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SEED DESTINYでSSを作るスレ10

1 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/27(火) 17:01:34 ID:4A2aY9XT
SEED及びSEED DESTINYはいい素材がいっぱいあるのに…それが生きていない!
または、ここでこうやってたら面白かったんじゃないか?
などを思ったことはありますか?
ここは、そんな人たちで理想の種及び種運命を生まれさせるスレ。
リライトでも話を変えても今の本編からの「もしも〜」や、
設定を生かした全く違うSEEDなどを書いてくれればいいです。
SEEDでの主人公を変えて作るなどもやれるのならば!

※職人さんは感想などをちゃんと聞きましょう。
特に「ここはこうすれば良いんじゃない?」と言うような言葉には出来るだけ従いましょう。
それこそがあなたを職人として成長させるのです。
職人さん、頑張ってください。みな応援しております


前スレ
SEED DESTINYでSSを作るスレ9
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1189756943/l50

SEED DESTINYでSSを作るスレまとめサイト
ttp://seedss.web.fc2.com/index.html

2 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/27(火) 17:06:12 ID:???
前スレ落ちてから一週間以上たったけどやっとたてられた。
というわけで前スレの職人さんまたよろしくお願いします。

3 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/28(水) 01:01:44 ID:???
おおおおお…このスレがついに建て直されましたか、>>1超乙です

それぞれの名前をかぶった別人が跋扈する種死SSが手元にあるのですが、そういうのもありなんでしょうかね?

4 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/28(水) 07:25:34 ID:???
種が元になってるなら何でも投下して下さい

5 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/28(水) 15:20:49 ID:???
保守

6 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/28(水) 22:21:41 ID:???
保守

7 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/11/29(木) 02:17:41 ID:???
>>3です、いつぞやにこんな名前で種死再構成を書いてたら遅筆のせいでアニメ4話あたりでスレ落ちしちゃいまして…
自分の書き物にこりゃねーよと思い悩んでいちいち指が止まるへタレです(´・ω・`)

誰こいつ何この設定というのが乱舞してますが、とりあえず最初だけ再投下してみます、ご容赦を。

8 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/11/29(木) 02:19:08 ID:???
――それは、あまりにも澄みわたった青空の日。連合軍は次々とオーブへと攻め入り、その市街地を蹂躙していった。
しかし、彼にとってはそんな事はもはやどうでもよかった。今目の前にある事実が、まだ幼い彼の心を打ち砕いてしまっていたからだ。
「なんで…こんなことに…」
彼の眼には、何らかの砲撃によって大きく抉られた山地と、ヒトだったものが映っていた。
「父さん…母さん……マユ……!うわあああぁぁぁぁ……!!」
力なく天を仰ぎ叫ぶ。逆光と涙でよく見えないが、そのMSの翼らしきものだけは彼の心に強く焼きついた。
その少年――シン=アスカは、その日、全てを失った。


「――っ!?……はあ、はあ、……また、あの夢か…」
飛び上がった先が自室のベッドであることを確認すると、シンはようやく呼吸を落ち着けた。だいぶうなされていたのが自分でもよくわかる。部屋には自分ひとりで、同室のレイはもう外に出ているようだった。
と、そこにノックの音が聞こえた。
「おーい、シンまだ寝てるの?いい加減起きなさいよ!」
どうやら同僚のルナマリアのようだった。声がマユにそっくりだからよくわかる。
「今日が式典前日だってことわかってるの?ヨウランとヴィーノが待ってるわよ」
「ああ、ちょうど今起きたとこだよ。すぐに着替える」
「じゃあ、そう言っとくわね。お先に!」
ルナマリアは緊張と喜びが入り混じったような声で去っていった。
「これから、式典、か…」
シンは枕元にあるマユの携帯―唯一つの遺品―をしばらく握り締め、それから戻し、自室を後にした。
(父さん、母さん、マユ。今の俺を見たら喜ぶかな、それとも怒るかな…?)
シンはふとそんなことを考えながら、通路を駆けていった。


――C.E.071年、そしてユニウス条約の締結。
プラントと地球連合はお互いのなりふり構わぬ総力戦に疲れ果て、ついに休戦条約という、一時的にせよ「手を取り合う」という道を選んだ。あれから2年。世界は平穏に回っているように見えた。
だが、その平和も長くは続かなかった――

9 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/11/29(木) 02:20:12 ID:???
C.E.073年、L4プラント・軍事衛星アーモリーワン。
ここでは、明日にザフトの新造戦艦「ミネルバ」の進水記念『式典』が行われることになっていた。
周りのザフト部隊は式典の準備に大忙しであったが、当のミネルバは物資の搬入や艦内のメンテナンス程度のもので、事前にある程度済ませてあったためにそれほどの鉄火場ではなかった。それでも忙しくないわけではないのだが。
「MS用のパーツや推進剤が気持ち少ないわね。もう少し積み込んでもらえるかしら」
ミネルバの艦長、タリア=グラディスは副官のアーサー=トラインに言った。
「わかりました。しかし、それにしてもこれほどの最新鋭戦艦に新兵ばかりを乗せるなんて、上はどういうつもりなんでしょうね?」
アーサーの意見については彼女も思う節があったのだろう。タリアは少し眉をひそめて答えた。
「さてね。このまま平穏が続けば、なんて思ってるのかしらね。どうあれ、私たちには破格の待遇だわ、きちんと仕事はしましょう」
「了解しました。……あれ?あれは……政府専用機?」
アーサーは艦橋の窓の向こうに航空機をとらえた。どうやら機体の型から、政治家が乗っているようである。
「そういえばデュランダル議長がお出ましになると聞いたわね、多分それでしょう」
「なるほど。明日式辞がありますからね」
「……」
別に何の事はない話である。確かにアーサーの言う通りだが、タリアは何か胸騒ぎがしていた。


式典会場の中をシンはヨウラン、ヴィーノと一緒に見て回っていた。式典が始まればもう暇は無くなってしまうから、今日は遊びに遊んだ。
「さーて、飯も食ったし、そろそろ帰るか?」
「そうだなあ、しかしジンとかゲイツのフィギュアの作りこみは熱かったよな!俺もあんな芸術に整備してみたいや」
色黒のヨウランと茶色の地毛の中のオレンジ色が特徴的なヴィーノ。シンと同時期に入った友人達だ。
「ああ、確かにあれは面白かったな。帰り道はそこの角を左だっけ?」
「確かそうだろ、あーこれで休みも終わりかあ」
明日からのことを考えるとヨウランは憂鬱を感じ始めた。
「確か配属は月基地のほうだっけ?」
「予定ではそうだけどな…って、うわあ!」
「きゃぁ!」
曲がり角をよそ見して歩いていたものだから、シンは女の子とぶつかってしまったようだった。
すんでのところで転びはせず、なんとかシンはその少女を受け止めた。

10 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/11/29(木) 02:21:16 ID:???
「だ、大丈夫?……あ」
なんと、後ろから右手で胸、左手でスカートの脇、というなんともまずい体制になってしまっていた。さっと血の気が引く。
「ご、ごめん!」
とっさに手を離して弁解する。と、彼女の後ろからけたたましい笑い声が聞こえてきた。
「ぎゃははは、ダッセーのステラ!バカみたいに踊ってるからだよ!」
「おい、やめとけアウル」
「なんだよスティング、別に嘘は言ってねーだろ?」
「それでもだよ。……おい、うちの連れが迷惑をかけた、すまない」
スティングと呼ばれた、緑の刈り上げた頭の男が謝ってきた。
「いや、とんでもない。こちらこそ」
「……ッ!」
ステラと言うらしい金髪の少女は何を言うでもなくこちらを睨みつけていた。
(そりゃ無理もないよな…)
ルナマリアやメイリンにやったらビンタ一発じゃすまない所だ。
「よし、戻るぞお前ら」
「じゃーなお前、ステラとぶつかれてラッキーだったな!ははは」
アウルと呼ばれた水色頭も呑気に笑いながら二人の後を歩いていった。
「……なんだったんだ、ありゃ?」
「……さあ」
うしろから戻ってきたヴィーノがシンに問いかける。しかしシンは軽く相槌を返すのみだった。
(……あの腰に入ってたものの重さ、尋常じゃなかった。しかもあの形状…ナイフか?だけど…)
そんな風に考えていたシンの考えをヨウランが遮る。
「それじゃあ、気を取り直して行こうか、ラッキースケベ!」
「な、なんだよそれ!そりゃ確かに…って、そうじゃなくて!」
(まさか、な……)
シンはそこで考えを打ち切り、帰り道を歩き出した。

11 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/11/29(木) 02:22:19 ID:???
現プラント最高評議会議長であるギルバート=デュランダルは、アーモリーワンの基地に到着すると、護衛を数人従えて軍用敷地を歩き出した。
そして会見が行われる部屋へとたどり着くと、数分後に会見相手が現れた。
「お待ちしておりました、ガガリ=ユラ=アスハ、オーブ国家主席代表」
「お招き頂いて感謝する。ギルバート=デュランダル議長」
議長の言葉通り、今回非公式ながら会見に現れたのはカガリとそのお付けとしてのキサカだった。
今は亡きウズミの遺志を継ぐ、という名目でカガリは『お飾り』として国家元首に据えられた。もともと政治学を学んだわけではないカガリはオーブの官邸内ではただの小娘としてしか評価を得られていないのである。
それは今も同様であったが、『オーブの難民を受け入れてくれたプラントへ謝辞を行いたい』という名目で、カガリは単独で動く事を許されたのだった。
「しかし、この情勢下、代表はお忍びで、それも火急な御用件とは?一体どうしたことでしょうか?」
「2年前からオーブの民を受け入れてくれていることには心から感謝を表したいと思う。だが…」
カガリはそこで言葉を切り、一呼吸してから継いだ。
「聞くところによると、ザフトはまた新たなる戦艦を設計し、なおかつ最新型のMSまで多機種開発しているそうではないですか。オーブの技術士に協力を依頼して」
「ええ。その通りです」
カガリの言葉にデュランダルはさも当然というように、平然と答える。
「なぜ!私たちは2年前に誓ったはずでは、二度と同じ過ちは繰り返さないと!どうしてあんなものをまた!」
「カガリ様、無礼です」
怒気を含み始めるカガリに、流石にキサカが肩を掴んで制止する。
「構いませんよ。しかし代表、お気持ちはわかります。ですが、それは理想論に過ぎません。争いは永遠になくなりませんが、戦争を抑制することはできる。そのための力なのです」
「しかし……!」
デュランダルの言い分はもっともな話だが、カガリにはまだ呑み込めない様子であった
「……視察もかねて、少し式典会場を見回りましょう。付いて来てください」
デュランダルはそう言うと席を立ち、カガリを後ろにつけ、さらにその後ろから護衛が後に続いた。
カガリはデュランダルにろくな反論を思いつかないまま、ただ彼についていくことしかできなかった。
(……)
キサカは護衛の緑服の一人に見知った顔がいることに気がついたが、この場で言うことでもないと思い、何も言わなかった。

12 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/11/29(木) 02:23:24 ID:???
「やれやれ、にしてもザフトもザルだねえ。こんなにあっさり潜入を許すなんてね」
「テロには屈しない、って政治的アピールだろ?だから一般人も気軽に会場に入れる」
「……」
声の主はアウル、スティング、ステラ―先ほどシンと接触した三人だった。
そしてその彼らの下には肉塊となったザフト兵たちが無残にも転がっている。
「まあ、そのお陰でここまで楽できたんだからよしとすっか」
三人は得物―二丁拳銃、マシンガン、そして大型ナイフ―を懐に戻し、そこに横たわる3つの機体に目をやった。
「よし、乗り込むぞ!ステラ、アウル!まずはハンガーを潰す!」
「OK、暴れるぜえ!」
「わかった…」
三人がそれぞれ決めてあった機体に乗り込む。まだ息のあったザフト兵が緊急スイッチを押し、そこで息絶えた。

戦端が、また開かれようとしていた。


突如鳴り渡る警報に基地内は騒然とした。
「警報だと、どうした!」
「6番ハンガー…新型Gの格納庫からです!」
「あ、アビス、カオス、ガイアが動き出しました!強奪された模様です!」
「何だって!しかしここの装備は式典用の模擬弾で…うわああ!!」
次々とジンやディン達が三機だけのGに撃墜されていく。模擬弾ではPS装甲を発揮させることすらできないので、牽制にもならないのだ。
デュランダルたちにも即座にその情報は届いてきた。
「何ということだ」
デュランダルが顔をしかめる。
「警護隊のゲイツR、2割が破壊されました!」
「タリア艦長からです、ミネルバのインパルスが応援に出られるようです!」
護衛たちが通信で情報を必死にたぐっている。
「インパルス…?まだこれ以上に新型があるというのか?」
「話は後です。代表は早くシェルターへ急いでください。護衛を付けます」
カガリの言葉を遮り、デュランダルは避難を促した。
「アレックス、君に代表を任せる」
「……」
緑の制服に黒いサングラスをかけた青年が敬礼をし、カガリとキサカの先導に回った。
「こっちへ来い」
「……!おまえ、やっぱり……!」
その声はカガリにははっきり聞き覚えのあるものだった。
「君をこんな所で死なせるわけにはいかない」
淡々と、しかし熱のこもった声で、『アレックス』は答えた。

13 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/11/29(木) 02:29:52 ID:???
「出撃!?」
帰ってきて間もなくの警報にシンは動揺を隠せなかった。
「はい。可能な限りアーモリーワンに被害を出さないように、ソードインパルスでお願いします!」
「……っ!」
怒りと恐怖、そして考えてはならない『欲望』にシンは武者震いをした。
「大丈夫だ……シミュレーションなら何百回としてきたじゃないか!」
シンはそうして自己暗示をかけ、コアスプレンダーへと向かった。


格納庫エリアからの避難は思っていた以上に困難を極めた。
逃げようにもミサイルやビームの雨嵐で思うように移動できないのだ。
「くそ…!」
思わず舌打ちをするアレックス。と、そこへ展開が一変した。
「あれは!」
ミネルバから戦闘機らしきものがはっきりと見えた。
カガリにはそれが何を意味するのかわからなかったが、彼と、キサカも事情を飲み込んだようだった。
「……やむを得ないか。こっちへ来い」
「あ、ああ!」
アレックスが向かった先はシェルターではなく、ミネルバだった。
「こっちは違うんじゃないのか?アレックス殿」
キサカが質問というより確認を投げかける。
「ああ。シェルターは遠すぎる。事情を話して保護してもらえ」
「お前はどうするんだ?」カガリが問う。
「俺はインパルスを援護する。あれでな」
そう言ってアレックスは格納庫から飛び出してきた無人機を指差した。式典で公開されるはずだったザフトの新型量産機『ザクウォーリア』だ。
「あの三機とまともに戦えるのはインパルスとこいつぐらいだろう。1対3じゃ分が悪すぎる」
「……そうか。了解した。カガリ様、行きます」
「でも!」
「心配するな、俺は必ず生き延びる。必ずな」
「……ああ、わかった。お前はそういう奴だったな、『アレックス』」
カガリはそう言って、キサカと共にミネルバへと駆け出した。
「……お前もな、カガリ」
アレックスも軽く微笑んでから、すぐさまザクの方へと走り出した。


「ほらほらほらぁ、そこだ!」
アビスが連装砲を撒き散らかしている所に背後から機銃が飛んできた。右翼を集中砲火され、アビスは左側に仰け反って倒れる。
「な、何だ!?」
そのわずかな隙を使ってその戦闘機――コアスプレンダーは変形合体を行った。そしてその完成形は――
「――Gだって!?」
アウルを初めとして、スティングとステラもまさかの出来事に驚いた。そんな機体は彼らの情報にない。
その赤と白を基調にした機体――ソードインパルスは、背部から掴んだ双剣を繋ぎ合わせ、大見得を切った。

「何でこんな事――」
シンの赤い瞳が彼の怒りを表しているように色濃く揺らめき、そして見開かれた。
「――また戦争がしたいのか、あんた達は!!」

14 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/11/29(木) 02:31:48 ID:???
以上です。久しぶりの投下に新城直衛ばりの自己嫌悪で鳥肌が立ちますw


15 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/29(木) 12:14:20 ID:???
hす

16 :ホシノ:2007/11/29(木) 17:13:22 ID:???
>>1さん乙!
SEED⇔氏とG氏は新スレ気付いてくれるかな?
>>470
GJ!
改めて種死一話辺りの話読むとワクワクする。

種死 運命を超える者

゛お願いです。貴方の力を貸して下さい゛

「え?誰だ?」
ダーダネルス海峡。
ミネルバ、地球連合&オーブ軍、AAの入り乱れた戦場。
そこで戦うミネルバのインパルスのパイロット、シン・アスカの心の中に誰かが直接語り掛けて来た。

゛お願いです。この争いの連鎖を、断ち切る力を!゛

ぴかっ きらきらきらきらきら・やまと

「!?」
不思議な力に飲み込まれ、シンの意識は゛声の主゛の所まで手繰り寄せられた。
シンは眩い光の中に、上も下も分からない光の中に引き込まれ、
そして、そこで一人の女性と対面した。
「ラクス・クライン!?」
「シン・アスカさん・・・」
シンの目の前に居る女性、ラクス・クライン。シンも知る、プラントの戦う歌姫。
「シンさん、私に力を貸して下さい」
「え!?」
「この世界、この争い、実は、この争いばかりの世界は、何度も、何度となく繰り返された物なのです」
「な・・・・はぁあ?」
「色んな世界が今まで生み出され、消されて来ました。
゛貴方が大切な女性を失い、果てはアスランに敗北して鼻水を垂れ流した世界゛」
「は?」
「゛大切な女性をアスランに殺され、自暴自棄になった貴方が世界を滅ぼし、アスランを地獄の底に叩き落した世界゛」
「あんた・・(ラクス・クラインって)」
「゛種キャラ劇場の世界゛!」
「(この人電波だったのか・・)」
「それらは全て、最後には消滅しました。そして繰り返す・・・・同じような世界を!苦しみを!悲しみを!
私はそれに気付き、それを止めるために、真のハッピーエンドを迎えるために、頑張ってきました!一人で!」
「(心が疲れてるんだ・・可哀想に)」
「何度も繰り返される世界を体験する内に、私はやっと!この繰り返される世界を作った、悪の黒幕に気付きました!
マルキオです!マルキオ導師です!全部マルキオのせいでした!」

17 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/29(木) 17:37:28 ID:???
「はぁ・・」
「お願いです、シンさん!私と一緒に全ての陣営を敵に回して戦って下さい!
マルキオは、
世界の全ての人々に洗脳電波を送れます。私が洗脳から守れるのは一人だけ・・・・今はシンさんだけです!
私はシンさんを洗脳から守りますから、
シンさんはマルキオ電波で操られて私を消しに来た敵を倒して下さい!」

「あの・・ラクス・・・様?(電波が強すぎる・・)」
「はぁ・・はぁ・・・はぁはぁはぁはぁ・・・・ごくり。
恐らく、本気で世界を救いに掛かった私を、マルキオも本気で殺しに掛かる事でしょう。
キラ、アスラン、カガリさん、デュランダル議長、ブルーコスモス、
あらゆる人物、勢力が敵です!
でも大丈夫です。
シンさんはSEEDを持っています!
SEEDを持つ者は倒した敵から電波を抜き取って仲間にする力があります。
シンさんが頑張ってキラやアスランをマルキオ電波から救うのです」

「・・(キラって誰だよ・・)」
「今この空間、この光の空間を解いた瞬間、私&貴方VSマルキオの戦いが始まります。覚悟はいいですね?」
「は?ちょっと待ってくれよ。
まず、意味が分からないんだけど・・」
「空間開放の前に貴方を、私の力で覚醒させます。
今まで繰り返された世界での出来事を、貴方は思い出します。
結構辛い事が色々あったと思いますが、思い出すのは酷かもしれませんが、耐えてください。御願いします」

ぴかぴかー

ラクスの目から不思議な光が出てシンを撃ち抜いた。
その瞬間、シンは他の世界での出来事を全て思い出した。
「うぎゃーーーーーー!!!!!」
ステラの死、自分の残虐非道行為、種キャラ劇場の面白さ、トップバッターがアキバ三組だった2008年の紅白歌合戦、
全てを思い出した。
そして、シンが半狂乱中にも関わらず、ラクスは空間を開放、時が動き出した。

光が消え、ダーダネルス上空。
「!?・・・・・も、元に戻った。
(そんな・・・・ラクス・クラインの言ってる事は全部本当だったのか・・。俺は他の世界であんな目に。そして、あんな事を。
もし俺が何も知らず今のまま戦い続けたら・・・・・ステラはまた死ぬ事になっていたのかもしれない。)」

18 :ホシノ:2007/11/29(木) 18:04:46 ID:???
「うっ!びっ!びびびびびっびー!」
ザフトと連合&オーブの戦闘に介入していたフリーダムのパイロット、キラ・ヤマトが行き成り狂った。

AA艦長「キラくん!?どうしたの!?」

「うぅ!ラクス・クライン・・・殺す!!!びがー!」
キラが電波で豹変して、フリーダムはサーベルを抜きながらAAに向かって突撃した。

「キラ・・・・(マルキオめ!私の愛しのキラを真っ先に操ろうとは小癪ですね・・・・・でも!)」

「やめろぉー!!」
がっ!
インパルスが狂ったフリーダムに体当たりをして弾き飛ばした。
「ラクスは俺が守る!(まだよく分からない・・・・けど!ラクスを殺させたらダメな気がする!守る!)」
「びがびー!邪魔をするな!僕はラクスを殺すんだ!」
「(フリーダム・・・・他の世界の記憶が正しいなら、こいつが俺のマユを殺したんだ!)」
「がるるるっる!!」
「(でも、ここで俺が怒りに任せて戦ったりしたらダメだ!俺が怒りに任せて戦うと高確率でステラが死ぬ!
他の世界での事を考えると間違いない!クールになれ!クールになるんだシン・アスカ!俺は元々知的で繊細なんだ!)」
「わおーん!」
フリーダムの凶悪なビームサーベルがインパルスを襲う!
フリーダムは凄まじい連続切りつけ攻撃が繰り出し、インパルスはそれを瞬間移動で避ける。
「こいつなんて速さだ!僕の力を超えているのか!?」
「操られて戦ってるような、心の無い戦いをするような奴に、俺は倒せない!!くらえー!!!」
ずばっ!!!
インパルスのサーベルの一撃がフリーダムを縦に真っ二つにした。
「やった!」
「今です!」
「ラクス?」
「普通ならこのままキラは爆死して終わりですが、貴方がSEEDを発動して、
キラの肉体が完全に灰になる前にデュートリオンビームを使えばキラを救えます!早く!!」
「分かった!」
ぴきゃーーーん! シンの頭の中の種が砕け散り覚醒、同時にデュートリオンビームの発動方法が頭に入る。
「いいぜ・・・来い、来いよ!俺はここにいる!インパルスウゥーーーー!!!」
シンとインパルスが完全融合し、インパルスはシンに、シンはインパルスになった。
「デュートリオンビーム!!!」
インパルスの額から出たビームが灰になる寸前のキラの体を包み、取り込んだ。

「シンさん!私をAAから連れ出して、早くどこかへ逃げてください!次の電波狂乱者が襲ってくる前に、早く!」
「分かった!」
インパルスのコックピットには、デュートリオンの力で取り込み、無事な姿でぐうぐう眠るキラが居た。
インパルスはAAに取り付き、待機していたラクスを乗り移らせると、急いでその場から逃げた。
「やったなラクス!」
「はい!貴方を選んで正解でした!(マルキオ!必ずSEEDを持つ者を全て集めてお前の野望を打ち砕いてやります!)」 完

19 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 12:38:25 ID:???
保守

20 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 20:42:12 ID:???
ここは別にガンダム以外のクロスもいいんですね?

他所でIF書いていた者ですが、一度他作品とクロス(アレンジ)した物を書いてみたいので板汚しですが新規に書かせて欲しいのです。

21 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 20:55:52 ID:???
【もしも】種・種死の世界に○○が来たら【統合】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/shar/1196339764/

クロスだったらこっちのほうがいいかもしれんな

22 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 21:34:38 ID:???
今回は、いつもみたいに他キャラをC.E世界にいれるのではなく、SEEDキャラを違う世界観に当てはめるIF設定だから正確には、クロスと言うよりはアレンジする感じです。
対象は某男対象AVGゲームです。

もちろん性描写は極度の表現は切ります。

23 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 22:31:15 ID:???
書きたけりゃ書いたらいいじゃん。

ただし、あまりにも鬼畜な内容は不愉快になると思うから、そこは気をつけるべきと思う。

(度が過ぎるものはピンク板で)

後は、書いた以上は最後まで書くことかな。

24 :通常の名無しさんの3倍:2007/11/30(金) 23:49:46 ID:???
タマ姉好きな漏れがきましたよ。

25 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 07:14:06 ID:???
保守

26 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 18:39:20 ID:???
保守

27 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/01(土) 21:16:32 ID:???
ほしゅ

28 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 07:31:50 ID:???
保守

29 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 15:05:22 ID:???
保守

30 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 21:53:15 ID:???
保守

31 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/12/02(日) 23:29:11 ID:???
「――なんだよ、スティングあのMS!?」
その新型―シンの乗るソードインパルス―と対峙したまま、アウルは訊いた。
「俺も知るかよ!だけど一機なら何とか凌げ、俺もそっちへ向かう!ステラも!」
「うん…!」
そういった通信がなされる一方、シンもすぐさま動き始めた。あの3機のデータはシンの頭に何度となく叩き込まれている。
総合的な性能はどれもこれもインパルスに引けをとらない機体たちを相手に、単騎である。
それなら3機が散っている今のうちにこのアビス、つまりいちばん地形適正の弱い機体を制圧するのが最善というシンの判断だった。
「でやあああっ!」
シンは走りながら牽制でビームライフルを1発放ち、即座にアビスへと斬りかかった。
それを肩部のシールドで防いだ後、アウルもビームランスを抜き放つ。
「ちっ、小回りが効かねえ!やるしかねえ、か!」
エクスカリバーをビームランスで受け止めるアビス。しかしそれは間違いだった。
互いのビームが衝突するや否や、アビスは後方に吹っ飛ばされて、バランスを崩した。
「うおわっ!?」
アウルが驚いたのも束の間、なんと向こうは対してのけぞってもいない。
「こいつ…接近戦はまずいな」
直感。それを伝えようとした矢先、ガイアを駆るステラが変形を解除してこっちに近づいてきた。
「アウル!よくも…」
「待て、ステラ!迂闊に近づくな!あの剣はなんかヤバイ!」
「このぉっ!」
アウルの静止も聞かず、ステラはビームサーベルを構えてSインパルスへと斬りかかった。
「このパターンなら!」
そうシンは言うやいなや、左肩の盾を構え、ガイアのサーベルを受け止めた。
「え…?」
ステラは一瞬嫌な予感がして機体を急バックした。その際に左腕で盾を突き出したが、その上部がなんと『斬り捨てられた』。
機体を後退させていなかったら恐らくガイアは真っ二つになっていただろう。ステラも、そしてアウルも戦慄した。

32 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/12/02(日) 23:30:17 ID:???
ビームサーベルは電磁場をその空間内に発生させることでコロイド粒子を吸着させ、エネルギー場を生成して剣状にしたものである。
その特徴をさらに強化したのが対艦刀「エクスカリバー」だった。
この剣はサーベル部分をアンチビームを施した実剣部分で覆ったもので、早い話がサーベル部分に電場がより収束するため通常のビームサーベルより非常に大きな出力を出すことが可能となる。
この大剣の利点は二つ。まず、その出力ゆえにアンチビームコーティングを施した盾でさえも軽く両断できるという点。そして、もう一つはビームサーベルと斬り結んだ場合である。
通常、ビームサーベル同士が斬り結んだ場合、その電場同士の反発によって一瞬交錯した後互いに反発力を受ける。しかし、先ほどのアビスのように、エクスカリバーと斬り結んだ敵機はより強い反発力によって大きく吹き飛ばされる。
しかしインパルス側はその重量ゆえに大した反動を受けないのである。もっとも、その重量は当然ながら最大のネックにもなるのだが。

33 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/12/02(日) 23:31:23 ID:???
「アウル、ステラ!大丈夫か?」
「スティング!」
アウルが体勢を取り直し、再びSインパルスへと向き直る。
「…どうやら、かなり極端な接近戦仕様の機体みたいだぜ、アレ」
「なら、距離を取りながら後退して、撤退するぞ」
そこへ、アウルが一つ提案をした。
「それなんだけどさ、あいつ捕まえね?」
「なんだって!?」
「どうも、あいつ動きが新型のパイロットにしては硬い。なんか剣の性能に振り回されてる感じがするんだよね」
「実戦経験が浅い…か?」
「そうそう。てなわけで、うまく斬られない程度に距離を取ってればじれてくるんじゃない?」
「なるほどな…よし、ステラ?」
「うん?」
「ここならお前の機体がいちばん動ける。うまくあいつをかき乱せ」
「…わかった」
「俺とアビスは向かってくる警備隊の相手をしながらうまく下がりながら散開しろ」
「オーケー!」
そうして、三人は後方へと散った。

34 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/12/02(日) 23:32:28 ID:???
 シンは、三人が散った直後に艦へと通信を入れた。
「艦長、ルナやレイ、ショーンとゲイルは!?」
「…ルナとレイのザクは損傷で応急処置。しばらく動けないわ。ショーンとゲイルは…」
「まさか…」
シンが問い返すも、タリアは首を横に振ることしかしなかった。
「あいつら…くそぉっ!!」
「待ってシン!冷静に…」
シンはそこで通信を切り、真っ直ぐにガイアへと向かっていった。
「若いな…」
3機へと突撃していくシンを見て、アレックスは苦々しげにつぶやいた。

 ビームライフルで牽制しながら、徐々にガイアは怒りのシンを懐へと誘い込んでいった。
「よっし、予定通り!」
「先に俺が行くぞ」
ガイアが突然動きを緩めたことにシンは不審がったが、既に遅かった。
「両側に反応…カオスにアビス!」
こんなことは演習じゃやっていない。シンは大いにうろたえた。
「行くぜ!」
カオスが腕と脚のビームサーベルを展開して斬りかかる。
「くそおっ!」
すぐさまカオスに向き直ろうとするも、直後にアビスの連装砲がSインパルスの背中を直撃した。
「うわあっ!」
思わず体勢が前に崩れるシン。反射的に盾を構えるのが精一杯だった。
「もらった!」
腕のビームサーベルは盾で防ぐも、脚のサーベルが完全にフリーだ。
やられた…!
そうシンが覚悟したが、1秒経ってもシンはまだ生きていた。
「な…んだと?」
スティングは驚いた。なんと、1キロ程度の距離からザクがカオスの脚を打ち抜いたのだ。
無事とわかるやシンの判断は素早かった。すぐさま距離を取る。
「無事か?」
淡々と、それでいて力強い声がモニターに映るサングラスの男から聞こえてきた。
「あんたは…?」
「お前の味方だ。それで充分だろう」
「……」
「援護する」
そうして、きょとんとしたシンを尻目に、ザクウォーリアはインパルスの背後に追いつき、その単眼を煌かせた。

35 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/12/02(日) 23:33:40 ID:???
「――援護する、だって?」
シンは先程の連装砲の衝撃でふらつきながらも言った。ソードの高いPS装甲に救われた。でなければ、シンは只では済まなかっただろう。
「ああ」
「この状況ではいそうですか、なんて言える訳無いだろう!せめて身元ぐらい明かせ!」
もっともらしい反論に、アレックスはやれやれといった風に答えた。
「……アレックス・ディノ。議長の護衛の一人だ」
「議長の?アンタ―」
シンがそう言いかけた直後、タリアが通信で言葉を遮った。
「シン、大丈夫?……あなたが、アレックス?」
「そうです。タリア・グラディス艦長」
その短い返答にタリアは満足し(シンは腑に落ちない顔をしていたが)、シンに命令だけを告げた。
「……そう。シン、この人は信用できるわ。協力してあの3機を追い詰めなさい」
「え、ちょっと―」
「詳しく話をしている暇はないわ。とにかく出来る限り逃さないで」
そこで通信は切れた。
「ちぇ、勝手な事を!……で、アンタ、これからどうするんだ?あいつらを」
「いいのか?」
あっさりと手の平を返したシンにわずかながらアレックスは驚いた。
「艦長がそういうからには正しいんだろうさ。俺よりかアンタは強そうだし」
自嘲を込めた言葉にアレックスは昔を思い出し、苦笑した。
「…物分りがいいな。なら、結論から言う。3機は倒せない」
ガイアから放たれてきたビームを受け止めながらアレックスは言う。
「――だろうね、せめてレイかルナがいれば、だけど」
そういう間にシンも再び3機へと距離を詰めて走り出した。
「希望的観測は死に繋がる。そこで、狙うならカオスだ」
「宇宙に出られたらあいつがいちばん怖いんじゃないのか?」
「ああ。だからこそあいつは前に出てくるはずだ。ANBACに多少支障が出るくらいで、奴が一番動けるはずだからな。その殿を2人で叩く」
「……つまり、宇宙にはわざと逃がすわけか」
「民間人の避難は完了したようだしな。それが一番だろう。敵の援護も充分念頭に入れておく必要があるが、な」
「わかった……せめて一機だけでも討ってやる!ミネルバ、フォースシルエットを準備してくれ!」
シンの瞳には同僚をわかるだけで2人も殺された怒りがありありと灯っていた。
「は、はい!」
シンの怒気を孕んだ要請に、メイリン―ルナマリア・ホークの妹でミネルバの管制官―が応え、シンは相手との距離を測り始めた。

36 :470 ◆bNjyEVHuYM :2007/12/02(日) 23:36:34 ID:???
以上です。投下のタイミングが掴めなくて書き溜めがまだあるのに結構間が空きました。
とりあえずビームサーベルは斬り合えます。

37 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/03(月) 05:53:00 ID:???
シンvsキラで最終的にシンが勝つSSってないのん?

38 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/03(月) 09:48:45 ID:???
>>37
沢山あるだろ、クロスオーバー倉庫いってみ

39 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/04(火) 07:27:51 ID:???
保守

40 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/05(水) 07:32:27 ID:???
前スレの職人さん達も戻ってきてくれー

41 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/05(水) 07:32:41 ID:???
保守

42 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/05(水) 14:36:47 ID:???
SEEDTV第三部を熱望希望スレ phase3
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1196832619/

43 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/06(木) 09:05:14 ID:???
保守

44 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/07(金) 07:29:40 ID:???
保守

45 :ホシノ:2007/12/07(金) 14:03:48 ID:???
種死 運命を超える者 二話「自爆の貴公子アスランを倒せ」

ミネルバから離れ、インパルスにラクスと二人きりで乗るシン。
ラクスの言う言葉、
マルキオの陰謀を信用して今一緒に居るのだが・・・

「なぁ・・」
「なんでしょう?」
「逃走してもうかなり経つけど・・・・・流石にそろそろエネルギーが無くなりそうなんだけど」
「そうですか。それは大変です、何とかして下さい」
「え!?ちょっと待てよ!
あんた何かアテがあるから逃走させたんじゃないのか!?」
「?・・・・・・・え?」
「嘘だろ・・」
このままではエネルギーが尽きてインパルスは鉄屑になってしまう。
これじゃあ世界云々所じゃない。
「くそう・・・どうすればいいんだ・・」
「シンさん」
「何か考えが思いついたのか!?」
ぐ〜〜〜
「お腹が空きましたわ。何か食べ物を持ってらっしゃいませんか?」
「・・」
シンは自分の取った行動を今更後悔した。

「もうミネルバには戻れないし・・・・・どうしよう」
エネルギーが切れる前に小島に下りて、一人ジャングルを歩いて食べ物を探すシン。
ラクス姫は手伝わず、コックピットで眠っている。
「レイやルナは俺の事如何思ってるかな?
裏切り者とか言われてないかな?
船に残ってる俺の荷物とか大丈夫かな?捨てられたりしてないかな?今月で廃刊のコミックボンボン、まだ半分しか読んでないのに」
ぶつぶつ独り言を言いながら歩くシン。その時

ごーーーーーーっ!

「うっ!」
突如凄まじい風と音が上空からほと走った。
シンが上空を見上げるとそこには、見覚えのある真紅の機体がホバー飛行していた。
「セイバー!!アスラン!?」

インパルスのコックピット内に警報が喧しく響き渡る。
「ん?・・・・・・っ!?マルキオの刺客ですか!?」
がばりと飛び起きるラクス。

「見つけたぞラクス!君は間違っている!」
「アスラン・・(まさかアスランもフリーダムのパイロットみたいに電波で操られているのか?)」
アスランがジャングルの中の、生身のシンに気付く。
「シン!お前・・・・・何て事をしてくれたんだ!
インパルスに乗ったまま戦場から逃走・・・・・・お前は間違っている、シン!」

46 :ホシノ:2007/12/07(金) 14:27:20 ID:???
お前は間違っている 間違っている 間違っている 間違っている
シンの頭の中にアスランの声が響き、
「そうだよなぁ・・」
あっさりと認めてしまった。

「何を言っているのです!早くインパルスに戻って戦って下さい!」
ラクスがスピーカーの音量を最大にして言い放つ。

「いや・・ここからインパルスまで距離あるし・・・・戻る前にアスランに捕まっちゃうし」
「頑張りなさい!」
「無駄口は止めるんだ、ラクス。
俺はザフトのアスラン・ザラとしてシンを、マルキオ様の使者としてお前を、それぞれ捕えに来た。
抵抗すれば殺す」
「くっ・・・・・・・・・・・・シンさん!早く来てください!」
「いや・・・だからもう無理だって・・・・・もう終わってるって」
「諦めるんだ、ラクス」
「諦めません!
私は・・・・もう二度とあんな酷い世界を繰り返させる積りはありません!」
「!!」
ラクスの言葉にシンは目を覚ます。
「(そうだ・・・マルキオの好きにさせたら世界はまた酷い終わり方をするんだ!
ステラもきっとまた死んでしまう・・・・・・そんなのは駄目だ!)」
シンは心に強く思うと、インパルスの方へと走り出した。
「俺が間違ってたよラクス!
俺、ステラやみんなの世界を守るために戦うよ!」
「シンさん!」
「シン・・・・・抵抗するのか。
なら俺は、隊長の責任として、そしてマルキオ様のために、お前を撃つ!」

「いけない!このままでは彼がアスランにやられてしまう!」
コックピットに空きが無いので仕方なく、ずっとインパルスのバルカン砲口の穴に入り乗っていたキラが動いた。
素早い動きでコックピットまで滑り降り、ハッチを空けて操縦席へ。
「ラクス退いて!」
「キラ!」
席に座るキラ。操縦桿を握り、機動させる。

「ぺしゃんこにしてやる」
ジャングルに降り立ってどすんどすん行進するセイバー。
「うわー!やっぱり駄目だ!助けてラクスー!」
シンは、後からすごい速さで迫るセイバーに今にも踏み潰されそうだ。恐すぎてちょっと漏らしてしまった。

47 :ホシノ:2007/12/07(金) 14:53:58 ID:???
「止めるんだアスラン!」
どがーん!
間一髪、シンが踏み潰される寸前でインパルスが助けに入った。
「うわー!」
インパルスの横蹴りを喰らってセイバーは、ジャングルの木々をぶちまけながら勢いよく地面に倒れた。
「大丈夫?君」
「あんたは・・・・フリーダムのパイロット!」
「君は僕を電波から救ってくれた。今度は僕が君を救うよ!」
「流石キラですわ!」

「くっ!いたた!」
ゆっくりと機体を起き上がらせるアスラン。かなり怒った顔をしている。
「キラァ!」
「アスラン!」
「戦闘に横から入って来た上に、こんな所でマルキオ様の邪魔までしようと言うのか!?
ザフトのアスラン・ザラとして、マルキオ様の使者としても、お前を許せない!倒す!」
「落ち着いてアスラン。君は操られているんだ」
「操られているのはお前の方だ!ラクスを守るのは止せ!」
「アスラン!」
「その機体、インパルスのエネルギーもそうは残っていないだろう。降伏するんだ」
「くっ!(確かに、機体のエネルギーはもう少ない)」
このまま戦えばインパルスが不利。如何する。
キラが頬に汗を伝わせながら苦い顔をしていると、ラクスが
「アスラン」
行き成り大声で喋り始めた。
「アスラン、提案があります」
「提案?」
「はい。このまま戦うとこのジャングルの、森林の貴重な自然が破壊されてしまいます。
可愛いうさぎさんやカモメさん、狸さんの住む場所が無くなってしまいます」
「うっ、た、確かに」
「そこで・・・・・どうせなら、貴方の得意な自爆装置の解体勝負というのは如何でしょうか?
こちらからはスーパーエース、シンさんをエントリーします。
どうです?貴方には悪い話じゃないと思いますが?」
「た、確かに」
「シンさんが負けた場合は大人しく貴方に捕えられます」
「分かった、了承した」

「ちょっ!待てよ!何だよそれ!
アスランも何了承したりしてんだよ!訳分かんないよ!つーか自爆装置って、機体に付いてる奴使う気かよ!」
「いえ、私が普段持ち歩いてる携帯自爆装置を使います」
「何でそんな物普段から持ち歩いてるんだよ・・」

48 :ホシノ:2007/12/07(金) 15:19:07 ID:???
「では、よーい・・・スタート!」

自爆装置解除開始。
用意されたテーブルに乗った炊飯器大の自爆装置を、シンとアスランがそれぞれ離れて位置して解体する。
「何だよこれ!全然分かんないよ!」
解体なんて出来る訳が無いシン。
「ここはこれで・・・・そう・・・こうして」
着々と解体していくアスラン。

「う゛〜〜〜〜〜〜〜」
シンは唸りながら頑張って解体を試みるが、出来ない。
「うぬ〜〜〜〜〜〜」
頑張ってみるがやっぱり出来ない。
「〜〜〜〜〜うぅ。駄目だ・・・・・・・・逃走!!」
シンは諦めて自爆装置から逃げようとした。しかし
「あ、あれ?何だこれ?・・ちょっ、待てよおい!!何だよこれ!!」
何時の間にか自爆装置と自分の右足が鉄の鎖で結ばれている。逃げられない。

「より緊迫感を演出出来るように鎖で繋いでみました」
無表情で言うラクス。
「ふざけんなよあんたは!!」
「頑張って下さい!頑張れば何だって出来るって私は信じてます!人は希望を捨てては生きて行けないのです」
「いやだ〜〜〜!!誰か助けて〜!!殺される〜!!」
「残り1分です」

余裕で作業を進めるアスラン。
「ふっ、これくらい余裕だ。後は通電線を外して・・・・・・・・あれ?」
最後に線を外せば終わりのはずなのだが、その線が見当たらない。
「あれ?馬鹿な!!そんなはずは!!」
「無駄ですよ、アスラン」
「ラクス!?」
「貴方にそれの爆発を止める事は出来ない」
「馬鹿な!俺に解体出来ない爆弾があるはずが」
「というか、その爆弾は解体方法そのものが無い爆弾なのです」
「・・・・は?」
「最初から解体不可能の爆弾を渡したのです」
「は、はぁあ〜〜〜〜〜〜!?」

「ラ、ラクス!」「はい、何でしょうシンさん?」
「俺の方の自爆装置は実は偽者ってオチだよね?ほ、本物じゃないよね?あはは・・」「本物です」
「・・・・アスランのと同じですか?」「同じです。最初から解体不能の奴です。偽者だとアンフェアなので同じ物にしました。正当です」

「ちょっと待て!助けてよ!!!や゛ーーー!!!」「謀ったなラクス!!くそーーー!!!」
「3、2、1・・」
「に゛ゃーーー!!!」「マルキオ様ーーー!!!」

ちゅぼーーーーーーーーーーーーん!!!

49 :ホシノ:2007/12/07(金) 15:46:25 ID:???
『アスラン』
「お、俺は・・」
『アスラン』
「この声・・・・父上!」
『アスラン、目を覚ますんだ』
「父上、私を心配してくれるのですか・・・・・父う・・・ぎゃあ!」
目を開くとそこには、
三途の川でゴスロリメイド服を華麗に着こなして、素足水浴びしている父上が居た。
「ち・・父上」
『お帰りなさいませ!ご主人様お兄チャマ!アスラン君今日も一緒に学校行こう!』
「・・・」
『はうー!アスランかっこぅいいよぅ!』
「(そうか・・)」
『お兄ちゃんのいじわる!でも、好きよ!ぽっ!』
「(これは夢か・・)」
『実は私、貴方の妹じゃないの!』
「そりゃそうだ・・(早く覚めないとな〜、こんな夢・・・)」
『ラブよ!お兄様!』
アスランは父上の愛で三途の川から無事引き返して行った。

「お、俺は・・」
「気が付いた?アスラン」
「キラ・・、俺は確か、自爆装置で」
「うん。爆発した瞬間、僕がSEEDの力でインパルスと合体して、デュートリオンビームで君を電波から救ったんだ」
「そうだったのか。すまない、迷惑を掛けた。
容易く電波に乗せられてお前達と敵対してしまうなんて、俺は最低だ」
「悪いのはマルキオですわ。貴方は貴方の正義を貫いたに過ぎません」
「ラクス・・・・・ありがとう!」
「これからは僕とラクス、そして君の3人でマルキオに立向かおう!」
「ああ!戦いはこれからだ!」
「「「おー!!」」」

「誰か俺の心配しろよ!!」
爆発で飛ばされて、バナナの木が群生する猿山の崖の天辺に引っ掛かってしまったいるシンは一人虚しく叫んだ。
「死ぬかと思った・・・・・・・て、ちょ、あれ?」
気が付くと崖の回りに猿達が群がっている。
「ちょっと、何?こら!近寄るな!崖から落ちる!
ちょっ!やめて!引っ張らないで!やーめーてー!」
「うきー!」
ぽろり
「あ゛っ!」
ぴゅーーー
シンは崖から海に綺麗に落ちて行った。
その後、海岸に打ち揚げられたシンの指は、砂浜に「ラクス殺す」と刻んで力尽きた。

シンの戦いは始まったばかりだ。頑張れシン。何時かラクス達に仕返しするその日まで。 完

50 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/07(金) 18:11:03 ID:???
主役が!!!!!


シン、俺はお前が主役だと今でも思ってるぞ

51 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/08(土) 17:21:39 ID:g1U/CF5y
土曜なのでage

52 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/09(日) 09:26:50 ID:???
保守

53 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/10(月) 07:34:17 ID:???
保守

54 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/11(火) 07:18:10 ID:???
保守

55 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/12(水) 07:29:01 ID:???
保守

56 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/13(木) 07:20:58 ID:???
保守

57 :ホシノ:2007/12/13(木) 12:02:04 ID:???
種死 運命を超える者 三話「異次元からの戦士」

地球連合軍ヘブンズベース
「マルキオ様、ご用意完了しました」
「うむ」
電波によって内部から地球連合軍を密かに支配しているマルキオ。
連合兵達に用意させた最強兵器を視察に来た。

「(幾度もの戦いで、幾度となくその強大な力を振るってみせたMS・・・・・今度の世界では私がこれを利用してやる)
それで、これの名前は何だったかな?」
「名前はデストロイです。
破壊の名を冠する史上最強の無敵のMSです。ザフトを遥かに凌駕しています」
「デストロイ・・・・・その名前はちょっと物騒すぎやしないか?」
「え?そうですか?」

「(そうだ・・・・・前の世界でもその名前だった。何度世界を渡っても、何度も同じくデストロイという名前)
そうだな・・・・・・この巨体、図体、太さ、黒さ。
・・・・・・・・・おい、君。あれ何だったっけ?」
「はい?」
「あれだよ、あれ。
ほら、黒くて太っていて、道を塞いでいるのを笛吹いて起こす奴。
確か・・・・エレブー・・・いや、ポッポ?・・・・いやいや、イーブイだったか・・」
「シマブー、コダック、コラッタ、ズバット、ギャロップ、サンダース、安部総理。らっらっら言えるかな〜君は〜」
「誰がボケモンゆえるかな?を歌えと言った。しかも何か違うし」
「すみません・・」
「あ、思い出した思い出した。カビゴンだ。
このMSはカビゴンという名前で登録だ」
「駄目です」
「何故だね?」
「クレームが来る可能性があるからです。あの会社をスポンサーにすれば話は別ですが」
「そうか、厄介だな」
「世の中難しいですよね、すごく」
「しょうがない。代わりに肥満コレステロール号という名前で登録しておいてくれたまえ」
「分かりました。しょうがないですよね、こればっかりは」

マルキオの配下の、肥満コレステロール号という名の破壊者が今、誕生した。

58 :ホシノ:2007/12/13(木) 12:22:15 ID:???
シンが海岸から自力でインパルスの所まで戻ると、ラクス達は既に次の戦いに備えての話し合いをしていた。
「ラクス・・・・・あんたは・・・あんたは」
「シンさん、はい、これ」
ラクスから差し出される美味しそうな果物。
「っ・・(食べ物・・・・俺のために?)」
「お腹空いてますわね?お食べ下さい」
ぶわっ
シンの瞳から涙が滝のように溢れる。
シンはラクスから受け取ると、色とりどりの果物を猛烈な勢いで食べ始めた。
「はぐっ、ばくっ、ごくっ!(ごめん、ラクス。俺はあんたの事誤解してたよ!こんな、俺のために果物を用意してくれて・・・・俺、嬉しいよ!)」
シンは全て平らげた。

「さて、シンさんが腐って食べられそうになかった果物を処分してくれた所で、そろそろ移動を開始しましょう」
「えっ!?(腐・・・!!!)」
「セイバーのエネルギーをインパルスに少し分けましたが、エネルギー問題の解決にはなっていません。
早急に対策が必要です。
いち早く大陸へと渡り、どこかの基地を襲撃してエネルギーを強奪する必要があります」
「あんたなんか嫌いだい!」
「シンさん、人が真面目に話している時に子供みたいに五月蝿くしないで下さい。迷惑です!」
「・・ごめんなさい」

「ふう・・・全くシンさんときたら。
取り合えず、私とアスラン、シンさんは最寄の大陸に向います。いいですね?」
「あれ?そういえばフリーダムの・・・」
「キラですか?」
「そう、そうそう、キラさんの姿が見えないんだけど、どこ行ったんだ?」
「キラは出演の交渉・・・・じゃなくて、援軍の要請に向いました」
「向ったって、どこにだよ?
インパルスもセイバーもそこにあるし、生身で何所に行けるって言うんだよ?」
「さて、それでは行きましょう。アスラン、先頭は頼みます」
「分かった」
「おい!無視するなよ!キラさんどこだよ!おい!」

MA形態のセイバー、フォースインパルスの順に、大陸に向けて海上を飛んで行く。
ラクスはインパルスのコックピットにシンと一緒に納まり、ぎゃーぎゃー喚くシンの口にガムテープを張って黙らせた。
そして数時間後、三人は大陸に到着、荒れ狂う荒野の上空をレーダーを頼りに飛んでいた。

59 :ホシノ:2007/12/13(木) 12:50:48 ID:???
バババババ ドガーン バゴーン
「うわぁ!」「きゃぁ!」「ぐっ!」
突然前方から、バルカンやバズーカ弾といった攻撃の雨が飛んで来た。
激しい攻撃によってセイバーとインパルスは墜落してしまった。
「くそう!敵かぁ!?」
「あれは、ジン!
恐らくマルキオに操られたザフト局地部隊です!」
「シン、ここは俺が抑える。
お前はラクスを連れて早くエネルギー補給が出来る所まで行くんだ!」
「アスラン!?駄目だ!あんた一人じゃやられる!」
「このままじゃ二機ともやられる!お前だけでも、行け!」
「嫌だ!」
「シン!俺の言う事を聞け!」

どっがーん

「うわぁー!」「きゅあー!」「あ゛ーぐぅ!」
どんどん敵が近づいてくる。五十を超えるジンの大量部隊だ。
「早く行け!
・・・・・くっ、駄目だ、回りこまれた!もたもたしてるから・・・・・もう逃げられないぞ!」
「くそぅ・・」
絶対絶命のピンチ。
「シンさん、アスラン!」
「何だよ!?」「どうしたラクス!?」
「酔ってしまいました・・・うぷっ」
「こんな時に何言って・・・うわぁー!人の膝の上で吐くなぁー!!」「ラクスー!シーン!」
ビュィィィィン
ラクスダウンと同時にセイバーとインパルスがPSダウン、エネルギー切れ。
そこに敵の攻撃が飛び込んでくる。
「うわぁー!!」「おえおえおえ〜!」「くそぉぅっ!!」

ぴかっ!だだだだだだだ!!ぼがーーーん!!!

三人が死に掛けたその時、青空の彼方から二本のビームサーベルが飛来、
回転しながら飛んで来たそれは、セイバーとインパルスに被弾するはずだった攻撃を全て弾いてみせた。
「何だ!?」
びゅーん!
空を切る鋭い音がし、その音と共に天空からすごい速さで一機のMSが地上へと墜落してきた。

ばきぐしゃどごっばごーんぼきぼきぼーんからんからん

派手に墜落したMSは数秒倒れ込んだ。その後一瞬にして起立してみせた。
「何だあのMS!?」「酔い止めシロップ・・・酔い止め・・うぷっ」「あれは!?」
起立したMSは派手に落ちたにも関わらず無傷。パイロットと、一緒に乗る人物が口を開く。
「この戦闘、ソレスタルビーイングの俺、ガンダムと」
「この僕、キラ・ヤマトが介入する!」
異次元から応援を連れてキラが帰って来たのだ。

60 :ホシノ:2007/12/13(木) 13:13:27 ID:???
「キラ・ヤマト・・・・キラさんなのか!?」「キラ・・・・助け・・・酔って」「キラ!間に合ったか!」
「みんな無事だったんだね!よかった!」
「キラさん、そのMSは?」
「え?うん、このMSは」

「この機体はエクシア・・・そして・・俺がガンダムだ」

「エクシアっていう機体らしいよ。そしてこの人がガンダムさん」
「エクシア・・・(見た事が無い機体だ)」

「これより排除行動に移る」
エクシアが機動。
まず小走りで地面に落ちたビームサーベル二本を拾い、腰に収納する。
その間、敵の攻撃を無茶苦茶喰らいまくってダメージを受けたが
「俺がガンダムだ」
ガンダムは平気だった。
エクシア本格的に機動。
GNソードという異次元の圧倒的な力を使い、三分で敵を全滅させた。

「ありがとうございますガンダムさん!」
「俺がガンダムだ」
「俺、シンって言います」
「俺がガンダムだ」
「本当にもう駄目かと思いました」
「俺がガンダムだ」
「俺・・・・ガンダムさんに感動しました!俺もガンダムさんみたいに・・」
「俺がガンダムだ」
シンとガンダムは友情を深め合った。

キラは異次元にワープしてガンダムさんに協力を頼んでいたのだ。
キラはかつて、アスランの自爆攻撃を異次元ワープ能力によって回避した程のSEED戦士だ。だから出来た。
シン、ラクス、アスラン、キラ、ガンダムはしばらく楽しくおしゃべりをした。
そして、おしゃべり中に今度は強力な敵が現れた。

「お前達、マルキオ様のために排除する」
ファントムペインのスウェン、ミューディー、シャムスがマルキオ電波に操られて襲撃に来たのだ。

「くそう!新しい敵か!?」
「大丈夫だよシン」
「キラさん?」
「ガンダムから教えてもらった新しい力で、今度は僕が敵を撃つ!」
「新しい力!?」
キラは一人だけシン達から離れると、空を見上げながら叫び出した。
「うん・・・来て・・・・来ていいよ。
僕は、ガンダムだ!フリイィィダァァァァァァァム!!!」
叫びと共にキラは青い光に包まれ、一瞬にして、壊れて消えたはずのフリーダムへと姿を変えた。
キラはSEEDの力を応用してフリーダムを復活させたのだ。

61 :ホシノ:2007/12/13(木) 13:33:12 ID:???
「はぁっ!」
フリーダムへと変身したキラはファントムペイン三人を相手に押している。
「すげぇやキラさん!」
「僕はフリーダムだ!
あっ、一体そっちに!」
フリーダムの攻撃を掻い潜ったブルデュエルがラクスを殺すべくシン達の方へ突っ込んで行く。
フリーダムはノワールとヴェルデのダブル攻撃を受けていて止めにかかれない。
「うわぁ!!
ガ、ガンダムさん助けてー!」
「・・・・・・っ?」
ガンダムさんはエクシアに乗っていなかった。ぼけっと地面に突っ立ってるだけだった。ちょっとぼーっとしてしまっていた。
事態に気付いたガンダムさんはエクシアに急いで乗ろうとして、
うっかり足を滑らせて高さ五メートルから地面に落下して気絶した。
「ガ、ガンダムさーん!!!うわぁーもう駄目だー!」
「諦めないでシン!」
「キラさん!?」
「君も僕みたいにMSになれる!」
「!?」
「心に強くMSをイメージしさえすれば、MSが君と常に一つになってくれる!
動力は勇気と愛と安らぎの心なんだ!だから君も今戦える!」
「意味が分からないよキラさん!!」
「心を強く持って!!インパルスを愛して!!」

「お前も、ガンダムだ」
地面で倒れこんでいたガンダムさんが目を開けて、シンに向けて呟いた。
「俺も・・・・ガンダム!?」
「機体を愛しさえすれば・・・・なれる。ガンダムに」
「機体を、愛する・・」

そうだ、愛するんだ。
意味不明だけど、なんだか電波で操られてるのは敵じゃなくてこいつらじゃないのか?と思えてくるけど、でも、
今は生きるために信じるしかない!
「俺はガンダム・・・・インパルス・・・俺はインパルス」

俺はインパルス俺はインパルス俺はインパルス俺はインパルス俺はインパルス

「俺はインパルス!!」
インパルスの機体を見詰めながら心をインパルスと一つに・・・・シンの心はインパルスと共に!
「俺はやれる!やれるぞ!俺は強いんだ!
俺はみんなを守るんだ!俺は世界中の人々の中の愛を守るんだ!」
やれる!やれる!やれる! やれる!!!
「俺はガンダムだーーー!!!」
シンの熱い思いがインパルスの力を覚醒させる!!!

62 :ホシノ:2007/12/13(木) 14:00:19 ID:???
「危ないみんな避けろー!!」

ばっごーーーん!!!

「ぶっひゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!」
シンの熱意も虚しく何も起きず、
一人だけ突っ込んできたブルデュエルの攻撃をかわせず喰らい、空の彼方へと飛んで行った。
「・・・・・やはり無理だったか」
ガンダムさんは地面に寝たまま呟いた。
ラクスとアスランはシンを置いて逃げてたので無事だった。

その後、フリーダムの活躍によってファントムペインを全滅させた。
フリーダムのデュートリオンビームによってファントムペインの三人は目覚め、マルキオの電波から開放された。
スウェンは機体から降りると話掛けてきた。
スウェンに自分と似た何かを感じたのか、ガンダムさんは率先して受け答えし出した。
「助かった・・」「助けた覚えは無い」
「色々思い出した・・・・そうだ、俺は他の世界でスターゲイザーを・・」「俺がガンダムだ」
「全て分かった・・・・・・これからはお前達に協力する。連合に戻ってスパイとして活動する」
「俺はソレスタルビーイングのガンダムマイスター、セツナ・F・セイエイ」
スウェン達が仲間になった。

スウェン達はラクス達と握手を交わした後、スパイ活動のために連合側へと帰って行った。
「新しい仲間が増えましたね」
「そうだね、ラクス」
「これから益々戦いが厳しくなるかもしれないが、俺達には仲間が居る!」
ラクス、キラ、アスランは新しい仲間に喜びつつ、更なる戦いに備えて決意を深めるのだった。

「もう帰るんだね、セツナ」
「ああ・・・・・次の任務がある」
「今度必ず君の世界に遊びに行くから、その時はよろしくね!」
「ああ・・」
キラの見送りを背に、ガンダム=セツナは西暦の世界に帰って行った。

彼のお陰でキラはフリーダムの力をSEEDによって呼び覚まし、何時でもフリーダムになれるようになった。
アスランもキラに教えてもらってセイバーと同化、
セイバーはアスランの体に吸収された。
これからはフリーダムもセイバーも、キラとアスランが強く思えば何時でも呼び出せる。
燃料は心の力、もう基地を襲撃してエネルギー強奪とか言わなくて済む。
ありがとうガンダム、ありがとうガンダムマイスターセツナ!

「うぅ・・」
海を越えて飛ばされたシン。ラクス達と分断された彼の次なる苦難は如何に? 完

63 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/14(金) 01:39:40 ID:???
>>57-62
GJ!あんた最高だよ!!

64 :通常の名無しさんの3倍:2007/12/16(日) 09:12:52 ID:???
保守

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