人と話をしている
うちに、こんな場所に来てしまったのだ。周りの連中が何を言っているのかわからない。
それでも自分に注目していることだけはわかった。
 不意に桃色の髪の少女が彼に近付いてきた。そしてわけのわからぬ呪文らしき言葉を言い、
そして彼に口づけをした。


「悪魔だああ!ルイズが悪魔を召喚したぞおおお!」
「うるさい!落ち着け」
「みなさん、落ち着いてください」
 桃色の髪をした少女と口づけをした瞬間、なぜか彼には周りの少年たちの言葉がわかるよう
になった。左手が、熱い。
「くっ」彼が自分の左手の甲を見ると、何やら見たこともない文字のようなものが浮かび上がっ
ていた。
「私の名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。あなたを使い魔として召喚
しました」
「なに、使い魔だと?」
「あなた、喋れるの」
 彼が声を出すと、桃色の髪の少女は目を丸くして驚いていた。
「喋ったら悪いか」
「まあ、態度悪いわね。使い魔のくせに」
「だから使い魔ってなんだ」
「おい、なんかルイズが使い魔とケンカしてるぞ!」
「あいつでけええ!」
「緑色だ」
 外野がガヤガヤと煩い。
「キミキミ、ちょっとその左手を見せてくれないか」
 彼の苛立ちをよそに、頭の禿げあがった茶色のローブを着た男が彼の左手を見た。
「こ、これは…」
「どうされたんですか、コルベール先生」
「いや、何でもない」
 そう言うと男はそそくさとその場を離れた。
「しかし何だありゃあ」
「あんなの見たことないわ」
 こちらを見て口ぐちに勝ってな事を言う集団を彼がキッと睨みつけると、その眼光に恐れをなした
のか、すぐに静かになった。
「あなた、名前は」
「俺の名は…、ピッコロだ」

69 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:21:59 ID:UIasNCVz
第一話 緑色の悪魔

 ピッコロと名乗るその使い魔を召喚したルイズは、正直恐れていた。
 何者なの?こいつ。ピッコロは二本足で立ち、人の形をしているけれども、明らかに人
間ではない。なぜなら皮膚が緑色だからだ。ルイズやほかの生徒たちが黒いマントを羽織
っているのに対し、ピッコロは純白のマントをまとい、頭にはターバンのようなものを巻いて
いる。背が異様に高い。そして何よりも、わいわい騒いでいた生徒たちを一瞬で黙らせる
その眼光の鋭さ。
 私はもしかして、とんでもない使い魔を召喚しちゃったのかしら。ルイズは心臓の高鳴りを
抑えつつ、ピッコロと向き合った。
「一体どういう状況なのか説明しろ」緑色の悪魔はそう言ってルイズを睨みつけた。
「主人に命令するって、どういうことよ」とルイズは一応反論してみる。
「主人だと?」
「ひっ」
 外見の不気味さもさることながら、その存在そのものが持つ威圧感はルイズにとっていつも
厳しい姉、エレオノールと同等かそれ以上であった。
「と、とにかく。私は使い魔召喚の儀式であなたを召喚したの。左手にルーンが刻まれている
でしょう?それが私の使い魔である証拠よ」
「俺が、使い魔だと?」ピッコロは自分の左手を見ながら言った。まだ納得した様子はない。
「とにかく、私が主人であなたは使い魔なんだから、言うこときかないとだめなの」
「誰が決めた」
「そういう決まりなの、昔から」
「昔とはいつだ」
「いつだっていいじゃないのよ、そんなの」
「ここは地球なのか?俺はどうやってここに連れてこられた」
「知らないわよそんなの。それに地球ってなに?」
「俺が住んでいた星のことだ」
「星?星ってあの夜空に浮かんでいる光る星?」
「そうだ」
「そんなのにどうやって住むのよ」
「・・・・」
 ルイズはピッコロが明らかに可哀想な人を見るような目で自分を見ていることに気づいて
激怒した。
「なによ!あたし何か変なこと言った?」
「いや…」
「何よ、言いたいことがあるならはっきり言いなさいよ!」
「うるさい!」
「ひっ!」
 ルイズが黙り込むと、ピッコロはしばらく考え込んでいるように見えた。
「ここは地球ではない。ではどこか。どこかの星か・・・・」
 何やらブツブツと独り言を言っているピッコロに対して、ルイズは言った。
「こんな所で言い合いをしてても仕方ないわ。中に行きましょう」るいずはそう言って建物に向
かった。

70 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:24:09 ID:UIasNCVz
   *

 ピッコロは建物の中を見回すが、電気や水道などが設置してあるような形跡はない。目
の前を歩く桃色髪の少女、ルイズはこちらを警戒するように歩いていた。なぜか言葉その
ものはわかるようになったピッコロだが、その内容はあまり理解できない。
 なぜ自分が使い魔になったのか。なぜこの少女が主人なのか。そしてこの左手に刻まれ
た文字のようなものはなんなのか。
「あれがゼロのルイズが召喚した悪魔?」
「すごい、本当に緑色」
「なんか怖い」
「白いマントが何とも…」
 聴覚が人間よりも数倍発達しているピッコロには、室内にいれば誰のささやき声も聞くこと
ができた。自分に関する話はどれもあまり気分のいいものではない。かつて地上で暮らして
いた時も、こういう陰口は何度も聞いた。サイヤ人や人造人間と命がけで戦ったとしても、
一般の人間がそれを知ることはない。ゆえに彼は自らの力を封印し、天上にある神殿でデンデ
やミスターポポと静かに暮らす道を選んだのだった。
 ルイズと同じような服を着ている子供たちがこちらを見て何やらヒソヒソと話している。ピッコロ
は鬱陶しいので一睨みすると、彼らは慌ててどこかへ走って行った。
「どこの世界でも人間という者の本質は変わらんようだな」走り去っていく生徒たちを見ながらピッ
コロはつぶやいた。
「あなた、本当にこの世界の存在じゃないの?」
「少なくともここは俺のいた世界とは違う。もしくは俺の知らない場所かもしれんが。それより小娘、
これからどこへ行くんだ」
「小娘じゃない。私はルイズ。ヴァリエール家の三女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・
ヴァリエール。あんたみたいな悪魔とは違うんだから」
「俺は…、悪魔じゃない」
「じゃあ何よ」
「ん…。別の星からきた、とでも言っておくか」
「はあ?だから星に人が住めるわけないじゃない。何度言わせるのよ」
「世の中にはわからないことはたくさんある。勉強することだな」ピッコロはそう言うと、悟飯の事を
思い出した。あいつ、ちゃんと勉強しているかな。
「何よ、使い魔のくせに偉そうに」
「偉そうなのはお前だろう」
「あたしはヴァリエール家の三女、ルイズ…」
「もういい、もういい」そう言うとピッコロはルイズの頭をポンとおさえた。
 若いころの自分なら、殴り飛ばしてやるところだが、丸くなったものだな。とピッコロは自身の行動
に心の中で苦笑した。
「それで、これからどうするんだ」
「これから昼食よ。それで午後の授業。言っとくけどアンタの昼食は…」
「少し周りの様子を見てこよう」そう言うとピッコロはルイズから離れた。
「あ、ちょっと。使い魔が主人の傍を離れるってどういうことよ」
「ここがどこか確かめる必要がある」
 騒ぐルイズをよそに、ピッコロは建物の外に出た。

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:24:47 ID:0EAunQTG
支援ぬ

72 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:27:07 ID:UIasNCVz
 空の様子は地球と変わらないようだな。ピッコロが庭で空を眺めていると、何者かが近
付く気配がした。
「これはこれは、ミス・ヴァリエールの使い魔殿ですか」先ほどピッコロの左手を見ていた
男だった。周りからは“先生”と呼ばれていた。
「あんたは」
「あはは、申し遅れました。わたくし、当トリステイン魔法学院で教師をやっております、ジャン・
コルベールと申します。ちゃんと我々と同じ言葉が喋れるとは驚きました。あ、失礼ですが、
お名前は」先ほどの生徒たちと違い、ピッコロに対しても礼儀正しく接する彼に対し、ピッコロ
は多少の好感は持ったものの、警戒はとかなかった。
「ピッコロだ」
「ああ、ピッコロくんですね」
「あんたは、俺を見て驚かないようだな」
「まあ、色々見ておりますからね。それでもあなたのような使い魔を見るのははじめてですけども」
「悪いが、色々と聞きたいことがあるのだが」
「私でよろしければ、わかる範囲でお答えいたしますよ」
「ここはどこだ」
「ここはトリステイン王国、魔法学院です。貴族の子弟が通っております」
聞いたことのない国の名前。
「ここで何を学ぶのだ」
「魔法全般と一般的な教養、それから貴族としての心得などを」
「この世界には貴族というものがまだいるのだな」
「あなたの住んでいた世界にはいないのですか?」
「ああ、少なくとも魔法とやらが使える貴族を、俺は知らない」
「ほう、それは」
「ここは電気も水道もないようだが」
「電気?水道?それは何ですか?」一瞬コルベールの目が輝くのをピッコロは見た。
「俺の住んでいる世界では普通にあったものだ。もっとも、最近は神殿で暮らしていたんでわか
らん」
「あなたの住んでいる世界には、色々と興味深いものがありそうですねえ」
 この男、年のわりに随分子供っぽいところがあるな、とピッコロは感じた。けれども、そういう
人間は嫌いではない。何より自分を差別しない。
 時計台の鐘が鳴ると、コルベールは何か用事があるらしく、そそくさと歩いて行った。
 魔法、それは“気”を使うことと何か関係があるのか。色々考えながらピッコロは、とりあえず周り
の様子を確認するため舞空術で空に飛びあがった。
 誰かが見ていたら騒ぎになっていたかもしれないが、ちょうどその時ルイズが教室で錬金の魔法
に失敗して大爆発を起こしていたので、生徒や教職員たちはそちらの方に意識が行っており、誰も
彼の飛行には気がつかなかったようである。
 ピッコロは更に上昇して周囲を見回した。魔法学院の近くに民家はない。森と草原が広がっている。
遠くには山もある。鉄道や舗装された道路などは見当たらなかった。
 しばらく西や東に飛んでみると、町のようなものが見えた。それでも自分が住んでいた世界の町に
比べたら各段に小さく人も少ない。降りたって様子を見ようかとも思ったが、魔法学院の時のように
いらぬ混乱を招く可能性もあったので、遠くから眺めるだけにした。
 それにしても自然以外は何もない世界だ。
 ピッコロは、自分の親の故郷であるナメック星のことを思い出した。確かあの星も、地球と違って
ゴチャゴチャとしたものはほとんどなかったはずだ。
 更に飛んでいると、大きな石の壁に守られた城のような建物を発見した。よく見ると、高い石の壁の
内側では人々が行きかっている。これがこの世界の都市というものか。ピッコロは千里眼で街の様子
を眺めた。やはり服も生活様式も大きく異なる。それだけを確認すると、元きた道を戻ることにした。
なぜか左手が痛む。心のどこかで、桃色の髪をした少女の元へ戻らなければならない、と訴えかけて
いるようだった。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:29:21 ID:eEV50L5o
さっさと腕を切り落とす作業に入るんだ、支援

74 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:30:46 ID:UIasNCVz
 魔法学院に戻るためしばらく飛んでいると、道の真中に馬車が止まっているのが見えた。
よく見るとその馬車は数人の男たちに囲まれている。盗賊の類か。どこの世にもいるもの
だな、とピッコロは思い通り過ぎようかと思った。
 だがしかし、見てしまったからには無視するわけにもいかない。なぜかわからないが、かつて
の“神”と融合して以来そう考えることが多くなった。本来なら人間のやりとりにむやみに干渉
してはならない、とミスターポポからも常々言われていた。だがここは地球ではない。
だったら、多少は自分の思い通りに動いても、迷惑はかからないだろう。そう思いピッコロは
地上に降り立った。
「助けてください、命ばかりは」年の頃十代後半くらいの少女が叫ぶ。
「金はもうほとんどありません。我々は町で買い物をして、これから戻るところなんです」と
一緒にいた五十代くらいの男も言った。
「うるせえ、だったら馬車ごといただくまでよ。ついでにその女もな」盗賊一味の男の一人が
言った。
「お願いします。この子だけは!」馬車を下りて集団の前に立つ男。
「男は殺せ!女と馬車は奪い取れ!」盗賊のリーダーらしき男が剣を抜いて叫んだ。
「待て」
 ピッコロは、馬車のすぐ近くに腕を組んだまま降り立った。
「てめえ、どっから現れた」
「あ、悪魔だ」
「バカ、化粧に決まってるだろう。どこかの異民族だ」
 意外な場所から意外な者が登場したので、盗賊たちは動揺した。
「そんな事はどうでもいい。貴様ら、武器を捨ててこの場から立ち去れ」ピッコロは盗賊に対し
睨みつけながら言った。
「ああ?」
「誰に向かって口聞いとんのやワレ!」
 自分の実力もわからぬ阿呆どもか。ピッコロは心の中でつぶやく。
盗賊の一人が剣を振り上げてピッコロに斬りかかるも、彼はよけようともしなかった。
「きゃあああ!」そんな様子を見て、馬車に乗っていた少女は目を伏せた。
 だが、剣は二つに折れていた。
「なにいいい?」
「おい、矢だ!矢を撃て」
 接近戦では不利と悟ったのか、子分は弓矢を放った。
 かわしてもよかったのだが、後には少女と男がいる。
「ふう!」ピッコロがひと吹きすると、矢だけでなく盗賊一味も一気に吹き飛ばされた。
「何者だ!?」
「や、やっぱり悪魔だああ!」
「ひゃああああ」
 圧倒的な戦力差に恐れをなした盗賊どもは、武器を捨てて森の中に逃亡していった。
「怪我はないか」
 ピッコロは一応そう言ってみたが、男の方には反応がなかった。盗賊を圧倒する自分の姿を見て
驚かない者はいないだろう。半ばあきらめのような気持ちで、再び飛ぼうとしたとき、少女が声を
かけてきた。
「あの、待ってください」
「ん?」
「た、助けていただいてありがとうございます」
「お前」
「はい」
「俺が怖くないのか」
「あの…、少しは」
「正直だな」
「でも、悪い人ではないと思います」
「ん…」ピッコロは、自分をじっと見つめる少女の瞳に戸惑いつつ再び飛び立った。

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:32:08 ID:gk9uC6i8
御飯!支援を吹けーっ!

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:33:51 ID:k5Ymb7mz
ピッコロさぁぁぁぁぁんんん!!支援

77 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:36:09 ID:UIasNCVz
「どこへ行ってたのよ!」もうすっかり日の暮れた魔法学院の宿舎で桃色の髪をした少女
の怒声が響く。
 暗い部屋の中ではろうそくが灯されていた。やはりこの世界には電気というものがないの
だな、とピッコロは思った。
「少し、外の様子を見てきた」
「勝手に外に出ちゃいけないんだから」
「なぜだ」
「なぜって、学院の決まりなの」
「決まり?俺はこの学校の生徒でもないのに、なぜそれに従う必要がある」
「べ、別にそれはそうだけど。使い魔が主人を置いてどこかに行くなんて考えられないわ」
「俺はまだお前の使い魔になることを了承したわけではないぞ」とピッコロはやり返す。
「もう、なんて強情な使い魔なの?そんなんじゃ、食事食べさせてあげないわよ!」
「別にいい」
「ちょっと、どこ行くのよ」
「寝る」
「寝るってどこで」
「女と同じ部屋で寝るわけにはいかんだろう」
 そう言うとピッコロは部屋を後にした。
 中庭に出ると、月が見えた。二つの月が見える。ピッコロがいた世界の月は亀仙人が破壊して
なかったはずだから、改めてこの星は自分にいた地球ではない、と納得した。
 それにしてもここはどこだ。
 適当な木を見つけ、その下で座禅を組んだ。数メートル浮かび上がり、瞑想に入る。この学院の
生徒たちの好奇な目は嫌いだが、じきに飽きるだろう。
 それより元の世界に帰る方法を探さなければ。
 そんな事を考えていると、不意に何者かの気配がした。
「きゅい」
「ん?」
 竜であった。それも青い竜だ。いつの間にかピッコロのすぐ傍に青色をした竜がきていた。そういえ
ば彼の最初にして最後の弟子である悟飯も竜を飼っていた。
「お前は何者だ」
「きゅい、きゅい」
「そうか、お前も誰かの使い魔なのか」
「きゅい」
 なぜかピッコロには、竜の考えていることがわかった。これも魔法の力というやつだろうか。
「ん?」
 不意に青い髪でめがねをした少女がやってきた。今度は微かな気を感じたので、ピッコロにもわ
かった。
「何をしているの」少女は、特に警戒する様子もなく無表情で聞いてきた。
「それはこっちの台詞だ」とピッコロは言い返した。
「散歩」
「こんな夜中にか」
「ええ」
 青い髪の少女は小柄で、右手に杖を、左手に大きな本を持っていた。ピッコロはメガネをかけた
その瞳の奥に、自分と同じような憂いがあるような気がした。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:38:20 ID:n/Hl0Lxc
ピッコロさああああん
支援

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:38:44 ID:hPY5KUw4
支援

80 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:38:51 ID:UIasNCVz
「俺を、怖がらないのか」
「どうして」
「周りはみんな言ってるぞ。悪魔だ悪魔だって」
「そう…」
 そう言うと、少女はピッコロの隣に来てちょこんと座った。その横に青い竜が座る。
「あなたは悪魔なの?」こちらを見ず、遠くを眺めながら少女は聞いてきた。
「いや、違う…」ピッコロも少女の方を見ずに答えた。
「だったら平気」
「そうか…」ピッコロは少女のことが少し気になり、横目で彼女を見た。
 すると、少女はじっとこちらの方向を見上げていあ。
「どうした」
「いえ」
 少女はマントの奥から何やらごそごそと取り出している。
「ん?」
「これ」彼女が差し出したのはパンだった。
「なんだ」
「パン」
「それはわかるが」
「何も食べていないんじゃないかと思って」
「あ、そうか…」
 ピッコロは水さえあれば、何も食べなくても平気である。それでも食べられないことは
ない。彼は少女の好意を受け取ることにした。少女は、ピッコロがパンを受け取ったのを
確認すると、立ちあがった。
「おい…」
「私は、タバサ」
「ん?」
「名前」
「ああ。俺はピッコロだ。そう呼ばれている」
「そう…。この子はシルフィード」そう言って彼女は隣にいる竜を軽く撫でた。
「そうか、シルフィードか」
 タバサと名乗る少女は、そう言うと歩いて立ち去って行った。後にはしっかりシルフィー
ドがついていき、時々ピッコロの方を振り返って見ていた。
 ピッコロは、タバサから貰ったパンを口にする。決して悪い味ではなかったが、水がない
のがちと辛いな、と思いつつ飲み込んだ。

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:39:34 ID:MvCNXmiE
丸くなったピッコロさんに魔Jr.としてトンガッていた頃の映像を見せて悶絶させてみたい支援w

82 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:40:34 ID:UIasNCVz
「ああもう、何やってんのよ、こんな所で」聞き覚えのある声が聞こえた。
 次に姿を現したのは、桃色の髪の少女であった。ネグリジェ姿に黒いマントを羽織って
いる。
「どうした」
「どうしたって、アンタ。本当にここで寝るつもり?」
「そうだ」
「春って言ってもまだ夜は冷えるわよ。部屋にきなさい」
「いいのか」
「私がいいって言ってるんだからいいの」
「そうか…」
「ってか、何でアンタ浮かんでるの」
「それは気にするな」そう言うとピッコロは浮遊をやめ、二本足で立った。
「まあいいわ。行きましょう」そう言ってピッコロに背を向けるルイズ。
「ルイズ…」
「なによ」
「ありがとう…」
「か、勘違いしないでよ。使い魔が風邪をひいたらあたしが困るから、それで部屋に寝かして
あげるんだからね!」ルイズは顔を真っ赤にして言った。
「そうだな」
 ピッコロがトリステインに来た最初の夜は、こうして更けていくのであった。


 つづく

83 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/15(火) 22:41:47 ID:UIasNCVz
第一話終わり。

個人的にはルイズの「ひっ」が気に入っている。

以上でございます。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:43:25 ID:n/Hl0Lxc
俺がこの世で一番好きなキャラはピッコロさん
保育士の才能もあるし多分一番の常識人

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:43:25 ID:PpMCRQgT
乙、だけど月は直したんじゃなかったっけ、


神様がさ

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:44:44 ID:93d8fG9q
乙でした。
しかしピッコロに挑むギーシュが想像できないww
ワルドでも一矢報いることが出来るかどうか…

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:45:25 ID:zQCO1d+L
乙ー
DB世界の月は
亀仙人が壊す→神様が直す→ピッコロが壊す→以降放置
だった気がする
自分で壊しておいて亀仙人のせいにするピッコロさん・・・

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:46:51 ID:CYwvrbSt
たしかその後、ゴハンを大猿から戻すためピッコロが消したはず。


89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:48:35 ID:iAidlFU/
乙。
ピッコロさんは何も無いところから服とか剣とか作れる便利な人なんだよな。
悪魔より先住魔法を使う亜人と思われそうな気がする。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:49:26 ID:gk9uC6i8
分身したり巨大化したりな

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:50:29 ID:AzwNmk6r
ピッコロでも地球割りがたやすいレベルだと思うが、

DBレギュラー陣まで突き抜けるともはや俺TUEEEどころの騒ぎじゃないので楽しみだ

GJ!

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:51:33 ID:D2tII9jw
>>86
もはや何秒頑張れるかが注目の対決ですな。ダイアグラム10:0の極致。
まぁ丸くなった頃だから殺される事はないだろうけど。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:54:48 ID:Q20tYUds
>>純白の騎士団 ◆937OxU5ygs
乙です。
>>86
どう少なく見積もっても惑星を簡単に破壊出来るフリーザの数倍は強いからな。
ワルドでもかすり傷一つ負わせられないんじゃないか?

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:55:28 ID:tRCsOah1
劇場版でよく使われる腕伸ばしで軽く脅したりして決闘時間自体は長いんじゃないのかな
あと目からビームも出せるんだよな…

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:57:59 ID:dQLN5PRV
>>94
ほんとに怪物だな・・・一番好きだけど

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 22:59:17 ID:4R2mSlMF
あられトナッパが同じくらいお強さとかいう話をどっかで・・
とりあえず天下一の時みたいに巨大化してもらいたいなw
DBじゃピッコロ一番好きだったんで楽しみにしてます

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:00:00 ID:93d8fG9q
>>94
サイバイマンに対しては口からビーム出してたな
ちなみにFCの強襲!サイヤ人だとそれぞれ
『めからかいこうせん』『くちからかいこうせん』って名前だった。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:00:00 ID:b6B5FsJ1
>>94
そこでサイバイマン爆誕ですよ。(大笑)

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:03:17 ID:iAidlFU/
ピッコロさんは戦闘で苦労しないから他の事で苦労するんだろうね。
ルイズとの人間関係か? でも、悟飯鍛えた頃のことから考えてルイズ相手に、
魔法が使えないなら死ぬ気でやってみろ!
って本気で魔法使わないと死ぬようなスパルタをやりそうな気もする。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:04:31 ID:kgmfMD3H
おいおい、ワルドが本気を出せば超サイヤ人3の悟空だって一蹴できるんだぞ
セルゲーム編後のピッコロじゃ勝負にならないだろ

101 :98:2008/07/15(火) 23:06:26 ID:b6B5FsJ1
ごめん。
ピッコロ大魔王が産むのは
シンバル、タンバリン、ドラムとマジュニアだった。orz

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:06:50 ID:qLyiDTHf
ピッコロ召喚とは予想外でしたよ、乙です
ただ俺は空気が読めなくてな

犬が国王をやってるような世界でピッコロの容姿を気にする人間がいるのかな
うろ覚えだけど、アニメの免許の話は皆普通にピッコロに接していたような・・・
それと悪魔と言ってるけど、あの世界じゃ人間は亜人じゃないかな
悪魔が何かの伏線になっているならいいけど

すぐに現地の調査に赴いたのはピッコロを感じたよ
いろいろ書いたけど、良き師であるピッコロ召喚は楽しみだ
今後の展開に期待しています

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:08:05 ID:D2tII9jw
考えてみれば悟飯を育てたのは彼なんだよな。
潜在能力を眠らせている奴へのスパルタ教育はお手の物か。

でも「悪を絶やすな」と父から遺言された彼が、その父の仇の息子を育てる事になるとは。
人生はつくづく皮肉に満ちている。

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:08:58 ID:n/Hl0Lxc
>>102
帽子被って触覚だしてないからじゃね

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:09:15 ID:Z4pFZNvY
         / /      '" /    / ,,-、 /、ヽ\  ゙i;,-''"   / ./  /─''''" ̄ ,,/
        /  ./ /   ,,,-‐'"-/   / ./ ゙" "\  ゙i;,  | 、// /   "    ,,,/
       / ,-''/ /    ,,-''"_ /   //       ヽ  l /  レ'/~       /‐/
      / /  | l|  ,,-'"/゙/,」|    /    ..::;;;,,,  }  /   |~ ,,-‐,,,-'''  //~
      / /-'''''| | /l /‐'''/'' .人   i'    .:: :;'" / / l  ノ゙i// ,,-‐'"──==
     //'"   ゙i;: | /‐' ./,, ,,ノ ゙i;,.  |     _,,-ヾ.// ノ ,-''" l |  ‐'"   ,,,-‐二
     レ'     ヽl:i' ./  )'、‐,\゙i;: | ,,,-‐二-┬ナ" /‐'"‐ 〉 ,i'───'''" ̄~-''"
          ,-‐',ヽ|'"  ./゙ヽ-ゝ='\゙i,'''ヽ -゙=‐'   '" ,‐'ノ,, /‐''" ,,-‐'''"~
         / / ;;:.  ──ヽ, ゙i;'''''' , ゙ "-‐'''''"""    〔_,/ ゙ヽ'-'"~   >>100、おめえ
        / /   / ,; ,,_}_  ゙、 ./__,,  _,,       /      \
      ,;'  / ,;;;:;:/;: ,,   ~ ヽ ヽ.  ヽニ‐'、     / /       ゙i,_    ココおかしいんじゃねぇか?
     ./        ''  ,l,,,,,,/ 〉  ゙ヽ、 '''' :;l  ,,-''" /        ゙i.\

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:15:07 ID:5a3HQV2f
ピッコロさんって口笛に弱いんだっけ?

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:16:51 ID:eEV50L5o
地球割りはラディッツと同レベルのアラレちゃんでも出来るからな

108 :よくある攻略法:2008/07/15(火) 23:17:29 ID:7G0D2TYb
「えええ!そんな裏技があるんですか?だってここ序盤でしょ」
「ええワルドを相手に無限upって裏技ですよ」
「デルフは取ったし、もぐらはスルーしたし、後は宿屋で決闘をするだけですね」


ワルド「よく来たね」
サイト「なんかよくある噛ませ犬っぽいせりふですね」

 ”戦闘開始”

解説「ここで大事なのがワルドを半殺しにしてしばらく放って置く事です」
  「ほら一定のパターンで襲ってくるでしょう」

ワルド「何故当たらない!」

「まぁこのパターンを三回繰り返すと大技を出してこようとするので、それをデルフで吸い込むんです」

 ワルドがエアハンマーを出した後、旋回しながら近づいてブレイドで斬りかかって来る
 それを半身動かして見切るこれが意外と難しい

ワルド「な、なに!魔法を吸い込んだだとぅ!」

解説「そして偏在を出してくるので一体だけ残して、またパターンを三回繰り返すのを延々続ければ楽にレベル100ですよ」
  「ね、簡単でしょ」
デルフ「簡単じゃねーよ」

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:20:09 ID:qLyiDTHf
>>104
少し見返してみた
教習所に堂々と居座る犬人間(当然耳が出ている)とハイヤードラゴンを見てもまだそう言えるか

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:20:12 ID:cQHwC3M8
>>106
ピッコロさんが悶絶するキャラ損があるw

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:20:53 ID:dQLN5PRV
>>108
wwwwwww

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:23:20 ID:HW3vR9oY
ぴっころ乙
完結までプロット組んでくれてるのが嬉しいね
描き逃げが多すぎて困るからなぁ……

ところでふと思ったんだが
スレ建て直後にすぐさま誰かが作品投下したら
さすがにテンプレ粘着してるアフォも自重してくれるのだろうか……

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:24:37 ID:/aVKlVBv
>>112
そんなので自重する奴が粘着すると思うか?

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:29:58 ID:4R2mSlMF
>>112
その物言いはどうかと思うが、途中までであれ読者を楽しませてくれる作家に言う言葉じゃないぞ。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:33:24 ID:iAidlFU/
悪魔でふと思いついた
エンジェル伝説から北野誠一郎
「ミミミ、ミスタ・コルベール。悪魔を召喚しちゃいました。さすがにあれとコントラクト・サーヴァントしろなんて言いませんよね?」
「うぅむ。しかしなんという恐ろしい形相だ。あの悪魔は今までに何千と人の命を奪ったにちがいない」

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:34:58 ID:9BkcjW95
せっかくだから俺はピッコロの代わりに
ニコチャン大王を召喚してうわきさまなにをあwせdふじこ……

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:36:52 ID:cX9Te5OF
ピッコロさん乙
ルイズよりタバサとの関係の方に悶えてくるのは俺だけでいい

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:39:18 ID:XzC2YQ4d
北野君召喚の問題点は、1歩間違えるとご立派2号になってしまうこと。
かれは目が悪く髪が癖毛なこと。

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:40:14 ID:D2tII9jw
>>115
> 「うぅむ。しかしなんという恐ろしい形相だ。あの悪魔は今までに何千と人の命を奪ったにちがいない」
 あ・ん・た・が・言・う・な!w

「きぇええええええっ!!」(ここは何処ですかーっ!)
「きゃあーっ!」

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:43:15 ID:QumKAaaI
>>115 >>119
北野君はヴィンダが似合うような気がするなぁ

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:48:28 ID:7hvUGotL
北野君いい奴なんだけどなぁ

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:49:55 ID:McyqKLSp
>>120
ドラゴンだとかオーガーだとか物騒なモンスターに妙になつかれるわけですねわかります

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/15(火) 23:52:29 ID:iAidlFU/
北野くんと決闘することになったギーシュ
ああああ、なんでぼくは悪魔と決闘することになったんだ!?
そうだ謝ろう。泣いて土下座でもなんでもすれば命だけは許してくれるに違いな……。
「ごめんね。待たせちゃったね」
ダメだー殺る気の目だーっ!
殺されるー。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:01:58 ID:dhq6BR8s
竹久ポジションに納まるギーシュが幻視できる

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:02:29 ID:ERvrhOty
>>94
たしかに
天下一武道会でおとこ狼とかでできたし、ウーロン、プーアルとかも
いるしな

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:04:01 ID:gEx+Mr/S
>>123
でも北野くんはきちんと話し合って決闘を止めようと思っていると

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:04:45 ID:tRCsOah1
>>120
OVAでは北野君の顔を見た猫が驚いて逃げてたが、>>122で納得

>>123
あの顔を見て決闘を挑めるんだろうか…てことはギーシュはあさっての方を見ながら北野君に決闘を挑んだわけか


序盤、寝てるルイズを「朝だよ、起きて」って起こしたら北野君の顔を見たルイズが悲鳴を上げて気絶する姿が見えた
そして悲鳴を聞きつけてやってきたキュルケが攻撃しようとするも気が動転して自爆して気絶したりタバサが部屋を覗いて気絶したり寮から次々と人が集まって気絶し続け
「ただルイズを起こそうとしただけなのに、起きれない生徒を増やし続けてしまった北野君だった」というところまで見えた

128 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/16(水) 00:07:00 ID:2pb2EXCz
北野君はキュルケ見たとたん襲いかかりそうなのだが。
(たたたた大変だ、血だ…血まみれだ、頭から血がふきだしてるぞ)
「きええええええええええ!!」(大丈夫ですか〜!!)

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:09:25 ID:FLV8ZUkN
北野君はテファに召喚させたら一番面白いかも試練。
心優しいのに悪魔として怖がられるコンビ。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:10:24 ID:xyYqK1yH
>>127
気絶した人をそのままにしておけないと、ちゃんと並べてあげるんですね。
そしてそれを見た誰かが
「この数のメイジを一方的に!?」
こうですね。

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:12:44 ID:gfibsrlF
>>127
「そこのお前、決闘だー」
指差した先に北野君がいたんだよ。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:15:36 ID:D0AasQHa
話題変わるが。そろそろゼロ魔龍が投下されるころかな?

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:16:49 ID:UZuLgeLc
比較的珍しい男気溢れるギーシュが決闘

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ! 悪魔あぁぁぁぁぁぁ!」
「絹を引き裂くモンモランシーの悲鳴!?
 待ってろギーシュが今行くぞ!
 そこの平民、この青銅の怒りを受けてみろ!」

こうして北野君との決闘にだな。

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:18:24 ID:dmbZlxu1
やべえ、みんなの書き込み見てたら北野君召喚やってみたくなった(w

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:20:10 ID:wCfqlcJN
顔が怖いというだけで戦乱を収めてしまったミス・ヴァリエールの最恐の使い魔伝説。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:22:05 ID:xHGNiNIm
>>128
無論、寝癖Verだから余計悪魔っぽいだろうからこうなるかもな!

キュルケ「きゃああああ!」
フレイムにつまずいて頭を打って気絶
北野くん「だ…大丈夫ですか? あ、なぁんだ血じゃなくって髪の毛だったのか…大きい声を出しちゃったから、びっくりして気絶しちゃったのかなぁ…」
タバサ「……」
北野くん「あ、ちょっと君…この人を…どこに連れて行ったらいいのかな?」
タバサEYE(悪魔「あ、ちょっと君…この人を…どこに連れて行って埋めればいいのかな?」)
バタン
北野くん「あ、また気絶しちゃった…どうしたのかなぁ…」
そして同様のケースが続き>>130
モンモン「ひっ…」
北野くん「あ、そこの」
モン「きゃあーっ! あ、悪魔がーーーっ! 悪魔が次は私を狙ってるーーっ!」
バタン
そして>>133

オスマン「ふう…今日もいい天気じゃのう…さーて、こんな気分のいい日はミス・ロングビルの下着でも覗き…」
キャーッ!
オスマン「な、なんじゃ?」
コッパゲ「た、大変です! ミ、ミス・ヴァリエールの使い魔が!」

オスマン「忘れておったーっ! 昨日召喚されたコントラクト・サーヴァントによる精神支配を無効化できる悪魔の存在をーーーっ!」
オスマン「あの悪魔がいる限りワシに安息の日々はない…!」

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:26:31 ID:PAOTVfzL
>>136
そして悪魔祓いに魔法衛視隊から派遣されてくるワルド。
あれ?
学院だけで話が収まりそうな。

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:34:42 ID:D0AasQHa
エンジェル伝説の北野。アニメ版の声は飛田展男だったな。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:40:38 ID:Lg2JkEpI
SEX連呼の人であり、
看護婦で実験する人でもあり、
ズバリの小学生であったり、
サイボーグだったり、
不老不死のエスパーだったり・・・の人か

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:41:08 ID:+tYRFBx7
>>138
マジか?
あの人も多才すぎてもはや何が何だかw

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:43:11 ID:2JIBfZpR
>>139
テッカマンダガーだったり這いよる混沌を体に宿す男だったりもする

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:45:50 ID:xyYqK1yH
あれ・・・実は北野君って召喚すると結構面白くなる?

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:48:47 ID:pfL5DXV7
メンヌヴィルが壁だ
奴は盲目だから顔がわからん

体温が悪魔だとかないよな……?
デーモン小暮閣下ならパーフェクト悪魔なんだが

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 00:50:33 ID:CLnLYHFi
>>143
叫び声でいこう


145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:07:20 ID:IWf/qmz2
>>142
原作知っている人からは展開モロバレだろうけれど、様式美として確立しているので面白く読めるかとw

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:09:35 ID:gfibsrlF
>>143
「ふう危ない、危うくやられる所だった」
「こいつ俺の殺気を読んだのか」蜂を掴んだのを勘違いする手もある。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:11:10 ID:/J8EHzGD
起きぬけの北野君はまさに怒髪天を衝いているわけで
早々にポマードを調合しないと凄いことになるぞ

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:12:04 ID:s0aCCKg3
北野君って実際身体能力がすごかったような。

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:12:28 ID:nrwLakwB
エンジェル伝説好きが多くて、すごくうれしい俺がいるww

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:16:02 ID:xB+XgsTZ
そういえばイレーネさん召喚ものでも外見でエルフと誤解されてたなww

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:18:46 ID:8o9L1k5j
シモン・ベルモンド召喚

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:23:41 ID:dmbZlxu1
とりあえず本気で北野君召喚を書いてみている。
文章で北野君の恐怖を表現するのが難しすぎるぜwww

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:25:54 ID:Vnb3VXcC
>>152
wktkしながらお待ちしてます

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:29:23 ID:nrwLakwB
>>136
さらに調子に乗って続けてみるw

オスマン「よく来てくれたね、グリフォン隊隊長のワルド君」
ワルド「僕にかかれば、ライトニングクラウドで一撃です!!」

そうして北野君を部屋へ呼び出すワルド。
やってきた北野君を見てワルド、ビビる!!

ワルド(な、なんて凶悪な顔をしているんだ、コイツは〜〜〜〜!!!
    まさしく悪魔以外の何者でもないじゃないか!!)

北野君「あの、僕に何の用でしょうか?」

おもむろに立ち上がり、ワルドは杖を引き抜く。

ワルド「そ、そんな顔だからって、僕は怖くないぞ。
    こ、こんな奴に限って、見掛け倒しが多いんだ。
    来い、決闘だ!!」

北野君、レイピア型の杖を見てビックリするが、心は天使。
ワルドの杖が手首の近くにあるのを見て、仰天する。
そして思わず飛び掛ってしまう。

北野君「きえええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!(じ、自殺なんかしちゃだめだよ!!)」

ワルド「う、うわぁぁあああああぁぁぁああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

ワルドは奇声を上げて迫り来る北野君にビビりまくり、詠唱を行うことも忘れてのけぞってしまう。
…が、のけぞった先は窓。
その上、足を滑らし、派手に窓をぶち割って飛び出してしまう。


それを目撃した生徒達は口を揃えて証言した。

「北野君が怒りのあまりに、魔法衛士隊グリフォン隊隊長のワルド子爵を窓から突き飛ばした」と。



オスマン「魔法衛士隊の隊長でも駄目か…」

懲りることのないオスマン学院長の陰謀は、まだまだ続きそうである。

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:39:02 ID:xYLomLWy
このワルドはルイズと結婚できないな……。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:39:22 ID:urx9U90a
とりあえず誰でもいいから北野くんの理解者にしろよ

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:40:45 ID:11hrleUi
シエスタしか適役がいないような気がするぜ・・・

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:41:39 ID:urx9U90a
>>157
マルトーも分かってくれるかな

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:41:44 ID:Q5IbLN3b
>>156
シエスタと見せかけてきゅいきゅい
・・・駄目だ、タバサはきっと信じてくれない

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:41:58 ID:dmbZlxu1
北野君の理解者…
ゼロ魔世界だとテファかカトレアってところだろうか。
この二人なら外見で人を判断しないだろうし…でも登場が遅いからなぁ。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:44:01 ID:O9L1XaLb
理解者はルイズでいいだろ

北野君がごく普通の、心優しい人間だと気付いて周囲の誤解を解いてあげたいと思う、
でもそれを明かしてしまっては、自分はただの平民を召喚したことがバレてしまう。
そんなジレンマ。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:44:08 ID:V6XTzNFs
ビダさんが北野君をシャイターンと呼ぶのですね、分かります

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:44:24 ID:pfL5DXV7
あれだ、口裂け女の恋人になった人をおっぱいに呼んでもらうんだ
彼なら容姿に惑わされずに北野君の心のやさしさをわかってくれるはずだ

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:45:31 ID:PAOTVfzL
ルイズは理解者じゃないほうが面白そうなんだよね
「ねえルイズちゃん」(ラインとかトライアングルってなんだろう?)
「ひぃっ!! なにかしら?」(あああ、朝の食事が気に入らなかったのかしら)

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:45:34 ID:xyYqK1yH
シエスタはあれだ、生徒手帳落としたのを拾ってくれた北野君が実は良い人じゃないかと思うものの、顔の怖さに泣き叫んだ女生徒のポジションだろ。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:47:32 ID:nrwLakwB
>>158
シエスタを理解者にして、マルトーは誤解したままにすれば良いんじゃね?

シエスタ「北野さんは悪い人じゃありません!!」

マルトー「いいや、あいつは悪魔だ!!
     俺の長年の人生経験が、そう言っている。
     あの顔は悪人…否、悪魔そのものだ。
     シエスタ、お前は騙されているんだよ…」

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:53:42 ID:UZuLgeLc
とりあえず北野君がアニエスの凍てついた心を溶かして幾乃ポジションに。
あとギーシュは決闘の後親友(本人的には舎弟)として頑張ってもらいたいな。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:56:06 ID:GPPZpiId
だれか地獄戦士田中魔王君を召喚してあげて

169 :152:2008/07/16(水) 01:58:02 ID:dmbZlxu1
よし、とりあえずかけたので投下してみるぜ!
タイトルは『ゼロのエンジェル』で。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:59:22 ID:nrwLakwB
支援する!!

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 01:59:45 ID:s0aCCKg3
支援

172 :ゼロのエンジェル(1/4):2008/07/16(水) 02:01:10 ID:dmbZlxu1
トリステイン魔法学院、春の召喚儀式。
その日、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは本当の恐怖というものを味わった。

「やったわ! ついに……!?」

何度やっても成功しなかった魔法。
いくら頑張っても爆発しかしなかった魔法。
それがついに成功の目を見た。
本来ならば喜ぶべきところである。
否、最初は喜んだ。
確かな手ごたえと共に生まれた爆音と煙幕の中に一つの影を見た。
その時のルイズの歓喜はいかほどのものだったのか、それを観察していたキュルケにはよくわかっていた。
煙の中の影が微かに蠢く。
動くということはそれは生物。
つまり、コントラクト・サーヴァントによって呼び出された何かが。
自分の使い魔になるべき何かがそこにいる。
そう確信したルイズは目を皿のようにして煙の中を凝視する。
永遠とも感じるような長い長い数秒。
やがて、ゆっくりと煙が晴れていく。
己の使い魔の姿を見るべくルイズは一歩踏み込む。
周囲の者たちも興味津々に視線を集中させる。
そしてその瞬間、突風が吹いた。

『へっ―――』

その場にいた全ての人間がその姿を目にし、そして一斉に唱和した。
突風がまるで煙幕を嵐のように一纏めにし、上空へと吹き上げる。
その中から現れたのは、人影だった。

「な、なななななな……」

ルイズの声にならない動揺が周囲へと響く。
そこにいたのはピッチリとした黒い衣に身を包んだ一人の人間だった。
否、その者を人間と定義したのは『彼』の後ろにいた者だけだった。
彼らはゼロのルイズが平民を召喚したことを察し、嘲りの声を上げようとする。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:02:08 ID:wqQTsnw6
まさか・・・あいつか!!!!

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:02:16 ID:PAOTVfzL
支援
なんという執筆速度

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:02:40 ID:UZuLgeLc
サラマンダーより仕事はやーい!
支援するぜ

176 :ゼロのエンジェル(2/4):2008/07/16(水) 02:04:29 ID:dmbZlxu1
しかし、その声はついに音としてあがることはなかった。
何故なら、見てしまったのだ。
『彼』の顔を。
ゆっくりと周囲を見回す……まるで獲物を物色するように目を走らせる『悪魔』の姿を!

「う、うわああああああああ!!」
「ゼロのルイズが悪魔を召喚したぞーっ!」
「に、逃げろー!」
「喰われるぞぉぉぉぉ!」

脱兎のように『彼』の姿を見た生徒たちが我先にと四散していく。
ある者はフライで飛行をし、ある者は自らの足で。
十秒後、その場に残っていた人間は―――
教師としての矜持と責任感、そして今まで送ってきた人生で培ってきた恐怖への耐性故に踏みとどまった教師コルベール。
あまりの恐怖に漏らしてしまい、なおかつ腰が抜けて歩くところか立ち上がることもできないモンモランシー。
そんな彼女を見捨てるに見捨てられず、かといってゴーレムを作ってその場を離脱することすら思いつかずにおろおろするギーシュ。
あまりの意外な展開に、恐怖よりも先に呆然としてしまったキュルケ。
一見、微動だにせず冷静さを保っているように見えるが立ったまま気絶しているタバサ。
『彼』を至近距離で正面から直視してしまったが故に逃げる機会を逸したルイズ。
そして、一通り周囲を見回した後、ルイズに焦点を定めた『彼』。
以上の七名だった。

「……ミス・ヴァリエール」
「は、はははははははい!」
「コントラクト・サーヴァントを」
「ええええええーっ!?」

何事もなかったかのように冷静に。
否、一応その何もない頭から滝のような汗を流しながらとんでもない言葉を言い放った教師に対し、ルイズは淑女らしからぬ声を上げてしまう。
だがそれも当然だった。
何せ相手は普通の生物ではない。
ドラゴンやオーガならまだいい。
人間の平民でも我慢はしよう。
しかし、今目の前にいるのは
ビッシリ固められた黒髪に物凄く薄い眉毛、悪魔の様な三白眼。
その下には濃いクマが浮かんでいてその表情はピクリとも動かないという、まるで、否、悪魔としかいいようがない容貌の生物なのだ。
しかも、服装も黒一色とこれで彼が悪魔であることを否定するほうが難しい。
こんな奴にコントラクト・サーヴァントを、キスをしてしまったら魂を取られるのではないか。
そう考えてしまったルイズの足は一歩も動かない。

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:05:32 ID:urx9U90a
わくわくを100倍にして支援

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:05:45 ID:Z0mCmnsB
エンジェル伝説は知らんがこれは酷い、いい意味で
支援

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:06:25 ID:gfibsrlF
えひゃい!支援

180 :ゼロのエンジェル(3/4):2008/07/16(水) 02:07:45 ID:dmbZlxu1
目の前の悪魔に動きはなかった。
突然の召喚に混乱しているのか、はたまた自分を品定めしているのか。
その細く小さい瞳からは何も読み取れない。
ルイズは魂を鷲づかみされているような気分だった。
しかし、しかしである。
この悪魔を召喚してしまったのは自分なのだ。
召喚してしまった以上は召喚者である自分に全ての責任がある。
この場を逃げ出してこの悪魔に好き勝手動かれたらトリステインは、この世界はどうなるのだ。
自分を親友と呼んでくれる姫様は首から生き血を吸われて干乾び死んでしまうかもしれない。
病弱なのにも関わらず、女性として豊満な肢体を持つ一つ上の優しい姉は丸ごと食べられてしまうかもしれない。
婚約者のワルドが、母親である烈風のカリンが決死の覚悟で立ち向かうが、あえなく返り討ちにされて殺されてしまうかもしれない。
それだけは防がなければならない。
幸い、悪魔に動きはない。
チャンスは今だけだった。
いかに目の前の悪魔が強大な力を秘めていたとしても、コントラクト・サーヴァントの前には無力なはずだ。
何せ始祖ブリミルの魔法なのだ、たかが一介の悪魔ごときがかなうはずがない。
そう、自分はこの悪魔を従えることができるのだ、できるはずなのだ。
……できるはずですよね? ブリミル様!

「わ、わわわわわわわ我が名は」

微妙に始祖への信仰を揺らがせながらルイズは決死の覚悟で悪魔の両頬を掴んだ。
ひんやりとして人間のものとは思えない体温が手に伝わってくる。
その感覚に更なる恐怖を覚えながらもルイズは必死に噛みそうになる口をどうにか動かした。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせぇっ!」
「!!」

半分ヤケクソ気味に詠唱をしながらルイズは目を瞑って『彼』の唇に自分のそれを落とした。
驚愕に眼を見開く『彼』の表情は彼女には見えない。
清水の舞台から飛び降りている真っ最中の一少女にそんな余裕があるはずがない。

「――ぷはぁっ!!」

キスの間、というよりも詠唱後からひたすら息を止めていたルイズは儀式を終えると脱兎の勢いで身体ごと顔を離す。
その視界に眼を見開いたままの悪魔の顔が映る。
怒らせてしまっただろうか?
そんな不安を感じながらもルイズは自分の身体をペタペタと触る。
悪魔に何かを吸い取られてしまった可能性を捨て切れなかったのだ。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:07:59 ID:G1NMW6ug
SANがゲリゲリ削れるなwww支援だぜ!!

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:11:49 ID:xyYqK1yH
きえええええええーーー(訳:支援ーーー)

183 :ゼロのエンジェル(4/4):2008/07/16(水) 02:11:48 ID:dmbZlxu1
(手、足、顔、胴体……うん、全部ちゃんとあるわね。声もちゃんと出るし。ってああ!? むむむむ胸がなくなってるー!?)

驚愕に眼を見開くルイズ。
手に伝わってくる寂しい感触が自分の胸の悲惨さを伝えてくる。
なんということだろう、悪魔は命の代わりにとんでもないものを奪ってしまった。
悲嘆にくれるルイズ、だがそれはぶっちゃけ現実逃避にすぎなかった。
最初から彼女の胸はないのだから。
その瞬間。
ルイズの視界の片隅で『彼』が動いた。
半座りだった『彼』はゆらり、と陽炎のような動きでゆっくりと立ち上がろうとしていた。
その動きにコルベールは反射的とも言える反応で杖を構える。
ルイズにも、残って意識を保っていた面々にも緊張が走る。

(そ、そうだわ。ルーンは…)

使い魔の証であるルーンを確認しようとルイズは視線を走らせた。
コントラクト・サーヴァントが成功していれば仮にこの悪魔が今から暴れだそうとも止められるはずなのだ。
きっと、多分、そうだといいな。
そんな風に思いつつルイズは恐る恐る己の使い魔(仮)の全身に目を向ける。
と、その時。
『彼』の体が震えだした。
見れば『彼』の両手が微かに発光しているように見える。

「え?」
「む、むうっ!?」
「ヒィーッ!?」

突如発生した異常事態に各々はそれぞれの反応を見せる。
『彼』は足を一瞬たわませたかと思うと一気に立ち上がり―――そして、両手を天に突き上げた!

「きえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
『わああああああああああっ!?』

それは正に悪魔の咆哮だった。
トリステイン、いや、ハルケギニア全土に響きわたりそうなその声にルイズを初めとするその場にいた人間は全員恐怖に身を竦ませてしまう。
彼らの目に映っているのは禍々しく、それでいてどこか神々しさを兼ね備えた一人の少年の姿だった。
両手に刻まれたルーンを天に見せ付けるように振り上げている『彼』の名は北野誠一郎。
天使の心と悪魔の顔を持つ―――ただの人間の少年であった。

184 :ゼロのエンジェル:2008/07/16(水) 02:13:39 ID:dmbZlxu1
北野君視点は次回から入れる予定。
最初は入れようかと思ってたんですが、最初は入れないほうがインパクトがあるかな、と。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:14:07 ID:2JIBfZpR
な、両手だと!?これからどうなってしまうんだ
乙ー!

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:15:17 ID:Vnb3VXcC
む、むしろ胸じゃねえかルイズの胸的に
しかし仕事早いな、GJ!

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:15:25 ID:PAOTVfzL
乙ー!
いかん。面白すぎだ。

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:17:53 ID:urx9U90a

デルフは北野くんの理解者になるかな

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:17:55 ID:pfL5DXV7
少し前に来たピッコロよか凄い扱いだな
北野君一般人なのにw

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:18:12 ID:Q5IbLN3b
GJ!!て、両手ーーーー!?

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:22:24 ID:pfL5DXV7
神の左手 悪魔の右手
北野君なら両手ルーンも納得ってか
むしろ当然じゃあるまいか

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:32:37 ID:nrwLakwB
GJ!!
こいつは続きが楽しみだぜw

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:47:00 ID:wCfqlcJN
>>189
ピッコロさんは容姿が人間とかなりかけ離れているから却って「そういう種族なんだ」と割り切れるのでは。
北野君は人間の枠内にいるから逆に怖くなってしまうとか。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 02:54:29 ID:yeOmcS71
北野君GJ
次も期待してるぜ

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 04:00:13 ID:depXQX4B
GJ!
北野君はいかにして原作の勘違い系雰囲気(と絶妙の"間"の取り方)をかもし出せるかに掛かってるガンバレ、超ガンバレ


196 :ゼロのエンジェル:2008/07/16(水) 04:24:33 ID:dmbZlxu1
なんか気がついたら続きができあがっていたので投下しますぜ!
あと記載を忘れていたので追記。
これはエンジェル伝説とのクロスです。

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 04:25:32 ID:m44dCw1J
こんな時間に!
しえんだ!

198 :ゼロのエンジェル(1/4):2008/07/16(水) 04:26:36 ID:dmbZlxu1
さて、ここで少しばかり時間を戻してみようと思う。
ルイズによって召喚されてしまった北野誠一郎。
彼はその数分前、碧空高校の校門の前に立っていた。
転校初日であるため、初めて潜ることになる門を見ながら、彼はこれからの生活に思いを馳せる。

(皆仲良くしてくれるかなぁ)

ぼーっと校舎を眺めている彼は一見するとおのぼりさんのように見える。
だが、実際に彼を見た人間の中にそう感じる者はいない。
誰もが彼に近寄らず、目を合わせることすら恐れてそそくさと立ち去っていくばかり。
たった一人で碧空高校に殴りこみ!?
いや、抗争の復讐で放火しに来たんだ!
女を攫いにきたのでは?
道行く人々にそんな風に思われているなど露知らず、彼は新生活への一歩を踏み出そうと足に力を込める。

(あれ? こんなところに鏡が)

その時、彼の三白眼が目の前に鎮座している鏡を発見した。
人一人分くらいの大き目の鏡が無用心にも校門のど真ん中に置き捨てられている。
こんなものが人が近くにいるときに倒れたりしたら大変だ。
そう考えた心優しき少年は直ちに撤去するべく鏡へと手を伸ばす。

(え?)

ずぶり。
伸ばした手が鏡に吸い込まれるのを見て、北野君は驚いた。
それはそうであろう、手を吸い込む鏡など見たことも聞いたこともない。
しかし彼の動揺を他所に鏡は容赦なく彼の身体を引き込んでいく。
気がついたときには既に半身が鏡の中に埋まっていた。

「きええええええーっ!?(訳:な、なんだこの鏡ーっ!?)」

叫んではみるものの彼の周囲に人はなく、助ける者はいない。
そうこうしているうちに彼は抵抗の甲斐なく鏡の中へと吸い込まれてしまった。
残された鏡も少年を吸い込み終えると跡形もなく姿を消してしまう。
こうして、本日碧空高校に転校するはずだった北野誠一郎は失踪することとなった。
なお、北野誠一郎は優秀な生徒だと聞かされていた碧空高校の校長はこのことを知り、酷くガッカリすることとなるのだがそれは余談である。

199 :ゼロのエンジェル(2/4):2008/07/16(水) 04:29:26 ID:dmbZlxu1
目を覚ました北野君はまず状況を把握するために周囲を見回した。
目の前には桃色の髪の可愛らしい少女が。
そのすぐ傍には髪の毛が寂しい人のよさそうな中年の男性がいる。
そして自分たちを取り囲むようにしているのは少女と同じくらいの、自分と同年代と思われる少年少女たちだ。
中にはチラホラとカエルだの巨大モグラだのドラゴンだのといった生物たちもいる。

(暖かくなってきたって言うのに、大変そうだなぁ)

純正地球育ちの北野君は見慣れぬ生物たちをあっさりと着ぐるみだと断じた。
遠目だったから、という点もあるが、彼からすれば今はそんなことよりも状況の把握のほうが先だったのだ。

(資料はあんまり見ていなかったけど…ユニバーサルな学校なんだなぁ、碧空高校って)

首を傾げる。
少年少女たちは統一されたデザインの制服を纏っていたが、目の前の少女を初めとして髪の色はてんでバラバラだった。
金、青、赤、緑などと日本ではおよそお目にかかれない色ばかりだ。
肌もびっくりするほど白い女の子もいれば今時ガングロ? と首を傾げたくなるほど黒い肌の女性もいる。

(もしかしてドッキリ? クラス総出の仮装でぼくを歓迎してくれてるのかな?)

そう考えればこの奇妙な面々にもしっくりくる。
だとすれば、なんと暖かな学校だろうか。
一介の転校生に過ぎない自分にここまでのイベントを用意し、歓迎してくれるなんて!
良い意味で予想外すぎる展開に感激する北野君。
ちなみに感激している間にほとんどの生徒たちは逃げ去っていたりする。
だが、歓迎(?)はそれで終わりではなかった。
なんと目の前に立っていた桃色の髪の少女がゆっくりと近づいてきて、キスをしてきたのだ!

(えーっ!?)

これにはビックリする北野君。
外見のせいで母親以外の女性に好意をもたれたためしなどなかった彼からすればこの事態は青天の霹靂だった。
髪の色からして外国の少女なのだろうから積極的なのも当然なのだろうか。
実際キスを終えた彼女は顔を赤らめることもなく平然(実際は考え込んでるだけ)としているし。
いや、それにしても唇にキスとは大胆すぎるような…
混乱した思考の中、北野君は自分にキスをしてきた少女を凝視する。
ピンクの髪にばかり注目していたが、少女はかなりの美少女だった。
やや自分よりも幼いが、人には個体差というものがあるのだからそこは気にするほどのことではないだろう。
そんなことよりも、こんな美少女が歓迎にキスまでしてくれるとは…
面食らいながらも、このイベントの責任者であろう少女と中年男性にお礼を言うべく彼はゆっくりと立ち上がろうとし。

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 04:30:37 ID:m44dCw1J
しえんんんんん

201 :ゼロのエンジェル(3/4):2008/07/16(水) 04:31:14 ID:dmbZlxu1
(い、痛っ!?)

ズキン。
両の掌に走った痛みに顔を顰める。
ズキン、ズキン。
全身を駆け巡り、両の掌に集中するあまりの痛みに北野君はたまらず身を震わせる。
見れば掌にぼんやりと光る文字が浮かび上がりはじめているではないか。
同時に、痛みも増してくる。
彼はもう辛抱たまらないとばかりに立ち上がり―――そして叫んだ。

「きえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!(訳:なんなんだこれは!)」
『わああああああああああっ!?』

痛みを紛らわせるための叫び声に周囲に残っていた人たちが吃驚した様子を見せる。
歓迎してくれた面々を驚かせてしまったことに心が痛むが彼とて悪気があったわけではなかった。
ただ、痛みに耐えられなかっただけなのだから。

(あ、痛みが治まってきた)

やがて、文字の発光が治まり。
それに伴い痛みが消えてきた北野君はようやく一息ついたとばかりに息を吐いた。
途端にビクリと震える少女と中年男性。
そうだ、自分は彼らを驚かせてしまったのだ。
落ち着けば、自分が如何に無作法なことをしてしまったのかと自己嫌悪が襲ってくる。
ただ歓迎してくれただけの彼らを驚かすように叫んでしまうなんて。
謝らなければ。
即座に彼はそう決断する。
しかし気がつけば中年男性は少女を庇うようにして持っていた杖を構えていた。
その表情は鬼気迫っており、明らかに彼が怒っている事を示している。

(ま、まずい…怒らせちゃった)

不可抗力とはいえ目上の人を怒らせてしまったことに北野君は落ち込んでしまう。
しかしだからといって何もしないというわけにはいかない。
とにかく皆に謝らねば。
謝罪のため、彼らに一歩近づく。

「クッ!?」

だが、彼らは間合いを取るように大きく後退し、なかなか近づかせてくれない。

202 :ゼロのエンジェル(4/4):2008/07/16(水) 04:34:25 ID:dmbZlxu1
別にこの位置から謝っていいのだが、それでは誠意が足りない。
謝罪は至近距離でやるものだ。
そう考えた北野君は一気に間を詰めるべく足をたわませ―――そして飛翔!

「きえええええええっ!(訳:すみませんでした!)」
「うおおおおおおおっ!?」
「きゃああああああっ!?」

空中から迫り来る悪魔少年に少女はひきつったような悲鳴を。
中年男性は驚愕の声を上げる。
同時に中年男性によって振られた杖から炎が噴き出した。
だが動揺していたせいで狙いと制御が甘かったのか、紅蓮の炎はまるで北野君だけを避けるように二手に分かれ
彼の両頬を掠めるだけで終わってしまう。

「ひきええええ!?(訳:あ、熱い!?)」

白い頬を掠める熱波に北野君は悲鳴をあげる。
たまらず火炎放射器らしき杖を下げてもらおうと彼は中年男性へと手を伸ばす。
はたして、不意をつかれたハゲ中年はあっさりと杖を奪われてしまう。
ハゲ中年―――コルベールとて油断をしていたわけではないが、北野君の動作速度は予測を上回っていたのだ。

「は、速い!?」
「こ…コルベール先生…!」
「だ、大丈夫です、ミス・ヴァリエール」

基本的にメイジは杖がなければ平民と変わりはない。
つまりは、襲い来る暴力に対抗する術がないのだ。
だがコルベールはそれでもルイズの前からどかなかった。
教師として、一人の大人として危害を加えられようとしている少女を見捨てることなどできるはずがないのだから。
だが北野君からすればそんな感動的な場面など関係なかった。
というよりは状況を理解できていないのだ。
故に、彼はその場にいた誰もが予測しなかった行動にでる。

「危ないですから、気をつけてくださいね」
「しゃ、喋った!?」

ニコォッ…!
北野君は不気味に微笑み、杖を差し出していた。

203 :ゼロのエンジェル:2008/07/16(水) 04:36:45 ID:dmbZlxu1
というわけで北野君視点です。
地の文で彼を表現する時は北野君しか思い浮かばなかった罠。
北野とか誠一郎はないよなぁ…

204 :ゼロのエンジェル:2008/07/16(水) 04:43:05 ID:dmbZlxu1
……あ、コルベールに魔法使わせてしまった(汗
ま、まあ動揺しまくってて反射的に使ったってことで一つ。

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 05:40:13 ID:3TeUhnQ7
エンジェルの人、乙!

となりの屁怒絽さん思い出した!!

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 08:44:51 ID:fSUKJNXp
乙なのじゃ。 しかし、なんという執筆速度…見習わねばならぬな。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:03:07 ID:E4B5qyPf
なんと言う速度、なんという乙。まさにGJ。

>「危ないですから、気をつけてくださいね」
微笑みとともに返される杖。……コルベール先生の心の中は恐怖で占められているに違いない。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:21:45 ID:nrwLakwB
まことにもって乙!
ヤヴァイ、これは面白すぎるwwww
差し出された杖をみて、コルベールや生徒たちの反応が楽しみだww

そうそう、北野君は北野君という表現で良いと思うぜ。
原作のナレーションも北野君だったし。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:24:36 ID:CLnLYHFi
>>207
北野くんが杖を返したことに対してお前なんか何時でも殺れるぞとの意思表示だと勘違いしてるかもしれん

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:36:27 ID:Y3pUMeB/
>>203
GJ!見事に原作の味が出てますね。
北野君は、北野君以外無いと思います。



211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:41:01 ID:Y3pUMeB/
顔が怖い繋がりだと、とらドラ!の高須竜児?
竜児は北野君と違って身体能力は人並みだけど、家事能力はシェスタをも凌駕するし、
料理の腕前もマルトーに恐らく匹敵する上に、超世話好きときてるから、ある意味
ルイズにぴったりではないだろうか。

あと谷仮面の谷なら、運動能力は北野君に匹敵するよね。

212 :ゼロの括約筋:2008/07/16(水) 09:41:57 ID:/vZKtL+S
初投稿になります。
12時ごろに投下いたしますね。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:42:16 ID:KTQWACbg
乙ー。



でも人間に向かって「喋った!?」ってひでぇよwww
まあ北野君ならしかたない。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:47:47 ID:lUids1wB
ちょっくら漫画喫茶でエンジェル伝説読んでくる

>>212
遠いなw

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:48:45 ID:S5ePm63O
>>211
谷召喚の最大の問題点:『ハルケギニアには島さんがいない』

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 09:59:45 ID:Y3pUMeB/
>>215
確かに。

あ、もう一つ大きな問題が。
コントラクト・サーヴァントの時、仮面を外さないといけないじゃないか!
仮面越しのキスだと、仮面が使い魔になってしまうんだろうか?という問題が。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 10:03:17 ID:okPIkP+s
>>北野君召喚
谷仮面を思い出したのは俺だけでいい

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 10:27:16 ID:okPIkP+s
あと顔が怖いといえば・・・・・・「れでぃ×ばと」の日野秋晴とか

………まったく持って普通に執事してしまうな

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 10:31:58 ID:Z0mCmnsB
顔が怖いといったら川村ヒデオだな
戦闘力は皆無だが

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 10:36:19 ID:Y9V7OrQF
最近ネギま!にも顔が怖いもとい骨そのものでいかにも高位の魔族らしい喋り方しながら
やっぱり顔かな顔が悪いのかな
とか悩んでる奴がいたな

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 11:14:56 ID:nrwLakwB
エンジェル伝説、ニコにあがってるなw

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 11:25:29 ID:D3gg+eBP
>>221
ニコニコ動画の話はやめろ
死ね死ねとウザいやつらが来るから

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 11:34:57 ID:pghmUv39
>>219
そこはほら、魔眼もどきと負のオーラとハッタリで。
ルーンがあっても体力が保たなそうだがなw

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 11:59:28 ID:QXWd/biC
>>203
超GJでしたw
そういえば、エンジェル伝説で始めてみた話は北野君がジョギングしている話だったなぁ…。



225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:02:51 ID:okPIkP+s
そういやウザ……もといスザク召喚っつーのもないな
スタンダードな能力と(以前は)素直で親切で面倒見のいい性格
以外にルイズと相性良いかも

問題はびっくりサプライズな展開が無いのと頭脳スキルが無くて考えるという事が出来ないので
ワルドのような「能力的に上」な相手には絶対に勝てない事。
あとジョゼフのような頭脳派とはとことん相性が悪い事かな。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:12:35 ID:UUUxoNnf
コードギアスか……
ナナリーを召喚した場合、自暴自棄になるか、親身になるか両極端なルイズが見られそうだ。
でもそのナナリーは、ナイトメア・オブ・ナナリーの主人公で……

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:16:40 ID:jndUCLt+
>>226
ナナリーが消えててんぱっているゼロさんが目に浮かぶw

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:21:02 ID:IVRRmM4e
悪夢のゼロさんなら異世界でも行き来できそうだから困るww

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:21:17 ID:BabMEjjB
>>225
ギアスの世界だとウザクと言われてしまうほどの押し付け正義漢になってしまうからな。
そうなる前に別の世界に送られるのは悪くない

230 :ゼロの括約筋:2008/07/16(水) 12:24:55 ID:/vZKtL+S
投下しようと思いましたけどやめました。
さすがにTDNとクロスさせるのはまずいと思いました。


231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:26:59 ID:CLnLYHFi
>>230
たまげたなあ
実在の人物は駄目だから止めておいて正解

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:29:21 ID:qB+0nJB2
>>230
タイトルの時点で避難所逝き決定だろが

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 12:39:37 ID:okPIkP+s
>>229
ユーフェミア失ったことで押し付けがましい正義感無くして
一方的な思い込み正義の権化になったみたい
学校の知人(テロリスト)な捕虜を麻薬漬けにしようとしてるし
それは絶対「正しい方法」じゃないよなぁ

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:08:46 ID:fR3HqevC
そもそもあんなヒョロヒョロな手足でハルケギニアの重力に耐えられるのか?バルサスやナウシカのようにはならないだろうけど。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:12:18 ID:okPIkP+s
>>234
銃弾を見切る反応速度と、KNFの装甲を素手で(あるいは蹴りで)破壊する
パワーを持ち合わせているそうです

そういえば元の世界と重力ないし大気成分が異なるって作品見た事無いな

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:16:45 ID:X6tU6+yF
何かモジャ公思い出した

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:19:39 ID:Q5IbLN3b
>>233
リリなのシリーズのなのは達も同じ事。主人公補正というか都築補正がかかってる上に
上から見た態度で脅迫と殲滅だけ。あいつら警察官僚以下のクズだろ

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:25:00 ID:Y9V7OrQF
>>235
つまりガンダールヴルルーシュとミョズニトニルンスザクで宝の持ち腐れコンビですね
でもルルーシュは普通に有効活用しそうだな

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:43:13 ID:QcoyLy1A
前スレで原作読んでない発言で叩かれた者だけど、原作買って出直してきました
投下してもいいですか?

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:44:33 ID:jndUCLt+
>>239
全部読んでから避難所で頼む。

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:45:58 ID:QcoyLy1A
駄目ですか……

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:51:20 ID:xyYqK1yH
買っただけじゃあ駄目だ、熟読してからにしなさい。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 13:51:25 ID:fM7jy/fM
っていうか、余計なこと言わないで黙って投下すればいいんだよ
面白ければ評価されるし、詰まんなければ……ってなるだけだから

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:00:15 ID:U37PiE9k
>>237
まあ、ここの魔砲とかは都築補正切れて、作者の人補正になってるからややましに見えるが。
基本「話を聞く」=「一発撃つ」なキャラだし。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:01:39 ID:D3gg+eBP
>>242
それでも駄目だ
ゼロの使い魔とハヤテとシャナもアニメ版を全部見て釘宮病に感染しなければいけないだろ

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:02:20 ID:QcoyLy1A
毎度毎度迷惑掛けて申し訳ありません
とりあえずもう一度出直してきます……

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:04:14 ID:QfN1c7VH
作品は知らないけど、ちょっと早計かなぁと。
自分も、もう10年ぐらい前に連載終了してる作品の小ネタ(短編SS?)を書いてるって言うか悩んでるものがあるけど、
まだ誰かに見せられものじゃないって思ってる。

アドバイスになるかどうか分からないけど、投下する前に見直した方が良いかと。
後で自分で読んで、いかん!ここ、おかしいっ!なんて事も不思議じゃないので。はい。


248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:06:21 ID:gW8cbV5H
ただ叩かれた時の言い訳に「原作読んでないから」「キャラが把握できてないから」などは絶対言っちゃダメだけど


249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:09:31 ID:bpUS+LKv
とりあえず楽しみにして待ってるわ。
ココの人達はツンデレだからな、そんなに落ち込むなよ。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:11:56 ID:oELOLAwX
二次創作なんて自慰行為なんだから、スレ住人にイチイチ確認とるな
住人の顔色気にするような自信の無い作品は投下すんな

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:13:03 ID:8XofwURb
アニキャラ板なのに原作必須なのはSSメインのスレだから?
それともアニメが○○だから?

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:19:52 ID:Zs5M8S9u
>>251
今回の件は、原作読んでないどころかアニメも見てないって言ってたからだったような。
別にアニメだけじゃダメってわけじゃないよね?

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:20:00 ID:fR3HqevC
そういえばテンカワ・アキトもナノマシン持ちだけど魔法の国では使えるのかな?
彼の場合調理師だからそんなものがなくても生きていけそうだけど。

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:23:00 ID:S5ePm63O
? ナノマシンの話、最近出たか?

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:23:53 ID:Y+btZvRy
>>251
アニメだけでも見てるならダメではないです
ただ本も読んでたほうがより広がるってのは確か

>>253
アレはIFS(イメージフィードバックシステム)に自分のイメージを伝えるための物だから
IFS対応システム装備した機械が存在しなければ「変な模様」でしかない


256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 14:29:44 ID:bpUS+LKv
劇場版だと契約のときに顔を発行させるよな絶対

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 15:08:57 ID:Z0mCmnsB
コッパゲが手の甲見て珍しいルーンと勘違いしそうだ

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 15:23:39 ID:2OUIoPbe
>>239 >>246
一巻は少なくとも熟読しておく事と、
作品をきちんと完結させる意欲があるか確認すると良いと思います。
その上で、書くと同時に最新刊まで読み耽る事。
どうしても書きたいのなら、ブログかなんかにアップしてみて
しばらく経った後にこれは投下しても良さそうだと思うなら、投下すれば良い。
ただ、クロス先の作品がゼロ本編よりも好きというのだったら、見合わせたほうが良いやもしれません。
もう見ていらっしゃらないかもしれませんが、ちなみに何のキャラを召喚する予定です?

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 15:36:33 ID:dyn/1GH2
>>258
劇場版ナデシコのアキトらしいよ
時期は劇場版の二年後だって

>>239
俺さ、あんたみたいにすぐ手を引っ込める奴はどの道投下できないと思うんだよ
ダメかな、と思っているうちに投下する勇気がなくなるよ
最初は誰でも失敗するさ。俺もそうだったし

投下するなら今すぐしろ
叩かれるのを怖がっているなら実に愚かなことだ
人間は叩きを乗り越えてこそ、真価を発揮するんだよ
いい作品を書きたいなら、槍が降ろうが、火に焼かれようが、まずは前進だ

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 15:41:49 ID:Y+btZvRy
書いてみるが良い
それが面白ければ賞賛しよう
それがつまらなければ罵倒しよう
それが更なる高みを感じさせる未熟なら未熟を指摘し、次を期待しよう

書いて読ませねば何も判らぬ

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 15:43:14 ID:FXuXNJUf
>>259
君は目線が上すぎ

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 15:48:37 ID:jLSgNJKV
>>260がヘルシングっぽいと思った俺は兄弟スレに行った方がいいな。
どうでもいいが最近ロレンスをあちこちで見るようになった気がする今日この頃。
まとめサイトでも黒蟻とセラス召喚のに出てた(?)し。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 15:49:18 ID:jLSgNJKV
sage忘れたorz
馬鹿でかい狼に轢かれてくる。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 15:58:44 ID:2OUIoPbe
>>259
アキト? スパロボで見ただけですので知識としては不正確ですが、五感が失われてる状態の?
その状態でどう作品を展開させるのかは作者さんの腕次第ですが、頑張ればきっと……。

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 16:08:33 ID:UZuLgeLc
どうせナデシコから召喚ならプロスさん呼びたいな。
見事な口車で使い魔の契約を結ばずに部屋と食事をゲット。
ルイズの長所を的確に把握してプロデュースを開始。
更に学園中から貴族平民の垣根無く優秀な人材を発掘&召集。
「ルイズ、アルビオンで手紙の回収を」
「はーいはい、ちょっと待って下さいね殿下。そういった危険な任務ですと、どーしてもご予算の方がお高く……」
そしていつのまにか水精霊騎士団のプロモーターやってる、的な。

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 16:17:39 ID:bXqnhsL4
>265
その展開で行くと最終的には貴族の二男、三男が放り出されて職もなく野党に身を落とすというケースが減りそうだな
と言うか、ハルケギニア初の会社組織か?

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 16:41:11 ID:M4E/+8Xk
>>265-266
ゲルマニアに高額でヘッドハンティングされる未来しか浮かびません

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 16:46:38 ID:0DW44CS+
エンジェル伝説か… 
これでは笑い話ですんでるが、帰ってきたウルトラマンのなかに「怪獣使いと少年」っていう話があったのを思い出した。
まったく害意はないのに、ただ怖く見えるというだけで恐怖され、無知から攻撃される。
恐怖と無知で普通の人間がどれだけ残酷になれるか、今思い出してもぞっとする話だった。

まああの顔を見たら誰でも驚くとは思うが、誰か勇気を持って話し合える人はいないものかな。

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 16:48:22 ID:sfSX0f1S
アキテとかシンジとか今書いてる作家は二次創作しか知らない様なのがなぁ

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 16:56:31 ID:dyn/1GH2
>>264
そう、そのアキト

>>269
それは投下された作品を見ればわかるでしょ
彼はナデシコを見てないとは言ってないし
もっとも、俺はスパロボの知識しかないから何とも言えないけど

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 17:04:24 ID:+YK5h7gY
>>269
なんのこっちゃ

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 17:05:22 ID:ZbtZjGHD
>>265
姉妹スレで似たような展開があったような…ちょいと違うか


273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 17:06:16 ID:vKICGqwx
マリコルヌが奇天烈大百科召喚
コルベールと色々作って大騒ぎ

技術レベルが下手ァうつとハルケギニアより低い時代に設計されたモノだから
作るのは大変だろうけど不可能ではないと思うんだ

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 17:51:02 ID:Lsq9BWLB
ウェールズが生きている話ある?

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 17:55:43 ID:zINAzz3h
>>274
探せばいっぱいあるんじゃない?
避難所だが最近終わった鮮血とか

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 17:58:21 ID:+yCBh7Ct
>>274
ギャグ物は結構多いよ、ご立派様とかやわらかとか、

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 17:59:22 ID:vKICGqwx
>>274
短編なら「死ぬ描写がない」「死ぬ所までたどり着いてない」という理由で
生きてる作品いっぱいあると思うのですよ

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 18:15:33 ID:Y9V7OrQF
むしろ会うまでもなくとっくに死んでるとかはないだろうか

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 18:15:53 ID:zCtMII9G
>>274
宵闇の使い魔 とかかなぁ
アレは面白いけど、原作を知ってなければキャラ把握がちょっと辛いけど

続き書かないのかなぁ・・・

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 18:21:38 ID:vKICGqwx
>>278
「提督」は会うまでもなく死んでる
というかヤンが口八丁手八丁、アンリエッタを追い詰めて見捨てさせたんだが

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 18:22:38 ID:vpR0x/cV
るるるは生きてるよ
アルビオンは落ちたけど

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 18:36:07 ID:PB3mo7B3
左手のウェールズさんを忘れちゃいけませんぜ

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 18:46:02 ID:zINAzz3h
一番幸せなウェールズはご立派で間違いないだろうな

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 18:47:10 ID:UZuLgeLc
第一級資料のウェールズは外せねぇぜ。
アンアンとアンアンしてぇがために生き残った漢の中の漢。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 19:37:48 ID:UJjQWVd3
>>280
 死んでるかどうか、明確にはなっていませんでしたよ? 洗脳されているだけという可能性も充分ある。

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 19:39:28 ID:Srtj3y0T
>>277
「長編でござい」と吹聴しながらウェールズを死なせる所まで辿り着いてない奴も一杯いるがね。

初期の名作とやらには、そんなのがいっぱいw

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 19:42:30 ID:UHLZNg19
>280
一応「捕まった時点では死んでない」と捕まえた部隊に居た兵士が証言

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 19:45:03 ID:IVRRmM4e
「割れぬなら」はウェールズ生存、レコンキスタ壊滅、ワルド取込、キュルケ懐妊だな

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 19:50:25 ID:zINAzz3h
長編ってのはどこから長編になるんだろう?
20話越えれば長編か? といっても1話の分量によってかなり違ってくるし……

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 19:51:01 ID:fR3HqevC
キュルケは北野君もダーリン呼ばわりするんだろうか?

曹操の子供を産んだキュルケにはびっくりした。
妊娠させそうなのって、後は禿の女たらしぐらいかな?

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 19:55:19 ID:Mmro3VRx
>>キュルケは北野君もダーリン呼ばわりするんだろうか?
北野君は原作だと結構モテモテだけどあくまで本性を知ってる相手限定だったからなぁ

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 19:58:12 ID:jeBFlQMH
>>289
最後までキッチリとしたプロット書かずだらだら完結しそうにないのが長編

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 20:10:14 ID:giUVOkzF
一年経過して、未だにアルビオンまで辿り着いてなくても長編

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 20:11:34 ID:aAKkxwsI
>>292
完結作品は全部短編だったのか。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 20:14:32 ID:zINAzz3h
じゃあ某星屑って短編だったのかオデレータ

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 20:15:30 ID:tj023Z8R
ルイズが虚無に目覚める処まで書かない奴は俺TUEEしたいだけのオナニー

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 20:20:14 ID:S5ePm63O
>>290
ただ、あの子はもう死亡フラグが立ってるからなぁ……

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 20:22:31 ID:/XPyjH7h
         / /      '" /    / ,,-、 /、ヽ\  ゙i;,-''"   / ./  /─''''" ̄ ,,
        /  ./ /   ,,,-‐'"-/   / ./ ゙" "\  ゙i;,  | 、// /   "    ,,,/
       / ,-''/ /    ,,-''"_ /   //       ヽ  l /  レ'/~       /‐/
      / /  | l|  ,,-'"/゙/,」|    /    ..::;;;,,,  }  /   |~ ,,-‐,,,-'''  //~
      / /-'''''| | /l /‐'''/'' .人   i'    .:: :;'" / / l  ノ゙i// ,,-‐'"──=
     //'"   ゙i;: | /‐' ./,, ,,ノ ゙i;,.  |     _,,-ヾ.// ノ ,-''" l |  ‐'"   ,,,-‐二
     レ'     ヽl:i' ./  )'、‐,\゙i;: | ,,,-‐二-┬ナ" /‐'"‐ 〉 ,i'───'''" ̄~-''"
          ,-‐',ヽ|'"  ./゙ヽ-ゝ='\゙i,'''ヽ -゙=‐'   '" ,‐'ノ,, /‐''" ,,-‐'''"~
         / / ;;:.  ──ヽ, ゙i;'''''' , ゙ "-‐'''''"""    〔_,/ ゙ヽ'-'"~ おめえ
        / /   / ,; ,,_}_  ゙、 ./__,,  _,,       /      \   ココ
      ,;'  / ,;;;:;:/;: ,,   ~ ヽ ヽ.  ヽニ‐'、     / /       ゙i,_  大丈夫か?
     ./        ''  ,l,,,,,,/ 〉  ゙ヽ、 '''' :;l  ,,-''" /        ゙i.\

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 20:22:56 ID:ZTssoLGK
>>280
SSの内容を捏造してまで叩く。

提督アンチの典型的な症例ですな。
さっさと毒吐きにお帰り下さい。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:29:14 ID:yUqbxHyj
>>280
まあ普通は逝きたくない罠w
あとになってツケが回ってきた気がせんでもなかったが

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:31:43 ID:9GIiN0Xe
提督のウェールズは死んでないはずだ
殺す気なら、生かして捕まえるなんて手間かけない
恐らく指輪で念入りに洗脳されてる

アンアンがキスしたシーンでも「体が冷たい」云々の描写が無かった

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:36:15 ID:yUqbxHyj
もし本当に生きてたら洗脳が解けた時自殺するだろーな……

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:37:34 ID:9GIiN0Xe
>>300
 つーか、ワルドと一緒にアルビオン行ってた原作の方がましなわけだ
 ワルドが手柄欲しさにサクッと殺ってくれるから、後々政治的に利用出来なくなる
 アンドバリの指輪で蘇生させても、「体が死体のように冷たい」から使いにくい

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:37:54 ID:nHaJ8pcK
アンアンを説得か、
それこそ二人で心中でもするだろうか?

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:39:41 ID:Vnb3VXcC
蛮人のウェールズはかっこよく生き残ってたぜ

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:41:32 ID:yUqbxHyj
>>304
心中の場合でも、ウェールズの場合は生き恥を晒したくないからだが
アンアンの場合は悲劇に酔いしれてって感じになりそうな悪寒

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:50:56 ID:UalQCoy1
アキト・・・
シンジ様、U1と並んでの3鬼衆だよな・・ゴクリ

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:51:20 ID:7/uKq0E2
ウェールズ生き残らせるとアンアンの出兵理由が無くなるんだよな〜復讐しなくていいから

あるとすれば
建前でアンアン「始祖ブリミルより授かった王家を取り返すのです!!」
本音で(ウェールズのために!!)って言葉をプラス

…駄目だ。アンアンの叩かれっぷりが増し増しになる

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:53:03 ID:jeBFlQMH
また提督叩きか
よく厭きないなw

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:54:03 ID:9GIiN0Xe
>>308
  それでこそアンアンだよ!
 大丈夫、あの「しでかし姫」なら必ずみんなの期待に応えてくれるよ

 ・・・斜め上に、な

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 21:58:26 ID:sDFzE43t
>>307
YOKOSHIMAも忘れてはならない

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:01:11 ID:7/uKq0E2
>>310
そうって言えばそうだけど。あんまりアンアンを叩きキャラにするのもどうかと思うんだよね。
根はいいキャラなんだし。
悪役なら叩かれてこそ映えるんだけど。


313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:03:50 ID:2CDjB/Vs
そうだそうだ、

相手がゾンビと知っても国を捨てて付いて行くほどの純愛の人だぞ。

314 :よくある攻略法:2008/07/16(水) 22:05:09 ID:XmM2Y5Tc
おとぎ奉りから朱雀

”汝の最も大事なものはなんだ”
「えっと、うーん・・・家族とか・・・なんかありきたりかしらね。しいていうなら、おっぱい?」

”おっぱいか、ならばそのおっぱい頂こう”

ガッ 合 ガッ ががががが

朱雀がその鋭いくちばしでルイズのなけなしのおっぱいをついばみ
胸が抉られる

ガバッ

使い魔召が消えてしまい、気絶をしてしまったルイズが跳ね起き
胸があるかどうか確かめる

「な・・・・ないぃ!あたしの胸が無い!」


そして授業

「錬金というのはそもそも   」
”それにしてもおっぱいが無くなるなんて・・・使い魔には逃げられるわさんざんだわ”
”そういえばあの鳥、なんだか不思議な感じがしたのよね”

そして手におぼろげに滲み現れる朱雀
「そうそう、こんな感じってなによコレええええええええええええええ」

「ルイズどうしたんだ?」
デブのマリコルヌがルイズの奇行に気づいて一声掛けた
「そんなにわたしの授業がつまらないのカシラ!」
シェブリーズが怒ってしまったのだが
(見えていない!? こいつは私だけに見えているの?)

と導入部分で力尽きた

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:05:18 ID:3ccNVjoE
ゾンビだろうがなんだろうが恋人なら良いというのもなんだかなぁ。
(その辺りがアンアンの限界かしら

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:05:53 ID:rTeMIKYV
ウェールズ生存系はよくあるが、ウェールズ異世界キャラ召喚もんは無いなあ



317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:07:06 ID:dyn/1GH2
純愛じゃねえよ
拠り所がないと生きられないだけだ
アンアンは孤独で弱くて悲しい少女
だから皆引き込まれるんだろうけど

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:07:56 ID:psAIr2S1
>>316
ウェールズがウェールズを呼んだ小ネタがあるじゃないか

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:08:21 ID:rTeMIKYV
ウェールズ虚無化→某自動車事故で死亡したプリンセス・オブ・ウェールズ召喚
ガンダ化して大活躍!
ウェールズと結ばれ異世界で今度こそ幸せな…

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:09:35 ID:47mAfYkB
貧にゅ……いや、スレンダー体形同士ということでヴァンパイアセイヴァーのリリスはどう?

>>314
先生!もう抉る余地がありません!

>>315
DQやウィザードリィみたいに死者を完全に復活させられる人の場合どうなるのやら。
あ、そもそもワルドがルラギラなくなるか。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:09:53 ID:p2gdkreq
>>316
虚無じゃないからな
……ふと思ったんだが、虚無の特徴は人間を使い魔にすることだよな
ってことは、人間以外なら極々低確率で異世界の存在を召喚することもありうるのか?

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:17:15 ID:O9L1XaLb
>>314
つうかルイズの場合、ヴァリエールの家名じゃないのか?

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:17:57 ID:zUo2cFFA
もう「DAY OF THE DEAD」のパブ召喚でいいよ。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:22:19 ID:Q5IbLN3b
>>321
   
いあ  いあ

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:23:31 ID:s0aCCKg3
>>324
それSAN値チェックされるフラグ

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:24:32 ID:9jDc93c0
>>324
ハスター禁止。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:26:04 ID:zINAzz3h
しかし召喚されたのは沙耶だったとさ、めでたしめでたし
あのSSは名作

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:26:18 ID:xyYqK1yH
ふんぐるいむぐるなふ

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:26:23 ID:Vnb3VXcC
        l^丶
        |  '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ くとぅぐあ
        ミ ´ ∀ `  ,:'       
      (丶    (丶 ミ   いあ    いあ!
   ((    ミ        ;':  ハ,_,ハ   ハ,_,ハ
       ;:        ミ  ';´∀`';  ';´∀`';, ,
       `:;       ,:'  c  c.ミ' c  c.ミ  
        U"゙'''~"^'丶)   u''゙"J   u''゙"J

          /^l
   ,―-y'"'~"゙´  |   それ  ふぉまるはうと んがあ・ぐあ なふるたぐん
   ヽ  ´ ∀ `  ゙':
   ミ  .,/)   、/)    いあ    くとぅぐあ!
   ゙,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ    ハ,_,ハ
((  ミ       ;:'  ,:' ´∀`';  ,:' ´∀`';
    ';      彡  :: っ ,っ  :: っ ,っ
    (/~"゙''´~"U   ι''"゙''u  ι''"゙''u


330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:31:06 ID:fSUKJNXp
>>329
待つがよい。そのAA、身の眼にはツァトゥガの眷属に映るぞ。
いまし、土のモノか?w

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:31:58 ID:s0aCCKg3
>>330
前見たときはクトゥルーに祈ってた気がする。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:34:34 ID:G1NMW6ug
首輪付きのけもの・・・

よう、首輪付き いっしょにやらないか?

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:36:29 ID:47mAfYkB
他の人が既に書いているキャラを別の切り口で書くのはOKなんだよね?
オーガン召喚なんだけどキスした途端いきなりルイズと融合しちゃうとか。
「オーガン……それがあなたの……いや、私の名ね!」
「ここはあんた達のいる所じゃない!出て行けぇーっ!!」

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:36:37 ID:dfD33qW/
ルイズが大いなるCを召喚でつね?

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:37:26 ID:9jDc93c0
>>329
モンモンがロビンの代わりにツァトゥグァを召喚ですね。わかります。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:40:16 ID:fSUKJNXp
>>331
まことか?

>>329
ならば貴様、けいおすしーかーの手の者であるな(主にヤノケン的な意味で)
ではケイン召喚物あたり、如何な物かw

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:43:16 ID:eaTo+ZQ1
>>335
モンモンならC様だろ属性的に考えて

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:49:31 ID:fSUKJNXp
>>335
あのデコの力量で主神が出て来る様では、ハルケギニア涙目じゃのぅ…

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:49:42 ID:j5nnz8Dj
>>333
だったら「ユニット・ガイバー」でいいんじゃ、っとスレ的に触手はヤバいかな?

「ガイバーのおかげで私の胸もこんなに立派に・・・」

中身がメガ・スマッシャー・ユニットって事を考えると、抉れてるn(ザクッ

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:53:44 ID:gf89wVOh
変身ヒーローというのはハルケギニア的にどうなんだろう。
ライダーのような改造人間、イナズマンのような超能力、キカイダーのようなロボット。
キカイダーはともかくライダーとイナズマンはそういう『亜人』で納得されそうですが、問題は装備による変身タイプ。……マジックアイテムと認識されるだけか?

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:53:55 ID:X8h4aq1f
>>338
Cってただの異星人だよ。あれクラスがCの故郷じゃ当たり前。
ニャル様やハスターとは比べ物にならないぐらいの差がある。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:54:04 ID:fSUKJNXp
流れを断ち切るようであい済まぬが、実は使い魔召喚済みだったティファ殿の夢サイズが胸部寄生型の憚られるでしたー、といったネタは過去に在ったのかや?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:54:04 ID:p2gdkreq
>>333
別の人が書いてるのと同じキャラを召喚は問題なくOK
ただ、比較されやすいのは確かなんでその辺ナイーブだとお勧めはできない

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:54:49 ID:Vnb3VXcC
サダゴワアは蝙蝠頭で毛皮に覆われたでかい蟇蛙みたいな外見だから、
見た目ならルイズ以外はSAN値も減りにくいんじゃないかなー

煮え立つ混沌や虹色の無数の球体まではいわんが、
宇宙からの色あたりがきたら・・・

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:54:58 ID:47mAfYkB
>>339の頭部にオーガンランサーとデルフリンガーが深々と突き刺さっている……。
誰がこんなひどいことを……

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:55:44 ID:7sBz9u7R
>>333
ありだと思う。
姉妹スレでは同じキャラ召喚ネタは結構あるし

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:56:12 ID:gmkMTfBW
>>321
人間を使い魔にじゃない、あくまで「人型」。
初代ガンダールヴはエルフ。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:56:47 ID:X6tU6+yF
国連無双的なイチローやら室伏、プーチン召喚・・・

だめだ、カオスになるだけだ

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:58:18 ID:fSUKJNXp
>>341
なんと?! 神話体系の名に冠される身でありながら只の異星のモノとは…
これは身の不徳の致すところ、真に済まぬ。
今後、C神話の話題には濫りに触れぬ様に致す。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 22:58:45 ID:bCdXwygl
>>290
禿の女たらしってカエサル召還?

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:02:10 ID:fNae6M3O
リリカルなのはA’sよりフェイトちゃんを召喚…とか考えたんだが
プロットの段階であまりの外道っぷりに断念。

ミョズニトニルンにプレシアさんを当てはめたらきっと
アンドバリの指輪でアリシア生き返らせてフェイトに再会しても
用済みとか役立たずと罵って母娘べったりなのを見せ付けるよなーとか。

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:03:47 ID:G1NMW6ug
ウルトラマンってどう考えても旧神だよな?

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:03:49 ID:17nVpUvg
ああ、だれかクレイトスさんで長編書いてくれねえかな

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:06:35 ID:hCLitHig
>>352
光の戦士だからな。
旧支配者は光を嫌うし。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:06:39 ID:xMpY/wIC
召還されましたスレ、まことひろうなりもうした…

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:06:57 ID:x8ZwMpQf
>>341
とりあえずお前はラブクラフト派とダーレス派の無限の論争に巻き込まれていい。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:07:07 ID:zUo2cFFA
>>342
パラサイトだかリヴァイアサン(B級映画的な意味で)だかを召喚するつもりか。
テファ召喚も多くはなったが、如何せんどの作品で何を召喚したかはwikiのメニュー表には示されんからなぁ、
今一把握できん。とりあえず最近のだとテファは何呼んでんだ?

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:07:15 ID:mJ0rjSck
>>341
何かと勘違いしてる?

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:07:31 ID:zCtMII9G
クレイトスさんかぁ 呼ばれるとしたら山から身投げしたところとかかな

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:09:29 ID:rco6klc3
>>359
そのままルイズの前にビターンというわけか

しかし
アルビオン軍に突っ込んでいくシーンが浮かぶキャラが複数いるんだけど
どうやってそこまで持って行っていいか道が見えねぇw

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:12:11 ID:zCtMII9G
ワルキューレを振り回してギーシュに投げるクレイトスさんとか
フーケのゴーレムの首をひねり落とすクレイトスさんとか
ワルドの偏在も取り合えず振り回すクレイトスさんが思い浮かんだ   やべぇ、面白そう 書こうかしら

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:12:12 ID:fSUKJNXp
>>357
時系列に従った発表物の把握は出来ておらぬが、覚えておるのは金貸しやトランスフォーマー(とサイト)あたりかの。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:15:01 ID:47mAfYkB
>>360
俺なんてベルゼルガを召喚したルイズがワルドをパイルバンカーで殺すところしか思いつかない。

「さようなら、ワルド様」
そう呟きながら私は手元のレバーを引いた。
三発分の液体火薬が同時に爆裂して発生する轟音とともに、盾に装着された長槍が風を斬り裂き、機械人形の操縦席を貫く。
装甲板を貫く鋭い音に続き、肉と骨を砕くおぞましい振動がレバーに伝わってきた。

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:17:14 ID:Lm2XJLNo
>>351
原作者は正気に戻ってフェイトにも優しくなる、とか言ってたぞ。確か

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:19:12 ID:biz3Zif5
それにしても今日は投下が殆どないな

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:20:10 ID:X1FXJYKo
>>359
山から身投げと聞いて何故か藤崎版の聞仲を思い出した
しかし召喚されてもルイズの命令を全く聞きそうに無いなw

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:20:17 ID:fSUKJNXp
>>363
その場合、ワルドの乗機はツヴァークかや?

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:20:28 ID:3dslxHWR
意表をついて八神庵

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:20:47 ID:92jof1qH
アルビオン七万まで行く時の条件としたら、
ウェールズ死亡orアルビオンがレコンキスタに攻められている。
ルイズが虚無に目覚めており、エクスプロージョンは最低一回披露している。
デルフリンガーが魔法を吸収できるようになっている。

……最低限上記二つかな?
しかし、錆びたままのデルフが多い事多いこと。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:21:33 ID:zCtMII9G
>>366
使命とか生きる希望も無いからなんとなく従っていって、次第に娘のように思い始める……普通すぎるな、やはり

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:23:58 ID:9jDc93c0
>>342
むしろ呼び出した使い魔に、テファがコントラクトサーヴァントを実行。
んで、使い魔の胸にルーンが刻まれると同時に、
胸が急激な膨張を始め主人と合わせて桃林檎×4の状態に。
それを見ていたルイズが
「コロス。この使い魔殺して私がテファの使い魔になる」

‥‥。
「もし、ブリミルがサイト及びギーシュレベルのおっぱい星人だったら」――の、未出IF系ネタだったごめん。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:25:51 ID:p2gdkreq
>>371
原作がその展開になる可能性も全く無いわけではないという気がしなくも無いからな

……本当にその展開にだったらノボルは神を超えた存在だな

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:26:44 ID:2JIBfZpR
>>370
そこで奇をてらっても長続きしないんじゃね?
むしろ、自然になっていいんじゃないかと

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:27:46 ID:3ccNVjoE
>>365
すまん。プロットをアルビオン編終わりまで組んでから書きたいんだ。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:29:35 ID:zCtMII9G
まぁ、クレイトスさんの口調とか忘れてる俺ガイルわけで
久々にPS2起動させるな・・・

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:29:38 ID:s0aCCKg3
>>374
俺もそんな感じで停滞してるな。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:29:49 ID:92jof1qH
>>365
お話が暗くなり過ぎて投下できない状態、最初からやり直し中。
世界観が微妙に暗いゼロ魔でラブコメができるノボル神の凄さを痛切に感じてる。

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:30:31 ID:Vnb3VXcC
アンアンがぶんぶんを召喚して次期宰相に任命するわけかね
箱庭王国トリステイン

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:31:53 ID:YNsEh85r
>>371
『神の胸』バスタールヴとかそんなネタでひとつ。
エルフと人間の争いも、ヴリミルの死因も全部その胸を巡っての争いが原因なら、「語るのも憚られし」だろう。
その場合、テファ自身が四人目だったりするかもしれんな。

380 :未来の大魔女候補2人 第3話 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:35:20 ID:biz3Zif5
したらば仕方がない。私が行かせてもらおうか。

と、いうわけで、45分くらいから投下します。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:35:59 ID:fSUKJNXp
ふむ。ムネムネするドキの召喚は日を改めて再考するのじゃ。
ところで、ノボルが逆ギレ→ルイズ逆召喚→共に輪転機を回す、といった内容の小ネタを書いてみたのじゃが。
(「グス…トリステン、の…ヒック…ヴァリエール伯爵家の…ブ、ブタです…エグ」的なヘイトで)

…。ダメじゃダメじゃ、カッとなって消した、反省はしておらぬ、また後悔するのじゃろう(ぉ
今日はもうニcoにVocaロイドアップして湯浴みして寝るのじゃーノシ

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:36:12 ID:YWGCap+M
>>358
ラヴクラフトの作品だと、”狂気の山脈にて”においては、地球に飛来して、古のもの(Elder Thing)と全面戦争やったけど決着がつかず和解、その後、天変地異による大陸水没で活動停止してる”程度”の存在だからな
まぁ、そんな相手でも、”クトゥルフの呼び声”に書かれているように、人間は目撃しただけでほぼ廃人なってしまうんだが…


383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:37:39 ID:xMpY/wIC
大魔女候補の方、拙者が支援致す!

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:39:27 ID:m2CvCDGU
『さあう"ぁんといろいろ』の続きが読みたいですね。
クライマックスではアルビオン艦隊を鳳龍核撃斬で灰も残さずSATSUGAIするんだろ?

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:41:38 ID:Vnb3VXcC
双子の卑猥なる支援準備

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:42:17 ID:G7SR9RuP
2のクレイトスを召喚するとオリュンポスの剣とデルフで無双化するわけですな。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:46:25 ID:zCtMII9G
2やってねー PSPのも出たんだよなー やりたいなー ベスト出ないかなー

388 :未来の大魔女候補2人 第3話 1/10 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:47:08 ID:biz3Zif5
 
あらすじ

 ゼロと呼ばれる魔法劣等生ルイズは、春の使い魔召喚の儀式において1人の平民の男を呼び出しました。
 何度も失敗した後の成功に最初は喜ぶルイズでしたが、呼び出したのが平民だと分かった途端落胆し、その平民に当り散らします。
 男は、口元と顎に髭を生やして鉄斧を持っていました。
 樵を召喚してしまったと思い、やり直しを要求するルイズですが、儀式を取り仕切る教師コルベールは、頑なにやり直しを認めようとはしません。

「ミス・ヴァリエール、これは神聖なる儀式です。呼び出したモノと好む、好まないに関わらず、契約するのが伝統であり例外は許されません。
 ソレとも何だね? 君は、伝統を蔑ろにして貴族を名乗るのかね? ぅん〜?」
「……氏ね、コッパゲ。
 我が名は、ル(中略)ル。 5つの力を司るペンタゴン! 以下省略!」
「や、やった!」
「俺達に出来ない事を(ry」

 分厚い鉄の扉をハンマーでブッ叩いた様な鈍い音を響かせて、契約は完了しました。
 コルベールは『すごくいい』とか言いながら、男の左手に浮かび上がったルーンを夢中で書き写していきます。これにて儀式は完了です。
 ルイズが帰路につこうとした時、今まで呆然としていた男がポツリと聞き逃せない事を呟いたのです。

「…お父さん、いったい誰なんだろう?」
「えっ…… まさか、召喚したときに頭を打って記憶喪失に?」
「…お父さん、君のお父さんなのかな?」
「そんな訳無いでしょっ! ミスタ・コルベール、カムバァッ――クッ!」

 草原には、頭を抱える少女と、しきりに頭を捻る男が取り残されるのでした。



             記憶ゼロの使い魔 第3話『愛を取り戻せ』



                                            ※嘘です

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:47:33 ID:ls6BcdW+
支援

390 :未来の大魔女候補2人 第3話 2/10 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:48:07 ID:biz3Zif5
 


             未来の大魔女候補2人 〜Judy & Louise〜

                第3話『2人の魔女と2つの月』



 時は夕刻。西の山の向こう側に太陽が半分沈み、東の空から夜の色に塗り替えられていっている。
 広大な草原の中に、五亡星になぞらえられた5つの塔と、それと一体化した城壁に囲まれた一際高い塔がある。それこそがトリステイン魔法学院の本塔であり、5つの塔は始祖より賜った5つの系統を象徴している。
 その由緒有る学院の一番高い場所に学院長室はある。そしていま、その部屋の扉が開いて6つの影法師が廊下へと出現した。
 6つの影法師の内5つは女性のものである。眼鏡をかけて緑の長髪を後ろで纏めた美女を先頭に、蒼、赤、桃、金髪の少女が4人、続けて出てくる。そして、金髪の少女の後を、3つ目の巨大なカエルがついてきている。
 廊下には既にランプの火が灯り、窓から入射してくる真紅の光と、淡い橙色の光が合わさり黄昏時を演出している。
 扉が開いたのに反応して、廊下で寝ていた火蜥蜴が、赤髪の少女に擦り寄ってくる。

「フレイム〜 良い子にしてた?
 ごめんね、学院長室に肉食の使い魔は連れて入れないの。ネズミを食べちゃうから駄目なんだって」

 背中を撫でられて、フレイムと呼ばれた火蜥蜴は気持ち良さそうに眼を細める。敵意など全く無く、全てを主人に委ねているようだ。
 キュルケは周りに見せ付けるかのように、使い魔を猫可愛がりする。

「話は長いし、立ちっぱなしだしで疲れちゃったわ。
 ねえルイズ、貴女も大人しくしてた使い魔を褒めてあげたら?」

 からかいを含んだ顔で、桃色の髪の少女に微笑みかける。

「な、な、な、なによ、そ、そんなこと言われなくても、ほ、ほ、褒めるわよ。
 よ、よく、大人しくしてたわね、ポセイドン。え、え、え、偉かったわよ」
「ちゃんと顔を向けて言えば? 撫でてあげれば喜ぶんじゃない?」

 ロングビルの背に隠れて、決してポセイドンを見ようとはしないルイズを見て、キュルケは更にからかって挑発する。ロングビルは、ルイズに背中をグイグイ押されて迷惑そうだ。
 そんなやり取りを不思議そうな眼で見ていたジュディが、疑問を口にする。

「もしかして、ヴァリエールさんはカエルが苦手なの?」
「そ、そ、そ、そ、そ、そ、そんな訳ないでしょ! わ、わ、私が両生類如きを怖がるとでも思ってるの!?」
「そうよねー、天下のヴァリエールがカエルを怖がるなんて、ある訳ないわよねー」
「ギ、ギ、ギ……」
「…………?」

 さも面白そうにからかうキュルケと、悔しそうに歯ぎしりをするルイズを交互に見て、ジュディは首を捻る。

「ヴァリエールさんとツェルプストーさんは友達じゃないの?」
「「違うわ」」
「いいことジュディ。あたしとヴァリエールは、犬猿の仲で仇敵同士なのよ」
「そうよ。こんなのと友達じゃないわ! 考えただけでも虫唾が走る……っ!」

 示し合わせていたかのように、2人同時に言い放つ。 
 暫らく、お互いの家がどれだけ仲が悪いかを延々とジュディに説明する。
 要約すれば、ルイズの先祖はキュルケの先祖に恋人や婚約者、果ては夫や妻までも奪われ続け、そして戦争の度に殺し合いをしてきた間柄だという事だった。

「「だから間違っても、友達同士じゃないの。わかった!?」」

 2人が同時に、ジュディに言い含める。一語一句違える事無く、しかも発音に至るまで全く同じであった。
 色々腑に落ちないモノを感じるジュディだが、取り敢えず頷く。

391 :未来の大魔女候補2人 第3話 3/10 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:48:48 ID:biz3Zif5
 
「うん、わかった。ヴァリエールさんとツェルプストーさんは、仲良しじゃないんだね?」
「……ルイズよ」
「えっ?」
「ルイズでいいわ。これから一緒の部屋で寝起きするんだから、ルイズでいいわ」
「うんっ。ヨロシクね、ルイズさん!」

 少し顔を赤らめているルイズに、ジュディは元気よく笑顔を返す。その笑顔を受けて、ルイズは益々顔を赤らめて、そっぽを向いてしまう。
 そんな様子を他の3人は、微笑ましいものを見る目で見守っていた。

 既に陽は落ちて、空には星が疎らに煌いている。西の山の周りだけが赤く染まっているが、それも直ぐに夜の色に塗り替わる。
 ランプの柔らかい光が薄暗い廊下を彩り、影が揺らめく。
 夜となった窓の外を眺めながら、ロングビルが誰ともなしに話し掛ける。

「少し長話がすぎたようですね。もう、陽が沈んでしまいましたし、早く寮へ帰りましょうか」

 皆はそれに口々に同意して、階段へと歩を進める。
 ロングビルを先頭に、軽い雑談をしながら一行は階段を下りていく。階段の窓からは双月が姿を覗かせ、踊り場には淡い月光が射し込んでいる。
 そんな中、ルイズはどこか虚ろな目をしていた。
 ジュディはそんなルイズを、横目でチラチラと盗み見ていたが、それもやがて、体をくねらせて危なげ無く階段を下りていくフレイムの尻尾に興味は移っていった。
 ジュディとルイズは、肩を並べて階段を下りていく。その後方からは、ピタンピタンという音がついてくるのであった。



◆◆◆



「行ったかね?」
「行ったようですな」
「やれやれ、なんとも姦しい事じゃな」

 扉の向こう側からの話し声が遠ざかっていくのを見計らい、オスマンとコルベールは互いに顔を見合わせた。
 どうやら2人とも、ルイズ達の長話が終わるのを、辛抱強く待っていたようだ。
 オスマンは、糖蜜で固められた煙草がチャコールで燻されるのを待ちながら嘆息する。

「さて、これでゆっくりと話すことが出来そうじゃの。
 ミスタ・コルベール、君はさっきの話を聞いて如何思った?」

 オスマンは、顎をしゃくってコルベールに問いかける。
 顎に指を当てて考える振りをして、コルベールは話しはじめた。

「そうですね……
 ジュディさんが居た場所はハルケギニアではない。これは確実でしょう。
 しかし、東方ですらないと言うのは些か飛躍し過ぎなのではないでしょうか?」

 コルベールは、ジュディが別大陸から来たという説には些か懐疑的なようだ。
 東方とは、帝政ゲルマニアの東にある砂漠を越えた先、聖地の遥か向こう側の総称であり、ある理由から交流が長らく途絶えている地域である。
 そんなわけだから、東方がどんな場所なのかは誰も知らず、貴重品や珍品が東方産という名目で出回っている。その事が原因で、各人が持つ東方のイメージは、1つとして同じものが無い位だ。
 それ故に、東方ではない場所から来たと言われても、いまいち釈然としないのであった。
 さもありなんといった表情でオスマンは頷き、水煙管から伸びたホースに手を伸ばす。そして、ホースの先についているマウスピースを咥えて、ゆっくりと煙を吸う。
 水煙管の中は、チャコールで燻された煙草から出た煙で満たされている。ホースを吸うと、ボコボコと音を立てて、煙が煙管内の水を通過する。

「ふ――…
 ミス・ロングビルが居ると、中々吸わせてくれんのでの」

 オスマンは、肺一杯に吸い込んだ煙を一気に吐き出す。水煙草の煙は、一度水の中を通過しているのと、糖蜜で香り付けをされているのとで、紙巻き煙草のような不快感は軽減されている。
 甘い香りの煙を吹きかけられたコルベールは、平手で煙を散らして顔を顰めている。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:49:02 ID:Vnb3VXcC
Welcome to this crazy time♪

393 :未来の大魔女候補2人 第3話 4/10 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:49:23 ID:biz3Zif5
 
「如何じゃね? 君も吸うかね?」
「いいえ、結構です」
「なんじゃ? 付き合いが悪い奴じゃのう」

 煙をプカプカと吹かせながらオスマンは、面白くないような顔をして話を続ける。

「まああれは、あくまでも仮説に過ぎん。真実はもっとブッ飛んでいるやもしれぬぞ?」
「何の根拠も無く、あんな仮説を立てたのですか?」
「まさか、そんなわけ無いじゃろうが。あんな事を言ったのには、ちゃーんと理由がある。聞きたい? ねえねえ、聞きたい?」
「いいえ、結構です。こんなあやふやな問題を長々と話していても、益体も無いでしょう。
 それよりも、さしあたっての問題があるでしょう、オールド・ワン」
「オスマンじゃよ。つーか、文字数も当っとらんじゃないか。
 ……で、その問題はアレかね? ソレかね?」

 全くコルベールが乗ってこないので、オスマンは面白くないようだ。ヒラヒラと手を振って、投げやりな口調であやふやに問い掛ける。
 コルベールは、いちいち気にしていてもしょうがない事を今までの経験で分かっているので、特に何も文句は言わずに話を進める。

「アレの事も気に成りますが、さしあたっての問題は左手のルーンらしき痣です。
 コレを如何にかしない事には、帰すことも儘なりませぬ」
「ソレかね。
 まあ妥当に考えるのならば、使い魔のルーンの成り損ない。と、言ったところじゃろうな。
 じゃが、ルーンを解除するには、使役者か使い魔が死んだときだけ。それ以外でルーンが消えたという例は聞いたことが無い」
「ですが、成り損ないのルーンならば、なにかしらの可能性が在るのではないでしょうか?」
「ふーむ…… どうじゃかのう?」

 オスマンは片肘をついて煙を吐き出す。見る者が見れば物憂げに見えるのだろうが、あいにくコルベールには、やる気が無いようにしか見えない。

「ジュディさんには、大船に乗った気でいろとか言っていたではないですか。 あれはただ、格好を付けただけですか、オールド・ファッション?」
「そんな訳無いじゃろ。ジュディちゃんに言った事は本当じゃ。じゃが、余り乱暴な手段は取る訳にはいかんから、こうやって考えとるんじゃろうが。
 焦って事を仕損じては不味いからのう。やるならば、完璧を期さねばならん。
 あと、オスマンじゃよ。そんな、サクサクしたドーナツみたいな名前ではないわい」
「……なるほど。確かに焦ってはいけませんな」

 コルベールは、オスマンの説得を聞き入れる。そして、気持ちを落ち着かせるためか、こめかみと眉間を揉み解す。
 そんなコルベールにオスマンは、畳み掛けるようにして言い放つ。

「そうじゃろう、そうじゃろう。焦っても何にもならん。腰を据えて確実にやらんとな。
 ちゅー訳で、これから飲みに行かんか? そこでじっくりと、今後の事を話し合おうではないか」
「良いですね。それならば良い店を知っています。きわどい格好をした若い女性が、酌をしてくれるという店です」
「いいのう、いいのう。早速街へ繰り出そうか。それにしても君も好き者じゃな、ミスタ・コパ」
「コルベールです、オールド・オスマン。
 ですが、そんな事はどうでも良いですな。行きましょうか」

 真面目な空気から一変。お互い、だらしがない顔で笑いあう。
 オスマンは目を瞑り、鼻の下を伸ばして想像の翼を全力ではためかせている。先ほどまでジュディに見せていたような好々爺な雰囲気は見られず、なんともまあ、唯のエロ爺である。
 コルベールはコルベールで、研究の成果を見せびらかす時にも見せないような、いい笑顔を浮かべている。
 もし、ロングビルがこの場所に居たならば、汚物を見るような眼をしていることだろう。
 2人はにこやかな表情を浮かべて、歩き出す。

「それで君。そのきわどい格好というのは、どれ位のレベルなのかね?」
「ははは。心臓麻痺を起さないで下さいよ?」
「なんと! それはそれは…… 楽しみじゃのぅ」

 まるで話し合う気配が感じられない会話をしながら、2人は学院長室から出て行った。
 主が出て行き無人と成った学院長室で、呆れたような鼠の鳴き声が、小さく響くのであった。

394 :未来の大魔女候補2人 第3話 5/10 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:49:58 ID:biz3Zif5
 


◆◆◆



 既に夜の帳は下り、穏やかな空気が学院全体を包み込む。
 昼間、太陽で温められていた学院の石壁は、少しずつ熱を手放して空気を暖め、気だるい心地よさを与えている。
 トリステイン魔法学院は全寮制の学院である。学院の敷地内には3つの寮があり、その内の1つ、女子寮にジュディは居た。ちなみに、あとの2つは男子寮と教師用の寮である。
 女子寮の3階にあるルイズの部屋の入口で、ジュディは立ち尽くしていた。
 ジュディが部屋の入り口から中を見回すと、右手には豪奢な天蓋の付いた大きなベッドがあり、左手には精緻な彫り物が施された大きなクローゼットが置かれている。
 そして、奥に視線を向けると、豪華なカーテンのかかった広い窓から夜の景色が見える。
 床には分厚い絨毯が敷かれており、ジュディの体重を優しく押し返してくる。
 部屋を飾る調度品も高級品揃いで、中央にはシッカリした作りのテーブルが置かれている。ジュディは初めて見る光景に、目をまん丸に見開いてしばし見とれていた。

「ほら、ぼーっとしてないで、早く部屋に入って荷物を置きなさいよ」

 入口で呆然としているジュディにルイズが声を掛ける。
 感極まった様子でジュディは感嘆の声を上げた。

「すごーい。こんな広い部屋初めて!」
「ほら早く、ドアを閉めて入ってきなさい」
「はーい」

 素直に頷いてドアを閉める。
 ちなみに部屋には2人しかいない。ポセイドンは、ルイズきっての希望により廊下で待機している。

「ねえルイズさん。やっぱりカエルが嫌いなんじゃないの?」
「そ、そ、そ、そんにゃ訳無いでしょ!
 カ、カエルなんだから、湿ってるでしょ? 部屋に、か、か、か、カビが生えちゃうじゃない!」
「確かにポセイドンは湿ってるかも? でもヒンヤリ、スベスベしてて気持ちいいよ?」
「と、と、兎に角ダメなの! 水場辺りに放しとけばいいでしょ!」

 断固としてルイズは、ポセイドンの入室を許可しようとはしない。
 そんなルイズを見て、ジュディは思う。

『やっぱりルイズさん、カエルが苦手なんだ。
 でも知られたくないみたいだし、言わないほうがいいのかな?』

 そんな風に考えるジュディに、ルイズが躊躇いがちに話しかけてくる。

「ねえ、ジュディ? 聞きたい事があるんだけど、いい?」
「なんですか?」
「ポセイドンのことなんだけど、消したりすることは出来ないの?
 さっきファミリアを、何もない所から出したり、何処かへ消したりしてたじゃない。
 あれは出来ないの?」
「えっと、ポセイドンとの繋がりが消えてるからわたしには出来ないけど、ルイズさんなら出来るかも?」
「どうやるの!?」
「わっ」

 ルイズがジュディに詰め寄る。両手でジュディの小さな肩を抱いて、必死に問い詰めてくる。

「どうやってやるの?! お願い教えて!」
「落ち着いて、ルイズさん。
 まずはね、心の中でポセイドンの事を思い浮かべるの」
「うっ…… しょうがないわね」

 ルイズは一瞬嫌な顔をするが、背に腹は代えられず渋々目を閉じて集中する。

395 :未来の大魔女候補2人 第3話 6/10 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:50:34 ID:biz3Zif5
 
「お、思い浮かべたわ。次はどうするの?」
「次は、心でポセイドンを感じ取るの」
「感じ取る? ご、五感の共有をするっていうこと?」
「うん、そんな感じ」
「うぅ…… 出来るかしら……?」

 ルイズは固く目を瞑って、さらに深く集中する。
 ジュディは、そんなルイズを見守っていたが、すぐに異変に気づく。ルイズの息は荒くなり、大量の汗をかいて小刻みに震え始めたのだ。

「ルイズさん、ダイジョウブ?」
「目が、オレンジ色の目がっ! いっ、いやぁっ! らめぇ、堪忍してぇ!」

 ルイズは目を見開いて叫びながら、椅子や机にぶつかるのにも構わず床を転げまわる。
 左右に何度か転げ回った後、ピタリとルイズは急停止した。溜息をついてゆっくりと立ち上がり、落ち着いた様子で服に付いた埃を払う。

「スコシトリミダシテシマッタヨウネ。モウダイジョウブヨ」
「本当にダイジョウブ? ルイズさん」

 ルイズは仕草こそ落ち着いてはいるが、平坦な声で感情が感じられない。
 尋常ではない様子のルイズを心配するジュディだったが、部屋に乾いた音が響きそちらに振り向く。どうやら、誰かが扉をノックしているようだ。
 ルイズも心配だが、お客を待たせてはいけないと考え、扉を開ける。

「はーい。どなたですか?」

 扉を開けるとジュディの視界には、胸元の大きく開いたブラウスをはち切らんばかりに隆起させている胸が飛び込んで来た。
 そのボリュームに圧倒されるジュディだが、そこから視線を上向けると、健康的な褐色の肌と燃える赤髪が目に入る。

「あっ、ツェルプストーさん。それと……タバサさん」

 訪ねて来たのは、キュルケであった。その後ろには、タバサが本を読みながら静かに立っている。
 キュルケは気さくにジュディに声を掛けてくる。

「ハイ、ジュディ。ヴァリエールに虐められてない?」
「わわわ私が、そ、そ、そんなことする訳ないでしょっ! そ、それに、一体何の用よ、ツェルプストー!」

 何時の間にか立ち直ったルイズが、怒りを露わにしてキュルケに抗議する。
 激昂するルイズとは対照的に、キュルケは泰然自若としたもので余裕の態度を崩さない。

「もうすぐ夕食だから、呼びにきたのよ」
「そんなの、アンタに言われなくたって分かってるわよ!」
「別に貴女じゃなくて、ジュディを誘いに来たんだけどね。
 ねえ、本当に虐められてない?」
「だ・か・ら! そんなことする筈ないでしょう! 私を何だと思ってんのよ!」

 焼けた鉄よりも顔を赤くさせて、ルイズは怒り心頭といった具合だ。
 そんなやり取りをする2人に、ジュディはおずおずと割って入る。

「ねえツェルプストーさん、虐められたりしてないよ?
 ルイズさんは優しくしてくれてるよ」
「あら、そう?
 良かったわね、ルイズ。庇ってもらえて」
「キィ――ッ!
 全然信じてないわね!」
「あっはっは」

 ジュディの発言も焼け石に水で、2人の口喧嘩?は収まることはない。
 喧々諤々とじゃれあう2人から視線を外して、我関せずを貫いているタバサに話しかける。

396 :未来の大魔女候補2人 第3話 7/10 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:51:19 ID:biz3Zif5
 
「ねえねえ、タバサさん。何時もこんな感じなの?」
「…………」

 問いかけを受けてタバサは、本から視線をだけを外してジュディを見やる。そして『何時もこうだから、気にするだけ無駄。放って置くしかない』と、いったニュアンスを込めて頷く。
 タバサの頷きを、半分も理解出来なかったジュディだが、手の付けようがない事だけは伝わったらしく、それ以上何も言わなかった。

『ルイズさんの後ろにポセイドンが居るけど気付いて無いのかな?
 あっ、フレイムが欠伸した。可愛い〜』
『ユニーク……』

 肩を並べて待つ2人は、各々別の事をして喧嘩が終わるまでの暇を潰すのであった。



◆◆◆



 トリステイン王国の城下町は、夜になっても活気に溢れている。魔法の街灯が幾つも灯り、夜の街を昼さながらに照らし出している。
 いかがわしい酒場や賭博場などが立ち並び、決して健全と言えない雰囲気を持つチクトンネ街。城下町の裏の顔ともいえる街である。
 街ゆく人々には、酔っ払いが多く見受けられる。そして通りの死角では、香水臭い商売女たちが鎬を削りあっている。
 そんな喧騒の満ちる街で、歓楽街の帝王を名乗る男の経営する酒場に、迷惑な客が2人、管を巻いていた。

「あんな小さな子が、家族と離れ離れになるなんて可哀想だと思わんかね!?
 老人のサガとしては、手を差し伸ばさざるを得ないのだ。君ぃ、分かるかね?」

 老人が、乱暴に手をテーブルに叩きつけて力説する。

「ええ、分かりますともっ! あの水晶に使われていた未知の魔法、ものすごく興味をそそられます!」

 老人の対面に座っている頭髪の乏しい男が、ギラギラしたものを宿した目を見開いて力の限り頷く。

「そうか、そうか! 分かってくれるか!
 行き成り知らない場所に放り出されたというのに、あの健気で素直な態度! 何処かの馬鹿貴族共に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいぢゃ! くぅ〜、泣かせるのぅ」
「ええ、全くのその通りですね! きっと東方には、素晴らしい技術や文化が溢れているのでしょうなぁ。
 ところで、今研究中のカラクリに、予算の追加をお願いしたいのですが……」
「わかっとる、わかっとるわい。あの子を生徒にしたいと言うのぢゃろう? あんな素直な生徒を受け持つのは、教師冥利に尽きる事ぢゃろうて。
 では早速、ジュディたんのサイズに合った制服を拵えんとな!」

 全く噛み合っていない会話を繰り広げているのは、オスマンとコルベールである。
 2人とも顔は真っ赤に染まって、頭が左右にフラフラと揺れている。まごう事なき酔っぱらいであった。
 テーブルの上には、ワインの空瓶が何本も転がり、皿が幾つも重ねられている。
 周りを気にせず大声で喚いている2人を、店の女給達は遠巻きに見ている。
 実はこの2人、最初は女給達の際どい格好に、黄色い声をあげて喜んでいたのだが、酒が入るにつれ議論?が白熱し、それに夢中になっていったのであった。
 しかも、議論?に夢中になる余り、女給達を追い払ってしまい、女給達は注文を取る時にしか寄り付かなくなっている。
 チップの払いが悪い2人は煙たがられているが、酒や料理の注文は多いので、店側は追い出す訳にもいかない。全くもって、厄介な客であった。

「ああ、もし帰る方法が見つからんかったら、ワシの養子にしたいのぅ。
 ああいう子に『お爺ちゃん』なんて呼ばれたら、もう辛抱たまらん!」
「嗚呼…… 東方に行くならば、やはりフネが必要でしょうな。
 しかし、問題なのは航続距離です。ガリア上空の飛行許可が取れたとしても、サハラとその先にある聖地を飛び越えるには、既存のフネでは全くの力不足です!
 大量に風石を積むよりも、如何にかして風石の消費を抑える工夫をした方が賢明でしょう。
 今、研究中のからくりを応用すれば…… いや、今のままでは力の変換効率が…… 翼を取り付けて、持ち上がる力を利用すればあるいは?」

 オスマンは至福の表情で身悶え、コルベールは顔を伏せて難しい顔をしながらブツブツと考えこんでいる。

397 :未来の大魔女候補2人 第3話 8/10 ◆kjjFwxYIok :2008/07/16(水) 23:51:57 ID:biz3Zif5
 
 …………

「やはり、何の説明もなくあのカラクリを見せて、ヘビ君がぴょこぴょこ飛び出すのを見せれば…… ふふふ、拍手喝采間違いないで御座るな……」
「んがー…zzz」

 どれだけ時間が経ったであろうか。オスマンはテーブルに突っ伏して鼾をかいて眠りこけ、コルベールはワインをチビチビやりながらブツブツ言っている。
 注文が止まり、酒に手を伸ばす頻度が減ったのを見計らい、歓楽街の帝王は2人にお暇して貰おうとテーブルに赴く。
 そんなこんなで、夜は更けていくのであった。



◆◆◆



 既に、夜の帳が落ちて数刻が経つ。
 天には赤と青の双月と無数の星々が煌き、地には人が灯した人工の明かりが儚く揺れている。
 寝間着に着替えたジュディは、ルイズの部屋の窓を開けて夜空を見上げていた。ルイズは鏡台の前に座って髪を梳かしている。
 ジュディが耳を澄ますと、学院の隣にある森から木々のざわめきが、夜風に乗って聞こえてくる。
 梟の鳴く声、草花を揺らす穏やかな風、それら全てがジュディに故郷を思い起こさせる。

「ラズリアとエローゼは何処から見ても変わらないんだ……」

 寄り添う双月を見上げて、ジュディはポツリと呟く。

「ジュディ、どうしたの? 鏡台、空いたわよ」
「あっ、はーい……」

 ジュディはそれに返事をして、鏡台の前に座る。その声には、昼間のような元気良さは無い。
 気落ちした様な声に気がついたルイズは、髪を梳かすジュディの背中に声を掛ける。

「ねえ、さっき何を見てたの? ラズなんとかって聞こえたけど」
「えっ? お月様を眺めてたの」
「月を?」
「うん。ココから見る月も、サドボスから見た時と一緒ね」
「そっか、どんなに離れていても月は同じなのね。櫛、貸しなさい。やってあげるわ」

 ルイズはジュディの背後に立ち、櫛を受け取る。
 ルイズがヴァリエールの屋敷にいた頃は、下の姉カトレアに優しく髪を梳いてもらったものだ。その時の事を思い出しながら、ジュディの髪を優しく梳いていく。

「それで、ラズなんとかって言うのは?」
「それは月の名前よ。陰の月ラズリアと、陽の月エローゼ」
「陰? 陽? どっちがどっちなの?」
「えっとね、青い方がラズリアで赤い方がエローゼ。こっちでは何ていうの?」
「へー、そうなんだ。こっちでは単純に、赤の月、青の月って言うわね」

 ジュディの髪を梳かす手を休めずに話し掛ける。

「ジュディは私達とは違う魔法を使うみたいだけど、どんなのが使えるの?」
「んー? わたし、まだ自力じゃ魔法が使えないの。
 術具かファミリアの力を借りないとダメなの」
「そうなの? ファミリアは分かるけど、術具って言うのは?」
「五行の力が宿った杖とか腕輪に、魔法の術式が組み込まれた道具よ。
 それなら誰でも簡単に、術を使う事が出来るの」
「それ持ってるの?」
「うん。見せようか?」
「……今はいいわ」

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:55:27 ID:p2gdkreq
おっかしいなあ、オスマンとかすごい優秀に見えたのになあ支援

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/16(水) 23:56:34 ID:GhqRqDjh
支援

400 :未来の大魔女候補2人 第3話 9/10 (代理):2008/07/16(水) 23:57:32 ID:p2gdkreq
 ルイズは髪を梳く手を止めて少し考えるが、直ぐに首を振る。そして、また優しく髪を梳かしていく。
 しばらく取り留めもない話を続ける。

「……はい。出来たわよ」
「えへへ。アリガトウ、ルイズさん」
「どういたしまして」

 ルイズは櫛を手渡して、ジュディと正面から向き合う。 
 神妙な面持ちでジュディの瞳を覗きこむ。
 真正面から見詰められているジュディは、何かむず痒いものを感じ、小さく身じろぎする。

「ルイズさん、どうしたの?」
「ねえジュディ、よく聞いて。
 私が責任をもって、必ず元の場所に帰る方法を見つけるから、それまで辛抱して頂戴」
「アリガトウ、ルイズさん」
「いいのよ、お礼なんて。これは、私が通すべき筋なんだから……
 さっ、もう寝ましょう。色んな事があって今日は疲れたわ」

 そう約束すると、ルイズはジュディから目を逸らし、足早に窓際へと近寄る。そこから空を見上げると、2つの月が寄り添うようにして冷たい光を放っている。
 しばしそれを見つめてから、窓を閉めてカーテンを引く。それから、ベッドの縁に腰掛けてソファーに座っているジュディに手招きする。

「こっちに来なさい。ほら、半分使っていいから」
「いいの? 狭くないかな?」
「いいからこっちに来なさい。別に狭くなんてないわよ」

 ルイズは、自分の枕の横に小さめのクッションを置いて枕代わりとする。
 ベッドは、2人が並んで寝ても窮屈に感じることはなく、柔らかい布団が2人を包み込む。
 ルイズが指を鳴らすと、ランプの明かりが消え、カーテンの隙間から洩れてくる月光だけが光源となる。
 真っ暗になった部屋で、2人は1つのベッドに横になる。
 ルイズは目を閉じて、すぐ横で寝ているジュディの様子を窺う。ジュディは落ち着かないように、忙しなく体を捩っている。

「ジュディ…… 眠れないの?」
「ゴメンナサイ、なんだか眠れないの……」
「……そう、かまわないわ。私も何だか眠れないし」

 謝ってくるジュディに、ルイズは無理もないと思う。
 ジュディは家族と離れ離れになり、家族を捜す旅に出ようとした矢先に召喚されてしまったのだ。故郷から遠く離れた異郷の地に、行き成り放り出され、帰る方法すら分からない。
 こんな状況で、よく泣き出さないものだと感心する。
 もし、自分だったらどうだっただろうと、ルイズは考える。1年前、この学院へ入学したばかりの頃を思い起こす。
 その時は、最初の1ヶ月が辛かったと憶えている。ゼロと揶揄される度に、姉(優しい方)を思い出して枕を濡らし、1人で生活する事に不安を覚えたものだ。
 だがしかし、行き成り放り出された訳でもなかったし、家に帰ろうと思えば帰れた。
 ましてや、ジュディはまだ10歳だ。あの時の自分の比ではないだろう。


401 :未来の大魔女候補2人 第3話 9/10 (代理):2008/07/17(木) 00:00:29 ID:ySpSUnWg
「ぐすっ……」

 鼻を啜る音が聞こえる。ジュディが泣いているようだ。
 声を殺してすすり泣く声を聞き、ルイズは居た堪れなくなる。何か、自分に出来ることはないかと考える。
 しかし、ジュディを呼び出した張本人である自分が、下手に言葉を掛けても逆効果にしかならないだろう。如何すればいいのか分からない。
 グルグルと思考が渦巻き、堂々巡りを繰り返す。思考を繰り返した末に、ルイズは閃いた。
 それは、幼い時の記憶。魔法を失敗し、母から叱られた時や、1人で寝るのが寂しい時は、姉(優しい方)のベッドに潜り込んだものだ。
 そして、そんな自分を、姉(優しい方)は優しく抱きしめて慰めてくれたものだ。
 それと同じ事をすればいい。姉がしてくれた事を、そのままジュディにしてやれば良いのだと考えつく。
 少しの間、逡巡するが、思い切ってジュディを抱き寄せる。だが、姉(優しい方)のようにはいかず、乱暴な手付きになってしまった。
 ジュディの顔を、薄い胸へと押し付け、ギュッと抱きしめる。
 行き成りの出来事に、ジュディは驚き問いかけてくる。

「ルイズさん……?」
「…………」
「ドウしたの……?」
「……いいから」
「えっ?」
「いえ、その……
 そう、枕よ! 枕を抱いてないと眠れないのよ! あんたは、枕代わりになってれば良いの!
 だから…… ええっと……
 おやすみなさい」
「……うん。オヤスミナサイ」

 抱きしめられて困惑するジュディに、ルイズは無理矢理な言い訳をする。不器用な慰めだったが、ジュディには伝わった様だ。
 ジュディはそれ以上何も言わず、ルイズのなすままに、身を任せている。
 ルイズは、ホッと安堵のため息をつく。
 今、自分にジュディを慰められる言葉は無く、この行動も姉からの借り物だ。けれど、これでジュディを慰められたのならば、それで構わないとルイズは思う。
 いつかきっと、誰かの借り物ではなく、自分の行動で慰められる様に成りたいと願い、ルイズはそっと目を閉じる。
 やがて、ルイズの部屋には、2つの小さな吐息で満たされていった。
 双月の光は煌々と学院を照らし、風が囁いている。こうして、穏やかな夜は深まっていくのであった。


402 :未来の大魔女候補2人 第3話 10/10 (代理):2008/07/17(木) 00:01:58 ID:ySpSUnWg

 ・
 ・
 ・



 今回の成長。
 ルイズは、ツンデレL2を破棄して鋼の精神L2のスキルパネルを手に入れました。
 ジュディは、適応能力L1のスキルパネルを手に入れました。



 第3話 −了−



 第3話投下完了。
 ルイズの優しさは作者比200%です。
 1日目が終わるのに3話もかかってしまった……
 あと、気になる人も居るかも知れないので、ルイズの初期所持スキルパネルを公開しておきますね。


             ツンデレL2

         ツンデレL1 恐怖症L4(カエル)

     ツンデレL3  


 では、一月後くらいにお会いしましょう (^o^)ノシ



-----------------------

ごめん、改行大杉って出たから勝手に分けさせてもらった
以上代理終了

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 00:02:05 ID:d/EMnkeZ




404 :未来の大魔女候補2人 ◆kjjFwxYIok :2008/07/17(木) 00:05:01 ID:dCEChnEf
代理投下、有難う御座いました。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 00:07:08 ID:pDfI5qh+
>姉(優しい方)

全エレオノールが泣いた

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 00:23:03 ID:2MmQz5NN
乙!!
ええ話やなぁ・・・
ルイズに妹がいれば、そうとうな世話焼きになりそうな気がする。


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 00:43:14 ID:DyPs1Z5M
第二のエレオノールのイメージしか浮かばない俺の発想マジ貧困

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 00:46:09 ID:xBoyt8J5
>では早速、ジュディたんのサイズに合った制服を拵えんとな!
駄目だこの古き者…早くなんとかしないと

つかツンデレでライン配置とかどこのゴーシュだよw

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 01:35:30 ID:Ylw9S3Hq
【産経】2ちゃんねるを一面の記事にすることで有名な『夕刊フジ』が、ひろゆき氏の単独インタビュー中に記者が激怒して途中退席 ★2
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1216210096/

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 01:44:46 ID:v5mllNdG
>>409
なめんな

411 :ゼロの魔龍伝 ◆DQUn79OCQE :2008/07/17(木) 02:09:37 ID:kHMed8iC
夜分遅くにこんばんわ、大体5分後に投下します
今回はアニメ版の方に道がそれて使い魔品評会の話に

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 02:11:03 ID:VeA5z/rH
支援


413 :ルイズの魔龍伝8話 1/5 ◆DQUn79OCQE :2008/07/17(木) 02:14:53 ID:kHMed8iC
ちょっとタイトル間違い orz
8.品評会、その裏で

澄み切った朝の空気はゼロには涼しいぐらいであった。
広がる平原の中、抜き身のデルフリンガーを構え相手と相対するゼロ。
「相棒…次の一撃で決まるな」
「あぁ」
涼しい空気の心地良さも、顔を伝う汗の感触も今のゼロにはいらない。
その全神経を目の前に集中させ全ての意識を相手へと収束させる。
一秒が一時間にも感じられるような時の流れの中、先に動いたのはゼロであった。
「うぉぉ――――――――っ!!!!」
デルフリンガーを振りかざし相手へと飛び掛るゼロ、錆の残る刀身が朝日を受けて眩い光を放っていた。

………


景気のいい音と共に最後の薪が綺麗に真っ二つに割れた。
「うりゃぁ!」
すかさず二撃目を加え、綺麗に二等分された半円の薪がさらに半分になり四等分されたのであった。
ゼロの後ろには今朝から割った薪がうず高く積まれている。
「よし、これで今日の分の薪は用意できたな」
「相棒ォ〜…」
割った薪を手早く縄で括っているゼロに悲しげな声でデルフが語りかける。
「俺っちは薪割り用の鉈とか、オンボロになったから薪割りで余生を送る斧じゃねぇのよ?
国を襲い民を苦しめる凶悪な魔物とかさ、その力で破壊を巻き起こす悪のメイジとかささ……
もっと斬るべき相手ってのがいるんじゃねぇのかって話よ!」
「ふむ……遠くの山にかさ雲がかかっているな。
そのうち雨が降るとなると、シエスタに言っておいたほうが良さそうだな」
その悲しい語りも何処吹く風、ゼロは空を仰ぎ見て天気の事を気にかけていた。
「聞いてよ俺っちの話!!」
「あぁスマンスマン、聞いてるよ」
「じゃあ分かって剣たる俺っちの叫び!!」
まとめた薪を背負い、デルフリンガーを鞘に収めてヴェストリの広場を後にしながら
ゼロはデルフリンガーの訴えを聞いていた。
「今日はお前を使って薪割りをやってみたが、思った程切れ味は落ちて無いな。
これなら十分あの鉄剣とタメを張れるぞ、良かったなデルフ」
「じゃあ斬ろうぜ相棒!西へ東へ相手を求めどこまでもっ!」
「それじゃあお前が何者なのか、どうして外見を分からなくしていた俺を人じゃないと見破ったのか、
そしてお前の言う“使い手”とはなんなのか、正直に話してもらわないとな」
「え、え〜っとだな…」

「やっぱり忘れてて思い出せねぇや!悪ぃな相棒!!」

「なら駄目だな、諦めろ」
「くぅっ…ひでーやもう…」
この小うるさい剣が来て二日、ゼロとデルフリンガーの間にこんなやりとりが度々あった。
何がしらあるとはゼロも感づいてはいるものの肝心のデルフリンガーがこんな調子なので
ゼロの疑問は一向に解決していなかったのだ。
「あっ、あの風竜とかデケェしちょうどいいぜ相棒!!
ちょっとぐれぇ使い魔が減っても問題ねぇや、やっちゃおうぜ!!」
「きゅ…きゅいきゅいきゅいーっ!!??」
朝のひと運動なのか、先ほど森から飛んで来たシルフィードにとってその発言は寝耳に水であった。
荒げたような鳴き声になってゼロへと近寄るシルフィード。
「俺に何するんだぁー!!た、助けてくれ相棒ーっ!!」
「今のはお前が悪い、平和な世界の空を暫く満喫して来れば考えが変わるんじゃないかな」
シルフィードは器用にゼロの右肩鎧に刺さっているデルフリンガーの柄を咥えると、それを引き抜き
そのままデルフリンガーと共に再び空へと飛んでいった。
「おーいっ!それは俺の武器だから壊さない程度に遊べよーっ!!」
朝日が眩しい青空に、ゼロの声とデルフリンガーの悲鳴ががこだました。

414 :ルイズの魔龍伝8話 2/5 ◆DQUn79OCQE :2008/07/17(木) 02:16:22 ID:kHMed8iC
一方のルイズはというと、まどろみの中夢を見ていた……


またルイズは黒い龍に乗って雷雲の中を突き進んでいる。
「まただ…私は何処へ行くの…?」
行き先も分からずそのまま飛び続けていると雷雲の向こう側が光を放った。
それは段々と輝きを増しながら、形を表しながらこちらへと近づいてゆく。

龍、それは三つ首の黄金の龍だった。

黒い龍に乗ったルイズの目の前へとやってくるとその三つ首龍は悠然と語り始めた。
「少女よ…目覚めるのだ…“聖なる心”に……」
「聖なる心?」
「正義の為に…怒れ…その心……雷……剣に……力…を…与………」
「良く聞こえないわ!あなた、何て言ってるの!一体誰なの!?」
「我…名……スペリオ…ル……」
しかし次第にその三つ首龍の輝きは失せ、その実体も透け始める。
「何者…干渉………少女よ……聖龍の……みちび…」
「ちょ、ちょっと!勝手に喋って勝手に消えるって何なのよ!」
「スペリオル!」

その言葉と共にルイズはベッドから跳ね起きた。
外から鳥のさえずる声が聞こえ、窓から差し込む朝日が部屋を柔らかい光で満たしている。
「夢?」
寝起きのぼんやりした頭脳が先ほど見ていた夢を反芻する。
しかし、意識が覚醒するにつれ段々と見ていた夢の内容を詳細に思い出せなくなった。
覚えているのはスペリオルという名の黄金の龍が自分に何かを語りかけて来たという事だけ。
「…変な夢」
そして、いつものように起きて身支度をするルイズであった。

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 02:17:13 ID:miZwR5nf
こんな時間だが支援

416 :ルイズの魔龍伝8話 3/5 ◆DQUn79OCQE :2008/07/17(木) 02:18:14 ID:kHMed8iC
「品評会?」
「そう、今日は二年生が新しく召喚した使い魔をお披露目する会があるのよ。
近郊の貴族や城から王族が来る由緒正しい行事なの。もちろんガンダムも出なきゃいけないわよ」
「俺の剣は見せ物じゃない、そういうのは俺抜きで勝手にやってくれ」
「何よ、アンタは私の使い魔なんだからケチケチしてないでおとなしく出なさい!
あの凄い雷を出せば絶ッ対に優勝するわ!ご主人様の名誉を回復するいい機会なのよ!」
「断る!つまらん欲の為に振るう剣は無い」
ゼロと共に朝の食堂へ向かう最中の出来事であった。
一部生徒が集まった決闘よりは全校行事の品評会ならより多くの人間に認めてもらえると
ルイズは熱心にかつ一方的にゼロを説得していたものの、とうのゼロはそういう理由で雷龍剣を見せるのを嫌い
けんもほろろにルイズをあしらい「出ろ」「出ない」とルイズと言い争いになっていた。
「なーんじゃなんじゃ、朝からつんけんしとると朝食もまずくなるぞい」
「お、おはようございますオールド・オスマン!」
「あぁじいさんか」
言い争いをしているルイズとゼロの後ろからすっとオスマンがやってきた。
突然やって来たオスマンに慌てて挨拶するルイズと、その姿を認めても慌てる事無く挨拶を交わすゼロ。
「ちょっと!オールド・オスマンはここの学院長なんだからちゃんと挨拶しなさいよ!
申し訳ありませんオールド・オスマン!」
ゼロの後ろに回って無理やり礼をさせようとゼロの頭を押すルイズの姿を見て微笑ましくオスマンは語りかけた。
「よいよい、その品評会の話じゃが朝食の後にワシの所へ来てくれんか?」


「品評会は…出なくていいん……ですか……」
「うむ、ゼロガンダム殿は何せこの世界では例外的な外見と能力を持つからの。
王族や近郊の貴族が集まるあの場で能力や姿を晒せば、アカデミーが動く可能性もある。
ミス・ヴァリエールや、そこは承知してくれんか?お主とてゼロガンダム殿が連れて行かれるのは不本意じゃろう?」
朝食後の学院長室、ルイズとゼロの目の前には机に腰掛け頬杖を付いたオスマンがいた。
「これはまた物騒な話題だな」
「そうとも、王立の研究機関ではあるがその研究のためには手段を選ばない連中じゃ。
ゼロガンダム殿ほどの手錬の者なら彼奴等にやられはせんとも、手に入れるためなら何をするかは分からん」
残念な顔をするルイズではあったものの、アカデミーが絡む可能性があるとなると反論のしようが無い。
ルイズもアカデミーの怖さは噂で聞き及んでいるが、何より苦手な長姉がそこに勤めているのが一番恐ろしかった。
ゼロを捕らえようとするならまずこの長姉が飛んで来るに違いない。
「分かりました…私達はその間どうしたらいいでしょうか?」
「ゼロガンダム殿を品評会の間姿を見せないようにするだけでええ。
ミス・ヴァリエールは品評会に出席しても良いのじゃが、まぁ使い魔がいない以上
やる事もなかろうから欠席でもええわい。教師達にはミスタ・コルベールを通じてワシから上手く言っておく」
「しかし…私も一応公爵家の娘です、出ないとなると実家の方にも話が及んで何か迷惑が……」
「ほっほっほ、なーに心配はいらんて。今はアンリエッタ女王陛下がゲルマニアへ訪問しとる最中じゃ。
主要な王族はそっちに出払っとるし、話題もそっちの方にしか関心がいかんじゃろ」
その言葉を聞いたルイズの顔が少し暗くなった。
「アンリエッタ王女が…ゲルマニアへ……ですか?」
「うむ、じゃから今年の品評会に女王陛下は出席せん。今年は幾分静かに会が進行するじゃろなぁ」

417 :ルイズの魔龍伝8話 4/5 ◆DQUn79OCQE :2008/07/17(木) 02:19:45 ID:kHMed8iC
魔法学院中央の本塔と、それを中心とした正五角形の頂点に位置する五つの支塔。
その支塔の区切る一角に置いて使い魔の品評会は開催されていた。
注目の集まる壇上にいるのはキュルケとフレイムである。

「フレイム!」
「きゅる!」
キリッとした声でフレイムを呼ぶとキュルケと同じ様に短く、力強く鳴いたフレイムが炎を吐いた。
口を閉じた状態で放たれた為わずかに隙間のある口の両端から勢い良く炎が噴出する。
しかしそれは前へ向かって絡み合い、まるで二重螺旋のような軌跡の炎を描いた。
「はいっ!」
キュルケが再びを掛け声を掛けると螺旋状の炎がぐねぐねと動きハートの形へと変化していった。
この炎には観客や招待された貴族からも拍手が起こっていた…が
いちいちキュルケが動いたりポーズをとるたびに彼女の胸が揺れていたので
フレイムというよりはキュルケに拍手しているような者もちらほらといた。
オスマンに至ってはスタンディングオベーションという始末である。

しかし、その隣にはいつもいるはずの秘書であるロングビルの姿は無かった。

続いて現われたのはギーシュである。
しかし壇上には彼一人だけであり使い魔の姿はどこにも見当たらない。
一人立った彼は生徒達観客へ素早く視線を滑らせ、一人の女生徒の姿を見つけ出す。
「見てるかいモンモランシーッ!!今日の舞台は君に捧げるよぉ〜〜ッ!!!」
そう声を張り上げモンモランシーのいる方へと自分の杖でもある薔薇の造花を向けるギーシュ。
あちこちから失笑がこぼれる中、そのモンモランシーはというとすっかり顔を赤くして強張った表情をしていた。
「あンの…馬鹿…っ!」
「フヒヒお熱いねぇモンモランシー」
「うるさいわね微笑みデブ!」
「はがっ!」
丁度モンモランシーの隣にいたマリコルヌがからかったが、モンモランシーが即座に
その顔面に肘鉄を打ち込んだ。

「さて…では僕の使い魔をご紹介しましょうか………ヴェルダンデ!」
その言葉と共に壇上手前の地面がぼごっと盛り上がり、そこから何かが勢い良く跳ね出してきた。
まるで川魚が水面から跳ね上がるようである。
ギーシュがレビテーションを細かくかけながらそれを上手く壇上に落ちるように調整すると
重量のある衝撃音をさせながらそれは壇上へと落下した。
「も゙っ」
それは、1メートルほどの大きなモグラだった。鼻をヒクつかせながら静かにひと鳴きする。
「ジャイアントモールのヴェルダンデです!以後、お見知りおき願います事を!」
「あー…自己紹介はそれぐらいにして、使い魔の技巧を見せてくれんかね?」
「技巧?僕のヴェルダンテはその存在そのものがまさに始祖ブリミルの作りたもうた精緻な技巧なのです!
いいでしょうかオールド・オスマン、この毛並みはまさに乙女の持つ艶やかでいてコシのある髪そのもの!
並みいる土を掻き分け突き進む事の出来るこの手は大地に根ざす力の象徴!
そして見てくださいこのつぶらな瞳!純粋なジャイアントモールの心を写すようではありませんか!」
オスマンに、いや、この会場にいる者全員に伝えようと声を張り上げつつ手を振りつつ
ヴェルダンテの魅力を語るギーシュ、よもやその勢いはそう止まりそうに無かった。
「馬鹿…あれは本当の馬鹿だわ…」
「ゲコ」
教師達によるレビテーションで使い魔共々壇上から強制的に下ろされるギーシュを見ながら
モンモランシー、そして手の上にちょこんと乗っている彼女の使い魔であるカエルのロビンは共に
心底飽きれていた。

418 :ルイズの魔龍伝8話 5/5 ◆DQUn79OCQE :2008/07/17(木) 02:22:26 ID:kHMed8iC
同時刻、品評会を行っている区画の隣の区画…の片隅

「ファイアボール!」

呪文を唱えるルイズの振るう杖が椅子の上に置かれた石ころに向いた瞬間、石ころが炸裂した。
幸い、シュヴルーズの授業でやった時よりは十二分に距離はとっており
風上に立って行ったため立ち上る黒煙もルイズとは逆の方向へと流れて消えていった。
横に山と積んである石の一つを手に取るとまた椅子に置きファイアボールとは違う呪文を唱える。

「レビテーション!」

やはりその石ころも炸裂した。

「錬金!」

三回目の呪文も失敗し、とうとう台の椅子の方が耐え切れずに崩れてしまった。
「うぅ…基礎中の基礎の呪文でもやっぱり駄目じゃないのよ……」
「大丈夫ですよ、ヴァリエール様ならきっと上手く出来ます!
ワインだってすぐ樽から出すよりも長い間寝かせておいた方が美味しいじゃないですか!」
換えの椅子を持ったシエスタがルイズの元へやって来る。
「言うのは簡単だけどねぇ……あと、そのヴァリエール様ってのこそばゆいから、ルイズでいいわよ」
「えっと…ル、ルイズ様…で」
「それも実家のメイドみたいで堅苦しいわね…ルイズさん、でいいわ」
「分かりました…えー…ルイズさん」
「うんうん」
しっくり来たといわんばかりの顔でうなずくルイズ。
「でも、メイドの仕事もあるのに手伝わせちゃって悪い気がするわね」
「いえ…それなら私の仕事を引き受けてくれたゼロさんに…」
「いいさ、彼女がしたいって言ったなら俺も異を唱えんよ」
そう言っているゼロは、本来やるべきシエスタの代わりに洗濯物であるシーツを干していた。
朝と違い、右肩鎧のデルフリンガー以外にも腰にも買った鉄剣を差している。
ゼロとしては何か知っているような素振りをしているデルフリンガーが気になるのだが
『私がお金を出したんだから、そんなボロ剣じゃなくてこの私の選んだ鉄剣を使いなさいよ』
とルイズが頑として主張するので彼女と居る時は腰に渋々差しているのである。
ちなみにこのデルフリンガー、今朝の事もあって洗濯物を干すゼロのこの様子には閉口気味であった。
「俺の相棒が…早くも遠ざかってゆく……くぅっ!」
「しかしルイズは出なくて良かったのか?俺があの場に居ないだけでいいってオスマンの爺さんも言ってたのに」
「いいわよ、やる事ないし女王陛下も来ないんだったらわざわざ出る必要なんて無いわ。
だからこうやって魔法の練習をしてるんじゃないのよ。さ、もう一回やるわよ」
ルイズはまた石ころを椅子に置き、呪文を唱え始めた。


更にそのまた隣の区画

ここには本塔の前に佇んでいる何者かを除いては誰もいない。
その何者かは誰か分からないぐらいに目深にを被り、本塔の壁に手を当てていた。
「材質こそ普通の煉瓦だけど…宝物庫のある階だけは念入りに固定化が掛けられていた…。
スクウェアクラスの固定化を多重にかけてちゃあ錬金で破るのは無理…とすると」
懐から杖を取り出すと呪文を唱え、自分の立っている地面へ杖を向けた。
「物理的に破壊か…でもこの壁、馬鹿にぶ厚いのよねぇ」
地響きと共に、立っている地面が隆起していきそれは巨大な土の巨人――ゴーレムを形成した。

「ま、三獣の武具の為、とにかくやっちゃいましょうか!」

ゴーレムの握り拳が、唸りを上げて宝物庫の壁へと激突した。

419 :ルイズの魔龍伝 ◆DQUn79OCQE :2008/07/17(木) 02:27:50 ID:kHMed8iC
投下終了です、支援ありがとうございます

5/5の「その何者かは誰か分からないぐらいに目深にを被り」は
「その何者かは誰か分からないぐらいに頭からローブに身を包み」
の間違いです、書き込んでから気づくなんてうっかりすぎる…

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 02:40:02 ID:h8wprEz5
スペ様なにしてんですかーーーーーーーっ!?
スペ様の名が出るだけで、ワクテカが止まらない、そんなSD世代はクールにGJするぜ!

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 02:47:55 ID:VeA5z/rH
微笑みデブwwwwこれは軍曹殿召喚の前兆ですね。
投下乙でした

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 03:14:04 ID:TalPBryi
魔龍伝の人、乙です!支援!!

祝・スペ龍登場!!
420さんと同じく、あれが出るとSD世代としては期待に胸が弾みますな。
小学生の頃、お年玉で買ったスペリオルカイザーが懐かしいww

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 05:04:14 ID:MiWr7q5V

スペリオルktkl
騎士ガンダム編4部作だと、最後にちょろっとしか出てこなかったな

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 05:54:38 ID:ZYff3eK1

SD直撃世代としては、スペリオルや三獣の武具という言葉だけでドキドキが止まらないw

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 06:14:14 ID:sS2lUnGD
スペリオルドラゴンといえば

スペリオルドラゴン=騎士ガンダム+ブラックドラゴン
武者マークV=騎士ガンダム+ブラックドラゴン
スペリオルドラゴン≠武者マークV

ってのがあったような気が。
武者(弱い力+悪の心)+スペ(強い力+善の心)=騎士(弱い力+善)+ブラック(強い力+悪)
という解釈で良いんだろうか。
これだとバーサルVSネオブラック戦後のスペリオル復活時に、武者マークVがどうなったかが気になってしょうがないんだが……

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 06:21:11 ID:Oz3ODAlv
時代を感じるぜ
俺のときは騎士は出始めで、三種の神器に目を輝かせてたなぁ

427 :ナイトメイジ:2008/07/17(木) 07:10:03 ID:aZtRkaB+
ちょうど空いているみたいなので15分頃から投下します

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 07:13:57 ID:ySpSUnWg
おー蝿の女王だ支援

429 :ナイトメイジ:2008/07/17(木) 07:17:57 ID:aZtRkaB+
アンリエッタ王女の学院訪問はわずか一日で終わる。
この後の王女の予定は王都トリスタニアに帰るとなっているのだが、それも口で言うほどに簡単なことではない。
王女ともなれば護衛の近衛騎士団をはじめとして、供となる人間はそれこそ両手両足では数え切れないほどになる。
それだけの人間が移動するのだ。
王女の訪問と同様に、学院は朝から慌ただしい喧噪に包まれていた。
その喧噪の中、二人の学生とその使い魔、そしてメイドが一人学園から姿を消したのではあるが、
それを気にとめるものは彼らの野外学習届けと休暇届を受け取り、それにサインを記したオールドオスマンの他はいなかった。


時は進み同日深夜
「ほんとに……来れちゃった」
ここまで来るのはそう難しくなかった。
ホントは難しかったのかもしれないが、ベルの言うとおりに街の中を駆け、橋を渡り、
壁をくぐり乗り越えあれよあれよという間にたどり着いたのはアンリエッタの住まうトリステインのお城。
そして見上げるルイズの視線の先には魔法のランプの明かりに照らされた窓が一つある。
あれこそ目指すアンリエッタの部屋だ。
昨夜、アンリエッタと相談して、迎えに行くと約束はしていたが、実際どうやって城の中に潜り込もうかとルイズはずっと悩んでいたのだが……あきれるほど簡単についてしまった。
この城の警備はそんなに穴だらけというワケじゃないはずなのだが……
ベルはそんなものあってもなくても同じとばかりに、すいすい警備をすり抜けて城の中までやってきた。
「ねえ、ベル。あなた、本当は大公じゃなくて泥棒やってたんじゃないの?」
「前にも言ったでしょ。泥棒じゃなくて、怪盗よ」
「どう違うんだか」
バサリ、とマントを翻す音がする。
「さしずめ、怪盗貴族と言ったところだね。僕にふさわしい優雅な響きじゃないか」
いつものように薔薇をつけた杖を持って格好をつけているが、翻したマントにはシミができているし髪には小枝や葉っぱがついているし、顔には擦り傷があちこちついていて全く様になっていない。
実際、ここまで「うわー」だの「ひえー」だのと一番悲鳴を上げていて、そのたびに「だまれ」「うるさい」とベルにはたかれていたのはこいつなのだ。
「あの、それより早くしないと見回りの人が来ると思いますよ」
それに比べてベルの後ろで苦笑をして佇んでいるメイドのシエスタはどうかと言えば、ヘッドドレスから靴の先まで全く汚していない。
学院で雑事をしている時より汚れていないんじゃないかというくらいだ。
「それもそうだけど、ここからどうするの?あの窓まで」
悔しいが、ルイズはフライが使えない。
遙か上の灯りのついた窓を首を痛くして見上げて眉をひそめていると、ベルが後ろにしがみついてきた。
「なにして……」
全部言い終わる前に体がふわりと宙に浮く。
出そうになる悲鳴を両手で押さえてはいるが、周りをきょろきょろしてしまうのは止めようがない。
「おとなしくしてなさい。落ちちゃうわよ」
うなずきながら下を向くと、ギーシュが必死の顔でシエスタを抱えて浮かび上がっているのが見えた。
ドットのギーシュにはまだ人を一人抱えて空を飛ぶのはかなりの重労働みたいだ。


ベッドに座ったアンリエッタはずっと待っていた。
昨晩、相談したように窓にランプを置いて目印とし、当番の近衛騎士達にはそれとなく警備を緩やかにしておくように言ってある。
それでも、ここまで誰にも見つからずにやって来られるかどうかは心配だったが、アンリエッタはただただ静かにルイズ達を待っていた。
何度窓に映る自分の姿を見たか、既に数え切れなくなった頃、それを叩く音がアンリエッタの耳に入る。
歩く、ではもどかしく窓まで走って鍵を、それから窓を大きく開けた。
「ルイズ!」
まず窓から転がるように入ってきたのは一組の男女。
一人は昨日合ったばかりのギーシュという学院の生徒のはずだ。
とても疲れているようで、地面にへたり込んで息を切らしている上に汗も床を濡らすくらいに流れ落ちている。
もう一人はトリステイン魔法学院のメイドのようで、アンリエッタが目を向けると素早く立ち上がり、深々と頭を下げる。
「もしかして、あなたが?」
「はい、シエスタと申します」
「ルイズ達はどうしたのですか?」
「もうすぐ……あ、お二人とも来られたみたいです」
次に窓から入ってきたのは、うっすらと光に包まれ宙に浮くルイズ。
アンリエッタはその光で少し眩んだ視界が元に戻る間、ルイズをじっと見ていた。
ルイズが魔法を使えない、というのはアンリエッタも知っている。

430 :ナイトメイジ:2008/07/17(木) 07:20:08 ID:aZtRkaB+
そのはずなのにルイズがフライの魔法を使っている。
──ルイズ、あなたいつの間に?
と、口にしようとしたらその仕掛けがわかった。
光を発しているのはルイズの背中にしがみついたベルだ。
彼女のフライでルイズも宙に浮いているのだろう。
なぜ光っているのかはアンリエッタもよくわからないが。
「姫様、遅くなりました」
「いえ、まだ時間は十分にあります」
ルイズ達の秘密の訪問はもっと遅くなると思っていた。
警備を緩やかにしておいても、それをくぐり抜けるのは簡単ではないからだ。
それなのに、アンリエッタが考えたいたよりずっと早く4人が来たのは運が良かったからか、それともこういう事に慣れた人物──たぶん、ベル──がいたからか。
「それでは、準備を。お急ぎください」
「ええ、わかりました」
顔を上げたシエスタに目を向けると、彼女は素早くアンリエッタの背中に回り、ボタンを一つ一つ外していく。
その間に、ルイズ達は
「こら、あんたは姫様の方は見ない」
「あうっ」
ぐきっ
とか言っていたが、アンリエッタは着替えを急ぐことにした。
最後の音が少し……いや、かなり気になったが音を出したギーシュが動き出したので安心することにした。


「何でそんな不機嫌な顔してるのよ」
「別に……何でもないわよ」
何でもないはずはない。
ベルはルイズが見たことがないほどに不機嫌な顔をしている。
おまけに不機嫌さは行動に反映され、それは主にギーシュの首に現れていた。
「ねえ、ルイズ」
「なに?」
「この任務が終わったら、同盟を結びましょう。Aカップ同盟ハルケギニア支部をね」
「なによそれ。でも、何かすっごく同意したい気分だわ」
ベルの視線はアンリエッタとシエスタの豊かな胸部に突き刺さっていた。


程なくして着替えが終わると、青い瞳のメイドと黒い瞳の王女ができあがっていた。
アンリエッタとシエスタが服を取り替えたのだ。
これも昨晩、相談したとおりである。
ベルの言葉にそそのかされた……失礼、感化されたアンリエッタが自らアルビオンまで手紙を受け取りに行くといっても周りのものが止めるのは間違いない。
だからこっそり行くことにしたのだが、そうすれば大騒ぎになってアルビオンに着くまでに捕まってしまうのも間違いない。
そこで知恵を絞って考えた結果、アンリエッタの替え玉を用意することにしたのだ。
「シエスタさん。しばらくお願いします」
「でも、姫様。本当に大丈夫でしょうか」
ふたりの体格はよく似ているが、髪と目の色の違いは決定的だし顔つきも化粧くらいではごまかしようがない。
顔を変える魔法もあるにはあるが、それを使えるメイジはここにはいないし、今更この計画に引き込むのも無理がある。
「私はしばらく病で床に伏せることになっています。ベッドのベールを閉じれば顔を見られることはないでしょう。声も風邪で枯れていると言ってください。もし、どうしてもというときには」
アンリエッタは傍らの机に置いてあった王家の紋章を押した蝋で封印された書類をシエスタに渡す。
「これを見せなさい。少なくとも、あなたに害が及ぶことはありません」
「はい」
書類をしっかり受け取ったシエスタが緊張しているのか少しかすれた声で短くした返事を聞くと、メイド姿のアンリエッタはルイズ達を見回した。
ギーシュの首はまだえらい方向を向いていたがとりあえず置いておく。
「それでは、皆さん。出発しましょう。アルビオンへ」

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 07:21:01 ID:Lsp2RK+y
支援!

432 :ナイトメイジ:2008/07/17(木) 07:21:35 ID:aZtRkaB+
忍び入ったのと同じくらい速やか、かつ静かに城から出た4人は暗い街の中で急ぎ歩を進めていた。
ルイズもまた早足で歩いていたのだが、歩きながらも頭の中では別のことを考えていた。
何か重要なことをさらっと流していたような気がする。
かなり重要な……それでいて、本来流してはいけないようなことを。
見回りの衛兵を避けて角をいくつか回り、その間もルイズは考え続ける。
──確かお城に入ってからよね。なんか変なのは
──堀を越えて……おかしいところはないわ
──門をくぐって……普通、じゃないけど不審なところはないわ
──近衛騎士の見張りをかいくぐって、姫様の部屋の下まで……これもいいわね
──それから、フライで飛んで姫様の部屋の中……ん?
──フライで飛んで?
──ギーシュは自分でフライを使ったわね。シエスタは平民だから使えないけど、ギーシュに持ち上げてもらってた。
──それから、私ね。私はフライは使えないから、ベルに上までフライで……
「え?」
ベルがフライ?
「ええ?」
ベルがフライを使った?
「えええええええええええええ?」
ベルの白く、小さい手が叩くと言っていいほどの早さで口元に当てられる。
「静かにしなさい。気づかれちゃうでしょ」
ルイズはベルの手を引きはがすと、全然静かにせずに早口でまくし立てた。
「ベル!あんた、さっきフライを使った?」
「フライじゃなくてフライトだけど使ったわね。それが何?」
「あ、あんた魔法を使えるの?」
「もちろん、使えるわよ」
「何で今まで隠してたのよ!」
ベルはあきらめ気味にため息をつき、やれやれと肩をすくめると言葉を続けた。
「あのねルイズ。私、今まで魔法を使えるって事を隠したことはないわよ」
「だって、魔法が使えるって一言も言ってないじゃない」

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 07:22:26 ID:IfSnk6J/
しえん

434 :ナイトメイジ:2008/07/17(木) 07:22:49 ID:aZtRkaB+
もう一つベルはため息をつく。
それは、さっきよりさらに深いため息だった。
「魔法を使えるとは言ってないわね……でも、ルイズ。私が何者かって教えたわよね。よく思い出して」
「えっと……確か、魔王?」
「そう、魔王よ。魔王が魔法を使えなかったら格好つかないでしょう?そりゃ、中には拳法使ったり、忍法使ったり、乱暴なのもいるけど」
「最後のは何か違うような気がするんだけど」
「いいのよ、そういうものだから」
「いいなら、いいのよ」
「とにかく、魔王なら魔法が使えて当たり前でしょ」
「当たり前って……」
「隠してないから、みんな知ってるわよ。ねえ、知ってるでしょ。ギーシュ」
何事かと足を止めていたギーシュが足を止めていた。
「ベル……様が魔法を使えるって事だろ?もちろん知っているさ。ルイズが召喚したあとに気絶しただろ?あのあと、ベル……様が君を部屋まで連れて行くときに魔法を使っていたからね」
ルイズが目と口を大きく開く。
特に口はあごが地面につきそうなくらいになっていた。
「だから、少なくとも僕はあれ以来君のことをゼロとは呼んでいないだろ?メイジを召喚し鉄か今にしているメイジをゼロとは呼びにくいからね。ほかの奴らもそうなんじゃないかな」
ルイズは思い出す。
──そういえば、私がゼロ呼ばわりされたのは練金の授業の時が最後のような気がする。
「だからフリッグの舞踏会以来、噂になっていたね。ルイズの使い魔、ベール・ゼファーはどこの貴族の娘なのか……ってね。知らなかったのかい?」
ルイズは首をコクコク縦に振る。
あまりのことに言葉すら出てこない。
つばを飲み込んで気を取り直すと、ルイズは心配そうに見ていたアンリエッタをぎこちない動きで見た。
「もしかして姫様もご存じだったのですか?」
「ええ……ベル様がメイジだと言うことや舞踏会での衣装や所作からどこかの大貴族の娘、そうでなくても伝統ある家の出の可能性が大きいという話は聞いていましたし」
──それで……
アンリエッタがベルが大公だとあっさり納得して感化されたのはこういう事だったわけだ。
「だ、だったらベルが魔法を使えないって思ってたのはもしかして私だけ」
「そういうことになるね」
「そういうことになりますね」
ルイズは一瞬だけ呆然とした後、月に向かって叫んだ。
「なによそれぇーーーーーーーっ!」
街中で叫んだにもかかわらず、それに答えたのは犬一匹だけだった。
わおーーーん


*********************************
今回はここまでです
思い込みって怖いという話でした

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 07:27:16 ID:ySpSUnWg
乙!
ええ、もちろんベルがルイズを抱えてえっちらおっちら部屋に戻ってたと思ってたさ!
だって似合うもん!

……フライトって光るのか。光りそうだな。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 07:37:01 ID:yDbSoQts
魔龍伝8話おつかれさまです。夢の中でルイズに語りかけるスペリオルドラゴン。今後の楽しみがまた一つ増えました。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 08:20:02 ID:Oz3ODAlv
>>435
>……フライトって光るのか。光りそうだな。
魔法やプラーナを使うと属性色に光るからな
描写的にはアリだと思う

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 09:51:39 ID:9E5w48id
ゼロ×なのモノは結構見かけるが、はやて召喚モノって無いよね
誰か書いてくだしあ><

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 09:56:48 ID:SJZP/4dA
>438
『三人』は除外ですか?

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 10:18:00 ID:vJy2DJ5f
八神家全員召喚したらジョセフフルボッコにできそうだなw

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 10:38:26 ID:Rmnc/Ic+
>>438
はやて×ブレードですね わかります
アレで一本書こうと企んだんだけど主人公の馬鹿さが想像を絶するので無理でした

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:02:34 ID:zb0Chi5H
>>441
あそこまで突き抜けたバカだと逆に難しいな、確かに(苦笑
ちなみに綾崎ハヤテはルイズと一番相性のいいキャラだと思うのだが、どうだろう。

443 :こんなネタ出た?:2008/07/17(木) 11:07:23 ID:DsOLTsHX
名前ゆえに、一発のミサイルで轟沈させられるミョズニトニルンの「シェフィールド」。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:12:48 ID:owqRsQ/L
>>406
真面目な話ルイズに妹がいたらどうなるだろ?
ルイズ同様に魔法が使えないならともかく、そうでないならジョゼフの二の舞になりそうな気が

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:14:35 ID:TQVFgD5X
くろがねとアヤサキとヤガミとクルミノヒメでハヤテばかりの虚無の使い魔が出来そうだなw

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:15:53 ID:TZNoeaOY
おと×まほ
みたいになるな

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:17:23 ID:TQVFgD5X
>>444
それも妹の性格によるんじゃね?
姉大好き百合ユリ妹か、極悪黒妹か、生真面目優等生妹か、ツンツン妹か……

いっそルイズに12人の妹が発生しましたとゆーネタでだなぁ。

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:23:19 ID:Rmnc/Ic+
>>447
どの性格でも「尽くす」姉になるんでね?
ウザがられるくらい纏わりついて世話を焼き守りかばう姉
「おねーちゃんなんだもの 妹を守るのは当然でしょう!」

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:24:42 ID:fedK6G6C
そこでヴァリエール家19姉妹ですよ

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:45:38 ID:ZYff3eK1
なんか、「お父さんとお母さんがんばったね」としか言えないな・・・

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:50:21 ID:kZ7iTbfR
自分よりも弱い存在に対する行動は庇護と虐待に分けられるが、ルイズは自分が散々
傷つけられてきたから、自分よりも弱い存在に対しては前者だろうな。
それに正義感が強い娘だから弱いものイジメ(サイトは野朗だから除外)は嫌いだろうし。

弱い幼女系が召喚されたら、ほのぼの姉妹百合になりそうだ。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 11:58:56 ID:Rmnc/Ic+
>>452
お父さんはともかくお母さんはひとりとは限らない

しかしこの流れ見て以前の書き込み思い出しちゃったよ
「我こそはルイズゼブラ」
「私の名はルイズマリポーサ」
「我が名はルイズビッグボディ」
「ルイズソルジャー」
「そしてわたしが正当なる『虚無』の後継者、ルイズスーパーフェニックス」

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 12:20:06 ID:ZYff3eK1
つまり、原作だとルイズはサイトとくっつくが、
アニメだと別の男(ワルド?)とくっついてサイトはスーパーフェニックスとくっつくんだなw

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 12:24:21 ID:RzRs3wgy
ゼブラは使い魔を殺してる事になるじゃん。

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 12:30:13 ID:114b3La0
>>452
その後に、血管芯攻撃と続くのかと……

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 12:32:59 ID:LAngDKJD
じゃあ9月公開の映画に合わせて
『大決戦! 超ヴァリエール8姉妹』

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 12:57:59 ID:TQVFgD5X
ルイズソルジャーの正体は変装したカトレア姉さんですねわかります。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:09:00 ID:wZyDELyO
>>457
真ルイズソルジャーは雪山で…

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:17:22 ID:dJccFLhp
「ナパームストレッチ!」
胸に「A」の傷が浮かぶんですね。

Aカップ……

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:18:08 ID:owqRsQ/L
だったらカトレアじゃなくてエレオノールじゃないか

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:20:01 ID:TQVFgD5X
じゃあソルジャーはエレオノールって事で。

カトレア「我が名はルイズビックバスト」

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:21:38 ID:Amq1kPXp
ええいお前らどいつもこいつもキン肉マン好きだな

俺も大好きだ!

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:23:45 ID:mKJ+yw9g
やめてー、それだとカトレア姉様が何も出来ずにルイズスーパーフェニックスにヤられちゃうー!

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:24:46 ID:owqRsQ/L
個人的には病気持ちなの考えると、カトレアがフェニックスぽいよーなw

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:40:12 ID:DsSJK2ey
>>455キサマッ!姉妹スレを見ているなッ!!

なにか、普段は弱いキャラを喚んで、ルイズが頑張る姿が見たい
三つ目の写楽とか…


466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 13:50:01 ID:m/b0kF+4
>>465
弱いキャラならオリゼーだな

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:02:46 ID:2MmQz5NN
>>467
なるほど、カトレアがフェニックスならビビンバはサイトですね。

カトレア「私は気の強い男が好きだ」

ブチュ

それをまともに目撃したルイズは「ジュテ〜ム、ジュテ〜ム」と言いながら、副将のキュルケを追い回すんですね。
分かります。



468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:04:05 ID:2MmQz5NN
レス番ミスった…
>>464へのレスだったorz

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:07:08 ID:IfSnk6J/
劇場版なら、必ずウ○ン一族が出てきてルイズに「ウン○?」と馬鹿にされるんですね?
わかります。

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:17:41 ID:NDGUq5aZ
予約無いはずですよね。
北野君とはちがうアクマを投下します。

471 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:19:05 ID:NDGUq5aZ
「おはよーございまーす」
「…ああ、人修羅かあ。今準備するからちょっと待ってくれ」
「はーい」

朝、いつものようにルイズを起こして着替えさせ、身だしなみを整える。
その後すぐ人修羅とルイズの二人は並んで歩き、朝食を食べに行く。
ルイズは食堂へ、人修羅は厨房へ。
いつもの朝、いつもの朝食、いつも気を遣ってくれるシエスタに挨拶される。
……ところが、今日はシエスタの姿が見えなかった。


「マルトーさん、シエスタが居ないみたいだけど、どうしたの?」
食事を終えた人修羅が、マルトーに質問すると、マルトーは包丁を手入れしつつ答えた。
「いや、ちょっと風邪ひいちまったみたいなんだ」
「風邪?」
「厨房で風邪を流行らせるわけには、いかねえからなあ、しばらくシエスタはお休みだ」
「そうですか…お大事にと伝えてください」
「おう」

勝手口から本塔の外に出たところで、ふと気づく。
「そういえば今日は、みんな元気ないな…後でシエスタのお見舞いにでも行くか」



朝食を終えた人修羅は、用事があるとルイズに言って、学院長室への長い階段を上がっていった。
昨日、ルイズの魔法について少しだけ話をしたが、その時は後日改めて研究をするという事で話がまとまったので、それについて具体的な話を聞こうと思っていたのだ。

「あら?人修羅さん、学院長室に何かご用ですか?」
階段を上る途中で、学院長の秘書ロングビルに声をかけられた。
「あ、ロングビルさん、おはようございます。ちょっとルイズさんの魔法について方針とか聞いていなかったんで、聞きに行こうと思ってたんですよ」
「そうでしたか、実は今日、朝からオールド・オスマンは外出しているんですよ」
「え、そうでしたか…じゃあ仕方ないですね。授業にでも出ることにします」

踵を返し、階段を下りようとしたところで、後ろからロングビルに声をかけられた。
「人修羅さん、折角ですから、少しお話でもしませんか?」
「へ?」
気の抜けた返事をする人修羅を見て、ロングビルはついつい微笑みを漏らした。

472 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:20:30 ID:NDGUq5aZ
■■■


人修羅とロングビルはアウストリの広場に移動すると、適当なベンチを見つけてそこに座った。
「人修羅さんはミスタ・コルベールと協力してマジックアイテムを開発していると聞きましたが、トリステインで見かけるアイテムと大きく異なるとか…」
「アイテムっすか…ううん、まあ見て貰った方が早いかな…」
そう言いつつポケットから宝石のようなものを取り出し、ロングビルに渡す、それは透明度の高い水色の結晶体で、大きさは小豆ほどであったが、手にしてみるとその異質さが伝わってきた。

水色の結晶体に触れているだけで、まるで落雷を目の当たりにしたかのような驚きがわき上がってきた。
「こ、これは?」
「ナルカミから生まれた放電体の結晶です。偶然作れただけなんで、威力はそれほどでもないんですけど」
「放電体?」
「カミナリですよ」
「なるほど…これはどうやって使うものなのですか?」
「うーん、昔アギの石は…ああ、アギっていうのは炎の魔法なんですけど、魔法が結晶化したアイテムがあるんです。それを使うときは燃やす範囲を念じて投げつけるだけで発動してました」
「へえ…それはまた凄いですわね。でも、暴発してしまうことは無いんですか?」
「その結晶はマカラカーンといって、魔法を反射する魔法を応用して封じてあるんですよ。敵意とか攻撃意図を鍵にして解放されるんで、暴発はほとんど無いはずです」
「そんな魔法もあるんですか…って、ちょっと待ってください、魔法を反射…って、弾くのとは違うのですか?」
人修羅のさりげない説明にとんでもない言葉が混じっていたのに気づき、ロングビルは額に冷や汗を流しつつ質問した。
「……この世界には無いんですか?魔法とか、物理攻撃の反射って」

ロングビルは手に持った結晶と人修羅の顔を交互に見ると、小声で呟いた。
「風や水で障壁を作ったり、練金で防御壁を作り出すことはありますけど……跳ね返してしまうなんて聞いたこともありませんわ」

人修羅は天を見上げ、そうだったのかーと呟いて顔を手で覆う。
「さっきの話、まだオスマン先生にも言って無いんで、他の人にも言わないで貰えますか……」
「え、ええ。それにしても、人修羅さんのいた国ではとんでもない魔法が使われているんですね」
「一般の人はそんな魔法が存在すること自体知らないですよ。僕ぁたまたま知っちゃっただけですし」
「それでもこういったアイテムを作れるのですから、凄いと思いますよ」
にっこりと笑うロングビルを見て、人修羅はちょっとだけ頬が熱くなる気がした。
ここで大僧正がいたら『煩悩即菩提じゃ』とか言い出すに違いない。
人修羅はふと思い立つと、ポケットの中をまさぐって緑色の結晶体を出し、ロングビルの持っている水色の結晶体と取り替えた。

「これは?」
ロングビルが結晶を見つめながら質問した、結晶はサファイヤのように鈍く透き通っており、陽光に照らされ光を反射している。
「ホントはメディアラハンを入れたかったけど……魔法を付与する技術がまだよく分からないんで効果はディア数回分しか無いと思います。杖の代わりにこの結晶を握って、適当なルーンを唱えると、多少の怪我ならすぐに治りますよ」
「怪我を?治す?……この結晶でですか?」
「ええ。使い切るとただの結晶に戻っちゃいますけどね。片腕を切断したぐらいなら五回は治療できると思いますよ」

さりげなく出てきた”片腕を切断”という言葉に、ロングビルは背筋を震わせた。
人修羅は他人に危害を加えるのをよしとしない、それはここ数日間の監視でなんとなく感じていた事だが、その割にはその能力や、想定している”危機”が危険すぎる気がした。
「…あの、失礼ですが、人修羅さんはいままでどんな生き方を…いえ、どんな戦いをしていたんですか?」
好奇心、怖い物見たさを押さえきれなかったロングビルに、人修羅は困ったような、どこか寂しそうな笑みを返した。
「………数え切れないぐらい戦って、大怪我することもあったけど…。仲魔に助けられてどうにか生きていられたんです」
「仲間ですか」
「ええ、頼もしい連中でしたよ」
そう呟く人修羅の笑みは、どこか寂しそうで、しかし今までで一番のいい笑顔だった。
ロングビルはふと考える、人修羅の力をすべて知っているわけではないが、数々の魔法に、火竜を上回るブレス、そして魔法の反射など、とてもハルケギニアの常識では考えられない能力を持っている。
そんな人修羅に頼りにされる仲間達とはいったいどんな存在なのだろうか。

473 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:21:08 ID:NDGUq5aZ

「シエスタ?」
考え込んでいたロングビルの隣で、人修羅が声を上げた。
ふと顔を上げると、シエスタらしき人物が正門前の馬車に乗り込もうとしていた。
シエスタの服装は魔法学院で見かけるメイド服ではなく、白いシャツに長いスカートの私服姿で、しかも乗り込もうとしている馬車は平民の使うものとは思えない程重厚感のある黒塗りの馬車だった。
ちらりと人修羅の方を見たシエスタは、そのまま顔をうつむかせて、まるで逃げるように馬車の中に入っていった。

「…風邪じゃなかったのかな」
人修羅が呟く。
「風邪?」
「朝、マルトーさんが、シエスタは風邪で休んでるとか言ってたんですけど…あんな馬車に乗って、どうしたんだろう」
「ああ、そういうことですか……そういえばあの馬車の紋章はモット伯のものですわね」
「モット伯?」
「ええ、この間、王宮の勅使として魔法学院に来訪されたのですけど…でも生徒と一緒に授業を受けていたら、ご存じないのも仕方ありませんよね」
「そりゃそうですけど、どうしてシエスタが…?何かあったのかな」

人修羅が腕を組んで考え込んでいると、ロングビルが小声で囁くように、その疑問に答えた。
「…実は、モット伯が来訪されたときに、あのシエスタというメイドが配膳を担当したのですけど…その時、粗相をしてしまったんです」
「粗相って…食器を割ったとか?」
「ええ、その時は気にしないと言っていましたが……その後でモット伯の部下が、メイドにちゃんとした接客を教えるからシエスタ数日差し出すようにと、料理長に言ったそうです」


「…なんだって」


周囲の空気が、一瞬で下がったような気がした。
人修羅の顔を見たロングビルは、その青白い瞳が一瞬だけ金色に見えたような気がしたが、人修羅が馬車の方を向いたので確認はできない。
人修羅とロングビルの目の前で、がらがらがらと音を鳴らして馬車が遠ざかっていく。

ふわりとロングビルの隣で風が動いた、いつの間にか座っていたはずの人修羅の姿が無い。
驚いて周囲を見渡すと、本塔の入り口から中へと入っていく人修羅の姿が見えた。
「いつのまに…!」
ロングビルは躓きそうになりながらも、あわてて人修羅の後を追った。

474 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:21:38 ID:NDGUq5aZ
■■■


食堂では、既に昼食の準備が始まっていた、フォーク、ナイフ、スプーン、小皿などがメイドやボーイ達の手で並べられていく。
人修羅は奥の給仕口から厨房の中を見た、厨房ではコック達が昼食の準備に忙しそうだ。
厨房の奥を見ると、ソースの味を確認しているマルトーの姿があった、人修羅は声をかけるべきかどうか迷ったが、マルトーの方が人修羅の姿に気づいたらしく手招きをしてきた。
マルトーは調味料の並ぶ棚の前に移動すると、人修羅を見てただならぬ気配を感じたのか、体をぶるっと震わせた。

「時間を取らせちゃいますけど、いいんですか」
「ああ、俺が確認するところは一応済ませたからな…ところで、どうしたんだ」
「シエスタは、どうしたんですか」
「あ、ああ、シエスタは風邪で…」
「馬車に乗って、出かけていったのに?」
「うっ……」
返答に詰まるマルトーを見て、人修羅は悲しそうに目を細めた。
それだけでマルトーの心に深い罪悪感が生まれる、人修羅に隠し事をしていいはずがないと、心理的な圧迫感を感じた。

「口止め、されてるのか…いや、されてるんですか」
「…すまん、シエスタに頼まれただけじゃない。おまえさんには知られたくなかったんだ」
「いったい、どうして?」

マルトーは観念したのか、シエスタの身に何が起こったのかを小声で喋り始めた。
シエスタが連れて行かれた理由はロングビルの説明と差はなかった、しかしモット伯という人物の評判に話が及ぶと、マルトーは心底から申し訳なさそうに顔に皺を寄せた。

「……それで、モット伯爵ってヤツなんだが、これが、平民の女を囲うのが趣味だって言われててな…」
「囲うって…マルトーさん、そんな所にシエスタを行かせたのか…!?」
「俺だって逆らったさ!だけど俺は平民だ、魔法学院の中だけならオールド・オスマンが便宜を図ってくれる。
でもそれ以外の場所じゃ俺たちの命なんてあって無いようなもんなんだ! それに、シエスタも俺たちに迷惑をかけまいとして、一人でさっさとモット伯の別荘に行くと約束をしちまった。どうしょうもねぇんだ…」

人修羅とマルトーは顔をうつむかせた、マルトーの両手は力強く握りしめられるのでもなく、力なくぶら下がるのでもなく、やり場のない怒りが彼の手を震えさせるのみであった。
「オールド・オスマンは、このことを知ってるのか?」
「知ってる。今日は王宮に呼ばれてるんで、旧知の学者連中に会って、モット伯を小突く算段を取り付けてやるとか言ってくれたが……それが効を奏するには三日はかかるだろうってな……」
「そうか…」

思わず両手に力が入る、人修羅はキッと顔をあげると、無言のまま早足で勝手口から外へと出て行った。

475 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:22:13 ID:NDGUq5aZ
■■■


「あら? 人修羅ったら、居ないと思ったらあんな所に…」
午前中の授業を終えたルイズは、一度寮塔に戻って人修羅を呼ぼうとした、しかし寮の中にも居ないので、どこにいったのかしらと首をかしげた。
外に出て本塔に向かうと、魔法学院の正門に立つ人修羅の後ろ姿が見えた、ルイズ早歩きで人修羅の近くに寄ると、少しきつめに声をかけた。
「人修羅! 何やってるのよこんな所で」
「…あ、ああ。ルイズさんか、いや、ちょっとね」
「ちょっと何よ。何か珍しい物でも見つけたの?勉強熱心なのはいいけど、あまり物珍しそうにしないでよね、田舎物だと思われるわよ」
「ああ…ごめん。ちょっと考えることがあってさ。昼食、俺はいいから、先に行ってよ」
いつもと違い、どこか遠くを気にするような人修羅の仕草、それが何かを隠しているのだとルイズには感じられた。
しかし、それを今追求する気にはなれない、ホームシックにでもかかっているのだろうかと無理矢理結論づけて、昼食を食べに本塔へと戻っていった。

しかし人修羅は、ルイズが昼食を食べ終わってもまだ正門の前に立ち、外を見続けていた。



「ねえ、彼はどうしたのよ」
ルイズが昼食を食べ終わり、席を立とうとしたところキュルケに声をかけられた。
離れた席に座っていたはずのキュルケが、わざわざルイズの側に来るなんてロクでもないことに決まっている、そう思いこんで不機嫌な態度のまま返事をした。
「何の事よ、ツェルプストー」
「さっきからフレイムが人修羅の側にいるのよ、学院の正門前よ。他の使い間も集まってるみたいだけど……あんたご飯抜きにでもしたの?」
「へっ? どういうことよ、それ」
「直接見てくればいいじゃない。ずっと正門前にいるわよ」
「………」

ルイズもさすがに何かおかしいと感じ取ったのか、少々乱暴に立ち上がると、そそくさと食堂から出て行った。
「それにしても、人修羅って不思議よねえ、使い魔にまで心配されるなんて」


正門前に走り寄るルイズを迎えたのは、キュルケのフレイムやタバサのシルフィードをはじめとする使い魔達だった。
「なっ、なんなのよこれー!」
驚いたルイズがたまらず声をあげると、使い間達と人修羅が一斉にルイズの方を向いた。
「あれ?ルイズさん、どうしたの?」
「何のんきにしてるのよ!」
「いや別にのんきにしてるわけじゃ…」
人修羅に詰め寄ろうとしたルイズは、おろおろと両手を前に突き出した人修羅を見て、はぁーとため息をついた。
「なんでこんなに沢山使い魔が集まってるのよ」
「あー……なんか心配してくれたみたいで、追い返すのも悪いかなあと思ってさ」
「心配? …やっぱりあんた何か隠してるんじゃないの」
「ううんけっしてぜったいほんとうにそんなことはないよ」
「棒読みよ」
「…」

ルイズは一呼吸置いてから、ぐっと胸を張り人修羅を見上げた。
周囲の使い魔達の視線に負けぬよう体に力を入れ、両手を腰に当てて精一杯体を大きく見せる。
「私はねっ、あなたのご主人様なのよ!メイジと使い魔は一心同体なの!だから困ったことがあるなら私に言いなさいよ!……それとも、私が頼りないって言いたいの?」
拗ねたような目で人修羅を見る、すると人修羅は困ったように頭をかいて、ごめん、と頭を下げた。
「ごめん。確かにその通りだ。ルイズさんにはちゃんと話すべきだった。…悩みがあるんだ、聞いてもらえるかい?」

「さ、最初からそう言えばいいのよ。でもここじゃ落ち着かないわね。部屋に戻りましょ」
「午後の授業は?」
「使い魔の世話もメイジの大事な役目よ。だからちょっとぐらい大丈夫……だと思うわ」ルイズは人修羅の手を取って、寮塔へと歩き出した。
人修羅は後ろを振り向いて、自分を気遣ってくれた使い魔達に手を振り、小声でありがとうと礼を言う、すると使い魔達はそれぞれが小さな声で鳴き、いつもの寝床へと戻っていった。

476 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:23:10 ID:NDGUq5aZ
■■■


「シエスタってメイドが、モット伯の別荘に連れて行かれたって言うのね」
「ああ。ルイズさんもモット伯の評判は聞いてるの?」
「それは、少しは聞いてるけど……良い評判なんて無いわよ」

ルイズは、午後の授業を欠席して人修羅の話を聞いていた。
人修羅はマルトーとロングビルから聞いた話をルイズに伝えた、シエスタが粗相をしたのを理由にして
、平民の女を囲うことで有名なモット伯の別荘に連れて行かれてしまったと言ったとことで、ルイズの表情に嫌悪感と悲壮感が浮かんだ。

「ねえ…どうしてそんなにシエスタのことを気にかけるの?」
ルイズは、心のどこかで嫉妬のようなものを感じ、思わずこんな質問をしてしまった。
それに自分で気づいているのか、少し罪悪感めいたものを感じてしまったが、口から言葉が出てしまった以上は覆せない。

しばらくの沈黙の後、人修羅が呟いた。
「…何十年も前に、俺の居た世界で戦争があった。物資の不足は略奪や強姦、奴隷売買も公然のものとされた。そんな中で率先して体を売り、強姦の被害を減らそうとした女達が居たんだ」
「………」
ごくり、とルイズがつばを飲み込んだ。

「ある人はそれを尊いと言い、ある人は彼女らの名誉のため口をつぐんだ。だがある人は汚いと言って女達を蔑んだ。
……仲魔の一人にシヴァって奴がいた、そいつは破壊を司る司祭でね(ホントは神様だけど)。
体を売らなければ生きられない人、自分の手足を切り落として哀れみを誘い恵みを乞う人にも、この現状を、世界の仕組みを破壊してくれと信仰されていたって聞いたよ」

「またある国では娼婦が格上の男を狙って、魅力や教養を高め、自分の地位を向上させようと躍起になっていた。
その中には慈愛に満ちた人もいれば、権力欲に取り憑かれ毒殺を繰り返す人もいた」

「ある人は自信の誇りにかけて身を犠牲にし、ある人はよいよい生活のために体を道具として使いこなす。
……以前、ルイズさんは貴族について、魔法が使えるか否かでなく、生き方とかが貴族を現すとか、そんな話をしてくれたよね?
シエスタは立派だと思う。ある意味、貴族でなくても貴族を手本にして、立派に生きてる」

ルイズの向かい側に座る人修羅の瞳が、黄金色に輝く。
「ルイズさん、俺は厨房の皆に、特にシエスタにも世話になった。だから俺はシエスタを助け出したい。
……でも俺は破壊することしかできない、トリスタニアなら5分とかけずに焦土にできると思っている。
モット伯の別荘がどれほどの規模か知らないが、跡形もなく吹き飛ばす自信もある。
またはその力を使ってモット伯を脅迫してもいい。
けれどもそれをしたら、ルイズさんにもシエスタにも、よくしてくれた人達全員に迷惑がかかる!俺はどうしたらいいんだ!?
もしかして実を売る事なんてよくあることで、俺の考えていることは場違いなお節介なのか?
それとも平民の扱いなんてそういうものだとして、納得すればいいのか!俺は!」

ぶわりと周囲に風が舞う、人修羅の体から放出された魔力が赤黒い風となる。

「きょ、脅迫なんて駄目だけど、人修羅の考えは間違ってないわよ、私だって、そんな横暴は許したくないわよ!」
恐ろしいまでの力に気圧されながらも、ルイズは必死に腹に力を入れて、人修羅に言い返した。
「……すまん。いや、ごめん。八つ当たりになっちまった…」
人修羅はテーブルに肘を突いて、俯かせた顔を両手で隠した。
その様子を見て少し落ち着いたのか、ルイズは自分の心臓がバクバクと大きな音を立てているのに気づいた。
あまりの緊張で忘れていた呼吸を再開し、息を整えると、顔を隠したままじっと動かない人修羅を見つめた。

「ねえ、人修羅。ねえってば」
人修羅は手を下ろし、ルイズの顔を見つめた。
「今からモット伯の別荘に行くわよ。シエスタは私が個人的に雇う約束をしてる、変な手出しをしたら許さないわ」
「え…」
これには人修羅も絶句した、シエスタを雇うなんて話は聞いたこともない、ましてやルイズがそこまでしてシエスタを助ける義理など無いはずだ。
なぜ?という疑問が顔に出たのか、ルイズは驚いている人修羅の顔を見て、ふんと鼻を鳴らし顔を背けた。

「べ、べつにあんたのためじゃないわよ、あんたに執事をやらせるのに、先生が必要でしょ!ああもう、とっとと行くわよ!馬を借りるわ!」

勢いよく立ち上がってそう宣言すると、ルイズは一目散に部屋から飛び出ていった。
人修羅は驚きと、悦びの混じった表情で呆気にとられていたが、すぐに気を取り直し、出遅れた時間を取り戻そうと、窓から飛び降りてルイズの後を追った。

477 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:23:58 ID:NDGUq5aZ
■■■


……さてそんな気合いを入れた二人は、番兵から別荘の位置を聞き、馬を走らせ、あれよあれよという間にモット伯の別荘に到着してしまった。
ルイズはモット伯について、いくつかの噂を聞いている。
その中でも特に印象に残ったのが、長女エレオノール姉の結婚相手としてモット伯の名前が出た時のことだ。
母は『みっともない』と言い、父は『……』無言で顔をしかめ、エレオノールは『最低だ』と掃いて捨てた。
魔法学院に来てからも何度か噂を耳にしたが、そのどれもが『女好き』とか『平民に手を出し過ぎる』といった内容だった。

二人がモット伯の別荘にたどり着き、驚くほどすんなりと中に通されると、その噂が的を射ていたと嫌と言うほど納得できた。
別荘の外を警護するのは、無骨なプレートメイルに身を包み、槍を持った衛兵、そして犬型のガーゴイル。
しかし中に入ってみれば、案内役のメイドさんは胸元が大きく開いた服を着ており、スカートもギリギリまで短い。
応接間に通されると、給仕のメイドはレースのタイツをはいて、両脇に大きなスリットの入ったスカートを着用していた。
人修羅はそれを見て「チャ、チャイナドレス…」と言っていたが、ルイズには何のことだかさっぱり分からない。

しばらく待っていると、応接室の扉が開かれ、右手と頭に包帯を巻いたシエスタが姿を現した。

「シエスタ!?どうしたんだ、いや、大丈夫だったのか?」
人修羅が立ち上がり、シエスタに近づく。
「は、はい、私は大丈夫です…あの、お二人とも、どうしてこちらに…?」
「あなたを連れ戻しに来たんだけど……」
「えっ、では、迎えに来てくださったんですか」
「そうなんだけど…」

ルイズがどうしたものかと困っていると、扉からもう一人の人物が応接間へと入ってきた。
「やあこれは公爵家のご息女ではございませんか、わざわざこのような田舎の別荘にまでお越しいただけるとは、幸いですなあ」
微妙に先端がカールした口ひげ、整髪剤で整えられたてかてかの髪、姿を現したのはモット伯その人だった。
「わざわざこのメイドを迎えに来たそうですが…?」
「え、ええ。そのメイドは私が個人的に雇う約束をしておりましたの。それなのに突然モット伯の別荘に向かったと聞いて驚きましたわ」

人修羅はいつもと違うルイズの口調に驚きつつ、シエスタの手を引いてモット伯から距離を取った。
「そうでしたか!いやあこれは大変なことをしました、実は別荘に来るまでの間、馬車が暴れ牛に衝突したようなのです。
その衝撃でこのメイド…ええとシエスタでしたな。
彼女は頭と手を打ち付けてしまいまして。これから魔法学院に送り返すところだったのですよ!」
「はあ」

「いやまったく残念ですが、怪我した少女をいたぶるような趣味はありませんからなあ、それにヴァリエール家で雇われるのでしたら私が手出しするのもちと厄介です」
「はあ…」

ルイズはモット伯の饒舌さに驚き、呆れていた。
一念発起してシエスタを助けに来たのはいいが、なぜか肩すかしを食らった気がする。

そんなルイズを無視して、モット伯は人修羅とシエスタに向き直った。
「おお、ところで…気絶したシエスタが、ヒトシュラとか呼んでいましたが、先ほどから手を繋いでいるのを見ると君がヒトシュラですかな」
「えっ、はい、そうですけど」
指摘され、慌ててシエスタの手を離した人修羅だが、シエスタはどこか残念そうな視線を、ルイズはちょっと不機嫌そうな視線を向けてくるので、微妙に居心地が悪い。

「なんと!魔法学院で変わった使い魔が召還されたと聞きましたが、まさか君がそうなのかね!」
「ええ、まあ一応…」
モット伯のテンションについていけない人修羅は、ほんのちょっと後ずさりつつ答えた。
「なるほど、亜人か東方の人間かと噂になっていたが、ミス・ヴァリエールの従者を務めるとは、これは驚かされた! 有効の証に握手を!」
そう言うとモット伯は手を差し出した、人修羅も仕方なく手を差し出すと、モット伯は人修羅の手を両手でがしっと掴み込む、政治家らしく迫力のある握手の仕方だった。

「何!東方の交易品には私も興味があるのでな、何かおもしろいものがあれば教えてくたまえ!ハハハ!」

モット伯は最後までテンションの高いまま、応接室を出て行った。
後に残された人修羅と、シエスタと、ルイズの三人は交互に顔を見合わせる。

「……帰りましょう」
ルイズが力なく呟いた。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:24:09 ID:27SML4Wq
>>464
そのレスだけ見てFF6思い出した

あくまさん支援

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:24:14 ID:R7Tf1Kj8
支援する

480 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:25:10 ID:NDGUq5aZ
■■■


モット伯の別荘、その二階の窓からは、魔法学院に帰ろうとする三人の姿が見下ろせた。
シエスタとルイズがそれぞれ馬に乗り、人修羅がシエスタの乗る馬を引く、シエスタの怪我を案じてのことだろう。
時刻はもう夕方にさしかかっており、魔法学院に到着する頃には夜になるだろうが、人修羅という存在が近くにいれば誰も手を出せないはずだ。
モット伯はそれを見届けるとカーテンを閉じ、振り返る、するとそこには王宮に向かったはずのオールド・オスマンがメイドに囲まれてにこにこと微笑んでいた。
そのすぐ隣のソファには、ロングビルがやたら露出度の高い服を着たメイドにお酌をされ、少し戸惑ったような表情を見せている。

「モット君。『水』のトライアングルとして、政治屋としても意見を聞きたい。人修羅君はどうかね」
グラスを片手にオールド・オスマンが呟くと、モット伯はオスマンの向かいの席に座り、メイドからグラスを手渡されつつ返答した。
「握手して水の流れを探ってみましたが、深すぎる。ラグドリアン湖のように透明ですがいかんせん深すぎて全貌を探れません。
ディティクト・マジックを使って探ろうとすれば、かえってその深さに飲み込まれるでしょう。味方なら守護神、敵ならばまさしく悪魔ですな」
きっぱりと言い切るモット伯の眼光は、先程とは違って鋭く、そして獣じみている。
「それほどかね」
「それほどです。政治家としては……そうですな、王宮の者達にしてみれば東方の話題など与太話に過ぎません。
必要最低限の報告をするのみで、後は伏せておきましょう、事が起こってからでは遅すぎると非難する者などいやしませんよ。
あるとすれば、そういったヤジの得意な者達がよけいな事を起こすのです。
こちらから何もしなければ、人修羅君も王宮も特に動こうとはしないでしょう」

オールド・オスマンはひげを撫でつつ、ふむとうなった。
そもそも今回の騒動は、オールド・オスマンがモット伯と共に計画した、自作自演の劇であった。
シエスタが粗相をしたというのも、実は魔法を使っている、その時点からシエスタ誘拐騒動は始まっていたのだ。
途中、馬車を転ばせるというのはやりすぎだと思ったが、シエスタに何の手出しもせず魔法学院に返すのは不自然過ぎる。
そのた、なるべく怪我をしないように転ばせたのだが、その調節にはとても苦労した。

「そうじゃのう。モートソグニルが人修羅君とミス・ヴァリエールの会話を聞いていたが、人修羅君は争いを必要以上に恐れておる。
自分と周囲に危害が及べば、なりふりかまわず動くじゃろうが…その時が来ないとも限らん。
彼に必要なのは友人じゃな、仲間のため、友のため、恩のため。
そういった価値観が彼の大部分を占めておるのじゃろう、ミス・ロングビルや、君の見立てではどうかな」

481 :アクマがこんにちわ:2008/07/17(木) 14:26:30 ID:NDGUq5aZ
いきなり話を振られれたロングビルは、え…と困り顔になったが、気を取り直してオスマンに向き直り口を開いた。
「危険はないと思いますわ。料理長のマルトーに詰め寄った時も暴力的ではありませんでしたし、むしろ自分の無力を嘆いているような気がします」
「うむ…ミス・ロングビル。君さえ良ければ、これからも彼らの力になってやってくれんか?
君は貴族の立場を剥奪された、じゃからこそ貴族の傲慢さをよく知っておるじゃろう、彼らを無用の争いに巻き込まぬためにも、悪意のない第三者になってはくれんか」
「…いつまで魔法学院にいられるか分かりませんが、可能な限り助力致しますわ。その代わりセクハラは止めてくださいね」
「つれないのう」

ロングビルとオスマンのやりとりを聞いてたモット伯は、ハハハと笑い出した。
手近な所にいたメイドを抱き寄せると、隣に座らせて髪の毛を撫でる。
「オスマン先生は未だにセクハラ癖が抜けませんか!さすがですな、女は後腐れ無く買うに限ると言っていたのに、その反面スリルを求めてセクハラを止めぬとは、流石は我が恩師!」

ロングビルがハァ?とでも言いたげな顔でオスマンとモット伯を見比べる、どうやらこの二人にはただのコネではなく、深い繋がりがあるらしい。
「オールド・オスマン。どういうことですか?」
「い、いや……ちょっと説明しづらいんじゃが」

「ならば私の口からご説明致しましょう。私もあの頃は魔法学院の、一介の学生に過ぎませんでした。ところがある日私は同級生の手によって悪名をとどろかせる羽目になったのです。
曰く、『寝小便のモット』と!!これには参りました、確かに私は寝小便でハルケギニア全図を書き上げておりましたがが故意ではありません、しかもそれを二つ名にされるなどあまりにも屈辱的!
私は寮塔に引きこもり授業に出ぬ日が続きました……しかし、そこにオールド・オスマンが現れて私にこう助言して下さったのです!『逆に考えるんだ、本気の寝小便などこの程度ではない』と!
それを聞いた私の心に、雷のような衝撃が走りました、そして私は決意したのです!『波涛のモット』と名乗ることを!
それからは世界が180度変わりました、寝小便で作り上げた水の鞭を操り決闘に挑み、50戦50勝39不戦勝を誇るに至りました!!
しかし強すぎる存在は皆から敬遠されるもの……私の周りには女性など誰も近づきませんでした、そこで私はオールド・オスマンに習い、平民も貴族も分け隔て無く、綺麗な女性ならオールオッケーな態度でエロに挑んだのです!
その結果私は平民の女を囲っていると噂されましたが、何そんなものは気になりません。私は彼女らの奉仕を受ける代わりに教育を施します、もう何人もが卒業して、ゲルマニアやガリアの商業地域で働いております。
田舎で子供達に文字を教えているという手紙も届きます、それもこれもエロのおかげ!エロはすばらしい!MOTTOMOTTO!」


演説を続けるモット伯から目をそらし、ロングビルはオールド・オスマンを睨み付けた。「最低…」
「そ、そんな目で見んでくれ。ワシだってモット君がこんなになるなんて予想してなかったんだもん…」

ふと、モット伯の隣にいるメイドを見る、彼女は嬉しそうな笑顔でモット伯に身を寄せている。
後ろに控える猫耳をつけたメイドやウサギ耳をつけたメイドも『また病気が始まりましたわ』とか『いつものことですから』とか、苦笑いを浮かべている。
だが誰一人として嫌そうな気配は無い、モット伯という人物は、方法こそアレだが、ちゃんとメイド達から慕われているらしい。


(…化け物じみたお人好しの使い魔、王宮の勅使は変態。こんなので大丈夫かね、トリステインは)
口から飛び出しそうな呟きを、ロングビルはワインと共に飲み込んだ。


ーーーー
今回はここまでです

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:32:09 ID:R7Tf1Kj8
乙です!楽しませてもらいました

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:39:22 ID:R9pvOs8v
乙でした〜
って、モットが壊れたwwww

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:43:54 ID:x5z8zXI2
乙!

>綺麗な女性ならオールオッケーな態度
君のその思想、俺は敬意を表する!

しかし、外道とかただのエロ親父なモット伯は良く見てきたが
普通に慕われてるモット伯って初めてじゃねwww新鮮だw

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:48:09 ID:zb0Chi5H
乙したー。

……しかし、このモット伯なんか納得がいかん(苦笑

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:51:46 ID:mWOW4Bbr
乙!!
まあ人修羅はルシ様のお気に入りだもんなぁ…惑星1つや2つは焦土にできるよね

ていうかモット伯と学園長はマジ自重ww

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 14:59:28 ID:XYY+GN4/
>>484
mtlのモットも良い感じのおっさんだぞ。
あれはあれでロリに目覚めてそうだが。

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:05:56 ID:oHFGU1bW
アクマの人ずっと待っていたぜ乙!
人修羅がチートすぎる力をこの世界でどう扱えばいいか葛藤するシーンが良いですね
それとMOTTO自重www

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:06:04 ID:Xki1t/Ve
新鮮モット伯 乙〜^^

そして、ベル様も乙〜^^
ベル様にはぜひ あの名セリフ
“知らなかったの? 魔王からは逃げられない”のよ!
                   と言って欲しい♪

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:10:39 ID:/ExgybtG
「もう時間がないわ。
 本当に今度こそお別れね、ルイズ」

「嫌、嫌よ!
 これからもずーーーっと、私達と一緒よ!」

「ルイズ、貴女のトリステイン王位奪取を祈っているわ……
 サムライ、貴女ほどの実力者がいつまでも正体を隠しているのはまずいのではなくって?
 のびのびとしたファイトをするためにも、早くその編笠を取り去るべきよ」

サムライはキュルケに背を向け、本のページをめくる。
しかし、本は涙でグショグショに濡れて、文字を判別できなくなっていた。

「ルイズ、できることなら……も、もう一度……
 貴女とケンカがしたかった……」

「キュルケーーーーーーっ!!!」



「ツェルプストー家が生み出した、偉大なるメイジ。
 こんな情けない駄目メイジと、血肉を分けた以上の友情を交わしてくれた友よ。
 ありがとう……」


491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:12:07 ID:/ExgybtG
↑という夢を見た。

キン肉マン知らない人にはさっぱりだろうが。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:14:05 ID:KbYPgNkG
ギルガメッシュかと思ったよ

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:20:03 ID:ZYff3eK1
>>490
アレは最高のシーンだよな
しかし、ゼロ魔世界だと「足がなくても〜」に該当する行動が取れないのが残念

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:42:42 ID:2MmQz5NN
>>493
アレだよ、タバサ辺りに「胸がなくても〜」にすれば良いんじゃね?

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:46:14 ID:4pfRNwzJ
魔人ブーを召喚したら全員お菓子にされつ食われそうだ。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:48:17 ID:TQVFgD5X
「ゲゲェー! 始祖の予言書が燃やされてギーシュの腕が消えたぁぁ!」
「あれでは杖がもてない……つまりスペルが使えないと言うことじゃないか!」
「うでぐわなふとも――(腕が無くとも)」
「なにぃ!? 杖を口に咥えただとぉ!」
「すへるふぁとなふぇられふふぉ!(スペルは唱えられるぞ!)」
「青銅のギーシュ……なんという見事なトリステイン貴族魂だ!!」

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:49:35 ID:R7Tf1Kj8
DBからか?

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:49:47 ID:zb0Chi5H
>>496
マジツッコミは野暮と知りつつ、モノ咥えてたら
やっぱりスペルは唱えられないんじゃね?
いや、ゼロ魔はそこら辺ファジーっぽいけどさ。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:51:44 ID:TQVFgD5X
いや、「唱えられてねーじゃんw」というツッコミを待っていたんだ。ありがとう。

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:53:33 ID:owvBG+lm
>>459
AじゃなくてAAかAAAジャマイカ

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:54:01 ID:cQHuPwAV
アクマの人GJ!
新鮮なネタが良かったです。この調子でコンゴトモヨロシク・・・。

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:57:43 ID:YpFoKRn7
このモット伯は好感持てるな・・・エロいけど(-.-;)
まあ、わたしの中のモット伯ランキングの堂々の1位は『エデンの林檎』のモット伯です!
あれは『漢』だよ!!

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:58:28 ID:TQVFgD5X
急に受信した496の改訂版電波

「ゲゲェー! 始祖の予言書が燃やされてキュルケの腕が消えたぁぁ!」
「あれでは杖がもてない……つまりスペルが使えないと言うことじゃないか!」
「腕なんか無くなっても――」
「なにぃ!? 杖を胸の谷間に挟んだだとぉ!」
「――ファイヤーボールは撃てるのよっ!!」
「ぐぎゃあぁぁ!!」
「微熱のキュルケ……なんという見事なゲルマニア貴族魂だ!!」


504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 15:59:43 ID:TQVFgD5X
>>502
瞬時に「オカマじゃね?」と思った自分の脳が憎いw

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:04:17 ID:o8zGf5jD
>>503
どうやって胸に挟んだんだwwwwww

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:05:58 ID:R7Tf1Kj8
タバサに挟んでもらうとか?

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:08:07 ID:ySpSUnWg
キュルケは普段は胸の間に杖があるから

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:08:23 ID:2MmQz5NN
>>506
うまいこと考えたな。想像して麦茶吹いたww

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:12:06 ID:fedK6G6C
おっぱいリロードですね

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:22:11 ID:QHSfkyHf
やわらかるいずのモット伯も、ぷにぷにのぽよぽよ好きの良い人w


511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:30:54 ID:CKodMVdq
テファはマンモスマンポジションだな、 ビッグ・バスト、オッパイフェンシング、等の多彩な技を持つ超人だ

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:36:42 ID:dJccFLhp
ブリミルスパーク、ブリミルリベンジャー、ブリミルインフェルノ。
王家に伝わる奥義だな。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:40:53 ID:ySpSUnWg
何かそれ見たなあ、と思ったら地下スレであったネタか

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:42:10 ID:2MmQz5NN
>>511から電波を受信した。

クロムウェル「つ…次、次鋒出ろ!!」

ワルド「次鋒、おっぱい子爵行きます!!」

ワルド「グオゴゴゴ!!」

ボィーーーーーン

テファ「おっぱい・フェンシング!!」

ワルド「ギャアーーーーッ!!」


515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:51:32 ID:0QBuTqes
シエスタはジェロニモポジションか?

「何故ならわたしは平民だから・・・」

後に試練を潜り抜けてメイジ化するが
「メイジになる前の方が強くね?」と読者につっこまれるわけだw

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:53:24 ID:Jte75+a/
>>514
どう見ても歓喜の叫び声としか読めない!ふしぎ!

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 16:58:14 ID:/ExgybtG

「ブリミル師匠。貴方は自分のスペルの全てを私に伝授してくれたのではなかったの!?」

「フッ、甘いぞルイズ。
 魔術師たるもの、秘術のすべてを、いくら愛弟子といえ明かしたりするものか」

「なんですって!?」

「教えてやろう。
 本当は私のブリミル殺法は100手あり、48の虚無魔法はその一部、
 それに52の系統魔法を加えてこそ、完璧なるブリミル殺法100手となる」


518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 17:08:31 ID:dJccFLhp
正義貴族、残虐貴族、悪魔貴族、完璧貴族。
コルベールは元残虐貴族。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 17:11:29 ID:6dC3OAaq
アクマさん投下乙
自作自演ってシエスタ哀れ…
オスマンの好感度が下がったぜ

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 17:12:30 ID:Ru4b6Hiz
>>518
コッパゲ先生が弁髪だったり額に中の一文字が刻まれてたり、後にスピンオフで
主役を張ったりするんですね、わかります。

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 17:16:51 ID:FPxnqeaI
アクマさん投下乙
モット伯も実際はよくいるエロ親父だもんなー
あんまりフルボッコにされてるのも可哀想なので、
こんな感じの慕われてるモット伯もいいと思いました

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 17:23:01 ID:MtX/TukN
ソルジャー「作業」

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 17:35:26 ID:m/b0kF+4
慕われるモット伯がいるなら完全に善玉側の慕われるワルドがいてもいいじゃないか

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 17:37:51 ID:ySpSUnWg
姉妹スレだと結構いるな

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 17:50:59 ID:owvBG+lm
きれいなワルドか

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 18:14:37 ID:Amq1kPXp
>>516
はなぢで失血死してしまう叫び声なんですよ、きっと

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 18:44:16 ID:27SML4Wq
>>514
ヌードフェンシングVSおっぱいフェンシング
と言う危険なモノを想像してしまったw

後者はルイズに永遠に無理だr

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 18:54:31 ID:WIyoseke
回転するなんて夢にも思えなかったぜ。

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 18:54:40 ID:XzFFD5rD
>>527の呼吸、脈拍共に停止しました!

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 18:55:10 ID:ANvHyZjM
>>523
ご立派のワルドはハルケギニアの人口の半分に慕われてますね。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 18:58:03 ID:vEtFkJXD
>>527
無茶しやがってw

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 19:03:35 ID:BHkbmLbS
>>264
遅レスですが、アキトは五感を失ってはいません。
影響を受けたのは視力と味覚位です。それも完全には失っていません。
まあ味覚が損なわれてしまえば、料理人としては致命的ですが。
五感を無くすというのは、二次創作で悲惨さを水増しする為に行われた捏造設定が元となったと思われ。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 19:35:33 ID:ZL5pgdW7
>>268
遅レスだが
「怪獣使いと少年」の話では、あの宇宙人は
不法入国、怪しげな武器を所有、使用、地域住民の理解を得るような活動を殆ど行っていない
封印している怪獣の危険性を説明せず
主人公の対応が中途半端(組織で保護するでもなく、公に説明するでもなく)
等の諸々の悪条件が重なった結果なんで

あの宇宙人が悪いとは言わんが、まともに危機管理できてなかったやつが、成るべるして成ったことでもあるんだよな

534 :今夜はカレー:2008/07/17(木) 19:38:59 ID:8WozzFUE
エルフを狩るもの達りたーんず トリステインカレー戦記

「よーし今度こそカレーを食ってやる」
テーブルの上に置かれたのはレトルトカレーと福神漬けとソースと醤油と
トンカツとハンバーグと とにかくカレーをおいしく食べるための食材たくさん

「カレーよーし!ごはんよーし!福神漬けよーし!スプーンよーし!」
「淳平ったらそんなに確認しなくてもカレーは逃げていかないわ」
「やっと数年ぶりにカレーが食えるぜ、思えばエルフを脱がせて脱がせていろんな事があったなぁ・・・」

「ふふっ、淳平ったら本当にカレーがすきなのね」
ぺりぺりぺり
律子が顔の皮膚を・・・いやシリコンの皮をはぐと
なんとオスカー女優の愛理(あいり)さんであった

***

「この世界のどこかにいる強くて華麗で ・・・・」

***
「そういえばセルシアのアホは」
「どうもゲートの調子がおかしいらしくてそれにかかりっきりなのよ」

***
「なんか召還されとるよ」
「ああ、あれは平民じゃないか」
「なんだ、平民か」

ルイズが召還に成功すると
授業は終わったとばかりに帰る生徒達

そしてカレーを頬張る直前に召還された為 ちょっと怒っている淳平
またセルシアのアホがへまをしたのかと思っている律子
なんだかいやな予感がしている愛理

「ふむ、珍しい服だね」
コルベールはそれだけいうと、使い魔についてのしおりを三人に渡すと帰った 面白みが無いときのコッパゲは淡白なのだ

「・・・どうも召還呪文がこの世界の過去に誰かの手に渡ったようね」
「そうか、この世界にもエルフは居るのか・・・なら決まってるだろ」
「また送還呪文探索の旅をしないとわね、取り合えず路銀を稼がないと」




と、ここまで書いて疲れた おわる

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 19:46:22 ID:m5UMLUGT
>50戦50勝39不戦勝を誇るに至りました!!
誇れねーよアホww
安易に俺TUEEEEしない混沌王、流石です

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 19:47:42 ID:2zvo7MWP
ビターシャルを脱がすんですね。分かります

537 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/17(木) 19:50:48 ID:hSffQfbx
流れがよくわからんですね。
週末(と深夜)は混みそうなんで、今のうちにピッコロさん第二話を投下しといて
よろしいかな。

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 19:51:16 ID:27SML4Wq
>>534
タルブの村にチハが埋まっているのですね!

>>536
そういえばあの世界にエルフの男っていたっけ?

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 19:52:10 ID:27SML4Wq
>>537
御願いします

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 19:52:19 ID:oHFGU1bW
投下中でなければいつでも投下させる、それが正義だ支援

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 19:55:26 ID:CWky/San
>>499
「こころいき」があれば大丈夫

542 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/17(木) 19:55:45 ID:hSffQfbx
  第二話 実力

 ピッコロがこの世界に召喚されてから数日。未だに彼はトリステイン魔法学院にいた。
 どこまで行っても自分の知っている世界ではない。ゆえに彼には行くあてがなかった。
それ以上に、自分の主人だという少女が気になっていたということもある。
 相変わらず生徒たちは警戒しているので、まともに話ができるのはルイズをのぞけば
教師のコルベールくらいであった。タバサは、瞑想しているといつの間にか近くに座って
本を読んでいるだけなので、一緒にいる時間は長くてもほとんど会話はない。
「ピッコロさん」学院内で彼の名を呼ぶ者は少ない。そんな数少ない者の一人が声をか
けてきた。
「シエスタか」
 ルイズが授業を受けている間、ピッコロは中庭で瞑想していた。そんなときに声をかけ
てきたのが学院で雇われているメイド、シエスタという少女だった。彼女は以前、買い物
に出かけた帰りに盗賊に襲われた時、ピッコロに助けられた少女だったのである。
「今日もいい天気ですね。絶好のお洗濯日和で」シエスタは、たくさんの洗濯物が入った
籠を抱えていた。
「ああ」
「ここで何をされているんですか?」
「いや、別に」
ピッコロにはやることがなかった。戦う力を封印した今、積極的に修行をする必要性も見い
出せない。だからといって働くことも彼にはできなかった。


「まったく、毎日働きもしないで木の下でお昼寝?」
「瞑想だ」
午後の授業を終えたルイズはピッコロの傍にいた。
「俺の知り合いに悟空というやつがいてな、そいつは働かない上に、メシは人の十倍以上
食べる」
「最悪、そいつ召喚しなくてよかったわ…。ってかアンタの世界って、そんなやつばっかな
の?」
「まあ、まともな奴もいるだろう」
 よく考えてみるとピッコロには、そんな“まともな奴”との交流はほとどんなかった。
 不意に顔をあげて中庭を見ると、テーブルや椅子が置かれ、メイドたちがせっせと何やら
用意している。
「何やってるんだ」
「お茶の時間よ。お茶くらい知ってるでしょう」
「んな事はわかってる。何で外で飲んでるんだ」
「今日は天気がいいからよ。それに、建物の中は暗いでしょう」
 そういえば、電気がな上に窓の少ないこの世界の建物の中は、昼間でも暗い。
 しばらくすると生徒たちがわいわい話をしながら集まってきた。生徒たちも慣れてきたのか、
意識しているのか、あまりピッコロの方をじろじろ見なくなった。その点は喜ばしいことだ、
とピッコロは思った。
「しっかし、何でルイズもあんな変な使い魔を召喚したかねえ」
「まあ、使い魔は主人に似るっていうしね」
「あっはっはっは」
 ピッコロはそんな声を聞いて不快な気分になった。

543 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/17(木) 19:57:49 ID:hSffQfbx
「どうしたの?」そんなピッコロの様子を見て心配そうにこちらを眺めるルイズ。
「いや、何でもない」彼女はピッコロほど耳が良くないので、生徒たちの内緒話は聞こえ
ない。ただ、あまりいい話をしていない、というくらいは雰囲気で感じ取っているらしい。
「ルイズ」
「何よ」
「お前は、魔法というやつは使えないのか」
「うるさいわねえ、使えるわよ!少しは…」
「この世界では、魔法が上手く使える奴が偉いんだよな」
「そ、そうね」
「じゃあお前は偉くないのか」
「べ、別にアンタには関係ないでしょう?これからよこれから。これから上手くなっていくの。
そして一人前のメイジになってみんなを見返してやるんだから」
「だったら能書きをたれてないで、修行でもするんだな」そう言うとピッコロは立ち上がった。
「ど、どこ行くのよ」
「久々に運動でもしてこようと思う」そう言ってピッコロは歩き出した。
 しかし、
「何をやってるんだ」
「も、申し訳ございません」
「ああ、僕の制服が濡れちゃったじゃないかあ」
「ああ、本当に申し訳ござません」
「特注品なんだよ。キミらみたいな平民が数か月働いたって買えないような代物だ」そう言っ
て腹部についた紅茶の染みを見ながら金髪の男子生徒は言った。
 特注品というだけあって、ほかの生徒とは制服の作りが若干違う。胸元の開いたその制服
は、むしろ改悪したようにすら見える。
「申し訳ございません」さきほどから謝っているのは、メイドのシエスタであった。
「君のような無能なメイドは郷(くに)に帰った方がいいんじゃないかねえ」なぜかバラの花を
持ったその少年は、懸命に頭を下げるメイドに対してそう言い放った。
「おい、クソガキ」
 いつの間にかピッコロがシエスタの後に立っていた。
「な、お前はルイズの使い魔…」ピッコロの鋭い眼光に一瞬うろたえたものの、金髪の男子
生徒は貴族としてのプライドを守るためか、再び胸を張った。
「たかが服が汚れたくらいでビービー言ってんじゃねえぞ」
「か、関係ない者は黙っててくれないかな」
「うるせえ、くそ生意気な口のきき方しやがって」
「口のきき方がなっていないのはそっちの方じゃないのかい?使い魔の分際で貴族に対し
なんたる無礼」
「ピッコロさん、やめてください。これは私のせいですから」そう言ってシエスタはピッコロの服を
つかんだ。しかしピッコロはその訴えを無視した。
「まったく、主が主なら、使い魔も使い魔だね。こんな無礼な使い魔しか召喚できないなんて、
本当にダメなやつだよ。ゼロのルイズ…」金髪少年はバラの花を振りまわしながら言った。
 その言葉に、ピッコロはカチンときた。

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:00:17 ID:MnG25l9K
支援

545 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/17(木) 20:01:23 ID:hSffQfbx
「おい、クソガキ」
「またクソガキと言った…」
「俺はテメーみたいな口ばっかりで格好付けている奴が大っきらいだ。テメーはヤムチャ
以下だ!」
 ピッコロの大声に、全生徒が注目した。
「ヤムチャ以下?」
「ヤムチャって何?」
「さあ…」
 この言葉には金髪少年も頭にきたようである。
「ヤムチャ以下…。なんか、言葉の意味はわからないけど、ものすごくバカにされたような
気がするよ」
この少年はわりと勘が良い、とピッコロは思った。
「決闘だ!貴族を侮辱したからには決闘をするしかない!」そう言って金髪少年はピッコロ
を指差す。
「まあよかろう…」ピッコロは、決闘という言葉を聞いてニヤリと笑った。
「ちょっと、何勝手なこと言ってんのよ」ルイズがやってきてピッコロを止める。
 しかしピッコロは止まらなかった。
「久しぶりに体を動かすのも悪くない」
「ねえ、ちょっと聞いてるの?」
「ああ」
「ギーシュも、決闘は禁止されてるはずよ!」ルイズは金髪の少年生徒にも言った。
「ふっ、それは貴族同士の決闘だろう。貴族と悪魔との決闘なら許される。むしろ悪魔は倒す
べきだ。称賛されることはあっても責められることはないよ」半ば自分の言葉に酔っている
ギーシュと呼ばれる金髪少年をよそに、中庭に用意されたテーブルや椅子が次々に片付け
られていった。
「勝負は簡単。降参させるか、殺したら勝ちだよ」
「くだらんお喋りはもういい。さっさと始めるぞヤムチャ」
「僕はヤムチャじゃなくて、ギーシュ・ド・グラモンだ!」そう言うとギーシュは右手に持ったバラ
の花を散らした。
花びらが地面に落ちると、そこから土が盛り上がってきた。
「僕の二つ名は『青銅』。青銅のゴーレム、ワルキューレがキミの相手だ」そう言うと、盛りあがった
土は、鎧を着て槍を持った騎士の姿になった。
「泥人形でお遊びか」ピッコロはわざと挑発的なことを言ってみた。
「泥人形だってえ?手加減してやるつもりだったが気が変わった。徹底的に痛めつけてやる!」
そう言ってギーシュは、ワルキューレに攻撃を命じた。
「ピッコロ、よけて!」
そうルイズが叫ぶも、ピッコロはよけるそぶりすら見せなかった。
「な!」次の瞬間、ワルキューレの拳がピッコロの頭部に命中した。けれどもピッコロはびくとも
していなかった。
「こんなものか…」ピッコロがそう言うと、なぜか攻撃した方のワルキューレが崩れ落ち、元の土
に戻ってしまった。
「な、何が起こった!」再びバラの花びらを散らし、ゴーレムを形成するギーシュ。
 今度は四体のワルキューレが現れた。槍を構え、ピッコロをかこむワルキューレ。しかしピッコロ
は動かない。というか、決闘がはじまってからずっと、彼は腕を組んで立っているだけだったのだ。
「いけえええ!!」ギーシュの掛け声と共に、一斉に槍を突き刺すワルキューレたち。しかし、
目の前のピッコロは一瞬で消え、その後には互いに槍で突き刺しあっているワルキューレがいる
だけであった。土に戻り、崩れ落ちるワルキューレの隣に再び姿を現すピッコロ。

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:02:19 ID:FPxnqeaI
ヤムチャだって凄いんだぞ馬鹿にすんな!支援

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:03:29 ID:MnG25l9K
支援

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:03:30 ID:TiGqs74Q
ヤムチャってアニメじゃバイト代わりにプロ野球選手の代理してたよな支援

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:03:37 ID:BvlZ6Ex4
でもかませ犬だよね支援

550 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/17(木) 20:04:00 ID:hSffQfbx
「な、何者だ…」震えながらギーシュは、バラの花びらを散らすも、ゴーレムは出てこな
かった。
「なんだ、もう弾切れか…。少しは運動になると思っていたが、しょせんはガキか…」そう
言いながらゆっくりとギーシュに近付くピッコロ。
 ギーシュは後ずさりするものの、いつの間にかすぐ目の前にピッコロがせまっていた。
一瞬で彼の胸倉をつかったピッコロは、軽々と持ち上げた。
「決闘は、相手を殺したら終わりなんだよな」
「ま、ま、ま、待った、今のは…は」
「何を言っているのかわからん」そう言ってギーシュを睨みつけるピッコロ。
「は、は、はあああ・・・」
 このまま、この生意気な少年を殺してしまうことは、ピッコロにとって雑作もないこと
だった。
 しかし、一人の少女がいつの間にかピッコロの後ろに来て言った。
「もうやめて…」
「…ルイズ」
「あなたの勝ちよ。もういいでしょう」ぎゅっと、ピッコロの白いマントを握るルイズ。
 ピッコロは、ルイズをほんの少し見つめると、ギーシュをつかんでいた手を離した。
「あう!」情けなく土の上に尻もちをつくギーシュ。
「おい、ヤムチャ」そんなギーシュに向けて、ピッコロは言った。
「いや、僕はギーシュ…」
「ヤムチャ!」
「はい」
「ルイズがいなければお前は死んでいた。わかるか」
「はい」
「つまりルイズはお前の命の恩人だ」
「はい」
「だから、今後一切ルイズをバカにするうようなことは言うな。恩に対し、恩で報いるのが貴族だろうが」
「は、はい…」
 ヤムチャ、もとい、ギーシュは力なく頷いた。

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:04:28 ID:MnG25l9K
支援

552 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/17(木) 20:05:46 ID:hSffQfbx
 その日の夜。
「何であんな事したのよ」
ルイズ寝室では、寝間着姿のルイズが未だに怒っていた。
「まあ、ちょっとカッとなってな」
「もし本当にギーシュを殺しちゃったら大変な事になってたのよ」
「そうか」
「あたしの立場ってものもあるんだから、ちょっとは自重してよね」
「そうだな」
 いつになく素直なピッコロに少々戸惑うルイズ。
「でもアンタ、なんであんなに腹を立てたの?あんたらしくもない。もっと冷静な奴かと
思ってたのに」
「お前の事をバカにしてたからな。お前は一応俺の主人だ。面と向かってバカにされて、
黙っているわけにはいかない」
「・・・」顔を真っ赤にして急に黙り込むルイズ。
「どうした」
「何でもない!いい?乱暴なことはしちゃダメよ。わかった?」
「ああ」
「それと…」
「なんだ」
「私の事で、怒ってくれてどうもありがとう」
「なに?」
「何でもない。お休み」
「ああ、おやすみ」
 ローソクの火を消し、部屋は闇に包まれた。ピッコロはこの世界に召喚されてから、夜は
ルイズの用意した毛布にくるまって眠るようになった。
「ねえ、ピッコロ」
「なんだ」
「眠れないから、あなたの世界の話を聞かせてよ」
「じゃあ、悟空の話でもするか」
「あの働きもしないくせに食事だけはたくさん食べるっていう?」
「ああ、その上奴には息子がいるんだが、全然そいつの世話をしないんだ」
「最悪じゃない」
「だが嫌いではなかった」

   つづく

553 :純白の騎士団 ◆937OxU5ygs :2008/07/17(木) 20:07:23 ID:hSffQfbx
第二話終わり

その、なんて言うか…、ヤムチャと悟空ファンの皆様ごめんなさい


 NEXTピッコロズヒント!

 レーダー?

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:10:29 ID:MnG25l9K
乙でしたー!

レーダー? …ドラゴンボールフラグでしょうか?

555 :今夜はカレー:2008/07/17(木) 20:11:39 ID:8WozzFUE
名探偵コナンって推理する気力が沸かないんだけど
あのヒントって意味あるの?

どうせ黒の組織とかいう奴らが犯人なんでしょ

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:11:59 ID:kmj2Colp
悟空の評価がw
次回もたのしみにしてます、ただ多い文末の 〜た。 ってところ直すともっといいんじゃないかなー

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:15:54 ID:9WZ/iwAp
>>553
レーダー…
レーダーサイト…
サイト…ハッ
つまりサイト召喚ですね

558 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/17(木) 20:18:26 ID:Iacdx3bp
>>555
一応黒の組織が絡んでいる事件はごく一部。
ただ、アニメのあのヒントにどれだけ意味があるかというのには同感。


559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:23:47 ID:zJSDHcbA
レーダー
ドラゴンボールでレーダーと言えばドラゴンレーダー
ドラゴンレーダーを作ったのはブルマを除けばピラフとターボくん
つまりレッドリボン軍召喚か


560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:25:11 ID:vEtFkJXD
>>555
あれは推理するためのヒントじゃないだろ
凝りすぎて非現実すぎるし

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:36:36 ID:JPzwRX5R
白色の騎士団士、投下乙です。
しかし、悟空の評価って客観的な事実を並べ立てただけだと、相当なクズ男に見えるなw

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 20:56:11 ID:0iCMYh8A
だがピッコロ自信も働かないんだよな、有る意味一般常識では同じぐらいでしょ
悟空のこと話すなら修行とメシがなにより好きな男ぐらいにしたほうがよかったのでわ?

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:00:36 ID:0+o8jmO8
ヤムチャでもハルケギニア程度ならあっという間に滅ぼせるぜ

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:02:29 ID:fiwwj75J
喰わなくても生きていけるピッコロさんと嫁と息子がいて人一倍食いまくる悟空さんと同じ「働かない」でもその意味するトコは大分違うかと

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:07:37 ID:6UhtroMS
ピッコロに一般常識なんてねぇよw
自分の顔の怖さ自覚せずに、遊園地に降り立って
周りが「化け物だー」とか言って逃げるのを見て、ちょっとブルー入るんだぜ

あれwwwかわいい☆www

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:09:41 ID:zJSDHcbA
>>563
ワルドならヤムチャぐらい倒せるだろ

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:12:28 ID:ZYff3eK1
それはギャグで言ってるのか?

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:14:05 ID:XMvH9QEs
>>566
一回目の天下一武道会のヤムチャなら多分ワルドでも倒せる
2回目と3回目もあんまり成長してるように見えなかったし勝てるだろう
でもサイヤ人襲来の当たりからワルドでも厳しくなってくると思う
アニメだと界王さまの所の修行でリクームより強くなってたしそこら辺からは流石に生身の人類には荷が重い

まぁどこの世界でもヤムチャが颯爽と活躍してるシーンを思い浮かべるのはちょっと難しいけど

569 :ぶっとばされっぞ!:2008/07/17(木) 21:14:22 ID:eJ00ZLZD
アックマン召喚
アクマイト光線効かない奴どんくらいいんのかねぇ

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:15:02 ID:loU2hCmq
ピッコロさんって神様と融合したおかげで神殿の管理とかしっかりやってると思う。
デンデの教育も当然してるだろうし、一般常識には疎くても神様的常識は持ってるな。

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:21:22 ID:zJSDHcbA
>>568
ワルドはガンダールヴのサイトと互角だったんだから
サイヤ人襲来あたりのヤムチャならいけるでしょ

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:23:45 ID:9WZ/iwAp
>>571
ワルド、ガンダールヴ、サイヤあたりが混ざってなぜかガヤルドに見えた

ということでランボルギーニ・ガヤルド召喚

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:27:05 ID:OwjBQTCv
DBは肉眼で捉えられないような高速戦闘がデフォになってくるから
3回目の天下一武道界決勝あたりからワルドは戦力外通知を出されるな

そもそもDBとくらべんなよ…

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:27:57 ID:LAngDKJD
マスコット的な意味だったらセルジュニアはかなり当たりに入るかな。
それなりにかわいいからルイズは気に入るだろうし、悟空やベジータと互角に渡り合ったから戦闘力はお釣りがくるだろ。

ところでセルジュニアはやっぱ人間吸収してエネルギーにするのかね?

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:28:11 ID:6UhtroMS
>>571
ワルドとサイトがそんなに強いわけない

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:30:20 ID:owqRsQ/L
>>571
あの時点で常人には見切れんレベルの動きが出きるんだが

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:30:57 ID:tFcW2ARo
カルツォーネ中佐召喚

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:32:54 ID:zJSDHcbA
>>575-576
二人を過小評価しすぎ

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:34:27 ID:loU2hCmq
>>578
ヤムチャを過小評価しすぎ

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:35:02 ID:wR4QTtm8
メジャー作品使うならちゃんとそいつらしい言動させてくれよ
せめて二人称くらいは原作に沿ってくれ
内容についてはノーコメント

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:35:13 ID:pjcQE7pt
>>578
二人を過大評価しすぎ

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:35:29 ID:0LAvb1tr
DBと聞いて記すことも憚られる使い魔、亀仙人を思いついた。
とりあえずマチルダやテファの尻とか乳とかを撫でたり揉んだりで張り倒される姿しか想像できない。

あと召喚直後なら悟空やピッコロとかよりウーロンの方が当たりっぽく思われるかもしれん。
制限時間付きとはいえ変身もできるし。


583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:35:41 ID:x39u3HAj
ヤムチャと相討ちになったサイバイマンを誰かに召喚させて、彼ら二人と戦わせてみるとか

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:38:12 ID:KXdpP4cL
>>578
あの時点のヤムチャで既にサイバイマン=ラディッツと互角以上の戦闘力があるわけだが。
ラディッツ戦でのピッコロですら都市を一つ消し飛ばしたり、月を破壊できるレベル。
どう考えてもゼロ魔のキャラクター達では太刀打ちできない。

戦闘力だけ比べてもしょうもないけどな。

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:40:34 ID:6UhtroMS
>>578
ヤムチャは栽培マン自爆であっさり死んじゃったから弱い印象あるけど
栽培マンって結構強いんだぜ?星を侵略するための生物兵器だし、地球の土壌いいしで。

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:42:16 ID:2KoM1YDj
ヤムチャは核兵器並みの爆発を起こせるピッコロ大魔王より遥かに強いラディッツとパワーだけは互角の栽培マンを戦闘で圧倒している。
ワルドじゃどうやっても歯が立たない。

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:43:09 ID:m5UMLUGT
ガキ臭い強さ議論やめろ

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:45:41 ID:pjcQE7pt
とりあえず作者さんはもうちょい原作ピッコロさんの性格を把握するべきだと思う
いくらなんでもヤムチャを例えに相手を貶すなんてピッコロはしないと思うんだけどね…

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:46:56 ID:zJSDHcbA
街一つ消す飛ばすパワーがあっても当たらなきゃ意味がない
ワルドは閃光つまり光の速さで攻撃できるわけだ

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:47:46 ID:OwjBQTCv
あたっても、痛くも痒くもないだろうに…

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:48:22 ID:pjcQE7pt
>>589
もう君はしゃべらなくていいよ

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:49:55 ID:RlX1+3M7
>>589
微熱のキュルケの炎は温度が低いわけだ
微乳のタバサの胸はふくらみが小さいわけだ

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:50:14 ID:aRKRE0ui
とりあえず、にこにこぷんのピッコロが最強

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:50:50 ID:ZYff3eK1
>>589
それはワルドにもいえると思うんだが。
あと、閃光って例えだろ?
まさか、本当に光の速さで攻撃できるとか思ってないだろ?

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:52:13 ID:DK7a5I54
>>593
どんぴょんはやめて。
やめてどんぴょんは。

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:52:20 ID:6UhtroMS
>>589
本当に光の速さで動いたら、突きをしたら杖と腕が大変なことになるし
光の速さで動いたら、体が大変なことになるし

というか、異名というのは比喩表現なわけで・・・。

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:53:27 ID:0+o8jmO8
イングヴェイ・マルムスティーンが本当に光の速さでギター弾いてるとでも思ってるのか?

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:56:08 ID:FHJRThvH
あらあら おやおや それからどんどこしょ〜

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:56:51 ID:loU2hCmq
黄金聖闘士が本当に光の速さで……拳を見てから避けられるけど光速拳だぜ!!

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:58:05 ID:27SML4Wq
>>594
>>596

そこで猫柳田愛吉(空想科学大戦)を召喚ですよ!

色々な意味で難しそうだ。

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:59:14 ID:WIyoseke
光速拳の猛攻が当たる前に会話を交わすほうが、光速拳より凄いと思う。

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:59:14 ID:vEtFkJXD
>>599
あれはキン肉マンとかと一緒で車田理論だから
絶対零度になると原子が止まる世界だぜ?

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:59:15 ID:loU2hCmq
>>600
「科学の壁じゃ!」の一言であらゆる魔法を無効化しそうだなw

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 21:59:37 ID:JPzwRX5R
>>589
死ねよ。

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:02:11 ID:A8au1G/e
>>603
一番召喚してはならない人だな、きっと
ハルキゲニアが(色んな意味で)崩壊するぞ

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:04:26 ID:kmj2Colp
ID:zJSDHcbAはスルーでお願いします。

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:06:34 ID:x39u3HAj
魔法に見えたのは素晴らしく発達した科学技術だったハルケギニア
メイジやエルフや亜人は遺伝子工学により生まれた人類の改良種
精霊?いいえ、意思を持つナノマシンですよ

IFスレだな

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:09:11 ID:pDfI5qh+
>>607
ヴァージンナイト・オルレアンを思い出した

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:14:18 ID:u/5lwsKm
>>607
バスタードがまさにそんな感じだったな

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:21:52 ID:LAngDKJD
>>607
ブレス・オブ・ファイアVがそんな感じだったな。
世界の生物は女神ミリアが人工的に作り出したもので、その意を受けた者によって世界が管理されると。

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:33:26 ID:loU2hCmq
>>610
ちと違うぞ。
生物は自然発生のものがほとんどで、人工的に作り出した奴(ガーディアン、馬兄弟)とかは異例。
ブレス1、2と歴史がつながってるから、多くの種族はずっと昔から存在する。
ミリアは人類が滅びないよう環境を作っただけだぜ。
そもそもミリアが生物を作ったのなら竜族なんて危険極まりない種族は絶対に作らない。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:36:06 ID:hMeG0ked
>>608
小津の魔法使いか

懐かしいねぇw

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:38:46 ID:FeWlF/gS
このピッコロがやすっぽいな
ていうか、チンピラにしか見えん。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:44:27 ID:LAngDKJD
>>611
少し勘違いしてた、指摘感謝。
ミリアが作ったのはモンスターやロボットが大半だった。

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:55:13 ID:9ZHzANjr
>>607
るるるがまさにそんな話だな

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:56:59 ID:hMeG0ked
>>613
神コロ様になる前はまんまチンピラだったと思うが・・・

悟飯と離れてマジュニア色が強くなってるとか?

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 22:58:10 ID:loU2hCmq
>>616
ネイルさんと融合してから結構丸くなってると思う。

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:09:03 ID:7zPnT+WQ
DBはインフレという言葉も生温い戦闘力インフレっぷりだったからな

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:12:00 ID:loU2hCmq
フッ、マッハから光速にインフレした聖闘士星矢に比べれば……!
しかし黄金以降の敵は弱体化の一途をたどったとさ(神除く)

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:12:17 ID:8yTLHfey
>>618
「それは何時のワイマール共和国ですか?」
「いいえ、ジンバブエです」

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:17:05 ID:ZYff3eK1
>>619
>黄金以降の敵は弱体化の一途をたどった
そこが星矢とDBの違いだろうな
冥界での結界のせいでアイオリアらはやられたが、
聖域やカノンの活躍を見るに黄金勢は最後まで尋常じゃない位強かったからな

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:19:39 ID:x39u3HAj
第二次世界大戦後のハンガリーに至っては、インフレ率が指数関数的に増大した結果、
貨幣価値が1垓3000京分の1になったそうな

なんのスレだっけここは

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:28:33 ID:tFcW2ARo
信長の野望革新の上杉謙信召喚

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:28:53 ID:ft2fxCX8
昼のキン肉マン旋風読んである超人召喚しようと思ったが……
契約って覆面の上からでも大丈夫か?
無理ならわざわざ外させるのも覆面超人に悪い気がしてこのシーンが進まんぜ

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:29:47 ID:VeA5z/rH
ゼロ魔で学ぶ経済学・・・

経済に明るい者を召喚すれば大丈夫さ!!
ハヤテのごとくからナギとか

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:32:11 ID:hDhay4KE
>>625
わっちの人が召喚された場合はそのラインでプロットを組むと需要があるよなぁきっと


627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:32:38 ID:x39u3HAj
>>624
ベイダー卿を参照せよ

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:38:03 ID:xVxICOa4
>>582
つまり、テファの ぱふぱふ なんですね。

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:42:09 ID:2MmQz5NN
それにしてもよ、何で昼はあんなにキン肉マンが盛り上がったんだ?
エンジェル伝説といい、DBといい、80〜90年代のジャンプ好きが多いな。
まぁ、今のジャンプよりは格段に面白いがwww

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:42:32 ID:Yq/WeAST
ピッコロ召喚の職人さん
あなたの書いてるキャラは誰ですか
ピッコロには見えませんよ
それと何がしたいんだかよくわかりません

もっと小説に触れて(意識を持って読み解いて)ください
小説の書き方の解説サイト及び著書に目を通してください
両方の原作をよく読みこんでください

時間が掛かるかもしれませんが、もっと良い作品を描く努力をお願いしたい
投下はやめないでくださいね。結構楽しみにしてますから

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:42:36 ID:TQVFgD5X
>>626
問題は経済学に明るくて、なおかつ面白く演出できる書き手なんてめったに居ないだろう事だな。

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:43:34 ID:Xdpi6tY0
>>624
覆面だけど口が出てるキャラは多いから大丈夫…とかじゃダメか?

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:47:32 ID:d/EMnkeZ
>>629
あのころのジャンプというと北斗の拳を忘れちゃいけないぜ
そういや北斗の拳からの召喚はまだないな

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:48:30 ID:hDhay4KE
>>633
ギーシュがあべしするじゃないか

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:49:15 ID:TQVFgD5X
>>624
そもそも前例無いんだから効くでも効かないでも面白くなる方で良いんじゃね?
かく言う俺は「顔と思ったらマスクで契約失敗」とゆーネタで書こうと思ってるんだが、
ちょっと病気になってて書けないのさ。

病名は「続き書くのメンドクサイ病」

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:49:36 ID:bd7H4X0K
経済学に明るい人はいるだろうし、現役で学んでる奴も二次作者に数人ぐらいはいるだろう。
しかし、ゼロ魔関係の書き手であり筆も立つ可能性なんて、期待値がほぼ0だな。

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:51:30 ID:CKodMVdq
>>624
フェイスフラッシュでルイズのツンデレが治っちゃうだろ、わざわざ外さ無くてもいいよ

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:51:36 ID:0+o8jmO8
ハート様が召喚されてたよな

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:52:45 ID:5ZmEoutn
あとゲーム版のトキ

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/17(木) 23:58:06 ID:XMvH9QEs
カナディアンマン召喚だったら考えたなぁ
ルイズは普通にサイトを召喚してギーシュがカナディアンマンを召喚しちゃう
で、カナディアンマンの国辱的行為が余りにも目に余るために連帯責任でギーシュまで転落人生を味わうハメに
でもカナディアンマンの妙な提案に目がくらんで毎回変な方向に突っ走る二人

「『平賀才人はガンダールブなり』この情報を王宮にチクれば情報を秘匿しようとしていたオスマンの人格が疑われ学院長の椅子に空きが出来る」
「『閃光のワルドはレコン・キスタの間者なり』この情報を王宮にチクればワルドはグリフォン隊から追放処分、そしてグリフォン隊の隊長の椅子に空きが出来る」
って感じの

書こうと思ってもめんどくさくて書けなかった

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:02:15 ID:NB2M4sod
カナディアンマン無茶苦茶強いけどな
学院を地盤ごと持ち上げて空飛べる

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:03:27 ID:BGHitEjW
>>630
おまえにわかだろ
最初からDB見てないだろ・・
ピッコロはどんどん丸くなってしまったが
ふざけやがって・・・なめやがってとかってキャラでしたが。
ゴハンにツンデレでチンピラが子分を可愛がるような感じの
ピッコロが良かったんだけどな

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:05:25 ID:81RrjP1B
カナディアンマンは超人強度だけでみればロビンマスクより強い。
しかし、黄金のマスク編でのウスノロ発言やタッグ編、2世なんかのせいで物凄く小物臭がする

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:06:15 ID:xmIycYK+
にわかかどうかはどうでもいいが>>630はこのスレにこないで欲しい こういうやつは本気で殴りたい

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:06:18 ID:EHf5GdCO
ベイダー卿のマスクって基本取り外し不可だったよな・・・?
まあまず覆面の上からやってその後食事時でも外してから
「ゲェェーーーッ!イケメン!!」
とかやるか

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:07:02 ID:CjOFeB7h
>>641
しかもカナディアンマン含めて、超人は基本的に巨大化できるはず
巨大化しなくなった理由について「みんな巨大化できるんで、戦うとき巨大化しても意味無いから」とキン肉マン77の謎に書いてあった

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:07:41 ID:MZnPETBi
>>642
どこを縦読み?

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:12:21 ID:o7jGXRud
>>630
作者が乗り移っただけだよ
最低SSじゃよくあること

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:16:23 ID:iLow+zgS
ベイダー卿のヘルメットは生命維持に欠かせないからな
外したら、呼吸が出来なくなるはず

誰か、ルイズにシスホロクロンを召喚させる猛者はいないのか
フォースの暗黒面に触れて真っ黒に!!
ライトセーバーは技術的に恐らく作成不可だからブレイドの魔法で戦うのだろうな・・・


650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:17:40 ID:omC0Vjf3
>>630
ピッコロじゃなくて
作者の化身

651 :630:2008/07/18(金) 00:18:20 ID:/MB2OFTq
ピッコロは口調は荒いよね
でも、共に命がけの戦いをした仲間(ヤムチャ)を侮辱するかな?
ヤムチャはへたれの代表と思われてるけど、結構いいキャラなんだよ
ちょっとこの作者さんはイメージに流されやすい傾向があるかもしれない
もう少し冷静になって、自分の作品を見つめ直しては?

>>644
落ち着け
俺は投下は大歓迎だぜ
たとえそれが最低SSとか言われてもな

「それによ……落ちこぼれだって必死で努力すりゃ、エリートを越えることがあるかもよ」

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:20:43 ID:VQf5nU7+
もういいから

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:24:50 ID:YCoTG/FU
四聖獣クラスのベイブレードって魔法に対抗できるかな?

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:27:22 ID:Ib3aSQM8
魔人レッドアイ召喚してルイズに寄生
そしてメイクドラーーマーー

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:30:04 ID:FLPhOVUD
レッドアリーマーに見えた
そろそろ寝る

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:30:15 ID:Bik7IIy+
ふと頭に思い浮かんだこと
Drボンベ出現でモンゴルマンなカトレア

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:31:22 ID:GpA9xgRz
>>653
汎用性はない気がする、威力はともかくとして。
コンクリ製っぽいスタジアムをズタズタにするとかすでにベーゴマじゃねぇよJK…。

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:33:46 ID:hJxGSx9I
タカオはベイブレード回してれば空も飛べるからなw

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:39:08 ID:mw4tOmjk
まぁ、ベーゴマとかミニ四駆とかで世界征服しようってトンデモがいるからな、玩具販売促進作品は。
カブトボーグはガチだが。

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:39:25 ID:dCLLkpUc
百万回やられても、負けない…!

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:42:36 ID:81RrjP1B
>>660
魔界村からアーサー召喚か?

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:43:56 ID:ob/0t2PR
有野課長で良いんじゃね?と思ったが濱口で自給自足させるべきか

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:46:09 ID:CsE65ELL
>>656
Drボンベが霊命木で作ったブラジャーを渡すんですね、分かります。

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:53:03 ID:nJL32+8A
>>661
ルイズの部屋に来たアンリエッタが見たモノは………、

パンツいっちょのおとこだった!

「あ……、ごゆっくり!」  ガチャン!    たったったった………

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 00:59:02 ID:r1Jj4+1T
そういや男塾からの召喚って一号生一同の作品だけだっけ。
普通に一人だけの召喚だったら誰が適任だろ?剣を使うキャラに限れば桃、赤石、豪毅あたりか。

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 01:18:28 ID:dQQEwTuB
桃はまだしも赤石親子や豪毅は気性が荒いから下僕扱いしようとしたらぶった斬られるのは必至か。
桃なら男塾卒業後なら付き合ってくれそう。

獅子丸がルイズとの間の息子、というのはまずいよね?

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 01:24:45 ID:OwidlLGx
ピッコロを見て俺は、少年悟空召喚を思いついた。
1.初めて亀仙人に出会った時、?斗雲を貰って空を飛んでいた時
  いきなり目の前に鏡が出現し、それに飲み込まれる。
2.ルイズ股をパンパン叩いて、「お前女だろ」と言って爆発魔法くらう。
  (尻尾が生えているので亜人扱い)
3.ルイズから食事を抜かれフラフラしているときシエスタと出会う。
  シエスタとマルトーは悟空の食欲にボーゼンするが、あまりの良い食いっぷりに
  マルトーに気に入られる。
とここまでイメージできた、この悟空はまだかめはめ波が使えないので、如意棒と?斗雲と
尻尾を使った接近戦しかできない。その上非常識で戦闘好きの単細胞……。
しかも如意棒があるからデルフ涙目、フーケにでも盗ますか如意棒。
でも俺は、これを文章には出ない!誰か書いてください。


668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 01:27:02 ID:OySZX+La
>>667
そこまでやっちゃったんなら自分でやるしかないでしょw

不安だったら避難所の練習スレ辺りにその溜まったモノを
吐きだして来ることをオススメします。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 01:32:18 ID:nEnrAyAm
>>667
月齢次第で魔法学園即日全滅END

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 01:34:36 ID:bwVTGulg
フーケゴーレム対大猿なんて面白そうじゃねーの

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 01:45:46 ID:WCml9W0s
フーケゴーレムが大猿悟空に勝つ姿は想像出来ないけどな!

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 01:49:47 ID:nEnrAyAm
フーケ戦は5秒で終わって、後はいかに大猿から戻すかの勝負になる訳かw

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 02:00:15 ID:nJL32+8A
ジャンプ作品で
1、見た目が凄い
2、戦うとめちゃんこ強い
3、実はいい人?
という好条件の使い魔がいた。

田中魔王つまり地獄戦士魔王だ。


ルイズ「食らうがいい、魔王!」
魔王「ぐあぁぁぁ、このような苦しみ、耐えられんわ……」
ハシバミ草を分けてあげる優しいご主人様の図。

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 02:00:42 ID:s/IEeiIZ
そもブルーツ波がハルケ惑星から放出されてるのか
双月が反射する組成なのかは謎だけどな

下手すりゃ影響せんかもしれん

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 02:30:48 ID:4XZWFHVh
まあそこらへんは作者次第でどうとでもなるしな

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 03:04:56 ID:Kimd81tU
>ピッコロ作者氏
>>588と同意。まがりなりにもヤムチャは同じ敵に対し共に戦った人間だ。バカにした言い方はしないと思う。闘いを封印てのも変、普通に修行してるんじないか?
いきなりルイズを主人扱いてのもおかしい。前回の部屋に入れてもらってありがとうもないわな。施しを受けるタイプじゃないと思うぞ、ピッコロは。

677 :667:2008/07/18(金) 03:06:58 ID:GidNagX7
ゴメン。
いくらなんでもかめはめ波や残像拳が使えないとワルドに勝つなんて無謀だった。

たぶんギーシュのゴーレムは、ヤムチャに匹敵するだろうし。
フーケのゴーレムは、メタリック軍曹級。ワルドは、桃白白か天津飯級。
考えが浅はかだったorz。
それに如意棒以外の武器を使う悟空を想像出来ない、初期の悟飯ならピッコロから貰った
剣があるからデルフとコンビを組ます事が出来るかもしれないが。(泣き虫でビビリだから)

悟空の大猿ですか?どうでしょう初期の悟空は、口から壊光線は出来ないし
理性もないただ暴れるだけでしたから。

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 03:09:00 ID:OySZX+La
だからもうゼロ魔キャラとDBキャラ
どっちが強いかなんでどうでもいいんだよ。
どっかにスレ立ててそっちでやってくれ。

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 03:22:03 ID:c3diBXDv
もうvsスレでも立てて比較しないさいな

カッコいいピザキャラを召喚してマリコリヌが弟子になるネタを考えたが
カッコいいピザキャラがボブとキンポーぐらいしか思いつかない
ボブは作品上、内面描写が乏しいしキンポーはどの作品から出すかが問題だし

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 03:28:24 ID:8650Tm+u
スライガーはかっこいいよ。そして強い。

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 03:46:13 ID:n7t7Eg9R
>>677
だからさ、ゼロ魔だけじゃなくDB原作も読めよ。
ギーシュのゴーレムが最初期のヤムチャに匹敵したら、
それだけでギーシュはサブマシンガンで武装した兵士数十人を瞬殺できる強さになるぞ。
ましてや天下一武道会第24回以降のヤムチャとなると、普通に生身で近代兵器を抱えた軍隊まるごとを相手に出来るレベルな訳だが。

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 04:05:05 ID:b6TE3mXa
作品を叩くのはやめよう
俺のように楽しく読ませてもらってる人もいるんだから
つーか烈風のカリンがセル辺りを簡単にけちらしても俺的には大歓迎だぜ

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 04:08:08 ID:Kimd81tU
キャラが違うなら叩かれても仕方がないだろ。

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 04:42:40 ID:OySZX+La
そういったのは毒吐きでやってくれ。

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 06:50:25 ID:ud0c2N9K
>>677
もうこなくていいから

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 07:31:52 ID:Gf/2L/nF
>>681
まだ悟空が少年のときの話でしょ?
ならそこまで強くはないかと

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 07:35:54 ID:sZBfnDNX
電波を受信した

「ダーリン!あなたにバースデープレゼントよぉ!」
 という叫びと共に、きゅいきゅいがニューカッスル上空を旋回している


  みんなぁ!抱きしめてぇっ!ハルケギニアの、果てまでぇ!


「タバサ・・・?」
 呆然と空を見上げるサイトの頭上から、無表情なまま歌い踊るタバサが舞い降りる

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 07:39:11 ID:dQQEwTuB
バトルホッパーを召喚、自らの手で洗車しながら「ほーらほら気持ちいいでしょう?」と話しかけるルイズ。

……ただの変態?

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 08:19:49 ID:s/IEeiIZ
>>679
じゃあエロハンで


…キンポー違うって突っ込みは受ける

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 08:21:43 ID:kkn0GiTO
>>688
「移動力に特化したゴーレムを洗ってる」と考えるとそれほど不自然ではないかも
ギーシュやフーケと違って気軽に使い捨てることができないぶん愛着もわきそう

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 08:53:52 ID:4hlKaR8x
>>688
あれはもう機械生命体と言ってもおかしくないしいいんじゃね?
喜ぶ時は首振るしてつをを守る為に特攻する自己犠牲心持ってるし最後喋るし進化するし
時代が時代なら擬人化されてるとこだな

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 09:15:08 ID:Oq3d64ke
おとぎ銃士赤ずきんから、赤ずきん召喚。
結構相性よさそうなのに、話題にすら上がらないな。

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 09:47:41 ID:tjBT0seh
ゴルゴ13が召還されたら、単独ですべての問題を解決しそうだ。
ジョゼフも普通に暗殺しそう。アン様はゴルゴの前ではポンポン脱ぎそう

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 09:55:09 ID:Oq3d64ke
>>693
でも、依頼されない限りはやらないだろうな。
例外は、身を守る時と撃つ瞬間を記録された時。

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 09:58:35 ID:MbQGP6ax
>>692
赤ずきんは強烈なのがきてるよね
最近更新されないけど・・・

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:01:18 ID:0X4ruCTR
工画堂のいるかさんちーむから羅刹のスタンシア(戦闘用アンドロイド)召喚とか。
ゲーム中盤までだけど狂ったような装甲とHPに重火器+白兵戦闘能力で鬼のように強い。
さらに元愛玩用アンドロイドなので人間技を超えたテクニックでギーシュをメロンメロンに……

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:02:12 ID:JnmKBTE+
銃器振り回す外道赤ずきん…あの作品は好きだw


698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:10:15 ID:8vMNMYwC
>>688
既出のKITT召喚がそんな感じです
もっとも「エロく洗車」してるのはシエスタだったけど

>>691
「のび太の海底奇岩城」のバギー君?

>>692
放送してる地域があんまないから
むしろ赤ずきんより「極上生徒会」のプックンのほうが面白そう

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:15:37 ID:eJntPNEF
>>693
ハルケギニア中のあらゆる情報機関や軍部、司法機関、マスコミ、富豪等が
デューク・トウゴウを殺害、逮捕、報道、専属契約、陰謀への利用を試みるが
そのたびに「彼は裏切った依頼人を生かしてはおかない」「クレイジーよ」「命が惜しければ(ry」と言われ
最後には彼を陥れようとした人間が眉間に銃弾を撃ち込まれ殺される
結末はアンリエッタとマザリーニが
「彼は最初から知っていたのです」
「ゴルゴ13…まったく凄い男ね…」

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:22:52 ID:8vMNMYwC
>>699
「実は三人まで有効」
「残ってるうちに100円投入すればコンテュニュー可」
「状況次第で『数秒間無敵になる道具』使用」
などの噂があるあの人ですね、わかります

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:25:29 ID:eJntPNEF
蒸気機関なら御禿にもメンテできそうなので、「走れ!ケー100」の
まるで生きているかのような水陸両用機関車、K-100を召喚

ルイズがアンリエッタにウェールズへ送った手紙の回収を頼まれて困惑してるのを見て
「よっし!わしにまかせんしゃい!その上留守さんとかいうのから、手紙を貰ってくるけん!」
勢いよく蒸気を吹き出して張り切るケー100を見て不安がるルイズとアンリエッタに
「これでもわしは薩摩隼人じゃ!九州男児に二言はなか!」

そしてケー100はゆっくり、のんびり、行く先々で人々の人情に助けられながらアルビオンへの旅に出る

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:33:42 ID:Neyq4Ybx
まて、アルビオンは空に浮いているんだぞw

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:41:58 ID:fYVae5l2
オチを言っちゃダメ

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 10:52:54 ID:8OLVMM7S
http://jp.youtube.com/watch?v=OXwSSsitwyg&eurl=http://namaekurekure.blog116.fc2.com/?no=85

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:21:55 ID:Kns+Nxo+
>>687
元ネタ何だっけ?

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:25:17 ID:+F7HjS4y
>>705
ご存知、ないのですか?

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:28:12 ID:b7NkLGGh
>>706
彼女こそ超魔法シンデレラ

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:29:26 ID:YBPlXOWp
>>677
初期悟空でも銃弾効かないしガンダ補正付くから、ワルドじゃ無理!

大猿は尻尾を切れば戻ったはずだから、何とかなると思う。

>たぶんギーシュのゴーレムは、ヤムチャに匹敵するだろうし。
ヤムチャに謝れ!!

>ワルドは、桃白白か天津飯級。
いや、
ワルド=初期ヤムチャ
じゃねーか?


709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:30:01 ID:x+JM/SkL
>>707
タバサちゃんです!

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:39:58 ID:edgTd3Fp
偏在有りだと初期ヤムチャになら勝てる、くらいかな

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:50:39 ID:WiUgFrZI
意思持つ無機物だったらギャンゴの隕石でも召喚したら、みんなそれぞれの妄想を具現化しそうだな。
ルイズは当然、あそこが大きくなった自分。
アンリエッタはウェールズで、ワルドはおっかさんで決まり。
オスマンは… ここは全年齢板ですね。

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:52:36 ID:Kns+Nxo+
>ルイズは当然、あそこが大きくなった自分。
ふた○り?

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 11:54:51 ID:Ahc5BbT6
>>351
フェイト召喚するならアルフもセットがいいです

遅レスごめんなさい

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:03:34 ID:NDhexbFX
遅まきながら無限のフロンティアをプレイ。
へそ姫と意気投合するルイズを思い浮かべたのは何故だろう。

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:06:29 ID:f7U54k7s
>>711
じゃあ恐怖無きバケモノ器物なら・・・

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:09:22 ID:WiUgFrZI
>>715
目標を失って勝手に探しに行ったりして。

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:16:46 ID:CDgtsC85
意思持つ無機物と来てトランスフォーマーが来てないなんてなんということ
ダメージ受けたら修理受ける必要があるけど(再生云々は実写のみの設定の上効果がはっきりしてない)、
ラチェット先生ならなんとかなるぞ。
コッパゲがホイルジャック的立ち位置になりそうだが

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:20:35 ID:/7Ek2h5f
>>71
乳牛姫「えと、牛乳なんか良いと思いますよ?育つのに」
ルイズ(……牛乳か)
ヘソ姫(……牛乳か)
駄狐(……牛乳か)
ちび魔女(……牛乳か)
雪風(……牛乳か)
眼鏡姉(……牛乳か)

こうですねわかります


719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:21:01 ID:3lTEQ0LX
確か千葉sじゃなかった、メガトロン様が来てたな。

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:21:27 ID:/7Ek2h5f
って、>>714宛てですまちがえた

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:23:19 ID:8vMNMYwC
コルベールが格好良い作品ってどんなんありましたっけ
「目つきの悪いゼロの使い魔」でオーフェンと渡り合うのと
「ゼロの女帝」でルイズのために劣等生であってほしいとこぼすのと


他には?

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:29:31 ID:hM8BCpxs
千葉って言いにくいよね

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:31:52 ID:Oq3d64ke
>>714を見て
ルイズ「アルビオンへ行きたいかー!」
錫華「おお〜」
という電波を受信した。

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:32:48 ID:Cq48MdUz
>>721
 格好いいのとは少し違うかもしれないが
薔薇乙女の御禿様は立派な先生をしていたな

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:33:28 ID:3lTEQ0LX
>>722は千葉県民の俺を怒らせた、まあ千葉さんとは発音違うけどw

>>723
福留さん召喚と申したか

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:37:11 ID:Z4IMheSc
>>721
鮮血のコルベールは特に活躍せず散々な目に遭ったけど
作者のプロットをひっくり返してエンディングを180度変えた英雄的存在
死に様は情けないと見せかけて実は…

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:39:13 ID:8650Tm+u
イザベラ管理人のコルベールもカコイイよ

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:44:12 ID:lal6xXXZ
鮮血のコルベールは作者のプロットをネタ系グロSSから言葉救済SSへと180度転換させるほど男前

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 12:51:44 ID:NuxrsiNh
>>717
TFならスタスクもブラックアウトも来てるじゃないか
個人的にはワスピーターだと当たりな気がする
記すことさえはばかれるスタスク(の魂)と合体して
ハルケギニアで暴れてくれるよ!

すぐやられるけど

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 13:27:46 ID:c3diBXDv
ワイルドのコルベールは友好的なキタローをルイズの相談なく殺そうとするくらいかっこいいよ

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 14:23:07 ID:8bd1k2BA
そういや・・・
千葉トロンさんの続きは来てないね・・・

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 14:23:36 ID:CDgtsC85
>>719
>>729
書き方が悪かった
「ここまでTFの話題なし」みたいな感じで書いたつもりだったんだ。

TF召喚ものは常駐してる実写TFのスレで紹介されたことがあって、もう読んでる。
それがこのスレの存在を知るきっかけになったんだけどね。
メガちゃん召喚とスタスク召喚読んだ時の感想は、コ レ は 酷 い w(いろんな意味で)
続きマダー?とずっと待ってるよ。うん。

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 14:25:28 ID:dBqoeksM
>>721
「剣虎兵」のコルベールも格好良かったな
あと自分は「女帝」のコルがイカスと思うのですよ

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 16:22:21 ID:/OzCNg1V
…メトロイドのコルベーr(ry
ささ、話を続けるが良いぞ(逃

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 16:39:07 ID:zBsq0D3d
>>714
ルイズが臍だしルックに成ると申すか?


毒牛頭と毒馬頭は当たりか外れかどっちだろ?
愉快な奴等ではあるんだが……

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 16:45:55 ID:o4OpbFt5
お禿様先生は大体かっこいいよ、うん それよかアホで変なお禿先生が見たいよ

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 16:48:02 ID:Bm6Y/Sn9
コルベール「おちんちんびろ〜ん!うひゃひゃひゃっ」

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 17:04:06 ID:iLow+zgS
姉妹スレのおっぱい紳士なジャンですね、わかります

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:03:32 ID:wNYj3CHW
提督は何時かな

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:04:07 ID:c/yAy6wB
残念!それは私の御稲荷さんだ!

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:05:20 ID:R7/lLupD
>>739
この前来たのは何時ですか?

742 :鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/18(金) 18:11:54 ID:7ozfpUvW
誰もいないようなので投下していいですか?

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:13:00 ID:edgTd3Fp
さぁ来いよ!みじん支援にしてやるぜ!

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:13:09 ID:R7/lLupD
支援します。

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:14:20 ID:FLPhOVUD
支援は一日にしてならず

746 :1/5 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/18(金) 18:14:55 ID:7ozfpUvW
コルベールは学院長室に案内すると言い、一行はコルベールを先頭に学院の中に入った。
廊下で何人かの人間とすれ違ったが、その度に彼らは血塗れの傭兵二人を怪訝な表情で見つめて通り過ぎる。
やがて一行は長い階段を登り始めた。

「……なあ。あんた達は何者なんだい。この連中とは関係無いんだろ?」
それまでずっと沈黙していた黒髪の少年がウォレヌス達に話しかけた。

この少年はいったい何者なのだろう。
彼の言う事が事実なら彼も偶然ここに連れて来られたと言う事になる。だが彼は完璧なラテン語をしゃべっている。
シリアあたりの属州出身なのだろうか?
だが少年はウォレヌスが一度も見た事の無い奇怪な服装――ルイズやコルベールとはまた違う――をしていた。

「我々はローマ共和国の兵士だ。私は第13軍団の百人隊長ルキウス・ウォレヌス。彼は同軍団兵で私の副官を務めるティトゥス・プッロだ。君は?」
「お、俺の名前は平賀才人です……あ、あの、あなた達は日本とか東京って聞いた事あります?」
「ヒラガサイト。変わった名前だな……ニホンと言う名前は聞いた事が無い。地名か何かか?」
「ああ、やっぱり解らない……俺の住んでる国の名前ですよ」
「こちらからもひとつ質問をさせてくれ。君は我々と同じくここに召還とやらをされたそうだな?顔立ちを見れば東方の人間なのは判るが、どこで我々の言語を習得した?君はどこの出身だ?」
ウォレヌスはさっきから感じていた疑問をぶつけた。
彼だけでなく、ローマの事を全く知らない筈のあの二人まで流暢なラテン語をしゃべっている。
もっともコルベールとルイズの物は貴族や騎士階級の人間が使ういわゆる「古典ラテン語」で、才人の物は大衆が使う「俗ラテン語」だが。

どちらにせよ、三人が結託しておりこちらを騙そうとしているのでなければ明らかにおかしい。
「えと、出身は日本の東京って所です。あなたたちの言語が何なのかは判りません。と言うか俺にはあなた達が日本語をしゃべってる様に聞こえるんですよ?」
「ちょっと待ってくれ、つまり君はさっきからずっと自分の言葉を話してるのか?」
「そ、そうです。そう言えば……なんであんた達もこいつらも日本語をしゃべってるんだ?」
コルベールがそこに口を挟んだ。
「使い魔は通常召還される時に言語を解する能力を与えられます。恐らくそれが関係しているのかと……ああ、学院長の部屋につきました」

コルベールは学院長と話しをするからここで待っててくれと言ったが、ウォレヌスはそれを許さなかった。
ここが学院長の部屋でなく衛兵の詰め所か何かの可能性も少しはある。何時でも人質に取れるようにウォレヌスはコルベールの、プッロはルイズの背後にピッタリとついた。
「言う必要は無いと思うが、もし大声をあげたり助けを呼ぼうとすればどうなるかは解っているな?」
コルベールは頷き、ドアをノックした。

「学院長、コルベールです。突然な事で申し訳ありませんが、急を要する事態が起こったのであなたの判断を仰ぎたいのですが……」
そして扉の奥から若い女性の声が聞こえてきた。
「ミスタ・コルベール、急を要する事態とはいったいなんでしょうか?学院長は現在休息を取っておられるので、もう少ししてから出直した方がよろしいかと存じますが」
秘書か何かであるらしい。


747 :2/5 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/18(金) 18:15:25 ID:7ozfpUvW
「ミス・ロングビル、本当に緊急の事なのです。直ちに彼と話さなければいけない問題なんですよ」
しばらく間があってから、鍵が外れる音がした。
ドアが開き、中から長い緑髪を持つ女性が現れる。
年の頃は20代半ばだろう。
目にはコルベールと同じような飾りをかけている。
このロングビルと言う女も奇怪な色に髪を染めている。ここの女性の風習なのだろうか。

「これは……一体どういう事ですか?一体彼らは何者なのですか?」
女はウォレヌス達を胡散臭げに見ながら言った。
教師が生徒1人と見慣れない平民三人(内二人は武装していて血にまみれている)を連れてきたのだから当然の反応と言えるだろう。
頭を掻き、困ったような表情を浮かべてコルベールは言った。
「はぁ、それがその、非常にややこしい事なんですがこの生徒が召喚の儀式で彼らを召喚してしまったのです」
「……は?この三人をですか?人間を召喚したと言うんですか?」
「はい、ですからその事について学院長の指示を仰ぎたいのですが……」
「わ、解りました。少しお待ちください」
女はそう言ってドアの奥に消えた。

「学院長か……そいつと会って一体どうするんです?」
プッロがウォレヌスに聞く。
「まず召喚の儀式やらなんやらを詳しく説明して貰う。そしてこの訳の解らん所から元いた場所に送り返して貰う。急げばまだ戦いが終わる前に戻れるかもしれん」
「第一大隊は大丈夫でしょうか?あのときはだいぶ突出していましたが……」
「お前らしくもない心配だな。あの程度の事で壊走するほど第十三軍団がヤワじゃないのはお前もよく知っている筈だ。我々がいなくともマスキウス達が何とかするさ」

無論、突出していたあの状態で指揮官が突然いなくなるのはどう考えてもいい事ではない。
半端な錬度しかない部隊ならそれだけで壊走し始めてもおかしくはない。
だが第一大隊は第十三軍団の中でも最精鋭の部隊だ。
自分がいなくてもマスキウスなどの他の百人隊長がうまく指揮を引き継いでくれる筈だ。

「そりゃあそうですけど、あの肝心な場面でいなくなっちまったてのはどうにも気分が悪い……」
「ちょ、ちょっといいですか?」
そこでサイトと名乗った少年が口を挟んだ。

「何だね?」
「あの、お二人はついさっきまでその、戦っていたんですよね?」
「ああ。その通りだ」
「一体どこで?」
「アフリカのタプススと言う都市の近くでだが……?」
ウォレヌスにはなぜかは解らなかったが、彼の答えを聞いたサイトの顔色が変わった。


748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:15:56 ID:7ozfpUvW
「それであなた達は確かローマ共和国の兵士だと、そう言いましたよね?」
ウォレヌスは頷き、
プッロが「おい坊主、なんでそんな事を聞く?」と聞いた。
サイトはプッロには答えずに更に質問を重ねようとする。
「あの、お二人は西暦何年の……」
だがそれを言い終わる前にドアがまた開き、中からあのロングビルと呼ばれた緑髪の女が出てきたので彼の質問は遮られた。

ロングビルが口を開く。
「学院長があなた達とお会いになります。どうぞ中へお入りください」
サイトはため息をつき、ウォレヌスに言った。
「後であなた達に聞きたい事が幾つかあるんです。いいでしょうか?」
「もし帰る前に時間があるなら構わない」

そう答えたものの、はっきり言えばウォレヌスは「後で」と言う言葉が気に入らなかった。
まるでここに長い間いる事になるのを前提にした言葉に聞こえたからだ。

そして5人は中に入る。
彼らは机と棚があるだけの簡素な部屋――恐らくは秘書室だろう――を通り学院長室に入った。

学院長室は秘書室と同じく、幾つかの本棚と机があるだけで割合質素だ。
部屋の外れにセコイアの大きな机がおいてあり、それに1人の老人が座っている。
白いヒゲが腰のあたりにまで伸びており、どう見ても七十代以下には見えない。

考えるまでもなく彼が学院長だろう。ウォレヌスはプッロに耳打ちをした。
「お前の事だから今すぐにでもあの老人に剣を突きつけたいんだろうが、今は待て。まずは相手の話を聞きたい。交渉は私がやるから今の所は黙っていてくれ」
プッロは無言で頷いた。だがウォレヌスはプッロが苛立っているのが解る。
もし要求が受け入れられない場合は、即座に老人の喉元に刃先をつきつけ人質に取る位の事はやるだろう。

だがウォレヌスにはそれを止める気は無かったどころか、むしろ同じ事をするつもりだった。
もし相手が平和裏に事を解決する気が無いなら実力行使にでて、この蛮人達にローマ人を甘く見る事の恐ろしさを見せてやるだけだ。

そして老人が口を開く。
「ミスタ・コルベール、一体なにが起こったのか説明してくれんか?使い魔召喚の儀式で人間が召喚されたと聞いたが……」
老人は年には似合わないはっきりとした声で言った。
コルベールはルイズが人間を三人召喚した事、三人が恐らくはブリミル教国圏の外からの人間、恐らくはロバ・アル・カリイエ出身である事(ウォレヌスには何の事なのか全く検討がつかなかったが)、そして三人が事情説明を求めている事を説明した。
ただし、ウォレヌスとプッロに脅迫された事は伏せていた。

「ふむ……」
老人はヒゲを手でさすりながら何かを考え始めた。
「ミス・ロングビル。ちと席を外してくれんかの?当事者たちだけで話しがしたい。秘書室で待っててくれたまえ。何か用があったら呼ぶから。ミスタ・コルベール、ご苦労。君は退室してくれたまえ」
ロングビルは不審人物と学院長を一緒にする事に難色を示したが、結局二人は部屋を退出する。
ウォレヌスは内心でほくそえんだ。
(自分から二人を退席させてくれるとは……これは好都合だ)
これでもし彼を人質にせざるを得ない場合になった時、それを実行するのがずいぶんと簡単になった。
老人1人と小娘1人を拘束する位なら、目をつぶっていても出来る自信がウォレヌスにはある。


749 :4/5 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/18(金) 18:16:30 ID:7ozfpUvW
「さて……」
そう言って老人は三人を見渡す。
「まずは自己紹介からするのが礼儀じゃろうな。ワシはこの学院の学院長を務めるオールド・オスマンじゃ。あんたらは一体何者だね?」
「ローマ共和国第十三軍団の首位百人隊長及び予備役長官を勤めるルキウス・ウォレヌスと言う者です。隣は私の副官で同軍団兵のティトゥス・プッロ」
ウォレヌスは相手に少しでも威圧感を与える為にわざわざ階級と役職を全て名乗った。
「え……と……俺は平賀才人。日本国の、ええと学生です……」
「ふむ。ニホンと言うのは聞いた事が無いがローマ、と言うのはロマリア皇国とは関係ないんじゃな?」
「あるとは思えません。コルベール氏も同じ様な事を聞いていましたが私はロマリア皇国などと言う国は聞いた事がありませんので」

やはりこの老人もローマを知らないと言う。もしかれらがしらばっくれているので無ければ、
ウォレヌス達はローマの名が伝わっていない程遠くの場所にやって来た事になってしまう。
例えゲルマニアの奥地だろうとパルティアの東部だろうとローマの名前くらいは知られている筈だ。
それを考えればここは信じられない位の僻地に違いない。

そしてウォレヌスはある事を思い出した。コルベールは確かここが「ハルケギニア大陸のトリステイン王国」だと言っていた。
それが口からの出任せじゃない事を確かめた方がいい。

「オスマン氏、ここは一体なんと言う大陸の何と言う国なんですか?」
「ここはハルケギニア大陸のトリステイン王国じゃ。ミスタ・コルベールによればあんたらは全くの未知の国、恐らくは東方のロバ・アル・カリイエの出身と言う事じゃが、それは正しいのかね?」
「……いえ、ロバ・アル・カリイエと言うのも聞いた事がありません」
ウォレヌスは、覚悟はしていたが軽い目眩を覚えた。
どうやら本当に未知の大陸につれてこられたらしい。

オスマンは続けて質問をする。
「召喚されたとき一体あんたらが何をしていたのか教えてくれんかな?」
ウォレヌスは簡潔に自分たちが戦闘中に光る鏡に吸い込まれた事を伝え、才人も自分が帰宅している時に同じく光る鏡に吸い寄せられた事を話した。
オスマンは眉間に皺を寄せてため息をついた。彼にとってもこの出来事は理解を超えているようだ。
「ふむ…………ミス・ヴァリエール、呪文を詠唱した時に何か変わった事は無かったのかね?どんな些細な事でもいい、もしあったのなら話してくれ」
それまでずっと俯いていたルイズは突然声をかけられた為か体をビクッと震わせた。

「あ、あの、私はあの時初めてだったので、その、何か変わった事があったかなんて解りません……す、すみません」
蚊が鳴く様な小さな声だった。


750 :5/5 鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/18(金) 18:17:30 ID:7ozfpUvW
(さっきまでの勢いが消し飛んだな…………どう言う心境の変化だ?)
先ほどまで剣を持った男二人に威勢良く叫んでいたルイズが今では怯えたリスの様になってるのをウォレヌスはいぶかしんだ。
そう言えばここに来る途中も一言も喋ってなかったし、顔色がどんどん悪くなっていた気がする。
だが今それは問題ではない。今度はこちらが質問をする番だ。

「オスマン氏、我々はあなたの質問に答えました。今度は私の質問に答えていただきたい。まず魔法学院とは?そもそも使い魔召喚の儀式とは一体なんですか?なぜ我々はここに連れて来られたのですか?」
「もっともな疑問じゃろうな。答えて進ぜよう。ただ最初に言っておくがあんたらが召喚されたのは事故じゃ。ワシは長年生きているが人間が召喚されたなんて見た事も無ければ聞いた事も無い。まずそこを理解してくれ」
そしてオスマンはここが貴族の子弟が魔法を学ぶ学校である事、使い魔とはメイジと契約で結ばれ一生使役される動物や幻獣で、魔法学院の生徒は二年生になると使い魔を召喚する儀式を行う事を説明する。
ウォレヌスは本当にこの様な摩訶不思議な魔法を使う人間が存在するのに驚愕したが、それ以上に使い魔が何であるかの説明を聞く内に怒りで胸があふれてきた。
要は自分達は体のいい奴隷になる為に拉致された様な物ではないか!
だがウォレヌスが何かをする前にプッロが先に行動した。

プッロは机に身を乗り出すと両手で思い切りバンッと叩き、吼えた。
「おいジジイ、さっきから黙って聞いてりゃふざけた事ばかり言いやがって。何が使い魔だ、ただの家畜じゃねえか!
テメエの言ってる事が本当なら俺たちは奴隷としてここに連れてこられた事になるんだぞ?冗談じゃない、俺は絶対に使い魔になぞなる気は無い!」

ウォレヌスはプッロを止めようとはしなかった。ウォレヌスもはっきり言って腹が立っていたしここは強気に出て方がいいかも知れないと思ったからだ。
だがオスマンはプッロの荒々しい言葉にも顔色一つ変えなかった。
「落ち着きたまえ、プッロ君。最初に言ったじゃろ、人間が召喚された例は無いと。これは本来起こりえない事故……」

だがプッロはオスマンを遮るように捲くし立てる。
「起こり得ない?だが実際におれたちゃここにいるわけなんだがな?もういい、ゴタクは沢山だ!事故なら責任持って早く俺たちをもといた場所に送り返せ。
今すぐにだ。そうすりゃ俺たちはこのわけのわからん場所からオサラバできるしそこのお嬢ちゃんも俺たちがいなくなった後でゆっくりと使い魔召喚でもなんでも出来る!それで万事解決だ!」

オスマンは手を組み合わせ、本当に申し訳なさそうな態度で言った。
「あ〜〜、大変言いにくいんじゃがな、プッロ君。残念ながらそれは不可能じゃ」
「不可能?」
「そうじゃ」
「な〜るほど。つまり俺たちを還す気はないって事か。残念残念」
そしてプッロは軽く笑うと……剣を素早く引き抜いた。


751 :鷲と虚無 ◆I3um5htGcs :2008/07/18(金) 18:18:35 ID:7ozfpUvW
以上です。

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:21:37 ID:FLPhOVUD

サイトがローマの歴史について説明すれば丸くおさまるのかしら
あいつにどれだけ世界史の知識があるかわからんが

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:22:28 ID:Vh1FZ8lN
おつで〜す

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:27:06 ID:R7/lLupD
乙です。

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:30:50 ID:/4Opiurm
乙!
次回も期待してます!

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:32:29 ID:edgTd3Fp
激しく乙ですが何と言う焦らしプレイ

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:38:37 ID:FU8+RqwX
乙は褒め言葉じゃないんだよ

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:43:38 ID:b1dur36V
乙がほめ言葉じゃない…
じゃあ甲で

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:45:20 ID:c3diBXDv
おお、サイトはローマ帝国を知っているのか

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:49:22 ID:FLPhOVUD
まあブルボン王朝のフランスについては、現代の高校生じゃあんまり知らないだろうが、
ローマなら世界史の一般教養として知っているだろうな
タプススの戦いはどうだか知らんが・・・

761 :ベルセルク・ゼロ:2008/07/18(金) 18:50:39 ID:oHtE6Y6G
七時から投下予約させていただきます
今回のはちょっと長いんだぜ

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:52:31 ID:c3diBXDv
>>761
キタキタキタ
支援だ支援だ

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 18:54:29 ID:T2Ap80AZ
普通は中学、高校と世界史の授業で習うだろう。

764 :ベルセルク・ゼロ:2008/07/18(金) 19:00:37 ID:oHtE6Y6G
 ルイズ達はアルビオンへの玄関口『港町ラ・ロシェール』を目指して快調に旅を進めていた。
 高く空を舞うグリフォンから振り落とされないように、ワルドはルイズを後ろから抱きしめるようにしっかりと手を回す。
「怖くないかいルイズ?」
「え、えぇ…大丈夫よワルド」
 随分と積極的なワルドに、ルイズは少々困惑する。
 ワルドは自分のことを婚約者と呼んでいたが、まさか本気なのだろうか。
 確かに、父を交えてそんな話をしたことはある。だが、それは10年ほども昔の話。ルイズなんかはまだ6、7歳だった。
 当時はそれなりに本気だったのかもしれないが、言わばそれはおままごとのようなもので、ルイズ自身、そんな約束などアンリエッタが学院を訪問したときに彼の姿を目にするまで忘れていた。
 それを、ワルドは10年もの間忘れずにいたというのだろうか。
 そんな風に思って肩越しにワルドの顔を覗き込むと、思いっきり目が合ってしまった。
 にっこりと微笑むワルド。ルイズは思わず目をそらす。顔が赤くなるのがわかった。
「照れているのかいルイズ?」
「ワルド、こんな状況、女の子なら誰だって照れてしまうと思うわ」
 なにしろお互いの体が近すぎる。背中には否が応にもワルドの温もりを感じてしまう。意識するなというのが無理な話だった。
 ワルドはというと、少し元気がないように見えるルイズの様子が気になっていた。
 会話している時などはわりと元気良く振舞っているのだが、ふとしたときにため息をついていたりする。
 そんなことを考えている間にも、ルイズは眼下の景色を眺めながらほう、とため息をついた。
「元気がないみたいだね。何かあったのかい?」
「そんなことないわ。私はいつも通りよワルド」
 そんなわけがない。その証拠にいつも通りと語るルイズの顔には笑顔が無い。これが本当にいつも通りだというのならそれはそれで問題だ。
 今のルイズは中庭の池のボートに隠れていたあの頃に戻ってしまったようで、放っておけるものではなかった。
 何とかルイズを元気付けようとワルドは話題を探す。
「そういえばルイズ。姫殿下から伺ったよ。君はあの『土くれ』のフーケを捕まえたそうじゃないか」
 ワルドはルイズが『魔法を使えない自分』にコンプレックスを持っていることを知っていた。
 そんな彼女があのトリステイン中の貴族を悩ませたフーケを捕らえたという大金星を、ここぞとばかりに褒めちぎる。
 それでも、ルイズの反応は薄い。
 話している内に、ワルドはおや?と首をかしげた。
「ルイズ、そういえば君の使い魔はどうしたんだ? 身の丈を超える大剣を軽々と振り回す常識離れした剣士だと聞いたが……」
 ルイズが眉をひそめるのがわかった。それから、口をへの字に曲げるのも。
「学院に残ってるわ。でもいいの。あんな奴の力なんて必要ないわ。私たちだけで十分よ」
 声に刺々しさがある。ワルドはなるほど、と笑った。
「ケンカでもしたのかい?」
「そんなんじゃないわ」
「君はその『彼』のことが好きなのかな?」
 ブッ! とルイズは思わず吹き出した。
「そ、そんなわけないじゃない! ど、どこの世界に使い魔に惚れるメイジがいるってのよ!!」
 ぐりんとワルドの方を向いて声を荒げる。ワルドはそんなルイズを見て苦笑を浮かべている。
 む〜、とルイズは唇を曲げた。ど〜もなにやら勘違いしているっぽい。
 前に向き直るとルイズはふん、と鼻を鳴らす。
 少し落ち着いて景色に目を移すと、遠く広がる青空の下で群青色の山々が霧に霞んでいた。


765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:01:18 ID:c3diBXDv
支援

766 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/18(金) 19:02:06 ID:v7KmF1pZ
sien

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:02:25 ID:FLPhOVUD
支援ブルン宮殿

768 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:03:23 ID:oHtE6Y6G
 ルイズはまたふぅ、と思わずため息をついていた。
(好きとか……そういうのじゃ、ない―――)
 バタバタと黒いマントをはためかせ、巨大なゴーレムの前に立ちはだかるその姿。
 どこまでも力強いその背中が目に焼き付いている。
「ルイズ」
 ワルドに呼ばれて我に返る。
 振り返るとワルドが先程までの微笑みを消して、真っ直ぐにこちらを見つめていた。
 どこまでも真剣なワルドの様子に、ルイズは狼狽してしまう。
「君との間で交わされた婚約。僕は本気だよ」
「え……?」
「この旅の間に、必ず君を振り向かせてみせる」
 そう言って、ワルドはルイズに微笑みかける。元々が他に類を見ないほどの美男子なのだ。そんな仕草がどうしようもなく様になる。
 ルイズはすぐに前に向き直った。
 どうしようもなく頬が熱くなるのを止められなかったからだ。
 気を落ち着けるために再び景色に目を移す。
 広がる青空。風に揺れる大平原。うん、絶景かな絶景かな。
 高まった鼓動が次第に落ち着いてくる。
「……んん?」
 そこでルイズは違和感を覚えた。眼下に広がる大平原。そこには何かが足りないのではないかと。
「あッ!!」
 違和感の正体に気づいてルイズは大声を上げる。
 ワルドの方を見ると、ワルドは「アチャー」と舌を出していた。


 ギーシュは信じられないといった面持ちで空を見上げていた。
 といっても、空にはぷかぷかと雲が浮かぶだけで特に目に付くものは何も無い。
 その『何も無い』ということがギーシュには信じられなかった。
「……嘘だろう?」
 呆然として呟く。
 ルイズとワルドが乗るグリフォンに置いていかれたのだ。
 別にギーシュが特別遅れていたというわけではない。
 その証拠に彼は汗だくだ。必死に馬をおっていたのが見て取れる。
 そりゃあ、あまりに暇だったので馬をおいながらも物思いに耽ることはあった。その時に多少スピードが落ちていたかもしれない。
 この任務が急を要するものだということもわかっている。
 だからといって置いて行くことはないだろう。
 ギーシュはギリギリと奥歯をかみ締めた。
 こんな大失態、姫様に何と報告すればいいのか。
 ギーシュの脳裏に嫌なイメージがよぎる。
「ありがとうございます。あなたたちのおかげで国は救われました」
 アンリエッタの前にかしずくルイズ、ワルド、ギーシュの三人。

「ありがとうルイズ。あなたという友人を持てて私はとても幸せです」
「ありがとうワルド子爵。あなたを選んだ私の目に狂いは無かったわ」
「あら、あなたは誰?」

「うわぁああぁあぁぁああああ!!!!!!」
 頭をブンブンと振って恐ろしいイメージを振り払う。
「ひ、姫様にそんなことを言われたら僕は耐えられないぞ……! 急いで追いつかなくては……!!」
 鞭を取り出し、馬を打つ。馬は迷惑そうに声を上げた。
 そのまましばらく走っていると、ギーシュの駆る馬の物とは違う蹄の音が聞こえてきた。
 それも一頭や二頭ではない。少なくとも十頭くらいの足音が重なって聞こえてくる。
 ギーシュは顔を上げて辺りを見回した。
 左前方に纏まった影が見える。どうやら音の発信源はそこのようだ。
 時間が経つにつれ足音は大きくなってくる。その一団はどんどんこちらに近づいてきていた。


769 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:05:49 ID:oHtE6Y6G
「うげ……!」
 その姿が視認できる距離まで近づいてきたところで、ギーシュは思わず声を漏らした。
 近づいてきていたのは一目でソレとわかる、盗賊団だった。
 貴族であるならば決して身に着けないであろう粗末な鎧を思い思いに身に纏い、その手には銘もないであろう剣や斧などを握っている。
 こっちに来るなというギーシュの願いも空しく、盗賊団はギーシュの進行方向に躍り出た。
 どうやらこの盗賊団は最初からギーシュを狙って近づいてきていたらしい。
 ギーシュは手綱を引き、馬を止めざるをえなかった。
「何の用だ!」
 ギーシュは馬上から気丈に声を上げる。
「盗賊が貴族様を取り囲んで要求するものなんて一つだろう」
 団のちょうど中央辺りにいた金髪の男が笑いながら答える。おそらくその男がリーダー格なのだろう。他の連中とは明らかに毛並みが違っていた。
 その厚い胸板と剥き出しになった太い腕が、男が暴力を生業にして生きてきたことを雄弁に物語っている。金髪の男は、体格だけならガッツにも引けをとらぬほどであった。
 金髪の男の冷たい眼差しがギーシュを射抜く。
 ギーシュはごくりと唾を飲んだ。
「か、金ならないぞ!」
 男は―――『鉄屑』のグリズネフはにやりと笑う。
「理解が早くて助かる。だが、金の有る無しはこっちで判断することさ」
 グリズネフの言葉と同時に、ギーシュは何か、右足に奇妙な圧迫感を覚えた。
 ぎょっとしてギーシュがそちらに目を向けると、地面から伸びた土の腕がギーシュの右足を掴んでいた。
 ぐん! とギーシュの体がその腕に引っ張られる。
「うわぁ!!」
 そのままギーシュは馬上から引きずり落とされ、地面で強かに顔を打ちつけた。
(この男……メイジか!!)
 グリズネフが腰に差している杖を目にしてギーシュは確信する。
 ギーシュの右足を掴んでいた腕は、今度は大きく広がってギーシュの背中に圧し掛かり、ギーシュの動きを拘束した。
 何人かの盗賊が馬を下り、駆け寄ってきてギーシュの荷物を漁り始める。
「けっ、これっぽっちか。しけてやがんなぁ」
 ギーシュの財布の中身を覗いた盗賊が声を漏らす。
 必要最小限の路銀しか持って来ていなかったのが幸いした。
 グリズネフも馬を下り、ギーシュに歩み寄るとその目の前にしゃがみこんだ。
 乱暴にギーシュの髪を掴む。
 グリズネフの青い瞳が冷たくギーシュを見据えた。
「坊主、他に隠してねえか?」
「な……ない」
 グリズネフに至近距離から目を覗き込まれ、ギーシュは息も絶え絶えに答える。
 嘘をつけば即座に殺されるような気がした。ギーシュは初めて感じる本物の『殺気』に、体の震えを抑えることが出来ずにいた。
「ま、はなっから大して期待しちゃいなかったがな」
 グリズネフの空いた手がごそごそと腰元を探る。
「運が悪かったなぁ小僧」
 ギーシュはただならぬ気配を感じてグリズネフの動きを注視する。
 グリズネフは腰から刃渡り20サント程のナイフを取り出すと、笑いながらギーシュの喉に当てた。
「じゃあな」
 ギーシュの全身から汗が噴き出した。
 咄嗟にギーシュは己の胸元を探る。土に拘束された状態でも、何とかポケットに入れていた薔薇の造花に手を触れることができた。
 グリズネフの握るナイフがゆっくりと動く。その鈍く光る刃がギーシュの喉を裂く―――その刹那。
「ワルキューレェェェエエエエ!!!!!!!」
 即座に錬成された青銅の戦乙女がグリズネフを吹き飛ばした。



770 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:09:03 ID:oHtE6Y6G
 ワルキューレの持つスピアがギーシュの体を拘束していた土を払う。
 吹き飛ばされたグリズネフはその巨躯に似合わぬほど軽やかに体勢を整えた。
 さあ、どんな殺意が向けられてくるかとギーシュの体に緊張が走る。
 だが、ギーシュの意に反してこちらに向けたグリズネフの顔には笑みが浮かんでいた。
「ハハッ! そうか! お前『土』のメイジだったのか!!」
 嬉しそうにグリズネフは笑う。ギーシュは困惑した。
「訂正するぜ、運がよかったな小僧! 同じ土メイジのよしみだ。見逃してやるよ」
 ギーシュはぽかんとしてグリズネフを見た。油断させてこちらを襲ってくる、といったつもりでもないようだ。
 それでもギーシュはワルキューレにその身を守らせ、グリズネフから目を離さない。
 そんなギーシュの視線などどこ吹く風でグリズネフは自らの馬に跨る。
 最後にギーシュを軽く一瞥すると、グリズネフは軽く馬の腹を蹴り、馬を歩かせ始めた。方角的にどうやら彼らもラ・ロシェールに向かうつもりらしい。
(た、助かったのか……?)
 他の者たちもグリズネフの後に続く。どうやら本当に見逃してもらえるようだ。
(よ、よかった………)
 肩を下ろし、一息つこうとしたギーシュの動きが止まる。そしてその目が大きくその目が見開かれた。
 見た。
 気付いてしまった。
 ある男の馬の後ろに、一人の少女が座らされている。元々は煌びやかなものであったのであろうドレスはボロボロに破れ、泥に濡れていた。
 力任せに破られたのであろうことは簡単にわかる。わかってしまう。
 ぼろぼろのドレスはもはや衣服としての役割を果たしているとは言いがたく、露出している肌の部分の方が多いくらいだ。
 少女の瞳からは一切の感情が欠落してしまっているかのように、光が消えている。
 美しく束ねられていたのであろう亜麻色の髪は乱れ、そこにも泥が付着してしまっている。
 『少女が何をされたのか』。『これから何をされるのか』。
 それらのことが、あまりにも容易に想像がついてしまう。
 目の前の景色がぐらつく。
 全身の血液が沸騰したようだった。
 ギーシュの中で、グリズネフに対して感じていた恐怖が、怒りによって塗りつぶされていく。
「止まれ!!」
 ギーシュの怒声がグリズネフの背中を叩く。
 グリズネフ達は思わず馬を止め、振り返った。
 ギーシュは己の杖としている薔薇の造花を抜き放ち、グリズネフに向かって突きつける。
「その子を………解放しろッ!!!!」
 少女が伏せていた顔を上げる。
 一瞬、きょとんとしたグリズネフだったが、ギーシュの言葉の意味することに思い至り、声を上げて笑う。
「くっはははは……! 小僧……運はいいが、頭が悪いな!!」
 心底楽しそうにグリズネフは笑う。


771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:10:28 ID:AQCYVKzK
お前の頭に支援を叩き込んでやる。

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:10:46 ID:lPYebWCh
支援します。

773 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:11:52 ID:oHtE6Y6G
 グリズネフの部下たちがその手に武器を取り、次々と馬を下りだした。
 その数は11人。11人が、ギーシュを中心として扇形を描くように展開する。
 ギーシュの前には先程錬成したワルキューレが一体いるだけだ。
 5人の盗賊が一斉にギーシュに向かって駆け出した。
「たった一体でどうしようってんだ馬鹿が!!」
 ギーシュのワルキューレも突進する。ワルキューレの振るったスピアが二人の盗賊を足止めする。
 だが、残りの三人はその脇を潜り抜け、ギーシュに迫る。
 ギーシュの目の前に薔薇の花びらが舞った。
「なら………」
 ギーシュが呪文を紡ぐ。舞い散る花びらが光を放つ。

「七体ならどうだッ!!!!」

 ギーシュの叫びと同時に六体のワルキューレが現れた。
 新たに錬成された六体のワルキューレは迫ってきていた三人の盗賊に同時にスピアを突き出す。
 盗賊たちは突然の事態に対応できず、突進した自らの勢いをもってスピアに貫かれた。
「ぐわあああああ!!!!」
「ぎゃぁあああああああ!!!!」
 そのまま吹き飛ばされた盗賊たちは、急所を外して命こそ永らえたものの、足やわき腹などを貫かれた激痛に悶え転がる。
 動揺する盗賊たちの脇を駆け抜け、一体のワルキューレがグリズネフに突進する。
 グリズネフは既に馬から下りていた。
 突進してくるワルキューレに、顔色ひとつ変えず悠然と佇んでいる。
「いけえ!!」
 ギーシュの号令と共にワルキューレはその手に持つスピアを突き出した。
 ガキン! と『金属音』が鳴り響く。

「駄目……逃げて………!」

 聞こえてきた悲痛な叫びは少女のもの。
 ギーシュは目を見開いた。
 グリズネフはワルキューレのスピアの切っ先をその右手で受け止めていた。
 その手のひらは奇妙なことに金属の光沢を放っている。
 やがてその光沢は右手の拳全体を覆った。
 杖を持った左手で、グリズネフは人差し指をチッチと振った。
「青銅じゃあ、『鉄』は砕けねえよ」
 スピアを握りつぶして、そのまま鉄を纏った右拳でワルキューレを殴り飛ばす。
 顔面をひしゃげさせ、ワルキューレはギーシュの目の前まで吹き飛び、転がった。
 ギーシュの背中を冷たい汗が伝う。
「その年で七体のゴーレムを同時に操るとは大したもんだ、小僧。お前ラインか? トライアングルか?」
「……ドットだ」
「マジか!? お前才能あるぜ!」
 ギーシュの言葉にグリズネフは目を丸くした。
 どうやら本当に驚いているらしい。
 グリズネフはその場で少し屈んで土を拾い上げた。右手を覆っていた鉄は既に消えている。
 拾い上げられた土は、グリズネフの手のひらで小さな山を作るほどの量だ。


774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:14:50 ID:pAypM1jD
うおおおおおお俺はこんな熱血ギーシュを待っていた支援!

775 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:15:12 ID:oHtE6Y6G
「ただな、お前無駄が多いよ。ゴーレムに立派な鎧も兜も必要ねえ。人を殺すにゃあ手と足があって、武器が持てりゃあ十分だ」
 確かに、ギーシュのワルキューレは無駄に凝っている。頭部や鎧には細かな装飾までなされているのだ。外観に凝れば凝るほど錬成する際のイメージを強く持たなければならない。それは確かに精神力の浪費に繋がっているだろう。
 しかし―――――
「な、何でそんなことをお前に言われなければならない!!」
「年長者の言うことは素直に聞いておくもんだぜ? ま、あえて理由を言うならお前のことが気に入ったからだ。圧倒的不利を知りながら俺達に挑むクソ度胸! それも見知らぬ女のためなんていう馬鹿さ加減!! 最高だぜお前……名前はなんてんだ?」
「ギーシュ……ギーシュ・ド・グラモンだ!」
「俺はグリズネフ。『鉄屑』のグリズネフだ」
 グリズネフが杖を振る。すると、右手にあった土が、その通り名を示すように数多の鉄の塊へと変化した。
 特に形が整えられているわけでもなく、所々鋭利に尖っていたりもするそれらはまさに『鉄クズ』と呼ぶにふさわしい。
「ギーシュ。俺の仲間にならねえか?」
「お頭!?」
 グリズネフの提案に部下たちから不満の声が上がる。特に、ワルキューレによって攻撃を受けた5人からすれば到底認められる提案ではない。
 ギーシュはまったく予想もしていなかったグリズネフの言葉に困惑していた。
「悪い提案じゃないだろう? お前はどうやらこの女にご執心らしいが、俺達の仲間になれば好きに『使わせて』やるぜ?」
 少女の肩がびくりと震える。少女は怯えた眼差しでギーシュを見つめていた。
 ギーシュの中で再びグリズネフに対する怒りが燃え上がる。
「この……下衆どもめ……!!」
 ギーシュの眼差しを受けてグリズネフは唇を歪めて笑った。
「つまり交渉決裂か」
「当たり前だ!!」
 六体のワルキューレが再びスピアを構えて戦闘態勢を取る。先程吹き飛ばされた一体も、よろよろと立ち上がるとスピアを構えた。
 グリズネフは笑う。おかしくてしょうがないという風に。
「相対したメイジの力量が測れねえか。そこら辺はやっぱり『ドット』だな、ギーシュ」
 グリズネフは右手に錬成した『鉄クズ』をぎしりと握りこむ。
 同時に左手は杖を掴み、その口はルーンを紡ぐ。
 ルーンの完成はすぐだった。グリズネフは握りこんだ右手を大きく振りかぶり―――爆発的な勢いをもって投げ放った。
「―――ッ!!」
 背筋に稲妻が走ったかのような危機感。
 ギーシュはワルキューレを目の前に集結させ、壁を作った。
 凶悪な勢いでもって飛来する鉄のつぶて。
 放たれた数多の鉄の弾丸は易々とワルキューレの装甲を穿ち、貫き、吹き飛ばす。
 全身に弾丸を受けた一体はぼろぼろにひしゃげて崩れ、またある一体は右半身をもぎ取られ、ある一体は下半身が消失した。
「ぎゃあぁあぁぁぁぁあぁぁあああ!!!!!!!」
 飛び散る鮮血と、響き渡る断末魔。ギーシュは己の目を疑った。
 ―――巻き込まれている。
 グリズネフの攻撃は、先程ワルキューレのスピアによって貫かれ、地面に伏していた者達まで吹き飛ばしていた。
 全身を鉄の塊で貫かれて生きていられる道理はない。
「お頭ぁッ!! 何をっ!?」
「わりいわりい。わざとじゃねえよ。巻き添えになりたくなけりゃ下がってろ」
 悪びれたそぶりも見せず、グリズネフは再び土を拾い上げる。手のひらの土は再び鉄の弾丸へと姿を変えた。


776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:16:50 ID:Kns+Nxo+
まさか!こいつ、『使徒』!?支援

777 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:18:57 ID:oHtE6Y6G
 ギーシュの顔が青ざめる。
 グリズネフは右手で錬成した鉄の塊を弄ぶ。じゃりじゃりと不快な音がした。
「俺は『散弾<ショット>』と呼んでいる。つっても、錬成した鉄を風に乗せてぶん投げてるだけのもんだ。さて、ギーシュ……」
 グリズネフが顎で周囲を指す。全身を鉄の塊に貫かれた三つの死体が転がり、ワルキューレも、無残な姿になった三体が地に伏している。
 吹き飛んだワルキューレの左手が、かなり遠くに飛ばされているのが目に入った。
 グリズネフの『散弾』の威力がうかがい知れる。
「この状況をふまえてもう一度聞くぜ。仲間になるか?」
「断る!」
 それでもギーシュは即答した。
 恐怖がないわけではない。ギーシュの足は震えてしまっている。
 しかし、目の前の男に屈服することだけは到底許容できなかった。
 ぞくぞく、とグリズネフの体が狂喜に震えた。
「いいねえ、やはりお前はいい!! ただ殺すなんてもったいねえよ! ……そうだギーシュ、ゲームをしようぜ。楽しい楽しいゲームだ」
 グリズネフは少女の腕を掴むと乱暴に馬から引き摺り下ろした。
 女の子を物の様に扱うグリズネフの態度が、またギーシュを刺激する。
 出来るだけグリズネフから距離をとろうとする少女の肩を、おかまいなしにグリズネフは抱き寄せる。
「さて……ギーシュ、お前はこの女をどうしても助けたいという。絶体絶命のこの状況で……『騎士道精神』ってやつか? 素晴らしい、本当に尊敬するぜ!」
 馬鹿にしやがって―――ギーシュはぎり、と奥歯をかみ締めた。
「そんなお前に俺は報いたいと思う。ゲームの賞品はこの女だ! お前が今からやるゲームに勝利したら遠慮はいらねえ、この女を持っていきな!」
 グリズネフはぬらりと己の唇を舌で濡らす。
「さぁギーシュ……このゲーム、乗るか?」
 ギーシュは考える。これまでの言動で、グリズネフという男がどういった人間なのかは大体想像がつく。
 そんな男が持ち出したゲームだ。どれほど自分に不利なのか、また、どれだけふざけた内容になるのか。
 だが、断れば―――あの『散弾』とやらを2、3発放たれて、それで終わりだ。
 こちらに了承を投げかけてはいるが、ギーシュに選択権はないのだ。
「ゲームの説明をしろ」
 グリズネフはにやりと笑う。
「ルールは簡単だ。俺が『鉄』の錬成を得意とすることはもうわかるな? 俺はそれなりに魔法のレベルも高くてな、こういうことも出来る」
 グリズネフの手がぽん、と少女の頭に乗せられる。びくり、と少女の体が震えた。
「何を…!?」
 ギーシュが口を開くのと同時に、少女の体が輝く。
 光が消え、しかし一見少女の体には何の変化も見られない。
 一瞬、沈黙がその場を支配する。
「嫌ぁぁぁぁあああああ!!!!!!!」
 静寂を破ったのは少女の悲鳴だった。


778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:20:35 ID:hw0shS4q
支援

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:21:05 ID:vLl5VWFJ
支援

780 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:22:35 ID:oHtE6Y6G
 少女は裸足だった。その剥き出しになった足が、金属の光沢を帯びている。
 そしてその範囲は、徐々にふくらはぎへと上ってきていた。
 ギーシュは絶句した。
 生きた人間をそのまま鉄に錬成するなどありえない。
 この男の魔法はどれほどのレベルだというのか。
「くふふ、ふは、はぁーっはっはっ!!!!」
 グリズネフの耳障りな笑いが響く。
「理解したか!? 俺から杖を奪えば錬成は止まる!! 『女が彫像になっちまうまえに俺から杖を奪えるか』、それがルールだ!! 単純明快だろう!?」
 頭の裏で血管が千切れる音が聞こえた。
 怒りで頭がどうにかなりそうだった。
「やめろぉおおおおおお!!!!」
 残ったワルキューレを総動員してギーシュはグリズネフに迫る。しかし、グリズネフは先程錬成した鉄の弾丸を再び放った。
 ワルキューレはその全てが『散弾』の直撃を受け、バラバラになって吹き飛ぶ。
「ただしゴーレムは無しだ。お前自身で来い、ギーシュ!」
「く、うおおおおおおお!!!!」
 それでもギーシュは果敢に駆け出した。グリズネフは左手に持つ杖をひらひらと振ってみせる。
 その左手に向かって伸ばしたギーシュの右手はあっさりと空を切り、グリズネフの右膝がギーシュの腹部を蹴り上げた。
「ぐぅ……!」
 こみ上げる吐き気を抑え、顔を上げる。眼前には既にグリズネフの拳が迫っていた。
 鈍い音を立てて、鼻っ柱を叩かれる。先程ワルキューレを吹き飛ばして見せたグリズネフの拳だ。ギーシュはもんどりうって昏倒した。
「が…ぐぅ……!」
 鼻にやった手が血に濡れる。殴られた箇所が痛いというよりも、熱い。鼻骨を砕かれたかもしれない。
「ひぃ…いや……!」
 少女のか細い悲鳴が聞こえた。見ると、彼女の両足はすでに鉄と化し、錬成の範囲は腰にまで及ぼうとしていた。
「ぐ、がああああ!!」
 言う事を聞かない足を叱咤し、ふらふらになりながらも立ち上がる。
 すると目の前に杖が差し出されていた。思わず手を伸ばす。伸ばした手はあっさりと空を切り、足を掛けられ、ギーシュは再び転がった。
 げらげらと周囲の盗賊から笑い声があがり、口汚い野次が飛ぶ。
「ほらほらギーシュ。まず立ち上がらんことには俺から杖は奪えんぞ?」
 地面に転がったギーシュを踏みつけながらグリズネフは笑う。
 だめだ、このままではグリズネフから杖を奪うことなど到底叶わない。
 ならばどうする。
 奇襲だ。それしかない。
 精神力を限界まで振り絞れば、もう一体くらいの錬成は出来るはずだ。
 最悪、ワルキューレの形を保っていなくてもいい。この男自身が言っていたことだ。とりあえず手があれば武器を持つことは出来る。杖を奪うことは出来る。
 ギーシュは薔薇の造花を手に取った。
 その手をグリズネフに思い切り踏みつけられる。
「ぐぁあ!!」
「だから、ゴーレムはだめだって」
 ギーシュの手から零れ落ちた薔薇の造花をグリズネフは蹴り飛ばす。


781 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:24:25 ID:oHtE6Y6G
「罰だ」
 グリズネフはギーシュの襟首を掴んで無理やり立たせると、今度は鉄を纏った拳をギーシュの腹に叩き込んだ。
「ぐ……!! おぇ……」
 崩れ落ちたギーシュはこみ上げる吐き気に抗えず、胃の中の物を盛大に吐き出した。
 痛みと屈辱で、涙がにじむ。
「見ろギーシュ」
 髪の毛を掴まれ、無理やり顔を上げさせられる。ギーシュの目に、もう首元まで鉄に覆われた少女の姿が目に入った。
 少女の顔は恐怖に歪み、瞳からはぼろぼろと涙が零れている。
 助けて、助けてと少女は声にならない叫びを繰り返していた。
「やめろぉ!!!!」
 ギーシュは悲痛な叫びを上げる。
「いいぜ、やめてやっても」
「えっ……?」
 思わぬ言葉にギーシュは目を丸くする。
 グリズネフはギーシュの髪から手を離して立ち上がった。
「土下座しろ、ギーシュ」
「なっ……!」
「土下座して、こう言うんだ。『身の程をわきまえず逆らってしまって申し訳ありませんでした。これからはグリズネフ様の手足となって従順に働きます』ってな」
「ふ、ふざけるな!! 誰がそんなことを……」
「なら杖を奪うか? まあ好きにしな。決めるのはてめえだ」
 グリズネフはあくまで余裕に、悠然とギーシュを見下ろしている。
 ギーシュは再び少女の方に目を向けた。既に顎の先まで鉄と化した少女は、もはや満足に動かなくなった口で助けてと繰り返す。
 胸が締め付けられる思いだった。自分の無力さにどうしようもなく腹が立った。
 少女の涙に濡れた瞳と目が合う。ギーシュの目からもたまらず涙が零れ落ちた。
 ギーシュはグリズネフの前で膝を着く。そして――――

「み、身の程をわきまえずに逆らって申し訳ありませんでした。これからは……これからは、グリズネフ…様……の手足となって、じゅ、従順に、働きます」

 そう言って、頭を下げた。
 血が出るほどに歯を食いしばって。

「くっはははははは!!!!!! そうかそうか! いい心がけじゃねえかギーシュ!! そうさ、世の中身の程はわきまえていこうぜ!! ふふ、くはは!!」
 グリズネフは腹を抱えて笑い始めた。
「さぁ、彼女を元に戻せ!!」
「おう、わかってる、わかってるって」
 笑いすぎてにじみ出た涙を指で拭いながら、グリズネフは杖を振った。


 ―――瞬間、錬成は少女を完全に侵食した。




782 :ベルセルク・ゼロ18:2008/07/18(金) 19:26:31 ID:oHtE6Y6G
 ギーシュの思考が止まる。
 完全な彫像と化した少女の瞳から、最後に流した涙が零れ落ちた。
「くははッ!!!! 思ったとおりだ!! いい顔するじゃねえかギーシュ!! やっぱり最高だぜお前は!!」
 狂ったように笑い転げるグリズネフ。
「があああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
 ギーシュは獣のように叫び、グリズネフに飛び掛ろうとして、右足が動かないことに気づいた。
 見ると、最初に見た土の腕が、再びギーシュの足を掴んでいた。
「ふぅ〜……いやあ、ありがとよギーシュ。おかげで死ぬほど楽しめた。満足だよ。だからお前もういいや」
 グリズネフの手には再びナイフが握られている。
 ギーシュの喉にナイフが当てられる。先程の状況の再現だ。
 ただ、ギーシュにはもう錬成を行う精神力は無い。何よりグリズネフに蹴り飛ばされてしまって杖がない。
 ギーシュはぼろぼろと涙をこぼし、喉の奥から憎悪を込めて、搾り出すように目の前の男の名を呼んだ。
「グリズネフゥゥゥゥゥゥウウウ!!!!!!!」
「今度こそ、あばよ」
 そんなギーシュを嘲笑いながらグリズネフはナイフを持った腕に力を込める。

 ―――しかし、訪れた結末は先程と同様だった。
 ギーシュの喉は切り裂かれることはなく、グリズネフの体は吹き飛ばされる。

 『風』が吹き荒れていた。

 ばさ、ばさと、一頭のグリフォンがその翼を力強くはためかせ、悠然と降りてくる。
 その背から、一人の男がグリフォンの着地を待たず飛び降りた。
 『レビテーション』の魔力で男は音も無く着地する。長く美しい金髪がふわりと舞った。
 グリズネフは男を睨みつけながら立ち上がる。ワルキューレの突進を受けてもものともしなかったグリズネフが、口元に流れる血を拭った。
 男は彫像と化した少女のもとへと歩み寄る。杖を振り、ルーンを唱えた。
 パキン、と音を立て、少女の彫像に亀裂が走る。
「まさか……」
 グリズネフは驚愕する。
 次の瞬間、少女の体を覆っていた鉄の殻が弾け飛んだ。
 少女の胸は規則正しく上下していた。気を失っているらしいが、生きている。
 全裸になってしまった少女に、男は羽織っていたコートを優しくかける。
「俺の錬金をキャンセルするとは……てめえ、『スクウェア』だな」
「名乗ろうか」
 男は被っていた羽帽子を外すと優雅に一礼した。
「ワルド。ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。二つ名は『閃光』。お察しのとおり、『風』のスクウェアメイジだ」


783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:27:23 ID:FLPhOVUD
土系統は地味に強力だ
支援

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:30:41 ID:MZnPETBi
男前すぎるワルド……そしてギーシュに支援!

785 :代理:2008/07/18(金) 19:33:16 ID:5vtPTUAB
 ワルドは少女を抱えると、倒れているギーシュに歩み寄った。
 ワルドが杖を振るとギーシュを拘束していた土の腕が崩れ落ちる。
「この子を連れて下がっていたまえ。置いていってすまなかった」
 そう言ってワルドはギーシュに少女を託した。ギーシュは頷くと、痛む体を引きずってグリズネフ達から距離をとる。
 そこに、グリフォンが降りてきた。グリフォンの上からルイズが顔を出す。
「ちょっと! 私もやるわよワルド!!」
 ルイズはボロボロにされたギーシュと少女の姿を見て怒りに燃えている。
 ワルドは困った顔をした。
「ルイズ、危険だから下がっていたまえ。ここは僕がやろう」
「嫌よ! 私を無能扱いしないで!! 私は『土くれ』のフーケだって捕まえた! 私だって、力になれるわ!!」
 しかしルイズは聞き入れない。
 ルイズの言葉を聞いて、数人の盗賊達がざわめき始めた。
「フーケ? 捕まったのかあいつ? でも俺昨日『ラ・ロシェール』の酒場であいつ見たぞ?」
「なんですって!?」
 ルイズは驚きの声を上げる。そんなはずはない。フーケは確かに自分たちの手で捕まえたのだ。
 では脱走したとでもいうのだろうか。トリステインでも最も警護が厳しいあのチェルノボーグの監獄を。
「何者かが手引きした、と考えるのが妥当だな」
 ワルドも苦虫を噛み潰したような顔で呟く。
「おいおい、俺を無視してくれるなよ」
 言われてワルドはグリズネフの方に目を向ける。既にグリズネフは『弾丸』の補給を済ませていた。
「ぬう!」
 咄嗟にワルドは杖を振るう。グリズネフによって『散弾』が放たれるのとワルド達の前に大気の壁が出来るのは同時だった。
 飛来した鉄のつぶてはワルドによって圧縮された大気の壁を前に、その進撃を阻まれる。
「俺も自己紹介しておこうか、ワルド。俺の名はグリズネフ。二つ名は『鉄屑』、『土』のスクウェアだ。よろしくな。そんで、あばよ!」
 ワルドは目を見開いた。
 グリズネフの放った弾丸は、ワルドの作り出した大気の壁にぶつかりながらもなお進撃し、遂には壁をぶち抜いた。
「くっ!!」
 ワルドが高速で杖を振るう。一瞬で詠唱を済ませ、大気の壁をぶち抜いた弾丸を、エア・ハンマーで叩き落す。
「何ぃ……?」
 今度はグリズネフが目を丸くした。これほど一瞬で魔法を発動させる男に出会ったのは、グリズネフも初めてだった。
「ルイズ」
 ワルドはグリフォンに歩み寄り、ルイズに優しく声をかける。
「彼は手ごわい。君はこのままグリフォンの上にいてくれ。ギーシュ君、君もグリフォンの上に」
 ギーシュは頷いて少女を抱えたままグリフォンに跨る。気を失った少女が落ちないようしっかりと抱きしめた。
「でも…!」
「大丈夫だルイズ。安心していい。君は僕が必ず守る」
 なおも食い下がるルイズにワルドは軽くウインクして見せた。
 ルイズが軽く口ごもった瞬間に合図を出し、グリフォンを飛び上がらせる。
「さて……」
 およそ10メイル程の距離をとって、ワルドとグリズネフが相対する。
「私も急いでいる身だ。悪いがすぐに終わらせてもらうよ、盗賊くん」
 ワルドはすらりと抜いた魔法の杖を剣のように構える。事実、ワルドの杖は切っ先がレイピアのように鋭くなっていて、剣としても十分に扱えるものだ。
「おもしれえよ、やってみろ優男」
 グリズネフは両手を鉄の拳に変えて打ち付ける。それから左手を前に出して「かかってきな」のジェスチャーをした。
 他の盗賊たちは遠巻きにそれを見守っている。当然だ。スクウェアメイジ同士の戦いに杖持たぬ凡人が入り込む余地は無い。

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:33:24 ID:vLl5VWFJ
なんてこったwワルドがヒーローだw
支援

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:35:30 ID:kAK+cfnx
まさかここのワルドはきれいなワルド!?支援

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:35:36 ID:5vtPTUAB
 ワルドが地を蹴り、まるで風のような速さでグリズネフに迫る。
 脳天めがけて振り下ろされた魔法の杖を、グリズネフは鉄と化した右手で思い切り払いのける。
 予想外の膂力にワルドの体勢が大きく崩れた。がら空きのボディめがけてグリズネフは左手を突き出した。
 ギーシュに放ったものとは違う、ワルキューレをひしゃげさせた本気の一撃だ。人間の体に当たれば簡単に骨ごと粉砕する威力。
 しかしワルドも迫る拳を蹴り上げることでそらす。足を振り上げた勢いのまま一度後転し、体勢を立て直した。
 体勢を立て直したワルドは、今度は高速で突きを繰り出す。まるで疾風の如く繰り出されるそれを、グリズネフは両手でさばく。
 だが、さばくのが精一杯で、攻撃に転じることが出来ない。それほどに、ワルドの剣さばきは速かった。
 そしてワルドの剣は速いだけではない。その動き全てが呪文の詠唱につながっているのだ。
「エア・ハンマー!!」
 突きを繰り出しながら、同時に魔法を発動させる。グリズネフの体が風の槌に叩かれ、吹き飛んだ。
「けっ!」
 吹き飛びながら、グリズネフは腰に差した杖を抜く。詠唱は一瞬だ。
 ワルドの足元の土が盛り上がり、拳の形をとってワルドの体を殴りつけた。
「ぐっ……!」
 即座に杖を振って破壊する。グリズネフはたっぷり15メイルは吹き飛ぶと、口を拭いながら立ち上がった。
「くはは、久しぶりにおもしれえなぁ。やるじゃねえかアンタ。まったく今日は最高だ。楽しすぎるぜ」
 普通なら意識を失ってもおかしくないくらいの衝撃を与えるエア・ハンマーの直撃を受けて、グリズネフはなお飄々と笑う。
 そんなグリズネフを、ワルドは冷たい瞳で見つめた。
「もう少し付き合ってやってもいいが……終わりにしよう。『鉄屑』のグリズネフ」
「そんなつれねえこと言うなよ『閃光』のワルド。って、あん? なんだ?」
 ワルドの足元を中心に、風が巻き起こる。
 円を描くように上へと昇る風は、細かな砂を巻き上げ、煙幕を作り出していく。
 巻き起こった土煙は、やがてワルドとグリズネフだけではなく、周囲で見守っていた盗賊たちをも包み込む。
「な、何が起こってるの?」
 グリフォンに乗って、上空から見守っていたルイズたちからも、二人の姿は見えなくなった。さながら、ワルドたちが立つ部分を茶色い雲が覆ってしまったかのようだ。
 グリズネフは辺りを覆う茶色い土煙を睨みつける。どれだけの土を巻き上げたのかはしらないが、しばらくは消えそうも無い厚さだ。
「…?」
 何か、悲鳴のようなものが聞こえたような気がして、グリズネフは耳を澄ます。
 それからいくつかの声が上がったかと思うと、すぐに静かになった。
(野郎……まさか………)

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:36:39 ID:QnrLXAxE
なんと美しいワルド…
ルイズじゃなくても掘れてしまうな、これは。

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:38:01 ID:5vtPTUAB
 やがて、前方の土煙からワルドが姿を現した。その手に持つ杖は赤く濡れている。
「やっぱりか……」
 グリズネフは忌々しげに呟いた。おそらく、部下は全滅してしまったに違いない。
「目くらましとは随分と狡い真似してくれんじゃねえか『閃光』さんよ」
 ワルドは笑った。
「これはね、君たちの目をごまかすためのものじゃないんだ」
「何……?」
 グリズネフの胸に激痛が走る。
 グリズネフは最初、何が起きたのかわからなかった。
 自分の胸から、鋭い剣が生えている。いや、血に濡れたソレは剣ではない。
 目の前にいるワルドが持つはずの魔法の杖だ。
「……?」
 グリズネフはゆっくりと後ろを振り向く。
 そこには、グリズネフの背中に杖を突き立てるワルドの姿があった。
 視線を前に戻す。そこにも確かにワルドはいる。
「風の……ユビキタス……!!」
 どこから現れたのか、いや、明らかに何もいなかったはずの空間から突如出現した二人のワルドが、さらにグリズネフの両脇腹に杖を突き立てる。
 グリズネフの口から大量の血がこぼれた。
「ば…かな……同時に…三体…だと……?」
 呆然と呟きながらグリズネフは震える手で杖を取る。
 すでに致命傷を負いながらも、グリズネフは最後に死力を振り絞る。
 吐き出した血を錬成し、紅く輝く刃を作り出す。その刃を伝う血を切っ先でさらに錬成する。それを高速で繰り返し、一瞬で三メイルにも及ぶ長剣を錬成した。
 それだけあれば目の前で悠然と佇むワルド本体に刃が届く。
「死ねコラアァァァアアアアア!!!!!!!!」
 突き出した刃は寸分の狂いなく目の前にいるワルドの心臓を貫いた。
「くっはははは!! ざまぁみやがれ!!」
 グリズネフの歓喜の声は、しかしつかの間のものだった。
「なん…だと……?」
 グリズネフの目が大きく見開かれた。
 胸を貫かれたワルドの姿が土煙に溶けて消える。土煙が晴れていくのと同時にグリズネフを貫いていたワルド達の姿も虚空に消えていく。
 『蓋』を失くしたグリズネフの傷口から盛大に血が噴き出した。
 グリズネフの体が崩れ落ち、土煙が風に流れて晴れる。

 ―――ワルドは最初の位置から一歩も動いてはいなかった。

「化け物め……」
 最後にぼそりと呟いて、『鉄屑』のグリズネフは静かに目を閉じた。

 上空からことの成り行きを見守っていたルイズ達には何がなにやらわからない。
 突然土煙が現れて、それが晴れたと思ったら、そこに立っていたのはワルド一人だった。


 ワルドが持ち合わせていた秘薬でギーシュの応急処置をしてから、一行は再び出発した。
 グリフォンの上には変わらずワルドとルイズが乗っていて、ギーシュは助け出した少女を後ろに乗せて馬を駆っていた。今度は置いていくようなことがないよう、こまめにワルド達もこちらの位置を確認してくれている。
 少女はもう意識を取り戻していて、ルイズが持ってきていた着替えを身に着けていた。
 少女の身長はルイズより頭一つ高かったのでもちろん丈は足りず、おへそが覗いてしまっている上にどうしても胸の辺りがぱつんぱつんになってしまっている。
「あの……ありがとうございました」
 少女がか細い声を振り絞る。
「僕は何もしていないよ」
 しかしギーシュの声は重く沈んでいた。
 結局、自分は少女を救うことが出来なかった。
 もし、ワルドの到着があとちょっとでも遅れていたら少女の命はなかっただろう。
 ワルドがグリズネフと対峙していた時も、自分は呆然とそれを見ていることしか出来なかった。
 グリフォンを駆り、天高く空を舞うワルドの姿を見上げる。
 それに比べると、馬を駆り、地を這う自分がどうしようもなく惨めに思えた。
 鞭を抜き、感情に任せて振るう。
 迷惑そうに馬が鳴いた。

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:39:53 ID:iLow+zgS
なんだと・・・ワルドが綺麗すぎる・・・・

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:40:45 ID:5vtPTUAB
以上、投下終了
ガッツがまったく出てきません。
それでもこれはベルセルク・ゼロなんです。あ、石を投げないで。
久しぶりにさるさん食らった。
ちくしょ〜、油断した。今後は気をつけます。

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:43:22 ID:vLl5VWFJ
GJ!こんなにかっこいいワルドとギーシュが見れて良かった!

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:46:34 ID:JB+LZYES
このワルドは裏切らないワルドなんだな

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:46:59 ID:QnrLXAxE
ベルセルクの人と代理の人乙です。

まさかのワルド無双…だと…?
怪物め。
続きが楽しみだ。

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:48:28 ID:dQQEwTuB
挫折を知って強くなれ、ギーシュ・ド・グラモン。

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:49:21 ID:hw0shS4q
GJ、ワルドがグリフィスポジションになりそうで楽しみである。

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:50:15 ID:vLl5VWFJ
>>794
でも裏切らないなら偏在を隠す必要が……

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:54:00 ID:Kns+Nxo+
ガッツが間に合って、グリズネフが本性をあらわすんじゃないかという予想が外れたorz
まあありがちすぎるんだが

しかしギーシュは何気に女性キャラとのフラグ立てが上手だな
同時にモンモンのNice boat フラグも立ってるような気がしなくもないがw

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:54:26 ID:JB+LZYES
>>798
シャイなんだよ

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 19:56:20 ID:ZCTxHPI6
劇場版のきれいなワルドに漢らしいギーシュか…

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 20:05:48 ID:he5ZTIdE
>>789の誤字がわざとなのかどうか気になる

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 20:13:34 ID:2UPDE6df
そういえば、ガッツ本編でも最近出番ないなぁ…

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 20:17:03 ID:ftf0VrfF
>>717
連載止まってるけど、2つある。
小ネタ入れると3つある。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 20:22:48 ID:8ADUaW6T
>>748
>>「あの、お二人は西暦何年の……」
この二人が使ってる暦は、”西暦”じゃなくてたぶん”ローマ暦”だけど…その辺も自動的に翻訳やってくれるんだろうか?
本末転倒ながら、もう数ヶ月すれば、”ユリウス暦”で聞けるのに(w

参考:ローマ暦
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%9A%A6


806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:10:57 ID:Qeif8EZM
ちなみに才人は兵器について言及したくらいで歴史についての知識は普通の学生以下
ローマ帝国が何時の時代にあったなんて漠然としか判らないだろうな

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:13:39 ID:dQQEwTuB
オリバー・クロムウェルもアルビオンもゲルマニアも知らないからなぁ。世界史を取っていないか赤点ギリギリだったか。

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:14:15 ID:em46c8Jy
でもさすがにカエサルのことは知ってるだろうから、なんとなく見当はつきそう

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:14:52 ID:jL3Z0Ib6
ブルドッグ、おまえもかとか?

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:16:47 ID:nNNNEVMW
高校受験に合格してるんだから、世界史の大まかな知識はなきゃ困るだろ
進学校というわけではなさそうだが…

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:18:39 ID:AQCYVKzK
しかし進学校でも歴史なんて何の役に立つんだとか本気で言ってる馬鹿が存在するくらいだからな・・・

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:19:51 ID:2+pYcYC9
「ゼロのエンジェル」を読んで「エンジェル伝説」を七巻まで読んだ。北野君は本当いい奴だな。
強いし、優しいし、普段は気弱でも友達や好きな女の子の為に強い相手と戦う勇気も持っている。
実に少年漫画の主人公っぽいキャラだと思う。ゼロのエンジェルの作者さん、続き待ってます。


813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:21:14 ID:Qeif8EZM
体育科とか情報科とか理系の進学コースの学生なら歴史知識の欠如は説明つくんだけどねー
まあそんな特殊な学校なんてこたあねーか

確か将軍なんて徳川家康しか知らないとか言ってたよな

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:21:35 ID:MZnPETBi
>>808
ジュリアス・シーザーは知っていても、
ユリウス・カエサルとかジュリオ・チェーザレと言われたら、
もう誰のことだか分からなくなってそうではあるなw

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:22:22 ID:aklCwMBQ
>>810
エスカレータ式の学校だったとか? と、実際中高一貫だったから受験勉強とかしてない俺が言ってみる
原作に学校の詳細ってあったっけ

>>812
ファンタジー世界で伝説の剣で魔王を倒した勇者だからなw

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:22:52 ID:9fMTFM2f
俺なんか将軍なんて金正日(何故か変換される)しか知らないよ

817 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/18(金) 21:26:39 ID:v7KmF1pZ
>>815
学校の詳細はないけど、成績中の中という話で、基本凡人設定なんだから、
全国平均、偏差値50付近、という感じだと思う。
つまり、世界史をとっているかはわからないけど、教科書に載るようなことなら、
知っていても知らなくてもおかしくないとは思う。

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:26:51 ID:EJtbvAuW
>>815
だけど現実では魔王な北野君。
ファンタジーでもあり現実の世界でもあるハルケでは
どっちだろうかねぇ…

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:27:35 ID:3FKIvXhC
そもそもサイトの世界と実際の世界の歴史がちがうのかもしれない。

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:30:23 ID:aklCwMBQ
実はハルケギニアは未来の地球(俺たちがいる現実)で、サイトの世界こそがファンタジーだったと
……さすがについていくのは難しそうだな

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:33:01 ID:iLow+zgS
聖地には崩れた自由の女神像ですね、わかります

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:34:07 ID:UY32//qR
お前らよく考えろ




17世紀のヨーロッパに魔法は存在しない

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:41:04 ID:MEI2mucB
>>821
何その猿の惑星www

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:41:40 ID:dQQEwTuB
しかし将軍なんて家康しか知らないなんて、いっくら何でも平均的というには無知過ぎない?それとも今の高校生の知識力はそこまで下がっているのか?

>>822
いやいやいや、記録がないだけか改竄されているだけかも?ひょっとしたら今でも魔法を伝えている一族があるかもしれないし。大きな星がついたり消えたり……
(馬鹿はトリップしている)

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:42:28 ID:2Hcygm59
>>824
背中に大きな星型のあざがあるんですね!

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:43:53 ID:ha6Q00uH
現代でさえ魔法使いがいるというのにお前たちときたら……


ところで魔法書はどこで売っていますか?

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:45:27 ID:ctz74bgo
身体のどこかにボール型のあざ9人衆なら知っているが…

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:45:49 ID:RnzOEZWm
>>825

それなんて人間爆弾?

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:45:51 ID:tpN6k+5I
無名祭祀書なら古本屋で見かけたが魔法書は無いな。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:45:55 ID:aklCwMBQ
サイトは暴れん坊将軍を見たことはあるような気がするw

>>824
魔女狩りとか魔道書とかあるんだし、記録自体はあるっていっていいんじゃね?
単に後世になって否定されてるってだけで
今でも魔術を研究してる人間はいるし、50世紀くらいになったら再評価されるのかもしらん

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:46:08 ID:UY32//qR
>>826
創価学会ややくざに入ると無条件で「ごねる」「脅迫」などの魔法が使えるようになります

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:46:57 ID:FLPhOVUD
おお、著名なグリモワール(魔道書)の多くは17世紀以降に作られたというのに!
ルネサンスからバロック時代は欧州での魔術最盛期ですよエロイムエッサイム

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:47:24 ID:UY32//qR
>>828
あれはトラウマ以外の何物でもない

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:48:43 ID:AQCYVKzK
>>826
魔法書は知らんが、魔道書ならブックオフで買えるぞ。

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:49:57 ID:Qeif8EZM
童貞のまま30才過ぎると魔法が使える様になるそうだが

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:50:57 ID:I7kiDyvR
日本の歴史とかならある程度詳しく習うし親近感もあって覚えやすいけど
外国の歴史とかは詳しく習わないからなぁ
三国志でさえさらっと流す程度だし
ローマとかは大雑把に知ってるくらいなら有るかも知れないけど
現役の高校生だって細かい歴史とか事件を習ってるとは思えん

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:52:07 ID:/jGFgzQG
>>826
実際は今で言う薬剤師みたいな人達なんだっけ?


838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:52:31 ID:M/eorguT
>>824
学校と個人の選択によっては高校で全く歴史やらないから(世界史は取ったけどあとは地理、現代社会)
興味ない人にはそんなもんだと思うよ

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 21:54:20 ID:nNNNEVMW
とんでもなく頭がいいやつと、とことん馬鹿なやつが同居している、
軽子坂高校みたいなカオスな学校だったのかもね

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:02:18 ID:rechyCy6
バカとテストと召喚獣よりアキ召喚。
サイトをも越える「学校内最高バカ」はハルケギニアでいったいどう活躍する!?

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:05:12 ID:D2D2DVpu
>>839
何その数が数えられなかったりぱんつはいてなかったりしても合格できる高校

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:07:30 ID:81RrjP1B
そもそも、高校レベル世界史だとあまり深い所までやらないじゃないか?
もう6年も前のことなんで、よく覚えてないが

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:07:49 ID:b6TE3mXa
>>840
秀吉召喚しろよ
ポロリもあるよ!あっルイズには無理だn

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:09:59 ID:aDEdothB
>>843
性別「秀吉」を召喚して、秀吉に走るギーシュとワルドと申したか

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:18:11 ID:b1dur36V
>>824
(徳川家の将軍なんて15代まで幼名から生没年まで言えるけど
「言ってみろ」って言われたら西暦とか元号とかの説明もしなきゃいけないし、
めんどいから家康しか知らないってことにしちゃえ)
と脳内で考えた結果だったりして

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:38:50 ID:w75slVWq
俺んとこのDQN工業高校でクロムウェルの名前くらいは出てくるよ!

ただどれだけの数の生徒がそのことを気にとめているかはわからんな
多分希望的推測をするに、2,3割がいいところかな!!

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:39:37 ID:FLPhOVUD
魁!クロムウェル高校

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:43:27 ID:Msm9EnAO
>>826
とりあえず↓の入門書からだな
http://www.amazon.co.jp/%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%96%E5%85%A5%E9%96%80-New-My-Green-%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8A/dp/4079384041/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1216387153&sr=8-1

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:43:48 ID:8NQO/ybx
>>843
むしろ、瑞穂お姉さま・準にゃん・秀吉の三人を召喚して欲しい。
皆女の子だと思ってカウントしないって考えてたら、漢の子でルイズ涙目。
一回瑞穂で書いたけど、お話が続かなくてオワタ

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:53:11 ID:OySZX+La
>>849
ギーシュがいけない世界に突き進むのしか浮かばないw


851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 22:55:31 ID:ZNSZj+wS
>>813
日本人だからね。
将軍というと、指揮官じゃなくて江戸のお殿様が思い浮かんじゃうんだろう。

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:03:59 ID:vjW+Yts3
ジョゼフがギアスを視聴(まー、ビデオデッキでも召喚したという事でw)

ジョゼフ(いいなぁ……羨ましいなぁシャルル皇帝……
おとなし過ぎるシャルロットやイマイチ脅威を感じないイザベラと違って有能で必死に噛み付いてくるルルーシュって、放し飼いのしがいがありそうで楽しそう……)
と、若本に感情移入して食い入るように見る無能王w

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:04:21 ID:btQaEzH1
>>837
アニメの魔術考証とかしてる三輪清宗は由緒正しいシャーマンの家系に生まれて、
魔術結社のメンバーだそうだが。

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:17:30 ID:JB+LZYES
ヴィランドサガからトルフィンを召喚
・・・下手したらギーシュが決闘で殺されるな

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:20:09 ID:rechyCy6
白銀のワルキューレ・ランスロットを召喚して乗り回すギーシュ。

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:23:07 ID:o7jGXRud
提督みたいにアンリエッタをボコボコにするSSって他にない?

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:23:20 ID:Qeif8EZM
そもそも決闘あるのかそれ

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:26:37 ID:xmIycYK+
たまには決闘で負けてもいいと思うんだ

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:30:01 ID:hb2mIloc
精神的にサイトが大敗したあの作品の続きをずっと待っています

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:31:59 ID:btQaEzH1
バトロイドバルキリーを召還するギーシュ

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:33:56 ID:8NQO/ybx
>>856
ある意味ボコボコにしてるのがマムクートプリンセス。
出番少しでルイズに無視され最終話では死んでる。

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:40:36 ID:o7jGXRud
チキはらちられたままでおわってんのな
竜ってアホみたいに長寿だったような
ルイズが死んだあとどうすんだろ

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:46:16 ID:fH/q8TGF
対ギーシュ戦は序盤の見せ場だが、提督みたいにやらなかったりスルーしたりしてるのも中にはあるけどな。
つかギーシュ戦で止まってるのが多い。

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:47:13 ID:xmIycYK+
だって、ほら
ギーシュ戦で「このキャラtueeeeeeeeeee!!!」したら満足しちゃうんだよ

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:47:51 ID:Qeif8EZM
ジョジョの方のフーゴが決闘前に食堂でギーシュをボコボコにするやつもあそこで止ってて残念だ

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:48:16 ID:E/aXRZAL
>>813
まあ、教科書レベルでもピンときそうなクロムウェルやレ・コンキスタもといレコン・キスタに
無反応だった辺り、サイトは歴史知識壊滅状態だと思う。
ローマ帝国は知ってても、ローマ共和国は知らない
(ローマが共和国だったことを知らない)というレベルじゃないかな。


867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:49:35 ID:JB+LZYES
>>864
つまりいかに強いキャラだろうとギーシュにボコられて満身創痍の状態で逆転しないといけないと

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:50:25 ID:E/aXRZAL
>>849
もうブリジットや有栖川桜も呼んじゃえばいいと思うよ。

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:53:55 ID:w75slVWq
ちょっとくらい歴史に強い二次創作のサイト君がいてもいいような気がするんだが
世間は厳しいね

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:55:11 ID:lal6xXXZ
山田妙子も呼ぼうぜ
護衛のプロだし

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:55:31 ID:xmIycYK+
俺らとか呼んだらどうなるんだろうな

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:56:45 ID:8NQO/ybx
>>863
TUeeeee! というより、次の原作でのイベントがデルフを買いに行くorキュルケ誘惑じゃん?
剣を使わないキャラは多いし、女の子とかだとキュルケに誘惑されないし、原作としての兼ね合いが取れなくなって
オリジナルの話を書くしかなくなってしまう。そこで気力が折れるんじゃないか?
>>862
神竜王ナーガが五千年生きた時に老衰で死んでるから、多く見積もって千年近く眠らされたチキは四千年生きるな。
何百年経っても幼女の姿のままのが、一応公式っぽいパロディ

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:57:24 ID:yMEGJdnV
>>849
瑞穂きゅんは周りに完璧超人なお嬢様として見られているのに
本人がそれを受け入れられないギャップが魅力になるキャラだからな
魔法を基にした貴族制度のあるハルケ世界では活躍は難しいわな
まして、女装する必然のない状況では

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:57:43 ID:E/aXRZAL
>>869
少なくとも俺は、そういうサイトも否定しない。
……知的な発言をするとサイトっぽく見えないという根源的な問題を別にすれば。

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:57:48 ID:8NQO/ybx
山田妙子とルイズ……同じ声じゃないか!
確かに護衛にはぴったりだな!

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/18(金) 23:58:43 ID:xmIycYK+
ギーシュ戦からオリジナル展開を魅せるレベルの気力がないとSSを続けるのは難しいよな
でも、レコンキスタ越えた辺りまで続いたのに止まると悲しい

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:01:53 ID:JVJTjBkT
子ネタのエスコンのやつの続きを誰か書いてくれないかなぁ

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:09:11 ID:vy13uQT4
>858
つ[高島一子]

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:12:41 ID:mlUnbQxC
サイトが主役でクロスキャラは助言者な脇役に徹するようなSSはこのスレ的にはありなんだろうか?

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:15:48 ID:HkjD1Hke
ジョゼフがV.V.召喚
「シャルルは僕の弟だよ」
「いや余の弟だ」
カオスw

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:16:30 ID:9SwTsIIB
>>879
最近のだとウルトラマンAのがそれっぽいかな。
しかしウルトラ系って少ないよな、やっぱ問題はオーバースペックか。

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:22:40 ID:bQnRIXKj
ムツゴロウさんを召喚。

他人の使い魔にべったりで話が進みません。

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:26:42 ID:/2KctuR5
>>882
可愛いですねぇ、これはですねぇ、ルイズって言うんですねぇ
ほら、ワン、こういってると懐いてくれるんですねぇ、可愛いですねぇ
って言うのを想像した。

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:34:57 ID:urXwXWmg
>>882
あれであの人かなり現実的だよ

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:41:57 ID:itxUsPYB
実際はかなりアナーキーだからな
麻雀をハルケギニアに広めてくれるかもしれんが

つうか実在人物はアレだって

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:44:31 ID:uRjEFTEp
浦安の彼を呼べばいい

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:45:06 ID:Lcawkorv
>>886
色々ヤバイからお帰り下さい。

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:50:24 ID:q/fMHHk3
伍長閣下が召喚されました

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 00:55:26 ID:tyVc9xdK
それはブラスルーン。

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:04:20 ID:S26uqq5a
>>888-889
懐かしいな。
俺は出番の少ないリヴァイアサンが好き。アイランドは早いうちから出てるが。

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:05:05 ID:a5n5+IPP
>>883
想像して焼酎噴いたw
ライオンにかまれたり、熊に襲われたりなど、結構な無茶もしている。

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:20:29 ID:OjEWokUv
アンアン極秘訪問は回避不能なイベントだな
でもアルビオン行き回避は提督だけ?

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:27:42 ID:Bw+71kt8
その気になれば、アンアン訪問も回避可能だと思うぞ。
ちょうどルイズたちが出かけてて留守で…とかな手もある。

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:28:07 ID:3gAmqwyu
つ マムクートプリンセス
ほれ。

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:30:45 ID:WMJwJaxp
問題は回避するとアンアン亡命フラグがONになり、折るのが困難になるという点だが。

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:34:38 ID:uRjEFTEp
なんかマムクート大人気だな

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:39:24 ID:OqXribfe
>>883
かなりアウトローな人だよね
ネットで紹介された対談の記事をよんでかなりイメージが変わった



898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 01:47:58 ID:xffiH+bq
ほのぼのメインで戦闘関連のイベントがない豆粒や笑顔が好きだから。
アルビオンに発生前にめでたしめでたしな虚無の唄やマキバオー。
アルビオンすっとばして対七万に突っ込んだシタターレさんや軌跡。
依頼発生前にオリジナル展開に入った虚無の王や英雄、夜明け。
簡単に探すだけでもこれだけあるぞ?




899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:00:59 ID:G3mMwRk3
>>867
つまりスーパーサイヤ人3になった悟空がギーシュのワルキューレの前には手も足も出ずにボコボコにされて
「す、すまねえルイズ・・・こんな筈じゃあ・・・」
とか
バイオライダーに変身した光太郎がギーシュのワルキューレの前には以下略

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:04:23 ID:3OJrkjwm
>>899
でもそうしないと「このキャラtueeeeeeeeeee!!!」になっちゃうよ

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:05:37 ID:uRjEFTEp
本来強いキャラがガンダー発動中でないとスーパー化出来ないってのは悪くないな
で、それが流行ってテンプレ化

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:08:28 ID:mlUnbQxC
>>900
まあさすがにギーシュ戦は使い魔がただものじゃない+ルイズとの関係変化をこなすのが大体の目的だからフルボッコでいいと思うけど
ワルド戦が一方的になるなら他の描写で気合を入れて頑張らないといけなくなるな

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:09:28 ID:itxUsPYB
原作がガンダールヴサイトTUEEEEだからしかたねーべ

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:28:32 ID:P3M1ziFs
>>903
結構死にそうになってる気がするがな…最初の方は

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:29:28 ID:OLZD6d4s
おっぱいは正義!じゃなかったか

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:34:37 ID:ADoUE+97
アウトローという単語を見てついジーン・スターウインド召喚と考えてしまった・・・
キャスターがどうなるかが心配だが

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:36:24 ID:WMJwJaxp
あれのコミックどうなってんだろうなあ・・・

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:38:37 ID:fOF492vr
ルーンによって強制的にガンダールヴと同じ身体能力になっちゃうってのはどう?

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:43:02 ID:Dgf0AY04
>>908
つまりエルフの女性になってしまい、魔力を使うと次第に体が動かなくなると

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:43:24 ID:itxUsPYB
>>908


せっかく呼んだのにあんまり弱体化してもつまらんて
俺TUEEEEなキャラは俺TUEEEEだから魅力的なんだよ
それでも上手に話を膨らませていけばいいってだけさ

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:54:30 ID:fOF492vr
いや初代とおなじ能力ってことで
楽勝とおもったら思わぬ苦戦とかで見せ場を

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:55:53 ID:LaCxw5jU
俺TUEEEEは問題あるかもしれんが、キャラクターの性格が違うとか口調が違うとかいう根本的な所と比べたら
まだ面白く書ける可能性は十分あるな。

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:57:32 ID:3OJrkjwm
あれだ、ボロボロになってまでギーシュに勝利したサイトを差し置いて
どこの馬の骨とも知らないキャラがあっさり勝利するのが許せないんだ

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 02:57:55 ID:WMJwJaxp
というかTUEEEEEキャラをルイズに従わせる必要はない気もするがね。
考えても見ろ、故意ではないとはいえ異界に呼びつけられて、使い魔にされる。
待遇は奴隷よりましという程度・・・
それでTUEEEEEキャラが従うってのはねえ・・・
待遇の悪さに愛想尽かせて逐電、オーク退治なりなんなりで生計立てつつ自力で帰還の方向探るやつがいないってのも変だろ。
そうなると使い魔に逃げられたルイズは、原作以上にフーケの捕縛に固執するだろうし、フーケ戦にTUEEEキャラ偶然遭遇でピンチを救って一応はルイズと和解。
そこから少しづつ絆を深めていくでも良いと思うんだがなねえ。

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:02:14 ID:itxUsPYB
そうはいうがな、大佐
江田島平八あたりがギーシュごときに苦戦するとは思えんぞ

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:04:17 ID:itxUsPYB
>>914
そこでトラクスだよ

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:08:40 ID:OLZD6d4s
塾長は寿命で死んでも生き返るようなお方だからな

まあそれ以前に使い魔なんて絶対にやらんだろうけど

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:09:56 ID:uRjEFTEp
学院のっとって塾にしちゃうな

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:12:30 ID:G3mMwRk3
>待遇は奴隷よりましという程度・・・
マシ・・・か?
まぁ労働とかが無い分はマシだけど
ギーシュとの決闘は普通は召喚された翌日だからこそあの程度で済んでたけど
「使えるヤツ」って言う事実をルイズが確認するまではそれこそ奴隷以下の扱いになるかも知れんぞ
実際ここで召喚されたムスタディオの扱いはかなり酷かったし

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:21:10 ID:itxUsPYB
自力で帰還、つってもねぇ……

「鷲と虚無」のローマ人二人が、奴隷扱いに激怒して学院に逆らってるが、
どうやってローマないしアフリカに帰るんだろうな彼ら
アニメ版設定にしてサイトと一緒にゼロ戦に乗って日蝕に飛び込んだら、21世紀の日本に来てしまうし
定住END?

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:21:58 ID:OLZD6d4s
人じゃない獣系が呼ばれるSSだと結構素直に可愛がったりするんだよなルイズ
平民じゃなくてまともに使い魔が呼べた=初めて魔法に成功したってことだから素直に嬉しいんだろうけど

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:21:58 ID:LaCxw5jU
>>914
最初からオリジナル展開で進めるのは大変だし、書き手のゼロ魔の設定の知識もモロに出てしまうから、
原作の展開をなぞって書く方がハードルが低いという事なんだろう。

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:22:07 ID:646G3EPi
最後の行の”実際”は日本語としておかしい。

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:23:21 ID:uRjEFTEp
>>921
コイキングとかな

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:45:38 ID:WMJwJaxp
>>919
まあ俺の考える奴隷待遇はそれより下だったんで、奴隷よりましって表現にしただけなんだ。
どちらにしろ召喚される前より、生活水準が大幅ダウンして反感少ないってのもなんだかなーと思ったのもので。
ああいう扱いされたら、手掛かり少なかろうと出て行ってやるって感情的になるやついてもおかしくないだろうしなあ。

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 03:48:23 ID:0+J1DfDl
食材見ただけで味を分かった気になるとか自称食通大杉だろ

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 04:04:47 ID:3gAmqwyu
しょうゆの味しかしなかったよ! ごちそうさん!!

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 04:05:31 ID:OLZD6d4s
ハルケギニアでしょう油って作れるのか?
大豆はタバサの冒険で出てきたよな

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 04:16:45 ID:3gAmqwyu
二次創作なんだし、もっともらしい屁理屈こねて出せばよくね?
最悪、東方からの貿易品って事にすればいいだろうし。

あと真面目に議論したいなら避難所の考察・議論スレ行くよろし。

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 04:32:17 ID:RUG6j/Af
>>922
>最初からオリジナル展開

ポップ召喚の続きをずっと待ってる俺です

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 04:53:40 ID:xsYYY3iF
>>930
あれはオリジナルにするあまり袋小路に入って先が書けず止まった印象が

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 05:14:21 ID:RUG6j/Af
うん、まあその通りだとは思う……

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 05:40:18 ID:VYt7hOp0
>>902
問題は決闘に至る過程だよ。
原作は才人がDQNだから決闘するに至ったんだし。

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 06:40:08 ID:/X8I28xz
こちらスネーク、学院女子寮の侵入に成功した。

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 06:41:34 ID:Rhi/NbMt
>>934
コッパゲ自重www

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 06:45:32 ID:KDmEU9AE
大佐は中の人的にもあの方で間違いないなwww

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 06:51:10 ID:IvLZ5FBg
おいおいおい、ゼロの使い魔ってあれか?漢と漢の死闘を語る重厚な長編小説か?違うだろ?
エロゲライターが書く気楽でポップなサクサク読めるライトノベルじゃあないのか?
常に釣り合いの取れた戦闘メインでしか話進められねぇテンプレ作家は絶対途中で投げ出す羽目になるんだからやめときなって
原作の戦闘関係は能無し学生の成長記だぜ?既に完成されたキャラを引っ張ってきてテンプレ展開とか違和感あり杉だから
大事なのは日常描写じゃないのか?そこん所軽視する奴多くて困るよ。意味無いじゃん、クロスオーバーの

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 06:56:21 ID:ppkkEy+C
ギャグキャラ引っ張ってきてルイズにツッコミやらせるのが一番簡単。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 07:00:52 ID:IvLZ5FBg
どうしてもテンプレ戦闘やりたいんなら完成前の連れてくるしかないな、サイトレベルの時代の奴を
生まれながらにハイスペックのキャラは諦めるしかない。流石に赤ん坊じゃ決闘も何もあったもんじゃない

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 07:09:39 ID:WMJwJaxp
え!?ゼロ魔ってゼロ戦やタイガー戦車なんかの近代兵器でファンタジー世界蹂躙する話じゃなかったのか!?

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 07:34:26 ID:EB14wEFb
だからTUEEEEEEと強いのが当たり前で全うな物を一緒に考えるなと
根本から間違えてるわ

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 07:34:48 ID:nikarz16
>>872
>何百年経っても幼女の姿のまま
同シリーズの別作品では1200歳で外見年齢、精神年齢共に10歳前後ってキャラもいる
まぁ、世界観が違うからチキもそうだとは言えないけどな

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 07:55:49 ID:cL9qjXhj
>>940
主軸はルイズとちゅっちゅする話

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:14:57 ID:q/WVhjVn
>>938
中の人がアドリブしてないときは結構凶悪なキャラを
ギャグキャラと勘違いすると大変なことになる

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:16:45 ID:N1asc6rq
>>943
チュッチュしてる奴なんかいるか?
ルイズが一方的にまとわりついてる奴ならいくらでもいるが…

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:18:59 ID:cL9qjXhj
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part155
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1216423060/

テンプレは1だけ

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:29:20 ID:nikarz16
次スレ立てるの早くないか?

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:30:18 ID:MAg52UdI
まぁいいさ。乙

949 :ちょい質問:2008/07/19(土) 08:41:34 ID:MBa4dezA
SSの続き書いているうちに気になったので。

アン女王の父親であるトリステイン先王も、滅ぼされたモード大公も共にアルビオン先王
ジェームズ一世の庶弟で間違いないよね。

ということは、アン嬢にもアルビオンの王位継承権を主張する資格はあるのでは?
ただ、原作ではそのような主張を探しても出ていなかったように記憶するのだが…

950 :そうだ京都に行こう:2008/07/19(土) 08:45:17 ID:SLvcEhuV
GS美神極楽大作戦から美神除霊事務所が召還されました

「ハァ?使い魔をやれだぁ?このゴーストスイーパー美神令子にいい度胸ねあんた」
「使い魔そのいち 視覚の共有は駄目ね」
「そんなプライバシーを無視したのはヒャクメだけで十分よ」
「使い魔そのに 秘薬の収集」
「事務所の在庫を割高で売って上げるわ 金貨千枚でどう?」
「使い魔そのさん 主の身を守る」
「常時護衛?経費は全部請求するわよ」




---
「決闘だ(ちちしりふとももー)」
「まったく金にならないのに・・・ブツブツ」

「いでよワルキューレ!」
「うっそ!ゴーレムの瞬時生成?!あんたには勿体無い能力だわ!」

どごーん
「丁稚バリアー!!!!」
「酷いっすよ美神さはぁーーーーーーーーーーーーん」

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:50:19 ID:VPk3SIPO
エンジェル伝説の北野くん召喚ネタ(小ネタ)を書いてて重要なことに気がついた。


ルイズがツンデレじゃない。

いや、ツンデレにはなれないのだ。

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 08:52:52 ID:eKcwbWwx
>>951
確かに北野くんにデレてるところが想像できないw

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:02:13 ID:m4CaQstm
ワルキューレやワルドって殺陣にできそうだよな
shinobi的な意味合いで

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:04:23 ID:DHLmH0w5
>952
原作でデレてたのがいたから想像できないことはないと思うんだが

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:05:09 ID:a5n5+IPP
>>951
無理無理だろー。
どんなに二人の距離が近付いても、エレオノール以上に恐れるルイズしか思い浮かばないw

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:05:16 ID:4QW0bk59
ルイズが北野君にデレるところは想像できないが、小磯良子っぽくなる可能性はあると思う。
その場合、ヴァリエール侯爵が小磯平三になるのは目に見えているが。

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:06:33 ID:QCrYHzxD
普通にドキドキしながら、
(な、なんでよ!? あんなに怖い顔じゃない! 私どうしちゃったの!?)
とか俺は普通に萌えるんだが、もしかしたら一般的ではないんだろうか

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:13:21 ID:OTDScqMn
>>951
ちょっとワルぶっているギーシュが
顔面蒼白になっているところがまず思い浮かんだw

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:18:40 ID:VPk3SIPO
>>956
いやあ、デレはあるんだデレは。
むしろツンがない。原作やアニメだと、ムカつく部分がかなりあるけど、
北野くんと絡むと物凄くイイ女になってしまう。

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:21:11 ID:QCrYHzxD
そういう時は原作を見返してみればいい
……北野君に惚れて抱きついてくる胸の大きいヒロイン、通称シエスタがいればいいわけだな

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:22:07 ID:a5n5+IPP
>>957
どう好意的に見ても、生徒手帳を落とした佐伯祐美的なポジションになりそうな気がする。

ルイズ「私の使い魔は本当は心が優しいのよ、外見だけで人を判断するものじゃないわ!!」
キュルケ「ルイズ後ろ〜!!」

ルイズが振り向くと、そこには感動して涙を流す北野君の姿が…。

ルイズ「きゃあああああああああああああああ!!」

魂の奥底からの悲鳴がルイズの口から発せられる。
力の抜けた人形のように崩れ落ちてしまい、ルイズは意識を手放した。
北野君は泣いてる顔であっても、別な意味で怖かった…。


962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:28:23 ID:WMJwJaxp
>>956
破邪伐折羅正拳突きとかハレルヤスマッシュを使うパパさんになるんですね。

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 09:32:46 ID:psKJFxOc
>>914
友好的な人外はゼロ魔世界のキャラより強くても基本的に扱いがいいと思うぞ
例えばダイスレのピンクの獣王は初めから食事が賄い食数人分だったりしている

964 :ゼロのエンジェル:2008/07/19(土) 10:54:44 ID:AQiIQJcR
ちょうど話題も元ネタのことだし、投下準備ができたのですが…
投下はこっちにするべきか、それとも新スレでやるべきか?

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:08:04 ID:ZVmL3yof
>>964
要領にはまだ余裕があるけどレス数にはそれ程余裕はない
まあ、お好きなようにどうぞ

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 11:08:35 ID:5DCPIpA0
新スレでいいんじゃないかの。

967 :ゼロのエンジェル:2008/07/19(土) 11:10:29 ID:AQiIQJcR
では新スレで。
十五分から投下開始予定。

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:32:09 ID:GU5guxzM
>>824
将軍といえば足利義昭
手紙を書いて書いて書きまくってレコンキスタ包囲網を作り上げるwwww

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:38:14 ID:VPk3SIPO
無意味に埋めるのもあれなんで、ここに小ネタを投下すっか。避難所用のつもりだったが

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:43:12 ID:S7+DDTYR
>>969
GO!

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:49:05 ID:6ECn067M
こういうのは全力で支援させてもらう

972 :小ネタ『最「恐」の使い魔』:2008/07/19(土) 12:49:50 ID:VPk3SIPO
   あらすじ
 魔法学院二年生のルイズが春の使い魔召喚の儀式で呼び出したのは、なんと悪魔のよう
な顔をした日本の高校生であった。
 彼の名は北野誠一郎。顔は怖いけれども心は天使のように清く、そしてやさしい少年である。
 数々の誤解をうけつつも、彼は友達をつくり勉強をして少しずつこの世界にも慣れてきたと
ころであった。そんな中…。

   最「恐」の使い魔

「はあ…」ルイズは一つ溜息をついた。
「なによ、露骨に溜息なんてついちゃって」隣にいた同じ二年生のキュルケがそう言った。
「ねえキュルケ」
「なに」
「あなたのサラマンダー、貸してくれる?」
「はあ?いきなり何言ってるの。使い魔を人に貸すなんて聞いたことないわ」
 サラマンダーとはキュルケの使い魔である。
「どうしても、だめ?」
「なんでよ、理由を言いなさい」
「実は・・・」
 ルイズは、昨日の夜実家から手紙がとどいたことを話した。その手紙の内容とは、いつも仕事
で忙しい父親が家に帰ってくるので、ルイズも帰ってくるように、とのことであった。
「別に、普通のことじゃない」とキュルケは言う。
「問題はその先よ。手紙では、今年召喚した使い魔も連れてくるようにって書いてあるのよ」
「それが?」
「そこが問題なのよ。だってあたしの使い魔って、その…」
 天使のように清い心の持主ではあるけれども、その外見、特に顔は悪魔の化身としか思えない
凶悪な面構えをしている。
「なに?それであたしの使い魔を借りようっての?」
「うう、この際ギーシュのモグラでもいいわ・・・」
「ルイズ…」
 キュルケは、子供を諭すように言った。
「隠したりごまかしたって、いずれはバレるのよ。だったら、最初から堂々と見せればいいじゃない。
それともあなた、“彼”が嫌い?」
「いえ、そりゃあ…、大事だと思ってるけど…」
「だったらちゃんと紹介なさい」
「でも、でも。うちの父親は頭が固いから、きっと彼のことを見たら暴れちゃうかも…」
「おおい、ルイズちゃああん」
「ひっ!」
 男にしては甲高い声が響いた。
「誠一郎…」何度見ても、北野誠一郎の顔は心臓の鼓動を早めるような気がする。
「厨房からクッキーをもらってきたよ」
「あ、ありがとう…」

   *

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 12:50:02 ID:kkwDOwN+
支援する。カモン、ベイビー!

974 :小ネタ『最「恐」の使い魔』:2008/07/19(土) 12:52:24 ID:VPk3SIPO
 ラ・ヴァリエール家に向かう馬車の中。
「どうしてキュルケとタバサがついてくるわけ?」
「だってえ、こんな面白そうなこと…、じゃなくて心配になるじゃない。だから私たちが
一緒に行って、いろいろ助けてあげるのよ」キュルケは笑いながら言った。
「どうかしら」
「・・・」タバサは相変わらず本を読みふけっている。
「ねえ、ルイズちゃん。僕が君のお父さんに会って大丈夫かな」
「大丈夫よ誠一郎、お父様も話せばきっとわかってくれるわ」
「そうかな」
「気をしっかり」
「でも、ルイズのお父さんのことだから、あんたに対して『魔法がロクに使えないからっ
て、悪魔と契約したのか!』とか言って怒るんじゃない?」キュルケが悪戯っぽい笑み
を浮かべながら言った。
「いくらウチの父が頑固でも、そこまではしないんだから!」

   *

「魔法がロクに使えないからって、悪魔と契約したのかあ!!!!」
ラ・ヴァリエール公爵の声が屋敷の前にある高大な庭に響き渡った。
「お父様、彼はこんな顔をしておりますけど、決して悪い人じゃあ」ルイズが必死になって
反論してみるが無意味であった。
「ワシの六十年の人生がこやつの顔を悪魔だと言っておる!!!」
「六十年の人生なんてなくても十分悪魔顔ですよお父様」公爵の後ろで笑顔で話すのは、
ルイズの姉のカトレアであった。
「この悪魔!娘から離れろ」そう言って杖を振り、魔法を繰り出すヴァリエール公爵。稲妻
やら竜巻やらが飛び交った。
「あの、いいんですか?」そんな様子を見て、キュルケがカトレアに聞いた。
「かまいませんわ。いつものことですもの」カトレアは相変わらず笑顔で答えた。
「いつもの…、こと?」
「ほら、あそこにある大きな穴があるでしょう?」カトレアは庭のある方向を指さした。確かに
大きな穴がある。
「はあ」
「あれはエレオノールお姉さまが、二十七回目のお見合いに失敗した後にお父様と大喧嘩を
して開けた穴ですわ」
「はあ…」キュルケは、身内の恥も笑顔で言うカトレアの性格と、大穴があくほど喧嘩をする
ヴァリエール家の内情に圧倒されてしまった。
「ファイヤーストーム!!!」
「きええええええ!!!」
「お父様!ちょっと待って!」
 庭では、先ほどからずっとヴァリエール公爵による北野誠一郎への攻撃が続いていた。


 このままじゃラチがあかない。そう思ったルイズは、父の動きを止めるため魔法を繰り出す
ことを決めた。
「ええい、行動停止(フリーズ)!!」
 数秒の沈黙の後、大爆発が起こった。

975 :小ネタ『最「恐」の使い魔』:2008/07/19(土) 12:54:44 ID:VPk3SIPO
「ごめんなさいお父様。動きを止めるためにやったんです」
「動きどころか、息の根まで止められるところだったよ」
「あら、それは惜しかったですわ」
「え?カトレア、今なんて言った」
「なんでもありませんわ。うふふふ」
 屋敷の中で交わされる会話を聞きながら、キュルケは未だに呆然としていた。タバサは
熱心に本を読んでいる。
「で、そいつがルイズの使い魔ってわけか」ソファに深く腰掛けたヴァリエール公爵は言っ
た。
「はあ…」力なく答える北野くんを見て、キュルケは気の毒に思えてくる。
「お前みたいな悪魔に娘をやれると思うか」
「だから悪魔じゃないんだってお父様」
「ルイズは黙ってなさい」
「もう!」
 一向にかみ合わない親子の会話。
「で、なんでルイズなんだ」
「え?」
「なんでルイズなんだと聞いておるのだ」
 ヴァリエール公爵がそう言って北野君に詰め寄る。
「なんでと言われましても、ある日突然」
「そんな理由があるか!」
「ええ、僕だって来たくて来たわけでは」
「じゃあアレか、ルイズとは遊びだったのか」
「いや、決してそういうわけでは…。ただ、運命というか」
「そんな曖昧なもの、わしは信じないもんね!!」
「信じる信じないというか」
「男なら、娘のことを一生かけて幸せにします、くらい言ってみろ!」
「し、幸せにします…」
「え…?」不意にルイズの顔が紅潮した。
「許さん!!」
 自分で言わせといてなんだよそれは、とキュルケは思った。


「だったら勝負をしたら良いのではありませんか?」カトレアが三人の間に入ってきて言った。
「勝負?」と公爵。
 するとカトレアは一本の火縄銃を持ち出した。
「これはロシアンルーレットと言って、楽に勝負をつけられますの」
「よっしゃー!まずはワシから。ラ・ヴァリエール家の勇気、見せちゃるけんのお!」
「やめてください!この銃、どう見ても一発目から出るじゃないですか。というかルーレットじゃ
ありませんよ」
「お父様!!飛び散ったら片付けるの面倒だからやめてええええ!!!」
 ニコニコしているカトレアを見ながら、実は彼女は外国のスパイではないのか?とキュルケ
は思った。

(筆者注:この世界にロシアという国は存在しない。よってロシアンルーレットという言葉も存在
しないのだが、そんなことは気にしない)

976 :小ネタ『最「恐」の使い魔』:2008/07/19(土) 12:56:47 ID:VPk3SIPO
 長い剣を持つヴァリエール公爵。
「お主は魔法が使えんようだな。だったら剣で勝負だ」
「お父様、やめて!彼は強いんです」
「なにを?娘を守るためならどんなことでもするぞ!」ヴァリエール公爵は何かに酔って
いるようだった。
「ああなったらお父様は止まりませんわ」とカトレアは笑顔で言った。
 その笑顔が怖い、とキュルケは思った。
「誠一郎…」ルイズは剣を渡しながら言った。
「なんだい、ルイズちゃん」
「お父様のことなんだけど」
「心配いらないよ。なるべく傷つけない・・・」
「死なない程度にボコボコにして」
「・・・」


 ヴァリエール家の敷地内の山。
死合(しあい)開始!
「どりゃああああ!」
「きええええええ!!!」
 六十過ぎとは思えないヴァリエール公爵の剣さばき。しかしそれをかわす北野君の動きも
洗練されて無駄がない。
「このワシを魔法だけと思わんことだな。くらえ!ヴァリエール家奥儀!!!」
「へ?」
「悪魔封殺滅却剣!!!!」
 ヴァリエール公爵の剣が大きく振り上がる。
「北野くん!!!」キュルケは叫んだ。
 しかし、その戦いの様子を見ていたタバサは言った。
「かわした…」
「ふわあ、びっくりしたなあ。革の鎧が斬れてる…」北野君は、ルイズから借りた革の鎧の表面
を撫でながら言った。
「うむむ…。わがヴァリエール家奥儀をくらっても生きているとは、よほど高等な悪魔使いに
召喚されたようだな」
 いや、召喚したのはあんたの娘だよ、とキュルケは思った。
「ヴァリエール家にはそんな奥儀もあるんですか?」そしてキュルケは横にいたカトレアに聞く。
「あるわけありませんわ。お父様が勝手に作っただけですから」
「…なんか、ヴァリエール公爵。足もとがふらついていますね」
「それはそうでしょう、もう年ですから」
「だったらあんな所で戦わすのはまずいんじゃないですか」
「あんな所って?」
「それは…」
 北野君とヴァリエール公爵が戦っている場所、それは崖のすぐ近くであった。
なんであんな場所で戦ってるの?とキュルケは思ったが、すぐ近くでニコニコしているカトレア
の横顔を見て、それ以上は突っ込むまいと彼女は決意した。
「あう!!」
「お父様!!」
 足元フラフラなヴァリエール公爵は、当然ながら足を踏み外し崖から転落しそうになった。
「な!?」
 そこには公爵の左腕をしっかりと掴む北野君の姿があった。

977 :小ネタ『最「恐」の使い魔』:2008/07/19(土) 12:59:43 ID:VPk3SIPO
「た、助けてくれたのか」
「そりゃあもう」
 北野君は、ヴァリエール公爵を引き上げるとお互いに向かい合う。
「ワシは君のことを誤解しておったわ」
「わかっていただけましたか」
「お父様!」ルイズもその言葉を聞いて嬉しそうに二人のもとに駆け寄った。
「君は良い悪魔じゃ」
「いや、悪魔じゃないんですけど…」
「娘をよろしく頼む!」
 そう言うと、ヴァリエール公爵は、娘のカトレアと一緒に夕陽に向かって歩いて行っ
たのである。


   エピローグ
 帰りの馬車の中。
「ごめんね誠一郎。お父様が迷惑かけちゃって」
「いいんだよ、なかなか楽しい家族じゃない」
「けが、してない?」
「平気だよ。体だけは丈夫なんだ。お父さん譲りだって、母さんが言ってた」
 ルイズは、北野君のその言葉を聞いて少し考えた。
「ねえ誠一郎、あなたにも父と母がいるのよね」
「うん」
「会いたいと、思う…?」
「そりゃあ、そうだね。僕、お父さんとお母さんのこと大好きだから。ルイズちゃんもそうでしょう」
「あ、うん…」
「仲良さそうだったもんね」
「誠一郎…」
「なに?」
「なんでもない」
 そう言うとルイズは、北野誠一郎の肩に静かによりかかった。

   おしまい

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:03:52 ID:S7+DDTYR
黒いカオレア姉さんだと?
でもよかった。
GJ

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:04:23 ID:S7+DDTYR
誤植失礼、カトレア姉さんです。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:08:41 ID:kkwDOwN+
何故か、夕陽に向かって歩いていく、
ヴァリエール公爵を劇画調で想像してしまった……
GJです。

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:13:25 ID:yUmu1Wuq
怖がられながらも根はいい奴と認知されているようで安心しました。

「きぇえええっ!」と叫びながら突っ込むだけで大軍が真っ二つに割れるのかな?

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:21:22 ID:TPlyY6B1
ブラックカトレア姉さん乙

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:29:35 ID:HkjD1Hke
公爵て60代だったっけ
つーか27回以上婚約ミスッたえれおのーる姉さんに注目した俺は異端

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:43:30 ID:yUmu1Wuq
声はあの女神次女なのにねぇ>エレオノール

ギーシュがよりにもよってベルダンディーを召喚しちまった、なんて妄想をするのは俺一人でいい。

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 13:51:24 ID:QCrYHzxD
それでK1と同じ願いをしちゃったらモンモンとの中は一生直らんだろw

>>972
(俺の頭の中で)可憐な笑顔でむちゃくちゃどす黒い事を言ってるちい姉さまが最高だ

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:01:46 ID:RefK4vNj
ちい姉さまの方がよっぽど最凶だw

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:05:03 ID:VPk3SIPO
>>985
ぶっちゃけ、モデルはマリアさん十七歳なんだけどね。

988 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/19(土) 14:17:45 ID:eYC+utP6
埋め

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 14:31:25 ID:ID1c+EM6
ヴァリエール家の3姉妹か・・・
長女が永遠の17才というけど、ママンのが似合いそうだな(the bossみたいに

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 15:05:06 ID:a5n5+IPP
ブラックカトレアが面白かったww
いつのまにそんな腹黒になっちゃってんのww
GJ!!

991 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/19(土) 15:23:27 ID:eYC+utP6
>1000なら、「遊戯王」から、レアハンター(1)召喚。

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:02:26 ID:D9O0CD4E
>>984
>>声はあの女神次女なのにねぇ
なぁに、ロベリア・カルリーニの中の人と同じだと思えば…サクラ3を初めてやった時はこんな役もできるんだとびっくりしたなぁ(w

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:17:56 ID:5T/Yuv09
>>1000なら「隠の王」の「六条壬晴」を召喚。

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:23:43 ID:GVFXegbv
1000ならお茶をにごすから船橋

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:36:25 ID:61DUL6pQ
ドルアーガからウトゥ召喚
嬉々としてタバサに怖い話を

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:37:03 ID:vrGTWNzV
1000なら船橋シャア召喚

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:39:37 ID:SXmvNKpA
1000なら北野君のパパさん召喚

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 16:46:28 ID:875sXC/j
1000ならマーヴルゾンビーズよりマグニートー召喚

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:00:42 ID:R5HXCMt2
1000ならSS投下なのじゃ。

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/19(土) 17:01:04 ID:c0eUXht7
1000ならカオシックルーンから時雨キョウゴ召喚の長編を書く


1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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