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型月×リリカルなのはクロススレ12

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 02:59:19 ID:trXzMHc4
両作品のキャラの交流等を想像したり
SSを書いたりするスレです。

但しキャラの強弱、戦う両者の戦闘内容等の議論はこちらで。
なのはキャラvsTYPE-MOONキャラ14
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1215087966/

型月×リリカルなのはクロススレ11
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1215103849/
型月×リリカルなのはクロススレ10
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1214222352/
型月×リリカルなのはクロススレ9
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1213025046/
型月×リリカルなのはクロススレ8
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1211899287/
型月×リリカルなのはクロススレ7
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1211115934/
型月×リリカルなのはクロススレ6
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1210402777/
型月×リリカルなのはクロススレ5
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1209397546/
型月×リリカルなのはクロススレ4
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1208521724/
型月×リリカルなのはクロススレ3
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1207444158/
型月×リリカルなのはクロススレ2
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1206266452/
型月キャラがリリカルなのは世界にやってきた
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1202538224/

まとめサイト
http://www9.atwiki.jp/tmnanoha/pages/1.html

次スレは>>980を踏んだ人が立てること。
反応が無い場合は>>990
重複を避けるため、必ずスレ立て宣言をお願いします。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 07:08:13 ID:eMJGzDfc
>>1新スレ乙

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 10:43:33 ID:r7mU9jaU
>>1新スレ乙
いっそのことBMW銀とのクロスとかどうよ
あれならカレイドもファンタズムーンもだせるw

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 15:36:52 ID:UX0Rv2rN
Moon Drop のパス 1225+1989+222の合計
±15やってもとけんかった


5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 15:55:02 ID:lkWRsqw2
>>4
ヒント:表すのは西暦とは限らないし、それを足すのではなくくっつけて計算しないとダメ

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 18:10:21 ID:yxwOBfuf
にゃんにゃんにゃんにゃん

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 18:25:51 ID:ZgIHndNO
怪盗・猫招き

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 22:15:14 ID:NkDy0MRC
規制かかったorz

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 22:15:47 ID:NkDy0MRC
あ、前スレのことね

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 22:19:14 ID:CG8bobSA
>>3
あれは良作だが公式じゃないしなぁ
次回作は期待してる

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 23:17:40 ID:FGHA6eAD
1000 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] Date:2008/07/24(木) 23:06:11  ID:3h3wYzLP Be:
    1000なら次のスレでアーチャー×なのはのssが投下される

これは期待

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/24(木) 23:40:29 ID:r7mU9jaU
>>11
先に言われてたw
>>10
まぁ公式じゃないからなんとも言えんが
妖怪云々はリリなのとクロスしやすく出来ると思ったので言いましたw

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 00:52:51 ID:KYNTuqVd
なのは×セイバー(砲撃・近接と好バランス)
フェイト×アサシン(全て斬る!!)
はやて×自前の守護騎士
スバル×バーサーカー(御託はいらない目の前の敵全てを力で捩じ伏せろ!!!)
ティアナ×レン(敵を惑わせ翻弄しまくり撃てっ!)
エリオ×白レン(なんとなく相性良さそう)

このコンビならネロカオスやアルクエイドに勝てそう

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 01:09:14 ID:QB2EI74C
アルクは常に相手のやや上の強さだから勝てないだろ
ネロはエクスなら殺せる可能性が有るけどリリなの組は要らないし

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 01:18:51 ID:RYMeN2mx
アルクに関してはシステムの関係上、雑魚管理局員100人とかの方がまだ勝負になりそうなんだよなw

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 01:28:55 ID:tsMxTLvt
>>15
(集団内の最強の)相手に勝てるくらいに調整されるんだっけ?

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 01:33:23 ID:QB2EI74C
全員より少し上くらいじゃね
ギルみたいな武器>>>本人の強さって奴ぐらいしか穴を付けないみたいだし

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 01:34:29 ID:iwIvXJaa
>>16
たしか相手の能力の三割り増しだとか

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 01:34:55 ID:nZBWRrHt
つーか、なの×セイバー以外は特化性能すぎてバランスの逆突かれたらそれで終了感が……

スバル&バーサーカーとか、バーサーカーが狂化してなくて状況判断(要は仲間は攻撃しない、連携をとるなど)ができるのかクリア基準だし
実際それがクリアできりゃあ楽しそうだけどな。キャラ的に
ティア×レンはネロ相手には相性悪かろう。相手は獣だし、なにより獣の数に幻影の数で対抗できないだろうし、してどうするのかとも思う
フェイトはそもそも高速機動型オールラウンダーなんであって、白兵戦距離で戦うしかできない小次郎と組ませるのはバランス面でみるなら間違ってるとしか……

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 02:22:09 ID:oBxx7BsU
まあこういうとアレだけど、アルクの性能調整って、メルティブラッドに整合性つけるための後付設定っぽ…。
設定的には、無制限に能力解放してたらすぐ限界がくるからなんだろうけど。


とにかくそんな真祖の姫よりも勝てる(可能性の高い)ギルは本当にチートだなあ。
なのに負けてしまうんだよなあ……。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 02:39:32 ID:EdlxFk7f
>>16
l公式発言から推測するに、最強の『個体』より上の性能だね。


>>13
何回いったかもう忘れたんだが、

アルクエイドじゃなくてアルクェイドだっっっっ!

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 03:15:01 ID:PQGY7Wa7
ギル様が勝てるのは、能力3割のアレクじゃないのか?

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 04:15:56 ID:EdlxFk7f
基本的に語られてるの『アルク』は三割アルク。
全力は=朱い月なので、ちょっと次元違いになる。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 04:19:55 ID:uEC1L9sn
ま、勝てないとも言われてないがな。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 04:27:52 ID:iwIvXJaa
朱い月状態なら、ギル一人よか鯖全員の方がいいんだろうな

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 04:51:40 ID:EdlxFk7f
まあ、3割でも鯖複数なら負けると発言が……

と。
型月の設定議論はクロススレとしてはよろしくないので、
自重しよう。

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 07:12:22 ID:Ulpp2CzA
セイバーって転送魔法も無効化するんだっけ?

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 07:15:35 ID:Ek+jZcX4
する。ただ、そこら辺は任意で無効化するかしないか選択できるっぽい

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 07:38:04 ID:8UpFWFsW
>>28
もしかしたら非戦闘時ノーガード状態なら魔術通る?
無論直感が有るからその辺の考慮も必要だが

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 07:48:32 ID:FkrY07z5
>>29
非常時ノーガードでくらったことがないから難しいが
その気になれば無効化できるって感じだから微妙かも。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 07:56:50 ID:H6CNH2zz
魔術に対しては、
 意識して無効化
 無意識に無効化
 意識して通す
なんじゃね?

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 08:52:21 ID:Ulpp2CzA
なんでもかんでも無効化されたら困るか、回復魔法とかあるから……

使うことがないか、時間立てば治るし

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 09:22:30 ID:IiakkTUo
Zeroでも本編でも治癒魔術をかけてもらおうとしていた
対魔力は意識すれば下げることも出来るが正解だと思う

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 10:14:01 ID:NJxBRkIO
キャス子の強制転移で士郎だけ飛ばされて、強い対魔力があだになったわね、とかいわれてなかったっけ。
正確にはコレか。

>「不覚を取りましたねセイバー。魔術に対する強力な抵抗(レジスト)が仇になった。
 貴方がそこまで強力でなければ、彼を守りきれたものを」

キャス子の強制転移で士郎だけが飛ばされた時の一幕。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 10:51:39 ID:ELp9e1QO
それどこの台詞だ?
どっかのSSで同じ文章を見た記憶はあるが

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 10:53:18 ID:FkrY07z5
>>35
本編の寺に突撃するエンドじゃね。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 11:43:50 ID:ELp9e1QO
ああ、あの辺か
ありがと

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 18:44:24 ID:CHFYghqa
ところで、今投下ってOKだろうか?

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 18:45:18 ID:puOHgJLn
>>38
だめな訳がない!
おっれうぁお前を待っていた

40 :魔導師VS魔術師:2008/07/25(金) 18:49:53 ID:CHFYghqa
では投下します

41 :魔導師VS魔術師:2008/07/25(金) 18:51:02 ID:CHFYghqa
注:
作品に登場するFate世界は、原作のどのルートとも異なった展開を迎えた世界を想定しております。
作品に登場するリリなの世界はA's後、sts前を想定しています。
また創作・独自解釈があります。
ご了承を。


Short Interval

「馬……鹿な」

搾り出すように、と表現されるような苦悶の声が、人気のない境内に響く。
鈍色の空。時の止まった結界の中。
封時結界によって閉じられた世界の中で、男はありえない敵に遭遇していた。

【あら、もう動けないの? 存在次元をズラす結界なんて大層な物使うから、
 てっきり高位の術者かと思っていたのだけれど……この程度で動けなくなるなんて、興醒めね】

響く嘲笑は虚空から。
声は境内に反響しているが、肝心の声の主の姿は影すらも存在しない。

「なん……こ……重力……」

男の体は通常の数倍の重力に軋みを上げていた。
声の主が言う『この程度』は、既に人間に耐えれる域の現象ではない。
それが、【重圧】と呼ばれる魔術――神々が生きた時代の奇跡である事など、男が知るはずもなく。

(なんで――こんな事に……!?)

男の叫びは、声帯を震わせることもできなかった。


そう、発端は遡る事数日前。

あるとき、時空管理局はこの場所に巨大な魔力反応を観測した。
魔法技術の存在しない世界での魔力反応に、ロストロギアの疑いを持った時空管理局が派遣した調査隊。
それが男と、男が率いる10人の魔導師達だった。

魔力の発生地点である男たちが第97管理外世界と呼ぶ次元の、地球の冬木市深山町。
その一角にある霊山。
そこを調査しようと立ち寄った柳洞寺という寺で、彼らは『敵』と遭遇した。

封時結界で一般の住民から世界ごと調査場所を隔離し、調査しようとした矢先のこと。
門をくぐり、境内へ足を踏み入れたとき。
―――その敵は、現れたのだ。


42 :魔導師VS魔術師:2008/07/25(金) 18:52:13 ID:CHFYghqa
【――――無礼な蝿。他人の”神殿”に土足で踏み込むなんて、そんなに死にたいのかしら?】

温度を感じさせない、冷たい声。
その言葉と共に彼らは異常な重力変動に襲われ、一瞬で地面に縫い付けられた。
抵抗も、反応もできない。

そんな状況で、一番場数を踏んでいた隊長だけが自分の状況を理解していた。

(まさか、魔法!? なぜ、管理外世界で――!)

この状況で、瞬時にこれが魔法による現象だと気づいた隊長は、確かに優秀だったのだろう。
事実、隊員達は自分が急に地面に倒れこんでしまった状況に対応できずに、苦悶の声を上げるだけだ。

しかし、その隊長が次に放ってしまった言葉は、
この場において最悪の一手だった。

「魔導師か!? 我々は時空管理局の者だ! ここに確認された強力な魔力がロストロギアである可能性がある為、調査に来た!
 速くこの魔法を解除しなさい! そうでなければ、公務執行妨害に該当す――」

そう言い終わる前に、空間を振るわせる怒気と共に更なる重力が空間を圧迫し、
男の言葉は強制的に中断された。

―――客観的に見れば。
男の言い分はそう間違ったものではなかった。
現在、魔法技術の存在する次元世界の殆どは時空管理局の管理下にあり、ここは魔法技術の存在しない管理外世界である。
ゆえに、そこで使用された魔法はどこかの管理世界の魔導師か、あるいは次元犯罪者のモノと考えるのが自然であったのだ。

正規の魔導師による誤解なら、こちらの所属を明かせば誤解は解ける。
もし相手が次元犯罪者であったとしても、牽制になる言葉だった。
だが、

【時空管理局……随分と大層な名前。しかし、よくそんな状態で私に対して意見できたものね?】

その魔導師は『魔導師』ではなく"魔術師"で、
時空管理局なんてものを欠片も知らなかったのだ。


――――そして、今に至る。
掛かる重力はどんどん強くなり、呼吸すらも難しいほどになっていた。
体中の骨が軋みを上げ、意識が白い靄に包まれていく。

【へえ、貧弱な割には保有魔力は多いのね。遠坂のお嬢ちゃんとの小競り合いで魔力が少し足りないから―――】

響く声は、地にひれ伏し苦悶の声を上げる彼らの事を意識にも留めず、
まるで世間話をするかのように、

【―――貰うわね、その魔力】

致命的な言葉を口にした。

―――魔力の略奪とは、すなわち生命力の略奪である。
彼らの世界で『蒐集』と呼ばれるソレよりも遥かに強引で、強力な略奪術式。

男がその言葉を理解するよりも早く、声の主の呪は完成していた。

聞こえない一言で、音も無く発動する魔術。
ごっそりと自分の魔力が消え去るのを感じ、そして、男の視界は暗転した。

Interval Out

43 :魔導師VS魔術師:2008/07/25(金) 18:53:21 ID:CHFYghqa
☆   ☆   ☆

「―――え? 応援に、ですか?」

不意に訪れた、久しぶりの長期休暇。
フェイトちゃんとはやてちゃんは局で仕事中で、私一人の休暇の最中。
海鳴市の高町家、自室で羽を伸ばしていたときに入った緊急通信だった。

『ええ。強力な魔力反応の痕跡を調査しにいった局員からの通信が途絶。その後の連絡もない。
該当区域は未確認の『場』が展開されているようで、遠視も転送できない。
もしかしたら、ロストロギアの事故が起こったか、次元犯罪者が潜伏している疑いがあるの。
―――現場への応援、お願いできるかしら。高町なのはさん』

目の前の空間に展開されたウィンドウの向こう側に、厳しい顔をしたオペレーターさんの顔がある。
その雰囲気に、休暇で緩んでいた頭を引き締めた。

「はい、わかりました。でも―――あの、どうしてわたしに?」

面倒なわけでも、嫌なわけでも勿論ない。
ただ、本当に不思議だったのだ。
時空管理局は巨大な組織だ。確かに、わたしと同ランクの魔導師は管理局に数パーセントしか居ない。
でも、絶対数が膨大な以上、その数パーセントだって結構な数になるのだ。

それなのに、わざわざ非番であるわたしを指名しての任務要請である。
わたしでしか出来ない任務、なんて事はない筈なのに――。

『あなたが、一番現場に近いのです』
「……え?」

なんでだろう、と考えていた頭に、予想外の回答が飛び込んでくる。
一番……現場に近い?
"今地球に居る、わたし"が――?

『現場は第97管理外世界の地球、日本国西部の兵庫県冬木市。あなたの現在地からなら、すぐに急行できると思うわ。詳しい座標を送るわね』
「……はい」

近い。確かに近い。全力で飛べば、一時間もかからないだろう。
でも。

……嫌な予感がする。
地球――管理外世界での魔力反応。
そして、行方不明になった局員たち。

PT事件、そして闇の書事件のことが頭をよぎる。
ざわり、と酷い胸騒ぎがした。

44 :魔導師VS魔術師:2008/07/25(金) 18:54:23 ID:CHFYghqa
 ○  ○  ○

周囲に人影がないのを確認して、長い石階段の中腹に着地する。
バリアジャケットを解除して、階段の上を見上げた。

―――冬木市柳洞寺。
ここで封時結界を展開した後、調査隊が行方不明になった。

なにか異常が起きているとばかり思っていたのだけど、そんな様子は全然感じられない。
下を見下ろせば平穏な街の様子が見て取れるし、階段の左右に広がっている森は静かなままだ。

見上げれば、立派な山門がそびえていて、いかにもな古いお寺の貫禄を醸しだしている。

「レイジングハート。周囲に魔力反応、ないよね?」
<Yes. It doesn't exist.>

……とりあえず、お寺の人に聞いてみよう。
なにか最近おかしなことがなかったかとか。
もしかしたら、調査隊の人たちを見かけている可能性もゼロじゃないんだ。

階段を上りきって、山門を潜る。

広い境内には誰も居ない。
どこに行けばお寺の人と――――

「何か用かしら? お嬢ちゃん」
「ひゃん!?」

いきなり真横から声をかけられて、心臓が飛び出るかと思った。

横を向けば、随分と暑そうな格好をした女の人がいた。
黒いフードに紫色のローブ。
ちょっとお寺には似合わない感じの人だけど、この口ぶりからするとお寺の人なんだろう。

誰も居ないと思ったのに……。疲れてたのかな。

「あ、はい。すみません、このお寺の方ですよね?
 こちらに十人位の………こういう服を着た人達は来ませんでしたか?」

ポケットから局員の制服のデッサンを取り出して見せる。
ちょっとコスプレと勘違いされそうだけど……大丈夫だよね、きっと。

女性はそのデッサンを軽く見て、納得したような表情を見せた。
知ってるみたいだ。
だとしたら、少なくともここに調査隊の人たちが来たのは確かだと思う。

「知ってるんですね?」
「ええ、知ってるわよ。つまり――」

胸をなでおろす。
良かった。少なくとも、最悪の事態にはなってないみたい。

……でも、なぜ封時結界を展開したはずなのに、現地の人が知っているんだろう?
ふつう、管理外世界への干渉は最小限にするように決められているのに――


「――――つまり。貴女、あの蝿どものお仲間なのね?」

45 :魔導師VS魔術師:2008/07/25(金) 18:55:50 ID:CHFYghqa

―――――――――え?

女性が哂う。

瞬間、
 目の前の女性にとんでもない量の魔力反応が発生した。

「ッ!」
<Caution , My Master!!>

ぞわりと背筋が粟立つ。
唐突過ぎる魔力の出現。否、あるいは私に見えていなかっただけで、元からそこに在ったのか。
まるで蜂蜜のように粘つく、空間に満ちる魔力。
そして―――コールタールじみた、粘質の悪意。

頭が高速で回転する。

私のことを、――のお仲間、と呼んだ。
だとしたら、この女性は調査に来た局員を知っている。少なくとも、無事な彼らを知っている。
でも、この人は調査隊の人たちのことを何て言った?

蝿と、そう言ったの……!?

「彼らを……どうしたんですか」

絞り出した声は、知らずに硬い響きを帯びていた。
その言葉に反応して、女性は唇を歪め、

「あら、貴女は部屋の中に煩い蝿が飛んでいたらどうするの?
 ――――言うまでもないでしょう?」
 
くすくすくす、と心底可笑しそうに笑った。

「――レイジングハート」
<All right.>

自分の直感に従って、レイジングハートを展開し、バリアジャケットを纏う。
……悪寒がする。生き物としての本能が、耳元で叫んでいる。
この相手に隙を見せるのは、即ちソレが致命傷。
目の前の生き物から、絶対に目をそらしてはならない、と。

「あら、可愛らしい格好ね? ふふ―――お人形にしてあげたいくらい」
「もう一度聞きます。彼らを……どうしたんですか」

不吉な予感と、強烈な悪寒がする。こんなに『よくないモノ』と向き合った経験は、わたしには無い。
でも、この相手には、言葉が――"話"が通じる。
なら、きっと戦わない解決方法も―――――

「だから、常識で考えなさいな。―――潰した蝿は、ゴミ箱に捨てる物でしょう?」

―――そして、その嗜虐的な微笑に、ガチンと頭が切り替わった。

ここからは、わたしのエゴは通せない。
やるべき事は、目の前の女性の無力化と、局員の捜索。
そうでなければ、きっと―――行方不明になった人たちは、二度と戻らない。

「……局員の生命確保を最優先し、時空管理局の名において勧告します。彼らの身柄を引き渡してください。また、拒否する場合にはこちらも相応の武力行使を厭いません。協力を願います」


46 :魔導師VS魔術師:2008/07/25(金) 18:58:06 ID:CHFYghqa
「協力とはよく言ったものね。人の家に土足で上がりこんでおいて、随分傲慢ですこと。先ほどの蝿といい、その『時空管理局』とかいう組織はずいぶんと横暴なのねえ?」

嘲笑するように、女性は楽しげに言った。
そんなのは分かっている。
でも本来なら、時空管理局もそう強硬な手段など取らないし、そもそも現地住民への干渉は極力避けるように厳命されている。

普段、誰かに言われたなら、私は顔を伏せたかもしれない。
でも、それは今じゃない。

今この時、私の行動には10名の局員の……そう、命がかかってる。
相手を見て、そしてその言葉を聴いて確信した。

この相手と言葉を交わすまでは、なにかの事故だと思っていた。
でも違う。局員達はこの魔導師に倒されたんだ。
しかも、行き違いでも、誤解でもなく、ただ目の前の女性の気を害したため。

目の前の女性のテリトリーに入ってしまった局員は、まさしく蝿のように叩き潰されたのだ、と。
そう、確信しちゃったんだ。だから―――

「ふふ、それに“武力行使”? 魔術師が、この私に魔術で立ち向かうですって?
 ずいぶん奇妙な魔術構成を使うようだけれど―――私に挑むのは早計だったわね」

―――無理矢理にでも、詳しい話を聞かせてもらう。
それしかないなら、わたしは、その選択をする義務があるんだから。

「抵抗の意思あり、と見なしていいんですね?」

最終通告。
これから先は戦いになるって、そう覚悟を決めた問いかけに返ってきたのは、

「―――――――――は、あっははははははははははははは! 抵抗? 私が!?」

こちらを馬鹿にするかのような、笑い声だった。

狂ったかのように哄笑する彼女。
心底可笑しいと、そんな心の声すら聞こえてきそうな笑い声の後。
その顔のままで、その笑っていない目のままで、

「ふふ、馬鹿ね―――抵抗するのは貴女の方よ」

ひどく、冷たい言葉を紡いだ。

空気が張り詰める。
魔力が張り詰める。

<Standby, ready.>

そして、レイジングハートの言葉を皮切りに、
 "戦い"が―――始まった。

47 :魔導師VS魔術師:2008/07/25(金) 18:59:23 ID:CHFYghqa
今回分の投下終了です。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 19:16:02 ID:pUPSDhQK
乙です
キャス子VSなのはってなんか新鮮だな

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 19:17:45 ID:49Tn4i27
このカードは気になる!
今後の投下に期待

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 19:18:35 ID:0dQFahQv
投下乙
キャスター強えぇぇえぇぇっぇぇw
次回投下待ってますw

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 19:31:12 ID:h4z+Usl9
GJ
出力ならキャス子に勝ち目薄そうなんだけど絡め手が多いからなあ。
リリカル側に多いパワー&スピードで押し切るタイプじゃないし、青子とかセイバーとは別の意味での強敵だよな。

第五次聖杯戦争だとアレだったが。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 19:39:19 ID:tqAbjJjT
GJ!

それでもキャス子なら・・・キャス子ならきっと何とかしてくれる・・・


53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 20:00:52 ID:Ulpp2CzA
GJデスヨー!

そうだよ皆!キャス子を信じようよ!
キャス子のテクニック(いろんな意味で)を信じてまとうよ!

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 20:02:51 ID:0dQFahQv
>>51
おまっ空間凍結とか弾幕とか出来る
キャス子がなのはに出力負けしてると申したかw
一言で型月世界でのAランク相当の魔術発動だぜ?

神殿の外なら兎も角
初見で神殿の中の本気キャス子に勝てるのなんて
セイバーかギル様もしくはイスカあとバサカくらいのもんだぜ?
固有結界使うとしたらエミヤもいけると思うが
例外があるとすればランサー
戦闘始まった瞬間に宝具使用って言う条件になるが・・・
街中ならなのはの方が有利だと思うけど

これ以上はスレ違になりそうだから辞めとくわ

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 20:12:36 ID:3X+4gtBN
あれだ、キャスターのお人形にされたなのはが見てみたい。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 20:17:27 ID:yoSAKu4R
GJ!
好戦的なキャス子さん素敵だぜっ。

というか、神殿を築いたキャス子に勝つには、なのはさんでもカードが少なすぎるな。
どういう展開が待つのか気になる。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 20:27:50 ID:LSqpM29R
19歳時なら2期のSLB+級(威力S)の砲撃をノータイムで撃てるんだが、まだその域にいってない
なのはでは厳しいかもしれんな。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 20:50:55 ID:Ulpp2CzA
>>57
お互いが全力の段幕せんか……
おおう、寒気がする

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 21:27:55 ID:h4z+Usl9
キャスター相手だと単純に高威力で攻めても意味なさそうだし。セイバー並対魔力持ってない限り。
だから1期の対フェイトみたく戦術面でなんとかしないと手玉にとられそうだ。
なんかこう、魔術の技量で上回る敵に戦士として上回る、みたいな。

あれ? なんかなのは女の子扱いしてない気が……。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 21:37:17 ID:pUPSDhQK
つまりはゴスロリ服で戦えってことですね
ゴスロリ少女が相手ならばきっとキャス子は攻撃できまい

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 21:46:35 ID:KZQKhuTa
逆だ。
全力で捕縛されるぞ。

キャス子だぞ?
葛木メディアさんだぞ?
それが可愛いゴスロリを前にして動かない道理はない。


62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 22:01:18 ID:h4z+Usl9
>>61
魔法少女陵辱ですね。わかります。

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 22:06:35 ID:3X+4gtBN
>>61
それならヴィータが一番危険じゃん。まあ、マゾに調教されたヴィータを見てみたい気もするが

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 22:33:14 ID:0dQFahQv
>>63
むしろマゾななのはがみたいw

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 22:59:28 ID:eyNr/JQs
キャスターなら無駄な戦いはしないと思うが、
なのはもタダで負けてやるキャラじゃないよな

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/25(金) 23:42:37 ID:mG4qw51Y
これは、なのは勝てないだろ。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 00:26:08 ID:P/CsT5GA
むしろピンチのところに他のサーヴァントがやってくるフラグ

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 00:28:28 ID:DPsgK5XP
GJ!!です。
ただ、先に派遣された魔導師にやった重力操作での重圧とか空間固定などを
連発されたらキツイだろうなぁ。

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 00:30:12 ID:X/JdUr6g
実際やりあった場合はわからんが魔術(魔法)の才能はメディアが上。なのはは戦術の立て方や魔力はでかいがそれ以外は普通の天才レベル

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 00:37:42 ID:ms2CWwTc
まあキャスターは戦闘者じゃないしな
魔術師的な策謀やら罠やらは得意だが
いざ面と向かって戦うとなるとかなり脆い
スペックだけの話ならキャスターが上だろうけど
実際の戦闘になれば普通になのはが勝ちそう

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 00:47:48 ID:uhEOmYqy
キャスターは反射速度も化け物だ
あれでセイバーに対応できてるし

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 01:30:47 ID:S6akSfWF
なのはじゃキャスターとは相性が悪いだろ
なのはが力で押し切ろうにも、純粋魔力は
魔力指向制御平面で防げちまうしな。



73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 01:34:20 ID:N4mEpF/F
ディバインバスターはヒラリマントで消せるのかな?

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 01:34:56 ID:oxx9ATCH
>>54
キャスターってそんなに強くない
鯖でタイマンで勝てるのなんて小次郎とハサンくらい

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 01:37:32 ID:8O5G+LAm
トラウマを刺激されるフェイトですね、分かります

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 01:38:40 ID:9+3lfYR+
>>73
消せるというより跳ね返す、ビームとか跳ね返すから
ヒラリマントは対象があまりにもでかいと無理っぽいが
ヒラリマントを大きくすればいいから大丈夫

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 01:39:37 ID:G/XYnR08
それ以前に神殿の中だから
空間転移とか固有時制御とか一瞬で発動できるんだがw
そんなのと戦っても到底勝てるとは思えん
良くて戦略的撤退
悪けりゃエロパロに行ってくれな感じなことされてMな人形なのはの完成w
最悪なぶり殺しorホルマリン付けのどちらかだろorz
個人的にはMな人形なのはENDを希望しますがねwww

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 01:46:05 ID:G/XYnR08
>>74
今までのレスを全部読み直して来い
そして本編もう一回やって来い
少なくとも小次郎やハサンは飛べんし撃墜できんから勝てません
まさかとは思うが小細工無しで正面から戦った時の事とか行ってるのか?
もしそうなら帰れ
そもそもキャス子は神殿で戦い尚且つ小細工するのが大前なんだから

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 01:51:42 ID:oxx9ATCH
>>78
だから小次郎とハサン以外には負けるって言ってるんだが?
アーチャー戦で手加減されてボロ負けだったの忘れてないか
キャスターは大抵の鯖に対魔力が有るから鯖が相手だと弱いのは公式設定
その代わり人間相手だと五次鯖中でもトップクラスだけど

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 02:16:02 ID:tDM3tEOf
でもキャス子の魔術は対魔力C・Bならとおるぜ。


81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 02:21:57 ID:oxx9ATCH
あれは無効化の条件をクリアできるだけで威力は軽減される設定
空間固定さえ対魔力Dのアーチャーに簡単に破られるし


82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 02:26:14 ID:ms2CWwTc
まあ、あれだ
空間固定したらベラベラ喋ってないで
ルルブレるなり消し飛ばすなりしましょうって話だな

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 02:30:44 ID:oxx9ATCH
>>82
その時点で双剣投擲されてたからそんな事してる間に死ぬ
アーチャーに注意されるまで全く気付いてなかったし
戦闘経験の無さは鯖相手だと致命的すぎる

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 02:32:19 ID:X3qBry0N
まあ悪役というのは何時の世も、ペラペラと無駄口言ってる間に逆転されるのが世の常です。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 02:44:20 ID:DPsgK5XP
自身の方が格上で、ホームだからって遊んでたり油断したら危ないってところか。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 02:56:25 ID:oxx9ATCH
アーチャーの方が格上だから
三騎士のクラスの鯖は基本的に他より強い設定

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 03:14:18 ID:tDM3tEOf
>>81
用語辞典に対魔力B・Cあたりの条件には該当しないってかいてあったんだ

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 03:16:28 ID:oxx9ATCH
アーチャーは対魔力Dや双剣の対魔力向上抜きでキャスターの空間固定を破れるんだな
アーチャー凄ぇーーー

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 03:20:49 ID:pd/V2W/D
みんな忘れてるかもしれんがいざとなったら旦那や門番が加勢に来るかもしれんぞ
もっとも対空攻撃能力のないこいつらが出てきた方が足手まといになってなのはの勝率が上がるかもしんないけどw

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 03:24:56 ID:N4mEpF/F
小次郎が来ても勝率が下がる事は無いだろうが、
葛木がきたら、勝率下がりそうだw

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 03:33:03 ID:T8/1RrgD
葛木先生にしろ小次郎にしろ、キャスターに言われない限りは
何もしないだろうがな。

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 04:04:39 ID:PVhpYAsy
キャスター倒すには形成された神殿を破壊してからだといいかもな。
空から爆撃っぽい感じで。
キャスターはすんごいスペックもってても戦闘という状況においては凛に遅れをとる素人レベルだし付け入る隙はあるだろう。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 09:10:49 ID:xiwIm5WS
キャスターが戦闘経験で劣るってのは対鯖の場合だろう
20歳そこそこの魔導師に対してもそこまで劣ってるのかは疑問

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 09:24:55 ID:k2SCcePt
温いとはいえ、魔導師は実践たたき上げだし、戦闘経験は劣っているだろう。
何だかんだ言って、メディアはお姫様だから、生前の戦闘経験は限りなく少ない。
鯖になってからなら、もっと少ない。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 10:01:53 ID:PVhpYAsy
なのは達が若輩者だから足りないという話はちょっと違うな。
英霊となった者の没年考えて見ればわかると思うけど。
セイバーが評価されてるのは王として十年間戦い続けたからだろうし。
なのは達がその域に達してもなんの違和感もない。

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 10:04:21 ID:mtNiM7t4
そもそも型月世界は空対空が殆ど有り得ない世界だから、
空戦経験と言うとキャス子はもっと劣るだろうな。

アレが飛んでるのって、単に安全圏に回避してるって理由だけだろうし。
キャス子は接近戦能力が致命的にアレで、その対応としてボディガードをつけたり士郎でもあしらえるレベルの骸骨兵を呼んだりしているわけなので。

……そういやなんであいつ、弓ルートで教会の地下になんか拠点構えたんだっけか。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 10:27:06 ID:KrAvicHa
>教会の地下に拠点
言峰が教会に聖杯の器を隠してるっておもったからじゃなかったっけ?
そんな描写があったような

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 10:47:17 ID:0/KGH//O
 あのさ、よくなのは達がサーヴァント勢と同じ域に達しているって言う人がいるけど、それってつまりなのは達は人外の存在だ、と言ってるようなものじゃね?

 だって、型月内でサーヴァントと互角に渡り合えるのは軋間や青子だよ?どっちも人間やめてる存在だよ?せめてシエルと互角レベルにして欲しい。まだなのは達が人間だと信じたいから!

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 10:52:20 ID:pd/V2W/D
>接近戦能力が致命的にアレ
不意打ちとはいえ直観Aのセイバーにルールブレイカーたたきこめるぐらいの能力はあるみたいだけどw

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 11:03:24 ID:mtNiM7t4
>>97
そうだっけ、すっかり忘れてた。
まぁあの時点ではセイバーもアーチャーも手の内で、別に警戒してなかったってのもあるんだろうけど。

>>98
いや、そもそも技術レベルが違うってのがあってな。
魔法技術が発達して、デバイスやらカートリッジやら、上に書いた空戦能力やらが発達して、さらに公に専門組織化されて訓練をつんでいるなのは世界に比べ、
魔術は隠匿、現実はほぼ一般世界並、化け物は化け物で退治、と言う文化の型月世界じゃ、基本的な技術のレベルが段違いだぜ。

空手で熊に立ち向かうのは難しいけど、猟銃持ってる猟師さんならやれないこともないだろ?
そういう次元でなのはさん達とサーヴァント達の戦闘レベルは取られてる……と思う。

まぁ勿論解釈の違いだから、全然サーヴァントにかなわないなのはさんが居ても良いとは思うが。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 11:03:37 ID:PVhpYAsy
不意打ちしたら人間でも鯖と打ち合える世界観だから不意打ちでキャスターがセイバー刺せても不思議じゃないよ。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 11:22:18 ID:L1qumP46
その不意打ちがセイバーには直感スキルで通用せんといっているのだと思うが

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 11:49:04 ID:d/Umc3nf
そこはキャスターすげぇじゃなくてセイバーの直感も万能ではないってとこじゃね

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 11:53:13 ID:ms2CWwTc
まあ、高速神言で大魔術を使ってくるから
やっぱスペックだけの話だと勝ち目は薄そうだ
物語的には、キャスターが勝つ場面って想像しにくかったりするがww

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 12:02:50 ID:Yp1Hy3fy
サーヴァントの戦闘能力って戦闘機一機分という話があったよな
ということは、訓練を積んだ普通の領域の人間でも戦闘機があればサーヴァントに匹敵できるとも言えるよな
>100の話はデバイスその他使う訓練を積んだ人間は戦闘機に匹敵するって事でいいのだろうか

なのは達がぎゅんぎゅん飛び回るとこは戦闘機っぽいと言えばそうだけど

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 12:06:33 ID:5XBz2LPF
違う、街を破壊する効率が、フル武装した戦闘機と同等。

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 12:09:54 ID:ms2CWwTc
>>105
最近過疎ってるし、VSスレで話してきてみ
色々教えてくれるから

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 12:36:00 ID:O4qPETMN
結局強さ議論になってるw
ssなんだからもっとラフに楽しもうよ

例えばだけどさ、なのはより強そうな型月キャラは何人もいるけど、
一回負けても次の戦いで少しは喰らい付いて見せるのがなのはのキャラだと思うんだ。
じゃあそれをどうやって描写するのか、っていうのが楽しみなわけで

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 14:07:32 ID:E7Iir7yQ
設定で〜だからこいつはどうしても勝てません、なんてSSでやってもつまらんしな
そういうのは考察スレでぐだぐだやるのが楽しいわけで、書き手の方はあんまり縛られて欲しくないな

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 14:18:55 ID:Z47IA7+5
>>103
あのシーンは直感が逆に仇になった
キャスターに切りかかるときに士郎がセイバーより先に直感発動
セイバーに警告してるのに無視してキャスターに切りかかる
切りかかる瞬間に自分の直感が発動し動きが止まる
その隙を突かれ地面から生えてきた竜牙兵に足をつかまれる
足を捕まれた事に驚いて、キャスターがルルブレを振りかぶっても
防御すらせず棒立ちのままルルブレを受け入れた。まさに直感A(笑)

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 14:21:17 ID:kxKEWtKg
負けるだけじゃ終わらないって意味じゃ型月キャラも似たようなもんだな。
心臓をぶち抜いた後のランサーしかり神の鎖に縛られたバサカしかり。

そういう奴同士のかけあいとかが楽しみ。

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 14:23:14 ID:8O01M80i
>>110
仕方がない最優?のセイバーだし。正直、最優のサーバントの称号は兄貴にあげたい

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 14:28:09 ID:MaBrisNV
兄貴はどのクロスでも馴染むんだよなぁ

東方しかり、ルイズしかり、スペクトラルしかり・・・

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 14:39:41 ID:d5rif7FZ
>>110
思い出した。あそこは士郎助けようと突進するも地面からの竜牙兵に普通に足捕まれ
止められ、そこをキャスターに刺されたんだったな。
士郎でも倒せる竜牙兵でも使い方次第で鯖も止められるんだなと感心したとこだった。

直感は特に関っていなかったような。


115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 14:49:14 ID:Z47IA7+5
>「なに?」
>不意に、セイバーの動きが止まった。キャスターが何かをした訳ではない。
>セイバー自身、キャスターに“何か”を感じて強張ったのだ。
>「貴様、それは――――」咄嗟に身を翻そうとするセイバー。

わざわざ動きを止めてしまってる時点でもう駄目だろう
最後は真正面から黙ってルルブレを受け入れてるしw
> 地中から足を取られた、という驚きもあったのか。
> セイバーは振り下ろされる短刀を弾く事もせず、呆然とそれを受け入れ――――

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 15:11:47 ID:spEbUjgG
>>112
兄貴は運が悪すぎる

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 15:18:48 ID:Z47IA7+5
>>116
作中でも全力で戦えたのはアーチャー戦くらいだしな
FATEのギル戦は令呪縛りはなかったがこの上なく不利な条件だったし

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 17:13:34 ID:9+3lfYR+
FATEのベスト・オブ・アニキはランサーとして
なのは側は誰だと思う?

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 17:14:37 ID:4F/JmYbV
>>118
なのはの親父

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 17:44:01 ID:S1tOduOa
>>118
覚醒後のヴァイスか、モフモフさに定評のある守護犬

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 17:46:31 ID:PVhpYAsy
ゲンヤかな。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 18:41:21 ID:73lczi+h
なのはさんってまだ人外じゃなかったの?

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 18:57:01 ID:ms2CWwTc
守護犬に一票を入れる

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 19:03:44 ID:E7Iir7yQ
どう考えてもザッフィー。溢れる漢はStSでも健在だったぜ

全編犬だったけどな

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 20:09:43 ID:EsiBWt9z
>>122
元から人外じゃね?

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 20:30:30 ID:UjR0HTk7
リリカルなのはのベスト・オブ・アニキと言えばなのはさんじゃないか?
つか、主人公として見るよりアニキキャラと見たほうがしっくり合うと思う自分がいる……

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 20:42:04 ID:nemVpX6c
そうだ!スカリエッティに頼んで、なのはを男にしてもらおうっ!!

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 20:46:05 ID:ms2CWwTc
>>127
貴様は今、とても軽率な事を言った

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 21:00:19 ID:Aj1s6kw3
なのは(♂)×セイバー(♂)

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 21:03:37 ID:PVhpYAsy
ならば
アーチャー♀×クロノ♀


131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 21:06:11 ID:6Miw5E4J
>>129
それはスポ根アニメでやってくださいw

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 21:19:43 ID:qR/JDpAz
ならば俺は
ギル♀×ティアナ♂

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 21:23:40 ID:KrAvicHa
はやて♂×士郎♀
ではやてルートを

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 21:40:36 ID:uhEOmYqy
綾香♀×慎二♂、とかネタに走ってみる

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 21:51:34 ID:ednO5qGb
>>127
なのはが男になると、とたんに嫉妬心がムラムラとだな(ぁ

ランサーがクロス先でも合うのは何でだろうな。
やっぱり気持ちだけは真ん中ってのが、作中できっちり表現されてるからか。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 22:23:07 ID:EsiBWt9z
スカに頼んでふ○なりって選択肢もあるぞ!!

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 22:31:22 ID:9+3lfYR+
バカヤロウ!
それはセイバーさんの役割だ

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 22:55:47 ID:0NbyM8Y1
>>135
基本的に中立で、気持ち真ん中。
そして、イイ女を口説く。
サバサバしてるので、誰とでも絡めやすい。
主には逆らわないので、使い勝手がいい。
しかし、本人に確固たる信念と誇りがあるので、格好良く書きやすい。

って感じかなぁ。

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 22:58:32 ID:E7Iir7yQ
>>136
これが本当の突き姫ですね。分かります

>>138
でもランサー兄貴の宝具は使い勝手悪すぎなんだぜ。SS作者的に考えて。

何だよ……心臓に必中って……

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 23:05:24 ID:MM1Iu8Nn
>>139
しかも槍の攻撃力+相手の体力分のダメージだからな。
マトモにあたりゃ本当に必殺だし。治癒阻害もあるんだっけ?

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 23:07:15 ID:spEbUjgG
ランサーやバサカは敵にするとssでは使いにくいな。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 23:15:49 ID:hl0z6x2L
たしかにランサーって敵役でつかいにくいな
fate本編で色々と制約があってもあの強さでさらにチート宝具
味方or中立ならナイス兄貴なんだけど

でもギルはずば抜けてても反則的な強さでも許されちゃう感ある
いざとなれば慢心スキル発動できる
こっちはチート野郎だけど敵としては使いやすいな

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 23:20:28 ID:spEbUjgG
>>142
ギルはまだ負けてさせても慢心とかでなんとかなるんだが
ランサーは宝具が厄介すぎる。戦うのも基本的に序盤だし
回避させるとしょぼくなるしほんとに心臓に当てて一撃死させても困る


144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 23:25:43 ID:Aj1s6kw3
過去スレで、なのはがオーバルプロテクション使って刺しボルクを凌ぐやつがあったけど、正直アレぐらいしかないよね、使わせた上で相手も生き残る術って。
それすらまず情報を知ってないとアウトだし。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 23:33:04 ID:E7Iir7yQ
>>142
サーヴァント味方にするなら、何らかの制約付けないと色々しんどいんだぜ
特にランサー・ギル・バーサーカーは。
あっちを強くするかこっちを弱くするかしないと、蹂躙になっちゃうんだよね。

特にランサーは真名解放に魔力消費少なくて効率良いとかもうね。
宝具禁止にでもしないと、難しいっす

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/26(土) 23:58:47 ID:oxx9ATCH
令呪縛りで能力が落ちてても音速超えてる突きが技後硬直無しで瀑布の様に襲って来る時点でなのはキャラじゃ対応できないだろ

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 00:18:32 ID:mob0cZMt
いきなり決めつけて意味あるの?

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 00:24:18 ID:SpCj9Z3e
決め付けって言うか事実じゃね
俺もどう考えても無理だと思うけど

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 00:26:08 ID:HjNoedDW
「シグナムじゃ超音速のセイバーの斬撃には対応できないよ!」という感じのSSを面白く書ける自信は、正直ない
そういうノリはVSスレでやるべし

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 00:27:51 ID:NLYHJP2G
まぁなのはキャラの反応速度とかが分からんからなんともいえんけど、戦術的にティアナは相性悪いだろうな。
素早い移動手段や決め手の一撃とかが無いから。

ED後に飛行を覚えるかウェンディからボードを借りるかすれば、なのは級とは言わずとも伝授されたらしい高威力の
スターライトでも使えれば分からんけど。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 00:30:15 ID:tN3i8+k1
矢避けの加護スキルがある分、中遠距離で攻撃しても威力弱いと打ち落とされ投げボルグ、近距離戦だと刺しボルグ。厄介極まりないことは確かだが勝てないことはない


152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 00:50:08 ID:8l0g1tv1
サーヴァントは相当に限定的な状況でしか存在できない奴らだし
バランス取るのは簡単だろ
マスターだけに依存して現界してるから能力が落ちてるとかさ
つか、仮に全開モードでもマスターを仕留めれば終わりだし

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 00:50:16 ID:7VhTLtoQ
>>146
考察スレじゃないんだから、その辺はどうにでもなる。なのは側の設定曖昧だしな
別になのは側がランサーの刺突を魔法で防いでも違和感はない

ただボルグだけはどうにもならん。発動したら確実に心臓潰されるとかどうしろと
ぶっちゃけLuckで回避かそもそも撃たせないかの二択くらいしか俺は思いつかない
前者はご都合主義が過ぎ、後者は話が盛り上がらない。
きのこですら何か持て余してた感があるしな。もうちょっと抑えれば良かったものを。
因果逆転という言葉を使いたかっただけだろと言いたいw

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 00:51:30 ID:edexhWA6
ランサーはスカ側、6課側のどっちにいても違和感ないよな・・・

カリムとフラグを立てたりと妄想

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:08:14 ID:hh9TEsOG
神に仕えるので無理ですって断ると、俺、神様の子供=神とも言えなくもないから
大丈夫だぜ!とか?w
>>152
逆を言えば、それぐらいしか方法がないと思う。事前にサーヴァントはマスターという存在がいないと
現界できないと知ってないとできない戦術になるけど。マスター狙い以外で挑むと最悪、嬲り殺される。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:23:24 ID:mob0cZMt
上空から面制圧の魔法とかでいけるかもよ。
リリなのの魔法は地球にゃないものだから神秘の塊だし。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:25:16 ID:SpCj9Z3e
>>156
俺はそうだから神秘無いと思ってるけど
リリなのの魔法はプログラムとか科学的だし

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:31:16 ID:8l0g1tv1
神秘については適当に流さないと無理が出る。色々とな

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:35:02 ID:6kWnCr1j
ヴォルケンズはサーヴァントみたいなもんだから神秘があっても不思議じゃないけどね

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:37:57 ID:HjNoedDW
神秘無いから効かない、って言い出したら詰みじゃん
その辺「無い」と証明できないんだし、スルーしていいんじゃね?
神秘云々抜いても単純なスペックでもあれなんだし

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:40:46 ID:I4LfEe0p
ロストロギアについて思ったんだけどJSとか闇の書って直死の魔眼で殺せるかな?
あれらって力は凄いけど神秘があるとは思えないし問題ないとは思うんだけど。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:42:09 ID:aAyF1JQX
スカリエッティ?>JS
殺せるだろ別に

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:44:41 ID:HjNoedDW
そこはジュエルシードだろw

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:47:23 ID:LwBWqtIr
鯖とか深海魚みたいな物で水圧がない浅瀬(神秘という概念等がない型月世界の外)につれてくると自滅or雑魚化
逆に深海(型月世界の中)だと水圧で普通の魚(なのは達)では太刀打ち出来ないイメージ

ミッドチルダとかなら三人娘の全力が油断してないギルを超えても不思議じゃないし
逆に神秘がどうしようもなくてアルカンシェルではどの鯖も倒せなかったりもするかもね

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:53:23 ID:8l0g1tv1
いや、別に神秘がなくても能力は落ちないぞ
ただ単に
鯖より神秘が下回っている攻撃は無効ってのが消えるだけで

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 01:57:25 ID:cJUJHNiG
但しキャラの強弱、戦う両者の戦闘内容等の議論はこちらで。
なのはキャラvsTYPE-MOONキャラ14
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1215087966/

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:01:28 ID:hh9TEsOG
知名度が低かろうが、生前にぶっ飛んでた奴らはあんまり変わらないんだよなぁ。
ランサーなんか知名度低いは、いろんな制約で能力下がりまくってたけどあの強さだし。
ギルのエアなんて知ってる人間なんかほとんどいないのに、あの威力だし。


168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:02:21 ID:7jWEHlkd
>>156>>157
どうせ公式に設定されることなんてありえないので、どっちの解釈でも作者次第で良いだろ。
物理的効果のみと割り切って神秘なんてないとするも良し、魔力で駆動される(地球では)未知の術式という点をもって相応の神秘的効果があるとするも良し。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:04:54 ID:CIl1GbaB
そういやどっかのssではなのは勢の中でなのはだけ神秘がある、みたいな描写があった気がする。
型月勢と渡り合うための主人公補正としてはありかも。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:05:32 ID:18N0QP7I
なんか、荒れぎみなんで話題を変えよう。
なのは勢と鯖で気が合いそうなコンビを考えてみよう。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:14:17 ID:NLYHJP2G
>>170
その話題は何度も出てるけど、とりあえずなのはとセイバーはガチ。
あとはフェイトとライダーとか、ヴィータとバーサーカーとか、シグナムとディルムッドとか。

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:18:35 ID:HjNoedDW
なのセイはキャラ的にも戦闘相性的にも色々ガチだからなぁ
新人達はどうかな。ティアナとアーチャーとかどうか、と思ったけど反発しそうだな

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 02:21:38 ID:JYtzDqBh
つまり>>13の妄想はなの×セイ以外ダメだな
他の組み合わせは特化し過ぎ。はやて×自前は論外

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 06:37:07 ID:mob0cZMt
自前?

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 10:52:10 ID:w48C8OeG
え、神秘って魔力にはあるもんじゃないの?
なのは達は機械的とはいえ魔力は魔力だから

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 11:06:26 ID:H1vVJ0Hw
そもそも同じものを魔力と言っている保証はないだろう
よく調べてみたら実は全く別物でしたー、という可能性だってある

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 11:41:53 ID:qpF2qh1D
>>174
>>175
>>176
戦う上での設定的な考察はVSスレにいけばいいと思うぞ。
そこら辺の摺り合わせの考察はVSスレで過去にやられてる。

> ■両作品の魔力について
>  型月側の記述『マナとオドはほぼ同質』よって、マナ≒オド。
>  リリカル側の記述『リンカーコアは大気中の魔力を体内に取り込んで蓄積する』より、
>  魔力素とリリカル魔力はほぼ同じものであると推測されるから、魔力素≒リリカル魔力。
>  また、両作品において『空間自体が持つ魔力』が魔力素・マナという名前で存在する。
>  よって、魔力素・リリカル魔力・マナ・オドはそれぞれ同質なものであり、
>  その空間自体が持つ魔力として、
>   魔力素=マナ。
>  人間が体内に所有する、その個人の性質が着色された魔力として、
>   リリカル魔力=オド。

>  と分類することが出来ると考えられる。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 11:43:39 ID:qpF2qh1D
間違った。
>>174
はやてだけクロスしてない組み合わせ
って事だろう。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 12:59:51 ID:w48C8OeG
>>177
わざわざすまない

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 13:38:54 ID:DgFhrVi4
>>100

>いや、そもそも技術レベルが違うってのがあってな。
>魔法技術が発達して、デバイスやらカートリッジやら、上に書いた空戦能力やらが発達して、さらに公に専門組織化されて訓練をつんでいるなのは世界に比べ、
>魔術は隠匿、現実はほぼ一般世界並、化け物は化け物で退治、と言う文化の型月世界じゃ、基本的な技術のレベルが段違いだぜ。

>空手で熊に立ち向かうのは難しいけど、猟銃持ってる猟師さんならやれないこともないだろ?
>そういう次元でなのはさん達とサーヴァント達の戦闘レベルは取られてる……と思う。

亀レスだけど、その発想は初めて聞いたな。むしろ型月×なのはのクロスだと、神秘設定を理由にに型月最強蹂躙展開を正当化しようとする二次創作がほとんどな印象がある。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 14:11:18 ID:wVF9evVa
なのは世界にきているのが鯖ではなくて士郎の方が多いような気がするからなー。
士郎の場合は神秘補正とかいれんとなのは世界では釣り合いが取れないという事情もありそうだ。
天秤の剣士とかはそこらでバランスとってるね。

逆に鯖がなのは世界にくるという話も…ないわけではないんだろうが、どうしても士郎もいるから、前出の理由で神秘補正いれたら、結果として鯖の蹂躙ということになるんかな?


182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 14:27:42 ID:H1vVJ0Hw
>177
それでもVSスレで出た結論をここのSSが受け入れないといけないわけではないだろう
>177のは職人がそこら辺の設定に着いて手を加える必要がないと考えたときには便利なものだとは思うが

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 14:38:38 ID:8l0g1tv1
>>181
いや、士郎は神秘で強くなりようがないだろ

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 14:50:11 ID:F1vF3DiB
>>183
士郎の投影した宝具の話だろ。
>>181
むしろ、非殺傷設定での魔力ダメージが鯖には有効。しかし、攻撃速度面で
劣るため不利とか。天秤の剣士の設定はバランスいいと俺も思う

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 14:53:11 ID:wVF9evVa
>>183
そういえば、バリアジャケットをカンショウだかバンヤだかの神秘補正で切り裂いた、というのが天秤の剣士で書いてあったくらいかな…。

というか鯖による蹂躙しまくりのSSというのもあんまり見た覚えはないな。
そもそもバーサーカーとかギルとかは、あれは何処の世界でも神秘とか抜きにしてもたいていチートだし。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 14:55:10 ID:q324JDor
>>182
いや、このスレで議論をやるなという……。
誰もクロスSSはこうじゃなきゃ、とは言ってないぞ?

両者間の設定について、魔力がどうの、神秘がどうのは
クロスSSにおいては作者の裁量しだいなんだから
設定面のすり合わせ議論なら、VSスレでやってくれって言ってるだけで。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 15:27:23 ID:uNcCFh9W
>>185
バサカとギルがチートなのは今更だしなw
あとバンヤじゃなくてバクヤなw

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 15:51:11 ID:wVF9evVa
>バンヤ
誤字だorz

なんて無様。

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 15:55:23 ID:H1vVJ0Hw
>186
そう言うことね
これに準じろという意味で言ってるのかと思った

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:07:55 ID:h9vRVdGe
一般に普及しまくっているなのは側の魔法は神秘もへったくれも
ないような気がする…
まぁ、闇の書は積み重ねた年月と伝説で神秘を宿している可能性は低くない。
出所不明なレイジングハートも設定次第でどうにでもなる。
バルディシュはできて20年たってないだろうから性能はともかく
神秘は宿すのはムリっぽい……かな?

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:26:11 ID:mob0cZMt
普及しているのはミッドでの話で地球じゃ希少な存在だから地球に来たら神秘を纏えるかもよ。

未来の技術で作られている宝石剣が神秘纏ってたら進んだ科学と
魔法の融合物のミッド魔法も神秘纏ってるのありだと思う。

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:32:43 ID:s7S8/6U+
未来の技術? そんな設定あったかな

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:35:38 ID:T5waxvWF
本編で言われたのは以下

>いかなる魔術理論で編まれたものか。
>アーチャーの腕を用い、英霊エミヤとしての知識を総動員しても、老人の短剣は未知の世界の理だった。
>異星というより異星系。
>まだ幼年期にいる人類には届かない、遥か未来の常識を老人は体現している――――


194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:37:29 ID:mob0cZMt
士郎が投影するとこで。凛とイリヤと。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:38:05 ID:q324JDor
まてまて、異星ですらアリストテレス連中みたいな感じだ。
型月の異星系っていったら、クトゥルーの香りしか感じないぜ・・・。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 20:54:59 ID:s7S8/6U+
なのは「なんだか」
鮮花「他人のような気が」
ちびっこ店長魃「しないアル!」

>>195
そういやセイバーは某魔を断つ剣と戦ったりしてたっけ

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 21:13:12 ID:MlA/smrp
異世界だから神秘アリってのはちょっと強引な気が
そういう設定があるわけでもないし

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 21:24:13 ID:7jWEHlkd
>>197
だからー、それを否定する設定だって無いんだから、SSの作者の胸三寸でいいじゃないか。

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 21:30:45 ID:7VhTLtoQ
>>197
考察スレでは描写は絶対だが、SS書く場合は絶対とは限らない
あんまり無視されるのも困りものだが、個人的には愛が感じられればOK
本編の設定の穴埋めっていうのもSS書く時の楽しみなんだぜ?

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 21:31:42 ID:fVO65vV2
設定は活かす為にあるんであってガチガチに固めて身動きが取れなくなる為にある訳ではないからな
異作品(異作者)のクロスならなおさら
もちろんギャグ系以外で原作の面影が全く無くなってしまうのもあれだが、
両作品間のパワーバランスの取り方は>>198の言う通り作者の胸三寸で良いと思う
読者に受け入れられるパワーバランスなら話は続くだろうし、
受け入れられなかったらいつの間にか更新停止になってしまうだけだろう。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 21:51:36 ID:uNcCFh9W
異世界の技術って言ったって
そんな異分子をガイアの抑止が放って置くとは思えない
それかなのは世界もしくは管理世界では
普通に技術として存在してるから神秘無しで
型月に来たら魔術は秘蔵されてるから神秘補正が付くって
感じに世界が修正してるとかどうよ?
異世界の技術云々で神秘が付くんじゃなくて
その世界にとって神秘かどうかで世界が修正を加えてるって感じ
これなら其処まで無理ないと思うんだが・・・・


202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 22:04:50 ID:zPi4IVed
>>185
あれって年月を経た刃には結界等を切り裂く効果が勝手に付くで神秘補正って言えるのか
年月を経てる=神秘なのかも知れないけど

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 22:06:01 ID:I4LfEe0p
型月世界では未知だからリリカル魔法には神父が宿るってのはありかもしれんが、それ以前に
修正力やら抑止やらでこの世のものならざるリリカル魔法は型月世界に存在することすら許されない
かもしれないってこともありえそうだな。
そうやって型月魔術師とか月姫勢とかとのバランスをとる方法もあると思うんだ。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 22:06:55 ID:I4LfEe0p
>>203
神父が宿るってなんだよ、言峰かよ。俺の馬鹿……orz

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 22:16:48 ID:H1vVJ0Hw
異世界の魔法は型月世界の法則から外れているところがあってそれが神秘補正とかが通じない要因になっているとかはどうだ

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 22:25:41 ID:s7R0e8rk
バサカのゴットハンドとセイバーの対魔力がなあ。
ダメージ軽減ならなんとかなっても、無効化は結構扱いに困る。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 22:37:05 ID:l5XmDqb9
対魔力とか魔術と魔法の違いも判定が威力とかならわかりやすいのにな
なのは世界では魔法と科学融合してるし、型月で言う魔術も魔法も魔法だし分けようがない

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 22:38:32 ID:VjHtYbxj
>>204
ジョージ声のインテリジェントデバイスですねわかります

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 22:51:09 ID:7VhTLtoQ
>>208
ネコ・カオスなデバイスが浮かんだ。ルビー的な感じの

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/27(日) 23:40:48 ID:3AZ2rKVZ
そういえばリリカルなのはにもジョージ声のお方が一人いたな
ネコアルクカオスに新しいフレンドが出来たようです

211 :197:2008/07/28(月) 00:38:26 ID:vR6LFcAU
>>198
いや、作者が自由に書けばいいんじゃないのか?
書いちゃいけないなんて一言も言って無いけど

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 00:43:42 ID:Uned4yBE
Fateばっかだかららっきょや月姫と絡ませるなら・・・

アルクェイドとなのはのコンビ見てみたいな、シエルとチンクとか

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 00:49:29 ID:UrWStRH+
プリズマイリヤとのコラ簿だな

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 00:49:56 ID:9ZPi3Ow2
DDDからカナタとかマキナとか

……いってはみたもののどうやったら混ざるか思い浮かばねえ

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 00:49:59 ID:8IXek5xL
チンクは本当に姉の部類に入るんですか?

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 00:51:34 ID:GW4NeQ1J
お前はイリヤを忘れたか

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 01:18:20 ID:b0MQU0oS
ロア、教授、タタリでなのはたちが手こずりそうなのってどれかな

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 01:19:16 ID:94GMvVNl
>>217
その中ではロアが一番楽じゃね。
タタリは出てくる相手次第

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 01:28:46 ID:7iLd75SE
教授はまともに倒そうとしたら大陸を破壊するぐらいの分がいるなのは達では倒すのは無理だと思う。
まあ、アルカンシェルか、防衛プログラムならなんとかなるかも知れんが…。

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 01:34:41 ID:n4DSxsts
むしろなのはがきたオーストラリアの町でタタリ発生イベント。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 01:46:54 ID:K22MfPLG
>>219
戦闘機云々と並んで未だに良く見る勘違いだな
大陸を破壊するに等しいと言われたのは創世の土のみ
ネロ本体とは別の話

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 01:50:09 ID:C/TQJ6TM
タタリってたしか噂話とか恐怖からいろいろでてくんだっけ?そうだとしたら
各キャラごとの恐怖は何だろ?決して白い悪魔のなのはさんの噂がなんて考えてません

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 03:13:52 ID:VyXWghr8
>>222
 いや、それは意外とあり得る不安かもよ?元ハッカーが優秀なプログラマーとして採用されるのと逆で、優秀な魔導士は犯罪に手を染めたら最悪な次元犯罪者になるんじゃない?プレシアみたく

 で、管理局も今は自分達に忠をつくしているが、もしもあのエースオブエースがもし自分達を裏切ったら?と危惧してるはず。もしくはあの歳で桁外れの魔力と砲撃魔法、そして何があっても折れない精神性に
「本当にコイツは自分達と同じ人間か?」
という不安を抱いているとか。あまりに他者との差が有り過ぎると羨望より畏怖を抱くからね。

 他者と隔絶した戦闘力に管理局を裏切った最悪の次元犯罪者『白い悪魔』が管理局、もしくはミッドチルダというコミュニティを対象にした場合に再現されるタタリなんじゃないのかな?まあ、その場合、なのはは他人と違いすぎる自分という周りの認識と向き合うことになるが

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 03:59:06 ID:n4DSxsts
悉く出会うタタリが自分なのに、どんどんと機嫌が悪くなっていくなのはさんを幻視した。


225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 05:59:55 ID:yfHuzUxF
そのなのはを倒すために立ち上がる
マジカルアンパー

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 06:31:50 ID:D4XyC1qM
なのはが管理局に反逆とか俺としてはありえない気がする。
例え管理局がヴィヴィオを殺そうとする、殺したとしても殺した本人や
命じた者を許さないだろうけど法的手段で戦おうとする気がする。

ともあれ、管理局側としては可能性はあると考えてるかもね。

フェイトの不安は男と付き合っているなのはだったりw

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 11:41:44 ID:m/H8OFs1
法をつかさどるのが管理局なのさ・・・もみ消そうと思えばできないことはないぜw


228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 12:18:36 ID:D4XyC1qM
普通のミッドチルダ人なら泣き寝入りするとこだけど
なのは達の中には社会的地位がかなり高い人もいるからな。
非道に対しては非道で返すより法に則って反撃の方がこの場合は有効かと。
なのは自身の知名度もそれなりにあるだろうし、とはいえこれもまた反逆の一形態か。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 12:42:37 ID:dia/P4+s
噂やトラウマだけじゃなく、こうなって欲しくない、こうなりたくない
っていう「もしも」の可能性もタタリは具現化出来るんだよな。
なのは自身反逆はしない!て思ってても、それを読み取って反逆者なのはを生み出すことも可能かな。

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 12:53:23 ID:TaBazM5y
不安や恐怖を具現化するからね
周りにそうなったら怖いなって思う人間がいればそれが具現化する可能性はあると

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 13:12:10 ID:h/LIm+JZ
ぶっちゃけ、ヴォルテールが1番怖いんだが

いやなのはと同じくらいか

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 14:02:33 ID:n7GrhZin
>>223
それいいなあ。
なのは(達)はそろそろ謙遜がイヤミだと気付くべきw

タタリだけど、多分ロストロギアの仕業と勘違いされるんだろうなあ。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 14:05:28 ID:D4XyC1qM
キャロの故郷の人達がタタリに遭遇したらヴォルテール使って暴れまわる
キャロと考えて出てきてしまうんだろうか。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 14:13:27 ID:q86DkoBy
>>233
むしろキャロの手を離れて暴れるヴォルテール?
あるいは故意に手綱を放すキャロか


小さなコミュニティに『不幸を呼ぶもの』が現れたと噂が流れ、
それを信じた人々によってそれがコミュニティから排除され、
噂通りに不幸をもたらし人々を殺戮する

アルザスにタタリが出たら全滅だったな

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 18:56:29 ID:BtW98ZEL
なのはが映画化とはなぁ・・・。
http://www.vipper.org/vip884815.jpg
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader722073.jpg
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader722074.jpg

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 19:00:15 ID:NLzkjWjO
>>235
噴いたwww
なんというか、仮面ライダー龍騎のTVSPを思い出したぜ

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 19:00:59 ID:5UDjAdk1
さて、これは期待していいのかね

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 19:13:05 ID:VVgVD+lM
魔法少女リリカルなのは The・Firsってことだな

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 19:15:11 ID:So5igtpB
これなのは好きだとしても見に行くのには勇気がいるぞ…
stsならまだ誤魔化せるが。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 19:46:59 ID:4utqL29Y
>>239
はっきりいって俺は行く勇気はない。


241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 19:52:55 ID:z2mek/JF
俺はDVDが出てからだな…

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 19:54:26 ID:7iLd75SE
とりあえず、俺ならDVDか迄まつな

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 19:54:34 ID:NuzbEMHg
行ける奴らの事を英雄と呼ぶんだろうな

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 20:11:17 ID:4ZLlCLlS
ドラマCDも出るのか
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader722079.jpg
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader722080.jpg

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 20:16:53 ID:bYAT5r+E
あの大画面でバリアジャケットを身につけるのか……

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 20:22:55 ID:So5igtpB
俺もああ書いたが当然の事ながら観に行く勇気は無いw

>>244
ビローケース(?)の絵がヤバイだろ…

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 20:24:22 ID:IiKcBT5Z
1期のBJまでリボン無しで3期のエクシードっぽくしたってことは、もうなのはさんは1期からして可愛いじゃなくて
格好良い路線でいくつもりなんかな。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 20:33:04 ID:qihKt1nR
>>247
スタッフは激しく勘違いしてる予感ww

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 20:42:07 ID:z2mek/JF
素直に1期の延長でやったほうがいいと思うんだけどなぁ

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 20:46:06 ID:M/WC1bKN
というか映画をやる必要性がいったいどこに・・・・・

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 20:51:15 ID:4ZLlCLlS
>>250
新約Zみたいなもんだ

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 21:00:08 ID:qihKt1nR
>>251
でも売り上げはStS>>>一期+二期だしなあ。

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 21:19:25 ID:xNck644V
武内×都築の対談で言ってたのはこれの事だったのか

むう、俺も観に行くのは遠慮したいがスクリーンでの臨場感は捨てがたいジレンマw

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 21:25:24 ID:qihKt1nR
三期クオリティの戦闘が大画面で見られるなんてある意味wktkすぎる。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 21:26:06 ID:C/TQJ6TM
俺は普通に見に行く予定だぜ。つーか、なのはの視聴層からそんな離れてないかな
見に行く奴ほとんどが20前後な悪寒

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 21:29:05 ID:1sF16jm6
>>254
25話やってくれるなら喜んで見に行く

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 21:32:02 ID:dklCa4wL
てか低年齢向けに宣伝されるとはとても思えん
アニメでさえそうだった訳だし
本音も建前も大きいお友達向けだな


辺境ローカルエリアで上映する予定が有るなら見に行くかどうか考慮はするんだが……

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 21:57:17 ID:n7GrhZin
ちょっと勇気が足りないが、板の話題にはなるだろうから乗り遅れるかもだしなあ。
とりあえずアンテナ張ってチェックだけはしておかねば。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 22:12:41 ID:C/TQJ6TM
劇場版の内容次第では、劇なのはとTVなのはで分けて考える日が来るのかね

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 22:19:29 ID:qihKt1nR
むしろ同一視されるのは勘弁。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 22:39:26 ID:x1LhB/EA
二次創作系SS総合ヲチスレ
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1217249486/

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 23:01:20 ID:4ZLlCLlS
>>259
まぁ新解釈・新設定のパラレルワールドなんだそうだからそうなるだろうね。
クロスSSも劇場版設定を使ったのも増えるかな

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 23:08:37 ID:zuiOccCL
むしろ劇場版よりサウンドステージXの方が致命的じゃね? このスレ的には。
本編三年後で二時間ドラマ・新キャラ登場なんて、明らかに今StSアフター書いてる人達涙目じゃねーか。
何つーかZero発表されたときに四次モノ書いてた人的な感じで。

……俺のことじゃないよ? 泣いてなんかいないよ?

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 23:31:16 ID:Sb3bTv3D
劇場版はなのはとフェイトの恋愛物語で決定だな。エンディングで結婚式キボン

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 23:32:24 ID:94GMvVNl
総集編っぽいぞ。
多分三期ともやるんじゃね

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 23:54:01 ID:4ZLlCLlS
>>265
タイトルにThe MOVIE 1stって書いてるから新解釈でstsまでやるだろうな

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 00:05:12 ID:F5mA9ord
>>265
新デザインなのに総集編?
まさかZみたいに新旧2種類まぜるとかw

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 00:07:25 ID:00BByuES
>>267
ごめん別のとこ見たら
>一期の世界観と人を使ったパラレルワールドって設定
らしい

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 01:45:22 ID:4GScR5WO
L.O.Bの作者が今回のなのは関連の発表で軽くファビョってる件について

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 06:29:33 ID:zkJ2CmkS
>266
世の中には次回作を予告しておきながら結局作らなかったのもある

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 07:24:51 ID:2hhp68Yf
>>270
某ガンダム種ですかね?解る気がします
流石にもう凍結と見て良いよなぁ、まだ00のが望み有りそう

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 07:40:55 ID:FgorRPTV
劇場版はバトル重視でドラマはスカスカな予感が…

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 07:52:13 ID:pMk7E+3I
これがBDやカリ城みたいに名作だったらどうなるんだろう?
どちらも原作者から嫌われてるんだよね。

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 07:54:39 ID:RQj/w3Xl
>>273
それはただの夢や。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 07:56:10 ID:S/q9luny
>>271
有料の携帯サイトに監督のコラムが掲載されてるくらいだし
いずれはやるつもりのようだ
また松竹の劇場の開会予定表更新されたけど残ったし


276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 08:09:07 ID:zkJ2CmkS
>271
ほかにもタイトルに序章と付けたり、本編終了後に次回作の副題のRequiemというのを出してきたりというのもある

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 08:36:40 ID:5Sgi6OIO
BJが思いっきりStSの戦闘仕様だな。肩もいかつい。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 09:05:08 ID:ijlHg9Hv
なのはの漢度アップに期待

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 09:41:21 ID:5Sgi6OIO
そういう勘違いな補正はもういらん。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 10:13:37 ID:ijlHg9Hv
思い切りのよさというかスカッとするほどの決断力が
なのはの魅力の一つだと思うのだが違ったかい?

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 10:44:46 ID:Zzof3Qv+
>>269
ファビョる気持ちもわかる。もし一期がStS風味になったらプレシアとか生き残って改心しそうで怖いな。
あれはあのラストだったらからこそ良作だと思ってる俺にとっちゃそんなの改悪以外の何者でもない。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 12:26:37 ID:JsDSP0QI
>>281
プレシア女史が生き残る(管理局に捕まる)なら、影響はプレシア本人よりむしろフェイトの方ではなかろうか
闇の書事件の時は、母の刑期短縮の為に協力とか
その場合、なのはとは微妙にぎこちない関係になるんだろうか?

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 13:11:01 ID:pYTomJYw
>>280
さらには、日常の女の子らしさがたまらないんだよな。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 17:02:04 ID:Bkws6NVo
天秤の剣士、自サイトでの掲載になるのか。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 18:01:45 ID:GReV6RMO
ワロスw
http://upload.jpn.ph/img/u22885.jpg

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 18:36:03 ID:ubyDbIY0
すげーりありてぃあるな

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 19:06:15 ID:RWoe/341
劇場化で惨劇だったのは北斗の拳だが
あれを上回る改悪にならねばいいが・・・

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 19:18:52 ID:OhC0PAvL
とらハのあれみたいじゃなきゃいいよw
9歳の剣鬼なのはとかだったら嫌過ぎるw

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 19:52:16 ID:QAEN5MbE
◆劇場版なのはインタビュー

・戦闘や魔法アクションのシーンはテレビ版からの変化が大きい 。
・戦いのきっかけや理由、勝敗そのものは同じでも違う場所で違う展開になる。
・脚本の段階で、劇場版らしい迫力やスピード感をみせられるようにこころがけた。
・特にただ空中に立って攻撃を打ち合ったりするだけではない「空戦魔導師の戦い」
というものをよりはっきり見せられたらと、考えている。
・時空管理局については第一期の情報量と同程度 なのは×フェイトの友情の物語
なのであまり寄り道はせずに二人のキャラクターをより掘り下げる方向でいく。
・なのはとフェイトのコスチュームは3シリーズ続けた上で、改めて世界や設定情報
を見直して、第一期シリーズのジャケットやデバイスを再構築したらきっとこうなる
というデザインになっている。

ttp://www2.ranobe.com/test/src/up26453.jpg

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 22:47:09 ID:lhXgHZlm
・特にただ空中に立って攻撃を打ち合ったりするだけではない「空戦魔導師の戦い」
というものをよりはっきり見せられたらと、考えている。

これが非常に重要だと思うんだが、どうか。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 22:50:50 ID:zkR+2Xom
ウルトラマンネクサスのような空中戦をしてくれれば満足

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 22:53:20 ID:uED78gVV
>>290
まるで一期ではできていなかったとでも言いたげな発言ですな。

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 23:16:42 ID:yJtLhWnI
思いっきり杖で殴りあってた気もするんだが…w

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 23:21:44 ID:VDdNvG7b
ストーリー的には管理局の描写があまりない無印A'sのが好きなので涙目。
StSでの世界観も設定も少し見直してくれるなら嬉しいけど……。
戦闘そのものは楽しみでもあるんだけどなあ。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 23:27:35 ID:o0j8IEUI
いきなりなのはが空戦魔導師!な超絶空中戦できちゃうんですか!?

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 23:49:58 ID:jl443uCU
戦闘もいいが日常の中の女の子な部分もお願いしたいね

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/29(火) 23:53:55 ID:2gE5rywX
>>290
それを素人のなのはが出来てしまったら問題だと思うんだが……

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 00:11:18 ID:A1CR/7tn
ちょいと続きを投下します

299 :Fateはやてルート95:2008/07/30(水) 00:14:05 ID:A1CR/7tn
「待ちなさいクロノ、あなたをこのまま返すわけにはいかない」

セイバーの一言にクロノは足を止め振り返る。

「セイバー?」
「この男は私のことをサーヴァントと呼びました。
つまり、聖杯戦争を知る者です。ならばこの男がマスターである可能性もあり得ます。
確認をすべきです」
「確かに、可能性がないとはいえないな。調べるか」
「いいえ、マスターは下がっていてください。私が調べます」

士郎がクロノに近づこうとするのをセイバーは止める。

「何をする気だ?」
「あなたの体に令呪がないか確認するということです。
逃げようとしても無駄ですよ。この距離、一息であなたを切り捨てることが可能だ」

にじりよるセイバーにクロノは観念したようにため息をつく。

「好きにしてくれ」
「では、動かないように」

セイバーはクロノの手を掴み上げじっくりと確認する。

「手の甲にはないようですね。では続いて服を脱ぎなさい」
「なっ!?……本気か?ここは真っ昼間の路上だぞ?」
「私は構いませんが?」
「…衛宮士郎…頼む…この娘を止めてくれ…」
「セイバー、確かに路上は…な…」

血の気の引くクロノに士郎もさすがに同情を隠せない。

「…マスターがそう言うならば、わかりました。あちらの木陰で調べるとしましょう。来なさい。
マスター、できるだけ早く済ますつもりですが
知っている聖杯戦争の情報を吐かせたりするのに少しばかり時間がかかるかもしれません。
マスターは学校へ行ってください。この結果は追って報告します。
私がいない間はくれぐれも気をつけて、シグナム達と連絡をとれる状態でいてください」
「ああ」

クロノの腕を引っ張っていくセイバーに頷き、士郎は校門へと駆けた。
校門を抜けこのまま昇降口まで駆け抜けようかとした時に突然に横から声をかけられる。

「「「衛宮(君)!!!」」」
「おわっ!?」
「あの女子と君とはやてとクロノさんの関係について聞きたいのだがいいかな?」

校門の裏に隠れるように固まっていた三人は士郎に詰め寄ろうとするも
士郎の足は止まらない。

「す、すまない。またあとでな」

300 :Fateはやてルート96:2008/07/30(水) 00:17:06 ID:A1CR/7tn
「いつかはあなた達にこうして話をしなくてはならないと思っていたわ。
セカンドオーナーとしてもぐりの魔術師は放置しておけないから」
「士郎のことやな」

屋上の手すり脇で二人は佇み相対する。 二人の表情は余裕あるようであるも
場の空気は決して緩くはない。相手の出方を探る思考が互いの頭を占めていた。

「そうね。でもあなたのことも衛宮君同様捨て置けないのよ。
四体もの強力な使い魔を召喚する魔術。これは、かなり高度なものだし。
正直その体を解剖してどんな術式使ってるのか調べてやりたいくらいよ」

暗い笑みを浮かべる凛にははやても苦笑いとなる。

「いやー、冗談きついなぁ。あとその点やけど私のは生まれつきというか
無意識のやから術式とか言われてもさっぱりや」
「そういうのって嫌みっていうの知ってる?
まぁあなたが彼らを召喚した時の異常でもぐりの魔術師を見つけることができたんで良しとするけど」

あっけらかんと喋るはやてに凛は冷たい視線をおくる。

「それから私らをずっと監視しとったん?」
「…フンっあなたの使い魔は結構優秀よ」
「ん?どういう意味や」
「うるさいわね!…で、確認したいんだけど彼はちゃんと生きてる?」

その時、屋上の扉を勢いよく開けるとその勢いのまま屋上へ飛び出す影。
はやて、凛の前まで来ると荒い息を整えることもせず、側へと立つ。

「はぁ…はぁ…ま、間に合った」
「ま、この通りピンピンしとる」
「そうですか、昼は確認だけしたかったので、もうこんな時間ですし詳しい話はまた、放課後でどうでしょう?」
「ぷっ」
「なんですか?衛宮さん?」
「いや、なんも」

笑い合う二人を見て仲はよくなさそうだと士郎の生物的直感が危険を訴えていた。

「あ、と…放課後にこの場所でいいのか遠坂?」
「ええ、衛宮君も来てくださいね」

愛想を向け、士郎の前を横切る凛。そんな清楚な横顔に士郎はついつい目がいってしまう。
そして、凛の波打つ黒髪が眼前を通り過ぎようとする瞬間、
もう一棟ある建物の屋上によく知る桃色髪の女性の姿が
見えたように思えたがまばたきをするともう欠片もみえなかった。

301 :Fateはやてルート97:2008/07/30(水) 00:20:30 ID:A1CR/7tn
「と、いうわけでセイバーが来る。あとな、昨日の件の黒野ははやての養父の人の知り合いで間違いなかった」

教室へ向かうなか、午前中での出来事を互いに話、伝える。

「そうか…まだ校門の前におる?」
「わからない…けど住所は教えてもらった。
だけどさ、あいつに会ったって何もいいことなんてないぞ」
「んー?さては黒野さんと喧嘩したんやろー」

ブスッとした表情の士郎を見れば何があったのか察するのは容易。

「あいつは書の消滅しか考えてないんだ。そんなやつになんて会う必要あるのかよ」
「ある。あるんよ、士郎。私が本当にそんなことにならんとも限らんし
そうなったら私をズバーっやってくれるんは正義の味方やないと締まらん。
そん時は黒野さんの知識が役に立つかもしれんよ」
「あいつを信用するのかよ!?そんなことより何言ってんだ。俺やシグナム達を信じろ」

じっと目を合わせる。そのまま廊下で立ち尽くす二人には周りのことは視界に入らないようで。

「二人とも授業の時間になっているのだが…」

二年C組の面子が廊下へ顔を覗かせヒソヒソと囁いたり、
真面目にジッとみたりという光景が生起していた。
二人がハッと振り返ると彼らの後ろには難しい顔の一成。

「悪い…一成」
「は、はいろか、士郎」

そそくさと背中を丸めて教室へ入る。ところが二人が教室へ入って
しばらくしてもクラスのざわめきは収まらなかった。
それもそのはずみんなの視線は士郎達から新しい人物へと向けられていた。
その先を見ると開いている廊下側のドア隙間から
誰かと向かい合って話している葛城教諭の姿。

「一体どうしたんだ?」
「俺が聞きたいくらいだぞ、衛宮。セイバーさんが来てるではないか」

クラスの面々がキレー、かわいいぜ、いくつだろう?とか騒ぎ立てている様子が 士郎の耳にも入ってくる。

「ああ、今日は俺の授業がみたいってさ」
「それはまぁよいことだな。セイバーさんが授業を見るとなると衛宮も身が入るだろう?」
「なんだよ、普段の俺が不真面目みたいに」
「ははっすまなかった」

そんな陽気に笑う一成を慎二は不気味そうに見ていた。

302 :Fateはやてルート98:2008/07/30(水) 00:26:05 ID:A1CR/7tn
「どういうことだよ、気味が悪くてしょうがないったらない。
柳洞が女の話を機嫌よく話してるぞ?タヌキ」
「セイバーさんならしゃあないかなぁ。うちの会長さんにも春が来たんやないやろか?」
「…本気で言ってるのかよ?お前も酷い奴だよね。あんな化け物を勧めるなんてさ」
「なんやて?」

意外な発言に慎二を訝しげに見据える。

「そんな顔するなって。僕は正しいこと言ってるよ。僕に従順な奴なら構わないけどさ。
違かったら外人の女なんてやっかいなだけさ。
まぁ、柳洞が入れ込むのは勝手だし結末もどうなるか楽しみだけどね」
「はぁ慎二らしいというか…もう少し、柔らかく言えばええのに。
外人になんか悪い思い出とかあるん?」
「態度だけじゃなくなりもでかいんだよあいつらは、鬱陶しいったらないね」
「ふーん、そんなら家のみんなも嫌い?」
「お前のとこの?ああ、赤毛チビは反抗的だし、年増は藤村と同種だし、嫌いだね」
「シグナムは?」
「あいつ?一番うざいよ。弓がちょっとうまいからって顧問になんかなりやがってさ。
そのくせ碌に指導できないのに質問には真面目に答えようとするし、滑稽なんだよ。
まぁ、からかえるし退屈はしないから存在は許してやるけどね」
「そうか」
「ああ?なに笑ってんだよお前?」

饒舌な慎二の様子を微笑ましく見つめる。その視線に慎二は居心地悪そうに顔を背けた。

「それでは授業を始める」

廊下での会話も終わったのか教師は教壇の前に立ち教室を見渡す。

「その前に、衛宮士郎、衛宮はやて、授業に遅れたな。
廊下に立っていろと言いたいところだが親族が来てる手前今回は許してやる。
代わりにいいところを見せてやるといい。前回やったところの復習から始める。
ヨーロッパの人権の意識の発展に貢献した著名な三名が著した著書と
彼らが与えたその後のヨーロッパ世界への影響を述べろ。どちらでもいいぞ」

淡々と語る口調に冗談は感じられずそれは確定事項に違いない。
士郎とはやては苦笑いを浮かべまた、廊下から見ている叔母の方にも目を向けた後、
士郎はノートを手に椅子から立ち上がった。

303 :Fateはやてルート99:2008/07/30(水) 00:29:48 ID:A1CR/7tn
放課後、人が少なくなり校舎が静けさに包まれようしていこうという頃
屋上には三人の男女が向かい合っていた。

「さて、何から話します?衛宮君、衛宮さん。
あなた達が正式な活動許可を得ていない魔術師かどうかそこからの確認からでいいですか?」

切り出した少女はあくまで礼儀正しく丁寧に語る。
長く黒髪を伸ばしたこの少女に向かい合う少年は切り出された内容に驚いたという表情。
もう一人、赤毛の少年の隣に立つ少女は少年とは逆にその顔に驚きはない。
驚くというより開きそうになる口をなんとか閉じようと努力していた。

「…はは、もう、やめてな。その口調」

その仕草は手で口を抑え漏れそうになる笑いを我慢しているようだった。

「はやて?どういう意味だよ?」
「ええと、なんと言ったらええか…」
「はぁ、あなたのその態度見ていると予算の時の駆け引き思い出してほんっとむかっ腹が立つわ。
あなたにばらされるのも癪だし、いいわよ自分でばらすから。
いい、衛宮君、さっきまでのはよそ行き、ほんとの私、遠坂凛はこっち」

ムカムカイライラした様子の不機嫌少女に士郎は恐る恐る話しかける。

「え…ええと、つまり猫かぶり?」
「…なんか文句ある?文句なんか言ったら殺すけど?」
「あ、まぁ…こっちのが親しみ…やすい…か、な?」

迫力、というものに士郎は圧倒されることを覚えた。

「で、もぐりだったことは認めるの?二人とも?」
「ああ」
「ん、そやね」
「…軽いわね…、別にいいけど。じゃあ、セカンドオーナーとしてはあなた達の居住を認める代わりに
私の要求を飲んでもらうわ。飲めないならこの街から出てってもらうけどね」

自信たっぷりに、高慢と言ってもよい態度で凛は士郎達と改めて対峙する。

「要求の内容は、なんだよ?」
「その前にもう一つ確認するわ。土曜の夜、青い男に襲われたと思うけど
撃退したのはあなたの使い魔でいいのね?衛宮さん」
「そうや」

はやては目を閉じ答える。その答えは嘘ではないが全てではない。

「上出来!私の要求はあなた達の居住を認める代わりに
あの4人の使い魔を私にしばらく貸すこと。以上よ」

凛は満足そうに頷き、夕闇が迫る空の下そう士郎、はやてに告げた。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 00:31:47 ID:A1CR/7tn
今日は以上です。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 00:40:35 ID:/LfFL0vZ
GJ!!セイバーwwwおい!

劇場版かぁ・・・是非とも久遠VSアルフをな、アルフ瞬殺されそうだけど

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 01:02:11 ID:jpTyFrry
凛とはやての中の人大変そう

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 07:12:29 ID:qsoICJwh
gj!!

ギル様はワカメのいろんな意味での上級互換なんだなと感じてしまったww

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 12:44:20 ID:A1CR/7tn
合ってるかわかりませんが慎二を書いてるのが楽しいです。
セリフが浮かびやすいというか。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 19:05:51 ID:HIDYlAYk
学校から帰ってきたらシャマルが会社クビになって沈んでる展開が来てほしい

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 19:56:30 ID:DsVoC85c
>>309
ダメットフラグですか?www

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 20:04:46 ID:bOEBgq8s
>>305
アルフは存在抹消か空気化だろう。

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 20:13:35 ID:94vUE7FD
stsじゃリストラ
ザフィーらも完全に空気だったからなぁ
獣人はもうダメポ

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 21:04:54 ID:IbjT3b8z
アルフとザフィーラには新しい家族を作ってほしい

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 22:45:38 ID:PuWBH1Mg
早く続きを書きたいのに八月までは無理という非道な状況
今週乗り切ればー

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 23:15:52 ID:bOEBgq8s
続報来たぞ!
ttp://www.animate.tv/nf/detail.php?id=0000003065

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 23:42:24 ID:5L1mLaPO
お、はやてルート続き来てる、GJです。
ワカメはなんというツンデレなんだw
しかし凛よ、サーヴァントに襲われる可能性がある連中から
防ぐ術を奪おうとは真実悪魔だな。
居住認める気無いだろうw

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/30(水) 23:59:22 ID:1n7+PxVe
>>315
総集編では無いのは嬉しいけど13話の物語を100分で纏められるのか少し不安だ

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 00:06:46 ID:BDBpztiD
大丈夫だろ
50話くらいを二つで劇場版化したやつとかあるから、一応

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 00:20:58 ID:Xi2t5qEA
そもそもはやてにとってヴォルケンは家族なんだから
貸し借りとか一切応じない気がする
そんな事する位なら街から出て行く位実行しそうな

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 01:07:55 ID:B9vU+gHP
どうせならはやてはその場で凛をビンタして断ってほしい

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 02:01:36 ID:TwvAvoor
>>315
StSと同じスタッフ……?
何かすっごい不安なんだが、どうしよう。

あ、はやてルートの人乙です。はやての決断に期待

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 02:16:54 ID:IhAAOFmz
Zはそこそこ評判良かったと聞くが・・・さてどんなものか

アチャの中の人って基本的ヘタレ役だな・・・スティングといい水没王子といい

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 10:09:57 ID:0FHb6zip
Zについては、短く纏めようと思えば幾らでも短くできるような構成だったからじゃない?
無印もAsもStSも、それに比べると削るのは難しいと思う。
1、2クールだし

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 11:02:57 ID:HfHD+rQw
無印は全体で二百数十分だし二分の一程度にすればいいんだし
フェイトと出会うまでを短縮するとかすれば余裕でしょう。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 15:27:04 ID:IhAAOFmz
9歳フェイトがアルフの変わりにライダー召喚したら面白そうだな・・・

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 16:00:14 ID:B9vU+gHP
アルフが急に野生に戻る展開こねーかなぁ

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 17:22:57 ID:SR1/8jFC
>>326
なんかいやらしいな

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 17:28:27 ID:TwvAvoor
発情期ですね。分かります

そう言えば、すずかって夜の一族なんだよな

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 17:42:37 ID:HfHD+rQw
この流れで夜の一族とだけ聞くとすごく…エロいです…

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 17:42:46 ID:Z8BJ38uB
アリサもすずかも抹消だな。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 18:29:31 ID:Sfww7vA0
犯罪者カード(全巻購入特典)に載ってるランク
オーバーS:トーレ
S:セッテ
AAA:ノーヴェ
AA:チンク、ウェンディ、ディード
A+:アギト(空戦)
A:ウーノ、ドゥーエ、セイン、ディエチ
B:クアットロ、オットー

※ルーテシア(Sランク召喚虫保有)?

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 19:31:32 ID:juwRcBUI
はやてルートの人GJ。
まあ、管理地にサーヴァント並の危険物そのままにしておけんよなあ。
ただ住んでいた魔術師なだけの士郎もいろいろ要求されてたし。

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 22:58:45 ID:Tc/IWZ/J
そういや結局海鳴市って何県にあるんだっけ?

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 23:20:20 ID:yuQ3/L5W
たしか、東京だったと思う?

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 23:27:12 ID:9z3Cip3O
とくに決まってないはず。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/31(木) 23:58:38 ID:PUAV4DOo
>>333

はっきり決まってはいないが、関東の北部で海もあることから、千葉か茨城ではないかと推測されているな。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 00:06:15 ID:2ryYxkJn
今回のはやてルートの話については凛見損なったって印象が第一。
いくらなんでも家族引き裂く様な真似するなよ。
次の話ではビンタの一発ぐらい喰らわすのを期待してる。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 00:15:28 ID:C8lN+A4I
海鳴市は一応関東辺りってことか・・・。

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 00:15:29 ID:mLA9I9Qq
あれは凜の認識の違いだと思うな
家族と思ってないんだろう

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 00:21:32 ID:o5c3uKp5
幾らなんでも使い魔と思しき連中を家族扱いしてるとは考えられないよな
なのは世界なら別だろうけどここは型月ベースの世界
仕方がないとは思うけれどはやて達にしてみれば寝耳に水過ぎる

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 00:28:51 ID:+KawYgIn
アインツベルンの人形と同じようなものと凛は認識してそうだ。


342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 00:48:39 ID:ItLdJfzn
>>331
納得できないw
あいつらそんなに強かったのかよ

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 01:18:02 ID:vTYeZoRl
まあただでとは言わないからと魔力をこめた宝石のひとつ二つは交換してくれるんでないの?
随分とヴォルケンリッターを観察していたし、何某か取引できる要素があると考えているのではないかと。

まー、セイバーのこと知ってたら、敵マスターになりえる敵から借りようとは思わないだろうけどw

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 01:18:39 ID:zIvnnvNg
>>342
戦闘特化のトーレセッテはあんなものだろ
むしろスバルやティアナ相手に良い所無かったノーヴェがAAA相当なのがビックリだ
あと、仮にもゼストしとめたチンクがAA相当と控えめだな、特化能力でそれなりの評価しかないのか?
だったら技量の面で優れてたのかなぁ

陸戦空戦総合入り乱れたランクだが、頭脳派2人はそろって下位クラス
電子情報戦評価は魔導師ランクの評価対象外か
通常なら他の戦闘メンバー以上に貴重な人材なのに、ウーノやクアットロは


345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 01:25:53 ID:ItLdJfzn
>>344
Sランク二人と博士でフェイト仕留められなかったとは…
そしてノーヴェな真の力は副隊長に匹敵するのか…!?

てか、いまさらだがすまない
なのは総合だと思ってた
失礼しました
とりあえずらっきょになのはにとDVD代がバカにならんぞw

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 01:36:31 ID:+KawYgIn
トーレは納得、セッテは性能で見ればそう思えなくもない。
だが・・・ノーヴェは正直高すぎないかw
ノーヴェ、ディード、ウェンディの三人で実質AAのティアナを
仕留められなかったのは悲しすぎるぜw

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 01:43:21 ID:b2dapHf+
力重視で後方無視かよ管理局・・・旧軍だよまさしく

チンクはランク低いけど技量で補っている感じがするな

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 02:20:36 ID:o5c3uKp5
>>343
そんな発言したら確実にはやてが切れるぞ
家族を「モノ」呼ばわりするとか最悪遠坂と敵対しかねん

>>331
稼働年数を考えたらノーヴェがナカジマ姉妹と比べて酷く高いな
ナカジマ姉妹はプロトタイプな事を考慮しても
B〜Aに対してAAAとか
スカは本当有能だったんだな

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 03:16:56 ID:vBNTkWhu
天秤の剣士更新!

ヤヴァイ! ファイト虐めがヤヴァイ! もう、これ、感じてしまうんですけど。感じすぎてイっちゃいそうなんですけど!!

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 03:17:18 ID:Vl+PfG9f
でもAAA相当一人とAA相当二人で実質AAに負けるあたり単純なスペックでしか測ってなさそうだ。後衛軒並み低いし
思うに経験部分はランクに反映されんのかな。いわばティアナと三人組の戦闘はコラードとなのフェイの模擬戦と同じようなもんだな
経験の差はスペック差を覆す、実によい

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 03:19:43 ID:rPCSZ0ex
それをもう一人の主人公役っぽかったスバルじゃなくてティアナがしたことがあれだなw
まあ、途中からはスバルよりもティアナの方がそれっぽかったけどw

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 03:21:31 ID:vBNTkWhu
そも、ガチンコでキャロとどっこいどっこいのはやて女史がSSって時点で単純スペックでしょ
最初の試験とかはやてにやらせてみーよ。演習場丸裸だぜ

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 07:31:47 ID:zIvnnvNg
>>352
妨害の無いスタート地点からデアボリックエミッションかアーテムデスアイゼス辺りでスフィアが全部撃破で後は飛んでくか歩いていくだけでゴール自体は余裕かと
撃墜禁止スフィアとかが鬼門だが氷結系の足止めは撃破扱いになるのかが鍵、足止めは足止め扱いなら余裕

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 08:22:13 ID:mUFiN2rN
はやて、漫画のほうでランクは総合評価?でとったとか言ってたよね

ランク測定って何種類もあるのかな?そのあたりがよくわからないんだが

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 09:06:02 ID:Q5SukI2A
接近戦もやらんだけでできるようだけどな。
数少ない登場シーンであるゆりかごのとこでガジェット撃破しながら進んでるし。
また捜査官が近接戦闘できないというのも職務上ありえんだろうし。
セリフの通り苦手ではあるんだろうけど。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 09:11:34 ID:LZD4PmNK
>>340
なのは世界でも使い魔は基本的に使い捨て。
>>352
総合ランクは戦闘力は関係ない分野だそうです。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 09:29:58 ID:fOUW5KnU
フェイトやはやての物持ちというか使い魔持ちが異様に良すぎるだけなんだよな

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 10:33:01 ID:b2dapHf+
管理局からみて月姫やらっきょキャラはどううつるんだろ

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 10:44:06 ID:fOUW5KnU
自分たちの世界の中だけでやっている間は好きにしてください、じゃねえか

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 12:23:06 ID:mUFiN2rN
とりあえず異常者だろ

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 12:32:55 ID:yMospPLG
>>351
都築氏もティアナのほうが、視聴者に支持されるかもといっていた。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 13:36:58 ID:xgk0+GvS
我等は神の代理人、神罰のなんとかと叫ぶ連中と大して変わらない気がする
かと言って、教会と手を組むかって言うと違うだろうな・・・・

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 14:11:45 ID:Q5SukI2A
教会と管理局の違いは正義とする根本に宗教が絡んでるかいないかの違いかな。
もう一つあるとすれば教会には対立する組織があるけど
管理局は一強で対抗組織もなく管理外世界との関係は
大航海時代や帝国主義時代の欧米とアフリカみたいなもんかと。


364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 16:30:45 ID:mUFiN2rN
それ聞くと嫌な組織だな
管理局

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 16:51:31 ID:JHGru766
でかい組織で嫌じゃない組織ってのはきわめて少ないと思うぞ
別に管理局だけが嫌な組織ってわけじゃないだろう

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 17:20:51 ID:Q5SukI2A
むしろ逆に対等な関係でないから支配するのも干渉するのも征服するも自由ではないかと。
アースラ侵入に気づかないようだとなにされても文句言えないかと。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 17:34:06 ID:NFY2QY4h
協会も教会も敵対するなら管理局以上に嫌な組織だろうね。
ただその二つは何があろうと自分達の道を貫くってスタンスに対して、
管理局は万人にとっての正義みたいに思ってるところがありそうだからなあ。
その辺りが嫌に思える原因かなあ……。
>>354
陸戦・空戦・総合じゃなかったっけ。
蒐集行使なんかは戦闘より情報収集向けっぽいから総合にしたんじゃないかなあ。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 18:25:29 ID:A3lXp5Yt
まあ、そこらへんは単に刑事モンのテンプレなぞってる気がするがw>管理局
どっちにしろ、都築が説明せん限り真実は分からんw

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 19:15:24 ID:NZQ2Qvxa
普通に警察臭いけどな、お節介すぎるくらいだけどそのおかげで救われた人間があの世界には居たわけだし

stsを見てるとなのはさんはもう摩耗し始めてるんじゃないかと思う

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 19:16:31 ID:JHGru766
入院したときに骨身にしみて堪えたんだろうな

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 19:29:06 ID:egu3jQNk
案外はやても磨耗してるって事は無いか?
管理局を中から変えようとがんばって色んな人の伝手や違反スレスレのこともたくさんやったのに
結局ほとんど変わらずにすべてに疲れ果てたはやてとか・・・。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 19:31:26 ID:euecKPp7
警察は警察でも世界の警察(笑)だろ
あそこの国に多数の世界に関われる武力を与えれば丁度管理局みたくなる

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 20:11:17 ID:NZQ2Qvxa
ん〜なんかどうも管理局アンチ多いな

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 20:25:28 ID:NVX1MWS6
なのはとかを普通に管理局に勧誘したりするからね。
士郎とかすりゃ悪に見えん事もないぎりぎりの組織だし

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 20:55:43 ID:hmxnAJsU
>>370
StS後の行動を見ると全く反省してませんが。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 20:56:36 ID:hmxnAJsU
>>373
そりゃStSは完全に管理局の不祥事以外の何物でもないからなw

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 21:23:06 ID:Vl+PfG9f
なんせ最上位が黒幕だからな。そう考えると知らず知らずの内に後始末に使われる他の管理局員もいい迷惑だろうな

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 21:36:13 ID:NZQ2Qvxa
それでも管理局機能自体はまともだと信じたい俺ガイル
上の脳みそ軍団と魔法中将リリカルレジアスは間違いなく駄目だが
・裁判審議制度
・星間・時空間移動を容易にこなす科学力や経済力
は評価してホスゥ

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 21:37:16 ID:ljzCk7dV
ジュエルシードを地方施設に貸し出したりしてるし。

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 21:39:24 ID:NVX1MWS6
>>378
レジアスは入れてやるなよ、あれで理想と信念に燃えていた時期があったんだって


381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 21:41:54 ID:kBpkWV9r
>>378
>・裁判審議制度
これは評価していいもんなのかよwww
>・星間・時空間移動を容易にこなす科学力や経済力
経済力はミッドチルダに最低7つある廃棄都市を見てお察し下さいw

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 21:53:19 ID:zIvnnvNg
>>357
使い魔ブリーダーならグレアム卿を忘れてもらっては困る
リーゼ姉妹の手入れの良さは以上だ

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 21:55:24 ID:NZQ2Qvxa
>>380
その分やったことは最悪の選択肢だったけどな、ちゅーじょー☆は素敵な駄目悪キャラ

>>381
上は、やりたい放題万歳なファンタジー世界の中で最も死人が出ず、あの世界の世俗からの批判が出にくい最上のやり方だと思うけど
規則のない暴走最強主人公群がいてもいつかは疎まれるだけ
下は、改修工事にお金をかけるような無駄な事をするくらいなら、いっそ武装隊の訓練用施設に再利用したらどうだろう?の結果だと思う
個人的には大量の人材やそれを育成する費用、時空の向こうまで助けにいく諸経費もろもろ莫大なお金がかかりそうなものを
大した問題にもならず管理局を運営維持できる経済力はすごいと思う

まぁ、どうでもいいか

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 22:01:44 ID:q8/oUBz2
>>383
それ言っちゃったら六課なんかもう……

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 22:18:50 ID:ItLdJfzn
まぁ基本的にでかい組織や強い組織は叩かれる
組織じゃなくて人間でもだけどね
目立たないのが一番
アサシンとドゥーエ最高!

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 23:06:08 ID:nb4Z/j+l
レジアスの考えは彼の職分においてはまったくの間違いでは無いけれど、物の見方が狭いところがあるんだよな。
某世界の警察国家で例えるなら、本局が一応は世界全体のことを考えているのに対し、自国内のことしか考えていないナショナリストの政治家みたいな。

どちらにしろ型月世界の魔術師や教会関係者には、鼻で笑われそうな話だがw

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 23:27:22 ID:Q5SukI2A
むしろレジアスの考え方のが型月キャラの思考にはあってる気がする

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 23:55:31 ID:9zK0575x
たしかにそうかもしれん

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 00:01:39 ID:4XieF8Fj
>>383
ドラマCDだとナンバーズのお陰でミッドの治安が保たれてるんだから中将の策は最適解だろw

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 00:33:52 ID:17ynpsUd
>>363
つか、「正義」なのか? 管理局。
・「管理局法」なるものがある→管理世界は法治主義らしい
・コミックスでクロノが「各世界の軍事バランスのあやうさ」と言っている→
次元世界の主権はそれぞれの世界にあるらしい。管理局は主権国家ではないようだ
・管理局は警察と裁判所があわさったみたいなものらしい→立法府はないらしい
ってあたりから、ある程度強制力を持つ国連みたいなものという印象がある。
国連みたいなものって「正義」という概念にそぐわないような気がするんだよな。

まぁ、二次創作テンプレの「手前勝手な『正義』を振りかざす管理局」っての
が嫌いってのはあるんだが。法律に基づいて動く組織が、表立ってそういうこ
とができるとは思えん。(だから三脳は裏で動いてたわけだし、表にさらされた
ら裁かれざるを得ない)

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 00:37:13 ID:zf7VDb0i
クロノは「人を守る」と「法を守る」は違うと言ってるからな
なのはやフェイトに管理局に入るのは止めといた方が良いと忠告もしてる
正義の組織では無いんだろう

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 00:41:24 ID:UIzLmUFe
そもそも正義の組織ってなんだろう

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 00:48:16 ID:HIhB69zI
他のスレと見方が違うねえ。
なんとなく他のスレでの突っ込みにこんなのあったのを転載。
以後、他スレの転載。

・原作での訓練の意味すら教えない教導や8話模擬戦後の意味不明ななのはマンセー
・ホテルアグスタ防衛戦でドレスを着て遊んでいるだけの隊長陣や防衛線を放棄して突撃する副隊長達
・一時的に出向してきた他の部隊の人間に最新鋭のインテリジェントデバイスを譲渡
・新人達の初陣で新人を守るべき上官が別行動、基本的に単独戦闘に向いていないユニゾンデバイスを付けただけ
・デバイスが曹長
・部隊のトップが指揮を放棄して突撃したり、医務官が指揮を執ったりする
・敵の戦艦の中に突入して何があるかわからないのに即バラバラに行動するフォワード
・下手にいじると空港が全焼したり巨大なクレーターが出来たりするレリックが埋め込まれた幼子に最強砲撃をかます自称母親
・事件の重要参考人(ゼスト)を抹殺するシグナム
・地上部隊から高ランク魔導師を片っ端から引き抜いているのに陸を危険視する本局
・敵前逃亡する地上部隊
・本局の魔導師のランクは大体B以上、地上部隊の魔導師のランクは大体C〜Dという戦力の格差
・廃棄都市区画がいくつもあり、その内の1つはミッドの首都から歩いて行ける場所にあるミッドチルダの治安
・本局による度重なる引き抜き、地上部隊の装備向上の為の予算申請を却下される、一応地上部隊のはずの六課について報告されてい
 なかった、上司の命令で犯罪者と繋がる羽目になった、魔導師として超優秀だった部下が部隊ごと勝手に死んだ等、悲惨としか言い
 ようのない中将
・あれだけ暴れたのに死者が殆どでないようにして、なおかつギンガに掛けた洗脳を殴っただけで解けるようにしたり、クローン胚の
 ことを教えるやたら紳士な博士

ホテルの意味不明な布陣とか
他一切スルーで何故かティアナだけ責められる事後とか
意図不明の模擬戦とか
なのは撃墜ビデオを見て何故か泣き崩れるティアナとか
敵が来ると言っておきながら「やられた!」とのたまうはやてとか
スバルの特攻は容認するなのはとか
拾ってきた幼児に何故かかかりきりになるなのフェとか
それに大して感情を動かさないエリキャロとか
最終戦の『お互い意味も無く自分から分散』とか
いきなり「ルーちゃん!」言い出して境遇を勝手に決め付けるキャロとか
何の意味もないタイミングでレジアス殺す二番とか
何もできてないのに満足そうに死ぬゼストとか
それを見てるだけのシグナムとか
わざわざ通信を繋げるスカとか
そこで洗脳を証明されてるのに何か吹っ切れるフェイトとか

分かりやすいのはこの辺りじゃね?


186 :魔法少女リリカル名無し:2008/08/01(金) 15:46:14 ID:GhZ8v.jg
最終戦は特に突っ込みどころ満載だよなあ。
なぜかスカが無意味な分断策を取って各個撃破の的になってくれる。
なぜかはやてが愚直なまでにそれに乗って戦力を小分けにする。
なぜか聖王教会にすらないゆりかごの詳細データが無限書庫にある。
なぜかドゥーエが本局で暗躍しないでレジアスを殺しに来る。
なぜか研究所にいる航空戦力のナンバーズ2人。
なぜか話にすら登らないなのはクラスの教導隊。
なぜか結界に閉じ込めたティアナに三人がかりのナンバーズ。
なぜか事件をよく知っているゼストを殺すシグナム。
なぜかフェイトがスカの中傷に開き直ってしまう。
なぜか何重もの隔壁をぶち抜く砲撃を受けて生きてるクアットロ。
なぜかロストロギアレリックinヴィヴィオに砲撃を撃つなのは。(封印は?)
下は、改修工事にお金をかけるような無駄な事をするくらいなら、いっそ武装隊の訓練用施設に再利用したらどうだろう?の結果だと思う
個人的には大量の人材やそれを育成する費用、時空の向こうまで助けにいく諸経費もろもろ莫大なお金がかかりそうなものを
大した問題にもならず管理局を運営維持できる経済力はすごいと思う


394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 00:52:58 ID:W+QpUoGC
管理局としては次元世界の治安維持こそが正義だろうな

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 01:03:14 ID:tkvsNGUk
>管理局は主権国家ではないようだ

国連安保理やら平和維持軍が国家だと言うようなもんだ
それがどれだけバカな発言かは推して知るべし
スタートラインからこんなふうに歪んでるんだから
正しい結論になど行き着けるはずもない

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 01:14:05 ID:VRxnEY5h
>>393
管理局批判とか考察だったのに、そっちでは本編に対する作品批判になってるw
月厨のいいところはとりあえず設定考察はするけど作品否定はしないところだなあ。
月厨の悪いところはとりあえず設定考察はするけど…それを優先させるところだなあ。

あと管理局が主権国家ではない云々を書いた人の意図はわからんが、多分、話の流れとしては世界の警察な国と対比させているのかと思った。


397 :390:2008/08/02(土) 01:18:42 ID:17ynpsUd
>>395
? まさに、国連安保理やら平和維持軍が国家じゃないのと同様に、管理局も国家じゃないよね、と言いたいんだけど。
二次創作で「管理局による支配」とかが何の突っ込みもなくまかり通ってるケースをしばしば見掛けるもんで、いい加減にして欲しいなー、というか。



398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 01:23:42 ID:VRxnEY5h
話の流れって大切だね。

とりあえず型月連中の主人公は何処の世界だろうと組織には馴染みにくそうだと思った。
管理局とか埋葬機関とか魔術協会とか、そういうのは全然関係なしに。
いやま、所属はしていても、扱いに困りそうな連中ばかりだなあと。

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 01:42:04 ID:Fg3XBVCn
何処かで 管理局=ティターンズ って見たな。
非常に判りやすいと思った。

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 01:43:15 ID:zf7VDb0i
何故か支持されてるソレスタルビーイングだと思う
一方的に介入してくるし

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 01:45:57 ID:THnd7zKT
>>398
士郎の理想は管理局でも持て余すだろうし、式志貴コンビはキャラ的になさそうだしなあ。
士郎は確実に命令違反の常習犯だと思う。それでこそだけど。

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 01:46:03 ID:W+QpUoGC
交渉する相手なんていないじゃん。

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 02:51:41 ID:+p07Se+U
最初は地球連邦で、だんだんとティターンズ化するってことかな。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 03:58:31 ID:FCU3fVa9
>>397
「管理局による支配」ってのは多分管理局の掲げる「質量兵器廃絶」に絡んでくると思う。
もし、管理外世界が魔法技術によらず次元を渡る能力を手に入れたときに、管理局の方から接触してくるかこっちが
接触するまで待ってるのか分らないが、接触したときに管理世界加盟の交渉に入るだろうから、その時に必ず
加盟条件に「質量兵器廃絶」を条件に出す思うし、そうなるとその世界では純粋な科学力のみしかないとしたら、兵器
を廃棄するとなると、いままで一生懸命発展させてきた血と汗と犠牲の結晶を全て無にするに等しいし、リリカル
の世界の地球だと魔力資質を持つ人がほとんど居ないから、そういう世界だと手足をもがれてたようになり武力的
には限りなく最底辺の国に近くなるだろう。ならばと魔力で兵器を作っても魔導師を介さない場合、程度は分らない
けど質量兵器と認定されて破棄を求められるかも。(加盟を拒否する選択肢もあるだろうが、管理世界と交易ができ
ないだろうし、他の管理外世界への進出を管理局が見逃すとも思えない)

それで、2期までは管理局も表立って登場してないし、情報も少ないからスルーしてたけど、3期になって管理局が
掘り下げられると、管理局が黒すぎると思った人たちが魔法技術に依存させ、なおかつ魔導師を主力として使わせる
ことで技術的・人材的に管理局が優位に立ち、それによって「管理局による支配」を確立させてるとか感じたんじゃないかな。
長文スマン、まああくまで自分の考察だが。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 09:12:57 ID:DIAoCp5b
>>404
別に他世界との貿易に管理局は口挟めないと思う
それは両世界間の問題だし、お互い何も悪いことはしてない
質量兵器は売れないだろうがそれ以外なら大丈夫だろ


それとも管理局はそこまで権限強いのかな?


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 09:20:51 ID:KgDYEEoa
なのは原作で管理局の権限については明言されていない
しかし少なくとも予算についての権限はあまり強くないと思われる
あと>404のは>404も書いているとおり原作で書かれていない部分を仮説で補った検証にしようもない部分も多い考察だから本気で取らない方がいいと思う

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 09:38:00 ID:jtKZlsTd
>>404
2期辺りまで管理局は、スパロボに出てくる勢力と同じくらいの力をもっていると
考えていたが、資金は他の次元世界が出資して共同運営しているとあって
権限の強さはちょっと疑問に思うようになった。
俺的には、今の国連が執行機関をもって強くなったようなイメージだな。


408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 10:26:56 ID:RKHnf/sR
国連ってのはちと違うけどな
基本的に管理局は司法機関だから
インターポールに検察と裁判所をくっつけたようなもの
 
世界の警察ってのは言い得て妙な言い方だと思うぞw

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 11:00:52 ID:5aRAHy9j
なんにせよ、この話題が出る切っ掛けになった>>350そこらで言われてるほど、悪い組織には見えないな>管理局

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 11:27:31 ID:flTdP8wH
一つ確かなのは
地上本部と中将は可哀そうだって事だな

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 12:00:12 ID:xEIN1LIF
それまでは正義の組織って思っていたんだろうね。
StSで裏切られたって思った奴が予想外に多かった。
裏切った管理局憎しで、アンチまで行っちゃってる感じかな。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 12:03:27 ID:KgDYEEoa
無印とAsでやってたことは科学特捜隊と似たようなもんだったもんな


413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 12:33:35 ID:PKuzdC5I
むしろ組織制度からしてまともじゃなくて、挙句それに所属してる主人公達が思いっきり染められて何の疑問も持ってないところが裏切られた感じだな

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 12:42:34 ID:Y2OeCCev
>>413
組織制度からしてまともじゃなくて

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 12:57:42 ID:DIAoCp5b
やっぱあの手の国連的組織で10才とかの子供使ったらいけないよな
戦時中とかじゃなく人手不足(兵器使えば解消)というアホな理由で

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 13:01:48 ID:W+QpUoGC
組織、独創的でいいと思うけど。子供のうちから働くのだって日本じゃ違和感あるかもしれないけど
他の社会じゃ絶対じゃない。社会的にさほど問題になってないなら文化の違いだしね。
善悪は別にして役に立っている組織ではあるよ。
闇の書の事件では管理局いなかったら詰んでたろうし。

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 13:16:16 ID:KgDYEEoa
その昔科学忍者隊ガッチャマンというのがあってな
メンバーが11歳から18歳だったんだよ
Stsのスターズとライトニングメンバーの年齢とだいたいかぶっているよな。ヴォルケンは除くけど
しかもガッチャマンの場合15歳で喫茶店経営までしているのもいたんだからStsで子供を戦わせるなと言われても今更だって気がする


418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 13:21:15 ID:PKuzdC5I
でも、子供で使えるから質量兵器禁止だーって言ってるんだよな。建前でも

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 13:51:46 ID:ZvA4QdMz
子供をメインに据えて大人は見てるだけの話だったらそこまで問題ないんだけどね
薄っぺらいといわれようがそれはそういう世界観であって疑問をはさむだけ野暮な話だろ
といえば済むから

Stsだと変に掘り下げたせいで
平時ですら大人が子供を駆り立てたうえに大人も介入しまくりという現実が見えてしまった

しかも子供に大人と同等の社会的地位を保障しておいて自己責任は取らせません、もしくは最大限擁護します
というねじれた社会構図をしてるから
諸手をあげて管理局万歳とはいかないでしょ

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 14:09:37 ID:W+QpUoGC
就労年齢は低いけどまだ、未成年はまだ被保護者という面もあるってだけでは?

子供だけ、大人だけじゃない一見歪な情景を見ていると面白いんだがなぁ。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 14:27:05 ID:tXSR+Ekz
質量兵器云々はほとんど感情的なもんじゃねーの?日本の核と似たような認識

で、ここはいつから管理局の是非を問うスレになったんだ?

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 14:28:30 ID:UIzLmUFe
中将はあれか
優れた力を持たないエミヤみたいな
理想自体は平和とかそんな普通の事で(実現困難だけど)、自身に力が無かったから他のモノに頼ってしまった
それが悪と分かっていても、まず理想への一歩として三脳やらスカやらと組んでしまったと

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 14:37:38 ID:DIAoCp5b
よし、話を変えよう

起動六課がグレートキャッツビレッジにいったらどんな反応するかな?
あの生物をみたら

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 16:13:09 ID:fexFvBck
リリなの世界は異種族がいる設定みたいだから、こうゆう種族で言動が変だなで
終わりじゃない?

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 16:28:49 ID:hHVl1LIq
>>423
スカリは喜びそうってかはしゃぎそうだ
独創的、個性的な生命大好きっぽいし
てか基本的にナマモノ好き見たいだしなドクター

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 17:25:03 ID:+p07Se+U
子供の遊び場としては良いかも

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 19:26:40 ID:2T7C7frS
あのナマモノの生態とか言動とかに頭痛めるんじゃね? あと何名かは染められそう。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 19:33:12 ID:3XXXug+/
ギャグ空間が展開されるとタイガーと並ぶ訳分からないキャラ補正がつく

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 21:24:15 ID:hHVl1LIq
兵器としての実用性を犠牲にしてでも、個人の個性を優先させるからなぁドクターは
ナマモノはアレはああいうものだとして受け入れるだろう、捕まえて実験or改造しようとはするだろうけど
ドクターがイッてるのは生命の創造、改造を確信犯的に行う倫理観と、記憶と人格さえ別の器に残れば今の自身の命さえどうなっても構わない命の価値観辺りかな
後者は青崎オレンジも似た様なノリだったと思うがうろ覚え

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 21:44:12 ID:uSyk3udn
なのはキャラでネコアルクに「我が〜番目のライバルよ」とか言われそうなのは誰かな?
つまりは猫属性ってことだが。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 21:50:14 ID:KgDYEEoa
>430
ヴィータ

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 22:10:14 ID:G6BpXU9a
>>429
まて、蒼崎さんはオレンジじゃなくて、スカー・レッd……うわなにするやめくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 22:42:32 ID:3XXXug+/
>>429
オレンジって聞くと最近株を上げたあの御方が。
それはともかく、何気にドクターって数の子達のその後の選択を気に入っているんだよな


434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 23:09:35 ID:6yxV+D4b
L.O.B.が更新されてた。
けどいつもより短いorz

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 23:10:07 ID:2T7C7frS
L.O.B更新されてた。衛宮士郎はどこでもエミヤシロウだってことか。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/02(土) 23:11:31 ID:2T7C7frS
>>434
まだBパートがある。次の更新は早い……かも?

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 00:06:29 ID:IFkrEZTu
>>411
二期でクロノが否定してるんだから思ってた奴は少ないんじゃね
思ってた以上に腐ってたってだけだろ

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 00:22:18 ID:Dy30GX6+
>>435
どこかには大切な人だけの正義の味方であるエミヤシロウがいる


自分はそう信じてます

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 01:19:35 ID:r3G6Z9I+
だったら悪の味方であるエミヤシロウだっているはずだ

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 01:28:39 ID:xetzCsgj
>>411
StSアンチよりな思考になったのは否めない。
や、家族に説明しなかった無印とA'sのアルカンはどうかとは思ったが。
StSは陸が出てこなきゃ良かったんだけどな。あるいは完全にそっちもいい方向で決着つくとか。
明らかに今後の地上は不安だし……。
>>439
いるだろう。だって漢の(ry

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 05:35:17 ID:LXWdr14Q
所詮は都筑が考えた架空の組織だって事を忘れるなよ。
都筑の能力以上の組織は作れないんだからな。
突っ込みどころ満載なのは仕方ないんだ。

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 05:58:29 ID:2cU6Go1S
サウンドステージXに川澄綾子が演じるキャラが居るだと!?

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 06:58:08 ID:B9Gmp/HJ
管理局も魔術協会もどっちも問題点ばっかなんだから今更突っ込んでどーする

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 08:13:49 ID:EKKkvcwL
>441
ここでの話だと、型月に穴がないかと言ったらそうじゃないんだよな
型月のほうが話題にならないのは既に語り尽くされたからか、そもそも正義で善意のものとして描かれてないからこんなもんかと見られているのか

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 08:18:18 ID:bkkdK1rL
型付は組織としての理念が、
魔術協会:まあ適当に集まろうぜ。互いに干渉禁止な。
聖堂教会:紙の名の下にぃぃぃー! な今狂信者。

で、片方はエゴのかたまり過ぎてツッコンだ所でアレだし、
片方は我々こそが神の代行者! な狂った正義感だからな。
ツッコンでも、「で? それが?」で返されそうな組織だし。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 08:24:41 ID:eKPHcbf3
魔術協会も聖堂教会も、そもそも問題がある組織として設定されてるからなぁ

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 08:39:04 ID:xSVSpcPX
セイバー
http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/anime/20080802_3/15.html

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 09:24:05 ID:Dy30GX6+
管理局は始めは問題なさそうだったからな

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 09:36:51 ID:eKPHcbf3
>>443
管理局も魔術協会も聖堂教会も全然理念が違うから同列に語るのが間違っている
まぁ管理局だってそんな悪の組織ってわけでは無いさ

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 09:45:04 ID:r+MVnK4W
俺は魔術協会が一番碌でもない組織だと思うけどな。
伝統ある犯罪者養成機関って感じ。
そんでもって飛び抜けた才能がある構成員がいれば寄ってたかって
才能を奪い取ろうするしとんでもない内ゲバ。

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 10:07:59 ID:wuqhNR3h
管理局は警察・検察みたいだし、とりあえず人を助ける気はありそうだから、
魔術協会とは同列に語れないな。
問題があるのは日本の警察・検察だって同じで、程度の問題だと思う。

管理局が嫌われるのは、主人公達が問題のある組織で働いてる、っていう点じゃないか?

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 10:24:02 ID:EKKkvcwL
>451
それだけじゃないだろう
問題のある組織で働いているって話はよくあるし
パトレイバーも警察は問題ありありとして描かれているし、攻殻機動隊に至っては組織によって生け贄にされるし

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 10:51:14 ID:eKPHcbf3
>>450
封印指定が脱走してもおとなしくしてるうちは放置するみたいだけどね

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 11:14:30 ID:Wm0rCox2
管理局の問題というか疎まれる点は主人公三人娘が問題のある組織をシリアスっぷり皆無に脳天気につとめてて
同情の余地というか少なくとも只のフルボッコで終わらすべきでない敵役が進行上あっさり居なくなって
Sts終わってもいろいろと管理局の駄目な点そのまんまで被害でただけなのに三人娘はそのまんまってのがアレなんだろう。

型月の組織も問題大盛りだけど主人公とは直接かかわんないからあまり目につかないんだろう。

あと管理局は変に地球との相性悪いんだよな、公式での少年兵とか質量兵器禁止で魔法OKがアレすぎとか。
魔力量リミッターとかツッコミどころがなぁ……

……一番の問題は軍事司法組織で魔法少女やろうとした点のような気がする。

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 11:25:24 ID:t9aAHJJR
そもそも型月は組織がまだまともに描写されてないしな
主人公視点であまりいい組織扱いでもないし

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 11:34:53 ID:r+MVnK4W
色々と問題の根元だった三脳はいなくなったし多少はよくなるんじゃない?

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 11:35:54 ID:t9aAHJJR
サウンドステージに期待だね
あと劇場版

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 12:29:03 ID:Dy30GX6+
せめて質量兵器を限定的に解除されれば

実弾駄目ならゴム弾とか電気銃とか非殺傷系のにするとか

当たりどころ悪ければやばいのは魔法も同じだし

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 13:21:57 ID:B9Gmp/HJ
いつからここは管理局の是非を問うスレになったんだ?
少年雇用や組織としての問題をテーマにファンタジーアニメなんぞみれないぜ?

460 :リリカルブラッド:2008/08/03(日) 13:41:09 ID:p+i8MAtG
仕事で忙しくて大幅に遅れましたが
リリカルブラッド・なのはルート最終章です

正直、アホかって言われるほどに長くなってしまい
規制の問題で投下も一筋縄ではいかないと思うので
先にご迷惑をかけると断りつつ、

リリカルブラッド・なのはルート最終章

なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編
なのはルートエピローグ

落とします


461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 13:44:37 ID:rRTCrM5M
待ってました

支援

462 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 13:46:40 ID:p+i8MAtG
この世界には様々な神話や伝承が存在する

それは
時に神を
時に魔を

人の手によって祭り上げられた
空想上の偶像を綴った物語である事が多い


だが極稀に―――

人の身にて
神話や伝承にその身を窶す者達がいた

星の記憶に永遠に刻まれ続けるその生涯
神魔の位にまで昇華した尊き魂

彼らの存在は 
その偉業は
尊敬と崇拝を一心に集めて伝説となり
大人から子供へと永遠に語り継がれていく

――――英雄譚

英雄と呼ばれる者達の激動の一生を綴った
決して色褪せぬ確かな記憶


ある者は竜を

ある者は魔を

ある者は巨人を

人間などを遥かに超えたモノを相手に燦然と立ち向かい
耐えに耐えて奇跡を起こし――

そして倒してのける

彼らの戦いには
楽なものなど一つとしてありはしない
勝って当然の相手に勝利を収めたとして
そのような者を人は英雄とは呼ばない

463 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 13:48:20 ID:p+i8MAtG
強大過ぎるものを相手に
戦って戦って、そして勝ち続けてきた者だからこそ――

人々から信仰にも似た憧憬の念を集め
その想念が彼らを人ならざる領域へと押し上げていくのだ

逆に言えば英雄と呼ばれた彼らは常に奇跡を起こし続けなければならない
人の身を超えた戦果をその都度求められ
期待に答え、己が限界以上の力を出し続けなければならない

そしてそれが叶わぬ
もしくはその力に見捨てられた時―――、、


彼らは死して伝説となりその物語は締められる

そう、ともあれ
英雄譚と呼ばれる
人の紡ぎし神話に必要なモノ


それは英雄と呼ばれるに相応しい強固なる固体と
運命すら捻じ曲げる奇跡と呼ばれる装飾と、、


――――彼らを引き立たせるための強大なる敵役



それはまさに――今、ここに在る……


己が身を護る白い法衣
そのほとんどを破砕され
傷だらけの素肌を晒す魔道士の女性

銀の鎧は既に無く
その小さな体に蓄えられていた
無尽蔵な魔力のほとんどを使い切った騎士の少女

彼女らは共に稀代の英雄である

片や空にて
片や剣で
その存在を強く、、

人々の記憶に刻み付けてきた二人

肩を並べて前方を見据えるその顔に
死に行くものの陰など微塵も無い


肉を抉られ
骨を砕かれ
何度と無く死の淵に立たされ、、

それでも―――ここまで来た

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 13:49:14 ID:rRTCrM5M
sien

465 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 13:49:39 ID:p+i8MAtG
…昂ぶってしまう

その運気の上昇に
その勝機の到来に


…昂ぶらずにはいられない

その戦意の高揚に
その奇跡の体現に


あらゆる困難を乗り越え、勝ち続けてきた者には
勝利の風が吹く瞬間が分かる

あらゆるものが研ぎ澄まされて混ざり合う感覚
全てが己の力になっていく感覚

もはや二人は人ではなく
それぞれ固有に立つ剣士と魔道士でもない
その存在二人で一つの―――

――― 全てを貫き通す矛 ―――


掴むべき勝利
進むべき明日

全ては目前に在り
もはや何の迷いも無い
互いの最後の力をその身に溜めて――――今、

強大なる者
人類最古の英雄王を打倒する



これが…………

彼女達の英雄譚
その一節に記される戦い


――― 黄金の王との邂逅 ―――


その最終節である

――――――


―――この世のものとは思えない光景は未だ眼前に……


遥かな高みに広がる空が
その踏みしめるべき地が
錆に塗れた橙色に染まっている

466 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 13:51:22 ID:p+i8MAtG
そしてその狭間にあるは虚無の空間……
暗黒の亀裂
深くとても昏い闇の孔

実際には、空や地に見えていたのは
切り裂かれていた世界の断面

空間は世界の理の外に通ずる亀裂
全ての存在が在るべき事を許されない
死の海と呼べるものであった

裂かれた天地がその身を摺り合わせ
軋ませる歪な音は
まるで滅びに咽び泣く慟哭のようだ

そんな終わる世界
全てが壊れゆく空間にて


―――未だ挫けぬ輝きがある


騎士王によって具現化された理想郷・アヴァロンは
この滅びの空間にあってなお、その存在を否定される事無く輝く

そしてそれによって護られた二人
高町なのはとセイバーが往く

英雄王の乖離剣の一撃――エヌマ・エリシュによって起こされた天地の破壊と創造
その全てを飲み込む空間断層が今、閉じようとしている

切り分けられた天と地が
それぞれを空と大地と認識し
セカイを形作る事、それ即ち世界の再生

再生であるが故に
その前段階において男が放った死界は
全ての存在を許さない

創世の前の破壊とは
即ちこの世の全てを一度、更地に戻すこと
その工程において消滅を免れるモノなど在りえない

有り得ないからこそ、、
そこから生還し攻撃してくる敵の存在もまた……有り得ない


故に―――男は今、完全に無防備


不可能を可能にしたセイバーのアヴァロン
そこから繰り出される最後の一撃が―――

全ての決着をつけるのだ

467 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 13:52:42 ID:p+i8MAtG
「ナノハ――――準備はいいですか?」

「…………うん」

セイバーの緑水晶の如き瞳に火が灯る
その気勢が増大し身体を極限まで凝縮させ
力を溜める姿は気高き神獣の如し

それとは対照的に熱い炎をその内に閉じ込めた高町なのは
逆に冷気すら感じさせる程に研ぎ澄まされた戦意
まるで一撃で相手を撃ち抜く狩人のそれ


二人の役割
やるべき事

既に決まっている

騎士は――――ただ往くだけ

視界が開けた瞬間
鞘による遮断領域を解き、敵を見据え
そこへ向かって突っ込む

最短距離を一直線に
全てを賭けて踏み込む

彼女の両手に携えたエクスカリバーはもはや広範囲を薙ぎ払う対城のそれとは程遠く
敵に密接し断ち切る、対人並のレンジでしか放てないものとなっている
だが、それでも……
あの男を黄金の鎧ごと一撃で薙ぎ払えるのは
もはやこの剣をおいて他に在り得ない

対して魔道士のする事
それは、騎士の踏み込みより一瞬早く上空に飛び上がり
少女を援護するように上空から砲撃を叩き落すこと


「―――――マルチタスク、、」

レイジングハートに指示を飛ばす高町なのは
フラッシュムーブにていち早く制空権を奪い
最大火力であの男を狙い打つ

その時を――心静かに待つ


その時とは即ち
橙色の天が蒼い色を取り戻し
彼女の愛した空が戻ってくる時

いつの間に夜が明けていたのか…

その大気が
どこまでも続く白み始めた空が
彼女に語りかける

空戦魔道士・高町なのはの魔法
その地盤が――復活した事を

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 13:53:28 ID:rRTCrM5M
支援

469 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 13:54:22 ID:p+i8MAtG
<master!!>

「分かってる!」

体内のリンカーコアが回転を始める
彼女の内で集めた力が正しく循環し
その地盤、即ち世界に流れ込み――

この大地にて再び発動するミッド式魔法

「エクセリオンバスター…… ――フォース・バーストッ!!」

高らかに謳い上げる砲撃魔法の詠唱

当然の事ながらもはや集束砲は使えない
二度の集束砲を放った高町なのはの肉体は
既にその全力全開に耐え得る余力を全く残しておらず
何より先程の天変地異により
大気中に点在していた残存魔力が全て吹き飛ばされてしまった

故に体中でかき集めるだけかき集めた
これが今のなのはの精一杯

死力を尽くしたフルバースト・エクセリオンバスター
そのトリガーを今、セットする

「――――テイクオフ」

そして全ての工程が整い
今まさに晴れようとしている死海の向こう側に飛ぶ
騎士より先に飛び出し、彼女が目標に到達するための道を切り開く

もはや手足に
肉体にほとんど感覚が無い

これが恐らく、この戦いでの自分の最後の仕事になるだろう

だからやり抜こう―――

このラストショットだけは絶対に、確実に、、
それを勝利の祝砲にすべく
彼女は今、――――

「フラッシュッ、、、!!」


「ダメだッッッ!!! 飛ぶなッッッ!!!」


ビクンッ!と……
高町なのはの肩が震えた
飛び上がろうとした魔道士の耳に叩きつけられた絶叫

「っっ!??」

その怒声じみた声に
ほとんどの工程を終え、離陸寸前だった高町なのはが
テイクオフを強制カットし前につんのめってしまう

470 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 13:56:29 ID:p+i8MAtG
その身体を必死に持ち直して
彼女は声の主――セイバーの方へ向き直る

「………セ、セイバーさん、、?」

切迫した騎士の声
不測の事態である事は明らか
その事態を掴もうと少女に声をかける高町なのは

その魔道士の目に映った少女の貌に今、、


―――深い苦渋が刻まれていた

共に昂ぶり戦意の塊と化していた筈の彼女
その目が大きく見開かれ
口が半開きになっている

(…………ど、どうして、、、――)

信じられないといった騎士の表情
それは突然にして彼女の意識を支配した
戦場における彼女の「直感」

卓越した危機回避能力
未来予知じみた第六感が――――告げていた

紛れもない、、、


「死」の予感を


空に続いて地が
大地としてその存在を認識し
生物を育み、踏み締める事の出来るカタチを創る

焦燥に駆られる高町なのは
敵の思考の埒外からの反撃で相手に思考の余地を与えずに倒す
それがこのラストショットの趣旨だった筈
そのタイミングを逸しては、、もはや二人に勝機は無い

「セイバーさんッ! どうするのっ!!?」

「っ――――、、」

だがセイバーはついには首を縦に振らなかった
なのはを御するように手をかざし
魔道士を決して飛ばせないようにする

前方を穴が開くほど睨み据えながら口をギュッと引き結んだ顔
そこにはもはや、先程まで場を覆っていた勝利の予感など微塵もなく

イイイイイイイイイイイイイ、、、という

断裂面同士の軋む音が消え
扉が閉まるように
上下に分け放たれた空間断層が完全に閉じていく

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 13:56:48 ID:9xjK8qLp
支援

472 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:00:04 ID:p+i8MAtG
そして世界が再び命を取り戻した時――

そこは市街地ではなかった

いや、周囲は市街地のままであったのだが、、
二人が立つその半径500mを中心にして
まるで草木一本生やす事を許されない荒野が広がっていた
まるで巨大なシャベルで大地を掘り起こしたかのように抉られた大地
それが横長の地割れとなって、この地に傷跡を作る

その世界を切り裂いた跡地にて敵を、、
二人は英雄王ギルガメッシュの姿を再び見据えた


そして二人は……………絶句する

自らの置かれている状況に、


「――――セイバー」


「重ねて言うが―――我はお前を認めているのだぞ?
 理想郷より帰還せし、誇り高き騎士王よ」


「その尊き身に対し、嘔吐してもてなす事も叶わぬほどに――
 我が無粋な男に見えるか?」


相手が問答を返さないが故に続く男の独演

だってそれはしょうがない…
その問答を返せる唯一の存在が、、、

完全に言葉を失っていたのだから


訂正せねばなるまい

この闘いが「英雄譚」として後世に記される事は決して無い、と

英雄を祀る叙事詩として
この物語はあまりにも成り立たない、と
何故なら、その物語には決定的な何かが欠けていたのだ

――倒すべき敵というモノが
――倒されるためだけに存在するモノが

ここには存在し得なかったのだ

二人の前に現れた男
彼もまた――己が存在を示すために戦う英霊なのだから

故に勝利の風は最後まで両者の間をたゆたい続け
どちらの身を祝福するか最後まで分からない
そして結末が決まったとしても……それが後世に残る物語になる事は決して無い

全ては神々の遊戯盤にて行われる狂言に過ぎないのだから

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 14:01:35 ID:rRTCrM5M
支援

474 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:02:03 ID:p+i8MAtG
決着は間もなくつくだろう
この長かった戦いにも
ようやく終止符が打たれようとしている

その、向かい合う両者の表情
あまりにも命運を分けた相貌が―――

今の状況を如実に語っていた


――――――

「ところで騎士王よ? 先ほどは大層な高説を唱えていたようだが
 まさか我が御前にて―――かつて見せたモノと同じ芸当を披露する気ではあるまいな?」


男が
その真紅の瞳が
騎士の少女の全身を下から上へ嘗め回す

先程まで眼前に下りてきた勝利を
疑いもせずに掴もうとしていたその表情が――歪んでいる

「ハ、―――ハハ……」

それが楽しくてしょうがない

そうだ
この瞬間こそ男の望んだ光景、その終着
セイバーの誇る最終宝具
彼女が全幅の信頼をおいたソレを
目の前で踏み躙り、絶望のどん底へ落とし込む

折れてなお咲こうとする花をぐしゃぐしゃに握り潰す快感
これぞ王のみに許された至高の愉悦であろう


二人が死の世界から帰還し
初めに視界に映ったのは―――鎖

まるで漁師が漁に使うような
網の目のように張り巡らされた―――鎖

その黄金の鎖が少女の張ったアヴァロンを
遮断領域を取り囲むように現界していた
だ円状に展開する決して侵されざる世界を
それは外から絞め潰そうと、、ギチギチと音を立てて
結界そのものに絡み付く

それはまるで球状のものに巻き付いた投網であり
無造作に編み上げた、鎖の鳥籠のようにも見えた

当然、その戒めが絶対の世界であるアヴァロンを絞め潰し
二人の身に届くことは無い
もとより男に、この天の鎖で理想郷を打破しようという意思は無い

そう、鎖は彼女たちの出口を塞ぐためのもの
その進退を完全に窮ませるためのもの

475 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:05:08 ID:p+i8MAtG
そしてその縛鎖の向こう
宝物蔵から顔を覗かせる王の財宝

その数は――――


――― もはや1000を超えていた ―――


それはセイバーの、なのはの総身を震えさせるに足る異様な光景

英雄殺し――
全ての原典を内包するが故にそう呼ばれる王の財宝
今まで一度に射出される宝具の数は100前後であり
それでもとても凌ぎ切れなかったというのに

今は更にその10倍―――

歪む……
あまりにも密集した刃の射出口同士が鬩ぎ合い、空間が歪む

セイバー達が奇跡を体現したのならば
男のこれもまた奇跡なのだろうか…?

歪に過ぎる奇跡
こんな光景、有り得ない……
常軌を逸しすぎている

恐らくは英雄王の持つ無尽蔵の宝具の全てが今ここに在る

完全に開ききった宝物蔵
超規模・開放状態のゲートオブバビロン
至近距離にて密集するように陳列された刃の群れが
前方に……側面に………上空に、、
二人の前面におけるあらゆる角度から
その獰猛な牙を光らせていた

「な、、なん………」

呻くような声で疑問を口にするセイバー
その焦燥する女の姿を満足気に愉しむギルガメッシュ

結界外に張り巡らされた天の鎖は
二人がアヴァロンの外に出る、もしくは理想郷を消失させた場合
彼女達の身体にガッチリと食い込み巻き付き、動きを拘束するだろう

否、その鎖は天の雄牛すら束縛する代物だ
鎧を纏わない彼女達のか細い身体など
簡単に引き千切ってしまうかも知れない
だが今更この王が、そのような興の乗らぬ処刑方で満足するはずが無い

身動きの取れなくなった彼女らの
無抵抗の肢体に、男は容赦なく間断なく
降り注がせるつもりなのだ

―――この居並ぶ全ての宝具を

二人を殲滅するには
あまりにも余りあるその力

476 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:06:48 ID:p+i8MAtG
串刺しなどという生易しいものではない
このような埒外の数の宝具の投擲をその身に受ければ
躯が原型を留めている事すら――否、細胞の一片を残す事すら難しい

エヌマ=エリシュが一撃必殺
男の切り札であるならば、これもまた王の全力
いわば、ギルガメッシュの全てを総動員した完全殲滅陣形

世界の創造に敵を巻き込むなどという遠回りな滅びなど必要ない
眼前の敵を誅殺するためだけに繰り出す――

これぞ、ウト・ナビシュテム―――天地波涛す終局の刻


「ア、アーチャー、、貴方はッ……」

上手く二の句の繋げないセイバー
それを自身、情け無いと罵る事も出来ないセイバー

これは―――果たして己がミスなのか?

そう、普通に考えれば万死に値する凡策であっただろう
最強の一撃を外した時に、相手がそのリカバーをする事を想定するのは至極当然のこと
自分とて、かつて聖剣を見せ技にアヴァロン→エクスカリバーと繋いで目の前の男を打破したのだ

だから事ここに至って騎士に何も言える筈が無い

だが……エア発動後に
これだけの備えを瞬時に行える筈がないという疑問を差っ引いたとしても
この男に限って―――英雄王ギルガメッシュに限っては、、

己が最強の一撃を 「防がれた事を考慮に入れて」 戦っているなど……そんな事は有り得ないはず

自らの力が及ばない事などあってはならない
己が力に対する絶対の過信、慢心こそが
男の自我、強さの源でもあったはずなのだ

ならば本当に―――
その自我を曲げるほどに、男は騎士王を認めていると言う事なのか?
それはセイバーにとって誇りに感じるべき事なのか?

(……………)


何にせよ――――歯が立たない

…………分かっている

少女には分かっている

重々承知している筈だった
男の強大さなど骨身に染みているつもりだった
だが、その記憶と照らし合わせてなお……

―――― 今の彼は強すぎる ――――

ケタ違いどころではない
まさに異次元の強さだった

477 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:07:57 ID:p+i8MAtG
(これが――英雄王の本当の力だとでも言うのか…?
 以前において私はそれほどまでに手を抜かれていたと、、?)

この騎士王とて一度は確かにその頂に手が届いたのだ
だがこの光景を見せられては、あれも全て――奴の愉悦の賜物であったという事になる


慢心に浸り、こちらを軽んじるのが男の常であるのなら
そこに付け込み打破する事こそが最善
この戦いにおいてもその縮図は変わらないと思っていた

だが、その慢心や油断からくる隙を―――
此度の邂逅においてついには突く事叶わなかった二人

愉悦に崩れぬ王は
油断に溺れぬ王は
これほどまでに圧倒的だった

セイバーは知らない
この姿こそ英雄王ギルガメッシュが最も力を発揮する姿
かつて、ともに強大なサーヴァントであったライダー・征服王を一瞬で屠り去った

王としての愉悦や慢心はあれど油断は無しという―――

人類最古の英雄の、最強を体現する姿であったのだ


――――――

アヴァロン――
騎士王の誇る最強の防御宝具

それは確かに何者も通さぬ神域の護り
その規格外の護りに自らの絶対の一撃を防がれ
完全に崩された状態で奇襲を受け、かつて男は騎士王に敗れた

だが、今回は違う

まず前回においては、エアはその発動を極限まで相殺され
エヌマ・エリシュ自体が不完全なものに終わっていた事が大きい
技の前段階で潰されたのでは、いかな英雄王とてどうしようもない
振り抜けなかった一撃を引く事も押す事も適わず
その身を聖剣の一撃に晒すより他に道が無かった

しかし此度は完全に振り抜いた
技を出し切った状態

乖離現象に巻き込まれ
死に体の状態で理想郷を具現した騎士セイバー
この時点で体勢を崩されているのはどちらか?

それは空間断層の只中に巻き込まれ
前後不覚の状況で敵の場所すら特定できず
九死に一生の思いで遮断域の内に逃げた、、

彼女たちの方であったのだ

断層による破壊が収まり再び攻撃態勢を取るセイバーと魔道士
英雄王がいくら埒外とはいえ
流石にエア発動中に他の攻撃を混ぜる事は出来ない

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 14:08:01 ID:uspkXlew
超支援

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 14:10:18 ID:9xjK8qLp
支援

480 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:12:26 ID:p+i8MAtG
これは正しい 
その隙を突こうという試み自体は間違っていない

だからこれは単純に――どちらが早かったか、という勝負

いわば、ガンマン同士が背中を見せあい
合図と共に敵に向き直り撃ち合う早撃ち勝負のようなもの
ホルスターから拳銃を抜き放ち
相手に照準を付けて撃ち、相手に命中させるか?
それをどちらがより早くこなせるか?

最後の明暗を分けた、それがこの勝負の決着

――――もっとも

空間断層に巻き込まれ、前後不覚の状態から帰還し
結界を解いてから攻撃に入るセイバー達と
その現象の影響を受けずに悠々と迎撃姿勢を取っていたギルガメッシュ

これで対等の勝負などとは口が裂けても言えないのであるが…
片方が後ろ向きでホルスターから馬鹿正直に抜き打ちで勝負するのに対し
片方は相手の方を向いて、構えながらその合図を待っていた

そんな状態だ
どちらが早く相手を撃ち抜けるか、結果など見るまでもないだろう

つまりは全て、英雄王の思惑通り

逃れ得ぬ死に対し、セイバーがアヴァロンを発動させる事を読み……否、信じ
結界宝具による完全な防衛戦に徹したセイバーの隙
まさに宝具発動の隙を突くという、本来騎士と魔道士がやる筈だった事を逆に返し
防衛線を張った彼女らに対し―――包囲戦を敷いたのだ


「どうした? いつまでその 届かぬもの、とやらにすがるつもりだ?
 あまり男子を待たせるものではないぞセイバー」


変わらない……
目の前の男の、愉悦と不遜に満ちた表情を崩せない……
あれだけの力を振り絞っても…
あれだけの奇跡を体現して見せても…
勝利の女神は二人にまるで微笑んではくれない…………

高まりに高まった戦意に冷水をかけられたような、そんな感覚が二人を襲う

何者をも貫く矛を
決して挫けぬ勇気を
二人は示した

――確かに示したのだ

無敵、最強と謳われた両者
彼女らを常に祝福してくれた勝利の風は
確かに二人の頬を優しく撫で、その予兆を示した

だから二人は確信していた

勝てる!と
越えられぬものなどない!と

481 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:13:46 ID:p+i8MAtG
「ギル、ガメッシュ―――英雄王……、、」

悔しげに、あまりにも悔しげに
唇を血が滲むほどに噛み締め、セイバーは男の名を呟く

「左様―――」

そのうわ言の様な呟きを受け
黄金の王は、戦慄に震える声にて紡がれた己が名を
余韻を愉しむかのように謳い上げる

「我こそは貴様らでは敵うべくも無い最強最古の英雄王だ
 このギルガメッシュの名を刻み、恐れと憧憬を絡めて讃える時間をくれてやろう」

確かに吹いた彼女らの勝利の風
その勢いなどまるで意に返さず――

「――存分に勤しむが良い…………フ、、、フ―――フハハハハハ、ハハハッ!」


どんなに勇気を振り絞っても
奇跡を起こしても超えられぬ
今日、二人の前に立ち塞がったモノが示した、、

―― 決して崩せぬ壁 ――

それこそ最古の英雄譚にその名を記された
英雄の祖と言うべき者の力


その力が
二人に吹いた勝利の風を
根こそぎ吹き飛ばしてしまっただけの事だった


――――――

「フゥ…………フゥ、、――――フゥ……」

それはまるで追い詰められた手負いのケモノのようだった

低く唸るような吐息――

罠にかけられその身を戒められ
獰猛な牙を剥き出しにしながらも
そうやって威嚇する事しか術のない獅子

そんな唸り声を上げながら
騎士王は男を睨み殺さんばかりに見やる
戦の申し子と言われた彼女は決して自ら膝を付き
負けを認めてしまうような事は無い

生前においてアーサー王は、戦場を共に駆ける同胞に
敗戦の辛苦を味わせた事など唯の一度もないのだから

故に――此度もまた同じ

隣に付き支えてくれる魔道士に一切の弱みを見せず
未だ戦意は衰えず、その表情にも陰りを見せる事はない

482 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:17:21 ID:p+i8MAtG
だが――――それでも高町なのはには分かってしまう

騎士の少女、その強固な意思に反して

右手の聖剣が、だらりと下を向いてしまっている事に……
まるで全ての希望が潰えてしまったかのように…… 
もはや術など無いかのように……


だからその手に―――魔道士はそっと自分の手を添えた


ハッとして魔道士の顔を見る少女


「諦めないで」

優しく包み込まれるような声だった
この窮地において、絶望的な戦況において
このような声を出せる人間をセイバーは知らない

その横には力強い瞳が――エースオブエースの精悍な相貌が覗く

男のあれほどの力を前にして
流石にその顔に多少、青ざめた跡はあるにせよ
未だ彼女は勝利を諦めていない

「諦めたらダメ……折れてしまったらそこで終わっちゃう…」

戦術で相手に上をいかれた自分を責める事もしない

「―――ナノハ」

「気にしないで、、、大丈夫……突破口は必ずある 
 どうすれば良いか――最期まで考えよう」

アヴァロンが紡ぎだす――その遮断領域ももうすぐ消える

これ以上、鞘を発動させ続ける事は出来ない
それはセイバーの残り僅かな魔力すら消耗させ
最後に残した一撃分の力すら消費してしまう事を意味する

そうなれば終わりだ
もはや希望は完全に費えるであろう

だから、そうなる前に討って出なければ、、
この残り僅かな刻を以って考えなければ、、

この戦況を切り開き――
あの最強の敵を倒す術を
この状況を打開出来る策を


……………

(………………)

練りだせるか?―――この僅かな時間で、、そのような神がかり的な戦術を

483 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:19:30 ID:p+i8MAtG
(………………)

悲哀に染まる騎士の顔―――

(―――――違う……)

苦渋に満ちたその顔―――それは少女のものだった

「セイバーさん、、!」

その表情を折れかかった意思によるものと見て
声に叱咤の響きを込める魔道士

だが、その顔を……その言葉を聞けば聞くほどに騎士王の表情が――
陰り一つ見せなかった目が、、揺らぐ

(そうではない、、違うのです―――ナノハ……)

勝利を諦めていたわけでも
心が折れかかっていたわけでもない

無敗を誇る彼女が、そのような弱い心に支配されてしまう筈がない

むしろこの状況下で
既に次に取るべき行動を瞬時に練り出し……
否、この状況でもはや「それ」しか無い事に思い至っていたのだった

それが口惜しかった
それがこの騎士の少女に焦燥を感じさせていたのだ……


あの男――アーチャーの張った完全包囲網

こちらを確実に絡め取り、宝具の斉射を至近距離で浴びせる
食らえば間違いなく絶命を免れないであろう宝具の群れ

そう、それは普段の広範囲を薙ぎ払う従来のバビロンではなく
至近距離で自分らに確実に食らわせる――止めの一撃だ

故に男は今現在、彼女達から見て中間距離―――

つまりはミドルレンジ……
距離にして10mと離れていない箇所に身を置いていた

射手の心理
射撃を確実に相手に当てたがる時、
当然相手は出来うる限り、その間合いを詰めようとする

故に10m―――目視必中の間合い

だがそのような距離
セイバーにとっては、近接の間合いと変わらない
自分ならば一足飛びで斬りつけられる間合い、、

英雄王の予期せぬリカバーに全ての希望を絶たれたかに見えた状況
だが、見れば見るほど……まだ、絶対に勝てないという状況ではない

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 14:20:41 ID:rRTCrM5M
支援

485 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:22:32 ID:p+i8MAtG
決して届かない距離ではないのだ
その身を串刺しにされようと、最低 心臓と頭さえ吹き飛ばされなければ体は動く

そして相手の取ったそのシフト…
敵は乖離剣エアを握っていない

全開の突撃で鎖を引き千切り
豪雨のような宝具の斉射を掻い潜って懐に飛び込めば――

―― 敵にこちらの聖剣を防ぐ手段は無い ――

……………

勿論、そんな特攻が簡単に通用するのなら
騎士も魔道士もとっくにこの相手を倒している
成功率は限りなく低いのは間違いない、、


しかしこの絶望的な戦況にて
常に届かぬ地点にて佇んでいた敵が最後の一刀が届く位置にギリギリ陣取っているという事実
それはセイバーにとっては唯一にして最大の光明
全てを賭けるに値する勝機であったのだ

(……………、、)

だがそう、、

勝負所もやるべき事も決まっていたセイバーの口元がギュっと引き結ばれる
ここで苦渋の様相、騎士を躊躇させている要因がその思考に絡んでくる

鞘の力を解き
決死の突撃を慣行し
目と鼻の先にいる英雄王に最期の一撃を叩き込む

それで……勝利する事は可能だろう

何発その身を貫かれるかは分からない
だが、急所さえ避ければ九死に一生を得る確率もゼロではない

しかしその場合、、、魔道士は……高町なのははどうなる?

彼女はこの至近距離で
あの宝具の雨を食らえば万に一つも助かる確率は無い

天の鎖に四方を囲まれている以上
一瞬でもアヴァロンを解いたら彼女は
その網の目のような縛鎖に捕らえられてしまうのは必定

それを一瞬で引き千切る馬力も――もはや魔道士には残っていないだろう


つまりは自分が理想郷の具現を解き、最期の攻防に踏み込むということは
この共に戦ってくれた心優しい魔道士を見捨てる、ということ、、

白き魔道士が無残にも串刺しになり
切り裂かれ、バラバラになる

その屍を踏み越えて―――勝利を掴むということ、、

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 14:22:45 ID:1LyyPsh9
待ってたぜ支援w

487 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 14:24:06 ID:p+i8MAtG
隣でこちらの身を案じてくれている魔道士の顔を見れば見るほど
騎士は焦燥の極みに落ちていく

情けなかった…
己の猪武者ぶりに本気で泣きそうになる
この極限の状況において咄嗟に思い浮かべたのが
パートナーを見捨ててでも勝利を掴みにいく、という信義に反する行為だったのだから


「――――――」

その時―――

(………ッ!???)

葛藤に苦しむ騎士の背筋を――特大の悪寒が襲った

「、っ、、!!」

セイバーがそのおぞましいほどの象念に思わず顔をしかめてしまう

全身を舐めつけられるような感覚――
その目の前の男の真紅の瞳が、怪しげな光沢を放ち
少女をねぶるように見やっていた

それはかつて初めて、男が騎士王を見初め
怖気が走る妄言を吐きかけながらセイバーを手に入れると公言した
あの時と同じ貌――

ギルガメッシュは
苦悩し、苦しみ、悶える騎士を愉悦と共に眺めていたのだ

「ま、、さか――――」

少女の口からギリリ、と 歯の軋む音が漏れる

そうだ―――この状況

出来すぎだという気持ちはあった
この期に及んで、勝利の可能性がまだ微かに残っている事に

あれほどの力の差を見せ付けておきながら
男がわざわざこちらの領域内にその身を晒している事に

偶然で片付けるにはあまりにも―――

それも全て――


(わざとか―――英雄王……その距離に陣取ったのは、、、)

壮絶な瞳を称えて少女は
眼前の男にその意だけで問いかける

それに対し………
ク、と口元に笑みの形を作るギルガメッシュ
答えなど、、決まっていた

全ては……この男の掌の上で――

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 14:27:00 ID:rRTCrM5M
支援

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 14:30:40 ID:9xjK8qLp
支援

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 14:30:45 ID:1LyyPsh9
もしやサルサンか?

491 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:02:07 ID:p+i8MAtG
「どこまでもッッ!! 貴様ァァッ!!!!」

突如、少女から上がる怒りの咆哮に驚くなのは
その英雄王との間に交わされた機微が理解出来ず、目を白黒させるしかない

そして今や、騎士の薄緑の双眸から放たれる感情は
殺気などという生易しいものではない
あらゆる怨嗟を詰め込んだ思念を叩き付けるように、彼女は王を睨み付け―――

その強大な意を以って少女の全てを受け止める英雄王


(選べセイバー……そのような端女、早々に唾棄し―――我に向かってくるが良い 
 そこで二人揃って串刺しになるなどという選択を、まさか最強の騎士たるお前が選ぶわけではあるまいな?
 前者ならば、今ならば、そら―――あるいは万に一つでも……我を打破する事も可能であるぞ)

それは英雄王からセイバーに宛てた……


          ――― 最期の二択 ―――


(幕だセイバー……これ以上の茶番は不要―――
 孤高の剣としての誇りを、お前が貫き通した王の矜持を、再び取り戻せるか否か…
 我に示すが良いアーサー王――その本当の姿、お前が孤独と共に培ってきた輝きを)


無限の欲望が創りし世界にて
男はやはり傲岸不遜の権化

己の描いた脚本――その九分九厘を、この盤上にて完成させた

そう、、、あとはカーテンコールだけ


圧迫されるような空気が場を支配する
三者の想いが絡まり錯綜する中―――

「……………ナノハ―――――もはや術は無い」

口を開くセイバー

「セイバーさんッ!?」

「貴方は――」


耳を疑い、気色立つ高町なのはに対し
その少女の冷めた口調が………騎士の揺るがぬ決心と裏腹に紡がれ、、


―――魔道士・高町なのはの耳に響くのだった


――――――

492 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:04:00 ID:p+i8MAtG
なのはが呆然とした口調で騎士の少女に問い返す

「………今、、、何て言ったの?」

その声が震えているのは怒りか、それとも動揺によるものか

「もう一度だけ言います――ナノハ」

その怒気を孕んだ声とは対照的に
冷淡に事務的に
まるで生前の、一切の感情を捨てた王の貌を以って

「逃げろ、と言った
 残った力の全てを振り絞り、何とか逃走を成功させて欲しい
 これはやはり私の戦……貴方が関与するべきでは無い」

セイバーは共に戦ってきた魔道士に言い放つ

「ここまで来て……またそれ? いい加減にしないと本気で怒るよ?」

「残念だが口論を繰り広げている時間も無い
 逃げる事も難しい状況ですが、貴方の技量ならば九死に一生を得る事もあるでしょう
 少なくともここに留まって、貴方が出来る事はもはや何も無い」


このような状況下で
先ほどと同様、またも諍いを始める両者
だが、先程の口論と違い――そこには温もりが、、

少なくとも騎士の口調には
相手の身を気遣う優しさが無かった

まるでもう用済みだと言わんばかりの信じられない言動が少女の口から紡がれていたのだ


つまり――それは選んだという事か、、

戦場にて築いた絆
メイガス・高町なのはとの友情よりも

英霊としての
サーヴァントとしての―――勝利

ギルガメッシュの誘いに乗り
宿敵との決着をつける事を優先したという事か、、

「…………セイバーさんはどうするの?」

「知れた事……次で今度こそ奴の体に聖剣を叩き込む
 あの堅牢な鎧ごとアーチャーの肉体を断ち切るにはこれしかない」

「なら、私も空から……」

「駄目だ 宙には絶対に飛ぶな
 いかに空の闘いが得意な貴方でも、あそこまで制空権を握られてはどうしようもない
 そもそもどうやって周囲の鎖を掻い潜って宙に舞うと言うのです?」

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:05:03 ID:uspkXlew
支援

494 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:06:31 ID:p+i8MAtG
「じゃあ、地上からどうにかして…」

「魔術を撃つ気ですか? 
 あのような長いスタンスを取らねば撃てない術がこの局面で何の役に立つ? 宝具の掃射を食らって終わりだ
 それに貴方の術は彼の鎧を貫けない……あの下に守られた肉体に直接攻撃できるのならともかく――
 その手段がない以上、貴方の魔術は牽制にすらなり得ない」

この会話は言うまでもなく英雄王に筒抜けだ
故に、作戦会議として成り立ってない
ただの仲間割れ―――醜い言い争いに過ぎない
ク、と含み笑いを禁じえないギルガメッシュであった

そしてそんな事も構わずに魔道士は騎士に食って掛かり
騎士は今までの情愛溢れる言動から一転、取り付く島もなく魔道士を突き返す

「セイバーさんの真意は分からないけど、、
 でもここに来て共に闘う事を許してくれないなんてあんまりだと思う… 
 納得出来ない……貴方を見殺しにしろって言うの?」

「見殺し、か――それも的外れな意見なのだ メイガス
 申し訳ないが、あの男の目的は私を殺す事ではなく侍らせる事が目的
 初めから私以外眼中になく、この身は敗れても命だけは助かる
 故に私の命を救うために戦うという、貴方の行為自体が無為な事だった」

傍で聞いていた男の目がピクン、と動く
そしてなのはも――

「ウソだよ」

確信を以って少女の言葉を否定する

「敵の意図がどうあれ、貴方はそんな選択を絶対にしない」

誇り高い騎士にとって敵に侍らされ陵辱されるなど
言葉にするのも阻まれるような恥辱の極みであるはず
しかもそれを、今相対している相手の前で言葉にするなど――明らかにおかしい
少女が本心で話していない事は明らかだった

「セイバーさんは絶対に投降なんてしない 
 最後まで……力尽きるまで戦っちゃう人
 だから私は――」

「メイガス――足手纏いだと言われなければ分かりませんか?」

しかし騎士の本意に踏み込もうとした高町なのはに対し――
騎士が敷いたのは限りなく堅固な心の防壁だった

「言葉が悪かったようです
 私一人でならいくらでも活路が開けると言いたかった
 そして貴方がいると逃げる事も出来ない」

「セイバーさんッ!」

「自惚れるな タカマチナノハ
 その程度の力で英霊同士の闘いに介入出来ると―――自分が役に立っているとでも思ったのですか?
 此度の戦い、私が助けねば貴方は何回死んでいた?」

「っ、、………」

495 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:07:35 ID:p+i8MAtG
その力を、その行為を、
全て否定され、ぐっと口をつぐむ魔道士

「我が命運は我が剣にて切り開く……
 もはや茶番は終わり―――それだけの事です」


理想郷の気高き光に包まれた彼女達
その絶対遮断領域が消えようとしている
それはまるで二人の間に生まれた絆
それすらも消滅させてしまうかのように見え
儚げで悲しき残光を称えている

風が―――言い知れぬ物寂しさを感じさせる


「――――――――分かった」

滅多に表情を表に出さないエースオブエース
高町なのはの顔が落胆に染まる

「足手纏いなら……しょうがないよね、、」

少女を助けたいと
救いたいと思った

それが所詮は自分の自己満足
エゴに過ぎないと言うのなら―――

そして、セイバーの言った言葉に
何一つ反論できる要素がないのなら―――

なのはにも術は無い
黙って引き下がるしか無かった

「でも流石に今更、って思うよ…
 逃げろと言われても、こんなの逃げられるわけない…」

そうだ
撤退しろと言われてもどうすれば良いのか?

今や周囲は完全に鎖で包囲されている
どの方向に飛び上がろうと、戒めを回避する術は無い

そして前方の空間には一発で致命傷――
BJを完全破壊された今のなのはでは
掠っただけでその肉体の半分を持っていかれるであろう
それ程の威力を秘めた宝具が1000以上――

まるで大火災の中、置き去りにされ放置された赤子に
「避難所まで歩いて逃げろ」 と言わんばかりの状況である

いくら何でも理不尽すぎる
流石のエースも―――批難の声をあげざるを得ない

「運がよければ道が開ける事もあるでしょう
 あとは――貴方の思うようにすれば良い」

そして、それを重々承知の上で騎士は魔道士を捨てていく

496 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:09:17 ID:p+i8MAtG
その言葉に―――はっきりとした拒絶の意を汲み取り
それを受けた高町なのはもこれ以上、言葉を紡ぐ事はなかった

騎士に背中を向ける高町なのは
それを一瞥する事も無く男と向かい合う騎士
あまりにも儚げで呆気ない、、剣の英霊と空の英雄の別れ

二人の髪を別離の風が撫で――
栗色のツインテールが、金の頬髪がさらりと揺れる

「ご武運を」

「セイバーさんも…」


それが―――次元を超えて出会った二人の戦士


その間に交わされた最後の言葉だった


――――――

これで全て――

そう、これで全て
男の望んだ展開の通りになった

孤高の剣となった今のセイバーは
彼が――英雄王ギルガメッシュが彼女を見初め
手に入れると思い至った、あの時の姿そのもの

愉悦……?

否、違う

セイバーは、ギルガメッシュの取っている行動に対し
依然自分は手の平で遊ばれている…愉悦に酔っての行動と受け取り
怒りを露にしているが――

周囲に張り巡らされた1000を超える宝具
エアすら見せ技にしての全力掃射
それは男の渾身―――持てる力の全てだ

この王が全ての力を示して敵をねじ伏せる
彼の性格を考えれば、これほどの敬意があるだろうか?


それはかつて―――ついには手に入れられなかった輝き

この力を以ってしても決して届かなかった理想郷
自身を上回ったアヴァロン、そしてセイバーという
自分を打倒した誇り高き騎士に対する敬意

故に回りくどい程に苦心し、この状況を作り上げた
それは奇しくも第五次聖杯戦争の完全再現
アヴァロンからの騎士王の一撃をここに完全粉砕し
真なる意味で彼女を屈服させ、手に入れるがために―――

497 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:10:50 ID:p+i8MAtG
「―――――」

ギルガメッシュの口が歪に吊り上がる
迫る決着を前にして、万夫不当の男の胸の鼓動すら高まる

従事していた魔道士を切り棄てた、騎士王の戦意の揺らぎを案じないでもなかったが
今眼前にて相対する騎士王を見ればその心配が全くない事は一目瞭然
古の戦場を駆けた闘神としてその名を遺した彼女が
全ての迷いを捨て、目の前の自分を斬りに来る――

ただそれだけの機能と化していくのが分かる

先程の魔術師との問答には何か引っかかるものを感じたが、、

当然、言葉通りのものではないだろう
あの端女を見捨てた、というわけではない

どうにもならない状況は状況なりに騎士は女の撤退を助けようと
少しでもこちらを撹乱、もしくは自身に注意を引きつけ
何とか彼女だけでも逃がそうという――

そんな類の魂胆でもあるのだろう


だが、もはやそのような事はどうでも良い
王同士の邂逅に散々水を差したあの端女が
終局をもたらす王の断罪を前に逃げ果せる余地など微塵も無い

高町なのははここで死に、セイバーは陥落する
それが王の下した裁可
覆されることは決してないのだから


騎士王と英雄王
二人の間に在った様々な不純物――
その一切が消えようとしている

自分に残った全ての力を集約し
今、一つの剣そのものと化す騎士の王

二人の間の空気がぐにゃりと歪む

人ならざる者が発する戦意
そして偉大なる王同士の纏う王気が交錯する中

その緊張が高まり、殺気が天を突いたその時

始まる――


「―――――――エクス、、、」

「な、、に、………!?」

最後の激突が――
その周囲一体が――

498 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:11:54 ID:p+i8MAtG
「カリバァァァァー!!!!!」

眩い黄金の光に包まれた


――――――

辺り一面がまるで太陽の直射を受けたかのように光に飲み込まれ
集いし全ての者の視界を奪った

三度発動する約束された勝利の剣
エクスカリバーを携えた少女
己が最強にして最後の一撃を打ち放ったサーヴァント・セイバー

――――だが、、、


「――――何のつもりだ!? 騎士王よ!!!」

その眩い光の中
自らの腕で目を覆いながらにギルガメッシュは叫ぶ

そう、騎士王最後の聖剣発動は―――英雄王に届く事はなかった

彼女の身を護る銀の鎧の魔力をも換装して編み上げたエクスカリバーは
間違いなくセイバーの残していた最後の力だった筈

――――それを彼女は、、、その場で

男に決して届かぬ間合いで発動させた

ミスではない
自身の魔力残量を考えれば、その宝具発動が
対人のそれにまで落ち込んでいる事を把握出来ないセイバーではない
そして光が周囲に撒き散らされる際に男が見たセイバーの動き
彼女はその場にて腰を落とし――
体ごと巻き込むような横薙ぎで周囲を薙ぎ払った

つまりは始めから―――

「セイバー………… この愚か者めが―――」

やり切れぬ憤怒に染まるギルガメッシュ

―――始めから、その剣は男を狙ったものではなく
周囲に展開する天の鎖を薙ぎ払う事に使用するつもりだったのだ

まず障害となる縛鎖を一蹴してから踏み込む戦法?
否、、それは無意味
全てを廃した裂帛の突進にて鎖を千切り飛ばし
全ての宝具を蹴散らし英雄王に肉迫して剣を叩き込む

セイバーが勝つためには――もはやそれ以外の手段などなかった

鎖を薙ぎ払うためにエクスカリバーを使用してしまっては
男を鎧ごと斬る出力を出すことは不可能

つまりセイバーは勝つ道を――――自ら捨てた

499 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:13:56 ID:p+i8MAtG
そして恐らくは自分に残った最後の力で逃走路を切り開き
高町なのはを助ける事を選んだのだ


「勝負を投げるとは―――失望したぞ、騎士王……
 もはや己が信念も英霊としての誇りも捨てたというか」

ここまで周到にお膳立てを整え
騎士との因縁の対決を再現したギルガメッシュ
だのに、最後の最後で意中の相手に裏切られたのだ
男の怒りは留まる所を知らない

その殺意は止め処もなく溢れ出し
主人の意が、上空にまで届く宝物庫の扉に陳列された全ての刃に宿る
金の閃光に網膜を焼かれ未だ視界は戻らず
だがもうそんな事は関係ない

光の向こうで愚かしいその身を晒している騎士と魔道士を
全ての宝具掃射を以って殲滅する
王の下した決定にはもはや一切の迷いもなく、、

「よかろう そんなに二人仲良く果てたいというのなら―― 温情である
 望みどおりに送ってくれよう…!」

己が宝物庫に最後の勅を下し――――


全てに終止符を打つべく、英雄王がその威光を発する 、、


その時―――光の中にて雄雄しくはためく翼に……


未だ男は気づけない―――


――――――――――――

「飛びなさいよッッッ!!!!!!!」

天上に位置する一室に金切り声が響く

「ミッドチルダの空で数多の敵を震え上がらせてきた白いアクマが!!
 それが………いつまでも格下扱いされて舐められてるんじゃありませんわッ!!」

かつて魔道士に完膚なきまでに打ちのめされたナンバーズの少女の声

無意識の言葉であっただろう…
応援や激励の類では断じてない
魔道士と彼女らは敵同士
撃ち、撃たれの間柄

高町なのはの破滅を願いこそすれ、勝利を願う事などあり得ない

しかしだからこそ――――

自分たちの宿敵が貶められる事は
ある意味 自分を貶められる事よりも辛いものなのだ

500 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:14:53 ID:p+i8MAtG
「こちら」の世界の最強の存在
ミッドチルダのオーバーSランク魔道士を「眼中無し」と「戦力外」と言い放つ
「向こう」の世界の英霊

その言葉を、このままでは肯定されてしまう
こんなに悔しい事はない

だから叫んだ

思わず叫んだ

四女・クアットロだけではない
隣にいるトーレも
冷静なウーノも
無口なセッテも

猛る思いを胸に秘め、心の中で叫ぶ
言葉尻や音響の違いはあれど
その思いは皆一様に同じ――


――― その余裕かました馬鹿野郎のド肝を抜いてやれ ―――


彼女の鼓動にそれが響いたであろうか?
彼女の胸にそれが届いたであろうか?

彼女の背中を――後押し出来たであろうか?


………………出来た――筈だ


例え敵であったとしても――

次に顔を合わせる時は殺し合いだったとしても――

その、世界を巡って届く想いに善悪などない

人の心が力になる、など夢物語と笑うだろうか?

否、、、その想いを 
世界に託された願いを
全ての期待を背負い、力と為すのが―――


「英雄」と呼ばれる人種なのだとしたら…………


その光の翼が
最強の英霊を打破するという
在り得ない事象もまた――


必然であったのだろう


――――――

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:17:46 ID:vhElXiYJ
支援

502 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:19:49 ID:p+i8MAtG
先のセイバーと高町なのはの仲違い―――

その随所に散りばめられたキーワード


  その残った力の全てを振り絞り、何とか―――成功させて欲しい
  難しい状況ですが、貴方の技量ならば九死に一生を得る事も在り得よう
  少なくとも、ここに留まったとて……貴方が出来る事はもはや何も無い


込められし決起の言葉

最後の一撃はセイバーがメイン、なのはがサポートというシフトだった
だがギルガメッシュの、アヴァロンすらをも視野に入れた戦力展開は完全にセイバーを意識してのもの
故にシフトをスイッチ
自身の剣で抜くと見せかけてノーマークに等しい高町なのはに最後の一撃を託した言葉


  空には絶対に飛ぶな
  あのような長いスタンスを取らねば撃てない魔術がこの局面で何の役に立つ?


これは攻撃方法
砲撃ではなく近接での一撃を示唆した言葉
先の戦いでの屋内の対峙で、彼女の全集中力を込めた突きを肩口に貰った時の感覚
条件さえ揃えば、彼女の打突は英霊をも打破する矢になりえる


  それに貴方の術は彼の鎧を一撃で貫けない
  あの下に守られた肉体に直接攻撃できるのならともかく


そしてアドバイス
出来る事なら鎧に覆われていない部分を狙う事


  私一人でならいくらでも活路が開けると言っているのです
  運がよければ――道が開ける事もあるでしょう


自分がその剣で天の鎖の包囲網を撤去し
男へと通じる道を作るという意思表示


それがセイバーがなのはに当てた
冷淡な言葉に隠されたメッセージの全貌


あまりにも無謀であった


男を前に己の意思を伝えなくてはならないとはいえ
明らかに無理があり過ぎる

こんなメッセージを――正しく受け取れる者がいるはずが無い

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:20:58 ID:vhElXiYJ
支援

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:21:36 ID:16pg5UUN
支援


505 :名無しさん@お腹いっぱい。::2008/08/03(日) 15:24:50 ID:4SnfCjri
支援m

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:30:20 ID:9xjK8qLp
支援

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:36:04 ID:1LyyPsh9
そしてまたサルサンw

508 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:36:20 ID:Z074dMqq
故にセイバーは―――


   あとは――貴方の思うようににすれば良い

その真意が伝わらず、なのはが言葉通りに撤退する事も視野に入れていた
元々この共闘は圧倒的不利な状況で互いを生還させる事が意図
むしろ彼女が無事に逃げ果せてくれば―――それで良いと思っていたのだから

そこに英雄王を欺いた決め手があった
騎士の瞳に宿る 「何とか魔道士を逃がしたい」 という想いを看破し
セイバー以外の者が飛び込んでくる事を疑いすらしなかった

当然、高町なのはが逃げるという選択をすれば
あとに残るは全ての力を使い果たしたセイバーのみ――

だが、それでも彼女は勝利を捨てていたわけではない
その一撃がエクスカリバーでない以上、勝率は10%前後から5%未満に激減していただろうが
それでも騎士は残った力を総動員して……
それこそ這ってでも英雄王の元に辿り着き、、男を斬り捨てるつもりだった
男の投げかけた身勝手な二択など知った事ではない
高町なのはを死なせず、ギルガメッシュを打倒する
始めから少女が狙うは完全勝利のみ
勝負を投げた? 
英雄の誇りを捨てた?  
何の事か?

男の意図通りに動いてしまう事こそが彼女にとっては敗北であろう
英雄王の思惑を完全に覆し勝利を達成する事に全力を注ぐ
それこそが―――騎士の示した英雄の誇り

そして……
這ってでも男を斬る
一人で戦う、という覚悟は―――どうやら徒労に終わったようだ

苦笑するセイバー

あんな無理くりで不器用な即席の暗号を
まさか汲んでくれる者がいた事に驚きを隠せない

この一連の意思疎通…おそらく彼女達同士だからこそ出来たのであろう

高町なのはにとって、セイバーにとって、、
この魔道士は、剣の騎士は、、あまりにも自分に近くて
互いの胸に秘めた想いや有り様が
あまりにも透けて見えてしまって

だからこそ――

――――――

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:37:16 ID:vhElXiYJ
支援

510 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:38:40 ID:Z074dMqq
胸に宿るは熱き彗星

それがいつだって彼女に無限の力を与える
様々な想いを背負って彼女は飛ぶ

エクスカリバーの奔流に遮られた視界の中
見据えた敵の位置を微塵も失わず
それは何の躊躇いもなく一直線に―――飛ぶ

黄金の閃光を掻き分けて進む彼女はまるで光の天使

「な、、、に……!?」

男の発した声が大気に溶けて消える


―――刹那の出来事

言葉を交わす事は勿論
この最強の英霊をして反応すら出来ず
宝具を降らせる暇すらなかった


「言ったよね……」

周囲を遮った光の奔流から飛び込んできたのは――セイバーではなく高町なのは

その事実に完全に虚を突かれた事もあったが

「貴方は案外、あっさりと堕とせるかも知れないって」


―――何より彼女は、、速かった
―――あまりにも速かった

否、物理的な速さで言うのなら
それがセイバーの速力を超える事はない

だが、その秘めた炎が燃え盛れば盛るほど沈着になってゆく
高町なのはの内で極限にまで高まった集中力
それが紡ぎ出した、意を感じさせないほどの無空の踏み込み


「貴方は確かに強いけど……ちょっと油断しすぎだと思う」

それに剣の英霊の後押しが加わる

聖剣で360度を薙ぎ払い、なのはの突撃を確認後
そのまま余勢をかってもう半回転

風王鉄槌の収縮、開放をコンマの位で撃ち放ち
彼女の背中を暴風で後押しした
その風の加護を全身に受けて―――

「どんなに強くたって……最善を尽くしていない人は
 堕ちる時は呆気なく堕ちるんだって事―――覚えておいて……」

幾枚の羽をなびかせながら
栗色のツインテイルをはためかせながら
白き魔道士は地を這うように飛ぶ

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:40:32 ID:9xjK8qLp
支援

512 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:40:54 ID:Z074dMqq
その両手にA.C.Sを携え
最強の英霊を貫かんと飛ぶ―――エースオブエース

レイジングハートに同化しているかのように、その杖に全身を絡ませ
少しでも大気との接地面積を減らして空気抵抗を少なくしようとする
それは体を極限まで捻り込んで力を出すアスリートに似ていた
初めから「突貫する」という目的にのみ作られた一筋の矢そのもの

射手同士の戦いで、男に対し遅れを取ってきた魔道士であったが
ここにきて自身を巨大な矢と化して飛ぶ高町なのはに対し、もはや男の間合いは完璧に犯され
そして魔弾として全ての宝具を装填したが故に、、、

男の両手は今―――完全な丸腰状態

ここに来て完全殲滅の布陣が
逆に裏目に出たギルガメッシュ

「これが――――答えか………」

自分に向かってきた者は全くの意中外の存在
その事実に乾いた呟きを漏らす男


ここに来てわざわざ男の誤算
敗因が何かなどと記すつもりはない

――高町なのは
――セイバー

彼女達は共に、その力で時代を切り開いてきた英雄なのだ
幾度の困難な戦場にて奇跡を起こし、勝利を手繰り寄せてきた二人なのだ

そんな二人に――――三度

三度も全力でのトライアルを許した
いかに最強の存在とて
この二人にそれだけの機会を与えてしまえば――

それは抜かれるだろう
抜かれざるを得ない


「セイバァァァァァァアアアアアア!!!!」

最強最古の英雄王の絶叫が
巨大な落雷が落ちたと思わせるほどの轟音に掻き消された

この偽りのセカイに雷鳴のような音が響き渡る
その雷鳴は……否、、ナニカが衝突したような音は―――

全てが決まった音だった


この世界にも太陽は昇る

周囲を包んだエクスカリバーの黄金の光が収束され
変わりに雲の晴れた大空から差し込む淡い朝日がその荒野に――――

三つの人影を映し出す

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:41:06 ID:vhElXiYJ
支援

514 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:42:07 ID:Z074dMqq
剣を中断に薙ぎ払った姿勢のまま、少女は苦しげな吐息を漏らす
最後のストライク・エアで体に残ったほぼ全ての魔力を使い果たした騎士が
剣を支えに何とかその場に立ち――――前方の、この戦いの結果を見やる


巻き込むように体ごとぶつかるように……
己が全体重、己が全てを乗せて、彼女は相手に飛び込んだ
その衝撃は筆舌に尽くし難いもので、彼女の杖を握り締めた両手の皮が剥け、血を滲ませている
体の所々に発する鈍痛はどこかの筋を切ってしまったかも知れない

体内から込み上げてくる胃液に咳き込むのを必死に堪える
もはやその相手に寄り掛かるようにしていないと立っていられない
ゼェ、、ゼェ、、、と肩が大きく上下し、その青ざめた顔には大量の汗が浮かんでいる


そして息も絶え絶えながらに至近距離にて睨み据える
彼女の瞳の先にある、、あらゆる障害を突き通す勇気の槍を叩き込んだ相手

英雄王ギルガメッシュ――――


男はただただ、、無表情

その結果に声を発する事もなく
感情を顕すこともなかった

ただ、自らの胸に突き立ったソレ
A.C.Sの桃色に輝く刃を………


感情の篭らない目で見つめるのみであった


――――――

「――――――やりましたの…?」

固唾を呑んで見守る戦闘機人たち

クアットロが、まるで静止してしまったかのような光景に対し
呟くように、状況に対する意見を求めた


「――――――…………」

その場を沈黙が支配する

閃光を思わせるような快心の一撃
これで倒せない敵などいるわけがない

否、倒せたはずだ……


膠着した三者の均衡
時が止まってしまったかのように動かない三人

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:42:25 ID:c1C7KgkO
支援


516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:42:59 ID:1LyyPsh9
ギル様は何故盾系の宝具を出さなかったのかw

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:43:01 ID:vhElXiYJ
支援

518 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:43:31 ID:Z074dMqq
「………、、、、、浅い」

その状況をいち早く察知したのは七女・セッテ
恐らくはナンバーズ内、最も冷静な思考を持つ彼女であるが故に……


そしてその一言が
まるで引き金であったかのように

のそりと――

動き出したのは黄金の鎧の男であった
それを受けて、魔道士の身体も動き出す

「ッッッ!!」

その場で踏ん張るように足のスタンスを広げ
至近距離にて英雄王と対峙するエースオブエース

なのはの一撃は、ギルガメッシュの体の中心
ちょうど胸部の真ん中辺りに正確に突き込まれていた
だが、セイバーの一撃ですら弾き返す黄金の分厚いチェストプレート
それに阻まれ、セッテの指摘通り魔道士の渾身の一撃が致命傷になることはなかったのだ

鎧に覆われていない部分を狙えというセイバーのアドバイス
だが、あの火急の事態に自らの限界を超えた踏み込み
そこまでの精度を求めるのはやはり酷であったのだろう


「――――――何だこれは?」


男がズイ、とその場にて踏み込む
胸に刃が突き立った状態で前方に踏み込む
その行動により、彼の胸部により深く魔道士の槍が突き込まれていく


「何だ――――これは?」


だが、男は止まらない
自傷行為に等しい前進を続けながら男は呟く

その声は怒りと失望という、男の強大な負の感情を内包していて
心弱き者が聞いたら、それだけで心臓が止まりかねない
それほどの陰鬱な響きを含んでいた


男の思い描いた絵――

セイバーが……
彼女が自分を斬るか
自分の力か彼女を蹂躙するか
二つに一つの勝負であるはずだった

だのに――

―――― 何故、自分にこのようなモノが刺さっている? ――――


519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:45:00 ID:c1C7KgkO
支援

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:45:16 ID:9xjK8qLp
支援

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:45:17 ID:vhElXiYJ
支援

522 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:48:00 ID:Z074dMqq
「くっ……!!」

魔力の刃に仮にもその身を貫かれているというのに
構わず前進してくる男の身を――なのはは押し留められない

ギリ、っと奥歯を噛み締め
男に刃先を差し込んだまま、その場に踏ん張ろうとする魔道士
だが下半身にまるで力が入らず、後方にたたらを踏むように押し寄られてしまう彼女

無論、そのような事をすれば男の身とて無事には済まない
一歩、また一歩と前進する毎に男のチェスト部分から血が滴り落ちる
ズブリ、ズブリ、と傷口に、魔道士の魔力刃が食い込んでいく

で、あるにも関わらず

「……………あッッッ!??」

ソレに短い悲鳴を上げたのは高町なのはであった

男の圧力を押し留めようと苦心する彼女に
無造作に歩み寄った男が―――その顔面を

片手で鷲掴みにしていた

「このような陳腐な力で――我を抜けるとでも思ったか」

「ゥ、、、ッッッ!!!!」

ビクン、と……彼女の体が弓なりにしなる

なのはより頭一つ大きなギルガメッシュ
その黄金の手甲が彼女の頭部全体を掴み上げ、指がこめかみに食い込んでいる
更に上方から圧力をかけられ、なのはの立つ両の足元がメリメリと地面に埋まっていく


「崇高なる王同士の席に愚物が割り込み、全てを台無しにしてくれた――
 その罪……貴様はおろか、貴様の五族知人全ての命を以ってしても贖えぬ」

人は本当に怒りを感じた時
その様相は極めて穏やかなものになるという

「小虫に意を裂くまでもないと見逃してただけだというのに―――
 どこまで思い上がるのか……端女が」

それは今の英雄王の姿が如実に表している

虫と断じたモノを素手で握りつぶそうなどと
そもそも素手で相手を攻撃するなどという
汚らわしく醜悪で野蛮な行為―――普段の男ならば絶対にしない

「きゃ、、ッ!、、うぅッ………」

背骨に、足腰に
全身に強烈な負荷がかかり
悲鳴を上げる魔道士

まるで無慈悲な子供に捕獲された蜻蛉や蟷螂などの弱い生物が
戯れに体を弄ばれ破壊されてしまうかのように…
なのはの首が、細い体が、捻じ切られるように歪な方向へと曲がっていく

523 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:49:18 ID:Z074dMqq
メギャリメギャリ、、と男の爪が顔面に食い込む

エヌマ・エリシュの直撃に晒されBJの再構築もおぼつかない彼女には
今、その防護機能がまるで効いていない

そんな普通の人間の女性と変わらないなのはの体を捻り潰す事など
英霊にとっては、それこそ蜻蛉の体を折り曲げる程に容易い事なのだ


「ナノハ―――!」

視界に友の絶体絶命の光景を捉え
助けに入ろうとするセイバー

その足が――ガクン、と落ちる

「ぐっ……!?」

その場にヒザを付く騎士
少女とて限界に達しているのだ
とても他者の助力をする余裕などない

だが、このままでは魔道士が……

体を引きずるように英雄王と魔道士の間に割って入ろうとする騎士、、

それを―――――


「だ、、大丈夫ッッッッッッ!!!!!!」


なのはの大音量の絶叫が押し留めた

場に響き渡る、鈴のような声
弱々しく捻じ切られようとしている肢体から出た、その声のあまりの力強さに
セイバーが、そして目の前のギルガメッシュでさえ目を剥く

男の鎧は堅牢鉄壁であった
なのはの膂力、近接技能では一撃で突き抜く事は叶わなかった
そして、そのような事、彼女は既に分かっている


  それに貴方の術は彼の鎧を一撃で貫けない
  あの下に守られた肉体に直接攻撃できるのならともかく


セイバーのアドバイスを受けた時から、自分の刃が鎧を貫けない事は分かっていたし
だからといって的の小さな頭部を狙う余裕は無い

故に彼女の取るべき道
その手段は一つしかなかった

結果として貫通を許すことは無かったレイジングハートの穂先ではあるが
だがしかし、その先端さえ突きこんでしまえば―――

………………………………

524 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:50:19 ID:Z074dMqq
………………………………
………………………………
………………………………


もはや彼女は悲鳴を上げなかった
苦痛に顔を歪ませる事もしなかった

―――悲鳴も
―――苦悶の表情も
―――敗北した人間から出るものである

ならば彼女には……勝利者には似つかわしくないものであろう


その口に笑みすら称え、、

「――――高町なのは」

「……なにィ?」

彼女は男に「自分」を刻み込む


「私の………名前」

最後までこの強大なる王を相手に膝を付かなかった
恐怖に――折れなかった

その気高き背中は、ミッドチルダの全ての魔道士の誇りそのもの


地球生まれの魔法使い

彼女の名は――――高町なのは


「今度、、、会うときは……」

一言一言を紡ぎ出すように
ゆっくりと相手に聞かせる

決して無視なんかさせない


そして肉体を捻じ切られん程の痛みに絶え
決して離さなかったレイジングハートの柄
その弾奏に最後の魔力を込め、全ての準備を終えた時、、


――― 彼女の足元に巨大な魔方陣が出現した ―――


「―――――名前を呼んで―――――」


その全身が桃色の光に包まれる

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:51:21 ID:vhElXiYJ
支援

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:52:55 ID:c1C7KgkO
支援

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:53:37 ID:9xjK8qLp
支援

528 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:55:29 ID:Z074dMqq
はためく6乗の翼がレイジングハートの穂先に生成される

「女ぁぁッッ…………!!!」

「―――ブレイクゥゥゥゥゥゥ、、、、、、、」

男がなのはの頭部を圧壊し、その端正な顔を握りつぶす――――

それよりも早く……


「シューーーーーーーーーートッッッッッッ!!!!!!!」

ゼロ距離で放たれたエクセリオンバスターが
鎧の内に隠された男の肉体、、、その心臓に―――


直接、魔力を叩き込んでいたのだった


――――――

至近距離で放たれたエクセリオンバスターACS
その桃色の爆光に飲み込まれた黄金の鎧と白い法衣

周囲に舞い散る粉塵から目を覆いながら
騎士は事の一部始終を見届けた


「―――――……」

一切の恐れ、迷いを孕まぬ無双の踏み込み
軋む体を推しての必殺の一撃

英霊の彼女をして賞賛の意を送らずにはいられない一撃

それは確実に――
英雄王の肉体を砕いていた

(――― 英雄王) 

少女の胸中には今
勝利の余韻と共に複雑な思いが混在する

(出来れば我が剣にて……)

そう、男の今わの際の絶叫……
その怒りはセイバーにもひしひしと伝わった

まさかとは思うが、かつて敗れた事に対する雪辱とか尋常な勝負をするとか
そのような心積もりがあったというのか…?

あの男に限ってそれはないと思いつつも――
騎士の胸には小さなしこりが残る

どちらにせよ、宿敵を相手に尋常な勝負が出来ず
このような形になった事は事実
その胸に一抹の虚脱感を感じてしまうセイバー

529 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:57:55 ID:Z074dMqq
(貴方が戯れにナノハを殺そうとしなければ…
 彼女を巻き込むような行動を取らなければ…)

男に立てる義理など無い
もともと傷だらけのこちらを一方的に蹂躙しようとしたのは向こうなのだ
だが、それでも……騎士として
此度の勝利はやはり複雑な思いが先立ってしまう


だが、そんな思慮に耽るのも一瞬
ややもして天高く舞い上がるその爆発の中から
上空に放り投げられたかのような姿勢で飛び出してきた白き影があった

まるで壊れた人形のように舞い上がり、こちらに飛ばされてくる
全ての力を使い果たし、意識を失いかけている魔道士であった


「いけない……ナノハ、、!」

あの高さから受身も取らずに地面に激突すれば無事には済まない
セイバーが重い体に鞭打って地を蹴り、その魔道士の体を全身で受け止める

「つっ………!」

「うう、、、、」

今や、なのはの軽い身体を受け止めるのも一苦労な騎士である
その顔は双方共にススだらけ、全身は泥と血に塗れ
鞘でいくらか回復したとはいえ、身体の芯に届いてしまったダメージは未だ二人の肉体を蝕んでいる

何より二人の命ともいえる魔力――それが完全に尽きかけていた

その青ざめた顔を見合わせる両者


「酷い顔です――ナノハ」

「セイバーさんも……目の下にクマが出来てる」

二人は正直な感想を漏らし……クスっと笑いあう


「全く逃げろと言ったのに…貴方という人は」

「うーん……でも、、あんな悲痛な顔で逃げろって言われたら逆に逃げられないよ」

「む…」

セイバーが心外だという顔をする

かつて誰からも理解されなかった王
その心は臣民に届く事はなく
彼女のマスター以外で、その心中を汲み取ってくれた者はいない

「そんなに酷かったですか……私の芝居は?
 これでもかつて施政に携わった事のある身――
 冷淡な様相を作る事には慣れているのですが…」

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 15:58:07 ID:vhElXiYJ
支援

531 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 15:59:59 ID:Z074dMqq
「その冷淡さがちょっと行き過ぎた感じかな……
 もっとも私もそこら辺、いつも苦労してるから、、、余計に分かっちゃったのかも知れないけどね…」

心無い罵声を浴びせた自分の、その心の奥に込めたメッセージを
正確に受け止めてくれた目の前の魔道士

「人に何かを伝える時、相手に憎まれてでも言わなきゃいけない事は必ずあって……
 そういう時は鬼にならなきゃいけないから……」


――敵を欺くためとはいえ、友を切らねばならない痛み
――心優しい騎士の、冷淡な瞳の奥に隠された苦渋

なのはとて、教え子達の失敗を修正する時
嫌われようと、冷血な悪魔のような面を被って接せねばならない

故に分からぬ筈が無かった
高町なのはに、その苦渋が――その葛藤が――

「「…………」」

両者、、それ以上会話が続かず
互いに目を逸らしてしまう

言葉で濁そうとしても照れ隠しにすらならない
そこに込められた感謝の気持ち
深い情愛の気持ちが溢れてきて―――何かこそばゆい気持ちになってしまう


「………勝ったんだよね、、私たち」

話題を変えるためになのはが話を振る

「ええ、、問題はありません
 アーチャーの気配は完全に消えている」

「そう……セイバーさんが言うなら安心だ…」

サーヴァントは同じサーヴァントの存在を感知出来る
あのラストショットにて、英雄王の気配――
その存在が完全に消えたのを騎士は確かに感知した

英雄王ギルガメッシュは、確かに――
この魔道士の手によって打ち倒されたのだ


「……………強かったね、、本当に」

「最強の相手です――私は未だ彼以上の敵を知らない
 今宵、二人掛かりでも……正直、勝てたのが不思議なくらいの」

「そうだね………これっぽっちも、、余裕なんてなかった…」

――存在が消えた
――気配を感じない

なのはにはその言葉の意味は分からない
だが、それは敵が無事では済まなかった事を想像するに難くない言葉だった

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:00:38 ID:9xjK8qLp
支援、英雄王は、ここで終わるのかな?

533 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:01:06 ID:Z074dMqq
非殺傷設定で撃ったのにも関わらず、、殺してしまったというのか……? 

その身に刃が突き立っているにも拘らず前進してきた相手
結果、心臓に直接砲撃を叩き込む結果になった
いくら魔力ダメージとて、そのような衝撃を受ければただで済む者はいない……


「…………」

そうだ
余裕など全く無かった
相手の身を気遣う余地などどこにあったというのか?
そんな事をしているうちに、自分は少なくとも二回は死の淵を覗いていたのだから


それでも―――出来れば命を奪いたくはなかった


微塵でも手心を加えれば
その地に無残な躯を晒していたのは自分たちだったとしても

しょうがないといえばしょうがないのだとしても―――

人の命を奪った事――それは絶対に忘れてはいけない


なのはの目が今宵
戦場となった舞台を
激戦となったこの地を

この戦いの一部始終を記憶に刻み込むために、、

周囲を取り囲む市街地
そして敵の切り札によって抉られた巨大なクレーターと
それを中心に広がる荒野

それを次々と見据え―――――


「………………」

………………
………………


「……………え?」

口から呆けたような声が漏れた

その目が宙を泳ぎ
唖然とした表情を浮かべる高町なのは


騎士が怪訝な顔をする

「ナノハ……?」

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:02:08 ID:vhElXiYJ
支援

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:03:22 ID:9xjK8qLp
支援

536 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:04:34 ID:Z074dMqq
「ねえセイバーさん………」


エクセリオンバスターで打ち払った地点は
未だ爆発の余波で粉塵舞い上がっていてよく見えない

その箇所―――
英雄王が倒れている筈の地点を今一度見据え、


「倒した、んだよね…?」

高町なのはは再度――
騎士に確認の言葉を求めた


「――先ほども言いましたが…
 英雄王の存在は消えている それは間違いない 
 心配をするのも無理からぬ事ですが、もはや――」

「でも、、、相手の武器がまだ消えてないよ……?」


―――――、、、、、、、、、


サーヴァントは、他のサーヴァントを感知する事が出来る

アサシンのように気配遮断をしてくる者は例外だとして
彼らはその魔力を敏感に感じ取り、互いに認識し合う者

だから未だその爆発の余波は消えずとも
セイバーはその気配が消えていた事により
英雄王の打倒を信じて疑っていなかった

なのはにしてもその必殺の手応えが
直接止めを刺した感触が手に残っているのだ
仕損じたなどあり得ない

だからこそ、それは最初
魔道士にとっては小さな疑問でしかなかった

対してセイバーは、その絶対のルール――
相手の気配が消えているという感覚に目が曇り
本来見なければならないものを失念していた、としか言いようが無い

高町なのはには、英霊が消滅すると所持する宝具も消えるという事は分からない
だが、セイバーは当たり前ながら知っている

だからそのなのはの言葉に―――目を大きく見開く騎士

そして改めて
爆炎渦巻くその前方にて

王の財宝――――

男を象徴する無尽蔵の宝具の蔵
1000以上の凶悪な光を称えた刃の切っ先
それが、煙に巻かれながらも――チラホラと見え隠れしている事実

537 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:05:36 ID:Z074dMqq
――――消えていない………

王の財宝が
ゲートオブバビロンが
未だ健在…?

サーヴァントが滅びた以上
特殊な魔術礼装で繋ぎ止めていなければ
その身体の一部分や武装を現界させ続ける事は不可能

だというのに、これは―――

異常事態
あまりにも不吉な予感に苛まれる魔道士と騎士

その、、矢先の事だった――

「―――――、、あ……」

セイバーが一瞬、呆気に取られた声をあげ、その身体を震わせた
身体を支えあっていた故になのはにも伝わるその動揺

少女のこめかみから……
つ、、と―――冷たい汗が滴り落ちる

サーヴァントは……サーヴァントを感知出来る
初めは間違いかと思うほどに小さな気配だった
それが爆炎の中、風船が膨らむかのように
徐々に大きくなり膨れ上がっていく

驚愕と戦慄に染まっていく騎士の表情
彼女の震える口から、

「ま、まさか………そんな、、馬鹿な………」

搾り出すような口調で紡がれた言葉が――


――――――全ての現状を物語る

セイバーのその様子で十分だった
その瞬間、魔道士が騎士の了承も得ることなくその身体を抱きかかえ
全速力で宙に飛び上がる

上空に舞い上がった高町なのはが何の躊躇いもなく踵を返し
微かに残った魔力の全てを推進力と化して―――


その場に背中を向け、、、飛び去っていたのだ


――――――

高町なのはのエクセリオンバスターACSを心臓に撃ち込まれ――

英雄王ギルガメッシュは確かに滅びた

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:06:27 ID:rRTCrM5M
支援


539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:06:37 ID:vhElXiYJ
支援

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:08:12 ID:9xjK8qLp
支援

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:08:22 ID:1LyyPsh9
流石ギル様まだ終わらないww

542 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:08:36 ID:Z074dMqq
サーヴァント殺しとも言える彼女の魔力ダメージによる砲撃
それを急所である心臓に叩き込まれたのだ
いかな最強の英霊といえど、無事に済む筈が無い

だが、最古の伝承に記された男の書記において
完全なる不老不死こそ成し得なかったその身ではあれど
男はその禁忌に最も近づいた半神半人の魔人である、と伝えられている

事実、肉体年齢を自由自在に変え
百億を超える憎念にその身を食い千切られても蘇生を果たすその身は
予めその黄泉路に干渉するほどの備えさえ出来ていれば―――「死」すら滅びを与える事は出来ない

それは――――蔵の中で静かに起動していた

―――反魂の香

万が一にもセイバーの聖剣が己が身に届き
その肉体を断ち切った際に、それは発動するはずであった
それは謂わば男が自らに課した保険

砲撃によって立ち込める爆発が粉塵を濛々と撒き散らす中
その大地に黄金の王気が巻き起こる
それは天を貫く巨大な竜巻のようだった
たちどころに周囲の粉塵を吹き飛ばし、上空の雲を消し去り
辺りを包み込む――――後光

その中心に佇む……
まるで一つの芸術の粋を集めて作られた
彫像のような、完成された肉体

その肉体は誰もが見惚れるほどに傷一つなく
神々しい光を放ちながらそこに在った

所々にウルクの御子を象徴する文様を刻まれた肢体
新生されたその身体に、金色の帯状のものが巻きつく
その帯はやがて、質量を持った黄金の鎧となり
再びこの偉大なる王の身を守れる喜びに打ち震える


完全に視界の晴れた大地にて
もはや疑うべくも無い
何事も無かったかのように佇む偉大なるウルクの王


―――悪夢は未だ終わらず

完全に蘇生した英雄王ギルガメッシュが今、、、上空を

自分を殺した者の姿を


何の感情も無く―――見やっていた


――――――

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:10:04 ID:vhElXiYJ
支援

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:12:21 ID:9xjK8qLp
支援

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:14:16 ID:bkkdK1rL
しえん

546 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:15:49 ID:Z074dMqq
もはやその動揺を
もはやその焦燥を

二人に抑えろ、などという無体な事が言えるだろうか?

「不死身だなんて……」

戦略的に距離を置いたのでも
有利な状況を作るべく、空に陣取ったわけでもない

「あれだけの強さを持っていながら
 その上倒しても蘇生する……? 冗談でしょう…?」

その状況が、もはや自分たちに一抹の慈悲をも与えてくれない
セイバーの様相から、全ての状況を悟った魔道士がほとんど反射的に
自分たちが今取り得る、唯一の行動を取る

「不、死身―――それは、、無い筈だ…… 
 我が剣は一度、確かにあの者を打破した、、その時はあんな―――」

セイバーの声にも全く力がない

そう――あのような事態は起こらなかった

もはや二人の視界にもそれははっきりと映っている
粉塵を吹き飛ばした黄金の風
それを纏いし肢体が悠然と大地に佇んでいる

いくら否定しようと
懇願しようと
それが拭えぬ事実なのだ

英雄王は健在
全てを振り絞り、ようやっと倒したと思った矢先の復活

あまりにも理不尽
あまりにも埒外の戦力
あそこまでの強さを誇っていながら
完全に倒した筈の状態からも立ち上がってくる

そして自分達に残された力はもう無い

なのはとて不死に近い生命体との戦いの経験はある
だがそれは、周到な準備と戦略を立て、勝てる算段を十分に見込んでから臨んだもの
無策で、行き当たりばったりで、そんな怪物と戦える筈は無い

この戦いが始まってから、魔道士の心の片隅に置いていた選択肢
事ここに至って高町なのはに一切の躊躇は無かった

(負けだ………私達の、、……)

そう、ここに来て最も分かり易い行動の指針を示してくれたが故に
なのははセイバーの了承を取らず、取る必要すら感じずにそれに踏み切った

――――勝率O%

力尽きる寸前の自分らに出来る事は
生還するために取れる行動は
もはや―――撤退…………それしかなかったのだ

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:17:38 ID:vhElXiYJ
支援

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:17:54 ID:9xjK8qLp
支援、やっぱり英雄王はぶっ飛んでるw

549 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:18:19 ID:Z074dMqq
「――――ナノハ」

「だめ」

「ま、まだ何も言っていません!」

後ろを振り向く事も無く
ただ一心に高く、高く舞い上がり
戦地から離れていく魔道士

騎士があげようとした言葉をなのははピシャリと切り捨てる

「残るって言うんでしょ? だめ」

「………」

「そんなろくに動けない体で残って何をする気…?
 手立てはあるの? 勝率は?」

「確かな勝算は……だが、、私は知っている
 あの男は決して不死身などではない…」

それは確かな事だ
男を一度打破したセイバーだからこそ言える真実

「恐らく―――英雄王の復活を促したのもまた宝具である可能性が高い
 詳細は分かりかねますが、ともあれ反魂などという強大な作用をもたらすもの――
 連続して使用出来る事はあり得ない……ならば逆に、それが使えぬ今こそ勝機が、、」

「……で、復活したあの人の体力、魔力が100%回復していると仮定して
 今の私たちで勝てる確率は…?」

「………」

セイバーの論を悉く跳ね除ける高町なのは
その騎士を抱き抱える手に力が篭る
まるで魔道士の感情が伝わってくるようだった

分かっている
なのはの方がどう見ても正しい
そして「この事」に関しては……彼女らは永遠に平行線
話し合いなどをしても無駄だろう

だが、、それでもセイバーは引かない

「確かに勝率という点では限りなく低いだろう―――
 だが、それでも私は騎士だ
 勝負から背を向ける事など……」

そう、なのはに言われるまでもない
勝率など、もはや叩き出せない事など――騎士が一番良く分かっている

だが、それは彼女の剣
約束された勝利の剣に託された幾多の想いを裏切る思考だ

この聖剣を携えて戦に臨む以上
彼女に敗走など許されない

550 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:19:51 ID:Z074dMqq
剣の英霊である彼女がそれを為すという事は
英霊として存在を許されるこの身を

汚泥に塗れさせ、死する事に等しい

「尋常な勝負じゃないよ… 
 だってセイバーさん、初めからケガしてたし」

「それは詭弁だ……戦場に立つ以上、常に万全の状態で敵と相対出来る場合の方が少ない
 どのような状況であれ、出会った瞬間から 一騎打ちというものは始まるのです
 そしてあの男とは―――己の存在の全てを賭けて戦わなくてはいけない相手……
 どうあっても、彼との戦いだけは逃げるわけにはいかない」

名誉や名声などという上辺だけのプライドではない
それは即ち、英霊としての在り方だった

事に少女と男は、かつて王として対談をを初めとして、何度ともなく邂逅を果たした
そしてその立場、信条の面でも決して引けぬ者同士である事を認識し合ったのだ

故に―――

「ナノハ、一つだけあの男と意見を同じくするところがある……
 貴方が初めに我々の戦いに介入せず、この選択を取ってくれていれば―――
 話はここまでこじれていませんでした」

魔道士は答えない

手に抱く騎士は、その気になれば彼女の手を振り解く事など簡単だろう
だが無言を以って答える

そうさせない、と 
絶対に許さない、と――


「恩を仇で返す言葉なのは百も承知です
 助力は感謝している……貴方がいなければここまで戦えなかった
 だが矛盾するようだが、それでも私は――彼とは一騎打ちにて雌雄を決したい
 あの男を前に背中を見せる……そんな恥辱には―――耐えられない………」

それは嗚咽のような声だった
想いを吐露するセイバー
断固として認めぬ相手に、何とか分かって貰おうと懇願する響きがあった

ここでなのはの手を力づくで振り解いて男の前に立ち戻っても――
そんな事をしても彼女はまた自分を追ってくる

そして自分と男との勝負――
否、この有様では勝負と呼べるものになるかも怪しいが
とにかくそこに介入し、劣勢に立つ自分を命がけで守ろうとするだろう


「じゃあ――――私も残るよ」

………やはりだ

予想通り過ぎて
怒りを通り越して呆れてしまう

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:21:22 ID:vhElXiYJ
支援

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:21:24 ID:NWqf9tne
支援

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:21:52 ID:tDyAXfSN
しえん

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:23:00 ID:c1C7KgkO
支援

555 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:25:25 ID:Z074dMqq
「ですから、、どうしてそうなるのですッ!!」

彼女のこういう所――
頑固で絶対に引かない所も含めて
彼女のマスターにそっくりだ
冷静に話そうとしてもつい、声を荒げてしまう少女

それに対し――

「私にだって誇りくらいあるから」

高町なのはは静かに答えた

「セイバーさんの誇りとはちょっと違うけれど……私にだって全てを賭けて目指してきたものくらいある
 死ぬと分かってて、それでも貴方を置いて一人で逃げるっていう事は――その誇りに反する行為なの…」
 
そうだ
セイバーにとって敵に後ろを見せる事が誇りに悖る行為なら
なのはにとっては救える人をむざむざ死なせてしまうことが何よりの背反行為


「そんな事をするくらいなら一緒に戦うよ
 二人ならまだ活路が開けるかも知れないし……
 多分、私は高確率で死んじゃうと思うけど」

「く、、、卑怯です ナノハ…」

「セイバーさん――」

怨嗟の声を上げる騎士に対し
一貫して冷淡な声で対応していたなのはの声色が変わる

「私だって…………悔しいんだよ?」

微かに目を見張り
魔道士の顔を見やるセイバー

その少女の体に回した腕
がっちりと胴を抱き寄せ
絶対に離すまいとする両の腕から伝わってくる、


「私だって、こんな風に逃げた事なんてないもの…」

―――その屈辱

「必死で身に着けてきた戦技が、ここまで通用しなかった事なんてないもの…」

―――そのやるせなさ

「悔しくて……情けないよ、、」

弱音など決して吐かない
そんな姿など想像すら出来ない高町なのはが騎士に対して初めて見せた弱さ
それを感じ、セイバーは何も言えなくなってしまう

自分の憤慨のみを叩きつけてしまっていたが――

これだけの技量を収めた人間が
その技に誇りを持っていない筈がない

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:26:53 ID:GHjYelge
支援

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:27:03 ID:vhElXiYJ
支援

558 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:28:12 ID:Z074dMqq
彼女とて、自分に負けないくらい悔しいのだ

全てを出し尽くしてなお、相手を揺るがせる事すら出来なかった
その情けなさに――胸が張り裂けそうなのだ

二人の間を沈黙が支配する

戦女神と称されるに相応しい強さと美しさを誇る二人の背中に
あまりにも重く、不似合いな響きを持つ言葉

敗戦という二文字

「………次は勝とう」

唇を噛み締め、雪辱を誓う高町なのは

「今度戦う時は絶対に勝とう……今よりもっともっと強くなって、、、」

静かながら断固とした意思を内包する言葉

その表情をセイバーは―――
黙って見つめていた

それは未だに己が肉を持つ
人間にのみ許された答えだった

既に肉体が消滅し
魂の記録によってのみでしかこの世に現界する事を許されない
そんな自分では到底至れぬ答え

「――――そうですね  
 貴方は……強くなる  今よりもずっと、、」

もはやどれほど鍛錬しても
自分が今より強くなることは無い

対して、彼女にはまだまだ「先」がある
そして果てしなく強くなるだろう

あるいはこの身を
そして英雄王をも凌駕するやも知れない

「済まなかった――タカマチナノハ」

そんな彼女の未来を
過去の遺物に過ぎない自分の意地で潰してしまってはいけない、、


「貴方の意思を尊重します……共に、行きましょう」

「………ぁ、、、、、…………うん、、」

少女の言葉を受けた途端
少し涙声が混じってしまうなのは

「ありがと、、」

この誇り高い騎士が自分のために折れてくれたのだ

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:28:56 ID:C0GzN1Z+
しえん

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:29:54 ID:vhElXiYJ
支援

561 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:30:58 ID:Z074dMqq
その事実に、感情が抑えきれなかった
それが恥ずかしくて、気づかれたくなくて、これ以上言葉が続かない魔道士

幸いその感極まった顔を少女に見られる事はなかったようだ

剣の英霊は一人、思いを馳せていた
この年若きメイガスに一抹の羨ましさを抱いきつつ――
そしてもはや頭の片隅にもほとんど残っていない記憶に哀愁を感じつつ――

強くなりたくて
国を救いたくて
剣を振り回していた非力な少女

王の剣を抜く、以前の自分

その譲れぬ願いのためにヒトである事をやめた自分

それに後悔など微塵も無い

だが、今この身の傍に在る一人の戦士のように
人間としての道をひたすらに往きながら願いを叶えようとしていたら
自分はいったい、どのような道を歩んでいただろう……?


騎士は苦笑する

今更な話だ―――そんな例えには全く意味が無い


(英雄王―――)

ともあれ、今の自分の気持ちは決まった
一回だけ……この屈辱に塗れよう


(我が不明を許して欲しい
 いずれもう一度、私は貴方の前に立つ 
 その時こそ、、この借りは必ず……)


決意も新たに騎士王は
その大地に佇んでいる英雄王に向け――


己が意を示すのだった


――――――

エースの中のエースと呼ばれたSランク魔道士を
騎士王の名を冠する英霊を
二人纏めて敗走に追い込んだ

間違いなく最強無比の力を示した――

男の名は英雄王ギルガメッシュ―――

562 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:31:44 ID:Z074dMqq
だというのに………

男の双眸にはまるで光がない
落ち窪んだ真紅の瞳が、何もない虚空をさ迷う

「逃げる―――我から逃げるというのか」

その遥か遠くに消えようとしている背中

今度こそ手に入れる筈だった輝き
それが掌中から零れ落ちてゆく失望が
男の声には含まれていた


「騎士王が自ら敵に背を向け――」

暗黙の了解の筈だった

そもそも初めからおかしかったのだ

騎士王と英雄王との間柄は
王同士の、決して他者の介入を許さぬ
意地と理念と誇りのぶつかり合いであった筈


「その聖剣を自ら汚すというのか―――」

で、あるならば………
この目の前の惨劇は何なのか?

何故―――騎士王が自分に対して背中を向けているのか?


かつて自分に 「手に入らぬからこそ美しい」 とまで言わせた光り輝くその姿

そう、、、
この世の全てを掌中に置いた男だからこそ―――

彼が真に愛でる物とは―――

掴もうとした我が手を傷つけるほどに強く
そして我が強大な力を以ってしても決して折れない

かつて男が天上天下に唯一、友と認めた
彼のような強さを持った――

そんな存在をこそ、、

何よりも愛するのだ――この男は



――――今一度、問う

この勝負は本当に、、英雄王の勝ちだったのか?

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:31:50 ID:C0GzN1Z+
こんなことできるはずねーよwwww
と思いつつもギルさまならありえると思ってしまう矛盾!
ギルさまなら死んでからの復活もありえる!

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:32:23 ID:vhElXiYJ
支援

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:35:54 ID:NWqf9tne
支援

566 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:37:04 ID:Z074dMqq
王としての力を全て使って臨んだ
傲岸不遜を旨とする王が、泥臭いほどに全力だった

それは先のセイバーの戸惑いに対する答え
エアを打った後の後詰など考えた事もない
そして反魂など、、遊び心でしか使ったことはない
それを戦力として用いる事は、己が力を過小評価する背信行為であるに違いない

それもすべてはセイバー……この女になら見せても良いと思ったから
騎士王にそこまでの価値を認めたからこそ
男は常時は決して使うことの無い戦術、宝具まで駆使して
彼女の前に立ったというのに―――

だというのに………

結果はまるでその思惑を外れ―――

度重なる下卑た横槍に介入され、セイバーを手に入れられなかったばかりか
この下らない世界の影響か知らないが……彼女はその輝きをすっかり失ってしまっている


―――汚らわしい


男の長きに渡る記憶において
ここまで世界に反発された事など今まであっただろうか?

こんな不快感は、、「実」を蛇に食われた時以来であった


―――汚らわしい  汚らわしい


そしてあのような下衆の刃に
仮とはいえこの身を晒し、打ち滅ぼされた
王である自分が、有象無象の刃に倒された


止まっていた男の思考が、取りあえずは一つの結論を紡ぎだす


――― もはや全てが目障りだと ―――


「ああ、そうか」


男の貌はこの戦いにおいて初めて見せるものとなっていた
怒気もなく殺気もなく、、
そして王としての威厳すら消えていて

そこにいるのは―――――ただの魔人

かつて世界の全てを薙ぎ払った
黄金の殲滅者としてのみ存在する一人の魔人が佇んでいた

567 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:37:54 ID:Z074dMqq
王の期待を裏切った
王の寵愛の泥を塗った
王の御姿を汚した

まずはそれに対する報いを受けさせねば始まらない


「ゲートオブ―――バビロン」

その抑揚のない声が、滅びの序曲を奏でる


男の財の全てを投げ売った
豪奢なる破滅のパーティの始まりだ

さあ、これがレクイエムだ


この下らない物語の幕を、、





――――   下ろそう   ――――


――――――

<Master!!!!!!!>

「わ、分かってるッ!!」

僥倖ではあった

ここまで相手の追撃が全く無いこと
飛んだ瞬間に串刺しにされる事も已む無しな状況だったのだが
かなりの逃走距離を稼げた

反魂におけるタイムラグと
王の失意の時間における恩恵

ここまで―――僥倖ではあったのだ、、


だがあともう少し……
もう少しで男の射程外に飛び出せたという刹那で、


――― それは始まった ―――


100を超える宝具の掃射が豪雨ならば――
1000を超えるソレは一体、何に例えれば良いのだろう…?


彼らは王の号令を今か今かと待ち望んでいたのだ

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:38:36 ID:vhElXiYJ
支援

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:38:51 ID:GHjYelge
支援

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:39:03 ID:NWqf9tne
支援

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:40:17 ID:yw1la4hM
支援

572 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:40:50 ID:Z074dMqq
男の声に反応するや彼らは我先にと、その扉を潜り
上空に浮かぶ今宵の主賓に向かって襲い掛かっていた

地上から撃ち放たれた、全く出し惜しみの無いゲートオブバビロン
そう、出し尽くすつもりなのだ―――男は
眼前の無礼者を狩り尽くすのに全ての財を投げ打つつもりなのだ

それはもはや、先の天地創造と比べて劣らぬ凄まじい光景だった

剣が、槍が、斧が、鎌が――――逃げる二人を追走する

ソレを一口で表すなら簡単だ
今まで開いた扉から一度に100の刃が飛び出していた
それが、同じ大きさの扉で同じ秒数で十倍の刃が飛んできていると思えばよい

本来この宝具は100や200の展開で十分
否、それが最適の使い方である筈なのだ
このような超規模・展開は明らかに非効率

密集し 追撃の折、あまりにも隣接した刃同士が互いにぶつかり弾け飛び……
刃で埋め尽くされた空間の所々から宝具同士の衝突による大爆発が起こり、標的に辿り着く前に落ちてしまう刃も多い

だが、愚問だった

男が今更、効率や利便性を考慮に入れて宝具を展開しているはずがない
あるのはただ、その力のすべてを以って不埒なものを跡形もなく押しつぶす
ただそれだけだった

その獲物を我先にと求め狂う人喰いの群れはまさに凶刃
その刃同士が擦れるギチギチ、という音は本当に生き物のようだった
その宝具の放つ千の光沢一つ一つがまるで一枚一枚の鱗――

そう、、その宝具の群れの行軍
汚れた者を追い立てる王の心境を表したのか
それは期せずして男の最も忌憚するカタチ――

―― 鎌首をもたげた巨大なヘビのようであった ――


「……何という、、」

これがあの男の、英雄王ギルガメッシュの出し惜しみ無しの力

地上から吹き出るように放たれた宝具の群れに
その威容に戦慄を覚えざるを得ない騎士王

「しっかり掴まって! 振り切るッ!!」

男の宝具の追撃は
まさに罪人を追い立て駆り尽くす魔人の軍勢そのものだ

いつぞやの剣&盾のシフトはおろか
この世に現存するどのような盾、鎧、城壁でもアレを防げるものなど存在すまい

逃げるしかない……逃げるしか、、

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:42:21 ID:vhElXiYJ
支援

574 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:44:21 ID:Z074dMqq
だが次々と乱れ飛びながら追撃してくる宝具の群れは、その全てが放出された魔矢である
つまりは、いくらなのはが全速力で飛んだとしても速度でこれらを上回れる筈が無い
機銃の弾より早く動ける戦闘機が無いのと同じである

だが、機銃の弾は確かに速いが、当然どこまでも平行に飛ぶわけではない
それにはれっきとした射程というものがあって、範囲外に身をおけば弾丸は決して身体に届く事は無い

だからこそここは異変を感じて即、撤退という判断を下した高町なのはのファインプレイが生きる
秀逸なるスタートダッシュが、あの迫り来る宝具の嵐を振り切るために必要な
ギリギリの距離を既に稼いでいたのだから

だからこれで―――

「フラッシュムーブッッ!!!」

一気に視認外の領域に退避出来る!

<master!!! your energy is...>

「速くッ!!! これでラストだからっ!!!」

フライアーフィンにあらん限りの魔力を叩き込むなのは
発動する、ブーストによる瞬間移動じみた加速
白と銀の影がその瞬間、慣性をまるで無視したかのような推力を得て飛翔

そして、その今まで彼女らのいた空間を―――

「ッ!? きゃああぁっっっ!!!」

刃の群れ……否、巨大な蛇の顎が薙ぎ払った
ソレが通り過ぎた余波、上昇気流だけで
彼女達はその姿勢制御を失い、きりもみ状に吹き飛ばされる

ぐるんぐるん、と縦に七回転ほどして、ようやっとカバーに成功するなのは
そして今まで自分達のいた地点を見やり、魔道士はその光景にゾッとする

すぐ後ろを通り過ぎた巨大な宝具の群れ
その巨大な顎は戦艦すら飲み込むほどの規模だった

10mは離れていたはずなのに、その通り過ぎた衝撃波だけで自分らを吹き飛ばした

(あんなのにまともに飲み込まれたら……、、)

だが、地上から跳ね上がるように打ち出された王の財宝を間一髪ではあるが避けた二人
何はともあれ、これで凌いだ
あとは男の視認の外にまで一気に飛び去れば
このスカイチェイスは高町なのはとセイバーの逃げ切りで幕を……

「ナノハっ!!」

「え!? …………あ、、――――……」

セイバーの怒号が飛ぶ
そしてそれを受けたなのはが―――愕然とした表情を作る

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:45:45 ID:vhElXiYJ
支援

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:47:05 ID:NWqf9tne
支援

577 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:47:07 ID:Z074dMqq
「痴れ者が―――
 まさか我が御前から逃げ果せられると本気で思っているのではあるまいな?」

………幕を閉じさせるわけがない

二人は男を怒らせた
もはや戯れで済ませてくれる筈がないのだ

彼女達と男との距離が――再び縮まっていく

「何だ―――アレは……、、」

セイバーが目を見開く
それは豪奢な光沢を放ちながら飛来する
小規模な一軒家程の大きさもある何か――

なのはの飛行速度に匹敵する程の凄まじい速度で地上から迫ってくる小型の建造物
そして、その周囲に再び生まれ出る―――ゲートオブバビロンの発射口

王の財宝が一つ―――ヴィマーナ

古代インド最古の古典に登場する
星間飛行すら可能にする飛空船
多くの叙事詩に、姿を変え、形を変えて登場するこの空の要塞は
英雄たちの織り成す幾多の戦争に使用されてきた戦略兵器である

その原典が今ここに――

「セイバーさん……」

「………」

あろう事か航空戦技教導隊のトップエースが空で追い詰められるとは……
英雄王のその力は留まる所を知らない
ついに、高町なのはの領域をも犯し始める

「凄いよね……あんな人に一度、、勝ってるんでしょう…?」

「―――」

「ねえ、、、」

「当てにはならない……そんなもの――」

「そう、、そっか…」

本来ならばここは迎え撃つところだ
戦場が空であるならば、空戦魔道士の力は如何なく発揮される
相手が何であれ、遅れを取る事は無い筈だ

「相手の事を鬼、とか悪魔、とか罵声を浴びせたくなる気持ち………
 今、少しだけ理解できた、、かな……」

「…………」

「はは、、」

乾いた笑いを漏らす魔道士

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:48:11 ID:vhElXiYJ
支援

579 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:48:36 ID:Z074dMqq
本来ならば迎え撃つ
だがそれも自分が万全の状態だったならの話だ

苦笑交じりに呟く高町なのはに対し
何の答えも返せないセイバー


(……聖剣さえ――)

セイバーが苦渋に満ちた顔で臍を噛む

エクスカリバーさえ撃てれば……
あのようなモノ、巨大なマトに過ぎない
中にいるギルガメッシュごと薙ぎ払ってくれたものを、、

だが、自分もまた魔道士と同じ
今や聖剣どころか満足な立ち回りすら出来ない

ただ魔道士に猫の様に抱えられて
大人しくしている以外に術が無い有様

どうすれば良い…

どうすれば……


………


凄まじい飛行速度と気流に遮られ――

少女は初め、それに気づけなかった
その身を委ねていた彼女の異変


―――― ハァ、、、ハァ……ハァ、、、ア……、、


敵に気を取られていた事もある
何よりこの魔道士が……
全く「そういう」素振りを見せなかったのだから


―――― ゼェ、、、ゼェ……ハ、、、ァ……、、


この魔道士は本来
戦闘中に軽口を叩かない

そう、、、

英霊である自分が驚きを感じるほどに
今まで涼しい顔をして戦っていた

580 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:49:24 ID:Z074dMqq
尋常な胆力ではない
上位の英霊を相手に対等の土俵に立って戦う

「、、ぅ、、………」

「ナノハ…?」

「、、は、、何でもない……大丈夫、、」


だが、セイバーをして履き違えていたと言わざるを得ない
それほどの頑強さにして不沈ぶりを見せ付ける高町なのはは―――

――― 人間なのだ ―――

そのバイタリティ
肉体の数値
スタミナ

その性能で英霊と五分に渡り合えている――そんな事は……有り得なかった

不屈のエース

どれほど傷つこうと
どれほど叩きつけられようと
どれほど死にかけようと
絶対に折れない空の英雄

元々頑健でない体にそれ程の強度を与えているのは
ひとえに彼女の精神力である
精神が肉体を遥かに凌駕している人間というものが極稀に存在する

普通の人間なら苦痛というシグナルに屈し
間違いなく根を上げるか意識を失うかする域においてさえ

彼女は意志の力で体に鞭打って――
何でもないという顔で闘い続けて――


「ナノハ…!? どうしたのです!?」

「……何で、、、何でも……大丈―――夫、、」

その命の枯れる瞬間まで走り続けるのだ
彼女のような人種は

もはや、それはセイバーにもはっきりと感じ取れる
抑え付けていた彼女の体内から噴き出す
意志の力などでは到底隠せぬ程に蓄積されたダメージ

尋常でない体の震え
明らかに呼吸困難に陥っている吐息
痛みに痛みを重ねたような苦痛に苛まれ、漏れる呻き声
先程の苦笑と軽口もそれを誤魔化そうとした行為であったのだろう

だが、

「まだ、まだ、ダメ……いける、、まだ―――早い………」

「ナノハ――……」

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:49:25 ID:NWqf9tne
支援

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:50:12 ID:vhElXiYJ
支援

583 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:50:48 ID:Z074dMqq
その虚ろな目を、その苦痛に塗れた表情を見て
騎士は全てを理解する

彼女が―――限界を超えてしまった、と

「レ、レイジングハート……、、は、、何とか、、、出来ないかな、、?」

<Master...you are――>

いや……英霊を相手に2連戦
その細い体で騎士の剣と打ち合い
あの英雄王の攻撃に晒されながらここまで戦ってきた
限界など初めから超えていたのだ

「お願い…力を貸して、、、」

<You exceeded a limit...>

「わ、分かってる……分かって、るよ、、……でも」

車はガソリンがなければ動かない
その燃料の最後の一滴まで絞りつくせば
どうなるかは自明の理

「でもッ、、 何とか……出来ないかな、ぁ……ッ――レイジングハートっ!」

虫の良い話なのは彼女とて百も承知
決定的だったのは先程のフラッシュムーブ

デバイスは確かに進言した
主人の魔力残量がもはや風前の灯だということを
次で打ち止めだということを

だがそれでもバビロンを避けるために必要な措置だった
そして、そのまま急加速で逃げ切るつもりだった
敵の宝具の猛追をかわし、そのまま男の視認外に逃れる

そこでまさか……
敵にあんな飛行手段まで備わっていたなどと、、

「ハァ、、ハァ、、ハァ、、ハァ、、ハァ、、ハァ―――」

彼女の肺と心臓が潰れかけている
呼吸器官が上手く機能しない
セイバーの鞘の回復では到底癒せなかった
高町なのはの体の芯にまで届いていた疲労

魔力エンプティ、という魔道士にとって致命的な状態が
その最後の防波堤を崩し
済し崩し的に全てのダメージが彼女の体を一気に侵食し始めたのだ

もはやなのはの体はいつそのブレーカーが落ちてもおかしくない


「身勝手な、言い分だっていうのは、分かって、、る……それでも――」

喘ぐように懇願――
そう、あの高町なのはが縋る様に自らの杖に懇願する

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:52:25 ID:NWqf9tne
支援

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:52:28 ID:vhElXiYJ
支援

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:52:46 ID:GHjYelge
支援

587 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:54:20 ID:Z074dMqq
セイバーが何か呼びかけているが
その内容の半分も、彼女の頭に入ってこない

そして後方から轟音去来
死に体の彼女らに射出される宝具の群

「ッ! ナノハ!」

「く、ああぁぁぁあッッッ!!」

ケモノのような絶叫を上げながら彼女は10時の方向にその身をロールさせる

瞬間、後方のヴィマーナから発射された魔弾が二人の背中や肩を掠めていった

「、、   ぅ、、、く……」

かろうじて回避運動を取る空戦魔道士だったが
その行為の一つ一つが確実に彼女の命を削っていく

「飛べる……まだ飛べる――、、まだ飛べるッ、、」

泥酔者のうわ言の様な呟きだった

英霊である騎士の少女をして
空に悠然と佇むこの魔道士の姿は
まるで戦場を駆ける天使のようだと思わせた

ミッドの魔道士たちに「舞い」と称された華麗な空戦技術

今の彼女に―――その面影は無い

あまりにも悲壮な姿に思わず声をあげてしまうセイバー

「もういい、ナノハ!!」

「もういいって―――」

その半分、光を失った瞳と騎士の目が合う

「………何がいいの、、?」

「……っ、、」

その尋常ではない暗い光を称えた瞳に射抜かれ
言葉を失うセイバー

そう、、何が「もういい」というのか
自分が力尽きればここで終わる

それが分かっているから魔道士は命を削って必死に飛んでいるというのに――

「お願い、、言わないで……それ以上、、言っちゃダメ――」

なのはの懇願するような声が騎士の耳をうつ

今、休むように促されたら
安らかな言葉をかけられたら
そのまま折れてしまう…

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:55:09 ID:vhElXiYJ
支援

589 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:56:12 ID:Z074dMqq
そんなものより彼女は叱咤激励が欲しかった
自分を無理やりにでも走らせてくれるムチが欲しかった

「二人で生き残ろうって誓った……今、飛ばないで、いつ飛ぶの?
 これだけが私の取り得なのに……これでしか、、役に立てないのにッ、、」

それはセイバーでなく、自分に叩き付けた叫び

空の人間の誇りにかけて――ここで役に立たなければ
一体、自分は何のためにこの戦闘に介入したのか…?

自分一人の事だったのならまだ良い

だが、今、堕ちるという事は被害は自分ひとりに留まらない
脇にセイバーを抱えているのだ
この高速飛行中に自分という舵を失ったら――二人はどうなるか
加速に任せた状態で地面に墜落するか
はたまた後方の敵にロックされ、打ち落とされるか

勝利の鍵として味方を勝ちに導く事も出来ず
教導隊としてその戦技を示す事も出来ず
管理局の魔道士として味方を生還させる事すら出来ない

責任感の強い彼女である
そんな結果になる事に耐えられるはずが無い

だが、矢継ぎ早に打ち出される後方からの射撃は留まる事を知らない

「う、、、、ぅぅ………、、、――」

一発でも被弾すれば即撃墜の魔銃の乱射
それをフラフラと、夢遊病者のように
右に左に体を傾かせながらかわしていく高町なのは

この状態でない被弾を回避しているのはまさに天才としか言いようが無い
その天性のカンと忍耐、そしてその強固な意思――  

だがそれに反するように
推力が、速度が、高度が―――下がっていく

まるで力尽きる寸前の長距離走の選手のようだった
限界を超えてなお本能がゴールを目指す
這ってでも最後まで走り抜こうと足を動かす

だが―――意思とは逆に

電源の落ちた体は最後は力なく無残に
地面に倒れ伏すのみなのだ

「…………無責任にも程がある――こんなの、、納得出来ないよぅッ……」

完全に顎が上がり
その喉からヒュー、ヒュー、と苦しげな吐息が漏れると共に
己が身の限界を、このままでは到底ゴールを拝めない事を悟り
悲痛な叫びをあげる高町なのは

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:57:28 ID:NWqf9tne
支援

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:57:54 ID:vhElXiYJ
支援

592 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 16:59:08 ID:Z074dMqq
自らの身体から徐々にその力が抜けていくのが分かる
ほどなくして自分はその繋ぎ止めていた意識をも落としてしまう

故に、、

「――――レイジングハート……お願い」

<!? No!!  My master!!!>

魔道士は決断を下す

「セイ、、バーさん――」

「………」

その様相を黙って見ていた騎士に目を向ける魔道士
脳に酸素が、血液がいきわたってない
そんな状態では相手と会話する事すら重労働だった

だがそれでも伝えなくてはならない――

「…………ごめん、、どうやら私は………
 最後まで、付き合えな、い、、、――」

「………」

彼女に自分の遺志を

「今、レイジングハートに、、簡易プログラムを施したから、、、
 真っ直ぐ飛ぶ分なら問題ないと……思う――
 これで何とか………、、逃げ切って、欲しいの…」

区切り区切りに、苦しげにその一言を紡ぎ出す高町 なのは

残り全ての力を振り絞って叩き出したフラッシュインパクトによる推力
二人は無理でも一人なら、、
自分という重りを廃し、この小柄な少女だけになれば恐らく速度は更に上がる
後方の英雄王の追撃をかわし、逃げおおせられる確率も高くなる

「このコを――レイジングハートをお願い……」

<master! don.t be hasty my master!!>

彼女とあまりにも長い間、時を同じくしてきた勇気の名を冠するこの杖には
そのデバイスには―――感情があった

インテリジェントデバイスという
機械的に組み込まれたAIという枠を超えた
それは単なる思考でなく信頼関係
この強く優しい主人に対する友愛、尊敬があった

その強い想いは、マスターの決意に対し
命令を拒否し、悲哀の叫びをあげさせるに十分なものであった

「ありがとう…ごめんね、レイジ、ング、、ハート―――」

その相棒の必死な声に目頭が熱くなる高町なのは
だがもはやプログラムは組み込んだ
彼女が優れた魔道士で、このデバイスをほぼ100%制御しているが故に
どれほど強い想いを持とうとレイジングハートは彼女のオーダーに決して逆らえない

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 16:59:11 ID:C0GzN1Z+
英雄王マジチート支援!

594 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:00:29 ID:Z074dMqq
「それで……セイバーさん、、ハァ、、、ハァ、、余裕があったら、でいいから……
 もし時空管理局の魔道士に会えたら――この顛末を――」

「……」


もはや意思を言葉にする事すら苦しげな魔道士
だが、どれだけ言葉足らずであったとしても
その意図を汲み取ることはあまりにも容易い事だった


――― 要は二人で死ぬか一人が助かるか ―――


それだけの事
当然の判断

最善を尽くし、全ての力を示してなお全員の生還が難しい
ならばそんな時は誰かが犠牲になって他の誰かを生かす
それもまた―――戦場の慣わしなのだ

「――――分かりました」

「、、、うん……」

終始無言で彼女の苦しみ喘ぐ姿を
その決意の言葉を聞いていた騎士の少女が
優しい声で答える

「正直、もっと反発、されるかと思った……
 ありがとう……分かって、くれて、、、」

「ナノハ」

「うん……」

騎士とて戦場を駆ける者
その誇り高き決意に胸を打たれないわけがない

そ慈愛に満ちた温かい声は
魔道士の決意を賞賛してくれているのだろうか?


「私はかつて、人の心が分からない――
 かの王とは歩めない、、そう言われた事がある」

「…………」

「しかし、取りあえず今は――貴方の心積もりは十分に理解したつもりです」

「うん………」

その言葉を聞けて、良かった…と
なのはの体から力が抜けていく

彼女とてまだまだ生きたかった
死にたくなどなかった

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:00:30 ID:vhElXiYJ
支援

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:00:51 ID:1LyyPsh9
投下開始から3時間経過支援w

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:01:23 ID:vhElXiYJ
支援

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:01:36 ID:GHjYelge
支援

599 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:01:46 ID:Z074dMqq
それでも―――
結果としてこの身に死が降りかかるのならば―――


――― 自分は最期まで、誰かを救う者でありたい ―――


それが彼女の彼女たる所以

――― 高町なのはという人間の根幹 ―――


「要は――――」

その悲壮な決意を受け
葛藤に悩み、苦しんだ決心を受け

騎士は、、

「私に喧嘩を売っている、という事ですね?」


にこりと笑って………それを一蹴した

「え、―――」

最後の最後――

いきなりちゃぶ台返しをかまされたショックで
降りかけた意識を無理やり覚醒させられる魔道士
ぎょっ、という顔で騎士の顔を見るなのは

「何を一人で勝手に盛り上がってるのか知らないが――
 返す返す人に<命を大切に>と言っておきながら、自分はそれですか…?」

もう一度言う
少女のそれは慈愛に満ちた顔だった
口元に微笑を称えた聖女のように優しい相貌
一片の険も感じられないその顔で――

紡ぎ出すは、、騎士王の……


今宵最大の憤怒を込めた言葉である


「そんな事、、言ってる場合じゃ、……お願い、セイバーさん、、、」

「ほう―――」

時間がもうない、、その焦りが口に出てしまう高町なのは
に対し、表情はそのままに応対するセイバー

「貴方はどうあっても私を愚弄せねば気が済まないらしい」

よく見ると、笑っているのは口元だけで
少女のその目はまるで笑っていなかった

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:01:55 ID:Dy30GX6+
支援

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:01:59 ID:16pg5UUN
支援

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:02:17 ID:vhElXiYJ
支援

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:02:21 ID:NWqf9tne
支援

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:02:39 ID:c1C7KgkO
やたら長時間な支援

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:03:08 ID:NWqf9tne
支援

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:04:31 ID:NWqf9tne
支援

607 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:06:36 ID:Z074dMqq
「散々言っているのですが…何故私はこんな所で貴方に抱き上げられているのでしょうか?
 一騎打ちに水を刺され、果てはただの荷物、ただの救助者扱い―――
 こんな時はむしろ私を捨てていけばよい…それこそが望むところだというのに」

「駄々をこねないで言う事を聞いてッ! ―――ッッッ」 

魔道士の焦りはやがて苛立ちになり
ヒステリックな叫びを上げる
だがその途端、その弱りきった内臓から競り上がってくる感覚に
ゲホッゲホッと咳き込むなのは 


「う、ぅ…―――――頼むから、余裕ないんだってば……もう」

「忘れるなメイガス―――私に騎士の誇り、約束を捨てさせてでも共に生き残ろうと言ったのは貴方だ
 その責任も取らないうちに、自分は一人で自己満足の脱落ですか?
 貴方も戦士なら、己が出した言葉の責任くらい自分で取って貰いたいものです」

「私だってッッ! 死にたくない!!」

セイバーの容赦のない言葉に
舌戦を返す余力もないながらに叫ぶ高町なのは

「―――――でも、、もう術が無いの…」 

その言葉が、弱々しいものに変わっていく

絶対諦めない不屈のエースである彼女は
同時に優れた戦技と冷静な判断の出来る武装隊員でもある

だから理解してしまったのだ
本当に万策が尽きてしまった事に

そうでなければ高町なのはが
あの無敵のエースが

「もうダメだ」などと――口が裂けても言うはずが無い

こうしてるだけで精一杯 
これ以上は出力も出ない
そしてこれ以上、複雑な回避運動を取るには彼女の心身は削られ過ぎた

迫りくる最強の敵に完全に後ろを取られ
意識を保ってるだけでやっとの状態

これで一体、彼女に何が出来るというのか?


「貴方はもう喋るな ナノハ」

その称えた微笑をしまい込み
前方を見やる少女に、騎士の顔が戻っていく

「もはや余裕が無い事は私にも分かる
 他に何もしなくて良い――この出力を維持する事だけを考えて欲しい
 出来ますね?」

そして息も絶え絶えの高町なのはに有無を言わせず自分の意を伝えるセイバー

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:07:52 ID:C0GzN1Z+
さるさんひっかかったかな?
しえん

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:08:12 ID:vhElXiYJ
支援

610 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:08:27 ID:Z074dMqq
「ま、まさか………セイバー、さん、、」

言葉少ないセイバーのその意図を―――いち早く感じ取り、

「無理だよ……貴方の凄さは知ってる……けど、、それでも……」

魔道士がかぶりを振った

それはあまりにも無謀――苦し紛れにすらならない愚行であっただろう

そしてそんなやり取りをいつまでも許すほど敵は甘くない
要塞の周囲に次々と現れる殺意の具現
二人を打ち落さんと口を開く、宝具の発射口

「確かに私一人では無理でしょう 
 当然、貴方の力を借りる」

「貸そうにも、、その力がもう無いの……」

「ある  一つだけ貴方に残された力が、―――」

そのセイバーの言葉が最後まで紡がれる前に、

「ッッ!  くっ……!!」

後方で落雷のような音が響き渡る

轟音一閃
弾き出される宝具の群れ

再び蛇の顎と化した凶刃の束が―――

彼女たちを食らい尽くそうと
その背中に迫っていた

その攻撃に追われ
レイジングハートの舵を大きく下に捻ったのは、、

何とセイバーだった

なのはの握っている杖の両手部分に自分の手を重ね
その上から握るようにして
体力の尽きた高町なのはの代わりに回避運動を担ったセイバー
その行動により、急降下の軌道を取った両者は
後方から飛来する宝具の大軍勢を避ける事には成功した

だが―――

「ダ、ダメッ……振りが、、大きすぎるッ……」

「く、、、、」

操舵主である魔道士・高町なのはが力尽きた
この事よって、飛行が制御不能になる事はやはり止められない
たまたま乗り合わせた乗客が操舵手の代わりを務める事など出来ない

だからこそ、なのははセイバーが無事に圏外に飛び去れるよう
レイジングハートに一通りの逃走ルートをセッティングして
自動航行モードに切り替えたというのに、、

611 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:09:32 ID:Z074dMqq
慣れないセイバーの操舵により
両者はガクンと大きくバランスを崩し
急降下の体制を取ったまま地面に向かって突っ込んでいく

やはり――無理だった

セイバーが高町なのはの代わりになり回避、航空を担当するという試みは
英雄王の一薙ぎで脆くも破綻した

―――当然だ

いかに卓越した戦闘能力を誇るセイバーとはいえ
その人生において駆け抜けた戦いの全ては地上おけるもの
地を駆け、剣にて敵を打ち倒すスキルには長けていても
空を翔るスキルなどは持ち合わせていない

そんな彼女に、ぶっつけ本番で
高町なのは以外には使いこなせないとまで言われたピーキーなデバイス・レイジングハートを使いこなし
いきなり空を飛べと言うほうが無理な話であろう

「こ、これじゃ……もう、、」

「…………」

なのはが絶望的な状況に唇を噛み締める
リカバリーの介する余地の無い完全な墜落の軌道

―――堕ちる

騎士王が、、

エースオブエースが、、

翼折られ
その身を堕天させていく


「味気無い……幕切れよな――」


英雄王と騎士王の宿命の邂逅がまさかこのような結末を迎えようとは、、

勝利を得るのが自分である事に変わりは無い
真の力を解放した男に匹敵するモノなど
全ての次元を探し尽くしてなお、見つけられる筈がない
だから男に初めから勝敗の興味などは無かった

問題はその中身だ

逃げ惑う鼠を駆り立てるために
自分はその蔵の全てを起動させ
己が無双を誇る乖離剣を抜き
反魂という保険までかけてこの戦いに臨んだのではない

その視線の先に映る
かつて自分の目をも見張らせた愛しき女

だが今、女はその誇り高き身を貶め
ドブ鼠に等しい、情け無い姿を晒している

612 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:10:14 ID:Z074dMqq
その鼠どもは
眼前にて男の一薙ぎで惨めに失墜
ほどなくその身体を地に叩きつけられ
見る影の無い肉塊と化すだろう

飛空船にて居を構える男――
英雄王ギルガメッシュが墜落していく両者を見やっていた

さもつまらな気に――ゴミでも見るような目で


ただぼんやりと――


――――――

「う、うう………く、うううううッッッ!!!」

その身を振り絞るような声が大気を切り裂く音に掻き消される
渾身の力を込めてピッチを戻し
何とか飛行状態を回復しようとするなのは

だが、、、もはや――

「だから―――言ったのに……」

悔しげな言葉が彼女の口をつく
ここまで加速のついた急降下を立て直すのは相応の力がいる
今の魔道士の残り体力、魔力では到底不可能だった

もはやその希望は完全に費えたのだ…

「セイバーさんだけでも、、助けられたのにっ!」

騎士の無謀な試みを罵倒する高町なのは
彼女が感情を露に相手を批難するのは珍しい

それは自分の最善と思われた行動を土壇場で覆された事もあるが――
恐怖が紡ぎだした言葉でもあっただろう

彼女の記憶にはっきりと刻まれた「墜落」の恐怖
その痛み、苦しみを思うと、今でも彼女の歯はカチカチと震えてしまう
時を待たずして訪れる破滅――それはもう止められない

「ナノハ―――」

地面に叩きつけられ、その身が崩壊していく感覚
それを今一度味わなければならない

もっとも、魔力切れでリカバーすら出来ない今回は
痛みを感じる暇もなく木っ端微塵であろうが…

その最期を前に体を強張らせる魔道士

「確認する―――何としてでも二人で生き残る…
 その意思に嘘偽りはありませんね?」

「、、、、、え…!?」

その彼女の耳に落ち着き払った声が――

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:10:36 ID:vhElXiYJ
支援

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:11:53 ID:vhElXiYJ
支援

615 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:12:08 ID:Z074dMqq
「だがそれが適わぬ今……己が死んででも私を――
 英霊を救いたい、などと大言を吐く
 ならば多少、その身が屈辱に塗れようと異論はないのでしょうね?」

否、、酷く据わったような声が届く
その不気味なほどに落ち着いた声に
顔を青ざめていたなのはが騎士に目を向ける

そして、その近くに在った
騎士の顔が――爛々と輝く瞳が

絶望に満ちたこの状況下で
まるで怖じぬ動じぬ戦意を以って
なのはの総身を貫く

「正直迷っていた……これは、
 この行為は貴方の誇りを甚く傷つけてしまう行為なのではないかと……
 だがナノハ――もはや貴方を相手に微塵の遠慮もいらないという事が今、ようやく分かった」

「セイバー、さん……何を、、」

今わの際だというのに――
なのはは自分が死ぬという現実より目の前の少女から目を逸らせない

そのあまりの迫力に
有無を言わさぬ―――王気に

「この私の誇りを何の躊躇いもなく傷つけ
 我が身に説教まで施したからには――責任は取ってもらいます
 共に生き残るために貴方にはせいぜいこの屈辱を受け入れて貰わなければ」

静かながら、まくし立てるような言葉だった
少女もまた自分の中でスイッチが切り替わっていくのを感じている

今までの自分は所詮、余所行きの自分
サーヴァント――従うモノとして培った偽りの自分

そして真の自分は、、
この現世においては最も信頼するマスターにしか見せない
見せるつもりのなかった

そんな着の身着のままの自分を――今、開放しようとしている

その行為――セイバーは今こそ
この目の前の魔道士に己が最愛のマスターを重ね合わせていたのかも知れない

細部はまるで違うが、確かに似ている所はある

強情なところ
我が身を犠牲にして他の人間を助けようとするところ(技量が伴っていたから気にならなかったが)
自分を唯の人間扱いして我が身を呈して護ろうなどと言い出すところ……しかも素で

舐めるな、と 馬鹿にするな、と
この英霊を、最強といわれた剣の英霊をただ救われるだけの存在と思うな、と
そんな思いだったのだ

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:13:53 ID:vhElXiYJ
支援

617 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:14:49 ID:Z074dMqq
「セ、、―――ッッッッッ!?」

その尋常でない様相に目を奪われていた魔道士であったが
今、まさに眼前に迫る大地を前にしてはそのような事は些事である
無残に木っ端微塵になる肢体
もはや逃れられぬ結果に、ぎゅっと目を瞑り表情を強張らせる高町なのは

「――、、、目を閉じるなメイガス……そして私を見よ」

「え?―――、、」

だが、そんな魔道士と裏腹に
どこまでも、どこまでも、声が据わっていく騎士

少女は苦笑する

思えばマスターとも、、
自分は幾度となく、こうやってぶつかったものだ
今、彼女を支配するのは怒りと、意地と、そしてなつかしさ

だが確かに悠長にしている時間は無いか、、
そろそろ始めよう―――

騎士が、その行動を起こし、、、、

なのはは驚きに目を見開く


初め魔道士は何をされたのか分からなかった
何が起きているのかまるで認知できなかった

セイバーが、高町なのはの後頭部に手を回し
頭の髪を掴み、ぐいっと強引に引き寄せたのだ

「え、い……痛ッ、、、!?」

その行為に一瞬息が詰まる高町なのは
だが少女の行為はそれだけに留まらず
一体何を思ったか……セイバーは高町なのはの身体

その腕
その足
身体全体を引き寄せて――

絡ませるように密着してきたのだ

「あ、、――」

それはまるで恋人同士の抱擁
否、腕による抱擁どころか足、その他全身を絡ませた様相は
まるで伽のような―――


―――落着まであと五秒


一回り小さな少女の身体が
魔道士の肢体に艶かしく絡んでゆく
目を白黒させてしまう高町なのは

618 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:15:38 ID:Z074dMqq
服の上から合わさる胸から
互いの心臓の鼓動がはっきりと聞こえてくる

そして――その騎士の少女の顔が
自分の顔に近づいてくるのだ

高町なのはとて無菌部屋で育ってきたわけではない
これは所謂――

(、、、……)

何か声を上げようとしたが
状況が状況だけに流石の彼女も二の句が繋げない

この数秒後には地面に激突し、その身が砕けるという状況で
同性の少女で今日会ったばかりの騎士相手から
そのような行為をされる謂れは無い……

あり得ない事態に、魔道士の思考が定まらないのも無理からぬ事であろう
取り乱さず、表面上は平静を保っているだけでも
高町なのはの尋常な胆力を伺わせるものであっただろう


――――落着まであと二秒


顔に互いの息がかかるほどに密接する両者

なのはの荒い呼吸
その負傷による苦しげな吐息が――
目の前にあるセイバーの顔に当たる
そしてセイバーの吐息もまた間近に…

なのはの鼻腔をくすぐる野に咲く花のような香り

それでも少女は構わない
セイバーの西洋人形のような顔が更に――更に近くなり、
このままでは…………

(! …………)

その顔を背けようとして――
頭部は騎士の右手にがっちりと押さえ付けられている事を思い出すなのは


「こんな時に何を!? 悪ふざけも大概に、、」

「―――目を逸らすなと言った筈です」

妖艶なその言葉には一切の抵抗を許さない響きがあった
そしてもはや拒む暇もなく
少女の唇が魔道士の唇に重なる―――


……………………


―――――その寸前で、、接近は……止まっていた

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:15:54 ID:C0GzN1Z+
なんてアクロバットにセイバーさん!?


しえん

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:16:02 ID:uspkXlew
支援

621 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:17:11 ID:Z074dMqq
「―――恐いのですか?」

「な、何を……意味が分からない、、!」

唇を奪われてしまうと思い、本能的に身体が強張ってしまった
その醜態にカァ、と目頭が紅潮していくなのはの顔

明らかに挑発されている
この一見、4〜5歳は年下に見える少女に
冷静を旨とする自分が翻弄されている


――――落着まであと、、


死を前にして自分は何をやっているんだろう?
そんな疑問すら沸かない――不思議な感覚

魔道士の耳元に吐息がかかる
こそばゆさにピクンと身体を震わせる高町なのは

まるで全身を包み込まれたような
否、体内にまで入り込まれたような感覚が魔道士を襲う


そして全てが終わる―――その直前、、

なのはの脳に騎士の言葉が直接届く


「――― 疾く駆けよ 我が意のままに ――」

………………

そして二人は大地に激突する

白と青の外袴
金と栗色の髪が
縺れ合い、絡み合いながら

その地に消えていく―――


「駆けよ―――タカマチ……ナノハ!!!」

再び響く騎士の声
勇猛果敢な戦場の鬨の声


その瞬間―――――大地が爆ぜた

高速で、まるで地面に刺さるような軌道で墜落した彼女たち
大して体重の無い二人が、まるで隕石の落下のような
これほどまでの爆発を伴うほどの激突をしたのだ
もはや生存確率は万に一つもないであろう……

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:17:20 ID:vhElXiYJ
支援

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:17:55 ID:NWqf9tne
支援

624 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:17:59 ID:Z074dMqq
間違いなく衝撃で四散した彼女達


あとはそう―――土煙が晴れた時

その地に無残に潰れた二人の死骸を認めて終わり

英雄王の言の通り、それはあまりにも味気無い結末

そう、皆がそれを受け入れるしかないと思っていた

敵はあまりにも強すぎた
対して二人には抗う術など残されていなかった
この結果は………必然だった

誰も予想しない

予想出来るはずが無い


ここから二人が

最後の逆転の狼煙を上げる事など

誰が予想し得ようか?


再び立ち上がる剣気は、まるで躍動し舞い上がる竜のように

再び羽ばたく翼は、まるで炎の中から蘇る不死鳥のように

爆ぜた大地の爆炎から、その身を宙に躍らせる―――


真なる奇跡が、今―――


――――――

――― 英雄王を倒す ―――

この最強の存在を地に付ける

それには、この二人の英雄が力を合わせなければならない

個々の力では駄目だ

エクスカリバーも
スターライトブレイカーも
アヴァロンも
ACSも

凄まじい力を秘めた技なれど
それは各々の個としての力でしかない

力を合わせる―――

そう、、
初めからこれが前提だったのだ

625 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:18:48 ID:Z074dMqq
この極限状態で
異なる世界の二人の英雄は壁を壊し、心を通わせ―――
パートナーとして、その真なる融合を果たす

青白い魔力と
桃色の魔力が
まるでマーブルのように絡み合い混ざり合う

それは文字通り
身も心も同化させる行為だったのであろう

身を摺り寄せる程に密着したセイバーが
高町なのはにその呼吸、鼓動、気の流れを……合わせていく

これは一番初めにしなければならない事だった

戦場にて、駆るものと駆られるものの心が離れていては――生き残る事など出来ないのだから

サーヴァントセイバー・・・彼女は「騎士」だ

確かに空を自在に駆けた事の無い彼女
単身では、翼の無いセイバーに空戦をやれというのはあまりに無理な話だろう

だが――ならば翼あるものに「騎乗」した場合はどうか?

大空を翔る空の王者の力を借りた時――彼女はやはり無力であるのか?

否、、、
それはセイバーの持つスキルの一つ―――騎乗スキル

思い起こされるは第四次聖杯戦争
自身より二回りは大きいリッター級の化け物二輪
V-MAXをセイバーは自身と同化したかのように自在に駆り立て
ライダーの宝具と互角のカーチェイスを演じて見せた

騎士は駿馬と共に駆ける者
つまりは騎兵としての一面も持ち合わせている
事ここにいるのは全ての騎士の頂点に立つ者
馬上にて、戦の全てを制してきたアーサー王である
当然、ライダーのサーヴァントに該当するほどの能力を持ち合わせていても何の不思議もない

その彼女が今、翼あるモノ―――高町なのはに騎乗した

人間を「馬」として扱う事に一縷の躊躇のあったセイバー
だが、もはや二人にとってそんな事は些事であっただろう

想いは同じなのだ

「全てを賭ける」とは何もかっこ良い事ばかりではない
時には泥水を啜り、屈辱に耐えながら事を為さねばならない
それを何よりも分かっている二人であったのだから

もっとも、そこに至るまでの経緯が互いの相互理解によるものではなく
譲れぬ意地の鬩ぎ合い、、激突から至るというのも二人らしいといえば二人らしい、、

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:19:21 ID:vhElXiYJ
支援

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:20:03 ID:BBQKRsp/
支援

628 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:21:12 ID:Z074dMqq
「ああ、うぁ………ッ!??」

高町なのはがたまらず声を漏らす
その脊椎をワシ掴みにされたような感覚を受け、体内に稲妻が走る

もはや自分の意思では動かない筈の肉体
焼きつき、循環する事を止めた魔力回路
起動するはずの無い身体に余さず火が灯る

それは彼女が体験したことの無い不思議な感覚だった
自分の中に別の力が、異なる意思が入り込み
体内から何かを根こそぎ引きずり出されていくような――

そんな有り得ざる感覚の元
身体が、まるで自身の意思とは無関係に動き
地表スレスレで墜落を回避、、、

その「力」が迫りくる地面を逆に蹴りつけ
まるで飛び爆ぜるような異常な軌道で
二人を宙に押し上げていたのだ

それは空戦の常識をまるで無視した軌道
慣性を、力学をまるで無視した
もはやマニューバの域に収まりきらないもの、、

だが、、

「はああぁッッッ!!!」

「あ、うううっ、、、……!?」

そんな事を考える余裕が、今の高町なのはには無い
上空にて事の趨勢を見やっていたヴィマーナが
彼女らが墜落回避としたと見るや、再び凄まじい宝具射撃を開始したのだ

そして上空から間断無く降り注ぐ爆撃を
騎士は気合一閃、まるで縫うように駆け抜けていく

そう……今、高町なのははセイバーに引きずられている状態
首根っこを引っつかまれて走らされているようなものだった

その、思うままにならない肉体
意思とは無関係に動く身体に顔をしかめながら
目だけを動かして彼女の顔を見る

眼前に在る騎士・セイバーの横顔

その瞳―――
薄緑色の底に沸々と燃えている猛き炎

「やめて、、やめてよッ! こ、こんな……」

「黙っていろと言った筈だ」

「あ、ッ!?」

有無を言わさずに「騎馬」を振り回すセイバー
騎乗と言っても、その背に腰を下ろすような従来の騎乗ではない
抱擁の形でまるで横からしがみつく様な姿勢はとても騎手として機能するような姿勢ではない

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:22:12 ID:vhElXiYJ
支援

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:22:41 ID:NWqf9tne
支援

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:25:57 ID:BBQKRsp/
支援

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:26:27 ID:Dy30GX6+
支援

633 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:39:57 ID:IQ6gCqqD
だが、そんな状態でセイバーは
一回り大きな高町なのはの肉体を完全に支配している

支配……されてしまっている

あのなのはが、、エースオブエースが、、

先ほどの破廉恥な行為とて、そこらの者に同じ事をされたのなら
高町なのはは冷静に対処していた筈である

だが、あの時なのはは……英霊・アルトリアの放つ熱気
熱さに完全に身を焼かれて体が動かなかった 

呑まれていたのだ
英霊というモノの大きさ、存在の力

「委ねよメイガス―――この騎士王に」

そして魔道士を、その奥にある心すらも打ち貫く力を秘めた言葉
何という精悍で揺ぎ無く、満ち溢れた声


「私が貴方を生還させてやる―――必ずだ」


身なりはあくまで年若い少女
なのはも話していてつい、彼女を少女扱いしそうになるほど
この騎士は可愛らしくて、年相応の可憐さを持っていた

そうだ、だからこそ忘れていた
そして、あまりにも超絶的な相手を前にしているから、なお考慮の外であったが、
この目の前の少女もまた、英雄王と並び称されるほどの
ヒトを遥かに凌駕した強大な王なのだ

今や騎士に、少女としての側面は微塵も無い
千の兵を率いて国を守り
万の敵を畏怖させた伝説の騎士王
その気勢のままに、彼女は戦場を駆ける

その姿のあまりの猛々しさに
高町なのはの喉にコクリ、と生唾を飲む音が響く

瞳の深い緑色に――身も心も雁字搦めにされそうになる


だが――――

「―――ち、違う! そうじゃないっ!!」

「ぬ、うっ!?」

セイバーによって操られていたその軌道がガクン、と揺れる
今度は少女が驚きに眼を見張った

留まる所を知らぬ凶刃の爆撃の合間を縫って飛ぶ二人
その二人の前方に、バリケートのように降り注ぐ宝具の束
それを先読みしたなのはが、セイバーの意思を撥ね付けて舵を奪い進行方向を鋭角に変えた

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:41:52 ID:bkkdK1rL
しねん

てか、なげえw

635 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:41:52 ID:IQ6gCqqD
宝具の壁とほぼ直角に曲がる二人
斜めに回転しながら、その方向を転換させる軌道は
もはやこの世に現存するどのような航空機を以ってしても不可能な領域だった


「何のつもりだ――ナノハ」

セイバーの目の前にある瞳が危険な光を放つ
それに射抜かれるだけで、なのはの全身から汗が滲み出てくる

だが、、このままでは納得出来ない――空の人間として

その反骨心がどこから来るのか……

一つ言える事は―――

高町なのはとて、いとも容易く
無遠慮に背中に蔵を置かれる者である筈が無い、という事だ


人外の威圧感を放つセイバーに魂を射抜かれ
心身共に完全に支配されそうになって、なお―――ギリギリの所で踏み止まる魔道士

そのセイバーに対し、なのはが鋭い眼光を返す

「―――我が手綱を拒むか……メイガス」

「拒まない……この選択は多分、間違ってない、、」

額と額が擦れるほどの至近距離

「今はそれしか道がないなら……馬でも鳥でも何でもやるよ」

バチ、バチ、と互いの視線をぶつけあう
騎士王とエースオブエース

「でも全てを委ねるわけじゃない……
 教導隊の魔術師を、そう簡単にねじ伏せられると思わないで!」

頭上から降り注ぐ爆撃を避けながら
両者は睨み合い、意をぶつけ合う

「―――――ならば、、抗うが良い」

やがて、その口元に
不敵な笑みを浮かべるセイバー

「そう―――今は共に抗う時だ  
 我が剣を前に決して折れなかった者が、あの男相手には折れる…
 そのような事、私は認めない―――絶対に許さない」


厳しい眼を少女に向けていたなのはだったが――
その言葉にハッ、とする

セイバーの言い知れぬ怒りと、そしてやるせなさ
その正体……抑えきれぬ憤慨を
事もあろうに自分が与えてしまったという事に―――

彼女は今……気づいた

636 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:43:25 ID:IQ6gCqqD
折れたつもりは無かった
やるだけの事をやって
それでも至らないが故の最善の措置のつもりだった

だが、騎士にとってそれは最大級の侮辱なのだ

否、、自分とてそのはず――

パートナーがその身を犠牲にして
自分だけを生かそうなどと言い出したら
自分は素直にそれに乗れるだろうか?

身も心も折れてズタボロになっている者を犠牲にして
命を拾う事に耐えられるだろうか?

否、耐えられない
そのパートナーを引っぱたいてしまうかも知れない

しっかりしろ、と……
寝惚けるな、と……

騎士は今、あえて無体な仕打ちを彼女にする事で
高町なのはを発奮させたのだ

必死だった
目の前の者を救おうと無我夢中だった
だが、そんな善意が時に人を傷つけてしまう事もあるのだ、、


「ごめん――どうかしてた……」

それに思い至り
素直に謝罪の言葉を送るなのは

「…………謝る必要は無い
 貴方と私の勝負はまだ終わっていないのだから
 私と貴方の意地、誇り、矜持、信念……」

あくまで挑戦的な口調で返すセイバー
だがそれはきっと――照れ隠しであったのだろう

「どちらが上か、、決着をつけましょう ナノハ」

セイバーとて同じだったのだから

なのはに対し、自分を置いて逃げろと――
先に散々言ってきたのも少女なのだ

「セイバーさん……私たちの会話って、、、」

「……む?」

「典型的なイタチごっこだよね……」

「……………」



思えばずっと同じ事で、自分たちはケンカしている気がする

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:43:29 ID:vhElXiYJ
支援

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:44:03 ID:NWqf9tne
支援

639 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:44:19 ID:IQ6gCqqD
ともあれ、確かに謝る道理は無い
あくまで道理を通しただけ
借りも貸しも作りたくない
後方のギルガメッシュにもそうだが
何より目の前のこの騎士に負けたくない

男の介入で決着つかずになってしまったが
この騎士との戦いもまた終わってはいないのだ

そうだ
その通りだ

こちらが一方的に護ろうなどと
一方的に救おうなどと
何ておこがましい――

それは互いを――互いの力を甘く見る行為

無敵を冠する両者だからこそ
片方に一方的に寄りかかるなど許されない


それは期せずして辿り着いた
二人の真なる絆のカタチ

だって気づいてしまったのだから

今ようやっと……

――― ああ、この人は、、、 ―――

――― この者は 、、、 ―――


――― 自分に似ているんだ ―――


、と


鏡に映った写し身の如き魂を持つ彼女たち
支えあいながら
時にはぶつかり合いながら

二人は高みを目指す

英雄王ギルガメッシュという、決して届かぬ筈の高みへと――


「負けないよ……セイバーさん!」

「望むところです  ナノハ―――」

沸々とその力が沸いてくる両者

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:44:43 ID:NWqf9tne
支援

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:44:56 ID:16pg5UUN
支援、気になったが蔵じゃなくて鞍でないかい?


642 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:45:19 ID:IQ6gCqqD
両の手を重ねる―――

なのはの人差し指とセイバーの中指が絡み
そして再び魔道士の手が、その上から騎士の手が
レイジングハートの柄を優しく握る

セイバーの騎乗を許したなのはと
なのはにその身を委ねたセイバー

レイジングハートを中心にして、左構えのなのはと右構えのセイバー
まるで左右対称のシンメトリー
身を寄せ合い、息が届くほどに密着して
決して互いを離さぬよう、その身をしっかりと抱き寄せながら――二人は飛ぶ

そのフォルム――
なのはの白い法衣とセイバーの青い外袴が風に任せて翻り、、それはまるで両翼のように――

まさに空の王者・戦闘機の如き姿を空に映し出す

たどたどしかった軌道に躍動感が加わり
落ち込んでいた速度が、その推力を取り戻す

二人のどこに――どこにそんな力が残っていたのだろうか?

もはやゴミ掃除と何ら変わらぬ
その程度の価値しか見出していなかった
英雄王の眼前に、今―――

一つの究極が誕生した


「、、、、、―――」

ヴィマーナの内
台座にてギリ、と歯を軋ませる音が響く

ゲートオブバビロン
その掃射を、その手を緩めず
男は一切の容赦も無く二人に死の凶刃を降らせる

それを―――悉く回避する

青と桃色の入り混じった尾を引く一条の彗星

「ナノハ―――貴方にはここで借りを返したい
 その発言や行動に、私の方が聊か振り回され気味でしたので」
 
地を駆ける駿馬の如く
空を舞う鷲の如く
かつてない躍動を以ってソレらは飛翔する

「我が手綱にて存分に振り回される、その覚悟はいいですか? メイガス」

「………セイバーさん  まだ怒ってる?」

「はい とても」

「あちゃ……」

ニコリ、と笑うセイバーに、気まずそうに顔を背ける高町なのは

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:45:22 ID:vhElXiYJ
支援

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:46:09 ID:NWqf9tne
支援

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:46:27 ID:vhElXiYJ
支援

646 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:47:11 ID:IQ6gCqqD
だが、それも振りだけだ
高揚する戦意、抑え切れないほどの荒ぶる気勢を暴発させないよう
互いを制御するために行うコミュニケーションに他ならない

「じゃあその怒りを力に変えてアップトリム40!」

事実、突っけんどんな言葉とは裏腹に
騎士の手綱による、なのはの身体にかかる負担は激減している
荒々しくも細心の注意を払った騎乗
そのこちらの性能を100%把握し、無理の無い稼動域にて最大の効果を叩き出す

やはりこの騎士は―――最高だった

「アップトリム――上昇か……了解です」

まさに人馬一体と化した騎士王とエース
総力を挙げたゲートオブバビロン
その切っ先が地表を埋め尽くす、

―――その前に


降り注ぐ宝具の雨に向かって自ら真正面から飛び込む両者
千を超える弾幕をまるで意に介さずに上昇する彗星
鯉の滝登りのように、自らに打ち付ける瀑布を意にも介さない

これだけの凶刃に向かっていっているというのに
二人の身には刃がかすりもしない

重ねた体が
セイバーに教えてくれている
空の飛び方を――次にどうすればよいのかを

溶け合う心が
なのはに示してくれる
騎手の技量を――この者と飛べばどれほどの事が出来るのかを


「見切りが甘い! セイバーさんならもっとシャープにいけるよ!」

「ふむ、なるほど――貴方の性能ならば、より踏み込めたか
 流石のじゃじゃ馬ぶりです ナノハ」

「ほ、褒めてないよね……それ、、」

「いえ、最大級の賛辞ですが?」

顔をしかめる魔道士にクスっと笑う騎士

そしてまるで空というキャンパスに描かれた芸術のような見事なバレルロール
迫る剣の群れを回転しながら、旋回三連続
そして速度を全く落とさずに上昇

有り得ない――
捕らえられない――

これほどの刃の掃射が
王の財宝が、その宝具の顎が

二人を滅する事が出来ない

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:48:20 ID:vhElXiYJ
支援

648 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:48:35 ID:IQ6gCqqD
「ナノハ、往きますよ!」

「ひひーん」

「ぶっ!?」

途端、ガクンとバランスを崩す両者
あまりの事に騎手がつんのめり、体勢を維持し損なう

その背中に、顔面スレスレに………王の宝具が通り過ぎる

「………………」


危ないところだった

「――今のは何だメイガス…? ふざけているのですか…?」

「ご、ごめん、忘れて……」


今のタイミングはバット
終わってしまってもおかしくない危うさだった

所在無く頭を下げるなのは


「―――貴方がそういう茶目っ気を発揮する人間だとは思いませんでした……」

「う、、、ごめん、許して……」

「体力、気力共に限界と見受けましたが―― 
 なるほど、あれは芝居でしたか……案外に余裕があるものだ、、」

「ち、違うの…本当に」

顔を真っ赤にして否定する魔道士

出来心とはいえ、滑りまくった感がありありで
恥ずかしくて死にそうな高町なのはである

「馬になるなんて初めての体験で…その、、

 何か、、楽しくなっちゃって…」

……………………
……………………
……………………


セイバーは、もはや何も言わない
複雑な笑みを浮かべるだけだ

余裕など無い筈だ

今も敵の攻撃を容易く裁いているわけではない
一秒後には直撃を食らい、散華している確率の方が遥かに高いのは変わらず

だのに二人は今――全く死ぬ気がしない
これ程の刃の雨を掻い潜っていながらそれに当たる気がしない

649 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:49:23 ID:IQ6gCqqD
「――――目障りだ」

英雄王の苛立ちはもはや頂点に達する
その怒りが、まるで大気をぐにゃりと歪めてしまう程に

だが、その怒りを以ってしても
今の二人を阻む事は出来ない

そうだ、、―――楽しい

戦に愉悦を感じる二人ではない
だが、この相棒と戦うのは楽しかった
本当に楽しかった

期せずして出会った戦闘の天才同士
その二人の感性が織り成す無限の可能性
次から次へと沸いてくる戦術
相手がどれだけ強くても、どれほどに死に直面しても
それに拮する手段が次々と沸いて出てくる

―――ベストパートナー

高町なのはも、セイバーも
今、互いに組んでいる目の前のパートナーをそう呼ぶつもりはない

各々は既に――そう呼べる伴侶というべき人がいる

誰よりも何よりも心を通わせ
その生涯を共に生きる人がいる
その者達の名誉にかけて
今の相手を安易に「ベスト」と断ずる事は決してしない

それでも、――――

「―――風よ……今一度、、」

よかったと思う

この騎士と
この魔道士と
轡を並べて戦う事が出来てよかった、と

出会えてよかった、と

二人はそう思わずにはいられない!


「爆ぜよッッッッ!!!!!!!!!」

そしてセイバーの咆哮一閃
再び紡ぐは風の鉄槌

杖から生成された桃色の翼に若草色の風が纏われる

その腰に構えた聖剣に集まる暴風の力もまた
魔道士と同じ――騎士に残された最後の力であった

だが、、躊躇いは無い

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:49:27 ID:uspkXlew
支っ援

651 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:50:45 ID:IQ6gCqqD
マスターの探索、聖杯戦争の勝利
いずれも譲れない事象なれど今は――

この盟友に報いるため
彼女と共に戦った末に逝き付いた先が――あの世だった…

そんな結果にだけはしない

その想いが――願いが――この彗星に更なる推力を与える

この日、無限の欲望が生み出した異空間にて
あらゆる飛行物体を凌駕するモノが現れる

高町なのはという翼を駆る騎士の王
それは竜を凌ぎ、天馬を超え、
あらゆるモノを上回る強大さで空を支配する

高出力の戦闘機のフルブーストに高性能AI
そして風のロケットエンジンを搭載した
桃色と薄緑の炎を纏った神域の空戦魔道士&騎士

それが慣性をまるで無視した軌道にて
全ての宝具の嵐をかいくぐり――――抜けた!

まるで天を貫く竜が如く、その身を躍らせた彼女達

そしてついに、、、ついに―――

追いすがるヴィマーナから逆に、、上方――

空戦におけるウィニングポジションを取ったのだ


「我が目障りだと言っているのだッ!
 疾く消え去るのが礼儀であろうがッッ!!」

男の怒号一閃
全ての魔矢がかぶりを振って
上方にその発射口を向ける


だが、遅い!
もはやソレを阻めるものは何も無い


   敵を見事撃退した余勢で完全な勝利を求め
   敵を深追いし過ぎた挙句、返す刀であっさりと討ち取られる
   それは戦において一番気をつけないといけない事であり、初歩だ


あれほどの猛威を振るった最強の英霊でさえ
こんな基本的なミスで打ち滅ぼされる


   それが―――戦いの怖さ


セイバーの瞳が獲物を狩る時の危険な光を灯す
だが、ここに来て高町なのはは一瞬、躊躇する

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:51:03 ID:vhElXiYJ
支援

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:52:57 ID:vhElXiYJ
支援

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:55:18 ID:bkkdK1rL
投下始めの時間見て吹いたwww
支援支援

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:55:26 ID:BBQKRsp/
支援。なのはさんひひーんてww

656 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:55:43 ID:IQ6gCqqD
この優勢すら敵の懐の一部だとしたら?
対応策を既に整えていたとしたら?
今宵、自分達の全力全開を悉く、いとも容易く弾き返してきた敵
冷静な魔道士がそう考えてしまうのも無理からぬ事であろう

だが、、、

「臆するなッ!!!」

その迷いを、その躊躇を
騎士は一喝にて振り払う

「躊躇うなナノハ! 貴方の力を――
 この身をも震撼させたメイガス・タカマチナノハの力を信じよッ!!」

「分かってる!! ありがとうッ!!!」

それで魔道士の迷いも消える
そうだ
何度跳ね返されても、何度阻まれても決して諦めず
自分だって、そうやって希望を――勝利をつかんで来たのだ

「ここで全部叩き込む! 絶対に通すッッ!! いっけぇぇぇぇッッ!!!!!」

<Yes my master!!>

こんなに凄い騎士が力を貸してくれている
それで通せない敵など――いるはずがない!

もはや、男の苦し紛れのように投じたいくつかの宝具
それを―――

二人は空中で分かたれるように左右に離れて回避
そのまま、各々が王の飛空挺に向かって急降下する


   なのはとて、セイバーとて、これで自分たちの方が強かったなどと間違っても思わないだろう  
   二人掛かりで全く歯が立たず、耐えて偲んで逃げて――
   その末に偶然落ちてきた勝利を拾ったに過ぎないのだから


稲妻のように降下する騎士王セイバーとエースオブエース高町なのは

「だああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁああああああああああッッッッ!!!!!!!!!」

「やああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁああああああああああッッッッ!!!!!!!!!」

裂帛の気合がシンクロする
左右に分け放たれた両者が、目にも止まらぬ速さで降下し
それに標準をつける

それとは即ち―――飛空要塞・ヴィマーナの両翼

「ぬう、う――――貴様、らァッッ!!」

その虚空からエアを抜き放つ英雄王
再び彼女達を飲み込もうと、その円柱状の剣が回転を始めるも――


――― 時既に遅し ―――

657 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 17:58:57 ID:IQ6gCqqD
空を両断する閃光が2陣
それがヴィマーナを宙に浮かせている羽を通り過ぎる

途端、、


「く、お――!?」

その失墜に大きくバランスを崩す英雄王

通り過ぎた紫電
そのあまりの速さに一呼吸遅れて――

右の翼が、まるでナイフで切られたバターのように本体から斬り落とされ、、
左の翼の中央に、大きな穴が穿たれる


   だが、それでも彼女らの勝因を……男の敗因を挙げるとするならば――
   彼女たちは失わなかった―――
   どれほど絶望的な状況に晒されても、どれほど痛めつけられ、その身を砕かれようと
   決して自分を失わなかった―――

   

両翼を失った、英雄王の駆る古代の宇宙船が
その推力を失い、墜落を始める

二つに分かたれた流星
高町なのはが、落ちるセイバーを先回りして抱きとめ
空中で再びその身を一つにす


   対して男は―――その憤慨から、怒りから
   自分を見失ってしまった
   汚らわしい敵を一掃しようと、王という玉座を自ら立ち
   敵と同じ戦場に立ってしまった

   故に――敵の攻撃がその身に届いた

   もし彼が、強大な王なままであったなら
   彼女たちの最後の攻撃でさえ、受け止め弾き返していただろう



その巨大な飛空船が―――なすすべも無く落ち続け


―――――、、、、、、、

地を揺るがす巨大な轟音が二人の耳を震わせた


地面を削りながら、えぐりながら、それは艦首をひしゃげさせ
機体を倒壊させ、その雄大な威容が見る影も無く潰れていく
巨大な質量がその大地に及ぼす影響は計り知れない
その地表を深く、深く抉り取りその地層の奥の奥まで犯す巨大な船

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 17:59:16 ID:vhElXiYJ
支援

659 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 18:01:45 ID:IQ6gCqqD
そして――ほどなくして上がる、、、火柱

目を覆う閃光、鼓膜を破るほどの轟音と共に
古代の宇宙船たるヴィマーナ――英雄王の駆る要塞は

天にも届く巨大な炎の中に消えていった、、


「やった、……?」

「…………」

その様相を……
その威容を……

自分達の為した事でありながら
信じられないといった体で見守る騎士と魔道士

「勝った、……、、?」

「…………」

うわ言のように繰り返す魔道士
その手が、その体が震えている

セイバーも同様に――
暫くの間、その意思を言葉に出来ない

「セイバ−、さん……」

「…………ええ、、」

「……」

「恐らくは――」

その言葉を聴いた瞬間、、
その言葉を口にした瞬間、、

今度こそ――今度こそ、、、!


終わったんだと……
自分達は勝ったんだと ……

その勝利の余韻にようやっと……浸ってもいいんだ、、という思いから
感極まる空と剣の英霊たち

「信じられ、ない……全然、実感……無い、、」

「―――ええ」

「正直、、何度もダメかと思った…」

「―――ええ」

「本当に勝ったんだよね、、私達……」

「―――ええ」

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:02:54 ID:vhElXiYJ
支援

661 :なのは&セイバー×ギルガメッシュ完結編:2008/08/03(日) 18:04:21 ID:IQ6gCqqD
苦しい戦いは何度もあった

だが、、この歴戦の魔道士をして、ここまで――
ここまでの激戦があっただろうか?

疲労と、消耗の極みにある肉体は何かの支えがなければ起立している事も難しく
しっかりしなくては、という意思と反して……その体が騎士の少女にしなだれかかってしまう

支えとなった少女も、その肩にかかる彼女の頭に手を添える

「私達の……勝ちです――ナノハ」

そして一言――

力強い騎士王の声がなのはの耳にやさしく響く

その勝ち鬨の言葉を以って―――


この長かった戦いに……ようやく終止符が打たれる


強大な敵を見事、撃墜した余韻にいつまでも浸っていたい衝動にかられる二人

苦しかった、あまりにも苦しかった戦い
空中だというのに、その場にへたり込んでしまいたい彼女達

だが余韻に浸っている暇も
相手の安否を確認する余力もありはしない

残った力を振り絞り、途絶えかけた意識と体に鞭打ちながら
彼女たちはその場を後にする

「疲れちゃった、ね……」

「全くです――」

もはやそれは彗星とは程遠い
傷だらけのツバメ達―――

折れかかった羽を気遣い合いながら――


二人は、朝日昇る空の向こうへと――――


消えていったのだった



662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:05:07 ID:NWqf9tne
支援

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:05:26 ID:vhElXiYJ
支援 終わった…のか?

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:05:32 ID:C0GzN1Z+
これでおわりか?

しえん

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:06:01 ID:1LyyPsh9
支援

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:06:20 ID:c1C7KgkO
やけにあっけないな
支援

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:06:46 ID:Dy30GX6+
エピローグか支援

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:06:52 ID:IQ6gCqqD
長時間の支援、どうもです

取りあえず本編はこれで終了
途中から、怪獣大戦争を書いてる気分になりました
ゴジラがセイバーでラドンがなのはでキングギドr

あまりにも長い時間、占拠して申し訳ないので
ルートエンディングであるエピローグは夜にでも……

では夜にノシ

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:08:28 ID:A6dzzQLi
乙!

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:08:37 ID:Dy30GX6+
GJですよー!世界の中心で叫ぶよー!!

夜が待ちきれませーん!

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:10:19 ID:vhElXiYJ
GJ!夜にエピローグですか…楽しみにしてます

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:10:41 ID:1+ZrGG5x
>その後にいきなり襲ってきた金色の騎士(?)……
>セイバーさんと協力して、逃げ延びるのがやっとだった

「勝った」と断言した今の展開とは若干印象が異なるような……。
まぁどうでもいいことなのか?

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:11:13 ID:1LyyPsh9
夜が待ち遠しいw
乙でしたー



674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:14:20 ID:NWqf9tne
GJでありました! ギルのチート能力全開で暴れさせながらも、なのはさんとセイバーの折れない強さを巧みに描くことで、
一方的な蹂躙とは感じさせないことに成功している、リリカルブラッド氏の技量には感服するばかりです。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:17:51 ID:vhElXiYJ
>>672
というより、青子ルートとは初期の展開から違うものだと思ってる
どう見てもギル倒してるし(ギリギリのギリギリだが)

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:22:01 ID:YJWLiVrk
倒した? 本当に倒したんだよね? なんかここのギル様ならまた立ち上がってきても、
だよねー、とかいって納得しそうだ。そんくらいブラッド氏の王様チートすぐる
なにはともあれGJ

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:25:01 ID:c1C7KgkO
なのはさん、ひひーんって……
ヴィヴィオに知られたら、どんなリアクション取るだろう?

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:26:09 ID:9xjK8qLp
GJ!!です。
もしギル様が生きてたら、なのはの顔は忘れないだろうなぁ。なぶり殺したい的な意味でw
なのはさんが倒せないならぬ、ギルガメッシュが倒せないが聞こえてきそうだw

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 18:43:47 ID:Nm5PX5fb
>>668
大作投下乙でした

修正不可のような気もしますが指摘
1.原作ではヴィマーナは河に撃墜されましたが、キャスター戦に影響を与えたりはしませんでした
登場人物たちも船が撃墜されたことはスルーしてますし
『巨大な要塞』というのは無理があるかと

2.ボロボロな状態でセイバー抱えてるなのはに
音速を超えて飛行できるヴィマーナが追いつけないのには違和感を感じました

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 19:19:23 ID:jZbuWD+B
>>679
     ↑←なの&セイ
     |  ■←ギルさま
     |
     |
     |
--------------------------------------
こんな感じで追い抜くというか、空中に止まってたら
なの&セイが上がってきて上空取られたってイメージなんだけど
速度関係あるのか?

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 19:29:49 ID:YwoUvgpp
>>679
ボロボロな状態でセイバー抱えてるなのは、ではなくどう考えても合体なんだろう。

ほら、真・お化けきのこは飛べないが、空を駆けるジェットやかんずると合体すれば……

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 19:35:06 ID:r+MVnK4W
愛の力ですよ

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 19:41:37 ID:4eg3E2Up
本気ギルチートすぎだろ。
恐ろしいことだ

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 19:42:36 ID:uspkXlew
リリブラさん超乙!

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 19:48:45 ID:bmxPIjiQ
乙。
あと二、三回は蘇ってきそうなチートっぷりです。

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 20:28:05 ID:egUDgQ1S
L.O.B更新
凄い場面で終わりやがる……

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 20:30:47 ID:1LyyPsh9
桜怖ぇよw
激しく続きが気になるなw

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 20:39:08 ID:vhElXiYJ
リリブラ氏の作品やLOBを見てるとなのはの解釈も色々あるんだなと感心する

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 20:49:23 ID:rkVSUO/h
GJ
しかし本当に長かった……。

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 21:14:27 ID:C0GzN1Z+
気の早いようだが、エピローグはまだかなー

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 21:14:47 ID:WrF+RGCP
敵だからこそ許されるチートだよな。蘇生したときにはもう駄目だと本気で思った

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 21:35:11 ID:C0GzN1Z+
敵とか見方とか関係なく、ギル様ならば許されるw


693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:09:46 ID:2cU6Go1S
リリブラ氏へ・・・

あんた最高だ

694 :リリカルブラッド:2008/08/03(日) 23:35:31 ID:Tr37NxkJ
いつも多数の感想ありがとうございます
励みになりますマジで

ではエピローグ、投下します
変な所で切ってしまったおかげでいらぬ誤解を与えた部分もあって申し訳ない
そこら辺は解決させたつもりです

でも「要塞」と「鞍」はやっちゃった感があるのでwikiで修正します

ではなのはルート・エンディング  落とします

695 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:38:11 ID:Tr37NxkJ
――― 身体が、、動かない ―――

朦朧とする意識を取り戻し
その肉体に思考の戻った彼女が初めて思った事がそれだった

気だるげながら覚醒している意識
にも関わらず、その肉体のパーツのどれをとっても
彼女の思いのままになる箇所が無い

まるで鎖に縛られているような――
金縛りにあってしまったかのような――

そんな感覚が彼女――高町なのはを襲う

(………………)

もっとも彼女は理解している
それは当然の事態だと

魔力エンプティに加えて
あの墜落事故を遥かに上回る総ダメージ量
かつてない激戦に苛まれた身体の疲労
どれを取っても、自身の肉体の限界を三段は超えている
起きてすぐ、動けるはずがない

もしかしたら後遺症が残る可能性も――


「―――気がつきましたか……ナノハ」

最悪の事態が頭の中をよぎる
そんな中、高町なのはに声がかけられた

自分は今 硬いベッドに寝かされ床に伏せている
そこまで自分の意思で辿り着いた記憶はない

そうだ―――
そんな事も思考に入れられないほどに彼女は疲労していたのだ
恐らく自分をここまで運び、介抱してくれた
今、自分を心配そうに見下ろす金髪の少女

「セイバーさん……」

名前を呼ばれた騎士の少女がほっと一息つく
そんな様相を見てとり――

「手当てしてくれたんだ…」

自分に施された簡素ながらの治療
巻かれた包帯などになのはは気がついた

「ありがとう……面倒かけちゃった、、」

騎士に申し訳無さそうに頭を下げる

「礼には及びません……大した事はしていない
 鞘の回復が良いタイミングで行われたため、元より外傷はなかった」

696 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:39:57 ID:Tr37NxkJ
アヴァロンの回復は凄まじいものだった
体組織のほとんどが引き裂かれた、再起不能レベルの傷をすら蘇生させ
神経に痛みは残るも、骨や筋肉に後遺症が残る事は――どうやら無いようだ


「………ここはどこ?」

現在の状況を確認する魔道士

セイバーの話では、あの後
共に支えあいながら上空を飛び続けた両者であったが
疲労困憊で限界をとっくに超えていたなのはは戦闘が確実に終了した事を認識した途端
力尽き、その意識を落としたのだという

そして、なのはという司令塔を失ったセイバーであったが、
組み込まれていたレイジングハートのリカバリープログラムのおかげもあり
ちぐはぐながらも何とか飛び続け、ここに着陸したというわけだ

「的確な指示でした……彼女の助力がなければ二人して地面に落下していた事でしょう」

<shanks> 

主人想いの杖に賞賛の言葉を送るセイバー

ここは―――山岳地帯

ただでさえ人気の途絶えたこの世界にて
更に人の寄り付きそうの無い、秘境じみた景観
相応の距離を飛んだセイバーは
そこに、山師の使うような古びた小屋を見つけ――

なのはを寝かせるため
そこに降り立ち、今に至るというものだ


こんな人里離れた場所に身体を休める小屋があった事も
中に治療道具があった事も出来すぎなくらいの僥倖である

素直にそれに甘え
ようやっと一息つけたセイバーとなのはであった、が――


「セイバーさん」

そんな柔らかい空気を否定するかのように
なのはは固い声でセイバーに問う

「どうしましたか? ナノハ」

「…………」

一呼吸、、じっくり一呼吸置いてから――

「勝ったの? 私達…」

その問いを魔道士は口に出す

「…………」

「…………」

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:40:26 ID:jWmPk6T7
支援

698 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:41:05 ID:Tr37NxkJ
「空にてその問いには答えたはずです ナノハ
 私達の勝ちです、と」

「じゃあ……質問の仕方が悪かったんだね」

黒真珠のような光を放つ目を眼前の騎士に真っ直ぐに向け、


「倒したの? 私達……本当にあの人を、、」

その問答の核心を切り出した

「……何故、そのような事を?」

「うん、、一応、確認、、、」

「そのような心配をする必要はありません……
 貴方は消耗し切っている、、体に障ります」

言葉を濁す騎士

歯切れの悪いセイバーを前にして
高町なのはは断固引く気は無い

「あれほどの墜落に巻き込まれたのですから
 普通に考えれば無事に済む確率の方が遥かに――」

「セイバーさん」

なのはの双眸が正面からセイバーを射抜く

その真っ直ぐな瞳は
あらゆる虚偽やはぐらかしを見抜く鷹の目のようだった

――――フゥ、と…

防戦に徹しようとしたセイバーが
その無駄を悟り、溜息を一つ、、、、

そして白旗を揚げる

「アレで大人しくなってくれるような輩なら――苦労はしていません」

「………そっか」

騎士の、その言葉の意図する所は明らか
十分すぎるほどの答えを得て、、

なのはは再び、ベッドに体を横たえた

最後のあの空で確認をした時から……
セイバーには分かっていたのだ

サーヴァントであるが故に――

あの爆炎の中
男の強大な気配が微塵も消えていない事に、、


699 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:42:39 ID:Tr37NxkJ
疲労で力尽きる寸前のなのはには伝えなかった
これ以上の負荷をかけないためにあえてはぐらかした

その事実―――

倒してなどいない……

まだ、、何も終わっていないのだという事を……


「しかし何故? 最後の一撃は快心の手応えだった
 あの一刀、、相手を打破した事に疑いの余地は無いはず」

「全然快心じゃないよ…
 あんなの、逃げながら手を振り回してただけ、、」

試すようなセイバーの問いかけに真っ直ぐに自分の意見を示すなのは

「あんなに強い人を倒そうっていうのに、気持ちの乗らない攻撃を何発繰り出したって届くわけが無い……
 初めから、撤退しながらの攻撃が通用する相手じゃないのは分かってた
 あの局面じゃ、良くて相手を押し返すのが精一杯、、そう思っただけ……」

「………」

人は弱い生き物だ
そこに希望を見出せば、安易な認識にその身を委ねてしまう
そんな中、一切の希望的観測・妥協を許さない思考

(やはり、大した人だ……貴方は――)

改めて、目の前の魔道士を見直すセイバー

「セイバーさんは――」

「え?」

騎士の顔を見ず、天井に視線を彷徨わせながら

「もう一度、あの人と……戦うの?」

なのはは躊躇いがちに少女に声をかける

「―――はい」

即答だった

「この身は再び――あの男と雌雄を決する事になるでしょう
 それは決して覆せぬ事実」

瞳に強い意思を込めて――騎士は臆する事無く答える
あの恐ろしい敵と……再び相見える事を

天井を見据えていた高町なのは
その瞳が、揺れる

「止められるなら、、止めたい……」

躊躇いがちに紡がれたその言葉は
高町なのはの偽らざる本心だった

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:43:44 ID:jWmPk6T7
支援

701 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:43:48 ID:Tr37NxkJ
「今度こそ死んじゃうよ、、あんな人を相手に……ん、、――」

その言葉を遮るように、、、
なのはの口に人差し指が当てられた

「それ以上言うと、また喧嘩をしなければなりませんよ?」

苦笑混じりにピシャリと、はっきりとその言葉を切り捨てた

あの男との闘いは聖杯戦争を勝ち抜く上で
騎士の決して避ける事の出来ない戦いなのだ

なのはだって分かってる
自分の言葉じゃ、それを止められないという事に

やるせない気持ちになってしまい
魔道士は、騎士の少女の見えない方向に寝返りをうち
口を閉ざしてしまう

再び、沈黙が支配する山小屋

その中において――

騎士は、いずれ来るであろう
その宿命の戦いに想いを馳せる


あの強大な王と向かい合う――自分の姿を幻視しながら


――――――

地平に消えていくその姿

籠の中に囲った鳥が

檻を食い破り

空に飛び立っていった

その様を、、

男は無言で見つめていた


燃え盛る炎の中、悠々と歩を進め
その荒野の只中に立つ黄金の肢体が一言――

「―――ススで汚れた」

現状の不快感に対する率直な感想を述べていた


遥か彼方を飛び退るセイバーと女
あの距離では……
新たな宝具を展開したとて、もはや影すら掴めまい

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:44:39 ID:jWmPk6T7
支援

703 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:44:47 ID:Tr37NxkJ
「セイバー ――――」

使用した全ての宝具が男の宝物庫に還ってゆく
ヴィマーナの残骸、撃ち尽くす寸前だった英雄王の無尽蔵の宝具たち

これだけの戦力を投入した事など――
いつ以来であろうか?

しかもそこまでして、成果が全く芳しくなかったというのだから
男の苛立ちは想像に難くないであろう

「もし次に相対せし時―――その輝きが色褪せたままであったのなら…
 お前を見初めた我の見込み違いであったという事」

遠ざかっていく背中
その金色の髪の少女に向け
その真紅の瞳に暗い陰を落としながら


「その時は――我自らの手で唾棄してくれよう」

男は言い放つ

この強大な身が見初め、認めたモノが
醜悪なイロに染まる事など在ってはならない

そのような事、、この万物を支配する王が許せるわけが無い

「―――――」

次、、、

そう、、、次といえば――

――― 次は勝とう ―――

あの端女……高町なのはの言葉が耳について離れない

結局、最後の最後まで王同士の逢瀬を邪魔してきたあの女
市井の身でありながら、あのセイバーを御し
従えるかのような様相も気に食わないし
男の誅殺から逃れ、その無礼な発言の数々を償わせられなかったのも口惜しい

そうだ
認めねばなるまい

もしこの邂逅――
男と騎士王の一騎打ちであったなら
自分は間違いなくセイバーを陥落せしめていた筈だ

それが叶わなかった原因――

あの女の存在が、、覆した
決まっていた事象を、、塗り替えたのだ

―――言葉には言霊が宿るという

その場凌ぎの言葉だったにせよ
「次」と口に出してしまったのなら、それが何らかの力を持つ事もあるだろう

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:48:07 ID:serTx3xH
sienn

705 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:48:08 ID:Tr37NxkJ
またいつか、あの女は我の前に現れるかも知れない
何故かそんな気がする
ならばその時こそ―――


認めねばなるまい


「最低でも三日は生かさず殺さず――苦痛と悲鳴を極限まで搾り出し――」

自分が手ずから引き裂く価値のある存在と認めた上で…………
阿鼻叫喚の苦痛と絶望を絡めて――


「その後、生きたまま心身ともに刻んで地獄の狗にたらふく食わせてやろう」

処断してくれよう

どうして生まれてきてしまったのか…
そう後悔するほどの裁可を、その身に下してくれよう


その瞳に残忍な光が灯る
あの女はこの英雄王を怒らせてしまった
もはや、安らかで幸福に満ちた最期を迎える事はないであろう


正直、今回の醜態
流石のギルガメッシュにも落胆はあった
だがその憤りを言葉にして吐露するのも詮無い事

そろそろ常の王の顔を取り戻さねばならない
いつまでも情念に囚われ
安い感情を暴露したままではいけない

何せ――――見ているモノがいるのだから

この身をこそこそと、下卑た視線で覗き見ている輩がいる

初めから気づいていた
この歪な世界、この作られた矮小な箱庭
そんなモノを支配して愉悦に浸っている愚かな痩せ犬の存在に――

英雄王が、空を見やる

その何も無い虚空に目を向ける

日が昇り始め
燦々とした空気が男の肌を撫でる中―――

英雄王がやおらその宝物庫から
一振りの剣――乖離剣エアを取り出し
何もない空へと向けた


「―――――我がそこに行くまでだ」

そして一言………
男は確かに彼らに対して言葉を放つ

706 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:49:13 ID:Tr37NxkJ
「――――それまで精々愉しむが良い」

全てを掴む男であるが故に神にすら宣戦布告するが男の在り方

世界を切り裂く剣を虚空の誰かに向けながら―――

イレギュラー ――― 英雄王ギルガメッシュは


このセカイに宣戦布告をし、、何処かへと去っていくのだった


――――――

「……どうするの? これから、、」

「…………」

なのはが、騎士に背中を向けたまま……
その問いを口にした

そう―――

一息ついたその後は、どうするのか?

なのはの問いに、、沈黙を以って答えるセイバー

どうするか、などと―――答えは決まっていた

セイバーには為さねばならぬ事がある
当然、なのはにも…

互いに未知なる世界に放り込まれた身
一刻も早く己がマスターと、仲間と合流し
今後の対策を練らなければならない

本来ならば、ここで悠長にしていられる身ではない

そして……互いに進む道が違う以上―――

だが、、

「…………当ては無いんでしょう? 
 行き先や方針が定まらない以上、一緒に行動した方が絶対にいいよ」

後ろ目で控え目に少女の顔を見ながら
共に行く事を進言するなのは

心情的な者もさておき、安全面や行動範囲の面から言っても
ここで別れるより、もう少し様子を見た方が良い

「ナノハ――」

そんな思いを胸に騎士との同行を求める高町なのはに対し、セイバーは――

「―――事を為した暁には、貴方に紹介したい人物がいます」

唐突にその話を切り出した

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:49:51 ID:jWmPk6T7
支援

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:49:52 ID:serTx3xH
支援

709 :なのはルート――エピローグ:2008/08/03(日) 23:50:06 ID:Tr37NxkJ
「私に…?」

「ええ――彼は私のマスターというべき存在……
 自分の正しいと思う事を貫き通す、強い心を持った好もしい人物です
 きっと貴方とも良い友達になれる事でしょう」

「えっと、、ん 別にそれは良いけど」

突然の申し出にキョトンとするなのはを見て、フフ…と笑うセイバー

だが、、、

「あ――――」

そのセイバーの微笑が突如崩れ、奇妙な表情になる

そこまで自分で切り出しておきながら
間の抜けた声を上げてしまう剣の英霊

この少女にしてはあまりに迂闊
我ながら重要極まりない事を失念していたのだった

「??」

首をかしげるなのは

「いや、その……」

騎士の挙動不審な顔を無言で覗き込む高町なのは

「こちらから切り出しておいて何ですが――合わせても良いものか……」

「??? どうして…?」

その少女はこちらと目を合わそうとせず
しどろもどろになりながら答えた

「想像を絶するほどの―――――――無茶、をやらかすので……彼は」

、、、、、、、

なのはの目が丸くなる

ビルの屋上で言い合いになった原因
セイバーの無茶に高町なのはが激怒した時の事を思い出したのだろう

この魔道士が、命を粗末に扱う無謀な行為を決して許さないという性格ならば
自分の命を採算に入れずに行動する人間を見て
果たしてどういう反応をするか、、想像に難くない

「………うーん、、、」

上目使いにこちらの様子を見てくる少女に対し
やや苦笑いのなのはである

「セイバーさんが10だとするとどれくらい?」

「貴方を10として測定不能です」

「………………」

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:51:48 ID:vhElXiYJ
支援

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:53:47 ID:1LyyPsh9
測定不能になっとくw
支援w

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/03(日) 23:59:13 ID:2cU6Go1S
支援

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:01:35 ID:f6KaPd6L
しえん

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:01:49 ID:0+R4RIPU
支援

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:03:39 ID:13puzDcD
さるさんかな?

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:04:24 ID:TPWwY3kA
これはサルサンだねw

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:05:09 ID:hEM7s5Nf
支援

718 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:09:53 ID:F2zIEFo8
控え目な騎士がここまで言うのだ
それはもう……相当なレベルと見て間違いない


「うん、、、何となく分かったよ」

この騎士のマスターである
失礼な事はあまりしたくないが、そこまで無茶苦茶な事をする人物
この騎士の許しが得られるのならば、、

「じゃあ是非とも会ってお話しないとね…」

「お手柔らかに――」

職業柄、少しお節介をするのも吝かじゃない

「でもいいの? セイバーさんのマスターなんでしょう?
 自分で言うのもなんだけど私は厳しいよ?」

「甘く見ないで欲しい!」

「っ!?」

ガバっと詰め寄ってくるセイバーに心底驚く高町なのは
物静かな騎士がこんな顔をするなんて、、まるで予想だにしなかった

「その厳しい貴方でも矯正しようが無いほどのレベルです……
 言葉はおろか相応の体罰を以ってしても――実際に死にかけても改善しない筋金入りの難物なのです……
 ですから、、もし教鞭を振るうのでしたら、死なない程度にお手柔らかに、と」
拳を握って、捲くし立てるように次々と言葉を放ってくるセイバーに
あんぐりと口を開けて防戦一方のなのは

「全く……今回、ナノハ――貴方と共に戦えて久しぶりに気兼ねの無い連携戦を堪能出来た…
 いつ以来でしょうね…こんな開放感は
 パートナーの身を気にせず戦えるというのがこれ程に有意義な物であったとは、、
 そうですね……ナノハと引き合わせた際にシロウ、、マスターには貴方の爪の垢をそのまま飲んで貰わなければ――」

(う、うわぁ……)

なのはの目は見開きっぱなしだ
……クソミソである
まさかこの少女がここまで人の事をコキ下ろすとは思いもしなかった
眉をハの字にして腕を組みながら、う〜…と唸り
そのマスターを罵倒する騎士に唖然としっ放しの高町なのは

、、、、ではあったが――――そう

(………………………)

(そっか………)

聞き手役に徹しながら
知らず自身の口に
笑みがこぼれてしまっている事に気づく魔道士
魔道士でなくとも……気づく筈だ

顔をしかめながらぶつぶつと文句を言い続ける騎士
その声色が―――とても暖かい  

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:12:21 ID:13puzDcD
支援

720 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:12:22 ID:F2zIEFo8
こんなに優しく、温かい思いを込めて話されてしまっては誰だって気づいてしまう
そのマスターという人がこの少女にとってどういう存在なのか

まるで、この世で一番大切にしているものに触れている――
そんな幸せで嬉し気な気持ちが滲み出てきているようで
その表情が、、、本当に綺麗で……
話を聞きながら少し見とれてしまう高町なのは

本当に綺麗だったのだ――
瑞々しくて、幸福に満ち溢れていて

それは自分に似ていると思っていた騎士の、自分には無い一面であった

なのはには知る由も無い――
自分に未だ芽生えた事の無い、その思い――

一人の人間をただひたすらに愛する、という事
狂おしいほどにその相手一人を求め
己の全てを捧げたいと思う事 

既存の理想と秤にかけてさえ、その者を想う心が勝ってしまう…

この少女をして、「己が願いよりもシロウが欲しい」と――そう言わせてしまう程の

――― 恋焦がれる、という事 ―――


その表情を眺めながら高町なのはは思った
自分にはいるのだろうか?
頭に浮かべるだけでここまで幸せな気分になれる――そんな人が

ユーノくん…
フェイトちゃん…

子供の頃から助け合い、自分を支えてくれた
とても大切で――いなくなる事なんて考えられない友達

はやてちゃん…
ヴィータちゃんや、ヴォルケンリッターの皆…

いずれもかけがえの無い仲間で
この人たち無くして今の自分は無い

スバル…
ティアナ…
自分の手がけた教え子たち…

自分を慕ってついて来てくれる、可愛い後輩たち
このコ達がもし戦場で還らぬ事になったら自分は――多分、泣くだろう


ヴィヴィオ………

あのコを助けるため――
自分は一度、公務の身でありながら私情を優先した
あり得ない事だった…
頭の中がぐちゃぐちゃになって……
自分の信ずる道も責任も二の次になってしまった

721 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:13:19 ID:F2zIEFo8
もし次、同じ事が起こって
ヴィヴィオを助けるために周りを犠牲にしなければいけない時
自分は決して私情を優先しない事を心に固く誓っている

でも――どうなのか……

本当にそういう場面に直面したとして、、、私は―――


―――――私は


「―――― ………痛むのですか?」

「………えっ!?」

フリーズする高町なのは
別の事に思いを馳せていた所に声をかけられ、咄嗟に反応出来なかった

「あ、………えと、、うん……無茶苦茶な人だよね、その人…」

「やはり疲れているようですね 
 すみません……私の方が話に夢中になってしまって、、」

「ううん、セイバーさんとお話しするの、楽しいよ?」

それはお世辞ではない
この、どことなく自分に似ている騎士とのお喋りは
なのはにとって新鮮で楽しかった

セイバーにとっても同じ
尊敬するマスターはいる
主従を尽くしてくれた者もいた

だが、自分と全くの対等の位置に立って
あくまで同じ目線で
時にはケンカをして
時には支え合う

彼女にとっては初めての感覚であったのだろう

その―――友達、というものが

他愛のない話をした
自分の事や友達の事を話した
色々な事を話した

なのはも今や
目の前の少女が本当に現世の人間でない事――
何か超常の存在である事は理解している

だが、その事は―――また、今度ゆっくり聞こうと思った

この次――目を覚ました時にゆっくりと……


――――――

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:15:20 ID:TPWwY3kA
支援

723 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:15:23 ID:F2zIEFo8
談話は長くは続かなかった
高町なのはの肉体が再び強烈に休養を欲し
彼女に抗えぬほどの睡魔が訪れる

「ごめん……少し、、寝ていいかな…」

重くなる瞼をしばたかせる魔道士が
抵抗し難い睡魔に身を任せてしまう前に
一言、セイバーに断りを入れる

「ええ――お休みなさい…ナノハ」

「はは、、流石に疲れてるみたい、、、
 起きたらまた……お話聞かせて」

「―――――、、ええ」

既に夢現に入っているかのような
小さくはっきりしない声で問答するなのはに微笑を返し
少女は彼女に毛布をかけ、眠りを促す

気持ち良さそうに身を委ね
目を閉じ、数刻を待たずして……すぅ、すぅ、――と、、

まるで電源が切れたかのように寝息を立ててしまう高町なのは

(無理も無い…)

現世の人間では願っても覗く事すら叶わぬ
神代の激戦―――それに身を投じ、戦い抜き、生き抜いた

硬い寝床にその身を横たえる高町なのはを見やる少女……
本来、健康で血色の良い筈の顔が落ち窪み、心なしかやつれている
そのか細い体には、傍から見てもまるで生気が通ってない――まるで病人のようだった

当たり前だ……

彼女はヒトの身でありながら一晩で英霊と二連戦したのだ
まさに精魂尽き果てたのだろう
疲労困憊の痛々しい姿を、まともに正視出来ず目を逸らしてしまうセイバー

彼女にはもっともっと休息が必要だった―――

額のタオルを絞って変えてやるセイバー

そして……

魔道士が完全に寝入るのを見計らってから――

「…………っ!」

フラリ、と立ち上がる白銀の肢体
その足元が、まるでおぼついていない
ポタリ、ポタリと―――少女の額から汗が滴り落ちる

高町なのはを前に穏やかな表情を崩す事なく、談笑をしてきた少女
自分とて魔力を限界まで出し尽くしてしまった、という事を隠しながら、、、

魔道士のそれと違い――
サーヴァントにとっての魔力は……命そのもの

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:15:54 ID:13puzDcD
支援

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:16:20 ID:XF7K659v
支援

726 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:16:44 ID:F2zIEFo8
この場にて…
限界を超えて、死に瀕していたのは高町なのはだけではない
むしろセイバーの方が、より深刻な状態であったのだ

だが彼女は、魔道士が峠を越して意識を取り戻すまで――
それを見届けるまで倒れるつもりも、こんな姿を魔道士に見せて心配させるつもりも毛頭なかった

この魔道士の無事を……回復を認め、全ての憂いを絶ってから―――


「――ナノハを頼みます」

<allright>

床に置いてあるレイジングハートに彼女は別離の言葉を告げたのだ

自分と共に行くと言ってくれた彼女――
だが、セイバーは絶対にそれを承知するわけにはいかない
彼女を同伴させるという事は、自分の戦いに魔道士を巻き込むという事

言うまでもなく此度の戦いに彼女を巻き込んだのは自分…

その挙句、なのはは負わなくても良い傷を負い、こうして地に伏せっている
彼女を再びこんな目にあわせてしまう事など、セイバーは絶対に了承出来ない
聖杯戦争とは謂わば参加者各々の私闘である
その私事に関係の無い者を巻き込むなど――
騎士として恥すべき行為に他ならないのだから

無防備な彼女を残して去る事には当然、危惧を抱くセイバーであるが
このような山小屋では人の目につくかどうかも怪しいし、彼女の敵に発見される確率は低いはずだ
そして、ケモノや魔獣が跋扈していたとしても
この魔杖――レイジングハートが簡易結界を張って防ぎ、彼女を起こしてくれると言っている

むしろ自分がここにいては逆効果なのだ
他のサーヴァントにその身を感知されて襲撃される恐れがある
そして、こんな状態では他のサーヴァントからなのはを護って戦うなど不可能――
今度こそ彼女を死なせる事になる


「ふふ、このような気遣い……
 貴方に聞かせたら、また叱られてしまいますね」

それを素直に話した所でこの魔道士は納得すまい
むしろ、そんな言い方をすれば逆に食いついてくる
困ってる時はお互い様、とばかりに助力を申し出てくるはず

こんな所は本当に――マスターに似ている

だから――騎士は黙って出て行かざるを得ない


「はぁ、――――はぁ………」

ふらつく身体を引きずるように……騎士は山小屋の扉を開け放つ

一面に広がる岸壁と渓谷
切り立った崖の下からは針葉樹林による緑の絨毯が一面に広がっている

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:18:20 ID:13puzDcD
支援

728 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:18:38 ID:F2zIEFo8
苦笑する剣の英霊

これは、、冬木の地に戻るのに相当、手間がかかりそうだ――と、、

そしてその小屋を後にする前に
騎士はもう一度、振り返る

部屋の奥……深い眠りについている一人の魔術師
否、魔道士に向かって一言―――

「必ずまた会いましょう……タカマチナノハ
 この剣にかけて――約束です」

――別れは言わない
――いずれまた再会しよう
――この素晴らしき友と

その思いを胸に秘め、

エースオブエースと騎士王の道はここで一先ず別れ
別の道を往く事になる

本来、交わることの無かった二人の英雄の邂逅

その物語は―――幕を閉じた


だかしかし、それは
この世界で繰り広げられる事になるであろう
血で血を洗う壮絶な闘争劇の――


―――序章に過ぎないのかも知れない


無限の欲望の手によって起動した神々の遊戯版が
次の駒を選別すべく、軋みを上げる

狂気の愉悦を称えたこの遊戯――

次に舞台に上がるのは誰なのか……


カラカラと、まるでしゃれこうべの哂いのような音を立てながら起動する選別の祭壇
答えは、誰にも、、、知る由は無い


――――――

「……………」

「……………」


そして時は今、―――


魔道士が、騎士の少女と別れた山小屋にて

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:19:33 ID:13puzDcD
支援

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:19:41 ID:XF7K659v
支援

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:21:27 ID:13puzDcD
支援

732 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:21:35 ID:F2zIEFo8
「――――取りあえず……話、長っ!、、」

血みどろのレクリエーションを終えた魔法使いが二人
ズタボロの身体を横たえながらの情報交換の真っ最中であった

「話を聞かせる気があるのアンタは?
 途中四回ほど、眼を開けながら寝てました私スミマセン」

「あ、貴方が詳しく聞かせろって……!」

「どう考えても騎士とアンタのGirl,s beの部分とかいらないでしょうが
 もっとよく考えて話作りなさい  

そんなだから、ことごとく説得失敗するのよこのバカメ」

「っ……!」

「全く、貴重な時間を無駄にした……この話で分かった事と言えば
 貴方がその仕事に破滅的に向いてない、って事くらいじゃないの…
 ほら、バンザーイ! 薬塗るから」

「言いたい放題言わないでッ……私だって必死にここまで、、、」

互いの身体に乱暴に手当てを施しながら
かつてセイバーと心温まる話をした場所で
それとは全く似ても似つかない、腹ただしい罵倒を飛ばしてくる蒼崎青子


「それで―――サーヴァント……セイバーとはそれっきり?」

「う、うん……私が起きた時にはもう、、」

「ふん、、」

微かに落胆の表情を浮かべる高町なのは
彼女が再び目を覚ました時――少女の姿はなく
自分と袂を分かってしまったと理解した時、とても悲しかった

やるせない記憶を思い出すなのは
その後、悲嘆にくれつつも身体と魔力の回復を待って
この山小屋を基点に付近を調査していて
この物騒なマジックガンナーにイチャモンをつけられたというわけだ

もっとも、その辺りの経緯など青子にとってはどうでもいい
問題なのは―――

(英雄王に騎士王? ……どおりで私の魔法にビビらない訳ね
 ウチの世界の上位の神秘と既に一戦交えてたってワケか――)

内心で驚愕するブルー
やはりこの娘、戦闘力に関しては予想を遥かに上回るものがあるという事だ

「ぢゃあ 私にやられた傷なんて蚊に刺されたようなもんだね やはは」

「貴方に一番こっ酷くやられたんだけど……ブラスターの後遺症も心配だし、、」

733 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:22:41 ID:F2zIEFo8
青子の所持していた怪しげな処方器具のおかげで
本来なら焼き付いて使い物にならなくなる筈の魔力回路が、身体が
恐るべき回復を見せている

「ごめんねー……でも、まあ効いてよかったわ
 異世界の人間だから心臓の位置が逆です、とか言われたらアウトだった」

「確かに……何をされたか分からないけど、、」 

「分からなくていいわよ
 ブサイクな性悪メガネの研究成果なんて私だって深く突っ込みたくないし」

「????」

分からない言葉で話す青子に、なのはは首をかしげてしまう

(と、とにかく……あれほどの攻撃魔法を使えて治癒術にも秀でてるなんて、、
 言ってる事はデタラメだけど、やっぱり凄い人だ…)

(むう、、姉貴のとこからガメてきた人形処方がこんな所で役に立つとは――
 あとで肉体変異とか起こらないでしょうね…? 何てったって姉貴のだからねぇ、、)

各々、思案にふける両者

「そういや、アナタ 何で私にブラスターっての使ったのよ?」

「え……?」

思い出したかのような青子の質問に
ギクリ、という表情を見せるエース

「おかしいじゃない? 英霊相手にも温存しようってくらい危険な技を
 私相手には気前良く使ってたようだけど」

「あ、、う、うん……それは、、、」

言えない――

教導隊の偉大な先輩達の姿がフィードバックして
つい、本物の全力をぶつけてみたくなった、などと…
この目の前の人間のスチャラカぶりを見せられた後で、、
今更、そんな事が言えるはずも無い

「ちょっと……自信なくしちゃって、、」

「自信?」

なので、珍しく口から出た適当な言葉でお茶を濁そうとする彼女

「一撃必殺のつもりで磨いたスターライトブレイカーを立続けに破られて、、
 もっと強く、もっと高出力で、っていう思いが爆発しちゃったんだと思う……
 結局、青子さんにも破られちゃったわけだけど」

「――――そっか」

「うん、、」

兎に角、気を使いまくりの高町なのはである

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:23:19 ID:13puzDcD
支援

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:24:11 ID:f6KaPd6L
紫煙

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:25:07 ID:13puzDcD
支援

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:25:51 ID:XF7K659v
支援

738 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/04(月) 00:26:01 ID:Xi6Ytm2E
やっと読むのが追いついた支援

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:27:58 ID:dUQE4tI2
支援

740 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:28:44 ID:F2zIEFo8
何せ彼女はここまで豪放無法な人間と接した事がない
方向的にはアリサバニングスタイプなのだが――

アリサは所謂ツンデレで、このアオアオは根っこの所が外道なのだ
どこの引き出しを開けて応対すれば良いのか未だに分からないエースであった

「要は――――八つ当たりじゃねーか」

ガリ、!!

「痛いっ!!!?」

対応を間違えればこうだ、、

只今、薬を塗られていた両脇
そこにある傷を思いっきり、爪で引っかかれ悲鳴を上げてしまう

「ぼ、暴力は止めてよッ!」

「ムシャクシャしてやった…今は反省してるって類の言い訳と同じじゃないのソレ?
 そんな事で人に大砲ぶっ放す奴が暴力云々で指図するな」

「次やったら本気で怒るよ…?」

「怒りっぽいわねぇ、、情緒不安定にはイリコの味噌汁が良いと聞くわ」

「……ッッッッッッ!」

終始、こんな感じである
自分のような性格の人間の天敵とは、こういう人なんだなと
つくづく骨身に染みる高町なのはであった

本局の人間が見たら卒倒してしまうだろう
あのミッドの空の英雄――
誰もが尊敬と恐れを込めて称えるエースオブエースが
今、完全に小突かれ、振り回されているのだから

「ところでもう一度確認するけど――」

青子が、唸りながら睨み付けてくるなのはを適当にあしらいつつ問う

「英霊と戦ったのね? アンタは…
 一方的にやられたわけじゃなく、ちゃんと戦いになったわけね?」

「うん……でも、互角の闘いだったとは思わない
 地力では完全に上をいかれてた、、」

真面目な話にシフトした――
その雰囲気を感じ取り、おふざけモードから復帰する両者

「そりゃ奴ら、人間超えてるからね……根本的な部分で上をいかれるのは仕方がないわ
 でも――――攻撃は効いたんでしょう?」

「うん……ベストショットを普通に防御されてたから
 効きは薄かったと思うけど、、確かにダメージは与えてたと思う」

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:29:41 ID:13puzDcD
支援

742 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:30:02 ID:F2zIEFo8
「…………………」

口元に手を当てて考え込む蒼崎青子

(やっぱり、、そういう事…?)

英霊に―――神秘に攻撃を通した
サーヴァントの対魔力Aをブチ抜いた、という事実

自分の使う魔法以外
この世に現存するあらゆる魔術は騎士王の影を突破できない
ならば、答えは簡単だ

同じ魔弾使いでありながら、、
何故かこの相手の「魔法」を見た時、胸くそが悪くなった
生理的嫌悪が先立ち、何が何でも否定してやりたくなった

――――アナタのそれは魔法じゃない、と

今までの話を総計して――
この娘や、その世界の住人の使う「魔法」とやらが
青子の考えている通りのものだとしたら、、、

(水と、油、ね……)

それはどこまでも相反し、反発し合うモノであろう

それを表情には出さないミスブルー
だが、あまり芳しくない仮説が立ってしまった事に心の底で焦燥を覚える

「ときになのは―――貴方の所属する、その管、、」

「時空管理局…?」

「そう、それ―――アナタはその下で動いてるのよね?」 

「うん、、」

「じゃあ、今ここで起こってる事……上に揚げるワケ? 
 英霊や、私の使った―――魔法の事とか」

「………」

何気ない質問だった
少なくとも、なのはには他愛の無い質問に聞こえた

その質問に隠された意味、その声に微かに込められた危険な響きに――
なのはは気付けない

「そうなると思う……まだ上手く報告書に纏める自身ないけど」

気付けないままに対話した
背後で自分に処置を施してくれている魔法使いに背中越しに答える彼女

「正直、話が複雑で私一人の判断では動けない…
 もし戻れたら一度、上の指示を仰がないと――――、、」

故に――

743 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:31:30 ID:F2zIEFo8
「……ッ!!!!??」

高町なのはは突然
自身の心臓を背後から貫かれたかのような錯覚に襲われ――

そして後方で、彼女のたくし上げたシャツの下をまさぐって
軟膏を塗りたくっている青子の腕を、、、勢い良くバシィっと払いのけていた

「――――痛いじゃないの」

そのまま、前方――
レイジングハートのある位置まで転がり
なのはは杖を片手に臨戦態勢を取った

「どういうつもり……?」

「何が?」

眼前にて向かい合う両者

その常に称えた笑みを完全に消し去り――
狼のような鋭い視線をこちらに向けてくる、ミスブルー

それに対して、なのはも立ち上るほどの戦意をぶつける

「それはこっちの台詞だよ……」

「だから何がよ?」

「どうして……殺気をむけるの、、?」

「いや――別に」

ふざけている――そんな言い分は通用しない

今、背中越しに感じた殺意は紛い様のない本気のものだった
幾多の戦場を駆けてきた高町なのはがそれを読み間違える筈がない

スゥ、、と目を細めてミスブルーに問いかけるエースオブエース

「青子さん」

「………はぁ、、」

事と次第によってはもう一戦やらかす事も辞さない
そんな目で意を叩きつける高町なのはに対し
青子はため息を一つ――

「いや何ね……ちょっと愕然としたというか
 やっぱりアナタ、少しおつむが足りないんじゃないの?って」

「意味、、分からないよ……」

「分からない? 本当に?」

くしゃ、っと頭を掻き毟るミスブルー

「それがどれほど軽率な事か分からない………だから致命的なんだって言ってるの」

ため息交じりに呟いた

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:31:46 ID:13puzDcD
支援

745 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/04(月) 00:32:20 ID:Xi6Ytm2E
支援

746 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:33:40 ID:F2zIEFo8
こちらの手から逃れ、迎撃の構えを取っているなのはに対しての最後の言葉はもはや、ぼやきに近い

「なのは――歴史のお勉強」

「………え?」

「フロンティアを気取る余所者がネイティブに対してする行動、仕打ちは場所、時代を問わず終始一貫している
 ―――さて、どうするでしょう?」

「……………」

まるで自分を試すような青子の口調
威圧されている感がどうしても抜けなくて
なのはの声も固くなってしまう

「ひょとして……管理局の事を言っているの?」

無言で睨み合う両者
その読めない表情の裏にある意図を必死に探ろうと苦心しつつ
高町なのはは注意を払いながら、一言一言を紡いでゆく

「言っておくけど、時空管理局は征服とか、無茶な武力介入はしないよ…
 ちゃんと人の話は聞くし 過ぎた力の暴走や破壊を止めるために介入はするけど
 それは危険な力を抑止、保護するだけ、、必要以上の関与はその趣旨じゃない…」

「保護、ね―――じゃ、対象がその保護を拒んだらどうなるの?」

心の奥底まで覗き込んでくるようなミスブルーの視線に
チリチリと全身が総毛立つ思いに駆られつつも、臆することなく答えるなのは

「………なるべく現地の人達との軋轢や摩擦を起こさないように対処するから
 相手やその付近に気づかれないように陰ながらに対応する、と思う…」

「ナルホド―――模範的な答えね
 そしてハネ返ったマヌケは気づかないうちにビーカーに入れられてるってワケ?」

「………そんな風に断固とした姿勢を取ってくる人も中にはいるけれど
 仮に戦闘になったとしても、ギリギリまで相手を傷つけないよう留意する
 あくまで対象の保護が最優先だから、、、そのための非殺傷設定だよ…」

(―――――はぁ……)

ため息の連続だ
本気で気が重くなるミスブルー

(駄目だこのコ……やっぱり何も分かってない)

その 「保護」 という題目が――
まさにこちら側にとって死活問題だという事……

恐らくこの目の前の純真無垢な小娘はその保護とやらを嬉々として受け入れたのだろう
そしてその組織の管理化に入り、平和のために力を与えられ……
もとい、その力ごと飼われて尖兵として飛び回っている

747 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:34:54 ID:F2zIEFo8
………少し尖った言い方になってしまった

お国のために働く警察や軍隊を
宇宙規模で果てしなく巨大にしたような組織――と考えれば

それなりに分かり易いか――

ならば単純だ
自分たちが、その公務に勤しむような連中と相性が良いか否かを考えれば答えは簡単
この胸クソ悪さにも説明がつく

この目の前の、正義を本気で信じている娘のように
その管理局とやらの「保護」を素直に受け入れる輩がこちらの世界にいるか…?

断言する
そんな奴は一人もいない

神秘とは人の手の介入を許さないから神秘なのだ
つまりはよく分からないモノだからこそ、力を発揮する

だが、、その管理局――
ミッドチルダの力とやらは、それとは全くの真逆の存在

発展に発展を重ねた科学技術――
それによって紡がれたプログラムにより
術式を技術化、体系化し行使される力

その技術は――
異次元間の航行や人体練成、、
つまりはこの世界における禁忌の領域

「魔法」に匹敵する程にまで至っているのだ

それほどの科学技術を持った相手に保護される
そんなモノと、こちらの世界が混ざり合えば――

秘匿に秘匿を重ね
この星に脈々と受け継がれてきた神性は白日の下に晒され
その技術に全ての秘なるモノが解明されてしまうかも知れない

そうなれば、その力は魔法じゃなくなる
この地球に魔法は、、魔法使いはいなくなる

どうだろうか―――

そこまでの介入をされた以上、抑止は動くだろうか?
一応、表面上は平和的な営みである以上
アラヤもガイアも静観を決め込むだろうか?

だが、無秩序は無秩序なりに
こちらにも最低限の律を守る機関は存在する

協会とか教会とか―――
あそこら辺は、この第三者の介入を決して許しはすまい

まあこんな風に、力を巡っての異世界間の交流は大概、ロクな結果を生み出さない

両者間に決して小さくない波紋、諍い――
最悪の場合は全面戦争もあり得るだろう

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:35:46 ID:Yu3QvoVA
支援

749 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:36:13 ID:F2zIEFo8
この魔法少女の言う時空管理局という組織
彼女の言葉が眉唾でないのなら――その規模、力は想像の範疇を超えている

太陽系は愚か、地球圏以外に他の知的生物の存在すら認知していない地球人類
その前に突如現れた、宇宙全域に広がる管理局という組織
まるで出来の悪いSFだった

目の前の娘の話だと、その管理局というのはそこまで物騒な集団ではないとの事

ただ、魔法使いの心に危惧が残るのは仕方のない事だろう――
物騒な対応をしないのは相手が従順だからであって、もしそうでない場合は……?
徹底的に抗う姿勢を見せた相手に対し、その巨大な力を持つ組織がどういう対応に出るのか…?

彼らの目には
手段を問わず、ただ頂に至る事を第一とするこの世界の魔術師はどう映る?
法やら秩序やらを重視する者たちにとって、むしろ物騒な存在はこちらではないか?

高町なのはは「魔法使いは大勢いる」といった
それは、このテの魔法使い――似たような武装をした連中がごまんといる、という事

この高町なのはレベルの敵がわんさか攻めてきた場合、、結構シャレにならない事態になる

いや、それ以前に――
SFのご多分に漏れず大気圏外からの殲滅兵器とか持っていて
それをぶっ放された場合、、完全にお手上げである

あらゆるifを想定し、、、考え尽くし―――

(は、、はは………何よコレ、、、)

げんなりしてしまうミスブルー

これではまるで、小学生の考えた荒唐無稽な妄想と変わらない
馬鹿馬鹿しい気分になってくる青子

とにかくあまりにも相手の事が分からず
それに大して情報が少なすぎて想像すら出来ない

この相手に本腰を入れられた場合、自分達は抗えるのだろうか?
否、抗う術があるのだろうか?

―――分からない

事態は深刻な所まで進んでしまっているのか?
ただの取り越し苦労なのか?

―――何も分からないのだから……

(何だか――重い話になってきちゃったわね……)

珍しく額に皺を寄せ、深く考え込むミスブルー

そして青子の動向を逐一見逃さぬよう
その表情を凝視するなのは

エースオブエースの視線に晒されている事をまるで無視して
考え込んだかと思えば、ため息をつき、
空気の凍るような表情を見せたと思えば、う〜…といったダレ顔になる

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:37:19 ID:13puzDcD
支援

751 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:37:28 ID:F2zIEFo8
その百面相をまじまじと見ていたなのはが、、声をかける

「青子さん、、」

「考えてる……話しかけないで」

決まりが悪そうに青子の方からつい、と目を逸らす

ガシカシ、と頭を掻くミスブルー

完全に魔法使いの――
蒼崎青子の専門から大きく外れる事態になってきた

(イマイチ実感が沸かない……ジェダイの騎士とか出てこないでしょうね?――)

そうだ
ファンタジーとSFが混ざり合うようなものだ
流石のミスブルーも全ての事態を的確に把握できるはずがない

(そもそも私、自分達の愛する世界を護りたい!とか、、ガラじゃないのよね
 あまり真面目な方でもないし)

それはある意味、達観した有り様だっただろう
超越した力を持つ人間が、過度な思い入れで行動すれば
それはときに悪い結果に転がってしまう

だからこそ、浮世の事にはなるべく関与しないようにしてきたのだが……

「ま、いいや」

だが、それでもこれだけ大きな事態に関わってしまった以上――スルーは出来ない

「さて、これからどうしようか……当てはあるんでしょ?」

「いや、当てはこれから、、」

「どんくさい公務員ねぇ……」

「…………放っといて、、」

自分は魔法使いなのだから
昔のような臭いノリで事に当たるのも悪くはない

「私も付いてったげる」

「え”?」

「………」

「………」

突然に切り出された同行の意
いつぞやの騎士に対し、自分が申し出たそれを
今度は目の前の女性から自分が受ける事となった高町なのは

それはあの時と同じ、判断としては悪くない
前後不覚の現状で、一人よりは二人で行動した方が間違いなく安全だからだ

だというのに、、、

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:38:18 ID:Yu3QvoVA
支援

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:38:44 ID:13puzDcD
支援

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:40:47 ID:13puzDcD
支援

755 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:41:59 ID:F2zIEFo8
「どうやら異世界の魔法少女は礼儀を知らないと見えるわね……」

「う、ううん!……ち、違うの、、そうじゃなくて、、」

一瞬、表情が強張ってしまった高町なのはに対し
こめかみをピクピクさせるミスブルー

流石のマジックガンナーも、厚意を向けた相手に
あからさまにイヤそうな顔をされて深く傷ついたようだ

「サーヴァントには一緒に行こうとか言って泣きついたんでしょうが…
 心細いアナタのお守をしてやろうという私の親切心が分からない?」

「べ、別に泣きついたわけじゃないよ……」

なのはの美徳は、人を選ばず公平に他者と接する事が出来るところである
だから本来ならばこの申し出に対し、喜色を示して対応しているはずなのだが――


「じゃ、取りあえず―――」

「え、、? あの……」

何を思ったか、目の前の長髪の魔法使いはその簡素なTシャツをおもむろに脱ぎ出し
その一糸纏わぬ姿をなのはの前に晒していた

「早くしなさい ほら、こっち来て」

「ええと、、――――――な、何を……?」

目の前のスレンダーで無駄な肉の無い裸体を全く隠さず、何かを促すブルー
その意図が分からず……そして何となく目のやり場にも困って
しどろもどろになるエース

再び、こめかみにピキっと青筋の立つ音が、、

「こ・れ・を・!! 塗れっ! って言ってるのっっ!! 」

「え、、、あ、……」

先ほどまでなのはの傷口に処されていた軟膏を指差して青子はがなり立てる
なのはのACSで背中から岸壁に叩きつけられた青子の傷もまた
処置しなければならない重症であった

「ああもう、イライラする!! 自分がつけた傷でしょうが! それくらい察しなさい!!」

「そんなの言ってくれなきゃ分からない……! 青子さんは言葉足らなさ過ぎだよ!」

「この場面で私が服を脱いで他に何があるってのよ!?
 私が小娘にハダカ見せて喜ぶ変態に見えるのかっ!?」

そうだ
喜色を以って対応する筈の高町なのはだったのだが

それは――やはり誰にでもある事なのだろう

はっきり言って、、高町なのはは蒼崎青子が苦手だった、、、

756 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/04(月) 00:43:21 ID:Xi6Ytm2E
支援

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:43:27 ID:13puzDcD
支援

758 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:44:07 ID:F2zIEFo8
(ア、アリサちゃんを常時怒らせたようなものだと思えば、、我慢できなくもないけど…)

礼儀正しさの見本のような彼女である
ここまで無礼で無遠慮で、人の領域をドカドカ踏み荒らす人間を前にしてはやはり戸惑ってしまう

謂れの無い叱咤に釈然としないものを感じながら
塗り薬片手に、暴虐ブルーに奉仕するエースの中のエース

対して青子の方は、ぶつぶつ文句を言いながら
存外にもこの目の前の娘の事を気に入りだしていた
根性があって、真面目でからかい甲斐のある―――玩具として、であったが、、

それに何というか
まるで正義を本気で信じていた学生時代の恥ずかしい自分を見ているようで
Sっ気が刺激され、ついイジりたくなってしまうのだ

同じような世界を生きていながら
昔、自分が置いてきたものを今もなお持ち続けている異世界の魔法使い

旅のお供として、これ以上の肴はない
退屈のしない道中になりそうだった

「じゃあ……塗るから、、動かないでね」

「痛くしたらぶっ飛ばすわよ
 ああ、それとそのツインテールが腰に当たって気持ち悪い
 切りなさい  今すぐ」

「…………」

―――――― ガリリ、ッッ!!!

「きゃひィッ!!!???」

途端、青子がシメられたニワトリのような悲鳴を上げる

「ごめん……痛かった?」

「か、、――――こ、、こ……」

予想だにしない高町なのはの襲撃
そのあまりの激痛にビクン、と痙攣させる青子先生

「そうだね……傷口を引っかかれるのってとっても痛いよね、、
 その痛みが分かるなら、二度と他人にそんな事しようなんて考えないし
 あと、簡単に人をぶっ飛ばすとか蹴っ飛ばすとか、、強い言葉を使わないで
 それから――あ、動かないで青子さん  また手元が狂うから」

常時開放型の青子も恐ろしいが
突然にスイッチが入ってしまうなのはもまた、負けないくらいに怖かった

ベッドの上でのたうち回る青子を押さえつけて
冷淡な視線を向けながら説教を落とす教導官

先程のお返しに、と、傷を引っかくどころか捻りを加えてエグっていった
なのはの返礼=倍返しはもはやこの世の理の常識である

物静かで、とてもそんな風には見えないが―――
高町なのはもまたS属性持ちであったワケで、、

759 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/04(月) 00:45:11 ID:Xi6Ytm2E
S支援

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:45:27 ID:U5v9J0dV
サドマゾ支援

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:45:40 ID:13puzDcD
支援

762 :なのはルート――エピローグ:2008/08/04(月) 00:46:29 ID:F2zIEFo8
「このガキ! 歯を食いしばりなさいッ!!」

上に乗っかっていたなのはを押しのけて青子がガバっと起き上がる

「その若さにして総入れ歯になる覚悟は既に出来てるワケだ!
 明日の朝食は何がいい? 噛めない顎で食べられるモノを用意してあげるわ!」

跳ね飛ばされ、ベッドから転げ落ちて床に叩きつけられるなのはだったが
そのまま無理なく受身をとって、中腰の姿勢で相手を正面に構える

「そんな心配しなくていいよ……朝食くらい自分で作れるからっ、、 バインドッ!!」

山小屋に響くドタンバタンとした喧騒は
もはや何度目になるか分からない魔法使い同士の取っ組み合いの音、、

セイバーとは全く逆のベクトルになるが――これはこれで良いパートナーなのかも知れない……

この後、暫く彼女たちは行動を共にするわけであるが
その道中は終始、こんな感じなのであろう
だが、、喧騒と戯れ交じりの中にあって――青子の思考には未だ拭えぬ陰があった

―――この娘の世界と自分達の世界は、決して関わるべきではないと思う

閉鎖的な意見と言ってしまえばそれまでだが
秘匿された世界、その頂点に位置する魔法使いが
その魔法を無遠慮に暴かれる事態を避けたいと思うのは当然の事

それに……もしこの交わった異世界の住人たちが
自分たちの世界を、宝の山を掘り起こすかの如き認識で
スコップ片手に堀り起こしにくる連中であったならば――

その介入を、無礼を
否、、その侵略を決して許すわけにはいかない

今は悪ふざけのノリで高町なのはと話してはいる彼女ではあるが
自分の立ち位置、彼女の立ち位置を考えた場合――
恐らくこの先、迎合の道を往く事は無いのかも知れない

いつか――本気で 

――― 今度は命を賭けて戦うことになるかも知れない ―――

ミスブルーは飄々とした笑みを崩さない
その瞳に、暗雲と漂う暗い感情を映すことは無い
時が来るまで、決してその隠した牙を表に出さずに彼女は高町なのはと共に行く

(このコを見る限りじゃ取り越し苦労だと思うけど……
 多聞に漏れず、色んな人間がいるからね、、、どの世界にも――)

各々の思惑が錯綜するこの世界にあって
今宵、魔法使いたちの夜が――

人知れず明けていくのであった

――――――

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:46:34 ID:Yu3QvoVA
ss支援

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:48:29 ID:13puzDcD
支援

765 :リリカルブラッド:2008/08/04(月) 00:49:57 ID:F2zIEFo8
終わりですよ

今後、物語を肉付けするために
幕間を二〜三挟んでから第二章・フェイトルートに突入するつもりです

遅筆にして冗長なのは変わらずですが
今後もリリカルブラッドをよろしくお願いします

ではまたノシ

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:50:01 ID:U5v9J0dV
私怨

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:50:51 ID:AP3VDx+R
しえん

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:51:37 ID:Yu3QvoVA
GJ!!
それにしても、セイバーに続いて今度は青子ですか
なのはさんは本当に苦労する人ばかりが相棒ですねw

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:52:15 ID:bxvUJAmz
>>765
お疲れさまー
次も楽しみに待ってます

770 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/04(月) 00:52:22 ID:Xi6Ytm2E
>>765
面白かったです。では続き、期待しています。

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 00:52:43 ID:d4KRaHbw
乙!

さーて、俺も続きを書かねば
構想ばかりが先走る

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 01:00:29 ID:3jDHZ6UQ
なのはさんの存在が型月三者に刻みつけられましたね。

セイバーは我が剣を預けられる相棒的な意味で。
ギルは楽には殺さんぞという殲滅対象的な意味で。
青子はいじり倒して遊んでやるというおもちゃ的な意味で。

……あれ、セイバー以外まともなのが(ry

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 01:04:44 ID:wsGkdVsH
GJ
測定不能のところで納得した。士郎となのはは似ているようで全然違うし相性悪そうだ。
なんかある意味で「お話」が成り立たなさそうで。
頑固を通り越して異常レベルの士郎は、なのはみたいなタイプじゃどうしようもなさそうだ。

それとやっぱり生きてたギル様。素敵っ、抱いて!

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 01:06:48 ID:We2PTDmS
この組み合わせ、青子に開発されるなのはというのも見てみたい。
性的な意味で。

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 01:07:18 ID:0+R4RIPU
>>765

お疲れ様です。実にGJでございました。長時間支援した甲斐がありましたw



776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 03:38:09 ID:2CKvZR2n
。ここでDrサイドが出張って来ると思いませんでした。GJ です
それと、>>100みたいに、なのはサイドの魔法もとい科学技術が改めて
恐ろしいというか、そんな凄いモノであったんだなと

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 06:57:02 ID:idgpLFrI
青子のおもちゃにされるより、二人のトムジェリ的な追っかけっこのが見てみたいな


778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 10:25:58 ID:nJO6c3t8
このセイなのなら魔力パスを通すためにベッドで騎乗でギシアンという線もあるんじゃないかと思わせてくれる
夢を・・・夢をありがとう

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 10:54:42 ID:idgpLFrI
>>778
ふぅ・・・・


780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 10:58:25 ID:ac+BZx9Q
>>778
いいな……。しかも何気に二人には子供がいるというのが
それに拍車をかける……。

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 12:45:34 ID:axGMrJVp
でも床の間でも意地を張り合う二人

誇りにかけて先にイク事は許されない・・・とかいって

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 12:46:20 ID:kRPPcF23
フェイトとギネヴィアに謝れお前らw
さておきリリブラさんの次回作に期待。
ただ……型月の誰と組ませてもイジリ倒されるか尻に敷かれるかしか想像できんのが悲しいw


783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 14:19:19 ID:awDfmzQo
もしかしてギルってアンリマユ浴びているから、実質魔力無限?
だとしたら闇の書所持したらやばくね?
あらゆる宝具+あらゆる魔法とか、侵食は絶対されないだろうけどw

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 14:22:49 ID:WYfJh3xv
いや、受肉はしたけど聖杯と繋がっているわけじゃないから無限じゃない

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 14:33:01 ID:awDfmzQo
じゃあどの位だろうか?
エアをバカスカ撃っているし相当な魔力量だと思うんだが…
魂が数十万人分らしいし

もしかして魔力を供給する宝具とか使っているのだろうか?

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 14:39:07 ID:HHSMCk+J
ギルが受肉した事で、自身で魔力を生成できるようになったのかね?
前提条件で生前も魔力を持っていないと駄目だけど。
あと魂食いしてたから、魔力は余ってたのかも。

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 15:05:27 ID:AP3VDx+R
いやあ、蘇生宝具まで持っているギルさまだからなあ…。
魔力を無尽蔵に沸き立たせる壷とか持ってても、私はちっとも驚かないよ。

つか、ギルさまはどんだけ無茶してもチートと呼ぶに足らない…なんてキャラだ。

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 15:43:55 ID:We2PTDmS
だがそろそれSSGと言わねばなるまい。しょせん主人公補正の前には紙切れよ。

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 15:52:55 ID:OmGPOPTD
リリブラさんのギルガメッシュが使った蘇生って
ホロウの最後で子ギルが自らアンリに食われて
ネイキッドになったあれと同一のもの?

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 17:45:50 ID:/la7ackr
フェイトそんルート期待してるぜ!

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 18:30:29 ID:4LVGBrZG
>>778
騎乗スキルならぬ騎乗位と言いたいのでしょうマスター?

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 20:15:52 ID:nJO6c3t8
そこまで「 」に至れるとはさすがだ


しかしなのはさんでさえ壊れかかるほどの激戦をフェイトにさせたら簡単に折れそうな想像しか浮かばない
なのはだからどうしようもない相手にあそこまで食い付けたんであって、ギル様とフェイトが戦闘してる姿なんて想像出来ないよ

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 20:36:32 ID:13puzDcD
いやぁフェイトもそういう意味での精神力は結構あると思うよ
ただ言葉攻めとかそういうのになると紙だけど

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 21:07:49 ID:4LVGBrZG
どうだろ

個人的になのはと比較したところ
総合的な戦闘力ではフェイトが勝ってるのに
精神、紙だから一歩劣ってしまうという印象がある

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 21:43:50 ID:f3ryJjhq
この後の展開マジ気になるな、敵対しそうなのが教会、協会が確定。
冬木市だと下手すりゃ鯖が、月姫組だと志貴とかアルク、死徒連中も出張る可能性が

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 21:55:04 ID:oYEvelKC
南米辺りだと蜘蛛さんと遭遇か。助けて光の巨人。

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 22:08:27 ID:13puzDcD
第一話の青子のセリフからアルクはいるんだろうね
あと有力なのは他のサーヴァントやシエル辺りか
最も、一種の閉ざされた世界みたいだから本体の協会とか協会は出てこない気もするけど

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 22:59:37 ID:iWkagEgh
流れぶった切って申し訳ないが、言峰神父の薫陶?を受けたユーノなんて電波を受信した。
真面目だがいまいちキャラがつかめないところのある彼なら案外馴染むかもと思ったんだけど
どーでしょう?
どうやって関わりを持たせるかがさっぱり分かりませんが。

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:08:58 ID:We2PTDmS
ジュエルシードの件で助けを呼んで現れたのがなのはじゃなく第四次直後辺りの言峰とか。

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:14:30 ID:1IOvp2Ng
>>799
魔法神父か

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:16:33 ID:kIiPoX1J
魔法神父、メディカル☆キレイ

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:23:27 ID:4LVGBrZG
一発で封印指定されちまうよ・・・

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:27:25 ID:d4KRaHbw
ムッキムキのオッサンがフリフリドレスみたいなBJに身を包んで空を飛ぶのか
存在そのものが精神攻撃兵器だな

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:28:28 ID:f3ryJjhq
性格悪くなるか、逆によくなるか。カレンは遺伝子レベルで性格の悪さが似ているが

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:32:50 ID:1IOvp2Ng
>>803
いや、露出少ないからましだろ
下手すりゃ法衣みたいになってかっこいいかも知れん>BJ

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:33:42 ID:Rh0NFvtx
じゃあ、カレンだな
カレンなら別に魔法少女でもいい

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:35:24 ID:U5v9J0dV
でもきっとマッチョ神父は最後の最後でBJを脱いでガチの殴り合いをしそう
カレンは……いいな、BJも多分はいてない感じなんだろう

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:37:18 ID:We2PTDmS
問題はジュエルシードを集めたとして、話を聞いたら管理局ではなく
プレシアに
「お前には資格がある」
とか言って譲ってしまいそうなところかw

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:48:16 ID:nJO6c3t8
フェイトを救うどころかドン底に突き落としちゃうよ 奴は

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:52:32 ID:1IOvp2Ng
>>809
そこから這い上がることでメンタル強化フェイトそんが出来上がる

…それなんて主人公?

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/04(月) 23:59:16 ID:HlT8hUBo
>799
なぜか、自分は4次前のほうでなら考えたことあるんだけどね。
原作とは変な方向に答えを見つけてしまう、ギャグものだけどねw

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:04:42 ID:t2MWmkpk
興味が湧いてジュエルシードをユーノと集め出す

フェイト等と出会って事情を理解する

プレシアがアルハザードに行ってしまえばフェイトが一人苦しむ。面白い

ついでにユーノも管理局に顔向け出来なくて名声と行き場を失い苦しむ。悪くない

よしプレシアに譲ろう

行き場を無くしたフェイトとユーノを引き取って苦しむ二人を肴に悦に入る神父

どう二人が育つかはさてわからんけど一応799の条件は満たせるかと
妄想過ぎですが。

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:06:34 ID:56Ez7Bnz
魔法少女に必須の使い魔としてギルガメッシュを完備

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:08:21 ID:a3dnt+eA
>>812
なのはの「話を聞いて」も麻婆には通じんだろうしな。
話した程度で変わるような人生送ってないし

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:09:21 ID:plKlea8o
>>813
語尾は「メシュ」か

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:29:16 ID:Qj6yJwE1
フェイトをどん底に落としておきながら、どこまでも真っ直ぐな狂った答えに辿り着くように切開してくれそうだ。
ユーノもクロノもリンディもプレシアも何かしらの精神攻撃は絶対受けそうだw
そして、使い魔ギル様はヴィマーナで庭園の近くまで来て、JSを使わなくても虚数空間に送ってあげるって
エアで空間を切り裂き狭間に庭園を叩き込む!!

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:29:53 ID:dKQE2qRv
やや遅れたけどリリブラさん超GJ
フェイトルートも心待ちにしてます!けどやっぱり精神的にイジられてる姿が浮かぶw
スカとマーボーが今のところ傍観なら実際にジクジク言葉攻めしそうなのは…
…ワラキアかな?あ、そういえば以前出す予定って言ってましたね。

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:30:46 ID:W6qYLhFE
>>813
使い魔が最強じゃネーか
主人公の千倍強い

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:33:06 ID:inYt0lFg
短編のギルVSスカみたいに、乖離剣でどこぞのスキマ妖怪みたいに
研究所にやってきた数の子とスカを惨殺するんですね、わかります

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:38:27 ID:56Ez7Bnz
>>815>>818
言峰がマーボー食いにいって不在だからって理由で子ギルが代役させられるんだよ
しかも何故かなのはverのバリアジャケットという羞恥プレイ

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 00:52:55 ID:q1Z/zM8a
>>820
途中で青年体に戻るんですね、わかります。

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 02:39:40 ID:02W9xu4l
>>821
ギル様ならどんな衣装でも着こなしてくれると信じてる。信じてるったら信じてる。

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 02:52:58 ID:EK1QsLG+
蒼崎が管理してる霊地が『魔法が起動できる霊地』なので
本格的な魔法は土地依存なのかもしれない

824 :823:2008/08/05(火) 02:53:29 ID:EK1QsLG+
誤爆スマソ

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 07:11:50 ID:thScPoaj
流石に無理だと思うがギルって虚数空間に落ちてもはい上がってくるイメージがある

某不死鳥の聖闘士のように

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 07:13:39 ID:t2MWmkpk
SSG

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 07:20:24 ID:4x9WHaFq
>>825
同じとは言わんが本編でアチャに額撃ち抜かれてその後吸い込まれてたから厳しいかな
強いて言えば天の鎖超頑張れ

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 07:24:37 ID:UwlQLKcH
またスレの流れが、精神的にも肉体的にもお強い型月様のキャラが脆弱で貧弱なリリカルキャラめを蹴落とすスレになってるな

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 07:45:54 ID:xVEEfxKx
精神的には破綻してしまっているので、
何を言われようが変わらない・変われない・変わりようがない
が正確なところじゃないか?
>型月様のキャラ

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 07:46:09 ID:X2hUiZQ+
ここはそういうのが好きなお方の集まりでしょうに・・・

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 08:13:13 ID:UwlQLKcH
>>830>>829
いやね、俺もそう思っているんだけどさ、ここに書かれてる内容だと別にリリカルキャラじゃなくてもいいよなぁと思ったり

三期のエロフェイトを心往くまで楽しくいたぶってる言峰神父に零距離ディバインを今にも放とうとてるなのはさんや
自分の亭主がいかに相手より優れているかを決めるためガチンコしてるメディアとキャロとか
そーゆー傍から見てて楽しいのはいいけど
シリアスに走るとやれギルが○○を惨殺で無敵で強靭だとか言峰が切開して誰々の心が壊れて空から墜落〜とか
相手側のキャラの考慮しない無神経な発言があまりにも多くてむしゃくしゃしてやった

今は自分が言ってることもたいして変わらないな、と反省している

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 08:18:24 ID:X2hUiZQ+
>>831
今回はたまたま型月側にそういうのがあっただけ
お互い様という精神で行きましょうや
このくらいは許してあげないと

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 09:19:20 ID:RyH4t8nT
>>831
いったい何を……。過剰反応、ってかアレルギーもいい所だろ、ソレ。
言峰は相手の心の傷、トラウアマを掘り起こすようなキャラだし、
ギルは圧倒的な理不尽さの権化で、そういうキャラ性だろうに。
だいたい、
>ギルが○○を惨殺で無敵で強靭だとか言峰が切開して誰々の心が壊れて空から墜落〜とか相手側のキャラの考慮しない無神経な発言があまりにも多くてむしゃくしゃしてやった
の何処が無神経で相手側のキャラを考慮してないんだ?

本当によく分からん。
ギルが誰かより弱かったらそれがもうギルじゃないし(キャラの属性的な意味で)、
言峰が傷を切開しなかったら言峰じゃないし、
ボロボロになって立ち上がる系じゃなく型月的な精神の持ち主なんてリリなのキャラっじゃないし。
過去のトラウマを本気で掘り起こされても全然大丈夫なフェイトは本当にフェイトか?
ギルを瞬殺する白い魔王だか冥王は本当になのはか?

人並みの精神で、トラウマや過去を乗り越えたりしながら、信念を通すために一生懸命がんばるのがリリなのキャラじゃないのか。
人を超越した精神で、ぶっ壊れた人格や信念を持っていて、ソレを激突させあうのが型月キャラじゃないのか。
俺にはそっちの主張のほうが、両方のキャラを馬鹿にしてると思うぞ。

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 09:41:32 ID:8n4nQ6ah
>>831
自分でわかってると書いてるが、まったくその通りどう見てもリリなの勢が弱いのが気に入らんだけのいちゃもんだよ、それ

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 10:08:55 ID:oNrqIyHS
まあリリブラ氏のようにバランスを取ってほしい。
あの人のバランスは凄いぜ。

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 10:35:52 ID:UwlQLKcH
>>833
>過剰反応
つ鏡

>言峰は相手の心の傷、トラウマを掘り起こすようなキャラだし〜
上でも言ってるように彼らがこの性格でこういうキャラ性なのは重々承知した上での意見なんだ
だからとはいえ、相手のキャラ性や性格まで無視して誰にでもそれが可能化のごとく書き記されるのはちょっと違う気がする
言葉攻めに弱いフェイトや短気で突撃志向なティアナなら効くけど、修羅場潜り慣れたはやてには効かないとか
そういう書き込みが見当たんなかったんで思わず書き込んでしまったのだ

>ギルが誰かより弱かったらそれがもうギルじゃないし〜
弱くしろとはギル様には絶対に言えないが、必ず最上位にするのは違うのでは?
あえてギル様を上回るキャラ能力設定し、それでもなおあの余裕を保ちながら戦い抜く我様も見てみたい俺

>人並みの精神で〜
熱血(リリカル)vsクール(型月)なノリになりやすい作品性ってのもあるよね
ただ、どうにもこの精神論と蹂躙歓迎が理解できない俺ガイル

>>834
弱いから嫌というより、リリカル勢が刺身のツマ程度にどうでもよくなってるのが嫌
せっかくのクロススレだもの、両作品を愛しそれを生かせる人のSSが見たい

>>835
至極同意。

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 10:38:16 ID:gRu3npph
>>836
しかしいきなり煽りにはいらず
>修羅場潜り慣れたはやてには効かないとか
を書けばいいんじゃね。

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 10:45:01 ID:7BBbeMYx
>>836
いきなり煽るような書き込みしたあんたの方が悪いわ

はやてに効かないってのはあり得ないだろうけど、効き辛い、聞かされてもすぐに立ち直れるとかはありだが

自分はこう思うっていう意見を書くべきだろうに

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 10:49:16 ID:qevbFoO0
>>831がアレルギー発症したのって>>819が原因だろ
あと>>816か(ギルSUGEEEE!したいようにしかみえん)

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 10:50:38 ID:Bf2Hj/hV
「かくあるべき」論はさておいて、

こういう時は作品を誰か投下するんだ。


841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 10:51:41 ID:gRu3npph
>>839
仮にそうだとして
>精神的にも肉体的にもお強い型月様のキャラが
>脆弱で貧弱なリリカルキャラめを蹴落とすスレになってる
じゃあ荒れるだけだろうに。普通に反論すればまだ議論にもなるけどなぁ

842 :836:2008/08/05(火) 11:02:12 ID:UwlQLKcH
>>839
YES
vsスレ見てきたあとあの書き込みを見るのは、一なのはヲタとしては結構クるものがあった

>>841
改めて見てみると、煽り口調で八つ当たりみたいな書き込みになってるね。スマンネ
ただ、ここ一日のこのスレを見た率直な感想でもある。正直>>774あたりからスレの居心地が悪かったんよ

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:05:09 ID:gRu3npph
>>842
まあ気持ち自体はわからなくはないけどね
俺もお互いを持ち上げるような流れのほうが好きだし
VSスレはともかくクロススレは面白さのほうが大切だしな

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:06:49 ID:4kPhxsZt
というか、言峰の傷切開に耐えられる人間っているのかね?人間だぞ?鯖達でなく


845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:08:28 ID:gRu3npph
>>844
虎なら耐えれる。むしろ効かない
純粋に効かないよりは
士郎みたいに切開されてぼろぼろになりながら立ち上がるってのも好きだな

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:10:42 ID:oNrqIyHS
>>842
強さ議論はフィクションとしてやったほうがいいかもね。
元々違う作品を比べているわけだし。
それと作品が投下されて、興奮冷めやらぬ内に口をすべらせる人もいるかもしれんな。


847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:11:20 ID:t2MWmkpk
>842
それは残念だったね。クロスでカプっぽい話が出るのもまた宿命。


言峰の切開はトラウマ見せるやつだったろうけどさほどトラウマない人間は
嫌な気分になるだけでは?

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:14:37 ID:ha2Nwwdd
なんていうか
VSスレでのイライラをこっちに持ち込まれてもな。困る
こっちの事にしたって
流れが気に入らないなら自分で別の話題に誘導すればいいだけだろ
いきなり煽りかましといて何をごちゃごちゃ言ってんだか

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:17:49 ID:oNrqIyHS
>>847
傷や苦い思い出のない人はそうはいないだろうし
やり方では、どのような人にもやれそうな感じがする。

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:20:31 ID:UwlQLKcH
ここのスレの人は優しいね

>>847>>849
トラウマを見せて落ちる奴ってともと精神的に弱いか、トラウマ自身を心の支えにしてる奴、そしていまだにトラウマを乗り越えてない奴の三種類が主だとオモ
それに言峰の言葉攻めが増幅剤となってきて心に鋭く効いてくるんだと思う

だから闇の書事件をヴォルケン含めて受け止めてるはやてだとそこまで動揺することはなく、stsで動揺描写のあったフェイトは言峰にコワされそうなんじゃないかと

>>848
すいません

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:28:30 ID:7BBbeMYx
>>847
言峰の切開は一般人にも効くよ

>やあ、ボクの暗黒サバトにようこそ。
>教会では12月31日に夜通しでミサを開くのですが、それが彼にとって一年で一番楽しい時間だそうです。
>それまでの一年と、これからの一年をたった半日で同時に台無しにできるとかで。もう最悪です。
>でも不思議なコトに、集まった人たちはクソッタレな自分の人生に生まれてきてごめんなさい状態になりつつも、
>言峰神父には感謝するんだそうです。……まあ、鬱になるけどタメになる教訓は言いますから、この人。

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:31:06 ID:h8DKH2wl
まあ、それはただの説教だけどな

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 11:38:43 ID:oNrqIyHS
>>851
流石に一般人にはコントロールをするか。

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 12:09:23 ID:/HZssTdI
逆に感謝されたら言峰としちゃあ複雑だろうになw
つか言葉攻めにされるの大好きなM気質なストーカーが
言峰に付いたら面白そうだな
折檻もバッチこいみたいな

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 12:54:13 ID:Bg4F152R
言峰の切開に耐えられるのはギルのような超越者とか異常者だけだろうからな。
なのはキャラだとスカぐらいしか思い浮かばない。他だれかいる?

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 12:54:17 ID:4kPhxsZt
>>850
そうかあ?目の前で消えたリインTとかトラウマだと思うぞ?それに闇の書事件の被害者から恨み言を述べられたら流石に心がゆらぐだろ。
で、それを肴に酒を飲む我等が外道マーボー

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 13:28:45 ID:ErfGyCqA
>>856
トラウマはトラウマだが、アレは切開してもどうにもならない類の物だろうから意味なさそう。
が、闇の書の主としての切開なら、それなりに効きそうだな。
ただ、はやてはそのことに対して自覚的なので、軽症で済みそうな。

コトミーの切開の真髄は、気づきたくないこと、思い出したくないことをわざわざ掘り返すことだろうから。

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 13:34:40 ID:oNrqIyHS
>>856
リインの場合はどうだろうな。はやてとしたら悲しい出来事だったと思うが
リインは従容として逝ったからな。

被害者の具体像はどうなのだろうか。二十二年前の犠牲者はクライドさん一人で
ねこ姉妹が恨みに思っていたのは、グレアムさんがそれに責任を感じていたからみたいだし。
11年前も深刻な怪我をした局員もいないようだ。
前の事件が何年前で、どのくらいの規模だったのかよくわからないし
詳しい事は断定できんと思う。

あえて妄想してみると、オーリスさんへの応答に近くなるかもしれない。






859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 13:36:44 ID:UwlQLKcH
>>855
>ギルのような超越者とか異常者だけだろうからな
やっぱりギル以外無理なのかな?

>>856
別れも告げずに強制的に第三者に消されたんならそりゃ〜濃厚なトラウマになってるだろうけど
一応本人の同意の元にさよならを告げて消えたんだから、後悔してたらそれこそリインTに罰が当りそうだ

>それに闇の書事件の被害者から恨み言を述べられたら
レジアスの発言を見る限り、管理局の一部の人間のフェイトや八神家に対する不快行動はあったんじゃないかな?実際に行われたかはわからないけど
んで、漫画版の最終話でヴォルケン四人に「罪を受け止めて、みんなに謝っていこう」と言える九歳児の精神は流石に弱くはないだろう



860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 14:14:20 ID:t2MWmkpk
切開は士郎にしか使ってないから普通の人にはどれくらい効果あるかそれこそわからんのだけど。

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 14:32:05 ID:8n4nQ6ah
普通の人にも日常的に使ってるそうだ。年末とかに特に。
一般の方々でも死にたくなる気持ちになるそうだ。でも感謝される。

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 15:02:29 ID:j2FtVlAP
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1217249486/
475 :無冥 蹟怜:2008/07/22(火) 20:35:49 ID:???
またヴァカが全然解ってない。
「原作が好きだから」二次創作を始める者と
「原作に不満があるから」二次創作を始める者と
「書き手」が作品を書く「理由」には様々なパターンがあるのをしらないのか。
ワタシはシャナ「原作」で
余りにも人の生命が軽視されてるのは違うと想ったし、
フレイムヘイズがジョジョキャラみたいな高潔な精神を持ってないのもイヤだったし
それよりなにより悠二があまりにも「男」として情けなさ過ぎるのが非常に不快だった。
(正直自分が悪だと気づいてない悪よりもっと悪い「最悪」にしか「ワタシ」には見えない)
でも設定や世界観、キャラや能力は面白いと想ったから、
そしてジョジョキャラと絡ませたら実際面白かったから(少なくともワタシは)
こうしてSS書き続けてるの。(ドミノと教授は大好きだし)

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 15:03:19 ID:LjscPECh
コトミーのあれは、もはや趣味とか生きがいの領域ですから
しかもたちの悪いことに、才能があった上でそれを存分に振るえる立場にいる人という

魔導師が魔法を使えるように言峰は他人の心を切開することができて、
感覚でSLBを組んだなのはのように言峰には他人の傷口がわかってしまう

切開した結果が言峰の望むような結果になるかはまた別だけどねw

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 15:39:54 ID:thScPoaj
コトミーは精神攻撃、なのはは物理攻撃か

どっちもいやです

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 16:51:40 ID:2sHXl8CR
なぁ…らっきょや月姫のクロスものってなんかオススメとかないか…?
いつもなのはとのクロスはフェイトばかりな気がするんだが…
ちょい違うのも見てみたいなぁと思ってな

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 16:53:44 ID:w2vSGh6f
月姫も空の境界も、Fateと違ってバトル物ってわけじゃないからなぁ
やりづらいんじゃないかね

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 17:30:11 ID:ha2Nwwdd
らっきょは特にだな
あれ、単品でも二次でやれるのはノロケぐらいだし

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 17:39:45 ID:thScPoaj
燈子や荒耶とかだせたら凄いとおもうよ

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 17:56:53 ID:qt8ZPyzW
らっきょの住人は動かせないだろ、きのこでもない限り。
鮮花とかならまだどうにかなるかも知れんが。

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 18:05:12 ID:t2MWmkpk
諦めたらそこで終わりですよ

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 18:42:05 ID:ha2Nwwdd
とうとう赤ザコルネリウスの出番が来たか

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 18:43:27 ID:R92KVwmD
幹也と式ののろけ
鮮花修業中
脇役橙子さん
このぐらいしかできんね

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 19:11:23 ID:r8cLVG97
燈子さんはデバイスに興味持ったりしないだろうか?

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 19:14:30 ID:thScPoaj
式の義手に組み込むんだな

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 19:23:35 ID:YI2o4Wot
>874
スバルのみたくぎゅいんぎゅいん回転しそうだな

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 19:49:09 ID:zsmxl77e
義手がデバイスになって空中戦可能な式を妄想した

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 20:03:43 ID:Qj6yJwE1
ベルカ式で、直死と空気を固め刃にして飛ばす魔法は相性良さそう。
飛ぶ斬撃で線を断つみたいな。


878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 20:33:01 ID:qt8ZPyzW
昔、どっかの掲示板で志貴が飛び道具使って死の点に攻撃したら
死ぬのかどうかって議論があったような気がする。
結果は覚えてないけどね。
個人的には無理だと思ってるが。

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 20:50:39 ID:2sHXl8CR
>>877
ダーブラの技思い出した
それがあるとしたらスゲェ映える、アニメ、ゲーム向きな技だな

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 20:51:08 ID:VWIPz8op
はやてルート続き投下します。

881 :fateはやてルート100:2008/08/05(火) 20:52:02 ID:VWIPz8op
(ホントにやるのかよ。はやてはそんなの…望んでない)
(わかっている、が、時間は貴重だ。機会があるなら活用しない手はない。
この件は私が責任を取ると言ったろう?主には気づかれずに終わすつもりだ。
サーヴァントという連中はやっかいだがな。
マスターという魔術師達は私達が不意をつけば比較的容易に始末できる。
心配するな、失敗の可能性は低いし心臓発作となれば目の前で殺しても
主に殺人の嫌疑がかかることもないだろう)
(そんなのシャマルの腕次第じゃんか。シャマルはやれるっていってるのか?)
(もちろんだ。湖の騎士を信じるんだな。もうすぐシャマルも学校に着く。
お前は主の意志を尊重して黙ってみてればいい)
(…知ってて何もしなかったら同じだろ…)
(邪魔だけはするな。今は私の指示に従え)
(…邪魔はしない。けど、はやてがトラウマ抱えるような結果にだけはしないでく
れよな、シグナム)
(承知した)


「まず、みんなに何して欲しいのか聞かないことには返事できんよ」
「あっとその辺から説明する必要があるわね。
もう、あなた達も巻き込まれてるから知らないでいるのはよくないし。
いいわ、説明する。あなた達に襲いかかってきたのはサーヴァントと言って――

(なんで、セイバーのこと話さなかったんだ?)
(遠坂さんが勝ちたがってた場合、士郎がサーヴァント喚んだってこと知られたら
、まずいことになるやろ?
だから、セイバーさんには遠坂さんに気取られない位置にいてもらってる)
(セイバーの存在知られたら遠坂が敵になるってのか?)
(私はそう思うよ。違う言える?そやから、聖杯戦争に対する遠坂さんの姿勢を確
認するまで黙っとくんが一番や。
そんで戦って勝つ気やったらそのまま黙っとく)
(騙すのかよ…)
(まぁ、そうなるな)

上からはやてを見下ろす士郎の目には不快感が浮かんでいた。
はやては何でもないように自然に士郎の視線を受け止める。
そんなはやての仕草に士郎の不満は高まっていく。
けれど士郎以上に不機嫌になりかけている人が一人。あかく染まり始めていた。



882 :fateはやてルート101:2008/08/05(火) 20:53:11 ID:VWIPz8op
「衛宮さ〜ん?衛宮く〜ん?あ・な・た・た・ち、話聞いてる?
夕暮れ時の屋上で見つめ合う二人とか演出してくれないでいいのよ?」
「え?」
「あ…」

どちらが漏らした呟きだったが二人が正面に向き直るとそこにはとてもいい笑顔
をしたツインテール。
警告を発するようにチラチラと青白く光る左腕がなんだがとっても印象的。

「私、気は長い方だと思うけど空気読めない人間て嫌いなのよね。
ついついお仕置きとかしたいと考えてしまうんだけどおかしいかしら?」

ふふ、と笑い左腕を持ち上げて何かの構えをとる姿はどこまでが冗談か。

「と、遠坂、短気はよくないぞ?俺達はきっと分かり合えるから!」
「そ、そうや、話だってちゃんと聞いとったよ?つまり、遠坂さんはこの戦いで
…」
「勝つわ、参加する以上は勝つ、それが遠坂の使命だもの」

その言葉は強い自信と彼女自身の固い決意の表れ。
それは揺るぎのない重いものと感じられた。

「…遠坂さんらしいわ。負けず嫌いやもんね」
「そう?ま、そうかもね。聖杯戦争の話はこんなものよ。駆け足になっちゃった
けど質問があれば随時受け付けるから。
で、あなたの使い魔にやって欲しいことというのはね、私のサーヴァントの支援

ぶっちゃけると殺し合いね。力は強そうでもその辺どうなのかと思ってたんだけ

あの青い奴と戦えたならそこも合格。彼らを私に貸したあとのあなた達の安全の
保証だけど
聖杯戦争間は私の家にいてもらって構わないわ。防御には自信あるし、悪くない
わよ」

魔術師の彼女が自分の工房である自宅を開放するというのは大きな譲歩なのだが
この二人は魅力的な条件とあまり感じないようだった。

「はやて、どうするんだ?みんなのことは」
「遠坂さん、みんなを貸すことはできんけど協力を頼むことはできる。
けどな、シャマルは仕事、ヴィータは学校、シグナムも顧問の仕事がある。
せやからいつでも助けるというのは無理や」
「そういえば使い魔に社会性持たせているんだったっけ。人型だし妥当と言えば
妥当ね。
それ以上の感情を寄せてるとかはあなた達の問題だし私から言うことは特にない
のだけど
この場で返事はできない?」



883 :fateはやてルート102:2008/08/05(火) 20:54:14 ID:VWIPz8op
「1日待ってくれんかな。みんなと話して決めたい」
「…言うこと聞かない使い魔ってのには私も馴れてきてるけど
あなたは考え方からして魔術師じゃないのね。そんな気はしてたけど。
衛宮君も同じ?」
「ああ、あいつらは家族なんだ、遠坂。使い魔じゃない」
「家族…ね…そういえばあなた達も血は繋がっていないんだっけ?
血の繋がってない家族ってどう?」
「どうかな、俺は血の繋がった家族のことは覚えてないから違いはよくわからな
い。
けど、何も変わらないと思う。いつもそばにいてくれる暖かい存在だ」
「私も士郎と同意見や。ヴォルケンのみんなは私達にとってそういう存在なんよ


凛は二人の回答を穏やかな表情で受け止める。

「そう…なら私が言うのもなんだけど家族、大切にね。
先程の要求を少し訂正するわ。この聖杯戦争において衛宮家は私に協力しなさい

回答の猶予は明日までよ」

凛の言葉に士郎、はやては互いに頷き凛を見る。

(周りにサーヴァントの気配はあるか?)
「了解や遠坂さん、前向き善処する方向で検討します」
「その答え、引っかかる言い方ね。あなたは本気か冗談かわかりにくいのよ…
その顔見てたらまたアレ思い出して腹が立ってきたじゃない」
(ない、近くにセイバーがいるだけだ)

苦虫を噛んだような凛とにんまり笑うはやて。ただ、士郎だけは内容を理解でき
ずにいた。

「なぁ二人になんかあったのか?」
「お、食いついたね、士郎。これはな生徒会と柳洞君が通称女狐と呼称した
運動系の部活の裏で暗躍していたエージェントとの戦いの話なんよ」
「ふん、あんたはその味方からも狸って言われてるくせに。最後まで話す気?
それは寛容な私でも我慢できないのですけど。どうする気でしょうか?衛宮さん
?」
(わかった。警戒を続けろ)
(承知)

再び凛の顔には士郎が恐怖するいやーな笑いが浮かんだ。

「まぁまぁ最後までは話さんから。士郎、柳洞君が予算の不平等を改善しようと
しとったのは知っとるね?」
「ああ」
「その改革をさせまいと立ちふさがったのが遠坂さんや。正直華麗な根回しやっ
たな。
優等生としての人脈と誰も知らなかった闘争心であっという間に大勢が決しそう
やった。
そこで私は裏技を使わせてもらったんや」



884 :fateはやてルート103:2008/08/05(火) 20:56:49 ID:VWIPz8op
「裏技?」
「もう正攻法やと勝ち目なかったからな。使ったんよ電話を」
「電話?それが裏技なのか?」
「わからないの衛宮君?そこの狸が私に対抗する方法?」

凛は不機嫌な顔で腕を組みながらそう士郎に尋ねる。

(標的は変わらない。私の合図でやれ。タイミングも指示する)
(わかったわ)
「士郎にも見せたことあったけどな。遠坂さんの声色の真似」
「あ!?あれか、それで電話…なるほど」
「本物の真似して偽情報流して混乱させたりとなかなかエグいことさせてもらい
ました」
「ったく本当よ。各部や先生方に調整しにいったらその話はさっきしただろとか

もう決めたじゃないかとか悪い夢かと思ったわ」

ぐぐっと拳を握る凛は口惜しそうにはやてを睨む。

「それで、私の偽情報によって足並みが乱れたり正しい現状の認識ができなくな
った運動系の部活の皆さんは
団結できなくなってそこを柳洞君に各個説得されて行ったというわけや」
「それじゃ遠坂の面目丸つぶれというか。確かに裏技だな。単に負かすだけじゃ
なくて
第三者的には遠坂の言うとおりにしたのに負けたと思わせる嫌な効果がある…」
「身に覚えないことでとやかく言われることがあれほど気分悪いとわね。
使い魔放って誰がこんなふざけた手を使ったのか探ったんだけど犯人を発見した
時は
本当に殺そうかと思ったわ」
「はやて、よく無事だったな…」
「その頃しばらくの間、対修羅場ウェポン、三枝さんと昼とか
ご一緒させてもらってたからやろか。特に闇討ちとかは受けんかったよ」
「そんなみっともない手は使わないわよ。予算決議の後、この屋上に呼び出して
あなたには言ったわよね。
次は負けないからって 。この聖杯戦争で借りを返してやろうかと思ってのだけど
令呪が浮かんでないんじゃ仕方ないわね。勝負はお預け。
私ね、これでもあなたの抜け目ないとことか割と嫌いな方じゃないから
できれば一緒に戦えればと思ってる。いい返事期待してるわ。
…私からもうないけどなんかある?」



885 :fateはやてルート104:2008/08/05(火) 20:58:34 ID:VWIPz8op
「特にないかな…俺も遠坂と戦わずに済んだら嬉しい」
「そうね、衛宮君、あなたとはあまり話したことなかったけど味方になったら宜
しく」

士郎に向けられた凛のその表情は猫かぶりでない純粋な笑顔。
向けられた本人の心臓はこんな状況に弱く激しく動揺せずにはいられない。
結果、喉に何か詰まったように様子がおかしくなった士郎を凛は訝しげに覗き込
んだ。

「衛宮君?どうかした?」
「あっと…その…なんだ…」

顔が近い…

「はい!はい!話は以上なんやね遠坂さん?私らと組めたらええね。
士郎もほら、しゃきっとする」

士郎の襟首をグイグイって引っ張って引き寄せる。おたおたしていた士郎は軽い
力でも
引っ張られ凛から引き離された。一瞬何事かと思った凛だが
すぐに面白いものを見つけたという顔になる。

「衛宮さん、私あなたの弱み掴んだような気がするわ」
「な、なんやろね。それより遠坂さんのあの最後の華麗な反撃の話してもええか
なぁ」
「ちょっと!その話喋ったたらあなたの弱みどんどん突くわよ!!」
「知らん、私に弱みなんてないもの」

シラっと澄ました顔で顔を背ける。

「本当に?じゃあそういうことで。ちょっといーい?衛ー宮君」
「え!?」

スッと軽やかな足取りで凛は踏み出すと…士郎の腕に組み付いた…。

「な、な、な……ふ、ふーん。節操無いんやね。遠坂さん。
碌に話したこともないような男子に抱きつくなんて、が…がっかりやね」
「くくく…あははっいい顔ね。衛宮さん。私あなたのそんな顔見たかったわ。
衛宮君には悪いけど時々こうやって彼女をからかわせてくれると嬉しいわね」
(緩んだな)
「あ…俺ならいつで…い…いやいや女の子が気安く男に抱きついたりしたらダメ
だ」
「へー衛宮君て堅い方なっ……」

凛が言葉を最後までは嗣ぐことはできなかった。気が緩むこの時を狙い続けてい
た者達は僅かな隙を逃さない。
彼女の背後から伸びた腕は背を貫き心臓を掴み、弄る。
呼吸は自由を失い血液はあらぬ方向へ流れ行く。

「がっ…はっ!?ゲ…ホッ…」
「遠坂!?」
「遠坂さん!?」

口から漏れた鮮血が西日刺すコンクリートに新たな色を加えた。

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 21:00:08 ID:VWIPz8op
今日は以上です

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 21:05:55 ID:Qj6yJwE1
GJ!!です。
うわぁ・・・最悪の一手だ。
これをはやてが知ってしまったら、どうなるんだろう。

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 21:05:59 ID:P4LrIbXA
いきなりハサン先生か!!?

GJ!

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 21:33:11 ID:thScPoaj
ちゃう!社会人や!

GJ

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 21:57:02 ID:t2MWmkpk
過激なヴォルケンズが素晴らしい

GJ!

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 22:01:34 ID:ajE6hIq/
アーチャーによる探知可能域外からの狙撃とか言う事になるやもしれん。

GJ

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 22:21:24 ID:0E0QC1H6
普通にシャマルがチート性能

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 22:42:48 ID:gSk/BTi2
デスノート思い出した

>主には気づかれずに終わすつもりだ。
>はやてがトラウマ抱えるような結果にだけはしないでくれよな、シグナム

このニート、さっそくこの二点を犯してないかな?
このはやてはやけに鋭いから絶対気づくと思うし
目の前で友達を頃されたら少なからずトラウマだろうし

あと、この戦い方はセイバーと反発しそうだ

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 22:46:42 ID:AvMmowTF
シャマル版「妄想心音」発動!!

GJ!

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 22:50:40 ID:h10GcDq7
なんという湖のアサシン

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 22:58:57 ID:Qj6yJwE1
これを切欠に、いろんなところと仲が悪くなりそうだ。
衛宮家を打倒するために、夢の慎二と凛のギスギス同盟とか見れるかもしれないしw

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 23:01:12 ID:a3dnt+eA
さすが地味に凶悪なシャマルさん、つーか反則だよな旅の扉て

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 23:13:14 ID:jXkD9BQs
前回までオッパイを掴みまくってたシャマルが勢い余って心臓を掴む回でした
何にせよGJ

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 23:13:28 ID:02W9xu4l
責任とるとか言っちゃってるがそれは最悪だヴォルケェェェェェェェェン!!!!!

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 23:14:31 ID:gSk/BTi2
>>896
いや死んだんじゃない? 凛

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 23:16:46 ID:A2glf0jl
これ、確実にトラウマになるだろう…。
しかし、凛が死ぬ展開は珍しいので俺はGJを送る。

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 23:31:33 ID:Qj6yJwE1
>>900
すまん、仮に生き残ったとして。

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 23:33:45 ID:jXkD9BQs
はやては勿論、今回のはシロウも絶対に許さんだろう
はてさてどうなる事やら

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/05(火) 23:42:40 ID:7HosLwEk
はやてルートの人乙!
それにしてもまた気になる所で終わったなw

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 00:37:44 ID:Tfzna2KL
はやてルートの人乙

>>878
可能なはず
空の境界の劇場版で式が投げたナイフで霊体を殺してる

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 00:53:02 ID:QxazOIVy
>>905
じゃあ突撃銃で戦車壊したり出来んのかな…?
あとはエアガンで人を壊したりとか…
そう考えるとやばげな力…

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 00:58:31 ID:pVG/KuL2
GJ!シャマルが珍しく活躍した!そういやその気になればアサシンの真似事できますね
武装にバルキリースカートとフォークを装備すれば・・・

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 01:06:14 ID:f2Cd0SnK
>>906
式の認識次第じゃね
まあ、前提として
銃弾が点を貫いた瞬間を視認できないと駄目な訳だが

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 01:07:28 ID:E3pNaNfg
>>906
見えてさえいればいけると思うよ。
らっきょで荒耶が見えることに意味があるとか言ってたし。
でも、狙撃とかでスコープを通すとどうなるか。

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 01:08:11 ID:5amAXgcL
>>909
スコープの死が見えそうだなw

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 01:09:25 ID:8OBdpTe4
GJ!
アチャは単独行動でしばらく生きてるが・・
キレて士郎を狙撃とかしそうで怖いな

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 01:13:55 ID:VPVNV+lG
アーチャーを怒らせると、夜に遠距離からカラドボルグが飛んできて家に突き刺さりそうだよなw
歯止めの凛がいなくなったら、死ぬ寸前まで外道戦法を貫くだろうし。

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 01:21:24 ID:QxazOIVy
>>910
スコープの死とか邪魔すぎるw
てか、最後まで見てなきゃダメなら撃ちっばなし系はダメだし、銃弾もなぁ…
やっぱ接近戦が確実だし書きやすいよね
でも…式が(誤字にあらず)スナイパーライフルとか持ってたらアンバランスで面白そうだ

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 01:39:36 ID:n4Vh2F2F
なにより式は刀持つと型月達人クラスだし、志貴も刃物の使い方が病的に巧いそうだから、ある意味ピンポイント狙うなら接近でナイフなり刀の方がいいのかもしれん。

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 02:38:05 ID:+4mqIs6S
お前らせっかくシャマルさんが珍しく活躍したんだからたまには語ってやれよww

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 03:11:52 ID:XW4Qf92i
むしろ俺はよくやった!
シャマルグッジョブ!!
と言いたい。
だーって前回もそうだけど今回の話でも凛への好感度下がりまくりだったから。
たまには痛い目遭いやがれ♪

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 06:50:23 ID:vFDGY+Q1
大丈夫だよ、スコープ無しでも狙撃は出来る。

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 07:53:04 ID:VRg0TVNS
本当にシャマルならいいんだが、蟲爺がハサン使った気がしてきたw

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 09:53:28 ID:DRFdTUt6
つかヴォルケンがやったんであれば、もうハッピーエンドにはならんよな

Asでの何も知らないはやてと違って
聖杯戦争に参加してるの自分で知ってるわけだから
その自分に黙って従者にこんな事されたんじゃ信頼関係もくそもないし

あと桜が家でゲラゲラ笑って「姉さんザマァw」とか言ってそう

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 09:56:17 ID:DWOucg5o
桜アンチの思考ですね

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 10:19:19 ID:pVG/KuL2
ここのはやては桜とかの胸揉みまくっているのかな?
ライダーやキャスターみたら喜びそうだ

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 10:44:22 ID:n4Vh2F2F
ろくにFateやった事のない桜アンチがいると聞いて(ry

血吐いてるから先生の可能性が……

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 10:54:50 ID:+4mqIs6S
>>922
どっちのだww
どっちも今のあだ名は先生だぞ?

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 13:41:27 ID:q/+kc5cD
桜の性格的には他人に先越されて逆恨みしてそうな気も

ほら、ヤンデレだし……

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 13:58:39 ID:wS92tM1F
もしヴォルケン犯人だったら言い訳不能だろ。凛だって譲歩とか話し合いとかしようとしてたのに。
それに、よりによってこんなタイミングでやらなくったっていいだろうに……。
なんかもう、はやてをアチャに射殺されても文句言えないな。はやてはかわいそうだが(目の前で殺人+家族のせいで殺され)

とりあえずヴォル達が犯人じゃないといいなあ。

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 14:05:45 ID:UKwEnzBm
多分犯人は、双子の猫ちゃんだと思う

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 14:06:08 ID:Fyubchwm
真実はいつも一つ!じっちゃんの名にかけて!

……おばちゃーん、このカキ氷糖分が足りないよ?
もっと、どばっとべちょっとぬめっとですねー

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:13:34 ID:HqI3gFLF
>>924
桜が凛を恨んでたり、ヤンデレだと?
ほかのゲームと勘違いしてるんじゃないか、あんた。

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:23:28 ID:VRg0TVNS
>>928
だよな
桜は姉殺されたら普通に悲しんで、相手絶対許さんぞw

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:28:13 ID:uSDSSrMj
好きだし羨んでもいるし恨んでもいるだろう。桜の凛に対する思いは複雑かと。

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:35:42 ID:hUo6LsWJ
四月馬鹿のプロレスネタの時に公式で「凜へのヤンデレ」とかいう風に書かれてた
というか本編で十分ヤンデレしてたぞ、凜に対しては

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:44:57 ID:34Rm3yjp
本編のはアヴェンジャーの所為だろ

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:47:44 ID:hUo6LsWJ
んー、それはコトミーが否定してたしなー
ぶっちゃけ性格が多少攻撃的になって本音が表に出ただけだろ、黒桜

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:48:50 ID:uSDSSrMj
言峰に桜はなんら変わってないって見抜かれて逆上してたじゃないか。

まぁこのくらいでヴォルケンズとの仲は終わらないかと。

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:49:21 ID:tNCIXX4p
妬みや嫉妬はあったんじゃないの?
少なくとも虫蔵に漬けられてるまでは

そして士郎が絡むともはや修復不能に

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 17:59:21 ID:9ARjKZEe
表面上は悲しいのに心の中では悦んでる自分がいるんです
そしてそんな自分が一番キライ


こんな感じじゃね?>桜

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 18:14:19 ID:HqI3gFLF
桜の凛への感情は複雑で、嫉妬、憧れ、妬み、好意が入り混じったものだろう。

>>936
そんな感じだろうけど、流石に悦びはしないんじゃね?
士郎からんだり、黒化した後ならともかく、津常時に悦ぶ理由がないだろう。

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 18:22:36 ID:WjOFOYGH
つまりペルソナですね、わかります

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 18:49:34 ID:uSDSSrMj
桜は凛を自分の手で殺せたら満足しつつも泣く
そんな印象。

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 19:05:38 ID:E3pNaNfg
アヴェンジャーありなら本編みたいな展開になるかもしれないけど。
てゆーかHF前半はあの姉妹かなり仲良かったろ。

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 19:23:45 ID:hUo6LsWJ
ホロウアンリのせいでアヴェンジャーの影響よりも力を手に入れたからというイメージががが

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 20:02:48 ID:FW+ik6ta
桜のHFのあれはアンリ+桜のペルソナ部分が表面に出てきたと俺は解釈している。
だって桜のあれって一種の悪魔憑き状態だし。

凛殺害の犯人は実はクロノが召喚したアサシンだったりして…なわけないか。

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 20:07:56 ID:0DQBdNqC
アンリマユの影響で負の感情が増大したからだと思っている、HFの桜は
いくら仲が良くたってその人のすべてが好きなわけじゃないだろうし

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 21:02:40 ID:tNCIXX4p
抑えていた感情が噴き出したんだよ
前から姉のこういうところがムカついてましたってのが
力を手に入れたついでにダダ漏れしたと

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 21:27:31 ID:YLm7QeoK
というか、凛はこれで死んだのかね?
仮にも魔術師だし、応急処置次第ではまだまだ生きてそうな気はするけど。
と、そろそろ次スレかね。

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 21:30:13 ID:34Rm3yjp
即死しない限りは結構しぶとく生きられそうだからな
魔術刻印が勝手に生かそうとするんだっけ
コレで死んだとは決め付けられないところ

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 21:36:51 ID:FW+ik6ta
しかし、心臓だからなあ…。
ああ、ほんとにくいところできってくれたなあ。

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 22:12:42 ID:E3pNaNfg
今のところ心臓を掴んで弄ったぐらいだから、あるいは生きてるかもしれない。
恐らくいるだろうアーチャーがどんな反応をするのか。

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 22:49:34 ID:45KHchfw
         |\              , -一ァ
           _\\          /__/
         ∠二 `ヽ/´  ̄ ̄ ̄ `丶//⌒ヽ
          , '" ̄'            ヽ) 、  \
        / / /==─      -─==','、\  丶
        l /  i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ |\j   ヽ
        i ハ   Wイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、 .|  \   i
        / /\.{ヽ! !""  ,___,   "" | .!ノ /    \ |
        l  l     | ',.   ヽ _ン    | .|/     i . |
        ヽ ヽ    | |ヽ、      ./| |       } j
         \!    レ  ` ー--─ ´  レ      //
              ↑凛殺害の犯人

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 23:35:59 ID:HzQj/ZiD
>>949
そいつに暗殺なんて器用な真似は出来んとマジレス
寧ろそういうのを今後も覚えないで下さいお願いします
光学迷彩型アクセルシューターで思念誘導暗殺とかバスターより余程怖いよ

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 23:36:22 ID:tNCIXX4p
↑そういやリリブラの方でも
ギルの心臓、止めにかかってたな

952 :951:2008/08/06(水) 23:37:08 ID:tNCIXX4p
>>949へのレスです

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 23:40:56 ID:VPVNV+lG
その心臓貰い受けるのッ!!ってかw

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 23:49:57 ID:4JmlrJep
>>949
そんな、包囲網の中でビルを倒して逃走路を作るような超展開は無いだろwww
ぶっ飛びすぎだwww
欠片も出てないのに、出てきたら神すぎるわww

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/06(水) 23:52:28 ID:9ARjKZEe
じゃあ凛も蘇生させれば無問題ですか
ルビィアの心臓を移植して

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 00:53:50 ID:isRmg0oP
>>954
その辺は、超遠距離での極細バスターで凛の心臓を狙った可能性があるかもしれん。


まぁさすがにそれは余りにもありえないが・・・。
多分、リーゼ姉妹の片割れが犯人の可能性があるんじゃないかと思う。

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 10:02:31 ID:PFhmBGiP
はやてルートならリインユニゾンセイバーを出してくれそうだ

リインがユニゾンしたセイバー・・・あれ?何故か翼の生えたオルタセイバーが思いつく

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 11:28:31 ID:UsICmyRg
>>957
それ、手がつけられないってレベルじゃねーって気がする

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 12:49:58 ID:lROmK3XN
>>957
虎に翼の例えもあるが(手のつけられない組み合わせという意)。
獅子に翼だなあ。それ。


960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 13:50:45 ID:/H+wZfjo
でも大概の武術って、踏み込めないと威力が大幅半減するんだよね。
そういった意味では、なのはキャラの戦い方っていうのはかなり特殊。
一番分かりやすいのはスバル・ギンガ・ノーヴェ・クイントのシューティングアーツ。
ローラー履いて回し蹴りとか、普通ならろくに威力出ません。

だからセイバーみたいにオーソドックスな戦い方をする陸戦タイプなら、飛行よりウィングロードの方が良さ気だと思う。

ただこれは個人的な意見だけど、安易になのは世界の技術使って型月キャラパワーアップとかより、ダッグでも組ませて
両方のキャラを生かした方がよほどクロス向けではないかな。

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 14:13:36 ID:vQGsmgRT
オーソドックスな陸戦?
またまた冗談を
 
戦闘行為の全てにおいて魔力放出によるジェット状の加速を加える
全身ロケットのトンデモ戦闘だぞ
ローラーはいて格闘の方がまだマトモだw

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 14:34:09 ID:aGsD6f7K
>>960
安易に片方の技術は萎えたりするしね。
特に元々戦える素養があるのに向こうの技術に手を出すのって、無いと負けてると宣言してるようなもんだし。
そして逆にタッグは燃える。何か特殊な一技能があると絡ませやすいしね〜。

スレチだがシューティングアーツの面々を思うとエアギアが浮かぶ……。

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 14:39:11 ID:xFPgGJFI
魔力使用しなかったら士郎以下だもんなセイバー

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 17:36:09 ID:3QVWWpX0
>>960
確かに。実際の剣術でも腕の力だけでは着物ひとつ断ち切れないのに、シグナムの紫電一閃とか一体どうやって切断力を生み出しているんだ?
やっぱ飛行魔法で加速して全体重を乗せて体当たりってカンジかね?

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 18:00:31 ID:gaNlj0iX
いやシグナムは剣から火とか出るから

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 18:39:56 ID:kbfKQCow
>>964
切断力場を剣にまとわせてるんだと思ってた。
ビルを砕くような威力の反動を握力だけで抑えきれるわけがないし。


967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 20:03:52 ID:PgLkfXiG
>>959
虎に翼と見て、羽の生えたタイガーを夢想した。うん手が付けれないな

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 20:40:21 ID:M10Iyhzz
それってネコアルクがどっか飛んで行くのと大差が無いようなw

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 20:56:40 ID:lROmK3XN
>>967
書いたとき、俺もそれは考えたw
しかし同時に脳裏に浮かんだのは、空手地獄変で出た「秘技・虎翼」を使うタイガーでした。

なんでさorz


次元漂流者としてミッドに紛れ込み、なんかわけわかんないことになる大河を無双、もとい夢想した。
そしてわりとあっさり帰って衛宮家のみんなに魔法の話とかをするのだがちっとも信じてくれなくて「夢でも見てたんだろう」と言われる落ち。


970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 20:56:47 ID:lTHo/ry0
ネコアルクって技でバラバラになれるからそれで回避とかできるのかな

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 21:00:38 ID:1hQBi46W
>>970
なんというオープンゲット

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 21:17:16 ID:e2Hdl7QU
オープンキャットだな

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 21:55:07 ID:gaNlj0iX
それで全方位同時攻撃か

我が世の春がキシャー!

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 22:11:23 ID:1hQBi46W
「ティアナがそんなに好きかあぁぁーーーーッッッ!!!」

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 22:48:43 ID:PgLkfXiG
他スレ見てて思ったんだが、ワラキアの最後の泣き笑いシーン。
あれ、なのは勢はどう感じるんだろうか

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 23:49:12 ID:4iEMj9Jy
闇の書の転生先が型月のキャラだったら誰に行きそうと思う?

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 23:50:35 ID:FaruHkMn
アレってなんか条件があるんだっけか

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/07(木) 23:59:43 ID:VN2ajaCD
>>975
その想い自体は認めるけどこんなやり方は間違いでしかない!って所じゃないかな?

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 00:20:10 ID:UyaQkWx7
発端こそ悪意は無くてもそれ以降のやり方は悪意まみれだしなぁ

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 00:36:41 ID:ru+AjSsE
そういやホロウで士郎達が文化祭でやってた芝居をなのはバージョンでやったら面白くなりそうかなぁ・・・。

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 00:43:08 ID:HbFkxGzg
>>976

琥珀さんや桜や藤乃に転生したら大変なことになりそうだw 

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 01:02:12 ID:/UnphUFd
>>980次スレよろしく

ワラキアは普通に頑張ってたんじゃないのか?
で、いくら演算しても人類が滅びるってわかって発狂して今に至るんだろ。

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 01:25:06 ID:ru+AjSsE
次スレ
型月×リリカルなのはクロススレ13
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1218126273/l50


984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 01:38:02 ID:45q9slSM
型月世界の滅びは避けられないって話だっけかワラキアが苦しんだのは。
型月世界の次元は特殊な造りをしている、とかいう感じでいいのかなクロス的に。

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 01:51:17 ID:e1VFFmvy
>>984
型月後の世界と思われる(普通にパラレルかも試練が)noteでは、代わりに星が滅んでるからけどな


六人姉妹(全員が「魔法使い」)が関係あるんじゃないかなと個人的には気になってる
the saving earth system とか青本に書いてあったし
ダークシックスも六人でシステムとか言ってたし
魔法は5つしかないはずなのに、6人いたり
ワラキアが探してたのは代六法だったりで、色々関係性をうたがってしまう

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 02:38:27 ID:pIleP7OT
てか、世界ってのは地球のことだと思うが
水星から来たっぽいORTの固有結界が、異星の環境どころか異界秩序と呼ばれてるあたり、
星によって秩序にとんでもない違いがあるんだろう

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 07:31:51 ID:CUfc5bgh
>>984
あれは穴蔵の方々が極限まで未来予測しようとした結果だと思ってたんだが
アルクの「物事にはすべからく終わりがある」(意訳)発言もあるし

逆に、予測された「よりグロテスクな終末」が、次元世界間の戦争とかだったりして

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 10:33:51 ID:MgdV4hyG
ワラキーって絶対に発狂するしか有り得ないと思うんだ。

だって、あいつの計算って年月指定してねーもん(笑)
「世界は滅びる」or「世界は滅びない」の二択だったら
「○○年に世界が滅びる」か「永遠に世界が滅びないので永遠に計算が終わらない」か、どっちかしか結論でねーじゃん。

まぁ、アレで偉い学者さんだからそこまで間抜けな事はやっていないと思うが。

そういう意味ではどっかの眼鏡は全く逆なんだよな。あれは「物事には全て終わりがあるから、ソレが見える」って言う
いわば滅びの体現者だから。

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 10:42:42 ID:my+a8/gK
世界じゃなくて人類じゃなかったっけ?
いくら方策を考えても人類の滅びを回避できないから狂ったんじゃなかったっけか

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 11:18:22 ID:45q9slSM
人間だって永遠じゃないだろうしねぇ。つまり考えすぎと。

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 13:51:28 ID:RvZXHduO
ワラキー滅びを予測

じゃあ、対策を講じよう

あれ?滅び回避できてねーじゃん。というかもっと悲惨な結果に

じゃあ対策をry

以下、無限ループ

発狂

死徒化して第六法に全てをかけるが敗れる

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 14:38:06 ID:IGYI9ysO
>>976
転生ってことで遠野家の長男なんかどうだろ。奴の能力なら闇の書に侵食されても生存は可能かもしれんし
しかし、鬼+吸血鬼+ロアの知識+直死の魔眼(偽)+闇の書とかチートってレベルじゃねえぞ

で、今の話題とは関係ないが今日届いたZero materialに載ってたヴィマーナのデザインと設定に噴いた
あの古代兵器投影できたら士郎も空中戦ができそうだ。まあ、まず魔力量が問題だけど

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 15:47:11 ID:5TNJBLC2
>>992
あれはそもそも死を視る魔眼じゃなくて、生を視る魔眼なんだよな。
原作では生を断ち切る為に使っていたけど、天生牙みたいな使い方は出来ないものなのかな。

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 16:13:14 ID:rY0QP3Lh
そこまで便利な能力じゃない

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 16:38:06 ID:ru+AjSsE
とりあえず埋めよう

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 16:39:12 ID:ru+AjSsE
うめ

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 16:39:43 ID:ru+AjSsE
うめ

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 16:40:48 ID:ru+AjSsE
うめ

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 16:41:47 ID:ru+AjSsE
うめ

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/08(金) 16:42:19 ID:ru+AjSsE
1000

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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